JPH0540311Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540311Y2 JPH0540311Y2 JP17943887U JP17943887U JPH0540311Y2 JP H0540311 Y2 JPH0540311 Y2 JP H0540311Y2 JP 17943887 U JP17943887 U JP 17943887U JP 17943887 U JP17943887 U JP 17943887U JP H0540311 Y2 JPH0540311 Y2 JP H0540311Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- impeller
- pump
- drive shaft
- seal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は動力噴霧機等に用いられる回転ポンプ
のケーシング内にて、インペラーを駆動軸に取り
付けるための構成に関するものである。
のケーシング内にて、インペラーを駆動軸に取り
付けるための構成に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来の回転ポンプ、特に、カスケードポンプま
たは摩擦ポンプと呼ばれるポンプにおけるインペ
ラーの取付構成は、第4図に示す如く構成されて
いた。
たは摩擦ポンプと呼ばれるポンプにおけるインペ
ラーの取付構成は、第4図に示す如く構成されて
いた。
即ち、ケーシング1に軸支された駆動軸2には
シール4やOリング5等が嵌装され、漏水が防止
される構成となつており、該シール4を固定する
ために止め輪6が駆動軸2に嵌装されていた。
シール4やOリング5等が嵌装され、漏水が防止
される構成となつており、該シール4を固定する
ために止め輪6が駆動軸2に嵌装されていた。
そして、駆動軸2の先端には、インペラー3を
挿入するための軸支部2aが設けられており、該
軸支部2aはインペラー3が空回りしないよう
に、断面半円状のすり割り2bまたはキー溝2
c,2′が設けられ、インペラー3の駆動軸挿入
孔の形状をその軸に合わせていたのである。
挿入するための軸支部2aが設けられており、該
軸支部2aはインペラー3が空回りしないよう
に、断面半円状のすり割り2bまたはキー溝2
c,2′が設けられ、インペラー3の駆動軸挿入
孔の形状をその軸に合わせていたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかし、上記のような構成であると、シール等
を係止する止め輪6を嵌装するときに、止め輪開
拡専用工具が必要となり、また、すり割り2bや
キー溝2cにインペラーを外嵌した状態で長時間
高速回転すると、軸の片摩耗が発生し、ガタが生
じていたのである。
を係止する止め輪6を嵌装するときに、止め輪開
拡専用工具が必要となり、また、すり割り2bや
キー溝2cにインペラーを外嵌した状態で長時間
高速回転すると、軸の片摩耗が発生し、ガタが生
じていたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段
本考案はこのような問題点を解消するために、
次の如く構成したものである。
次の如く構成したものである。
回転ポンプの駆動軸22の一側をネジ部22a
とし、該ネジ部22aに六角軸26に穿設したネ
ジ穴26aを螺装し、該六角軸26の外周には鍔
部26bを構成し、前記駆動軸22にシール23
を外嵌し、該シール23と前記鍔部26bとの間
にスプリング24を介装し、前記六角軸26の鍔
部26bよりも先端側にインペラー27を外嵌し
たものである。
とし、該ネジ部22aに六角軸26に穿設したネ
ジ穴26aを螺装し、該六角軸26の外周には鍔
部26bを構成し、前記駆動軸22にシール23
を外嵌し、該シール23と前記鍔部26bとの間
にスプリング24を介装し、前記六角軸26の鍔
部26bよりも先端側にインペラー27を外嵌し
たものである。
(ホ) 考案の作用
このような構成において、エンジン12の出力
軸に駆動軸22を螺装し、該駆動軸22の他側に
シール23及びスプリング24を外嵌し、更に、
六角軸26をネジ込んで、鍔部26bとの間に介
装したスプリング24を押圧することによりシー
ル23を密着させ漏水を防止している。
軸に駆動軸22を螺装し、該駆動軸22の他側に
シール23及びスプリング24を外嵌し、更に、
六角軸26をネジ込んで、鍔部26bとの間に介
装したスプリング24を押圧することによりシー
