JPH09255266A - エレベータの光電式ドア安全装置 - Google Patents
エレベータの光電式ドア安全装置Info
- Publication number
- JPH09255266A JPH09255266A JP6415896A JP6415896A JPH09255266A JP H09255266 A JPH09255266 A JP H09255266A JP 6415896 A JP6415896 A JP 6415896A JP 6415896 A JP6415896 A JP 6415896A JP H09255266 A JPH09255266 A JP H09255266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- entrance
- light
- safety device
- relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 寝台用エレベータの光電式ドア安全装置は
乗場戸の下方の左右に設けられていて、センサーの光が
寝台の下部の空間を通り抜けて、寝台を検出しない場合
がある。かごに乗込み中の寝台を確実に検出し、挟み込
みなどの危険をなくす必要がある。 【解決手段】投・受光器を出入口の上下方向に設置して
寝台を検出し、床側の受光器にはガラスのカバーを設
け、このカバーの表面を戸に付けたブラシで常時拭い去
り、検出を確実にする。
乗場戸の下方の左右に設けられていて、センサーの光が
寝台の下部の空間を通り抜けて、寝台を検出しない場合
がある。かごに乗込み中の寝台を確実に検出し、挟み込
みなどの危険をなくす必要がある。 【解決手段】投・受光器を出入口の上下方向に設置して
寝台を検出し、床側の受光器にはガラスのカバーを設
け、このカバーの表面を戸に付けたブラシで常時拭い去
り、検出を確実にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータかごの乗
降口のドア安全装置に関する。
降口のドア安全装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のドア安全装置について説明する。
【０００３】エレベータのドア安全装置は戸閉動作時に
人や物が戸の先端と接触した場合に戸の先端に取付けた
検出装置が、前記状態を検出し戸開動作を行う方式が一
般的である。
人や物が戸の先端と接触した場合に戸の先端に取付けた
検出装置が、前記状態を検出し戸開動作を行う方式が一
般的である。
【０００４】又、寝台用エレベータなどにおいては、そ
の特性上安全性を更に進めた光電式の非接触形のドア安
全装置などが併用されている。
の特性上安全性を更に進めた光電式の非接触形のドア安
全装置などが併用されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の光電式
ドア安全装置は、子供などでも確実に検出するために乗
降口下部の左右に設置されており、又、検出範囲も投光
器と受光器を取付けた位置で決定される直線上の狭い範
囲に限られていた。
ドア安全装置は、子供などでも確実に検出するために乗
降口下部の左右に設置されており、又、検出範囲も投光
器と受光器を取付けた位置で決定される直線上の狭い範
囲に限られていた。
【０００６】このような光電式ドア安全装置を設けた場
合、病人運搬用の寝台車で患者を乗せて寝台用エレベー
タかごに乗降する際、寝台車がかごに乗るか或いは降り
るかの途中において、寝台車下方が空洞なため、光軸を
遮ることがない状態が生じ、出入口に何もないとして戸
閉してしま可能性があり、戸開ボタンを押すなど人的な
回避処置が必要であった。
合、病人運搬用の寝台車で患者を乗せて寝台用エレベー
タかごに乗降する際、寝台車がかごに乗るか或いは降り
るかの途中において、寝台車下方が空洞なため、光軸を
遮ることがない状態が生じ、出入口に何もないとして戸
閉してしま可能性があり、戸開ボタンを押すなど人的な
回避処置が必要であった。
【０００７】これらの対策として開いた戸同士の間の対
地静電容量の変化を検出するドア安全装置や、乗降口上
部より超音波を放射し障害物に当って反射してきた超音
波を受信することにより検出するドア安全装置などが考
案されているが、設置場所の制約などにより広く実用化
されていない。
地静電容量の変化を検出するドア安全装置や、乗降口上
部より超音波を放射し障害物に当って反射してきた超音
波を受信することにより検出するドア安全装置などが考
案されているが、設置場所の制約などにより広く実用化
されていない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、寝台用エレベータの光電式ドア安全装置において、
乗降口上下に配置した投光器と受光器とより光軸を作
り、障害物が光軸を遮ることに依り検出することと、床
側に配置した前記検出装置の埃ごみなどをブラシで排除
するようにしたものである。
