JPH0544682A - ポンプ - Google Patents
ポンプInfo
- Publication number
- JPH0544682A JPH0544682A JP20416791A JP20416791A JPH0544682A JP H0544682 A JPH0544682 A JP H0544682A JP 20416791 A JP20416791 A JP 20416791A JP 20416791 A JP20416791 A JP 20416791A JP H0544682 A JPH0544682 A JP H0544682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- packing
- water
- pump
- casing cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポンプ室の水圧が高くなってもパッキンのシ
ール面のずれを防止し、シール部からの水洩れを防止す
ることができるポンプを提供することを目的とする。 【構成】 ケーシング１およびケーシングカバー２の外
周の接合面部にパッキン装着用の溝１１を設け、かつパ
ッキン３の外周にシール用の断面が球状の外周リブ９を
設け、ケーシング１とケーシングカバー２の溝１１によ
りパッキン３の外周リブ９を挾持させる構成とする。
ール面のずれを防止し、シール部からの水洩れを防止す
ることができるポンプを提供することを目的とする。 【構成】 ケーシング１およびケーシングカバー２の外
周の接合面部にパッキン装着用の溝１１を設け、かつパ
ッキン３の外周にシール用の断面が球状の外周リブ９を
設け、ケーシング１とケーシングカバー２の溝１１によ
りパッキン３の外周リブ９を挾持させる構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプケーシングを二
分割方式とし、中間に仕切板，シート状弾性体を設けて
なる自吸式渦巻きポンプに関する。
分割方式とし、中間に仕切板，シート状弾性体を設けて
なる自吸式渦巻きポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自吸式渦巻きポンプでは羽根車を
収容するケーシングと、ケーシングの羽根車収容部内に
水を充満させておくための呼び水用タンクが設けられて
いる。特にケーシングと水タンクとが一体になった型の
ポンプが主流であった。従来のこの種の自吸式渦巻きポ
ンプについて、図４を参照しながら説明する。
収容するケーシングと、ケーシングの羽根車収容部内に
水を充満させておくための呼び水用タンクが設けられて
いる。特にケーシングと水タンクとが一体になった型の
ポンプが主流であった。従来のこの種の自吸式渦巻きポ
ンプについて、図４を参照しながら説明する。
【０００３】図に示すように、モータ（図示せず）に接
続されたシャフト２１に取り付けられた羽根車２２を収
容する収容部２３を形成したケーシング２４と、このケ
ーシング２４の開口面には通水口２５を有した仕切板２
６を設けている。そして、給水口２７と流出口２８およ
び水タンク部２９を有するケーシングカバー３０を設
け、前記ケーシング２４とケーシングカバー３０の接合
面には水タンク部２９と、仕切板２６の通水口２５を介
して羽根車２２の収容部２３と連通する連通口３１を設
けた水洩れ防止用のパッキン３２を設け、ケーシング２
４とケーシングカバー３０を接合して構成していた。
続されたシャフト２１に取り付けられた羽根車２２を収
容する収容部２３を形成したケーシング２４と、このケ
ーシング２４の開口面には通水口２５を有した仕切板２
６を設けている。そして、給水口２７と流出口２８およ
び水タンク部２９を有するケーシングカバー３０を設
け、前記ケーシング２４とケーシングカバー３０の接合
面には水タンク部２９と、仕切板２６の通水口２５を介
して羽根車２２の収容部２３と連通する連通口３１を設
けた水洩れ防止用のパッキン３２を設け、ケーシング２
４とケーシングカバー３０を接合して構成していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自吸
式渦巻きポンプの構成では、ポンプへの給水圧が高くな
るつつある近年、羽根車２２の収容部２３を有したケー
シング２４と、呼び水用タンク部２９を形成するケーシ
ングカバー３０およびパッキン３２に高圧の給水圧が加
わり、パッキン３２のシール面がケーシング２４および
ケーシングカバー３０よりずれ水洩れが発生するという
問題があった。
式渦巻きポンプの構成では、ポンプへの給水圧が高くな
るつつある近年、羽根車２２の収容部２３を有したケー
シング２４と、呼び水用タンク部２９を形成するケーシ
ングカバー３０およびパッキン３２に高圧の給水圧が加
わり、パッキン３２のシール面がケーシング２４および
ケーシングカバー３０よりずれ水洩れが発生するという
問題があった。
【０００５】本発明は上記課題を解決するもので、高圧
の給水圧下においてもパッキンよりの水洩れ防止が可能
なポンプを提供することを目的とする。
の給水圧下においてもパッキンよりの水洩れ防止が可能
なポンプを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のポンプは上記目
的を達成するために、ケーシングおよびケーシングカバ
ーの接合面にパッキン装着用の溝を設け、かつパッキン
の外周に前記溝に係合するシール用の球状リブを設ける
ように構成する。
的を達成するために、ケーシングおよびケーシングカバ
ーの接合面にパッキン装着用の溝を設け、かつパッキン
の外周に前記溝に係合するシール用の球状リブを設ける
ように構成する。
【０００７】
【作用】本発明のポンプは上記した構成により、ポンプ
への給水圧が高い場合でもケーシングおよびケーシング
カバーのパッキン装着用溝にパッキンの球状リブが係合
するので、パッキン外周部のシール面のずれ防止が可能
となり、水洩れ防止が可能となった。また、パッキン装
着時に、パッキンの位置決めが不要となり、ケーシング
へのパッキンの装着が容易となることとなる。
への給水圧が高い場合でもケーシングおよびケーシング
カバーのパッキン装着用溝にパッキンの球状リブが係合
するので、パッキン外周部のシール面のずれ防止が可能
となり、水洩れ防止が可能となった。また、パッキン装
着時に、パッキンの位置決めが不要となり、ケーシング
へのパッキンの装着が容易となることとなる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１〜図３
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分には
同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分には
同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【０００９】図に示すように、ケーシング１とケーシン
