JPH06179369A - 前後運動作用式手のひら操作対応ハンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】操作性と安全性に秀れた自動車用操舵ハンドル
を提供する。 【構成】運転席の固定された両ウイング７，８にそれぞ
れのローラー５，４を装着させ，左右の手のひらを乗せ
前後回転運動により方向操舵を行う，簡単な前後回転運
動と感覚的に敏感な手のひらを使うことにより，安全
性，操作性，安定性の提供をする。

Description

【発明の詳細な説明】 ［０００１］［産業上の利用分野］この発明は，自動車
のハンドルで手のひらでローラーを前後に回転させるこ
とにより方向操舵を行うものである。 ［０００２］［従来の技術］従来のハンドル操作は，円
形のものを左右に回転させることにより方向操舵を行っ
ていた。両腕を交互に使うことによる操作で高度な技術
が必要であり，ハンドル部分と両腕を動かすことにより
メーター及び計器類の視野の妨げとなり，ハンドルをき
るごとに肩が上がりシートとの密着感に乏しく安定性に
欠けていて視点がずれることにより安全性に懸念があっ
た。 ［０００３］ ［発明が解決しようとする課題］本発明
は，その欠点を克服しようとするもので操作性と安全性
を追求したものである。 ［０００４］［課題を解決するための手段］本発明を図
面を基に説明すれば （イ） ハンドル本体及び左ウイング７と右ウイング８
は固定式により握る（押さえる）位置が定着する。 （ロ） 操舵は手のひらを使い，ローラー４とローラー
５を前後運動させることにより方向性を決定させる。 ［０００５］［作用］ローラー右４とローラー左５は，
かさ歯車によりハンドル回転軸へと連動していく，ロー
ラー右とローラー左５は逆作用によりローラー右４を前
方に回転させればローラー左５は後方に回転する動作と
なりハンドル回転軸１は右回転運動となる。 ［０００６］［実施例］以下，本発明の実施例について
説明する。 （イ） 握る部分にあたる左ウイング７と右ウイング８
の前面部分に左ローラー，右ローラーを設ける。 （ロ） 両方のローラーにはそれぞれに，かさ歯車２
（左），かさ歯車３（右）とローラー回転軸９を設けハ
ンドル回転軸への連動となる。 （ハ） 手のひらで押さえることのできるハンドポジシ
ョン９を設ける。 （ニ） 手のひらでの操作となるので補助操舵装置を強
化した。 ［０００７］［発明の効果］この発明により自動車操舵
方法の認識が大きく変わり，自動車業界のおおいなる進
歩の貢献となる。操舵方法は，右に曲がろうとすれば右
手を前方に出し左手を引き，左へ曲がろうとすれば左を
前方に出し右手を引けば良いだけで至極簡単な操舵方法
である，又，右カーブをきる際に左手が引かれ，左手の
ハンドルポジション９を押さえることにより体がシート
に密着し体位が安定し，視点のズレが生じにくい為安全
面についての効果も大きい。更に，人間の手のひらとい
う感覚的に敏感な部分を使うことにより微妙なハンドリ
ングが可能になる。

【図面の簡単な説明】 ［図１］ 本発明の斜視図である。 ［図２］ 本発明の平面図である。 ［図３］ 本発明のａ−ａ’の断面図である。 ［符号の説明］ １はハンドル回転軸，２はかさ歯車，３はかさ歯車，４
はローラー右，５はローラー左，６はローラー回転軸 ７は左ウイング，８は右ウイング，９はハンドポジショ
ン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［請求項１］ （イ） 運転席の前面の固定された両方のウイングに，
   それぞれのローラーを装着させ左右の手のひらを乗せ前
   後回転運動により方向操舵を行う。 （ロ） 手のひらを乗せて操作する運動は左右対称を特
   長とする。