JPH06179589A - エレベーターのドア安全装置 - Google Patents

エレベーターのドア安全装置

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JPH06179589A
JPH06179589A JP4325245A JP32524592A JPH06179589A JP H06179589 A JPH06179589 A JP H06179589A JP 4325245 A JP4325245 A JP 4325245A JP 32524592 A JP32524592 A JP 32524592A JP H06179589 A JPH06179589 A JP H06179589A
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JP
Japan
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door
passenger
doors
detection
reference value
Prior art date
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Pending
Application number
JP4325245A
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English (en)
Inventor
Masanori Nakamori
正則 中森
Eiji Narumi
永次 鳴海
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP4325245A priority Critical patent/JPH06179589A/ja
Publication of JPH06179589A publication Critical patent/JPH06179589A/ja
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  • Elevator Door Apparatuses (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 検出領域24,38がセーフティシュー6,
7の突出幅より広くかつ前記出入口2の幅Wより狭い第
1検出手段と第2検出手段をドア3,4における被検出
体Mの高さ以下の位置と前記高さより高い位置にそれぞ
れ設け、この第2検出手段14の検出レベルを基準値と
し、この基準値より第1検出手段8,9,10の検出レ
ベルが高いときに前記ドア3,4をドア開閉手段37に
よって開けるようにした。 【効果】 乗客が閉じかけたドア3,4の横を擦り抜け
ても、この乗客に前記ドア3,4が当接するようなこと
はなく、ひいては不快感を与えてしまうことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターの出入口
に配設されるドア安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーターのドア安全装置とし
て、例えば図5および図6に示すようなものがある(特
開昭62−185691号公報参照)。同図において、
符号101は昇降路内を上下移動するかごであり、この
かご101にはドア102が開閉自在に設けられてい
る。ドア102には光検出器103が取り付けられ、こ
の光検出器103はセーフティシュー104の突出幅l
より広くかつ出入口の幅Wよりも狭い検出領域Lを有す
る反射式のものである。
【0003】ドア102が閉止作動している最中に、乗
客がかご101に乗り込んで光検出器103の検出領域
Lに入ると、光検出器103の信号がスイッチ105、
開扉指令装置106およびドア開閉装置107へ出力さ
れ、ドア102は反転して開放作動され、乗客に当接し
てしまうようなことはない。ここで、ドア102は乗客
が光検出器103の検出領域Lに入ったときにのみ開放
され、乗客が検出領域Lから離れているときにはドア1
02は開放作動されない。したがって、ドア102が何
度も開放作動させられて、既にかご101内にいる乗客
に迷惑をかけたり、またエレベーターの運行効率を低下
させたりするようなことはない。
【0004】ところで、閉止作動中のドア102が出入
口の端部101aに近ずくと、この端部101aは検出
領域Lに入ってしまう。そうすると、光検出器103は
端部101aを検出して、ドア102は反転してしま
う。このため、ドア102に取り付けられたスイッチ作
動カム108が、閉止行程でスイッチ105をOFFに
することにより前記反転を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエレベーターのドア安全装置にあっては、閉
止作動中のドア102が出入口の端部101aに近ずく
と、このドア安全装置を働かせないようにしているの
で、乗客が端部101aに近ずいたドア102と端部1
01aの間(検出領域L内)を擦り抜けようとするとき
には、このドア102はそのまま閉止作動を続けてしま
って乗客に当接し、ひいてはこの乗客に不快感を与えて
しまうという問題点があった。なお、ドア102が乗客
に当ると、セーフティシュー104によってドア102
は反転する。
【0006】本発明は、乗客が閉じかけたドアの横を擦
り抜けても、この乗客に前記ドアが当接しないようにし
たエレベーターのドア安全装置に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては出入口に開閉自在に配設さ
れセーフティシューを有するドアと、このドアに設けら
れ検出領域がセーフティシューの突出幅より広くかつ前
記出入口の幅より狭い第1検出手段および第2検出手段
と、この第1検出手段の検出レベルと第2手段の検出レ
ベルとを比較する比較手段と、前記ドアを開閉するドア
開閉手段とを備え、前記第1検出手段と第2検出手段を
前記ドアにおける被検出体の高さ以下の位置と前記高さ
より高い位置にそれぞれ設け、この第2検出手段の検出
レベルを基準値とし、この基準値より第1検出手段の検
出レベルが高いときに前記ドアをドア開閉手段によって
開けるようにした構成とする。
【0008】
【作用】乗客が閉じかけたドアの横を擦り抜けてかごに
入ろうとすると、第1検出手段は乗客(被検出体)を検
出する。このとき、第2検出手段は乗客より高い位置に
あるので、この乗客を検出することはない。第2検出手
段の検出レベルの基準値と第1検出手段の検出レベルと
を比較手段によって比較すると、この第1検出手段の検
出レベルの方が高い。そうすると、ドア開閉手段によっ
てドアは反転させられて開放作動する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1ないし図4は本発明に係るエレベーターのドア安全装
置の一実施例を示す図である。
【0010】図1および図2において、建物の昇降路内
に上下移動可能に配設されたかご1の出入口2には一対
のドア3,4がガイドレール5に開閉自在に吊持されて
いる。ドア3,4はそれぞれの先端側にセーフティシュ
ー6,7を有しており、セーフティシュー6,7におけ
る乗客(被検出体)の背丈以下の位置とこの背丈より高
い位置に3個の第1検出手段8,9,10,11,1
2,13と1個の第2検出手段14,15がそれぞれ設
けられている。
【0011】第1検出手段8,9,10,11,12,
13および第2検出手段14,15は、図3に示すよう
に(一方のみ図示)、それぞれ第1発光素子8a,9
a,10a、第1受光素子8b,9b,10bおよび第
2発光素子14a、第2受光素子14bを有している。
ここで、発振回路15から固有の周波数の信号を断続的
に発生させ、この発振回路15からの信号が各ドライブ
回路16,17,18,19へ出力される。各ドライブ
回路16,17,18,19からは赤外線発光ダイオー
ドからなる第1発光素子8a,9a,10aおよび第2
発光素子14aへ駆動電流が供給され、これらからそれ
ぞれ赤外線を被検出体(乗客)Mに向けて発光する。第
1発光素子8a,9a,10aおよび第2発光素子14
aから発光された赤外線は、赤外線フィルタを備えたフ
ォトトランジスタからなる第1受光素子8b,9b,1
0bおよび第2受光素子14bにそれぞれ受光される。
【0012】第1発光素子8aと第1受光素子8bは図
4に示すように、ホルダ20,21を介してセーフティ
シュー6に設けられている。ホルダ20,21にはそれ
ぞれ案内部20a,21aが形成され、この案内部20
a,21aによって発光エリア22と受光エリア23が
決定され、これらが重なった部分が検出領域24であ
る。このため、検出領域24は出入口 2の幅Wよりも
かなり狭い範囲となっている。なお、他の発光素子と受
光素子も同様となっている。
【0013】被検出体によって反射された赤外線は、第
1受光素子8b,9b,10bおよび第2受光素子14
bによって受光されて、電気信号に変換され、増幅回路
25,26,27,28で増幅される。前記電気信号
は、反射物(被検出体)によって強弱があるが、増幅回
路25,26,27,28は対数特性を有し、かつレベ
ルの圧縮を行うと同時に立ち上り特性を改善したもので
ある。
【0014】検波回路29,30,31,32によって
断続的信号を均一化し、比較器33,34,35によっ
てデジタル信号に変換している。比較器33,34,3
5から少なくとも1つの信号がOR回路36に入力すれ
ば、OR回路36からドア開閉手段37へ開放信号が出
力される。
【0015】ドア3,4の閉止作動の開始期に、乗客が
出入口2の略中央を通ってかご1に乗り込もうとする場
合、第1検出手段8,9,10の検出領域24は出入口
2の略中央にまでは及ばないので、ドア3,4はそのま
ま閉止作動し続け、途中で反転して開放作動するような
