JPS6020552Y2 - 乗用玩具 - Google Patents

乗用玩具

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Publication number
JPS6020552Y2
JPS6020552Y2 JP9937780U JP9937780U JPS6020552Y2 JP S6020552 Y2 JPS6020552 Y2 JP S6020552Y2 JP 9937780 U JP9937780 U JP 9937780U JP 9937780 U JP9937780 U JP 9937780U JP S6020552 Y2 JPS6020552 Y2 JP S6020552Y2
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JP
Japan
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bundle
slider
steering
freewheel
chassis
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JP9937780U
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JPS5723388U (ja
Inventor
利生 鈴木
Original Assignee
マスセツト株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は幼児の上牌筋などの運動に好適な乗用玩具の
改良に係わり、特に人力駆動系統に故障が発生しないよ
うにした乗用玩具に関する。
【従来の技術】
従来のこの種の乗用玩具として、例えば実公昭3−11
233号(以下、第1従来例という)および実開昭52
−74279号(以下、第2従来例という)に記載のも
のがある。 第1従来例のものは三輪車であって、後輪車軸にスプロ
ケットを嵌着し、該スプロケットにラックを噛合させる
と共に、該ラックの前部を前後方向へ傾動自在なバンド
ルレバーに連結する一方、前輪支持ホークに左右一対の
操内用足踏稈を一体的に設けた構成になっている。 かかる三輪車は、バンドルレバーを手漕ぎ操作で前後方
向に傾動させると、ラックがスライドしてスプロケット
が回転することにより前進走行し、該走行時に前記足踏
稈を介した足踏操作により前輪支持ホークを回動させる
ことにより前輪が操向制御される。 一方、第2従来例のものは、操向兼手漕ぎ用のバンドル
をフレーl、に対し前後傾動自在に且つ回動自在に取付
けて前輪操向系統の四節リンクに連動させると共に、後
輪車軸にはチェノホイルを嵌着し、該チェノホイルにチ
ェノを噛合巻回してその一端をフレーム側にスプリング
を介して連繋する一方、前記チェノの他端をバンドルに
連結した構成になっている。 そして、バンドルを前後方向に手漕ぎ操作してチェノを
スプリングに抗して引っ張り移動させるト、該チェノに
噛合したチェノホイルが回転駆動されることにより後輪
が前転して前進走行し、該走行時に前記バンドルを回動
操作することにより四節リンクを介して前輪が操向制御
される。
【考案が解決しようとする問題点】
第1従来例の場合、バンドルが走行専用の手漕ぎ操作手
段となっていて、足踏稈が前輪操向専用の操作手段とな
っているため、それらを別々に操作しなければならず、
このような操作は幼児にとって頗る難事であり、特にバ
ンドルとは別の前記足踏稈が設けられた前輪支持ホーク
は常に旋回方向への回動が自由なため、前記足踏稈から
足を踏み外し易く危険性が伴うなどの問題がある。 第2従来例の場合は、同一ハンドルによって走行操作と
その走行方向の制御を同事に行うことはできるが、しか
し、チェノホイルに噛合巻回されてスプリングによりテ
ンションが与えられたチェノは、そのテンションがバン
ドル操作によってアンバランスになったり、前記スプリ
ングまたはチェノ自体に振れが生じたりして瞬間的に弛
緩することなどから、非常に外れ易いという伝動機能上
の大きな問題点がある。 また、前述のごとくチェノには常時テンションが作用し
ているため、このチェノがバンドル操作により引っ張ら
れた位置で該バンドルから幼児が手を離すと、スプリン
グの復元力によって前記バンドルが急激に元に戻るとい
う危険性が常に伴うという問題がある。 更に、前記スプリングが早期に老化するという問題もあ
る。 この考案は上記問題点を解決するためになされたもので
、同一のバンドルによって走行操作と走行方向制御を同
時に行うことができ、かつ幼児がバンドルから手を不用
意に離してもそのバンドル。 が急激に戻るような惧れのない安全な乗用玩具を提供す
ることを課題とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案は上記課題を遠戚するため、前後方向に延びる
平行フレームを有して前後輪が装備され;且つ後側上部
にサドルが設けられたシャーシを具備する乗用玩具にお
いて、 ■ 後輪車軸にスプロケットからなるフリーホイルを嵌
着する。 ■ 平行フレームの相互に跨って前後方向に摺動6する
スライダを取付ける。 ■ スライダにはその摺動力向に延びるチェノ等の噛合
部材を一体形成して該噛合部材を前記フリーホイルに噛
合させる。 ■ シャーシのサドル前方位置には前後傾動自在で且つ
回動自在な操向兼手漕ぎ用のバンドルを設ける。 ■ バンドルとスライダを走行系伝動ロンドで連結する
。 ■ バンドルと前輪操向系統リンク機構を操向系伝動レ
