JPH0616357Y2 - ワ−ルドタイム表示機能付アナログ電子時計 - Google Patents
ワ−ルドタイム表示機能付アナログ電子時計Info
- Publication number
- JPH0616357Y2 JPH0616357Y2 JP1987057605U JP5760587U JPH0616357Y2 JP H0616357 Y2 JPH0616357 Y2 JP H0616357Y2 JP 1987057605 U JP1987057605 U JP 1987057605U JP 5760587 U JP5760587 U JP 5760587U JP H0616357 Y2 JPH0616357 Y2 JP H0616357Y2
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- hour
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- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、世界各地の現地時刻を表示するワールドタイ
ム機能の付いたワールドタイム機能付アナログ電子時計
に関する。
ム機能の付いたワールドタイム機能付アナログ電子時計
に関する。
最近、国際化の波の中で海外出張や海外旅行の機会が増
えるとともに、為替ディーリング等のように海外の主要
都市の市場の動向を24時間監視しなければならないよ
うな仕事が増加している。このため、世界の主要都市の
現地時間を知ることができる時計が求められると共に、
その需要が高まっている。
えるとともに、為替ディーリング等のように海外の主要
都市の市場の動向を24時間監視しなければならないよ
うな仕事が増加している。このため、世界の主要都市の
現地時間を知ることができる時計が求められると共に、
その需要が高まっている。
従来、そのような世界の主要都市の現地時間を知ること
のできる機能、いわゆるワールドタイム表示機能の付い
た電子時計としては、アナログ時計にデジタル表示部が
付いたデジアナ(デジタル・アナログ)時計が知られて
おり、デジタル表示部に選択された都市の現地時刻を表
示するようにしている。
のできる機能、いわゆるワールドタイム表示機能の付い
た電子時計としては、アナログ時計にデジタル表示部が
付いたデジアナ(デジタル・アナログ)時計が知られて
おり、デジタル表示部に選択された都市の現地時刻を表
示するようにしている。
また、デジタル時計の中にも選択された都市をデジタル
表示により知らせるようにしたものがある。
表示により知らせるようにしたものがある。
しかしながら、アナログ電子時計においてはワールドタ
イム機能の付いた電子時計はほとんど製品化されていな
いのが現状である。また、なかには早見表に合わせて回
転ベゼルをセットして世界各地の現地時刻を読み取るよ
うにしたものもあるが、手動による操作が煩わしく不便
であるためあまり普及していない。
イム機能の付いた電子時計はほとんど製品化されていな
いのが現状である。また、なかには早見表に合わせて回
転ベゼルをセットして世界各地の現地時刻を読み取るよ
うにしたものもあるが、手動による操作が煩わしく不便
であるためあまり普及していない。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、簡単な操作で、世
界の各地域の現地時刻を読み取ることのできる便利なワ
ールドタイム機能付アナログ電子時計を提供することを
目的とする。
界の各地域の現地時刻を読み取ることのできる便利なワ
ールドタイム機能付アナログ電子時計を提供することを
目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、時針及び分針の
周囲に電気光学的時字表示部を配置し、時差のある世界
各地を選択する地域選択スイッチ手段により、新たな地
域が選択された際に地域表示手段で新たに選択された地
域を表示すると共に選択された地域に応じて電気光学的
時字表示部の表示数字を時針が地域表示手段で表示され
ている地域の時刻を指示するように変更したことを要点
とする。
周囲に電気光学的時字表示部を配置し、時差のある世界
各地を選択する地域選択スイッチ手段により、新たな地
域が選択された際に地域表示手段で新たに選択された地
域を表示すると共に選択された地域に応じて電気光学的
時字表示部の表示数字を時針が地域表示手段で表示され
ている地域の時刻を指示するように変更したことを要点
とする。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図は、本考案の一実施例のアナログ電子腕時計の回
路構成を示すブロック図である。
路構成を示すブロック図である。
同図において、発振回路1は水晶振動子等で構成されて
おり一定周期(例えば32.768KHz)のクロック信号を生
成する。分周回路2は、発振回路1から出力されたクロ
ック信号を分周し、所定周波数の各種分周信号を生成す
るカウンタである。分周回路2の出力する分周信号は、
波形整形回路3により波形整形されてステップモータ4
を駆動するパルス信号となり、ステップモータ4は前記
パルス信号の入力毎に一定角度(ステップ角)だけ回転
し、指針部5の分針5a、時針5bを回転させる。ま
た、分針5a、時針5bは時計本体の側面に配設された
リューズ5cの操作により手動によって初期セットでき
るようになっている。
おり一定周期(例えば32.768KHz)のクロック信号を生
成する。分周回路2は、発振回路1から出力されたクロ
ック信号を分周し、所定周波数の各種分周信号を生成す
るカウンタである。分周回路2の出力する分周信号は、
波形整形回路3により波形整形されてステップモータ4
を駆動するパルス信号となり、ステップモータ4は前記
パルス信号の入力毎に一定角度(ステップ角)だけ回転
し、指針部5の分針5a、時針5bを回転させる。ま
た、分針5a、時針5bは時計本体の側面に配設された
リューズ5cの操作により手動によって初期セットでき
るようになっている。
計時計数回路6は、分周回路2から入力する分周信号を
基に計数を行い現在の時刻(午前/午後、時、分)及び
現在の日付(月、日、曜日)を計時し、現在の時刻
(時、分)をデコーダ18へ送ると共に、現在の時刻
(午前/午後)及び現在の日付(月、日、曜日)を表示
制御部7へ出力する。また、計時計数回路6はワールド
タイム表示モード(後述)の時オアゲート14を介して
入力する加算信号aにより時及び日付計算を行い、時及
び日付計算の結果得られた現在の時刻(午前/午後)及
び現在の日付(月、日、曜日)を表示制御部7に出力す
る。表示制御部7は、計時計数回路6から入力する現在
