JPH06180378A - 世界時計 - Google Patents

世界時計

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Publication number
JPH06180378A
JPH06180378A JP4352957A JP35295792A JPH06180378A JP H06180378 A JPH06180378 A JP H06180378A JP 4352957 A JP4352957 A JP 4352957A JP 35295792 A JP35295792 A JP 35295792A JP H06180378 A JPH06180378 A JP H06180378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
city
world
name
time
stored
Prior art date
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Pending
Application number
JP4352957A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kuroki
保雄 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4352957A priority Critical patent/JPH06180378A/ja
Publication of JPH06180378A publication Critical patent/JPH06180378A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザーの好みに応じて都市名表示を自由に
変更することのできる世界時計を提供することを目的と
する。 【構成】 世界の複数の都市名をあらかじめ記憶する標
準都市名記憶手段2と、ユーザーが入力した都市名を記
憶するユーザー都市名記憶手段3とを備え、これらの記
憶手段のいずれか一方の記憶手段の記憶する都市名を表
示手段5に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、世界各国の任意の都市
や国等の地域の時刻を表示することのできる世界時計に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の世界時計では、世界の主
要都市の都市名と時差情報とをあらかじめ記憶してお
り、ユーザーの選択により都市名及び時差修正されたそ
の都市の時刻を表示していた。そして、これらの都市名
はGMT(グリニッジ標準時)からの時差が0,1,
2,・・・,23時間となる24箇所の代表的な都市名
がROM内にあらかじめ記憶保持されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の世界時計では、ROM内に記憶されている一定の都市
名しか表示することができなかったので、例えば日本で
は、名古屋に住む人が使用する場合であっても、日本国
内の地名としては「東京」のみが用意されているにすぎ
ず、自己の居住地名をそのまま表示させることはできな
いという問題点があった。また、海外旅行に際しても行
先の地名がそのまま含まれているとは限らず、時差を等
しくする別の地名で代用することになり、時差の変更に
際しての認識性が悪く、世界時計としての使い勝手が悪
いという問題点もあった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、ユーザーの好みに応じて都市名表示を自由に変更す
ることのできる世界時計を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の世界時計は、世界の複数の地域名、例えば都
市名をあらかじめ記憶する記憶手段と、ユーザーが入力
した都市名を記憶する記憶手段とを備え、ユーザーが前
記両記憶手段のいずれかを選択できるようにして、選択
された記憶手段の記憶する都市名を表示するようにした
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成からなる本発明の世界時計では、ユー
ザーが入力した記憶手段の都市名を表示させることも、
また記憶手段にあらかじめ記憶されている都市名を表示
することもできる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る世界
時計の一実施例を説明する。図1は腕時計に組み込まれ
た世界時計の基本構成を示すブロック図である。図にお
いて、マイクロプロセッサ(CPU)1は、後述するよ
うにROM2に記憶されたマイクロプログラムに基づ
き、計時動作や表示動作を含む世界時計全体の制御動作
を行うものである。ROM(リード・オンリ・メモリ)
2は上記マイクロプログラムと標準都市名等のデータを
あらかじめ固定的に記憶している。RAM(ランダム・
アクセス・メモリー)3には後述する各種データが記憶
される。また、表示ドライバ4は、LCD(液晶表示装
置)5を駆動する回路である。発振器6から出力される
基準発振信号は、分周・タイミング信号発生回路7に送
られ、各種タイミング信号や時刻表示を更新するために
1秒毎の計時タイミングを生成しCPU1に送る。ま
た、キー入力部8は具体的にはキーK1〜K5までの5
つのキーを含むが、それら各キーの動作は後述する。
【0008】まず、ROM2内部の記憶データについて
説明する。ROM2には上述した如く、マイクロプログ
ラムと世界の24の都市について、その都市名データと
時差データとが記憶されている。具体的には、イギリス
の都市名ロンドンが、GMTとの時差(ゼロ時間)とと
