JPH0736892A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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JPH0736892A
JPH0736892A JP5176511A JP17651193A JPH0736892A JP H0736892 A JPH0736892 A JP H0736892A JP 5176511 A JP5176511 A JP 5176511A JP 17651193 A JP17651193 A JP 17651193A JP H0736892 A JPH0736892 A JP H0736892A
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JP
Japan
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adverb
word
dictionary
language
translation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5176511A
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English (en)
Inventor
Seiko Yoshiyama
盛子 吉山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0736892A publication Critical patent/JPH0736892A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械翻訳装置にて、訳語を修飾する副詞につ
いても生成用辞書を検索して、得られた情報を使って副
詞の処理を行い、より高品質な訳を得る。 【構成】 入力された日本文を構文解析し(S4)、構
文変換部にて、変換用辞書を検索して各日本語の単語が
英語の単語に置き換えられ、訳語を修飾する副詞があれ
ばそれも付加される(S51)。次に、助詞が比較を表
すのに適切な前置詞に置き換えられ(S52)、訳語を
比較級にするという情報を付加する(S53)。そし
て、構文生成部にて、各単語あるいは句に対して生成用
辞書を検索すると共に(S61)、訳語の比較級情報に
基づいて修飾する副詞についても生成用辞書を検索して
その比較級を得る(S62)。続いて、訳語生成規則に
基づいて英語として正しい構文に生成する(S63)。
形態素生成部にて語形の変化等の形態素生成処理を行い
(S7)、最終的に英訳文を得る(S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は第1言語の文を第2言語
の文に自動的に翻訳する機械翻訳装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを利用して入力文を
自動的に翻訳する機械翻訳システムが注目されている。
こうした機械翻訳装置は、基本的には入力文を形態素解
析、構文解析するなどして語や句等の所定の処理単位に
分割し、その処理単位ごとに複数の翻訳辞書を検索し
て、対応する訳語などを見いだし、それを所定の訳文生
成規則に従って結合するなどして、訳文を得るように構
成されている。
【0003】従来、この種の機械翻訳装置においては、
第1言語に対応した第2言語の訳語と共に、その訳語を
修飾する副詞を予め翻訳辞書に登録していた。例えば、
「長持ちする」という日本語見出し語に対する訳語とし
て“last”が変換用辞書に登録されており、更にこの英
語見出し語“last”を修飾する副詞として“long”が変
換用辞書に登録されている。また、生成用辞書には英語
見出し語“long”の比較級や最上級が登録されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機械翻訳装置において、例えば、日本文「この机はあの
机より長持ちする。」を翻訳する場合に、「長持ちす
る」に対応する訳語として“last”を、またその英語を
修飾する副詞として“long”を変換用辞書に登録してい
たが、“long”の変化については生成用辞書を検索する
ことなく、ただ単に“last”の後ろに“long”を生成し
ていたに過ぎない。
【0005】すなわち、生成用辞書に基づいて、“lon
g”を比較級変化させて“This desklasts longer than
that desk.”と翻訳したくても、“long”について生成
用辞書を検索することがなかったために、比較級の“lo
nger”という情報を得ることができず、単に“This des
k lasts long more than that desk. ”と翻訳していた
にすぎなかった。このため、自動翻訳後、正しい翻訳文
を得るべく、オペレータが翻訳結果文を訂正しなければ
ならなかった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、第1言語の見出し語に対応する
第2言語の訳語と共に、その訳語を修飾する副詞を登録
しておき、翻訳時に、その副詞についても第2言語の辞
書を検索して、そこで得られた辞書情報を利用して、高
品質な翻訳文を出力することができる機械翻訳装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の機械翻訳装置は、第1言語を入力する入力
部と、その入力部により入力された第1言語の見出し語
に対応した品詞および第2言語の訳語と、その訳語を修
飾する副詞とを格納した第1の辞書と、その第1の辞書
に基づいて、第1言語を第2言語に翻訳する翻訳部とを