の時刻(午前/午後)及び現在の日付(月、日、曜日)
をデコードして表示部8に送る。表示部8は、複数のL
CDセグメント(液晶表示素子)から成るセグメント表
示体であり、表示制御部7から入力する表示制御信号の
制御により各LCDセグメントの表示が制御され、表示
するLCDセグメントの組み合により現在の時刻(午前
/午後)及び現在の日付(月、日、曜日)を表示する。
基に計数を行い現在の時刻(午前/午後、時、分)及び
現在の日付(月、日、曜日)を計時し、現在の時刻
(時、分)をデコーダ18へ送ると共に、現在の時刻
(午前/午後)及び現在の日付(月、日、曜日)を表示
制御部7へ出力する。また、計時計数回路6はワールド
タイム表示モード(後述)の時オアゲート14を介して
入力する加算信号aにより時及び日付計算を行い、時及
び日付計算の結果得られた現在の時刻(午前/午後)及
び現在の日付(月、日、曜日)を表示制御部7に出力す
る。表示制御部7は、計時計数回路6から入力する現在
の時刻(午前/午後)及び現在の日付(月、日、曜日)
をデコードして表示部8に送る。表示部8は、複数のL
CDセグメント(液晶表示素子)から成るセグメント表
示体であり、表示制御部7から入力する表示制御信号の
制御により各LCDセグメントの表示が制御され、表示
するLCDセグメントの組み合により現在の時刻(午前
/午後)及び現在の日付(月、日、曜日)を表示する。
キーS1、S2、S3、S4は時計本体の外部に設けら
れたキーであり、キーS1は選択された都市の時刻を表
示する通常表示モードまたは世界の各都市の現地時刻を
表示するワールドタイム表示モードのいずれかのモード
を選択するためのモードキー、キーS2は前記通常表示
モードにおいて日付や時刻の修正を行う修正桁を選択す
るための桁選択キー、キーS3は前記通常表示モードに
おいてキーS2の操作により選択された修正桁のデータ
を修正するための修正キー、キーS4は前記ワールドタ
イム表示モードにおいて所望の都市を選択するための都
市選択キーである。
れたキーであり、キーS1は選択された都市の時刻を表
示する通常表示モードまたは世界の各都市の現地時刻を
表示するワールドタイム表示モードのいずれかのモード
を選択するためのモードキー、キーS2は前記通常表示
モードにおいて日付や時刻の修正を行う修正桁を選択す
るための桁選択キー、キーS3は前記通常表示モードに
おいてキーS2の操作により選択された修正桁のデータ
を修正するための修正キー、キーS4は前記ワールドタ
イム表示モードにおいて所望の都市を選択するための都
市選択キーである。
T−FF9はトグル・フリップフロップでありキーS1
を操作すると、T−FF9の端子TにHレベルが加わ
り、T−FF9のQ、出力は反転する。T−FF9の
Q出力はアンドゲート10、11、12、RS−FF1
7の端子R、時字表示制御部19−1、19−2、・・
・、19−12に入力し、出力はアンドゲート13に
入力する。そして、T−FF9のQ出力がHレベルの時
には通常表示モードが、出力がHレベルの時はワール
ドタイム表示モードが選択される。T−FF9のQ出力
がHレベルの時(通常表示モード)に、キーS2が操作
されると、アンドゲート10から桁選択信号bがHレベ
ルとなって計時計数回路6に加わり、計時計数回路6、
表示制御部7を介して表示部8に表示された〔月〕、
〔日〕、〔曜日〕、〔午前/午後〕の修正桁が移動し、
新たな修正桁が点滅表示となる。また、T−FF9のQ
出力がHレベルの時にキーS3を操作するとアンドゲー
ト11から修正信号CがHレベルとなって計時計数回路
6に加わり計時計数回路6内に記憶された現在日付
(月、日、曜日の各桁から成る)の現在選択されている
桁が修正される。さらに、T−FF9のQ出力がHレベ
ルの時(通常表示モード)にキーS4を操作するとアン
ドゲート12の出力がHレベルとなってオアゲート14
を通過し、加算信号a(Hレベル)となって計時計数回
路6、都市記憶カウンタ15に加わる。計時計数回路6
は、Hレベルの加算信号aを入力すると日付計算を行い
新たな日付(月、日、曜日)及び新たな時刻(午前/午
後)を表示制御部7に出力する。また都市記憶カウンタ
15は、都市名データ発生部16に記憶されている都市
名のアドレスをカウント値として記憶するリングカウン
タであり、例えば24進で構成され加算信号aを入力する
毎にアドレス(カウント値)を1加算し都市名データ発
生部16に出力する。都市名データ発生部16は、複
数、例えば24の都市名データを記憶しているメモリであ
り、時差1時間毎の都市名データを時差順にアドレス0
からアドレス23まで24個記憶している。そして、都市
記憶カウンタ15から入力するアドレスに格納された都
市名データを表示制御部7に出力する。表示制御部7は
入力する都市名データをデコードし表示部8に都市名を
セグメント表示する。
を操作すると、T−FF9の端子TにHレベルが加わ
り、T−FF9のQ、出力は反転する。T−FF9の
Q出力はアンドゲート10、11、12、RS−FF1
7の端子R、時字表示制御部19−1、19−2、・・
・、19−12に入力し、出力はアンドゲート13に
入力する。そして、T−FF9のQ出力がHレベルの時
には通常表示モードが、出力がHレベルの時はワール
ドタイム表示モードが選択される。T−FF9のQ出力
がHレベルの時(通常表示モード)に、キーS2が操作
されると、アンドゲート10から桁選択信号bがHレベ
ルとなって計時計数回路6に加わり、計時計数回路6、
表示制御部7を介して表示部8に表示された〔月〕、
〔日〕、〔曜日〕、〔午前/午後〕の修正桁が移動し、
新たな修正桁が点滅表示となる。また、T−FF9のQ
出力がHレベルの時にキーS3を操作するとアンドゲー
ト11から修正信号CがHレベルとなって計時計数回路
6に加わり計時計数回路6内に記憶された現在日付
(月、日、曜日の各桁から成る)の現在選択されている
桁が修正される。さらに、T−FF9のQ出力がHレベ
ルの時(通常表示モード)にキーS4を操作するとアン
ドゲート12の出力がHレベルとなってオアゲート14
を通過し、加算信号a(Hレベル)となって計時計数回
路6、都市記憶カウンタ15に加わる。計時計数回路6
は、Hレベルの加算信号aを入力すると日付計算を行い
新たな日付(月、日、曜日)及び新たな時刻(午前/午
後)を表示制御部7に出力する。また都市記憶カウンタ
15は、都市名データ発生部16に記憶されている都市
名のアドレスをカウント値として記憶するリングカウン
タであり、例えば24進で構成され加算信号aを入力する
毎にアドレス(カウント値)を1加算し都市名データ発
生部16に出力する。都市名データ発生部16は、複
数、例えば24の都市名データを記憶しているメモリであ
り、時差1時間毎の都市名データを時差順にアドレス0
からアドレス23まで24個記憶している。そして、都市
記憶カウンタ15から入力するアドレスに格納された都
市名データを表示制御部7に出力する。表示制御部7は
入力する都市名データをデコードし表示部8に都市名を
セグメント表示する。
一方、T−FF9の出力がHレベルの時(ワールドタ
イム表示モード)に、キーS4を操作するとアンドゲー
ト13の出力がHレベルとなってオアゲート14を介し
Hレベルの加算信号aが計時計数回路6、都市記憶カウ
ンタ15に出力される。計時計数回路6、都市記憶カウ
ンタ15にHレベルの加算信号aが入力すると、前述し
たように計時計数回路6は日付計算を行い、日付計算の
結果得られた新たな日付(月、日、曜日)及び新たな時
刻(午前/午後)を表示制御部7に出力し、表示制御部
7を介し表示部8に新たな日付(月、日、曜日)及び新
たな時刻(午前/午後)を表示する。また、Hレベルの
加算信号aが加わると都市記憶カウンタ15はカウント
アップを行い、都市名データ発生部16内の次のアドレ
スの都市名データが表示制御部7を介し表示部8に表示
される。
イム表示モード)に、キーS4を操作するとアンドゲー
ト13の出力がHレベルとなってオアゲート14を介し
Hレベルの加算信号aが計時計数回路6、都市記憶カウ
ンタ15に出力される。計時計数回路6、都市記憶カウ
ンタ15にHレベルの加算信号aが入力すると、前述し
たように計時計数回路6は日付計算を行い、日付計算の
結果得られた新たな日付(月、日、曜日)及び新たな時
刻(午前/午後)を表示制御部7に出力し、表示制御部
7を介し表示部8に新たな日付(月、日、曜日)及び新
たな時刻(午前/午後)を表示する。また、Hレベルの
加算信号aが加わると都市記憶カウンタ15はカウント
アップを行い、都市名データ発生部16内の次のアドレ
スの都市名データが表示制御部7を介し表示部8に表示
される。
また、アンドゲート13の出力は、RS−FF17の端
子S、時字表示制御部19−2、19−3、19−5、
19−6、19−8、19−9、19−11、19−1
2に入力しており、アンドゲート13の出力がHレベル
になると、リセット・セット・フリップフロップである
RS−FF17がセットされ、端子Qの出力がHレベル
となりデコーダ18及び時字表示制御部19−1、19
−4、19−4、19−10(時字表示制御部19−
7、19−10は図示せず)に加わる。
子S、時字表示制御部19−2、19−3、19−5、
19−6、19−8、19−9、19−11、19−1
2に入力しており、アンドゲート13の出力がHレベル
になると、リセット・セット・フリップフロップである
RS−FF17がセットされ、端子Qの出力がHレベル
となりデコーダ18及び時字表示制御部19−1、19
−4、19−4、19−10(時字表示制御部19−
7、19−10は図示せず)に加わる。
デコーダ18はRS−FF17のQ出力がHレベルの時
には、計時計数回路6から入力する時刻データ(時、
分)をデコードし時刻データの示す時刻の前後の端子O
n(n=1〜8)の出力をHレベルとし時字表示制御部
19−2、19−3、19−5、19−6、19−8、
19−9、19−11、19−12、(時字表示制御部
19−5、19−6、19−8、19−9、19−11
は図示せず)のいずれか2つに加える。デコード18の
端子O1、O2、O3、O4、O5、O6、O7、O8
の出力はそれぞれ時字表示制御部19−2、19−3、
19−5、19−6、19−8、19−9、19−1
1、19−12に入力しており、ワールドタイム表示モ
ードにおいて計時計数回路6の出力する時刻データが例
えば「10時8分」の場合には端子O7、O8の出力が
Hレベルとなり時字表示制御部19−11、19−12
に加わる。一方、RS−FF17のQ出力がLレベルの
時には、デコード18は端子O1〜O8の出力を全てH
レベルとし、それぞれ時字表示制御部19−2、19−
3、19−5、19−6、19−8、19−9、19−
11、19−12に加える。RS−FF17の端子Rに
は、T−FF9のQ出力が入力しておりRS−FF17
のQ出力は、T−FF9のQ出力がHレベルの時(通常
表示モード)にLレベルにT−FF9のQ出力がHレベ
ル(ワールドタイム表示モード)でキーS4が1度でも
操作された場合にHレベルとなる。
には、計時計数回路6から入力する時刻データ(時、
分)をデコードし時刻データの示す時刻の前後の端子O
n(n=1〜8)の出力をHレベルとし時字表示制御部
19−2、19−3、19−5、19−6、19−8、
19−9、19−11、19−12、(時字表示制御部
19−5、19−6、19−8、19−9、19−11
は図示せず)のいずれか2つに加える。デコード18の
端子O1、O2、O3、O4、O5、O6、O7、O8
の出力はそれぞれ時字表示制御部19−2、19−3、
19−5、19−6、19−8、19−9、19−1
1、19−12に入力しており、ワールドタイム表示モ
ードにおいて計時計数回路6の出力する時刻データが例
えば「10時8分」の場合には端子O7、O8の出力が
Hレベルとなり時字表示制御部19−11、19−12
に加わる。一方、RS−FF17のQ出力がLレベルの
時には、デコード18は端子O1〜O8の出力を全てH
レベルとし、それぞれ時字表示制御部19−2、19−
3、19−5、19−6、19−8、19−9、19−
11、19−12に加える。RS−FF17の端子Rに
は、T−FF9のQ出力が入力しておりRS−FF17
のQ出力は、T−FF9のQ出力がHレベルの時(通常
表示モード)にLレベルにT−FF9のQ出力がHレベ
ル(ワールドタイム表示モード)でキーS4が1度でも
操作された場合にHレベルとなる。
時字表示制御部19−1、19−2、・・・、19−1
1、19−12は通常表示モードにおいて、それぞれ、
時字「12」、「1」、「2」、・・・「10」、「1
1」を時字表示部20−1〜20−12にセグメント表
示するための表示制御信号を生成する。
1、19−12は通常表示モードにおいて、それぞれ、
時字「12」、「1」、「2」、・・・「10」、「1
1」を時字表示部20−1〜20−12にセグメント表
示するための表示制御信号を生成する。
時字表示制御回路19−1、〜19−12のさらに詳し
い回路構成を第2図(a)〜(l)に示す。同図に示すよう
に、時字表示制御回路19−n(n=1〜12)は立ち
上り検出回路19−na、カウンタ19−nb、デコー
ダ19−ncから構成されている。そして、時字表示制
御部19−l(l=1、4、7、10)においては、立
ち上り検出回路19−laにT−FF9のQ出力が、デ
コーダ19−lcにRS−FF17のQ出力が入力して
いる。