グカバー２の接合面に設けられるゴム製のパッキン３に
はケーシング１内から水タンク部２９に流し込む開口４
および水タンク部２９内に溜められた水がケーシング１
内に流れ込むように開口５，６，７を設けると共に、ケ
ーシング１内の羽根車２２の回転によって吸込まれた水
がケーシング１内に流れ込む開口８を設けている。
グカバー２の接合面に設けられるゴム製のパッキン３に
はケーシング１内から水タンク部２９に流し込む開口４
および水タンク部２９内に溜められた水がケーシング１
内に流れ込むように開口５，６，７を設けると共に、ケ
ーシング１内の羽根車２２の回転によって吸込まれた水
がケーシング１内に流れ込む開口８を設けている。
【００１０】そして、パッキン３の外周縁部にはケーシ
ングカバー２の吸込水路および水タンク部２９と外部を
シールする断面が球状の外周リブ９を設け、ケーシング
カバー３の吸込流路と水タンク部２９のシールをするた
めの吸込用リブ１０を設けている。
ングカバー２の吸込水路および水タンク部２９と外部を
シールする断面が球状の外周リブ９を設け、ケーシング
カバー３の吸込流路と水タンク部２９のシールをするた
めの吸込用リブ１０を設けている。
【００１１】また、ケーシング１とケーシングカバー２
の接合面には前記パッキン３の球状のリブ９が係合する
溝１１を設けている。１２はケーシング１に収容され回
転シャフト２１をシールするメカニカルシール部であ
る。
の接合面には前記パッキン３の球状のリブ９が係合する
溝１１を設けている。１２はケーシング１に収容され回
転シャフト２１をシールするメカニカルシール部であ
る。
【００１２】次に動作について説明する。まず、始動時
ではケーシング１から押し出された水は水タンク部２９
に流れ込み、水と一緒に押し出された空気のみが流出口
２８より外部へ流出する。そして、給水口２７から水が
流入して本格的な水送出状態に入ると、水タンク部２９
は水が充満し、あふれた水が流出口２８より外部へ流出
して給水が行われる。
ではケーシング１から押し出された水は水タンク部２９
に流れ込み、水と一緒に押し出された空気のみが流出口
２８より外部へ流出する。そして、給水口２７から水が
流入して本格的な水送出状態に入ると、水タンク部２９
は水が充満し、あふれた水が流出口２８より外部へ流出
して給水が行われる。
【００１３】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればパッキンの外周部に球状のリブを設けること
により、ポンプへの給水圧が高くなってもパッキン外周
部のシール面のずれ防止が可能となり、水洩れ防止が可
能となる。また、パッキンのケーシングへの装着も容易
となり、水洩れに関する品質の向上と組立作業性の容易
化を図ることのできるポンプを提供できる。
明によればパッキンの外周部に球状のリブを設けること
により、ポンプへの給水圧が高くなってもパッキン外周
部のシール面のずれ防止が可能となり、水洩れ防止が可
能となる。また、パッキンのケーシングへの装着も容易
となり、水洩れに関する品質の向上と組立作業性の容易
化を図ることのできるポンプを提供できる。
【図１】本発明の一実施例のポンプの断面図
【図２】同ポンプのパッキンの平面図
【図３】同パッキンのリブ部分の形状を示す断面図
【図４】従来のポンプの断面図
【符号の説明】 １ ケーシング ２ ケーシングカバー ３ パッキン ９ 外周リブ １１ 溝 ２２ 羽根車 ２７ 給水口 ２８ 流出口
Claims (1)
- 【請求項１】羽根車の収容されるケーシングと、給水口
と流出口を設けたケーシングカバーと、前記ケーシング
とケーシングカバー間に設けられる水洩れ防止用パッキ
ンとを備え、前記パッキン外周縁部に断面球状の外周リ
ブを設け、前記ケーシングとケーシングカバーの接合面
に前記パッキンの外周リブが係合する溝を設け、前記パ
ッキンをケーシングとケーシングカバーにより挾持させ
たポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20416791A JPH0544682A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20416791A JPH0544682A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544682A true JPH0544682A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16485951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20416791A Pending JPH0544682A (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544682A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005315096A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Aisin Seiki Co Ltd | ウォータポンプのシール構造 |
| JP2007315250A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Matsushita Electric Works Ltd | ポンプ |
| US7635209B2 (en) | 2006-01-27 | 2009-12-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Lamp for vehicle and lamp-mounted vehicle |
-
1991
- 1991-08-14 JP JP20416791A patent/JPH0544682A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005315096A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Aisin Seiki Co Ltd | ウォータポンプのシール構造 |
| JP4529532B2 (ja) * | 2004-04-27 | 2010-08-25 | アイシン精機株式会社 | ウォータポンプのシール構造 |
| US7635209B2 (en) | 2006-01-27 | 2009-12-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Lamp for vehicle and lamp-mounted vehicle |
| JP2007315250A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Matsushita Electric Works Ltd | ポンプ |
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