JPH0617938U - サーマルプリントヘッド - Google Patents
サーマルプリントヘッドInfo
- Publication number
- JPH0617938U JPH0617938U JP6222992U JP6222992U JPH0617938U JP H0617938 U JPH0617938 U JP H0617938U JP 6222992 U JP6222992 U JP 6222992U JP 6222992 U JP6222992 U JP 6222992U JP H0617938 U JPH0617938 U JP H0617938U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- support plate
- wiring board
- printed wiring
- print head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部回路と接続するプリント配線板の面積を
有効に利用できるサーマルプリントヘッドを提供する。 【構成】 発熱抵抗体１０を設けたヘッド基板２及び駆
動素子７を搭載したプリント配線板３を接着剤５で支持
板１上に固定する。カバー４に貫通穴４ｂを有する固定
片４ａを形成し、支持板１の長手方向側面に固定片４ａ
に対応するネジ穴１ａを形成して、ネジ９でカバー４を
支持板１に固定する。プリント配線板３には支持板１に
カバーを固定するネジ穴がないので、その分プリント配
線板の面積を縮小でき、また有効に利用することがで
き、サーマルプリントヘッドの小型化にもつながる。ネ
ジ９の代わりに接着剤で固定してもよい。
有効に利用できるサーマルプリントヘッドを提供する。 【構成】 発熱抵抗体１０を設けたヘッド基板２及び駆
動素子７を搭載したプリント配線板３を接着剤５で支持
板１上に固定する。カバー４に貫通穴４ｂを有する固定
片４ａを形成し、支持板１の長手方向側面に固定片４ａ
に対応するネジ穴１ａを形成して、ネジ９でカバー４を
支持板１に固定する。プリント配線板３には支持板１に
カバーを固定するネジ穴がないので、その分プリント配
線板の面積を縮小でき、また有効に利用することがで
き、サーマルプリントヘッドの小型化にもつながる。ネ
ジ９の代わりに接着剤で固定してもよい。
Description
【０００１】
本考案は、サーマルプリントヘッドに関する。
【０００２】
図３に示すように従来のサーマルプリントヘッドは、支持板１にネジ穴を設け 、外部接続用コネクタ６が取り付けられたプリント配線板３にネジ９でカバー４ を固定していたが、該カバー４を固定するためにプリント配線板３にカバー固定 用の貫通穴を設ける必要があり、プリント配線板３の回路構成部分が局部的に制 限されてしまうため、プリント配線板面積を有効に利用できず、プリント配線板 が拡大し、コスト高にもつながっていた。
【０００３】
プリント配線板にネジ固定用の貫通穴を設けることなく、プリント配線板面積 を有効に利用できると共に、小型で安価なサーマルプリントヘッドを提供する点 にある。
【０００４】
本考案は、サーマルプリントヘッドのヘッド基板及びプリント配線板を支持す る支持板の長手方向側面にカバー取り付け部を形成してカバーを支持板に固定し たことを特徴とする。
【０００５】
図１は、本考案の第１実施例であって、図１の（Ａ）は分解斜視図を、図１の （Ｂ）は断面図を示している。 放熱板となる支持板１上に、発熱抵抗体１０を配置したヘッド基板２、駆動素 子７を搭載したプリント配線板３を接着剤５で適所に固定する。なお、前記駆動 素子７はヘッド基板２上に搭載しても良い。 前記駆動素子７は、前記ヘッド基板２及びプリント配線板３上の配線パターン （図示せず）とワイヤボンディングにより接続され、レジン８でコートする。ま た、６はプリント配線板３を外部と接続するコネクタであってこの点は一般的な 構成なのでその説明は省略する。
【０００６】 本考案においては、カバー４は、カバー４自体に形成した複数の固定片４ａに 設けた貫通穴４ｂを通して前記支持板１の長手方向側面に前記固定片４ａに対応 して設けた複数のネジ穴１ａにネジ９で締結することにより支持板１に固定する 。また、前記ネジ９に代えてピンのはめ合いによる固定及びカバー４の固定片４ ａを直接支持板１に接着する方法をとっても良い。また、前記複数の固定片４ａ はカバー４の両端及び中央部に設けるのが好適である。
【０００７】 カバー４をこのようにして取り付けることにより、図３に示すように従来のよ うにカバー４と支持板１の間に挟まれるプリント配線板３にはネジ９が貫通する ような構成とならないため、この部分のプリント配線板３の幅が必要最小限の断 面幅とすることが可能となる。
【０００８】 図２は、本考案の第２の実施例で、図２の（Ａ）はその分解斜視図を、図２の （Ｂ）は断面図を示している。 放熱板となる支持板１上に、発熱抵抗体１０を配置したヘッド基板２及び駆動 素子７を搭載したプリント配線板３を接着剤５により適所に固定する。なお、前 記駆動素子７はヘッド基板２上に搭載しても良い。 前記駆動素子７は、前記ヘッド基板２及びプリント配線板３上の配線パターン （図示せず）にワイヤボンディングにより接続され、レジン８でコートする。こ こまでの構成は前記第１実施例と変わらないので以下説明は省略する。
