JPH06179019A - 板材折曲機の制御装置 - Google Patents

板材折曲機の制御装置

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JPH06179019A
JPH06179019A JP35297092A JP35297092A JPH06179019A JP H06179019 A JPH06179019 A JP H06179019A JP 35297092 A JP35297092 A JP 35297092A JP 35297092 A JP35297092 A JP 35297092A JP H06179019 A JPH06179019 A JP H06179019A
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JP
Japan
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carriage
plate material
axis
metal plate
deceleration
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JP35297092A
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English (en)
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Junya Suzuki
淳也 鈴木
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 材送りの途中で、回転しても干渉しない位置
まで来ると、送りと共に板材を回転させることを一つの
ブロック指令で可能とし、サイクルタイムの向上を図
る。 【構成】 キャリッジ4に板材回転装置5を設けた板材
折曲機に適用する。CNC装置41の演算制御部45
は、キャリッジ4およびサブキャリッジ6の移動と、板
材回転の軸送り指令を1ブロックBに含む加工プログラ
ム44を実行可能なものとする。また、演算制御部45
は外部減速手段48を有するものとする。外部減速手段
48は、所定の減速信号sに応答して対応する軸の送り
速度を減速させる手段である。この構成の制御装置にお
いて、キャリッジ4およびサブキャリッジ6の所定進退
区間だけ板材回転装置5に対する減速信号sを発生させ
る区間減速信号生成手段51を設ける。区間減速信号生
成手段51は、キャリッジ4およびサブキャリッジ6に
設けたリミットスイッチ53,55と、ドッグ52,5
4等で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、板材を割出回転させ
ながら、板材の各辺を順次端曲げする板材折曲機の制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】板材折曲機として、図7に平面図で示す
ように板材Wの中心をキャリッジ61の板材回転装置6
2でクランプし、板材Wを割出回転させながら板材Wの
各辺を順次プレス型63で端曲げするものがある。キャ
リッジ61の両側にはサブクランプ65を有するサブキ
ャリッジ64が進退可能に設置され、板材Wの板材回転
装置62による把持位置の変更や位置決めに利用され
る。キャリッジ61およびサブキャリッジ64の送り軸
は各々X軸およびY軸と呼ばれ、板材回転装置62の割
出回転軸はT軸と呼ばれる。
【0003】このような板材折曲機において、板材Wの
割出回転は、キャリッジ61の任意進退位置で行うと板
材Wが周辺部材と干渉を生じる恐れがある。そのため、
キャリッジ61およびサブキャリッジ64が所定位置ま
で後退を完了した後に板材回転を行うようにしている。
すなわち、ブロック毎に指令を実行するNC装置の加工
プログラムでは、 「X───Y───」 「T─── 」 で示すように、X,Y軸の送りと、T軸の回転との2つ
のブロックに分けて指令を行っており、X,Y軸の指令
が完了した後にT軸の指令が実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように
X,Y軸の指令の完了後にT軸の指令を行うようにする
と、サイクルタイムが長くなるという問題点がある。そ
のため、板材Wを回転させても周辺部材とを干渉が生じ
