JPH061791U - ブロワ装置 - Google Patents

ブロワ装置

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JPH061791U
JPH061791U JP4714992U JP4714992U JPH061791U JP H061791 U JPH061791 U JP H061791U JP 4714992 U JP4714992 U JP 4714992U JP 4714992 U JP4714992 U JP 4714992U JP H061791 U JPH061791 U JP H061791U
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JP
Japan
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casing
check valve
blower device
discharge port
accessory mounting
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JP4714992U
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English (en)
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JP2591722Y2 (ja
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良幸 畑崎
丈和 糟谷
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shinmaywa Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減するとともに、コストの低減
を図る。 【構成】 ケーシング100の吐出口104周縁部を外
方に延長させて、ケーシング100と一体的に付属品取
付領域105を形成し、この付属品取付領域105に圧
力計120、安全弁130および逆止弁140等の付属
品を取り付ける。 【効果】 付属品を取り付けるためのアダプタを別途必
要とせず、その分部品点数を削減できるとともに、コス
トの低減を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、安全弁、圧力計および逆止弁等の付属品が取り付けられるブロワ 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の陸上ブロワ装置Bの設置状態を示す側面図である。同図に示すよ うに、ブロワ装置Bには、ケーシング1が設けられ、ケーシング1内には2本の ロータ2が相互に位相をずらせてかみ合わせた状態で、回転自在に収容される。 ケーシング1の吸引口には吸入管3が連結されるとともに、吐出口には、逆止弁 付安全弁10aや図示しない圧力計等が装着されたアダプタ10が接続される。 さらに、アダプタ10には、フレキシブルジョイント11を介して消音器12、 仕切弁13,14および配管15が接続されて、配管15の先端が水槽20内の 底面部近傍に配置される。
【0003】 このブロワ装置Bにおいて、ロータ2が回転すると、外部のエアーが吸引管3 を介してケーシング1内に吸引され、そのエアーが圧縮されて、アダプタ10等 を通って配管15に送り込まれ、水中に放出される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のブロワ装置Bでは、逆止弁付安全弁10aや圧力計を取 り付けるためにアダプタ10を使用しているため、アダプタ10を必要とする分 、部品点数が増加するとともに、コストの増大を来すという問題があった。
【0005】 この考案は、上記従来技術の問題を解消し、安全弁、圧力計および逆止弁等の 付属品の取付を確保しながら、かつ部品点数を削減できるとともに、コストを低 減できるブロワ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、吸引口および吐出口が形成されたケーシングの内部にロータが収 容され、そのロータの回転により流体を前記吸引口より前記ケーシング内に吸引 して前記吐出口より吐出するようにしたブロワ装置であって、上記目的を達成す るため、前記ケーシングの前記吐出口周縁部を外方に延長させて、安全弁、圧力 計および逆止弁等の付属品をそれぞれ取り付けるための付属品取付領域を前記ケ ーシングに一体的に形成している。
【0007】
【作用】
この考案のブロワ装置によれば、ケーシングの吐出口周縁部を外方に延長させ て、安全弁、圧力計および逆止弁等の付属品をそれぞれ取り付けるための付属品 取付領域をケーシングに一体的に形成しているため、この付属品取付領域に付属 品を取り付けることにより、従来のように付属品を取り付けるためのアダプタ等 を別途必要としない。
【0008】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例であるブロワ装置B1の設置状態を示す側面図、図 2はブロワ装置B1のケーシング100を示す断面図、図3はそのケーシング1 00の正面図である。これらの図に示すように、ブロワ装置B1は、ベース台5 0上にそれぞれ取り付けられたモータ60およびケーシング100等を有してい る。
【0009】 ケーシング100は、筒軸方向が水平方向に設定された略筒状のケーシング本 体101と、ケーシング本体101の両端開口部を閉塞するように取り付けられ た軸受部付きカバー102(図3参照)とを有している。ケーシング本体101 の周胴部には相対向するように吸引口103および吐出口104が形成されると ともに、ケーシング本体101内には2本のロータ90が相互に位相をずらせた 状態で収容される。各ロータ90の回転軸91の両端は上記カバー102の軸受 部(図示省略)にそれぞれ回転自在に支持されるとともに、ロータ90の回転軸 91と上記モータ60とは図示しない動力伝達機構を介して接続されている。そ して、モータ60が回転駆動すると、2本のロータ90が相互に逆方向に回転し 、エアーが吸引口103からケーシング本体101内に吸引されるとともに、吐 出口104から吐出されるように構成されている。
【0010】 ケーシング本体101の吐出口周縁部は、外方(吐出方向)に延長されて略筒 状の付属品取付領域105がケーシング本体101に一体的に形成される。付属 品取付領域105の上壁には付属品取付領域105の内部に連通する圧力計取付 穴106が形成され、その圧力計取付穴106に圧力計120の計測部121が 挿入されて固定される。さらに、付属品取付領域105の側壁には付属品取付領 域105の内部に連通する安全弁取付穴107が形成され、その安全弁取付穴1 07に安全弁130の受圧部131が挿入されて固定される。