【０００９】 前記支持板１の表面長手方向に位置決め溝１ｂを、長手方向側面に係合溝１ｃ を形成する。そしてカバー４には前記支持板１の位置決め溝１ｂに対応する位置 決めピン４ｃ及び前記係合溝１ｃに対応する係合爪４ｄを形成する。 この実施例の場合、カバー４はポリカーボネイト等の樹脂で形成され、炭素素 材配合により適度な剛性を有している。
【００１０】 前記支持板上１に固定されるプリント配線板３の任意の部分には一辺が２ｍｍ 程度の角穴３ａが設けられており、この角穴３ａを貫通するようにカバー４の位 置決めピン４ｃが挿入されると共に、支持板１の係合溝１ｃにカバー４の係合爪 ４ｄが係合される。この実施例の場合、プリント配線板３に前記角穴３ａを設け ることになるが、それでも図３に示す従来のネジ固定穴と比較して、１／２以下 のスペースで良いのでプリント配線板の断面幅を小さくすることができる。
【００１１】
本考案は、プリント配線板の回路構成を阻害する貫通穴をなくすることができ るので、プリント配線板及び全体としてサーマルプリントヘッドの外形小型化が 容易に行える。
【図１】本考案の第１実施例を示す図である。
【図２】本考案の第２実施例を示す図である。
【図３】従来例の断面図である。
１ 支持板 １ａ 支持板の長手方向側面に形成したネジ穴 ２ ヘッド基板 ３ プリント配線板 ４ カバー ４ａ カバー４に形成した固定片 ４ｂ 貫通穴 ７ 駆動素子 ９ ネジ １０ 発熱抵抗体
Claims (3)
- 【請求項１】 支持板と、該支持板上に、発熱抵抗体が
配列されてなるヘッド基板と該発熱抵抗体を外部回路に
接続するプリント配線板と前記発熱抵抗体を駆動制御す
る駆動素子とカバーとを具備してなるサーマルプリント
ヘッドにおいて、前記プリント配線板の両端及び任意の
部分を前記支持板上に納まる幅とし、前記支持板の長手
方向側面にカバー取り付け部を形成してカバーを固定し
たことを特徴とするサーマルプリントヘッド。 - 【請求項２】 複数個のネジで前記カバーを前記支持板
の長手方向側面に固定したことを特徴とする請求項１記
載のサーマルプリントヘッド。 - 【請求項３】前記プリント配線板に形成した穴に前記カ
バーに形成した突起部を貫通させ、前記支持板表面に設
けた溝または未貫通穴に当接させると共に、前記支持板
の長手方向側面に形成した溝に前記カバーを係合し固定
したことを特徴とする請求項１記載のサーマルプリント
ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222992U JPH0617938U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | サーマルプリントヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222992U JPH0617938U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | サーマルプリントヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617938U true JPH0617938U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=13194125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222992U Pending JPH0617938U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | サーマルプリントヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617938U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997019817A1 (fr) * | 1995-11-30 | 1997-06-05 | Rohm Co., Ltd. | Tete d'impression thermique et capot de protection monte sur celle-ci |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP6222992U patent/JPH0617938U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997019817A1 (fr) * | 1995-11-30 | 1997-06-05 | Rohm Co., Ltd. | Tete d'impression thermique et capot de protection monte sur celle-ci |
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