JPH06180023A - 浸透管 - Google Patents
浸透管Info
- Publication number
- JPH06180023A JPH06180023A JP5193377A JP19337793A JPH06180023A JP H06180023 A JPH06180023 A JP H06180023A JP 5193377 A JP5193377 A JP 5193377A JP 19337793 A JP19337793 A JP 19337793A JP H06180023 A JPH06180023 A JP H06180023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- permeation
- pipe
- tube according
- permeation tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L9/00—Rigid pipes
- F16L9/12—Rigid pipes of plastics with or without reinforcement
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B11/00—Drainage of soil, e.g. for agricultural purposes
- E02B11/005—Drainage conduits
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D19/00—Keeping dry foundation sites or other areas in the ground
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/0015—Making articles of indefinite length, e.g. corrugated tubes
- B29C49/0025—Making articles of indefinite length, e.g. corrugated tubes subsequent mould cavities being different, e.g. for making bells
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】多目的−または部分浸透管として利用できるプ
ラスチック製三重壁浸透管1において、平滑壁内管2が
波形管3に囲まれ、波形管の波底4と溶接され、浸透水
を通過させるためのスリット状パーフォレーション8を
有し、波形管はさらにその外側の管6によって囲まれ、
この外管6は上部だけがパーフォレーション8と対応す
る部分が波底4にむかって凹んでおり、この凹部にパー
フォレーションが形成されている。ただし外管のその他
の部分は平滑である。 【効果】外管6を組込むことで容易にかつ低コストで製
造できるにもかかわらず剛度が改善され、破砕強さが高
められる。
ラスチック製三重壁浸透管1において、平滑壁内管2が
波形管3に囲まれ、波形管の波底4と溶接され、浸透水
を通過させるためのスリット状パーフォレーション8を
有し、波形管はさらにその外側の管6によって囲まれ、
この外管6は上部だけがパーフォレーション8と対応す
る部分が波底4にむかって凹んでおり、この凹部にパー
フォレーションが形成されている。ただし外管のその他
の部分は平滑である。 【効果】外管6を組込むことで容易にかつ低コストで製
造できるにもかかわらず剛度が改善され、破砕強さが高
められる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1に前提概念とし
て記載したプラスチック製の浸透管に係わる。
て記載したプラスチック製の浸透管に係わる。
【0002】
【従来の技術】浸透管は主として導路工事に使用され、
従来の道路下水溝に代わるものとして道路ぎわに敷設さ
れる。浸透管は原則としてプラスチックから有限の長
さ、例えば6mに製造される。公知実施例では浸透管の
断面がトンネル形状を呈する。内壁面は平滑であり、外
壁面の大部分も平滑である。外壁面の上部域だけに管軸
と平行な溝を形成してあり、管壁のこの領域に外部から
の水を取込むための横断方向スリットを形成してある。
このような浸透管は内面が平滑であるから排水効率が高
いという点で有利である。ただし、運搬の際の撓みを少
なくすると共に負荷状態で充分な強度が得られるように
一定の剛性を持たせるため壁厚を比較的大きく寸法設定
する必要があるから、この公知浸透管は比較的重い。
従来の道路下水溝に代わるものとして道路ぎわに敷設さ
れる。浸透管は原則としてプラスチックから有限の長
さ、例えば6mに製造される。公知実施例では浸透管の
断面がトンネル形状を呈する。内壁面は平滑であり、外