ない位置までX,Y軸が進むと、完了を待たずにT軸指
令を行い、板材Wを回転させることが望まれる。このよ
うに制御することにより、X,Y軸のT軸回転後の移動
分だけ時間短縮でき、サイクルタイムを向上させること
ができる。
【0005】このような制御を行う方法として、通常に
考えられるのは、1ブロックに「X──Y───T─
─」という3軸の送り指令を含め、インタロック機能を
利用してT軸をX,Y軸の移動途中まで動作停止させて
おく方法である。しかし、一般のNC装置では、前記の
ような3軸同時の送り指令を与えた場合、その3軸のい
ずれかの軸にインタロックをかけると、全ての軸にイン
タロックがかかるように構成されている。そのため、
X,Y軸を動かしながら、ある位置までT軸にインタロ
ックをかけておいて、その位置に達したときにT軸を回
転させるという制御が行えない。
【0006】この発明の目的は、板材送りの途中で、回
転しても干渉しない位置まで来ると板材の回転を開始さ
せることができ、これによりサイクルタイムの向上が図
れる板材折曲機の制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。この制御装置は、キャ
リッジ(4)に板材回転装置(5)を設けた板材折曲機
(A)の制御装置であって、キャリッジ(4)の移動お
よび板材回転の軸送り指令を1ブロック(B)に含む加
工プログラム(44)を実行可能な軸送り制御手段(4
7)と、所定の減速信号(s)に応答して対応する軸の
送り速度を減速させる外部減速手段(48)とを備えた
ものに適用される。この構成の制御装置において、前記
キャリッジ(4)の所定進退区間だけ板材回転の軸に対
する減速信号(s)を発生させる区間減速信号生成手段
(51)を設けたものである。
【0008】請求項2の発明の制御装置は、前記板材折
曲機において、キャリッジ(4)にサブキャリッジ
(6)を搭載したものに適用される。この場合の軸送り
制御手段(47)は、キャリッジ(4),サブキャリッ
ジ(6)の移動、および板材回転の軸送り指令を1ブロ
ック(B)に含む加工プログラム(44)を実行可能な
ものとする。また、区間減速信号生成手段(51)は、
キャリッジ(4)およびサブキャリッジ(6)の所定進
退区間だけ板材回転の軸に対する減速信号(s)を発生
させるものとする。
【0009】
【作用】この構成によると、区間減速信号生成手段(5
1)における所定進退区間および減速時速度を適宜設定
することにより、次のような制御が行われる。ここで
は、所定進退区間を、キャリッジ(4)の後退開始位置
から板材回転で干渉が生じない後退途中位置までとし、
減速時速度を零に設定した場合を説明する。このように
設定しておくことにより、キャリッジ(4)の後退およ
び板材回転の軸送り指令を含むブロック指令(B)が実
行される時に、区間減速信号生成手段(51)の減速信
号(s)により、外部減速手段(48)の機能で板材回
転が停止したままキャリッジ(4)が移動する。この移
動により、所定進退区間を過ぎると減速信号(s)の発
生が無くなり、外部減速手段(48)による減速(停
止)が解除される。そのため、板材回転が開始されて、
キャリッジ(4)の移動と板材回転とが同時動作する。
【0010】このように、キャリッジ(4)の移動途中
で、干渉の恐れがない位置に達したときに板材回転を開
始させることができ、これによりサイクルタイムが短縮
される。
【0011】請求項2の構成の場合は、キャリッジ
(4),サブキャリッジ(6)の移動、および板材回転
の軸送り指令を含むブロック(B)が実行されるとき
に、板材回転が停止したままで、キャリッジ(4)およ
びサブキャリッジ(6)が移動し、キャリッジ(4)お
よびサブキャリッジ(6)について設定された所定進退
区間を通過したときに、板材回転がキャリッジ(4)お
よびサブキャリッジ(6)の移動と共に行われることに
なる。この場合の所定区間は、例えばキャリッジ(4)
およびサブキャリッジ(6)の各々について設定し、両
方の区間を過ぎたときに減速信号(s)の発生が停止す
るようにしても良く、またキャリッジ(4)およびサブ
キャリッジ(6)の両方の位置を総合的に判定し、減速
信号(s)の発生を停止させるようにしても良い。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図6に基づ
いて説明する。まず、板材折曲機の構成を説明する。図