い回路構成を第2図(a)〜(l)に示す。同図に示すよう
に、時字表示制御回路19−n(n=1〜12)は立ち
上り検出回路19−na、カウンタ19−nb、デコー
ダ19−ncから構成されている。そして、時字表示制
御部19−l(l=1、4、7、10)においては、立
ち上り検出回路19−laにT−FF9のQ出力が、デ
コーダ19−lcにRS−FF17のQ出力が入力して
いる。
また、時字表示制御部19−m(m=2、3、5、6、
8、9、11、12)においては立ち上り検出回路19
−maにT−FF9のQ出力が、カウンタ19−mbに
アンドゲート13の出力が、デコーダ19−mcにデコ
ーダ18の出力が入力している。通常表示モードにおい
ては、T−FF9のQ出力がHレベルとなって、立ち上
り検出回路19−na(n=1〜12)に加わり、立ち
上り検出回路19−naを介してそれぞれのカウンタ1
9−nbに所定のカウント値がセットされる。カウンタ
19−nbには時字の数値に等しい2進値がセットされ
る。例えば、カウンタ19−1bには“0011”(1
2)が、カウンタ19−2bには“1000”(1)が
セットされる。また、T−FF9のQ出力がHレベルに
なると、RS−FF17のQ出力がLレベルとなり時字
制御部19−l(l=1、4、7、10)のデコーダ1
9−lcに加わる。デコーダ19−lcは、RS−FF
17のQ出力がLレベルとなって加わると、カウンタ1
9−lbの出力をデコードして時字表示部20−l(l
=1、2、4、7)に、時字を表示する。この時、時字
表示部20−1、20−4、20−7、20−10には
それぞれ時字「12」、「3」、「6」、「9」が表示
される。
8、9、11、12)においては立ち上り検出回路19
−maにT−FF9のQ出力が、カウンタ19−mbに
アンドゲート13の出力が、デコーダ19−mcにデコ
ーダ18の出力が入力している。通常表示モードにおい
ては、T−FF9のQ出力がHレベルとなって、立ち上
り検出回路19−na(n=1〜12)に加わり、立ち
上り検出回路19−naを介してそれぞれのカウンタ1
9−nbに所定のカウント値がセットされる。カウンタ
19−nbには時字の数値に等しい2進値がセットされ
る。例えば、カウンタ19−1bには“0011”(1
2)が、カウンタ19−2bには“1000”(1)が
セットされる。また、T−FF9のQ出力がHレベルに
なると、RS−FF17のQ出力がLレベルとなり時字
制御部19−l(l=1、4、7、10)のデコーダ1
9−lcに加わる。デコーダ19−lcは、RS−FF
17のQ出力がLレベルとなって加わると、カウンタ1
9−lbの出力をデコードして時字表示部20−l(l
=1、2、4、7)に、時字を表示する。この時、時字
表示部20−1、20−4、20−7、20−10には
それぞれ時字「12」、「3」、「6」、「9」が表示
される。
時字表示部20−n(n=1〜12)の構成を第3図
(a)に示す。同図(a)に示すように、時字表示部20−n
は、13個のLCDセグメント21から構成されてお
り、デコーダ20−ncのデコード出力に応じて時字
「1」〜「12」を表示する。また、後述するが、ワー
ルドタイム表示モードにおいては、時字表示部20−
1、20−7に第3図(b)に示すような縦のバー表示
が、時字表示部20−4、20−10に第3図(c)に示
すような横のバー表示がなされる。
(a)に示す。同図(a)に示すように、時字表示部20−n
は、13個のLCDセグメント21から構成されてお
り、デコーダ20−ncのデコード出力に応じて時字
「1」〜「12」を表示する。また、後述するが、ワー
ルドタイム表示モードにおいては、時字表示部20−
1、20−7に第3図(b)に示すような縦のバー表示
が、時字表示部20−4、20−10に第3図(c)に示
すような横のバー表示がなされる。
一方、RS−FF17のQ出力がLレベルとなってデコ
ーダ18に加わると、デコーダ18は端子O1〜O8の
出力の全てHレベルとし、時字表示制御部19−2、1
9−3、19−5、19−6、19−8、19−9、1
9−11、19−12のデコーダ19−2c、19−3
c、19−5c、19−6c、19−8c、19−9
c、19−11c、19−12cに加える。デコーダ1
9−mc(m=2、3、5、6、8、9、11、12)は、
デコーダ18の出力がHレベルの時にのみ、カウンタ1
9−mbのカウント出力をデコードし時字表示部20−
m(m=2、3、5、6、8、9、11、12)に、前記カ
ウント出力に等しい時字を表示する。
ーダ18に加わると、デコーダ18は端子O1〜O8の
出力の全てHレベルとし、時字表示制御部19−2、1
9−3、19−5、19−6、19−8、19−9、1
9−11、19−12のデコーダ19−2c、19−3
c、19−5c、19−6c、19−8c、19−9
c、19−11c、19−12cに加える。デコーダ1
9−mc(m=2、3、5、6、8、9、11、12)は、
デコーダ18の出力がHレベルの時にのみ、カウンタ1
9−mbのカウント出力をデコードし時字表示部20−
m(m=2、3、5、6、8、9、11、12)に、前記カ
ウント出力に等しい時字を表示する。
一方、ワールドタイム表示モードにおいては、RS−F
F17のQ出力がLレベルとなり時字表示制御部19−
l(l=1、3、7、10)のデコーダ19−lcに加わ
る。デコーダ19−lcは時字表示部20−lにバー表
示を行うためのデコード出力を行ない、時字表示部20
−1、20−7に第3図(b)に示すバー表示が、時字表
示部20−4、20−10に第3図(c)に示すバー表示
がなされる。
F17のQ出力がLレベルとなり時字表示制御部19−
l(l=1、3、7、10)のデコーダ19−lcに加わ
る。デコーダ19−lcは時字表示部20−lにバー表
示を行うためのデコード出力を行ない、時字表示部20
−1、20−7に第3図(b)に示すバー表示が、時字表
示部20−4、20−10に第3図(c)に示すバー表示
がなされる。
また、ワールドタイム表示モードにおいては、デコーダ
18にRS−FF17のQ出力がLレベルとなって加わ
り、デコーダ18は計時計数回路6から入力する時刻デ
ータをデコーダし、時刻データの示す“時”の直前、直
後の“時”に対応する端子Ox(x=1〜8)の出力を
Hレベルとする。
18にRS−FF17のQ出力がLレベルとなって加わ
り、デコーダ18は計時計数回路6から入力する時刻デ
ータをデコーダし、時刻データの示す“時”の直前、直
後の“時”に対応する端子Ox(x=1〜8)の出力を
Hレベルとする。
さらに、わかりやすく具体例で説明すると、時刻データ
が「10時8分」であった場合には、端子O7、O8の
出力がHレベルとなって時字表示制御部19−11、1