壁面の大部分も平滑である。外壁面の上部域だけに管軸
と平行な溝を形成してあり、管壁のこの領域に外部から
の水を取込むための横断方向スリットを形成してある。
このような浸透管は内面が平滑であるから排水効率が高
いという点で有利である。ただし、運搬の際の撓みを少
なくすると共に負荷状態で充分な強度が得られるように
一定の剛性を持たせるため壁厚を比較的大きく寸法設定
する必要があるから、この公知浸透管は比較的重い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この剛性上の問題は管
の全長に亘って横波を形成し、波底に管軸と直交する方
向のスリット状パーフォレーションを設けた他の公知浸
透管の断面形状構成によって克服される。横波を形成し
たから薄い壁厚で比較的大きい浸透管剛度が得られる
が、横波が存在することで、直径が同じとして平滑管に
よる排水効率の約 2/3 の排水効率しか達成できない。
の全長に亘って横波を形成し、波底に管軸と直交する方
向のスリット状パーフォレーションを設けた他の公知浸
透管の断面形状構成によって克服される。横波を形成し
たから薄い壁厚で比較的大きい浸透管剛度が得られる
が、横波が存在することで、直径が同じとして平滑管に
よる排水効率の約 2/3 の排水効率しか達成できない。
【0004】公知浸透管のトンネル形状は管の扁平底が
適正な取付状態を決定するから敷設が容易である点で有
利であるが、その反面、トンネル形状の浸透管を製造す
るには必然的に工具コストが高くなり、また、2本の隣
接する管の継目域におけるシーリングが困難である。内
管を平滑壁管として形成し、外管に横波を設けたプラス
チック製二重壁も公知である。波底の領域よおいて両管
が互いに接合されている。
適正な取付状態を決定するから敷設が容易である点で有
利であるが、その反面、トンネル形状の浸透管を製造す
るには必然的に工具コストが高くなり、また、2本の隣
接する管の継目域におけるシーリングが困難である。内
管を平滑壁管として形成し、外管に横波を設けたプラス
チック製二重壁も公知である。波底の領域よおいて両管
が互いに接合されている。
【0005】多目的、全浸透または部分浸透管として利
用され、平滑内管と波形外管とから成り、波形管が管軸
に沿った、波底を埋める2本の中空枠縁を有し、この枠
縁が管軸を中心にα=約120°の角度を形成するよう
に配置され、角度αによって画定される管の領域だけに
スリット状パーフォレーションが存在する二重壁浸透管
はドイツ連邦共和国第36 05 329号公開公報か
ら公知である。上記枠縁は波底に沿って浸透水が流出す
るのを防ぎ、枠縁の位置は浸透管を正しく敷設するため
正しく姿勢制御するのを助ける。この二重壁管では枠縁
間隔を任意に広げることはできず、さもないと破砕強さ
が極度に低下する。
用され、平滑内管と波形外管とから成り、波形管が管軸
に沿った、波底を埋める2本の中空枠縁を有し、この枠
縁が管軸を中心にα=約120°の角度を形成するよう
に配置され、角度αによって画定される管の領域だけに
スリット状パーフォレーションが存在する二重壁浸透管
はドイツ連邦共和国第36 05 329号公開公報か
ら公知である。上記枠縁は波底に沿って浸透水が流出す
るのを防ぎ、枠縁の位置は浸透管を正しく敷設するため
正しく姿勢制御するのを助ける。この二重壁管では枠縁
間隔を任意に広げることはできず、さもないと破砕強さ
が極度に低下する。
【0006】従って、本発明の目的は妥当なコストで製
造し、排出効率を高めることを可能にする、極めて高い
剛性を具えた多目的または部分浸透管として使用できる
ように浸透管を構成することにある。
造し、排出効率を高めることを可能にする、極めて高い
剛性を具えた多目的または部分浸透管として使用できる
ように浸透管を構成することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は請求項1に記
載の発明によって達成され、本発明の好ましい実施態様
は請求項2以降に記述した通りである。外管を形成する
第3の管を補足することにより、管系に極めて大きい剛
性が与えられる。硬い、または砂利のような塊状物中に
敷設することによる内管の損傷が回避される。管を囲む
充填材との結合効果も高められる。
載の発明によって達成され、本発明の好ましい実施態様
は請求項2以降に記述した通りである。外管を形成する
第3の管を補足することにより、管系に極めて大きい剛
性が与えられる。硬い、または砂利のような塊状物中に
敷設することによる内管の損傷が回避される。管を囲む
充填材との結合効果も高められる。
【0008】外管にスリット状の通路及びこれに対応す
る凹部を設けることにより、丸管敷設のための姿勢制御
が容易になるという効果も得られる。丸管は極めて安定
であり、大きい破砕圧に耐え、容易に敷設でき、連結も
容易である。スリット状パーフォレーションを全く設け
なければ、本発明の三重壁浸透管を極めて安定な密閉下