もに「LONDON,0」と記録され、GMTに対し時
差が+1時間のパリが「PARIS,+1」、以下同様
に「CAIRO,+2」・・・「TOKYO,+9」、
「SYDNEY,+10」・・・のように記憶されてい
る。そして、これら各都市及びその時差は後述するRA
M3の都市番号レジスタNの値に応じてアドレス指定さ
れ読み出される。
【0009】次に、RAM3内部の記憶データについて
説明する。RAM3の内部は図2のような記憶領域に分
割されている。このうち表示レジスタR,都市番号レジ
スタN,計時レジスタTは世界時計としての一般的機能
のために従来から備えられていたもので、これに対し、
都市番号レジスタL0 ,L1 ,・・・と都市名記憶部M
0 ,M1 ,・・・とは後述するユーザー都市名記憶手段
をなすものである。以下、それぞれの領域を説明する
と、まず、表示レジスタRはLCD5に表示するデータ
を記憶する領域である。計時レジスタTは都市番号レジ
スタNで指定された都市の現在の時刻を計時するのに用
いられる領域で、このデータは1秒毎にCPU1により
更新されるほか、都市を選択して都市番号レジスタNの
値を変更するたびに時差に応じた時刻修正が施されるも
のである。
【0010】一方、ユーザー都市名記憶手段は、都市番
号レジスタL0 ,L1 ,・・・と夫々対応して設けられ
た都市名記憶部M0 ,M1 ,・・・とからなるが、ユー
ザーが入力した都市名が記憶されるのは都市名記憶部M
0 ,M1 ,・・・である。例えば都市名表示を「TOK
YO」から「NAGOYA」へ変更したときには、領域
0 に「NAGOYA」の文字列が記憶される。そし
て、このとき番号L0 には、変更を受けた都市すなわち
東京の都市番号データが記憶される。
【0011】次に、本実施例の世界時計の動作につい
て、図3のフローチャートを参照して説明する。図示の
通りこの世界時計では、通常はステップSa1のHAL
T状態にてCPU1の動作が実質的に停止している。そ
して、1秒毎の計時タイミング信号による割込に従っ
て、ステップSa2〜4の計時・表示処理を行う。ま
た、キー入力による割込を受け付けると、押されたキー
に応じてSb,Sc,Sd,Seとして示した各処理を
行う。即ち、キーK1が押されるとステップSb1〜7
にて都市の変更、即ち都市の選択を1つ進めてその都市
の時刻を表示する。キーK2が押されるとステップSc
1〜4にて時刻修正モードと通常モードとの切換えを行
う。キーK3が押されるとステップSd1〜5にてユー
ザー都市名の入力設定モードへの変更を行う。また、ス
テップSe1キー4,5のキー入力は時刻修正および都
市名入力で設定値を入力するのに使用される。
【0012】まず、ステップSa2〜4について説明す
る。このルーチンは1秒毎に実行される。ステップSa
2では計時レジスタT(図2)の値に1だけ加算して時
刻を1秒進める。次にステップSa3では都市番号レジ
スタNの値基づいて、ROM2から対応する都市名デー
タ及び時差を読み出して都市名及び時差を表示し、さら
にステップSa4にて日付と時刻とを表示する。
【0013】次に、ステップSb1〜7について説明す
る。このルーチンはキーK1が押された場合に実行され
る。このルーチンは都市表示を1つずつ進めて、1時間
だけ時差の大きい都市を表示するものである。まずステ
ップSb1でK1キー押下と判断すると、ステップSb
2にて都市番号レジスタN(図2)の値をインクリメン
トする。ステップSb3では、インクリメントされた番
号Nと同一の都市番号を有するユーザー都市名が記憶さ
れているかどうかを検索し(具体的には都市番号レジス
タL0 ,L1 ,L2 ・・・以下にNと同一の値が存在す
るかどうかを調べる)、同一番号が存在すれば対応する
都市名記憶部Mi (i=0,1,・・・)に記憶されて
いる文字列、即ち都市名を表示し、一方、存在しなけれ
ばROM内に記憶されている都市番号レジスタNに対応
する都市名及び時差表示する。このように、ステップS
b3〜Sb5では都市の選択を行う。このあとステップ
Sb6で計時レジスタTに対し、+1時間の時差修正を
行って、日付と時刻とを表示(ステップSb7)してか
ら、再びHALT状態(ステップSa1)へ移行する。
以上によれば、世界時計の表示面は図4及び図5のよう
に変化することとなる。
【0014】即ち、例えばホンコンの時刻が表示されて
いる状態で、K1キーが操作され、都市番号レジスタN
がステップSb2で+1され、次のステップSb3でレ
ジスタL0 ,L1 ,L2 ・・・のいずれにも同一番号が
存在しなかった場合には、次のステップSb5で図5の
Aに示すようにROM2に記憶されている。東京の都市
名と時差が表示され、次のステップSb6でホンコンか
ら東京に切換えられたことに伴う時差修正がなされ(+
1時間)、表示されるものである。そして、更にK1キ
ーが操作されると同様にして、次の都市シドニーの都市
名、時差及び時刻が図5のBに示すように表示される。
【0015】これに対し、後述K4,K5キーの操作に
より、例えばレジスタL0 に番号(時差)+9、都市名
記憶部M0 にNAGOYAの文字列が(都市名)が記憶
されていたとすると、ステップSb3で同一番号である
ことが検出され、次のステップSb5で、このレジスタ
0 の時差及び都市名記憶部M0 の都市名が表示され
る。すなわち、図4のAの如く表示されるものである。
【0016】次に、ステップSc1〜4について説明す
る。このルーチンはキーK2が押された場合に実行され
る(ステップSc1)。このルーチンは世界時計の動作
を時刻修正モードと通常モードと交互に切り換えるもの
である。即ち、ステップSc2にて内部のモード設定フ
ラグ(図示せず)を参照し、時刻修正モードであれば新
たに通常モードに切り換え(ステップSc3)、逆にフ
ラグが通常モードであれば時刻修正モードに動作を切り