9−12のデコーダ19−11c、19−12cに加わ
る。デコーダ18のその他の端子O1、O6の出力はL
レベルとなるので、時刻データが「10時8分」であっ
た場合、ワールドタイム表示モードに切り換えた直後に
は、時字表示部20−11、20−12に時字「10」
「11」が表示され、前述したように時字表示部20−
1、20−4、20−7、20−10にバー表示がなさ
れる。
が「10時8分」であった場合には、端子O7、O8の
出力がHレベルとなって時字表示制御部19−11、1
9−12のデコーダ19−11c、19−12cに加わ
る。デコーダ18のその他の端子O1、O6の出力はL
レベルとなるので、時刻データが「10時8分」であっ
た場合、ワールドタイム表示モードに切り換えた直後に
は、時字表示部20−11、20−12に時字「10」
「11」が表示され、前述したように時字表示部20−
1、20−4、20−7、20−10にバー表示がなさ
れる。
さらに、ワールドタイム表示モードにおいてはキーS4
を操作して都市を選択する毎にアンドゲート13を介し
て時字表示制御部19−mのカウンタ19−mbにHレ
ベルが加わり、カウンタ19−mbの値が1加算され
る。この時、Hレベルのデコーダ18の出力が加わって
いる時字表示制御部19−mのデコーダ19−mcは、
カウンタ19−mbの値をデコードして時字表示部20
−mにカウント値に等しい時字を表示させているので、
ワールドタイム表示モードにおいて表示されている時字
の表示は、キーS4を操作する毎に1加算される。ま
た、カウント19−mbは1→2→・・・→12→1→
2・・・をサイクリックにカウントするので、時字「1
2」の表示の次には、「1」が表示される。
を操作して都市を選択する毎にアンドゲート13を介し
て時字表示制御部19−mのカウンタ19−mbにHレ
ベルが加わり、カウンタ19−mbの値が1加算され
る。この時、Hレベルのデコーダ18の出力が加わって
いる時字表示制御部19−mのデコーダ19−mcは、
カウンタ19−mbの値をデコードして時字表示部20
−mにカウント値に等しい時字を表示させているので、
ワールドタイム表示モードにおいて表示されている時字
の表示は、キーS4を操作する毎に1加算される。ま
た、カウント19−mbは1→2→・・・→12→1→
2・・・をサイクリックにカウントするので、時字「1
2」の表示の次には、「1」が表示される。
次に、以上の様に構成された本実施例の動作を、第1図
及び第4図(a)、(b)を参照しながら説明する。
及び第4図(a)、(b)を参照しながら説明する。
まず、キーS1の操作により通常時刻表示モードを選択
すると、T−FF9のQ出力がHレベルとなり時字表示
制御部19−1、19−2、・・・、19−11、19
−12に加わる。さらに、T−FF9のQ出力(Hレベ
ル)がRS−FF17の端子Rに加わるので、RS−F
FのQ出力がLレベルとなりデコーダ18、時字表示制
御部19−1、19−4、19−7、19−10に加わ
る。時表示制御部19−1、19−4、19−7−19
−10にT−FFのQ出力(Hレベル)、RS−FF1
7のQ出力(Lレベル)が加わると、前述したように時
字制御部19−1、19−4、19−7、19−10を
介し、時字表示部20−1、20−4、20−7、20
−11にそれぞれ時刻「12」、「3」、「6」、
「9」がセグメント表示される。また、デコーダ18に
RS−FF17のQ出力(Lレベル)が加わると、デコ
ーダ18の端子O1〜O8の出力が全てHレベルとな
り、時字表示制御回路19−2、19−3、19−5、
19−6、19−8、19−9、19−11、19−1
2を介し、時字表示部20−2、20−3、20−5、
20−6、20−8、20−9、20−11、20−1
2にそれぞれ時刻「1」、「2」、「4」、「5」、
「7」、「8」、「10」、「11」がセグメント表示
される。したがって、通常時刻表示モードを選択した場
合には第4図(a)に示すように文字盤上の時刻表示部2
0−1〜20−12にそれぞれ時字「12」、「1」〜
「11」が表示される。
すると、T−FF9のQ出力がHレベルとなり時字表示
制御部19−1、19−2、・・・、19−11、19
−12に加わる。さらに、T−FF9のQ出力(Hレベ
ル)がRS−FF17の端子Rに加わるので、RS−F
FのQ出力がLレベルとなりデコーダ18、時字表示制
御部19−1、19−4、19−7、19−10に加わ
る。時表示制御部19−1、19−4、19−7−19
−10にT−FFのQ出力(Hレベル)、RS−FF1
7のQ出力(Lレベル)が加わると、前述したように時
字制御部19−1、19−4、19−7、19−10を
介し、時字表示部20−1、20−4、20−7、20
−11にそれぞれ時刻「12」、「3」、「6」、
「9」がセグメント表示される。また、デコーダ18に
RS−FF17のQ出力(Lレベル)が加わると、デコ
ーダ18の端子O1〜O8の出力が全てHレベルとな
り、時字表示制御回路19−2、19−3、19−5、
19−6、19−8、19−9、19−11、19−1
2を介し、時字表示部20−2、20−3、20−5、
20−6、20−8、20−9、20−11、20−1
2にそれぞれ時刻「1」、「2」、「4」、「5」、
「7」、「8」、「10」、「11」がセグメント表示
される。したがって、通常時刻表示モードを選択した場
合には第4図(a)に示すように文字盤上の時刻表示部2
0−1〜20−12にそれぞれ時字「12」、「1」〜
「11」が表示される。
次に、キーS4を操作することにより「東京」を選択す
る。キーS4を操作すると、セグメント表示部の左上に
選択された都市名がローマ字(略称)により表示される
ので、キーS4の操作により簡単に時刻設定したい都市
を選択することができる。
る。キーS4を操作すると、セグメント表示部の左上に
選択された都市名がローマ字(略称)により表示される
ので、キーS4の操作により簡単に時刻設定したい都市
を選択することができる。
キーS4の操作により、所望の都市(本例では東京)を
選択した後は、キーS2の操作により「AM/PM」、
「曜日」「時刻」に所望のデータを設定する。以上の操
作により、例えば第4図(a)に示すように東京の現在時
刻、「6月30日、日曜日、午前」を設定することがで
きる。
選択した後は、キーS2の操作により「AM/PM」、
「曜日」「時刻」に所望のデータを設定する。以上の操
作により、例えば第4図(a)に示すように東京の現在時
刻、「6月30日、日曜日、午前」を設定することがで
きる。
次に、リューズ5cを操作することにより長針5a、短
針5bを調整し、現在の時刻(例えば、10時8分)を
設定する。
針5bを調整し、現在の時刻(例えば、10時8分)を
設定する。
以上の操作により、第4図(a)に示すように東京の現在
時刻「6月30日、日曜日、午前10時8分」を設定す
ることができる。
時刻「6月30日、日曜日、午前10時8分」を設定す
ることができる。
次に、ワールド表示モードにおける動作を説明する。通
常表示モードの時にキーS1を操作するとT−FFの
出力がHレベルとなりワールド表示モードに切り換わ
る。
常表示モードの時にキーS1を操作するとT−FFの
出力がHレベルとなりワールド表示モードに切り換わ
る。
次にキーS4を操作すると、アンドゲート12、オアゲ
ート14を介し、都市記憶カウント15、計時計数回路
6に加算信号aが加えられ、都市記憶カウンタ15のカ
ウント値が1加算され、都市各データ発生部16を介し
表示制御部7に現在表示部8に表示されている都市に対
し+1時間の時差がある都市名データが送られ、表示制
御部7を介し表示部8に前記都市名データが表示され
る。例えば、東京を選択した後、次にキーS4を操作す
ると東京に対して+1時間の時差があるシドニーが選択
され、表示部8に表示される。また、計時計数回路6
は、加算信号aが加えられると日付計算を行い、日付変
更があるかどうかの判別を行う。現在午前10時8分の
場合には、表示部8の日付は変化しない。
ート14を介し、都市記憶カウント15、計時計数回路
6に加算信号aが加えられ、都市記憶カウンタ15のカ
ウント値が1加算され、都市各データ発生部16を介し
表示制御部7に現在表示部8に表示されている都市に対
し+1時間の時差がある都市名データが送られ、表示制
御部7を介し表示部8に前記都市名データが表示され
る。例えば、東京を選択した後、次にキーS4を操作す
ると東京に対して+1時間の時差があるシドニーが選択
され、表示部8に表示される。また、計時計数回路6
は、加算信号aが加えられると日付計算を行い、日付変
更があるかどうかの判別を行う。現在午前10時8分の
場合には、表示部8の日付は変化しない。
また、キーS4を操作すると、アンドゲート13を介し
HレベルがRS−FF17の端子Sに加わり、RS−F
F17がセットされRS−FFのQ出力がHレベルとな
り時字表示制御部19−1、19−4、19−7、19
−10のデコーダ19−1c、19−4c、19−7
c、19−10cに加わる。このため、デコーダ19−
1c、19−4c、19−7c、19−10cを介し時
字表示部20−1、20−4、20−7、20−10に
第4図(b)に示すバー表示がなされる。さらに、RS−
FF17のQ出力(Hレベル)はデコーダ18に加わる
ので、デコーダ18は計時計数回路6から入力する時刻
データ(10時8分)をデコードし、端子O1〜O6の
出力をLレベル、端子O7、O8の出力をHレベルと
し、時字表示制御部19−2、19−3、19−5、1
9−6、19−8、19−9、19−11、19−12
のデコーダ19−2c、19−3c、19−5c、19
−6c、19−8c、19−9c、19−11c19−
12cに加える。
HレベルがRS−FF17の端子Sに加わり、RS−F
F17がセットされRS−FFのQ出力がHレベルとな
り時字表示制御部19−1、19−4、19−7、19
−10のデコーダ19−1c、19−4c、19−7
c、19−10cに加わる。このため、デコーダ19−
1c、19−4c、19−7c、19−10cを介し時
字表示部20−1、20−4、20−7、20−10に
第4図(b)に示すバー表示がなされる。さらに、RS−
FF17のQ出力(Hレベル)はデコーダ18に加わる
ので、デコーダ18は計時計数回路6から入力する時刻
データ(10時8分)をデコードし、端子O1〜O6の
出力をLレベル、端子O7、O8の出力をHレベルと
し、時字表示制御部19−2、19−3、19−5、1
9−6、19−8、19−9、19−11、19−12
のデコーダ19−2c、19−3c、19−5c、19
−6c、19−8c、19−9c、19−11c19−
12cに加える。
デコーダ19−2c、19−3c、19−5c、19−
5c、19−6c、19−8c、19−9c、19−1
1c、19−12cはデコーダ18の出力がHレベルの
時にのみ、カウンタ19−2c,19−3c、19−5
c、19−6c、19−8c、19−9c、19−10
c、19−11cのカウント値をデコードし、表示制御
部20−2、20−3、20−5、20−6、20−
8、20−11、20−12にカウント値に等しい時字
を表示するので、時刻データが「10時8分」の場合に
は時字表示部20−11、20−12にのみ時字が表示
され、その他の時字表示部20−2、20−3、20−
5、20−6、20−8、20−9には時字は表示され
ない(第4図(b)参照)。
5c、19−6c、19−8c、19−9c、19−1
1c、19−12cはデコーダ18の出力がHレベルの
時にのみ、カウンタ19−2c,19−3c、19−5
c、19−6c、19−8c、19−9c、19−10
c、19−11cのカウント値をデコードし、表示制御
部20−2、20−3、20−5、20−6、20−
8、20−11、20−12にカウント値に等しい時字
を表示するので、時刻データが「10時8分」の場合に
は時字表示部20−11、20−12にのみ時字が表示
され、その他の時字表示部20−2、20−3、20−
5、20−6、20−8、20−9には時字は表示され
ない(第4図(b)参照)。
また、ワールド表示モードにおいてキーS4が操作され
るとアンドゲート13を介し時字表示制御部19−l
(l=2,3,5,6,8,9,11,12)のカウン
タ19−lbにHレベルが加わりカウンタ19−lbは
1加算する。
るとアンドゲート13を介し時字表示制御部19−l
(l=2,3,5,6,8,9,11,12)のカウン
タ19−lbにHレベルが加わりカウンタ19−lbは
1加算する。
すなわち、第4図(a)に示すように、通常表示モードに
おいて、東京の時刻(6月30日、日曜日、午前10時
8分)を設定した後にキーS1の操作によりワールドタ
イム表示モードを選択すると、時字表示部20−1、2
0−4、20−7、20−10にバー表示がなされ、時
字表示部20−2、20−3、20−5、20−6、2
0−8、20−9には時字が表示されない。そして、時
字は時字表示部20−11、20−12にのみ表示され
る(この場合、キーS1の操作によりワールドタイム表
示モードを選択した直後には、時字表示部20−11、
20−12にそれぞれ時字「10」、「11」が表示さ
れる)。次に、キーS4を操作すると、東京に対し+1
時間の時差があるシドニーが選択され、表示部8に表示
され、時字表示部20−11、20−12に表示される
時字が「11」、「12」となる。したがって、新たに
表示された時字を基に時針5b、分針5aの示すシドニ