水管として使用できる。
る凹部を設けることにより、丸管敷設のための姿勢制御
が容易になるという効果も得られる。丸管は極めて安定
であり、大きい破砕圧に耐え、容易に敷設でき、連結も
容易である。スリット状パーフォレーションを全く設け
なければ、本発明の三重壁浸透管を極めて安定な密閉下
水管として使用できる。
【0009】外管の漏斗状凹部を本発明では水流入口を
汚染から保護し、水の導通がよくなるように形成してい
る。本発明の好ましい構成では、一端に拡張加工、スプ
レー成形または溶接加工されたスリーブを設け、溝にシ
ールリングを嵌着することによって浸透管を軸方向に正
しく連結することができる。
汚染から保護し、水の導通がよくなるように形成してい
る。本発明の好ましい構成では、一端に拡張加工、スプ
レー成形または溶接加工されたスリーブを設け、溝にシ
ールリングを嵌着することによって浸透管を軸方向に正
しく連結することができる。
【0010】
【実施例】実施例に基づいて本発明を以下に詳しく説明
する。図1に示す浸透管1は三重壁管から成り、外管は
実質的に平滑に形成されている。外管6はその上部域、
即ち、図示の領域に円周方向に例えば120°の角度範
囲に亘って溝状に形成された凹部9を有する。この凹部
に設けたパーフォレーション8が管の内外を連通させ
る。一端には引張バルン加工したスリーブ10が存在
し、対応する他の管の非拡径端をこれに挿入することが
できる。スリーブの領域では外管に凹部を形成しないこ
とが好ましい。
する。図1に示す浸透管1は三重壁管から成り、外管は
実質的に平滑に形成されている。外管6はその上部域、
即ち、図示の領域に円周方向に例えば120°の角度範
囲に亘って溝状に形成された凹部9を有する。この凹部
に設けたパーフォレーション8が管の内外を連通させ
る。一端には引張バルン加工したスリーブ10が存在
し、対応する他の管の非拡径端をこれに挿入することが
できる。スリーブの領域では外管に凹部を形成しないこ
とが好ましい。
【0011】管の非拡径端部にも凹部を形成せず、周溝
11だけを設け、これにO−リングまたはリップシール
を嵌着することにより、非拡径端を他の管に挿入すると
密封連結が達成されるようにすることができる。ただし
管の他端のスリーブは溝を形成することが好ましい。図
2は図1の拡大部分図であり、凹部9が漏斗状に形成さ
れていることを示している。凹部は中間管の波底をなぞ
った形状を呈する。図面では各凹部9に3個ずつのスリ
ット8を示してあり、このスリット8は公知の態様でフ
ライス削り、切開、押抜き、または鋸引き加工すること
ができる。スリットは3個でなく4個以上使用してもよ
い。
11だけを設け、これにO−リングまたはリップシール
を嵌着することにより、非拡径端を他の管に挿入すると
密封連結が達成されるようにすることができる。ただし
管の他端のスリーブは溝を形成することが好ましい。図
2は図1の拡大部分図であり、凹部9が漏斗状に形成さ
れていることを示している。凹部は中間管の波底をなぞ
った形状を呈する。図面では各凹部9に3個ずつのスリ
ット8を示してあり、このスリット8は公知の態様でフ
ライス削り、切開、押抜き、または鋸引き加工すること
ができる。スリットは3個でなく4個以上使用してもよ
い。
【0012】外管の凹部を漏斗状に形成することにより
水流入口を汚染から保護すると共に水の導通がよくな
る。図3は本発明の管の横断面図である。内管2は長手
方向に平滑であり、波形管3に囲まれ、波形管の波底4
はそれぞれ内管2に溶接されている。波の裏側は長手方
向に実質的に平滑な管、即ち波形管3を囲む管6と接
合、特に溶接されている。図3は波形管3の底がその内
側に位置する管2と接合されている状態を示す断面図で
ある。
水流入口を汚染から保護すると共に水の導通がよくな
る。図3は本発明の管の横断面図である。内管2は長手
方向に平滑であり、波形管3に囲まれ、波形管の波底4
はそれぞれ内管2に溶接されている。波の裏側は長手方
向に実質的に平滑な管、即ち波形管3を囲む管6と接
合、特に溶接されている。図3は波形管3の底がその内
側に位置する管2と接合されている状態を示す断面図で
ある。
【0013】設置された状態で管の上部域において外管
6は内側へ凹んでおり、この領域で波形管の谷に溶接さ
れている。従って、凹部の位置において管の厚さは3倍
になる。この領域にパーフォレーション8が存在する。
浸透管のスリット形成は鋸、ポンチまたは回転刃によっ
て行うことができる。ドリル孔を設けてもよいが、その
場合にはDIN4262に従ってスリット面積が少なく
とも50cm2 /mとなるようにしなければならない。
6は内側へ凹んでおり、この領域で波形管の谷に溶接さ
れている。従って、凹部の位置において管の厚さは3倍
になる。この領域にパーフォレーション8が存在する。
浸透管のスリット形成は鋸、ポンチまたは回転刃によっ
て行うことができる。ドリル孔を設けてもよいが、その