ル23を密着させ漏水を防止している。
該六角軸26にインペラー27を外嵌し、蓋体
25を嵌合してOリング29に漏水を防止し、エ
ンジン12を駆動すると、インペラー27の回転
により空間Aにある薬液を運動させて吸入口17
aより薬液を吸入して、吐出口17cより吐出さ
せるのである。
25を嵌合してOリング29に漏水を防止し、エ
ンジン12を駆動すると、インペラー27の回転
により空間Aにある薬液を運動させて吸入口17
aより薬液を吸入して、吐出口17cより吐出さ
せるのである。
(ヘ) 実施例
本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明する。
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明する。
第1図は背負い式動力噴霧機に本考案の回転ポ
ンプを装着した正面図、第2図は本考案の回転ポ
ンプ側面断面図、第3図は同じく組み立て斜視図
である。
ンプを装着した正面図、第2図は本考案の回転ポ
ンプ側面断面図、第3図は同じく組み立て斜視図
である。
第1図において、回転ポンプとしてカスケード
ポンプを動力噴霧機に装着した実施例の全体構成
から説明する。
ポンプを動力噴霧機に装着した実施例の全体構成
から説明する。
薬剤タンク10a、背負い枠10b、機枠10
cは合成樹脂等により一体成形され、該機枠10
c上に防振ゴム11,11を介してエンジン12
が載置され、該エンジン12の下部に燃料タンク
13が配設されている。14はエアクリーナー、
15はマフラーである。
cは合成樹脂等により一体成形され、該機枠10
c上に防振ゴム11,11を介してエンジン12
が載置され、該エンジン12の下部に燃料タンク
13が配設されている。14はエアクリーナー、
15はマフラーである。
前記背負い枠10bの側面には、アクセルアー
ム16が後方へ回動可能に設けられ、該アクセル
アーム16の先端にアクセルダイル16aが設け
られ、エンジン12の回転数を調節できるように
構成されている。
ム16が後方へ回動可能に設けられ、該アクセル
アーム16の先端にアクセルダイル16aが設け
られ、エンジン12の回転数を調節できるように
構成されている。
該エンジン12の後面にはカスケードポンプ1
7が付設され、エンジン12の出力軸にカスケー
ドポンプ17の駆動軸が連結されている。該カス
ケードポンプ17の吸入口17aはホースを介
し、薬剤タンク10aの流出口10dと連通さ
れ、カスケードポンプ17の余水口17bはホー
スを介して流入口10eと連通され、カスケード
ポンプ17の吐出口17cは背負い枠10bに設
けたホース接続口19と連通している。
7が付設され、エンジン12の出力軸にカスケー
ドポンプ17の駆動軸が連結されている。該カス
ケードポンプ17の吸入口17aはホースを介
し、薬剤タンク10aの流出口10dと連通さ
れ、カスケードポンプ17の余水口17bはホー
スを介して流入口10eと連通され、カスケード
ポンプ17の吐出口17cは背負い枠10bに設
けたホース接続口19と連通している。
該カスケードポンプ17の構成は、第2図、第
3図に示すように、取付ブラケツト20が背負い
枠10bに固設され、該取付ブラケツト20にカ
スケードポンプ17のポンプケース21がボルト
にて固定される。該ポンプケース21には駆動軸
22が挿入され、ポンプケース21の他面をOリ
ング29を介して蓋体25にて蓋される。
3図に示すように、取付ブラケツト20が背負い
枠10bに固設され、該取付ブラケツト20にカ
スケードポンプ17のポンプケース21がボルト
にて固定される。該ポンプケース21には駆動軸
22が挿入され、ポンプケース21の他面をOリ
ング29を介して蓋体25にて蓋される。
該駆動軸22は一端をエンジンの出力軸に螺装
し、他端をネジ部22aとし、該ネジ部22aに
シール23及びスプリング24を外嵌して六角軸
26を螺装し、シール23及びスプリング24を
係止している。
し、他端をネジ部22aとし、該ネジ部22aに
シール23及びスプリング24を外嵌して六角軸
26を螺装し、シール23及びスプリング24を
係止している。
該六角軸26は一方にネジ穴26aを設けて前
記ネジ部22aに螺装し、その端部周囲に鍔部2
6bを設けて前記スプリング24を受け止めるよ
うに構成している。他側の外形を多角26bに構
成した六角軸26に、中心を同形状の多角に開口
したインペラー27が外嵌される。
記ネジ部22aに螺装し、その端部周囲に鍔部2
6bを設けて前記スプリング24を受け止めるよ