備えた機械翻訳装置であって、第2言語の訳語を修飾す
る副詞の変化情報とを格納した第2の辞書と、翻訳時
に、第2言語の訳語を修飾する副詞が存在した場合、第
2の辞書に格納された訳語の修飾用副詞の変化情報を検
索する検索手段とを備えており、翻訳部が検索手段によ
り検索された副詞の変化情報を利用して、第1言語を第
2言語に翻訳するものである。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の機械翻訳装置にお
いては、入力部により第1言語が入力された後、翻訳部
が、第1言語の見出し語に対応する第2言語の訳語と共
に、その訳語を修飾する副詞が格納された第1の辞書に
基づき、第1言語を第2言語に翻訳する。このとき、第
2言語の訳語を修飾する副詞が存在した場合、検索手段
により、第2言語の訳語を修飾する副詞の変化情報とを
格納した第2の辞書を検索し、翻訳部が、検索された副
詞の変化情報を使って副詞の処理を行い、より自然な第
2言語に翻訳する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】本実施例においては、第1言語を日本語、
第2言語を英語とした場合について説明する。
【0011】また、本実施例における英語の訳語を修飾
する副詞とは、“completely”,“today” のような一
般的な副詞の他に、“in the morning”,“in the en
d”のような前置詞句や、“back and forth”,“as sc
heduled”のようなその他の副詞句を指すものとする。
【0012】図1は、本発明に関する機械翻訳装置のハ
ードウェア構成を機能的に示すブロック図である。この
機械翻訳装置10は、CPU等で構成されたデータ処理
部12と、キーボード等から成る入力部14と、CRT
等から成る表示部16と、走査型プリンタ等から成る印
刷部18とから構成されている。
【0013】データ処理部12内には、入力部14から
入力された入力文を必要に応じて適切な形に編集する前
編集部20と、前編集部20より入力文を受けて第2言
語に翻訳する翻訳部24と、ハードディスクまたは光デ
ィスクなどに格納された辞書部26と、翻訳部24にて
得られた翻訳結果文を編集する後編集部28とが、ソフ
トウエア的に実現されて内蔵されている。
【0014】辞書部26は、形態素解析時、構文解析時
に使用する解析用辞書と、構文変換時に使用する変換用
辞書と、構文生成時に使用する生成用辞書から構成され
ている。
【0015】また、翻訳部24内には、解析用辞書を参
照しながら形態素解析し、単語毎に分割してそれぞれの
単語に単語情報等を付加する形態素解析部30と、同様
に解析用辞書を参照しながら単語を句へとまとめあげ、
係り受け解析等の構文解析を行う構文解析部32と、そ
の構文解析の結果に基づいて日本語を英語の構造へ変換
し、変換用辞書を検索して各単語を訳語に置き換える構
文変換部34と、生成用辞書を検索し、訳語生成規則に
基づいて英語として正しい構造に生成する構文生成部3
6と、語形の変化などの形態素生成を行う形態素生成部
38とが設けられている。
【0016】次に、このように構成された機械翻訳装置
10における翻訳処理について図2を参照しながら説明
する。
【0017】まず、入力文である日本文、例えば「この
机はあの机より長持ちする。」が入力部14の文字キー
を操作して入力され、翻訳キーが操作されると(S
1)、その日本文は前編集部20で必要に応じて適切な
形に編集された後、翻訳部24へ送られる(S2)。翻
訳部24に送られた日本文は、図3に示すように、形態
素解析部30にて解析用辞書を参照しながら形態素解析
され、単語単位に分割されてそれぞれの単語に単語情報
などが付加される(S3)。なお、図3における記号/
は分割位置を示している。
【0018】続いて、図4に示すように、構文解析部3
2において、解析用辞書を参照しながら単語を句へとま
とめあげ、係り受け解析等の構文解析が行われる(S
4)。次いで、図5に示すように、構文変換部34に
て、変換用辞書を検索して各日本語の単語を英語の訳語
に置き換える(S5)。つまり、ここで日本語の各々の
格要素に対して英語の格要素を対応づけ、適切な英語の
構造に変換する。
【0019】そして、構文変換部34において英語の構
造に変換された文は、構文生成部36に引き渡される。
まず、ここでも同様にそれぞれの単語あるいは単語のま
とまり(句)に対して生成用辞書を検索し、訳語生成規
則に基づいて英語として正しい構文に生成する(S
6)。続いて、形態素生成部38において語形の変化等
の形態素生成を行い、英訳文“This desk lasts longer
than that desk.”が生成される(S7)。このように
して生成された英訳文は後編集部28で自由に編集され
(S8)、表示部16に表示されたり、あるいは印刷部
18によって出力される(S9)。
【0020】次に、本機械翻訳装置10における前記構
文変換部34での構文変換処理(S5)及び構文生成部
36での構文生成処理(S6)について、図8を参照し
ながら詳細に説明する。
【0021】図6は日本語見出し語「長持ちする」の変
換用辞書の構造を示す図であり、図7は“long”の生成
用辞書の構造を示す図である。
【0022】前記S4における構文解析処理では、日本
文において、「この机」が「長持ちする」の主語(sub
j)であり、「あの机」は「より」という助詞がついて
「この机」とは比較対象(cor)にあることが解析され
る。
【0023】そして、構文変換部34に送られた入力文
は、変換用辞書を検索して各日本語の単語が英語の単語
に置き換えられると同時に、訳語を修飾する副詞があれ
ばそれも付加される(S51)。つまり、「この」とい