場合にはDIN4262に従ってスリット面積が少なく
とも50cm2 /mとなるようにしなければならない。
【0014】外管の凹部は縦長の凹部として形成するこ
とが好ましいが、複数の凹部を並置してもよい。特にパ
ーフォレーションをドリル孔として形成する場合には外
管に点状の凹みを形成すればよい。図4は本発明の管の
縦断面である。図から明らかなように、外管6は管の上
側において中間管3の波底にむかって凹み、この位置8
にパーフォレーションが形成されている。
とが好ましいが、複数の凹部を並置してもよい。特にパ
ーフォレーションをドリル孔として形成する場合には外
管に点状の凹みを形成すればよい。図4は本発明の管の
縦断面である。図から明らかなように、外管6は管の上
側において中間管3の波底にむかって凹み、この位置8
にパーフォレーションが形成されている。
【0015】図5の(a) 〜 (c)は浸透管のパーフォレー
ションの種々の態様を示す。図5の(a) は単一スリット
の拡大図であり、図5の(b) は個々のスリットのサイズ
を縮小するため同じ波底に設けた2つの平行なスリット
を示し、図5の(c) は2つの平行なスリットの間に外管
が隆起部15を有する場合を示す。図5に示すすべての
実施態様において、管の全体的な剛度を一段と高めるた
めスリットを円周方向に互いに位置ずれさせることがで
きる。
ションの種々の態様を示す。図5の(a) は単一スリット
の拡大図であり、図5の(b) は個々のスリットのサイズ
を縮小するため同じ波底に設けた2つの平行なスリット
を示し、図5の(c) は2つの平行なスリットの間に外管
が隆起部15を有する場合を示す。図5に示すすべての
実施態様において、管の全体的な剛度を一段と高めるた
めスリットを円周方向に互いに位置ずれさせることがで
きる。
【0016】波形管の各溝に外管の凹部を対応させるこ
とが好ましい。スリットが充分大きく、その数も充分な
ら、例えば1つ置きの波底を外管の凹部と接合するよう
に構成してもよい。図6は第2の浸透管の連結を示す。
浸透管の非拡径端をスリーブに挿入できるように浸透管
のスリーブ側端部が拡径されている。また、平滑壁内管
を波形管が囲み、この波形管の波底が内管に溶接されて
いる。外管6は平滑であり、波形管3の波頭面と接合し
ている。浸透管のスリーブ側端部の内径は非拡径端の直
径よりもやや大きい。非拡径端の周溝またはスリーブ側
端部のバルジ20に例えばO−リングやリップシールの
ようなシールリングを嵌着できることが好ましく、前記
周溝は外管6を全周に亘って波形管の1つの波底にむか
って凹ませるか、または(図示のように)スリーブ側端
部における内管をバルジ20状に拡径することによって
形成される。
とが好ましい。スリットが充分大きく、その数も充分な
ら、例えば1つ置きの波底を外管の凹部と接合するよう
に構成してもよい。図6は第2の浸透管の連結を示す。
浸透管の非拡径端をスリーブに挿入できるように浸透管
のスリーブ側端部が拡径されている。また、平滑壁内管
を波形管が囲み、この波形管の波底が内管に溶接されて
いる。外管6は平滑であり、波形管3の波頭面と接合し
ている。浸透管のスリーブ側端部の内径は非拡径端の直
径よりもやや大きい。非拡径端の周溝またはスリーブ側
端部のバルジ20に例えばO−リングやリップシールの
ようなシールリングを嵌着できることが好ましく、前記
周溝は外管6を全周に亘って波形管の1つの波底にむか
って凹ませるか、または(図示のように)スリーブ側端
部における内管をバルジ20状に拡径することによって
形成される。
【0017】図7はスリーブを溶接した管の構成を示
し、特に大径管の場合バルジ加工には少なからぬコスト
を伴うのでこのような溶接方式が好ましい。ここではス
リーブ16は管のブラントカット端にかぶせられ溶接ま
たはスプレー成形された管片から成る。スリーブは一重
壁式であり、浸透管の外径よりもやや大きい内径を有す
る。
し、特に大径管の場合バルジ加工には少なからぬコスト
を伴うのでこのような溶接方式が好ましい。ここではス
リーブ16は管のブラントカット端にかぶせられ溶接ま
たはスプレー成形された管片から成る。スリーブは一重
壁式であり、浸透管の外径よりもやや大きい内径を有す
る。
【0018】浸透管に一定長だけスリーブがかぶさるよ
うにリング状のストッパー縁17を形成してある。スリ
ーブの前端には円周方向のバルジ18があり、このバル
ジ内に例えばリップシールのようなシールリング19を
嵌着すればよい。このようなスリーブ連結を採用すれば
浸透管をその端部に特別な構成を施すことなく任意の長
さに製造できる点で有利である。
うにリング状のストッパー縁17を形成してある。スリ
ーブの前端には円周方向のバルジ18があり、このバル
ジ内に例えばリップシールのようなシールリング19を
嵌着すればよい。このようなスリーブ連結を採用すれば
浸透管をその端部に特別な構成を施すことなく任意の長
さに製造できる点で有利である。
【0019】外管は平滑であるからコンクリートや凝集