【0011】 付属品取付領域105の内周面先端側は、内径が順次拡開するように階段状に 形成されて逆止弁取付領域108が形成されるとともに、さらにその逆止弁取付 領域108の一端側に逆止弁取付領域108の内方向に突出する弁座部109が 形成される。そして、可撓性を有する逆止弁140が、その本体141周縁部を 弁座部109に密接させながら逆止弁取付領域108内に収容され、スプリング ピン150を逆止弁140の取付片142に貫通して逆止弁取付領域108に形 成されたピン取付穴108aに挿入することにより逆止弁取付領域108に取り 付けられる。また、逆止弁取付領域108内の周溝110に止め輪111が嵌着 され、この止め輪111により、逆止弁140の取付片142が押圧保持される 。これにより、付属品取付領域105内において逆止弁140の内方側(ケーシ ング本体101側)の圧力が外方側の圧力よりも高くなると、その圧力差により 本体141が外方側に撓み開口104aが開成されて弁開成状態になる一方、逆 止弁140の内方側の圧力が外方側の圧力よりも低くなると、本体141が弾性 復帰し開口104aが閉塞されて弁閉塞状態になる。
【0012】 図1に示すように、付属品取付領域105の先端部には、フレキシブルジョイ ント160を介して消音器170、仕切弁180,190および配管200が接 続され、さらに配管200の先端が水槽20内の底面部近傍に配置される。
【0013】 このブロワ装置B1において、モータ60の駆動によりロータ90が回転する と、外部のエアーが吸引管70を介してケーシング100内に吸引され、圧縮さ れた後、吐出口104を介して付属品取付領域105側に吐出される。これによ り、付属品取付領域105内において逆止弁140の内方側の圧力が外方側の圧 力よりも高くなり、逆止弁140が外方に撓んで開口104aが開成され、圧縮 エアーが開口104aを通って、フレキシブルジョイント160側に送り出され る。さらに、その圧縮エアーは、消音器170、仕切弁180,190および配 管200を通って水中に放出される。
【0014】 このとき、吐出口104周辺の空気圧が圧力計120の計測部121によって 計測され、圧力計120の表示部に表示される。また、吐出口104周辺の圧力 が所定値よりも高くなると、安全弁130が作動しエアーが外部に放出される。 なお、装置駆動中に、付属品取付領域105内において、逆止弁140の外方側 の圧力が内方側の圧力よりも高くなると、逆止弁140が弾性復帰して、開口1 04aが閉塞され、エアーの逆流が防止される。
【0015】 このブロワ装置B1によれば、ケーシング100の吐出口104周縁部を外方 に延長させて、ケーシング100と一体的に付属品取付領域105を形成し、こ の付属品取付領域105に圧力計120、安全弁130および逆止弁140を取 り付けているため、これらの付属品120,130,140を取り付けるための アダプタを別途必要とせず、その分部品点数を削減できるとともに、コストの低 減を図ることができる。さらに、付属品取付領域105をケーシング100に一 体的に形成することにより、従来例のようにアダプタおよびケーシングのそれぞ れに、両者を接続するためのフランジ部を形成する必要はなく、その分配管寸法 を短くできる。
【0016】 また、この実施例では、付属品取付領域105の上壁側に圧力計120を取り 付けるとともに、側壁側に安全弁130を取り付けているため、圧力計120と 安全弁130を、付属品取付領域105の流路方向に沿ってほぼ同じ位置に取り 付けることができ、一層配管寸法を短くできる。
【0017】 なお、ブロワ装置のケーシングは、鋳造によって形成されるため、この考案の ような付属品取付領域付きのケーシングを形成する場合、そのような形状のケー シングを形成するための鋳型を形成しておけば、従来と同じ工程数でケーシング を形成でき、ケーシング形成時の工程数が増加することはない。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、この考案のブロワ装置によれば、ケーシングの吐出口周縁部を 外方に延長させて、安全弁、圧力計および逆止弁等の付属品をそれぞれ取り付け るための付属品取付領域をケーシングに一体的に形成しているため、この付属品 取付領域に付属品を取り付けることにより、従来のように付属品を取り付けるた めのアダプタ等を別途必要とせず、その分部品点数を削減できるとともに、コス トを低減できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるブロワ装置の設置状
態を示す側面図である。
【図2】実施例のブロワ装置の要部を示す断面図であ
る。
【図3】実施例のブロワ装置の要部を示す正面図であ
る。
【図4】従来のブロワ装置の設置状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
90 ロータ 100 ケーシング 103 吸引口 104 吐出口 105 付属品取付領域 120 圧力計 130 安全弁 140 逆止弁 B1 ブロワ装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引口および吐出口が形成されたケーシ
    ングの内部にロータが収容され、そのロータの回転によ
    り流体を前記吸引口より前記ケーシング内に吸引して前
    記吐出口より吐出するようにしたブロワ装置において、 前記ケーシングの前記吐出口周縁部を外方に延長させ
    て、安全弁、圧力計および逆止弁等の付属品をそれぞれ
    取り付けるための付属品取付領域を前記ケーシングに一
    体的に形成したことを特徴とするブロワ装置。
JP1992047149U 1992-06-12 1992-06-12 ブロワ装置 Expired - Lifetime JP2591722Y2 (ja)

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JPH061791U true JPH061791U (ja) 1994-01-14
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085049A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Anlet Co Ltd 安全弁を備えたルーツ式ブロワ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6390089U (ja) * 1986-12-01 1988-06-11

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