バーで連動させる。 という技術手段を講じたものである。
【作用】
これにより、バンドルを前後方向に往復傾動させると、
スライダが平行フレームをガイドとして往復摺動し、該
スライダと一体の噛合部材に噛合しているフリーホイル
が回転駆動されて前進走行する。 その走行時、すなわち前記バンドルを前後方向に手漕ぎ
操作しながら該バンドルを回動操作すると、その回動方
向に操向系伝動レバーが首振り連動することにより前輪
操向系統リンク機構を介して前輪が操向制御される。
【実施例】
以下、この考案の好適実施例を図面に基づき説明する。 図示例の乗用玩具はゴーカート形態の構成になっており
、そのシャーシ1は前後方向へ延びる平行フレーム2,
3によって剛体枠状に一体形成され、これらのフレーム
2,3はシャーシ1の剛性を充分にすべく角パイプから
なっている。 そして、シャーシ1は各一対の前輪4,4と後輪5,5
とを有し且つ後側上部にサドル6を備えている。 後輪5,5は同軸駆動輪となるもので、その後輪車軸7
は平行フレーム2,3の相互に跨ってそれらの後側寄り
に軸受部材を介して回転自在に貫通支承され、その貫通
支承部は平行フレーム2゜3の後端より前方へ適当寸法
分だけ離間した位置に設定されている。 従って、平行フレーム2,3は後輪車軸7より後方へ所
定の長さだけ延出した状態になっている。 後輪車軸7には平行フレーム2と3との間でフリーホイ
ル8が嵌設されている。 このフリーホイル8はチェノスプロケットとなる環状ギ
アを備えた通常構成のものが用いられている。 一方、平行フレーム2,3には、それらに跨つて前後方
向へ摺動するスライダ9が設けられている。 このスライダ9は、第3図に示す如く逆溝型断面形状を
なして平行フレーム2,3を上側から抱え込むように取
付られ、その状態で外れることのないように構成されて
いる。 かかるスライダ9の天壁裏面には、その中心部長手方向
に沿って上記フリーホイル8との噛合部を形成するチェ
710が一体的に連接しである。 すなわち、チェ710は弛みが生じたり上記フリーホイ
ル8から外れたりすることのないようスライダ9に対し
て溶接されている。 従って、チェ710はスライダ9と完全に一体化した状
態でフリーホイル8と噛合しており、もって、スライダ
9の前進移動により後輪車軸7が回転駆動されるように
なっている。 また、スライダ9には、チェ710の両側に沿って平行
離間する泥除はプレート11,11がチェン保護カバー
として一体連設されている。 上記スライダ9が取付けられた平行フレーム2.3には
、取付用の支柱12がサドル6の前方位置で立設され、
その支柱12には前進駆動兼操向用操作手段としてのバ
ンドル13が取付けられ、このバンドル13は次のよう
な図示例構成になっている。 すなわちバンドル13は、支柱12と同様に角型断面形
状をなす垂下桿部17を段違い状に一体的に有する軸受
筒(筒状軸)15と、この軸受筒15内に回動自在に嵌
合支承させてその上端から適当な高さまで延出させたバ
ンドル軸21とからなっている。 そして、前記垂下桿部17の上端側を支柱12の前面壁
に沿わせてその上端ブラケットにピン14で枢支した取
付構成にしである。 このようなバンドル13における垂下桿部17の下端部
と前記スライダ9の前端部とを伝動ロッド18でそのロ
ッド両端部の継手ピン19.20を介して連結すること
により、バンドル13とスライダ9とを連動させてバン
ドル13の傾動によりスライダ9が平行フレーム2,3
に沿って摺動するようにしている。 この場合のスライダ9はシャーシ1の最後端部に起立形
状したストッパ片部1bを後退限界位置としている。 そして、スライダ9が後退限界位置にある状態時のバン
ドル13は、支柱12に沿って起立しその起立位置を前
傾方向へのストッパ位置として前傾しないようにしてい
る。 また、バンドル軸21の下端部には大径軸部16が一体
形成され、この大径軸部16に一体突設した操向レバー
取付用のブラケット22を前方に突出させている。 そのブラケット22には操向レバー22の基端ブラケッ
ト24がピン25を介して上下回動自在に連結しである
。 操向レバー23は、操向伝動用のリンク機構26を介し
て前輪4,4と連動させている。 リンク機構26は、シャーシ1前端部の前輪取付フレー
ム1aに基端部を水平回動自在に枢着して前方に突出さ
せた左右一対の首振り平行リンク27.27と、これら
の平行リンク27.27の自由端部相互に跨ってそれら
との交叉部が回動自在にピン連結され且つ上記前輪取付
フレーム1aに平行する横動リンク28とから構成され
ている。 そして、横動リンク28の中央部に操向レバー23連結
用の枠部29が一体形成され、この枠部29内に上記操
向レバー23の自由端側を緩嵌挿してその操向レバー2
3と上記リンク機構26とを連動させている。 なお、第1図および第2図中の符号1bは、シャーシ1
の最後端部に起立形成されてスライダ9を後端位置で衝
合させるためのストッパ片部である。 つぎに、上記実施例の作用を説明する。 バンドル13の軸受筒15とバンドル軸21とが第1図
に示す如く支柱12に沿って直立しているとき、スライ
ダ9はシャーシ1の後端ストッパ片部1bに衝合した後
退位置にある。 かかる状態から幼児がサドル6に着座して上記バンドル
13を両手で手前に引くと、そのバンドル軸21が軸受
筒15と共に枢支ピン14を支点にして第2図中で反時
計廻り方向へ傾動する。 すると、その傾動により伝動ロッド18を介してスライ
ダ9が平行フレーム2,3上を前進移動する。 もって、そのスライダ9と共に、これに完全一体化した