ことはない。このため、従来と同様に、既にかご1の内
にいる乗客に迷惑をかけたり、またエレベーターの運行
効率を低下させたりするようなことはない。
【0016】ドア3がさらに閉止作動を続けると、第1
検出手段8,9,10の検出領域24にガイドシュー7
が入る(一方のみ説明する)。第1受光素子8b,9
b,10bと第2受光素子14bは、第1発光素子8
a,9a,10aと第2発光素子14aから発光され被
検出体(乗客)Mによって反射された赤外線を受光す
る。第2受光素子14bで変換された電気信号のレベル
を基準値とし、比較器33,34,35で第1受光素子
8b,9b,10bで変換された電気信号のレベルと前
記基準値とを比較する。第1受光素子8b,9b,10
bからの電気信号のレベルが第2受光素子14bからの
基準値より高くないときは、ドア3,4の間に乗客はい
ないと判断し、そのままドア3,4は閉止作動して閉じ
る。
【0017】一方、ドア3,4が閉じかけて検出領域2
4,38にガイドシュー7,6が入ったときに、乗客M
がこのドア3,4の間を擦り抜けてかご1に入ろうとす
ると、第1受光素子8b,9b,10bは乗客(被検出
体)Mからの反射された赤外線を受光する。このとき、
この乗客の背丈より高い位置にある第2受光素子14b
は前記赤外線を受光するようなことはない。そこで、第
1受光素子8b,9b,10bからの電気信号のレベル
と第2受光素子14bからの基準値とを比較器33,3
4,35で比較すると、前記レベルは基準値より高くな
る。比較器33,34,35からはOR回路36へ信号
が出力され、さらにドア開閉手段37へ開放信号が出力
されて、ドア3,4は反転させられて開放作動する。こ
のため、ドア3,4の間を擦り抜けてかご1に入ろうと
した乗客Mにドア3,4が当接するようなことはない。
【0018】なお、第1,第2検出手段はセーフティー
シューに設けたが、ドア本体の前端に設けてもよい。
【0019】また、前記実施例にあっては本発明を両開
きドアに適用したが、片開きドアにも当然適用すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】第1検出手段と第2検出手段をドアにお
ける被検出体の高さ以下の位置と前記高さより高い位置
にそれそぞれ設け、この第2検出手段の検出レベルを基
準値とし、この基準値より第1検出手段の検出レベルが
高いときに前記ドアをドア開閉手段によって開けるよう
にしたので、乗客が閉じかけたドアの横を擦り抜けて
も、この乗客に前記ドアが当接するようなことはなく、
ひいては不快感を与えてしまうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベーターのドア安全装置の一
実施例が適用されたエレベーターのかごの正面図。
【図2】同平面図。
【図3】このドア安全装置のブロック図。
【図4】第1検出手段の拡大図。
【図5】従来のドア安全装置が適用されたエレベーター
のかごの正面図。
【図6】従来のドア安全装置のブロック図。
【符号の説明】
1…かご 2…出入口 3,4…ドア 6,7…ガイドシュー 8,9,10…第1検出手段 14…第2検出手段 33,34,35…比較手段 37…ドア開閉手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口に開閉自在に配設されセーフティ
    シューを有するドアと、このドアに設けられ検出領域が
    セーフティシューの突出幅より広くかつ前記出入口の幅
    より狭い第1検出手段および第2検出手段と、この第1
    検出手段の検出レベルと第2手段の検出レベルとを比較
    する比較手段と、前記ドアを開閉するドア開閉手段とを
    備え、前記第1検出手段と第2検出手段を前記ドアにお
    ける被検出体の高さ以下の位置と前記高さより高い位置
    にそれぞれ設け、この第2検出手段の検出レベルを基準
    値とし、この基準値より第1検出手段の検出レベルが高
    いときに前記ドアをドア開閉手段によって開けるように
    したことを特徴とするエレベーターのドア安全装置。
JP4325245A 1992-12-04 1992-12-04 エレベーターのドア安全装置 Pending JPH06179589A (ja)

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JPH06179589A true JPH06179589A (ja) 1994-06-28

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007138688A1 (ja) * 2006-05-31 2007-12-06 Mitsubishi Electric Corporation スライドドア装置及びエレベータ
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020903