め、寝台用エレベータの光電式ドア安全装置において、
乗降口上下に配置した投光器と受光器とより光軸を作
り、障害物が光軸を遮ることに依り検出することと、床
側に配置した前記検出装置の埃ごみなどをブラシで排除
するようにしたものである。
【０００９】このように従来使用していた戸の左右に配
置していた投光器と受光器を、戸の上下に設置すること
に依り光軸が縦になり、戸付近を通過する物の高さに関
係なく確実な検出が可能となる。
置していた投光器と受光器を、戸の上下に設置すること
に依り光軸が縦になり、戸付近を通過する物の高さに関
係なく確実な検出が可能となる。
【００１０】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図１〜図３に
示す実施例に基づいて説明する。
示す実施例に基づいて説明する。
【００１１】寝台用エレベータの乗降口１の上部中央に
光電式ドア安全装置の投光器２ａを設け、乗降口下部の
床側中央に受光器２ｂを設け、これからの出力を乗降口
状態検出リレー２ｃに入力する。
光電式ドア安全装置の投光器２ａを設け、乗降口下部の
床側中央に受光器２ｂを設け、これからの出力を乗降口
状態検出リレー２ｃに入力する。
【００１２】受光器２ｂの上方に強化ガラス７をおき、
この表面を移動するブラシ８を設ける。敷居に埃ごみを
落とす穴９を設けておく。
この表面を移動するブラシ８を設ける。敷居に埃ごみを
落とす穴９を設けておく。
【００１３】この光電式ドア安全装置を用いた場合の安
全装置の制御回路は図３の通りである。
全装置の制御回路は図３の通りである。
【００１４】このような構成により安全装置は次のよう
に動作する。
に動作する。
【００１５】投光器２ａと受光器２ｂの間に検出物が無
いときは、投光器の光を受光器が受けて、乗降口リレー
２ｃが励磁され、戸開リレー１２が解放され戸閉リレー
１３が励磁されて戸閉となる。
いときは、投光器の光を受光器が受けて、乗降口リレー
２ｃが励磁され、戸開リレー１２が解放され戸閉リレー
１３が励磁されて戸閉となる。
【００１６】投光器と受光器の間に検出物があると乗降
口検出リレー２ｃが開放され，戸開リレー１２が励磁さ
れ、戸開リレー１３が解放されて戸開状態を維持する。
口検出リレー２ｃが開放され，戸開リレー１２が励磁さ
れ、戸開リレー１３が解放されて戸開状態を維持する。
【００１７】又検出物が無く、戸開リレー１２が励磁さ
れなくてもかご室内戸開ボタン１１を押せば回路が繋が
り、戸閉動作中でも戸開となる。
れなくてもかご室内戸開ボタン１１を押せば回路が繋が
り、戸閉動作中でも戸開となる。
【００１８】例えば寝台３に前後二人がついて、寝台用
エレベータのかご５内に寝台車３を運び込もうとすると
き、投光器２ａの発する光は寝台３に遮られ、光電式ド
ア安全装置の受光器２ｂが前記光を受光出来なくなり、
寝台３が乗降口を通過していることを検出する。
エレベータのかご５内に寝台車３を運び込もうとすると
き、投光器２ａの発する光は寝台３に遮られ、光電式ド
ア安全装置の受光器２ｂが前記光を受光出来なくなり、
寝台３が乗降口を通過していることを検出する。
【００１９】寝台が通過している間は、その間、光が遮
られ乗降口の戸を解放している。かご戸の下部に設けた
ブラシ８はかご戸を開閉する度にカバーの強化ガラスの
表面を接触しながら移動し、穴９に埃ごみを排除する。
られ乗降口の戸を解放している。かご戸の下部に設けた
ブラシ８はかご戸を開閉する度にカバーの強化ガラスの
表面を接触しながら移動し、穴９に埃ごみを排除する。
【００２０】尚、光電式ドア前装置に用いる光は波長８
００ナノメ−トル程度の赤外線を用い、Φ１５以上の不
透明物体を検出するが、受光器２ｂは多少の不透明物体
は検出しない（例えばＪＩＳ３８６１３に決められたテ
ィッシュペーパならば３枚程度は検出しない）ので多少
のごみや埃による誤動作は起らない。
００ナノメ−トル程度の赤外線を用い、Φ１５以上の不
透明物体を検出するが、受光器２ｂは多少の不透明物体
は検出しない（例えばＪＩＳ３８６１３に決められたテ
ィッシュペーパならば３枚程度は検出しない）ので多少
のごみや埃による誤動作は起らない。
【００２１】更に、必要な場合は、従来の横方向に検出
するやり方と本発明によるものとを併用すれば、小さな
物体に対する検出精度が向上する。
するやり方と本発明によるものとを併用すれば、小さな
物体に対する検出精度が向上する。
【００２２】
【発明の効果】本発明により寝台車の乗降が安全に出来
ると共に、一般の患者、利用者もより安全にエレベータ
を利用出来ることとなる。
ると共に、一般の患者、利用者もより安全にエレベータ
を利用出来ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるエレベータかごの平面断面図、
【図２】図１の正面図、
【図３】本発明による光電式ドア安全装置を用いた制御
回路図。
回路図。
１ 乗降口 ６ 昇降路 ２ａ 投光器 ７ 強化ガラス ２ｂ 受光器 ８ ブラシ ２ｃ 乗降口検出リレー ９ （敷居の）穴 ２ｄ ２ｃのｂ接点 １０ かごの戸 ３ 寝台 １１ かご内戸開ボタ