2に示すように、この板材折曲機Aは折曲機本体1と板
材送り装置3とで構成される。折曲機本体1は、ラム2
4に取り付けられて昇降駆動される上型25と、本体フ
レーム28に固定された下型26と、これら上下型2
5,26により挟持された板材Wの端部を上方または下
方へ折り曲げる曲型27とを備えている。
【0013】曲型27はロッカーアーム29の先端に取
り付けられ、ロッカーアーム29は、3つの油圧シリン
ダ30〜32により、上下揺動と、上下型25,26に
対するクリアランス調整等のための前後移動とが可能で
ある。上型25は型幅変更機構35により横幅変更が可
能である。
【0014】板材送り装置3は、板材Wを載置するテー
ブル2と、テーブル2上の板材Wを板材回転装置5で把
持して前後(X軸方向)に移動するキャリッッジ4とを
備えている。キャリッジ4は、ベッド13上にレールを
介して設置され、送りねじ14およびその駆動用のサー
ボモータ15により前後送りが行われる。板材回転装置
5は、板材Wを上下から挟持する一対のパッド5a,5
bと、下パッド5bを回転駆動するインデッスクモータ
19とからなり、板材Wを所定角度(例えば90°)毎
に割出回転させる。上パッド5aは、キャリッジ4の先
端に設けた縦レール17に沿って昇降自在な昇降ホルダ
18に取付けられており、シリンダ装置等の昇降装置1
6で昇降駆動される。
【0015】図3は板材送り装置3の平面図である。テ
ーブル2は、中央部にキャリッジ4を通過させるキャリ
ッジ通路10を有し、多数の短冊状板2aで構成されて
いる。テーブル2の各短冊状板2a間の隙間9には、板
材Wの幅決め用のセンタリングピン8が突没可能に突出
し、テーブル2の前縁に、シリンダ装置(図示せず)で
突没される前後位置決め用のエンドロケータ11が設け
られている。左右のセンタリングピン8,8は、互いに
対称移動する。
【0016】キャリッジ6の両側には、一対のサブキャ
リッジ6がレール21を介して進退自在に設置され、サ
ブキャリッジ6の前端に、板材持替え用のサブクランプ
装置7が設けられている。サブキャリッジ6は、キャリ
ッジ4に設置された送りねじ22(図2)およびサーボ
モータ23により進退駆動される。このサブキャリッジ
6に、テーブル2上の板材Wを前記エンドロケータ11
に押し付けるプッシャ36(図2)が設けられている。
【0017】図1は制御系の概念図である。この制御装
置は、CNC装置(コンピュータ式数値制御装置)41
と、PMC装置(フログラマブル・マシン・コントロー
ラ)42とで構成される。CNC装置41は、加工プロ
グラムメモリ43の加工プログラム44を演算制御部4
5で実行し、演算制御部45における軸送り制御部47
から各軸のサーボドライバ46に軸送り指令を出力する
ものである。サーボドライバ46は、キャリッジ(X
軸)4,サブキャリッジ(Y軸)6,および板材回転装
置(T軸)5の各駆動用モータ15,23,19に対し
て各々設けられる。演算制御部47は外部減速手段48
を有している。
【0018】外部制御手段48は、加工プログラム44
の軸送り指令の速度にかかわらず、端子58に入力され
るオンオフ信号からなる減速指令に応答して、後述の所
定の減速動作を行うものである。端子58は、X,Y,
Tの各軸に対して正逆両方向に設けられ、外部減速手段
48は前記各軸の各方向ごとに減速可能なものとしてあ
る。
【0019】PMC装置42は、内蔵のシーケンスプロ
グラムに従って加工プログラム44のシーケンス指令を
実行するものであり、この他にインタロック手段50お
よび2軸条件判定手段49を有している。
【0020】インタロック手段50は、機械側の検出器
59からのインタロック信号iを受けて各軸の移動を停
止させる手段である。検出器59は、各部に設けられる
多数のスイッチやセンサ類を代表して示したものであ
る。インタロック手段50は、各軸に対応して設けた端
子56の接点57を解放にすることにより、各軸毎にイ
ンタロック機能が有効になるものとしてある。ただし、
インタロック手段50は、加工プログラムメモリ43や
テープによる加工プログラム44で運転するとき、およ
びMD1(マニュアル・データ・インプット)で運転す
るときは、何れか一つの軸にインタロック信号iが入る
と全軸が移動しないように設定されている。
【0021】2軸条件判定手段49は、板材送り装置3
に設けられた区間減速信号生成手段51の2軸(X,Y