力の強い砂利の中に正しく敷設してコンクリートや砂利
を密着させることができるから、浸透管に落ちる水は横
へ流出せず、ほとんどすべて浸透管上部のパーフォレー
ション8へ流入する。本発明の管はEモジュールの高い
ポリエチレン、ポリプロピレン、または場合によっては
PVCで製造することができる。本発明の浸透管を製造
するには公知の方法で製造された二重管を別設の押出し
クロスヘッドによって第3の管で囲む。オリフィスに続
いてラムまたはこれと一緒に動くエゼクタダイスによっ
て第3の管に凹部が形成される。管を水浴中で冷却し、
洗浄したのち、公知の態様でストッパ形成、裁断及びス
リーブ形成を行う。
力の強い砂利の中に正しく敷設してコンクリートや砂利
を密着させることができるから、浸透管に落ちる水は横
へ流出せず、ほとんどすべて浸透管上部のパーフォレー
ション8へ流入する。本発明の管はEモジュールの高い
ポリエチレン、ポリプロピレン、または場合によっては
PVCで製造することができる。本発明の浸透管を製造
するには公知の方法で製造された二重管を別設の押出し
クロスヘッドによって第3の管で囲む。オリフィスに続
いてラムまたはこれと一緒に動くエゼクタダイスによっ
て第3の管に凹部が形成される。管を水浴中で冷却し、
洗浄したのち、公知の態様でストッパ形成、裁断及びス
リーブ形成を行う。
【図1】浸透管の俯瞰図。
【図2】浸透管の部分俯瞰図。
【図3】丸形浸透管の横断面図。
【図4】浸透管の縦断面図。
【図5】(a)はパーフォレーションの実施態様を示す縦
断面図。(b)はパーフォレーションの実施態様を示す縦
断面図。(c)はパーフォレーションの実施態様を示す縦
断面図。
断面図。(b)はパーフォレーションの実施態様を示す縦
断面図。(c)はパーフォレーションの実施態様を示す縦
断面図。
【図6】2本の浸透管の連結部縦断面図。
【図7】溶接スリーブを有する管との連結部縦断面図。
1…浸透管 2…平滑壁内管 3…波形管 4…波底 6…外管 8…パーフォレーション 9…凹部 11…周溝 18…バルジ 19…シールリング 20…バルジ
Claims (12)
- 【請求項1】 主として平滑壁内管(2)及び内管を囲
み、波谷部(4)が内管と接合している波形管(3)か
ら成り、浸透水を通過させるパーフォレーション(8)
を波底(4)に形成してある、特に路床排水のための浸
透管(1)において、パーフォレーション(8)の領域
を除いてはほぼ平滑なさらに外側の管(6)を浸透管
(1)にかぶせ、パーフォレーション(8)の領域にお
いて波形管(3)の波底(4)に捜入して波形管と結合
させ、かつ穿孔したことを特徴とする浸透管(1)。 - 【請求項2】 約110−220°の周囲域に亘ってパ
ーフォレーション(8)が配分されている、部分または
多目的浸透管であることを特徴とする請求項1に記載の
浸透管。 - 【請求項3】 約220°の対頂角域に亘って多重的に
パーフォレーションを有することを特徴とする請求項2
に記載の浸透管。 - 【請求項4】 外管(6)の凹部(9)が波形管(3)
の波底(4)をなぞった形状を呈することを特徴とする
請求項1に記載の浸透管。 - 【請求項5】 非拡径側端部に周溝(11)を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の浸透管。 - 【請求項6】 スリーブ側端部の内側に周溝を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の浸透管。 - 【請求項7】 一端に拡張加工、スプレー成形または溶
接によって形成されたスリーブ(10)を有し、該スリ
ーブの内径が浸透管(1)の残りの領域における外径よ
りもやや大きいことを特徴とする請求項1に記載の浸透
管。 - 【請求項8】 周溝(11)にシーリングを嵌着したこ
とを特徴とする請求項5または6に記載の浸透管。 - 【請求項9】 外管(6)の各凹部(9)の領域に縦方
向に前後する複数のスリット状パーフォレーション
(8)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の浸透
管。 - 【請求項10】 各凹部(9)に設けたスリット状パー
フォレーション(8)を円周方向に互いにシフトするよ
うに形成したことを特徴とする請求項1に記載の浸透
管。 - 【請求項11】 スリット状パーフォレーション(8)
及び各凹部(9)を孔として形成したことを特徴とする
請求項7に記載の浸透管。 - 【請求項12】 各凹部(9)に中間隆起を有する複数
のダブルスリット(8)を形成したことを特徴とする請
求項1に記載の浸透管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4226157A DE4226157C1 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | |
DE4226157:0 | 1992-08-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180023A true JPH06180023A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=6465069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5193377A Pending JPH06180023A (ja) | 1992-08-07 | 1993-08-04 | 浸透管 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0583596B1 (ja) |
JP (1) | JPH06180023A (ja) |
AT (1) | ATE134235T1 (ja) |
CA (1) | CA2103686A1 (ja) |
DE (2) | DE4226157C1 (ja) |
FI (1) | FI933489A (ja) |
NO (1) | NO932780L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113293713A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-08-24 | 安徽省交通规划设计研究总院股份有限公司 | 一种分级受力的钢混组合波纹管涵结构及施工方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19738488A1 (de) * | 1997-09-04 | 1999-03-11 | Willich F Berg Bautechnik | Verfahren zur Herstellung einer Drainage und Drainage für Oberflächenwasser im Tunnel- und Bergbau |
CN100556639C (zh) * | 2006-11-14 | 2009-11-04 | 聂磊 | 一种水泥渗水管的成型模具及成型工艺 |
CN110356037B (zh) * | 2019-08-20 | 2024-06-25 | 长沙市晨来新材料科技有限公司 | 一种模压烟花送料板孔格防粘结构 |
CN114352834B (zh) * | 2021-12-14 | 2023-01-03 | 中国核动力研究设计院 | 一种分级缓冲的高抗震抗弯曲管中管式导向管及燃料组件 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH442897A (de) * | 1965-09-28 | 1967-08-31 | Basler Stueckfaerberei Ag | Rohr und Verfahren zu dessen Herstellung |
US3976578A (en) * | 1974-06-25 | 1976-08-24 | Beane Frank Thomas | Protective sleeve for corrugated drainage tubes |
US4288321A (en) * | 1975-10-29 | 1981-09-08 | Beane Frank Thomas | Drain tile and pile fabric filter sleeve |
US4182581A (en) * | 1978-03-17 | 1980-01-08 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Pipe for underdraining |
DE3605329C2 (de) * | 1986-02-19 | 1995-06-01 | Drossbach Gmbh & Co Kg | Doppelwandiges Teilsickerleitungsrohr aus Kunststoff |
DE8807415U1 (de) * | 1988-06-07 | 1988-08-04 | REHAU AG + Co, 8673 Rehau | Biegsamer bewehrter Polymer-Schlauch |
US4950103A (en) * | 1989-07-17 | 1990-08-21 | Justice Donald R | Corrugated drainage tube |
CA2032729A1 (en) * | 1990-12-19 | 1992-06-20 | Stefan Alexander Lupke | Coupling for ribbed pipe |
-
1992