ーの現地時刻が11時8分であることを知ることができ
る。
おいて、東京の時刻(6月30日、日曜日、午前10時
8分)を設定した後にキーS1の操作によりワールドタ
イム表示モードを選択すると、時字表示部20−1、2
0−4、20−7、20−10にバー表示がなされ、時
字表示部20−2、20−3、20−5、20−6、2
0−8、20−9には時字が表示されない。そして、時
字は時字表示部20−11、20−12にのみ表示され
る(この場合、キーS1の操作によりワールドタイム表
示モードを選択した直後には、時字表示部20−11、
20−12にそれぞれ時字「10」、「11」が表示さ
れる)。次に、キーS4を操作すると、東京に対し+1
時間の時差があるシドニーが選択され、表示部8に表示
され、時字表示部20−11、20−12に表示される
時字が「11」、「12」となる。したがって、新たに
表示された時字を基に時針5b、分針5aの示すシドニ
ーの現地時刻が11時8分であることを知ることができ
る。
その後、キーS4を何回か操作してニューヨークを選択
した場合の表示が第4図(b)である。同図(b)には、東京
の6月30日、日曜日、午前10時8分におけるニュー
ヨークの現地時間が6月29日、土曜日、午後8時8分
であることが示されている。ニューヨークは、東京との
時差が+10時間であり、日付は前日となる。したがっ
て、シドニーを選択した後、キーS4を9回操作する
と、アンドゲート13、オアゲート14を介し加算信号
aが都市記憶カウンタ15及び計時計数回路6に9回出
力され、都市データ発生部16、表示制御部7を介し、
表示部8にニューヨークが表示される。また、計時計数
回路6は、加算信号aを入力する毎に日付計算を行い、
日付の変更が生じると、新たな日付データ(月、日、曜
日)を表示制御部7に出力し、表示部8に新たな日付
(月、日、曜日)を表示する。ニューヨークが選択され
た場合には、日付が前日となるので、計時計数回路6、
表示制御部7を介し表示部8に「6月29日、土曜日」
の日付が表示される。また、キーS4を操作する毎に、
時字表示制御部19−11、19−12のカウンタ19
−11b、19−12bが1加算され、デコーダ19−
11c、19−12c、表示制御部7を介し、表示部2
0−11、20−12に新たな時字が表示される。前述
したように、シドニーを選択した場合には時字表示部2
0−1120−12にはそれぞれ時字「11」、「1
2」が表示され、さらに、キーS4を操作する毎に時字
表示部20−11の表示は「11」→「12」→「1」
→「2」→・・・と変化し、時字表示部20−12の表
示は「12」→「1」→「2」→「3」・・・・と変化
する。このように、時針5bを挾む位置に配設された時
字表示部20−11、20−12に選択された都市の現
地時刻を示す時字が表示されるので、容易に選択された
都市の現地時刻を知ることができる。ニューヨークが選
択された時には、第4図(b)に示すように時字表示部2
0−11、20−12には、それぞれ時字「8」、
「9」が表示される。
した場合の表示が第4図(b)である。同図(b)には、東京
の6月30日、日曜日、午前10時8分におけるニュー
ヨークの現地時間が6月29日、土曜日、午後8時8分
であることが示されている。ニューヨークは、東京との
時差が+10時間であり、日付は前日となる。したがっ
て、シドニーを選択した後、キーS4を9回操作する
と、アンドゲート13、オアゲート14を介し加算信号
aが都市記憶カウンタ15及び計時計数回路6に9回出
力され、都市データ発生部16、表示制御部7を介し、
表示部8にニューヨークが表示される。また、計時計数
回路6は、加算信号aを入力する毎に日付計算を行い、
日付の変更が生じると、新たな日付データ(月、日、曜
日)を表示制御部7に出力し、表示部8に新たな日付
(月、日、曜日)を表示する。ニューヨークが選択され
た場合には、日付が前日となるので、計時計数回路6、
表示制御部7を介し表示部8に「6月29日、土曜日」
の日付が表示される。また、キーS4を操作する毎に、
時字表示制御部19−11、19−12のカウンタ19
−11b、19−12bが1加算され、デコーダ19−
11c、19−12c、表示制御部7を介し、表示部2
0−11、20−12に新たな時字が表示される。前述
したように、シドニーを選択した場合には時字表示部2
0−1120−12にはそれぞれ時字「11」、「1
2」が表示され、さらに、キーS4を操作する毎に時字
表示部20−11の表示は「11」→「12」→「1」
→「2」→・・・と変化し、時字表示部20−12の表
示は「12」→「1」→「2」→「3」・・・・と変化
する。このように、時針5bを挾む位置に配設された時
字表示部20−11、20−12に選択された都市の現
地時刻を示す時字が表示されるので、容易に選択された
都市の現地時刻を知ることができる。ニューヨークが選
択された時には、第4図(b)に示すように時字表示部2
0−11、20−12には、それぞれ時字「8」、
「9」が表示される。
このように、本実施例によればワールドタイム表示モー
ドとした場合、現地の時刻に合わせて短針5bを挾む位
置の時字が変化して表示されるので簡単に現地時間を読
み取ることができる。
ドとした場合、現地の時刻に合わせて短針5bを挾む位
置の時字が変化して表示されるので簡単に現地時間を読
み取ることができる。
また、「12時」、「3時」、「6時」、「9時」の表
示がワールドタイム表示モードにおいては自動的にバー
表示となるので「分」も簡単に読み取ることができるよ
うになっている。
示がワールドタイム表示モードにおいては自動的にバー
表示となるので「分」も簡単に読み取ることができるよ
うになっている。
さらに、ワールドタイム表示モードとしても長針5a、
短針5bの位置は、通常表示モードの時と変わらないの
で通常表示モードの時刻も知ることができる。
短針5bの位置は、通常表示モードの時と変わらないの
で通常表示モードの時刻も知ることができる。
尚、現地時刻を参照できる地域は本実施例のように主要
都市に限定されず、世界の各地域を設定することが可能
であり、参照できる地域の数も時差1時間単位ではな
く、例えば時差30分単位に47地域を参照するように
することも可能である。
都市に限定されず、世界の各地域を設定することが可能
であり、参照できる地域の数も時差1時間単位ではな
く、例えば時差30分単位に47地域を参照するように
することも可能である。
また、時針、分針は画面表示により、表示を行うように
してもよく、時字表示も、LCD(液晶表示素子)以外
に、LED(発光ダイオード)等の他の表示素子を用い
てもよい。
してもよく、時字表示も、LCD(液晶表示素子)以外