チェ710が前進移動し、このチェ710と噛合してい
るフリーホイル8が回転駆動される゛ことにより、後輪
車軸7を介して後輪5゜5が前転する。 従って、上記構成の乗用玩具は前進走行する。 以上はバンドル13を直立位置から手前に引いた場合で
あり、一度引き終えたバンドル13は搭乗幼児が自ら直
立位置もしくはその近傍まで押し戻したのち、再び手前
に引くことによる所謂手漕ぎ操作を繰り返すことによっ
て、上記乗用玩具は連続的に前進走行する。 その走行時、すなわちノ)ンドル13を上述の如く前後
へ手漕ぎ操作しつつ左右いずれかの方向へ回動させると
、そのバンドル軸21にピン連結された操向レバー23
が上記バンドル回動力向に首振り運動し、それに操向用
リンク機構26が追従作動して前輪4,4が操向させら
れるため上記乗用玩具はバンドル回動方向に曲進乃至旋
回することとなる。 以上の如くこの考案の乗用玩具は、バンドル13を手漕
ぎ操作することにより前進走行して、その走行方向も同
じバンドル13を回動操作することにより任意にコント
ロールすることができる。 なお、上記実施例ではフリーホイル8との噛合部材をチ
ェノ10としたが、このチェノ10はスライダ9に一体
形成して上記フリーホイル8に噛合させるラックと代替
してもよく、この場合であっても同様の作用効果が得ら
れる。
【考案の効果】
以上、この考案では次のような優れた効果が得られる。 (1)第1従来例のように、バンドルによる走行操作と
足踏稈による操向操作を別々に行う必要がなく、それら
の二系統操作を同一のバンドルによって円滑に遂行でき
る。 このため、特に前記足踏稈による操向操作の場合のよう
に幼児が足を踏み外すような危険性がなくなる。 (2) 第2従来例のように、バンドル操作系統には
スプリングを一切使用していないので、搭乗幼児がバン
ドル操作途上で該バンドルから手を不用意に離してもそ
のバンドルが急激に戻るようなことがなく安全である。 (3)後輪車軸のフリーホイルに噛合するチェノ等の噛
合部材を、シャーシの平行フレームをガイドとして前後
方向に摺動するスライダに一体形成し、該スライダをバ
ンドルに伝動ロンドを介して運動させたので、第2従来
例のスプリングを利用した緊張チェ7のように、前記噛
合部材がフリーホイルから外れるような惧れがなく、従
って、この考案の乗用玩具は常時円滑に故障なく走行さ
せ得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の好適一実施例を示すもので、第1図は
乗用玩具の縦断側面図、第2図は同平面図、第3図はス
ライダ取付部の断面図、第4図はバンドル装置の要部拡
大斜視図である。 図中1はシャーシ、2,3は平行フレーム、4は前輪、
5は後輪、6はサドル、7は後輪車軸、8はフリーホイ
ル、9はスライダ、10はチェノ等の噛合部材、13は
操作手段である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)前後方向に延びる平行フレームを有して前後輪が
    装備され且つ後側上部にサドルが設けられたシャーシと
    、その平行フレーム相互間で後輪車軸に嵌設したスプロ
    ケットからなるフリーホイルと、上記平行フレーム相互
    に跨って前後方向へ摺動自在に取付けたスライダと、該
    スライダに一体形成されその摺動方向に延びて上記フリ
    ーホイルに噛合するチェノ等の噛合部材と、前記シャー
    シにおけるサドルの前方位置で前後傾動自在に且つ回動
    自在に設けられた操向兼手漕ぎ用のバンドルと、該バン
    ドルの傾動で前記スライダを往復摺動させるべくそれら
    の相互を連結する走行系統の伝動ロンドと、前記バンド
    ルの回動で前輪が操向されるようにその操向系統にバン
    ドルを連動する操行系伝動レバーとからなることを特徴
    とする乗用玩具。
  2. (2)上記スライダにチェン等噛合部材の保護カバーが
    設けられていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の乗用玩具。
JP9937780U 1980-07-16 1980-07-16 乗用玩具 Expired JPS6020552Y2 (ja)

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JP9937780U JPS6020552Y2 (ja) 1980-07-16 1980-07-16 乗用玩具

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JP9937780U JPS6020552Y2 (ja) 1980-07-16 1980-07-16 乗用玩具

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Publication Number Publication Date
JPS5723388U JPS5723388U (ja) 1982-02-06
JPS6020552Y2 true JPS6020552Y2 (ja) 1985-06-19

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JP9937780U Expired JPS6020552Y2 (ja) 1980-07-16 1980-07-16 乗用玩具

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