- 1992-08-07 DE DE4226157A patent/DE4226157C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-07-08 EP EP93110917A patent/EP0583596B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-08 DE DE59301625T patent/DE59301625D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-08 AT AT93110917T patent/ATE134235T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-08-04 JP JP5193377A patent/JPH06180023A/ja active Pending
- 1993-08-04 NO NO932780A patent/NO932780L/no unknown
- 1993-08-06 FI FI933489A patent/FI933489A/fi unknown
- 1993-08-06 CA CA002103686A patent/CA2103686A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113293713A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-08-24 | 安徽省交通规划设计研究总院股份有限公司 | 一种分级受力的钢混组合波纹管涵结构及施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE59301625D1 (de) | 1996-03-28 |
ATE134235T1 (de) | 1996-02-15 |
CA2103686A1 (en) | 1994-02-08 |
EP0583596A1 (de) | 1994-02-23 |
NO932780D0 (no) | 1993-08-04 |
NO932780L (no) | 1994-02-08 |
DE4226157C1 (ja) | 1993-09-09 |
FI933489A0 (fi) | 1993-08-06 |
EP0583596B1 (de) | 1996-02-14 |
FI933489A (fi) | 1994-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3926222A (en) | Corrugated tubing with integral coupling means thereon | |
US8820801B2 (en) | Multi-wall corrugated pipe couplings and methods | |
US3753352A (en) | Perforate conduit | |
US8820800B2 (en) | Multi-wall corrugated pipe couplings and methods | |
KR20090096372A (ko) | 파형 합성수지관의 접속구조 및 상기 접속구조에 사용하는 파형 합성수지관, 및 그 제조방법 | |
JPH11351461A (ja) | 合成樹脂製波形管 | |
JPH09279555A (ja) | 暗渠管 | |
JPH06180023A (ja) | 浸透管 | |
JP2003214563A (ja) | 可撓部を有する合成樹脂製剛性管 | |
US20020150428A1 (en) | Assembly and method for joining a drain pipe and a catch basin | |
CN216009857U (zh) | 一种mupo双层双波管结构 | |
JP2542232B2 (ja) | 管継手及び管継手の製造方法 | |
KR102562642B1 (ko) | 표식이 형성된 이중벽관 형상의 프로파일관 | |
JP2019007339A (ja) | 雨水マス、及び雨水マスの施工方法 | |
JPH0245589Y2 (ja) | ||
KR100337982B1 (ko) | 구조용고강도나선관제조장치 | |
JP7267029B2 (ja) | 偏心インクリーザー及び配管構造 | |
KR100405203B1 (ko) | 암거배수로관 | |
JPH0545663Y2 (ja) | ||
JP2001132875A (ja) | 合成樹脂管体 | |
KR0136380Y1 (ko) | 유공관 | |
JPS6124790Y2 (ja) | ||
JPH0431495B2 (ja) | ||
US8398914B2 (en) | Systems and methods for deforming an outer wall of pipe | |
KR880000648Y1 (ko) | 합성수지제 지중매설관 |