に、LED(発光ダイオード)等の他の表示素子を用い
てもよい。
以上、詳細に説明したように本考案によれば地域選択ス
イッチ手段により新たな地域が選択されたら、新たに選
択された地域が表示されると共に選択された地域に応じ
て電気光学的時字表示部で表示される数字が変更される
ので、瞬時に新たに選択された地域の時刻を表示でき
る。また新たに選択された地域の時刻だけでなく、通常
の針式時計のように、時計中心の真上を12時、真下を
6時とする基準地域の時刻を知ることが可能であり便利
である。
イッチ手段により新たな地域が選択されたら、新たに選
択された地域が表示されると共に選択された地域に応じ
て電気光学的時字表示部で表示される数字が変更される
ので、瞬時に新たに選択された地域の時刻を表示でき
る。また新たに選択された地域の時刻だけでなく、通常
の針式時計のように、時計中心の真上を12時、真下を
6時とする基準地域の時刻を知ることが可能であり便利
である。
第1図は、本考案の一実施例の回路構成を示すブロック
図、 第2図(a)〜(l)は時字制御部19−1〜19−12の回
路構成を示すブロック図、 第3図(a)は、時字表示部20−1〜20−12のLC
Dセグメント構成を示す図、 第3図(b)は、ワールドタイム表示モードにおける時字
表示部20−1、20−7の表示を示す図、 第3図(c)は、ワールドタイム表示モードにおける時字
表示部20−4、20−10の表示を示す図、 第4図(a)は、通常表示モヒドにおける表示例を示す
図、 第4図(b)は、ワールドタイム表示モードにおける表示
例を示す図。 1……発振回路、 2……分周回路、 3……波形整形回路、 4……ステップモータ、 5……指針部、 5a……分針、 5b……時針、 5c……リューズ、 6……計時計数回路、 7……表示制御部、 8……表示部、 15……都市記憶カウンタ、 16……都市名データ発生部、 18……デコーダ、 19−1〜19−12……時字表示制御部、 20−1〜20−12……時字表示部、 S1〜S4……キー.
図、 第2図(a)〜(l)は時字制御部19−1〜19−12の回
路構成を示すブロック図、 第3図(a)は、時字表示部20−1〜20−12のLC
Dセグメント構成を示す図、 第3図(b)は、ワールドタイム表示モードにおける時字
表示部20−1、20−7の表示を示す図、 第3図(c)は、ワールドタイム表示モードにおける時字
表示部20−4、20−10の表示を示す図、 第4図(a)は、通常表示モヒドにおける表示例を示す
図、 第4図(b)は、ワールドタイム表示モードにおける表示
例を示す図。 1……発振回路、 2……分周回路、 3……波形整形回路、 4……ステップモータ、 5……指針部、 5a……分針、 5b……時針、 5c……リューズ、 6……計時計数回路、 7……表示制御部、 8……表示部、 15……都市記憶カウンタ、 16……都市名データ発生部、 18……デコーダ、 19−1〜19−12……時字表示制御部、 20−1〜20−12……時字表示部、 S1〜S4……キー.
Claims (1)
- 【請求項1】時針及び分針と、 この時針及び分針の周囲に配置され、前記時針の位置が
指す時刻を明示するための電気光学的時字表示部と、 時差のある世界各地域のうち1の地域を選択する地域選
択スイッチ手段と、 この地域選択スイッチ手段で選択された地域を表示する
地域表示手段と、 前記地域選択スイッチ手段からの操作信号が供給され、
前記地域選択スイッチ手段により選択された地域に応じ
て前記電気光学的時字表示部の表示数字を前記時針が前
記地域表示手段で表示されている地域の時刻を指示する
ように変更する表示制御手段と、 を具備することを特徴とするワールドタイム表示機能付
アナログ電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987057605U JPH0616357Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | ワ−ルドタイム表示機能付アナログ電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987057605U JPH0616357Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | ワ−ルドタイム表示機能付アナログ電子時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63163484U JPS63163484U (ja) | 1988-10-25 |
JPH0616357Y2 true JPH0616357Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=30887467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987057605U Expired - Lifetime JPH0616357Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | ワ−ルドタイム表示機能付アナログ電子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616357Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2562609B1 (fr) * | 2011-08-22 | 2014-04-09 | The Swatch Group Research and Development Ltd. | Pièce d'horlogerie à dispositifs d'affichage |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60230083A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Seiko Epson Corp | 複合表示式世界時計 |
JPS6154288U (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-11 |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP1987057605U patent/JPH0616357Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63163484U (ja) | 1988-10-25 |
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