軸)の減速信号sx,syのいずれかが発生停止した状
態で、減速信号sを外部減速手段48のT軸後退方向の
端子58に入力する手段である。
【0022】区間減速信号生成手段51は、キャリッジ
4に設けた位置検出器53およびその被検出用のドッグ
52と、サブキャリッジ6に設けた位置検出器55およ
びその被検出用のドッグ54とで構成される。位置検出
器53,55はリミットスイッチ等からなり、ドッグ5
2,54はベッド13(図2)およびキャリッジ4に各
々設けられている。ベッド13上のドッグ52は、キャ
リッジ4の折曲機本体1に対する前進端から、板材Wを
回転させても周囲との干渉の恐れが無くなるキャリッジ
後退位置までの間に対応して設けられている。キャリッ
ジ4上のドッグ54は、サブキャリッジ6の前進端か
ら、板材Wを回転させてもサブキャリッジ6と板材Wと
の干渉の恐れが無くなるサブキャリッジ後退位置までの
間に対応して設けられている。
【0023】上記構成の動作を説明する。まず、全体の
概略動作を説明する。板材折曲機Aに搬入された板材W
は、前後左右に位置決めされた後、中心部がキャリッジ
4の板材回転装置5で挟持され、キャリッジ4の前進に
よって折曲機本体1に送り込まれる。送り込まれた板材
Wは、図2の上型25と下型26との間で挟持され、こ
れら上下型25,26からの突出部が曲型27の上下揺
動によって上側または下側へ折り曲げられる。このよう
にして板材Wの一辺の端曲げが完了すると、上型25が
上方へ開き、キャリッジ4が後退し、板材Wを90°ま
たは180°回転させた後に、板材Wを折曲機本体1へ
再度送り込む。このような動作を繰り返して、板材Wの
4辺または2辺の端曲げを行う。サブキャリッジ6は、
板材寸法等よって板材回転装置5による把持位置の変更
が必要な場合等に駆動される。この繰り返し過程でキャ
リッジ4が後退するときに、次のように外部減速手段4
8の機能を利用し、後退途中で板材回転装置5による割
出回転を開始する制御が行われる。
【0024】外部減速手段48は、何れかの軸の端子5
8の減速信号sがオンになると、対応する軸につき図5
のように減速をかけ、一端停止させた後に再び低い減速
時速度fDで移動を行わせる制御手段である。減速信号
sがオフになると、再び加速し、加工プログラム44等
による指令速度FHで移動が行われる。減速時速度fD
は、所定の記憶領域にパラメータで設定可能としてあ
る。外部減速手段48は、通常はストロークエンドにお
ける惰走量を少なくして機械の有効ストロークを最大限
に利用するためにNC装置に備えられているものである
が、この発明では次のように通常の使用方法とは異な
り、いわば逆の使用方法としている。
【0025】この外部減速手段48を利用したキャリッ
ジ4の後退時の制御動作を、図1,図4,および図6と
共に説明する。キャリッジ4を後退して板材Wを回転さ
せるための加工プログラム44におけるブロック指令B
は、「X──Y──T─」で示すように、3軸の送り指
令を含むものとする。
【0026】このブロック指令Bを軸送り制御手段47
で実行すると、3軸が同時に移動することになるが、図
4(A)に示すように、移動開始時においてX軸および
Y軸の位置検出器53,55は何れもドッグ52,54
を検出してオンとなっているため、T軸に対して減速信
号sが入力され、そのためT軸の回転が行われずにX,
Y軸の移動が開始されることになる。すなわち、板材回
転装置5による板材回転が開始されずに、キャリッジ4
およびサブキャリッジ6が後退を行う。なお、外部減速
手段48は、減速時速度fDを予めパラメータで零に設
定しておく。また、この外部減速手段48を利用する場
合、インタロック手段50の各端子56はオフにし、3
軸全てのインタックを解除しておく。外部減速手段48
に、いずれかの端子56のオンにかかわらず、3軸の全
てのインタロック機能を無効化させる手段を設けておい
ても良い。
【0027】図4(B)に示すように、キャリッジ4が
ある程度後退して板材Wが回転により干渉しない位置に
来ると、位置検出器53がドッグ52から離れてX軸減
速信号sxがオフとなる。また、サブキャリッジ6が板
材回転により干渉しない位置までキャリッジ4に対して
後退すると、位置検出器55がドッグ54から離れてY
軸減速信号syもオフとなる。そのため、2軸条件判定
手段49から出力される減速信号sがオフとなり、外部