う連体詞(det)は“this”、「机」という名詞は“des
k”、「あの」という連体詞(det) は“that”、そし
て「長持ちする」という動詞は“last”に置き換えられ
ると同時に、これを修飾する副詞“long”も付加され
る。次に、「より」という助詞が比較を表すのに適切な
“than”という前置詞に置き換えられる(S52)。続
いて、訳語を比較級にするという情報を付加する(S5
3)。ただし、訳語を修飾する副詞がある場合はそちら
にその情報が付加される。
【0024】そして、構文生成部36にて、それぞれの
単語あるいは単語のまとまり(句)に対して生成用辞書
を検索すると共に(S61)、前記訳語の比較級情報に
基づいて修飾する副詞“long”についても生成用辞書を
検索して比較級“longer”を得る(S62)。続いて、
訳語生成規則に基づいて英語として正しい構文に生成す
る(S63)。形態素生成部38において語形の変化等
の形態素生成処理を行い(S7)、最終的に“This des
k lasts longer than that desk.”という英訳文を得る
(S10)。
【0025】このように構成することにより、本機械翻
訳装置は、日本語の見出し語に対応する英語の訳語と、
その訳語を修飾する副詞とが変換用辞書に登録されてい
ると共に、その副詞の変形状態が生成用辞書に記憶され
ており、構文変換処理時に、訳語を修飾する副詞につい
て生成用辞書を検索して、そこで得られた比較級などの
辞書情報を得て、より自然な翻訳文を生成することがで
きる。
【0026】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、日本語の見出し語の訳語を修飾する副詞の辞
書を検索して得られる辞書情報を利用して、他の処理を
行うことも可能である。これによって、翻訳の品質をよ
り一層向上させることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の機械翻訳装置によれば、翻訳部が、第1言語の
見出し語に対応する第2言語の訳語と共に、その訳語を
修飾する副詞が格納された第1の辞書に基づき、第1言
語を第2言語に翻訳し、このとき、第2言語の訳語を修
飾する副詞が存在した場合、検索手段により、第2言語
の訳語を修飾する副詞の変化情報とを格納した第2の辞
書を検索し、検索された副詞の変化情報を利用して、第
1言語を第2言語に翻訳するので、オペレータが翻訳結
果文を訂正しなくても良い、高品質な翻訳文を出力すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例が適用された機械翻訳装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施例の翻訳処理全体のフローチャートであ
る。
【図3】本実施例の形態素生成過程を概略的に説明する
図である。
【図4】本実施例の構文解析過程を概略的に説明する図
である。
【図5】本実施例の構文変換過程を概略的に説明する図
である。
【図6】本実施例の変換用辞書の構造を示す図である。
【図7】本実施例の生成用辞書の構造を示す図である。
【図8】本実施例の翻訳処理の一部を詳細に示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 機械翻訳装置 12 データ処理部 14 入力部 16 表示部 18 印刷部 20 前編集部 24 翻訳部 26 辞書部 28 後編集部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1言語を入力する入力部と、その入力
    部により入力された第1言語の見出し語に対応した品詞
    および第2言語の訳語と、その訳語を修飾する副詞とを
    格納した第1の辞書と、その第1の辞書に基づいて、第
    1言語を第2言語に翻訳する翻訳部とを備えた機械翻訳
    装置において、 前記第2言語の訳語を修飾する副詞の変化情報とを格納
    した第2の辞書と、 翻訳時に、前記第2言語の訳語を修飾する副詞が存在し
    た場合、前記第2の辞書に格納された訳語の修飾用副詞
    の変化情報を検索する検索手段とを備え、 前記翻訳部が前記検索手段により検索された副詞の変化
    情報を利用して、前記第1言語を前記第2言語に翻訳す
    ることを特徴とする機械翻訳装置。
JP5176511A 1993-07-16 1993-07-16 機械翻訳装置 Pending JPH0736892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5176511A JPH0736892A (ja) 1993-07-16 1993-07-16 機械翻訳装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5176511A JPH0736892A (ja) 1993-07-16 1993-07-16 機械翻訳装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0736892A true JPH0736892A (ja) 1995-02-07

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ID=16014909

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5176511A Pending JPH0736892A (ja) 1993-07-16 1993-07-16 機械翻訳装置

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