うに構成している。他側の外形を多角26bに構
成した六角軸26に、中心を同形状の多角に開口
したインペラー27が外嵌される。
該インペラー27は円板状であつて円周部の側
面には多数の溝27a,27a……が穿設されて
いる。そして、ポンプケース21と蓋体25の間
のインペラー27の周縁の一部に薬液を導く空間
Aが設けられている。
面には多数の溝27a,27a……が穿設されて
いる。そして、ポンプケース21と蓋体25の間
のインペラー27の周縁の一部に薬液を導く空間
Aが設けられている。
(ト) 考案の効果
本考案は以上のように構成したので、次のよう
な効果が得られるのである。
な効果が得られるのである。
第1に、駆動軸に多角軸をネジ込む構成である
ので、シールの固定が容易に行えるのである。
ので、シールの固定が容易に行えるのである。
第2に、止め輪を省くことができて部品点数を
減少でき、組み立て時に止め輪開拡用の専用工具
を必要としないので、容易に組み立てが出来るの
である。
減少でき、組み立て時に止め輪開拡用の専用工具
を必要としないので、容易に組み立てが出来るの
である。
第3に、インペラーを六角軸に挿入して駆動す
るため、軸の偏摩耗がなくなり、耐久性が向上し
たのである。
るため、軸の偏摩耗がなくなり、耐久性が向上し
たのである。
第1図は背負い式動力噴霧機に本考案の回転ポ
ンプを装着した正面図、第2図は本考案の回転ポ
ンプ側面断面図、第3図は同じく組み立て斜視
図、第4図は従来の回転ポンプ側面断面図であ
る。 22……駆動軸、22a……ネジ部、23……
シール、24……スプリング、26……六角軸、
26a……ネジ穴、26b……鍔部、27……イ
ンペラー。
ンプを装着した正面図、第2図は本考案の回転ポ
ンプ側面断面図、第3図は同じく組み立て斜視
図、第4図は従来の回転ポンプ側面断面図であ
る。 22……駆動軸、22a……ネジ部、23……
シール、24……スプリング、26……六角軸、
26a……ネジ穴、26b……鍔部、27……イ
ンペラー。
Claims (1)
- 回転ポンプの駆動軸22の一側をネジ部22a
とし、該ネジ部22aに六角軸26に穿設したネ
ジ穴26aを螺装し、該六角軸26の外周には鍔
部26bを構成し、前記駆動軸22にシール23
を外嵌し、該シール23と前記鍔部26bとの間
にスプリング24を介装し、前記六角軸26の鍔
部26bよりも先端側にインペラー27を外嵌し
たことを特徴とする回転ポンプのインペラー取付
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17943887U JPH0540311Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17943887U JPH0540311Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0183199U JPH0183199U (ja) | 1989-06-02 |
JPH0540311Y2 true JPH0540311Y2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=31470992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17943887U Expired - Lifetime JPH0540311Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540311Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3372439B2 (ja) * | 1996-10-11 | 2003-02-04 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
DE102010011695B4 (de) * | 2010-03-17 | 2013-12-19 | Ksb Aktiengesellschaft | Laufradbefestigung |
-
1987
- 1987-11-24 JP JP17943887U patent/JPH0540311Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0183199U (ja) | 1989-06-02 |
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