減速手段48による減速が解除されてT軸が回転を開始
する。キャリッジ4およびサブキャリッジ6が指令位置
まで後退しても板材Wの回転が指定位置まで終了してい
ないときは、キャリッジ4およびサブキャリッジ6が停
止した状態で板材Wが指令角度まで回転させられ、ブロ
ックBによる指令の実行が完了する。
【0028】このように、板材送りの途中で、回転によ
り干渉することのない位置まで来ると板材Wの回転を開
始させることができ、サイクルタイムの向上が図れる。
なお、前記実施例はサブキャリッジ6を有する板材折曲
機の場合につき説明したが、サブキャリッジ6を有しな
い板材折曲機や、サブキャリッジ6が板材Wとの干渉に
影響しない構成の板材折曲機の場合は、キャリッジ4の
位置(X軸の位置)のみで減速信号sの発生停止を行
い、T軸の減速を解除させるようにする。
【0029】また、前記実施例では、位置検出器53,
55としてリミットスイッチを用い、ドッグ52,54
の検出状態で減速信号sx,syを発生させるようにし
たが、ドッグ52,54を前記と逆に進退ストロークの
後方位置に配置し、非検出状態で減速信号sx,syを
発生させるようにしても良い。また、区間減速信号生成
手段51は、ドッグ52,54とリッミットスイッチに
よらずに、各軸モータ15,23,19の位置検出器の
出力に応じて減速信号を発生させるものとしても良い。
【0030】
【発明の効果】この発明の板材折曲機の制御装置は、所
定の減速信号に応答して対応する軸の送り速度を減速さ
せる外部減速手段を備えた制御装置において、キャリッ
ジの所定進退区間だけ、あるいはキャリッジとサブキャ
リッジの所定進退区間だけ板材回転軸に対する減速信号
を発生させる区間減速信号生成手段を設けたため、板材
送りの途中で、回転により干渉することのない位置まで
来ると板材の回転を開始させることができ、サイクルタ
イムの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概念構成を示すブロック
図である。
【図2】その板材折曲機の破断側面図である。
【図3】同板材折曲機の平面図である。
【図4】同じくその動作説明図である。
【図5】外部減速手段の通常使用方法の場合のタイムチ
ャートである。
【図6】外部減速手段のこの実施例で使用する場合のタ
イムチャートである。
【図7】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1…折曲機本体、2…板材送り装置、4…キャリッジ、
5…板材回転装置、6…サブキャリッジ、25…上型、
26…下型、27…曲型、41…CNC装置、42…P
MC装置、44…加工プログラム、45…演算制御部、
47…軸送り制御手段、48…外部減速手段、49…2
軸条件判定手段、50…インタロック手段、51…区間
減速信号生成手段、52…ドッグ、53…位置検出器、
54…ドック、55…位置検出器、B…ブロック指令、
W…板材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに板材回転装置を設けた板材
    折曲機の制御装置であって、キャリッジの移動および板
    材回転の軸送り指令を1ブロックに含む加工プログラム
    を実行可能な軸送り制御手段と、所定の減速信号に応答
    して対応する軸の送り速度を減速させる外部減速手段
    と、前記キャリッジの所定進退区間だけ板材回転の軸に
    対する減速信号を発生させる区間減速信号生成手段とを
    備えた板材折曲機の制御装置。
  2. 【請求項2】 キャリッジに板材回転装置を設け、かつ
    サブキャリッジを搭載した板材折曲機の制御装置であっ
    て、キャリッジ,サブキャリッジの移動、および板材回
    転の軸送り指令を1ブロックに含む加工プログラムを実
    行可能な軸送り制御手段と、所定の減速信号に応答して
    対応する軸の送り速度を減速させる外部減速手段と、前
    記キャリッジおよびサブキャリッジの所定進退区間だけ
    板材回転の軸に対する減速信号を発生させる区間減速信
    号生成手段とを備えた板材折曲機の制御装置。
JP35297092A 1992-12-10 1992-12-10 板材折曲機の制御装置 Pending JPH06179019A (ja)

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