換える(ステップSc4)。なお、実際の時刻合わせ動
作はステップSe1のキーK4,K5の操作により行
う。キーK4により修正する桁位置を選択し、キーK5
により当該桁の値を1づつ進めるのである。この手法は
公知であるので、ステップSe1の1ブロックとして示
すに止める。また、図5はキーK1,2を押下したとき
の表示面の変化を示している。図のように任意の都市を
キーK1で選択し、キーK2で時刻修正モードとするこ
とによりその都市を基準として時刻合わせを行うことが
できる。
【0017】次に、ステップSd1〜5について説明す
る。このルーチンはキーK3が押された場合に実行され
る(ステップSd1)。このルーチンはユーザーの所望
する都市名を設定する都市名設定モードと前述した時刻
修正モードとを切換えるためのものである。ステップS
d2にて内部のモード設定フラグ(図示せず)を参照
し、図6のAに示すようにすでに時刻修正モードであれ
ば(図では時単位の修正中)ステップSd3,Sd4に
て図6のBの都市名設定モードに切り換え、逆にフラグ
が都市名設定モードであれば時刻修正モードに動作を切
り換える。これにより、キーK3が操作される毎に図6
に示すように、時刻修正モードのAと都市名設定モード
のBとが切り換わる。なおステップSd3では修正中の
都市番号、即ち現在選択されている都市番号レジスタN
の値を番号Li の領域に転送し、どの都市名に対してユ
ーザーが差し替え表示を求めているのかを記録する。そ
して対応する都市名記憶部Mi には前記時刻修正モード
と同様にK4,K5にてアルファベット文字列を設定す
る。
【0018】尚、上記実施例では変更される地域データ
として都市名を記憶表示するようにしたが国、或いは、
その他の文字データであってもよいものである。また、
腕時計に限らず、置時計、或いは電子手帳、パソコン等
のような電子機器にも適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の世界時計に
よれば、ユーザーが所望する地域名を記憶することと
し、この記憶されている地域名を表示するようにしたの
で、標準に内蔵されている都市名が気に入らない場合に
は、ユーザーの好みに応じて地域名表示を自由に変更す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による世界時計の基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】RAM内部の記憶領域を説明する図である。
【図3】実施例の世界時計の動作を示すフローチャート
である。
【図4】キーK1押下時の表示の変化を説明する図であ
る。
【図5】キーK1およびK2押下時の表示の変化を説明
する図である。
【図6】キーK3押下時の表示の変化を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 表示ドライバ 5 LCD(表示手段) 6 発振器 7 分周器 8 キー入力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 世界の複数の地域名データがあらかじめ
    記憶された固定地域名記憶手段と、キー入力により設定
    された地域名データを記憶する設定地域名記憶手段と、
    前記固定地域名記憶手段および前記設定地域名記憶手段
    のいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段により
    選択された記憶手段に記憶されている地域名データを表
    示する表示手段とを具備したことを特徴とする世界時
    計。
JP4352957A 1992-12-11 1992-12-11 世界時計 Pending JPH06180378A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4352957A JPH06180378A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 世界時計

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JP4352957A JPH06180378A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 世界時計

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JPH06180378A true JPH06180378A (ja) 1994-06-28

Family

ID=18427615

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4352957A Pending JPH06180378A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 世界時計

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JP (1) JPH06180378A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5982710A (en) * 1997-03-14 1999-11-09 Rawat; Prem P. Method and apparatus for providing time using cartesian coordinates
JP4580110B2 (ja) * 2000-01-25 2010-11-10 シチズンホールディングス株式会社 電子時計

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