ン ４ 光軸 １２ 戸開リレー ５ かご １３ 戸閉リレー
ン ４ 光軸 １２ 戸開リレー ５ かご １３ 戸閉リレー
Claims (2)
- 【請求項１】 投光器と受光器とよりなる光軸が遮ぎら
れることにより乗降口の人又は物を検出するエレベータ
の光電式ドア安全装置において、 前記投光器と受光器をかご乗降口上下に配置したことを
特徴とするエレベータの光電式ドア安全装置。 - 【請求項２】 乗降口床側に設置した前記検出装置の上
部に透明のカバ−を被せ、その表面を戸に設けたブラシ
で拭い去る清掃装置を設けたことを特徴とする請求項１
記載のエレベータの光電式ドア安全装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6415896A JPH09255266A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | エレベータの光電式ドア安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6415896A JPH09255266A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | エレベータの光電式ドア安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09255266A true JPH09255266A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13249993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6415896A Pending JPH09255266A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | エレベータの光電式ドア安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09255266A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7474599B2 (en) | 2003-12-26 | 2009-01-06 | Nec Corporation | Optical disc medium, and apparatus and method for recording data on the same |
| JP2010006479A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Fujitec Co Ltd | エレベータのドア安全装置 |
| JP2011037613A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのスライドドア装置 |
| US8002087B2 (en) | 2005-03-18 | 2011-08-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Entrance/exit device for elevator |
| CN105035897A (zh) * | 2014-05-02 | 2015-11-11 | 恩索塔有限公司 | 电梯设备 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP6415896A patent/JPH09255266A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7474599B2 (en) | 2003-12-26 | 2009-01-06 | Nec Corporation | Optical disc medium, and apparatus and method for recording data on the same |
| US8002087B2 (en) | 2005-03-18 | 2011-08-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Entrance/exit device for elevator |
| JP2010006479A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Fujitec Co Ltd | エレベータのドア安全装置 |
| JP2011037613A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのスライドドア装置 |
| CN105035897A (zh) * | 2014-05-02 | 2015-11-11 | 恩索塔有限公司 | 电梯设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |