JPH06178938A - 酸化物系触媒の製造方法 - Google Patents

酸化物系触媒の製造方法

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JPH06178938A
JPH06178938A JP4353308A JP35330892A JPH06178938A JP H06178938 A JPH06178938 A JP H06178938A JP 4353308 A JP4353308 A JP 4353308A JP 35330892 A JP35330892 A JP 35330892A JP H06178938 A JPH06178938 A JP H06178938A
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Masami Takeuchi
正己 武内
Daiki Watanabe
大器 渡辺
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Keiko Moriya
圭子 守屋
Motomasu Kawai
基益 河井
Terumitsu Kakumoto
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CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CuO−ZnO−Cr23 −Al23
触媒において、量産可能で、製造コストを抑制でき、し
かも安定した物性を有する酸化物系触媒を工業的に有利
に製造する方法を提供することを目的とする。 【構成】 Cu、Zn、CrおよびAlの水溶性塩の水
溶液を撹拌しながらNH3 ガスと接触させてゲル化した
後、乾燥、焼成して CuO 45〜70重量%、 ZnO 20〜55重量%、 Cr23 0.5〜 5重量%、 Al23 1〜15重量%、 の組成を有するCuO−ZnO−Cr23 −Al2
3 系触媒を得る。この触媒をH2 で還元処理した後、C
2 とH2 との容積比1:3の混合ガスと50気圧、2
50℃の条件下に接触させれば、メタノールに富むガス
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化物系触媒、殊に、
CO2 ガスまたはCOを含むCO2 ガスの接触水素化の
目的に適した酸化物系触媒を製造する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、CO2 の蓄積による地球の温暖化
が深刻な環境問題となっており、CO2 の排出量の削減
が急務となっている。もしCO2 をメタノール、さらに
は液体燃料等の有用成分に変換し再資源化することがで
きれば、地球温暖化の問題および石油資源の節減が一挙
に達成できることになる。
【0003】CO2 の接触水素化によりメタノールを得
ることについては種々の提案がなされており、そのため
のメタノール合成触媒の研究も進行している。この目的
の触媒としては、酸化物系触媒、金属触媒および合金触
媒が知られており、これらの中では酸化物系触媒の性能
が良いとされている。
【0004】酸化物系触媒の例としては、ZnO、Zr
2 、Cu/ZnO、Cu/oxide、Cr23 /Zn
O、Cu/ZnO/oxide 、Cu/ZnO/Al2
3 、ZnO/oxide などがあげられる。
【0005】これらの酸化物系触媒をさらに改良したも
のとして、次の3つの出願がなされている。
【0006】すなわち、特開平4−120191号公報
には、還元処理前の組成が CuO 15〜35重量%、 ZnO 20〜50重量%、 Cr23 0.6〜 5重量%、 Al23 25〜40重量%、 であるCuO−ZnO−Cr23 −Al23 系触媒
を用いてCO2 およびH2 を主成分とする混合ガスをメ
タノールに富むガスに変換し、ついでこれをH型のFe
−シリケート触媒との接触により液状炭化水素に富む成
分に変換する方法が示されている。
【0007】特開平4−122450号公報には、還元
処理前の組成が CuO 15〜35重量%、 ZnO 20〜50重量%、 Cr23 0.6〜 5重量%、 Al23 25〜40重量%、 Ag 0.5〜 8重量%、 であるCuO−ZnO−Cr23 −Al23 −Ag
系触媒、および該触媒を用いてCO2 およびH2 を主成
分とする混合ガスをメタノールに変換する方法が示され
ている。
【0008】特開平4−122446号公報には、還元
処理前の組成が CuO 15〜35重量%、 ZnO 20〜50重量%、 Cr23 0.6〜 5重量%、 Al23 25〜40重量%、 Pd 0.5〜 8重量%、 (ただし、Pdは必須成分ではないが好ましい成分)で
ある主としてCO2 の接触水素化のためのCuO−Zn
O−Cr23 −Al23 (−Pd)系触媒が示され
ている。
【0009】これら3つの出願にあっては、酸化物系触
媒の製造を、各構成金属の水溶性塩の水溶液を静置状態
でアンモニアガスと接触させてゲル化した後、乾燥、焼
成することにより得ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上に引用した特開平4
−120191号公報、特開平4−122450号公報
および特開平4−122446号公報に開示の酸化物系
触媒は、CO2 の接触水素化触媒として従来提案されて
いる触媒に比し性能がすぐれているものの、その触媒の
製造に際しては、各構成金属の水溶性塩の水溶液を静置
状態でアンモニアガスと接触させてゲル化した後、乾
燥、焼成する方法を採用している。そのためこの方法に
より得られる酸化物系触媒は、物性の均一性の点で疑問
がある上、工業的な量産性および製造コストの点でも改
良の余地がある。
【0011】加えて、これらの出願においては、触媒性
能の点からはCuO−ZnO−Cr23 −Al23
の4元系にさらにAgまたはPdを含有させた5元系の
触媒であることが望ましいが、そのような高価な貴金属
を用いると、なおさら製造コストが高くなるという不利
がある。
【0012】本発明は、このような背景下において、C
uO−ZnO−Cr23 −Al23 系触媒におい
て、量産可能で、製造コストを抑制でき、しかも安定し
た物性を有する酸化物系触媒を工業的に有利に製造する
方法を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の酸化物系触媒の
製造方法は、Cu、Zn、CrおよびAlの水溶性塩の
水溶液を撹拌しながらNH3 ガスと接触させてゲル化し
た後、乾燥、焼成して CuO 45〜70重量%、 ZnO 20〜55重量%、 Cr23 0.5〜 5重量%、 Al23 1〜15重量%、 の組成を有するCuO−ZnO−Cr23 −Al2
3 系触媒を得ることを特徴とするものである。なおこの
触媒は、使用の前にH2 で還元処理を行う。
【0014】以下本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明のCuO−ZnO−Cr23 −A
23 系触媒は、次の方法により製造される。
【0016】すなわち、まず、Cu、Zn、Crおよび
Alの水溶性塩(たとえば硝酸塩)を水に溶解して水溶
液を調製する。塩の添加順序は任意である。塩の濃度は
できるだけ高濃度にすることが望ましい。
【0017】次に、この水溶液をたとえば蓋付きのセパ
ラブル容器に入れ、撹拌機等で撹拌しながらNH3 ガス
と接触させてゲル化させる。水溶液の温度は室温ないし
70℃程度とすることが多い。NH3 ガスはNH3 ガス
ボンベ等から供給される。水溶液の撹拌は、できるだけ
NH3 ガスと均一接触が図られるようにする。ゲル化時
の圧力は常圧で行うが、多少加圧しても差し支えない。
【0018】ゲル化後は、加熱乾燥を行った後、高温で
(たとえば300〜500℃程度で)焼成し、必要に応
じ、粉砕、成型、篩分け等を行う。
【0019】これにより、CuO−ZnO−Cr23
−Al23 系触媒が得られるが、その組成は次のよう
に設定することが必要であり、このような組成において
最適のCO2 転化率およびメタノール選択率が得られ
る。 CuO 45〜70重量%、 ZnO 20〜55重量%、 Cr23 0.5〜 5重量%、 Al23 1〜15重量%
【0020】その後は、さらに使用の前にH2 で還元処
理を行う。この還元処理は、H2 をN2 などの不活性ガ
スで稀釈して用い、温度200〜400℃程度にて10
分ないし5時間程度処理することによりなされる。
【0021】このようにして得られた触媒(還元処理さ
れたCuO−ZnO−Cr23 −Al23 系触媒)
は、CO2 の接触水素化触媒として特に有用である。
【0022】CO2 の接触水素化は、CO2 およびH2
を主成分とする混合ガスを反応器に供給し、上記の酸化
物系触媒との接触させることにより達成できる。これに
よりメタノールに富むガスが得られる。
【0023】原料ガスとしては、CO2 およびH2 を主
成分とする混合ガスが用いられる。このうちCO2 は、
発電所や製鉄所から排出される燃焼排ガスから、膜分離
法、圧力スイング分離法、吸収分離法等の手段により分
離取得することができる。H 2 は、水の電気分解や、コ
ークス工場や石油精製工場から発生するガスから分離取
得できる。
【0024】CO2 とH2 の混合比は、理論的にはモル
比で1:3であるが、2:1〜1:5程度の範囲であれ
ば許容される。原料ガス中にCOを含む場合は、CO
2 、H2 の割合を適度に調整後、原料ガスとして供給す
ればよい。
【0025】なお原料ガスは、本発明の趣旨を損なわな
い限りにおいて、CO2 とH2 以外の成分、たとえばN
2 、CO、H2 O、炭化水素、アルコールなどを含んで
いても差し支えない。ただし、触媒毒となるおそれのあ
る含イオウ化合物や窒素酸化物、反応速度を遅延するお
それのあるO2 は、許容限度以下にまで除去しておくこ
とが望ましい。
【0026】反応器には、上記の酸化物系触媒が固定床
または流動床として充填される。なお酸化物系触媒の還
元処理は、CuO−ZnO−Cr23 −Al23
触媒を反応器に充填してから行うこともできる。
【0027】反応圧力は30〜150気圧程度、殊に4
0〜100気圧程度、反応温度は150〜300℃、殊
に200〜280℃程度が適当である。圧力が余りに低
いときはCO2 転化率が低下し、圧力が余りに高くなる
と装置コスト、エネルギーコストの点で不利となる。温
度が余りに低いときはCO2 転化率が低下し、温度が余
りに高いときは副反応が生ずる上、エネルギー的に不利
となる。
【0028】反応器出口からの排出物は、その一部を当
該反応器の前にリサイクルすることもできる。
【0029】なお以上の説明においては、上記の酸化物
系触媒をCO2 の接触水素化に用いる場合について述べ
たが、他の目的の触媒として用いてもよい。
【0030】
【作用】上記の方法で得た本発明の酸化物系触媒(Cu
O−ZnO−Cr23 −Al23 系触媒)は、安定
した物性を有し、量産が可能で、製造コストも抑制で
き、貴金属を含まない触媒として、高いCO2 転化率お
よびメタノール選択率を示す。
【0031】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
【0032】実施例1触媒の製造 Cu(NO3)2 ・3H2 O、Zn(NO3)2 ・6H2
O、Cr(NO3)3 ・9H2 O、Al(NO3)3 ・9H
2 Oをそれぞれ 54.64g、 40.34g、1.93g、4.45g宛
秤量し、これらの塩を水150mlに溶解して水溶液を調
製した。
【0033】この水溶液を蓋付きセパラブルフラスコに
入れ、撹拌機でこの水溶液を撹拌しながら、ボンベから
のNH3 ガスを毎分300mlの割合でフラスコ内に供給
した。NH3 ガスは水溶液に吸収され、水溶液がゲル化
した。ゲルがpH7付近になった時点で、NH3 ガスの
供給を止めた。
【0034】得られたゲルを温度120℃で一昼夜乾燥
した後、空気雰囲気下にて350℃で3時間焼成した。
焼成物を放冷後、粉砕した。
【0035】これにより、 CuO 60.0重量%、 ZnO 36.8重量%、 Cr23 1.2重量%、 Al23 2.0重量% の組成を有するCuO−ZnO−Cr23 −Al2
3 系触媒が得られた。
【0036】ついでこの触媒3mlを内径10mmの反応管
に充填し、N2 で稀釈した5容量%濃度のH2 ガスを流
速300ml/minにて流通させ、250℃で2時間還元処
理した。
【0037】反応 引き続き反応器にCO2 25容量%、H2 75容量%の
混合ガスを供給し、下記の条件で反応を行った。 圧力 50気圧、 温度 250℃、 空間速度 6000hr-1
【0038】反応器からの導出ガスをサンプリングし、
ガスクロマトグラフを用いて分析したところ、CO2
化率は23.4%であった。メタノール選択率は60.8%、C
O選択率は38.7%であり、メタンは痕跡量しか生成しな
かった。
【0039】実施例2触媒の製造 Cu(NO3)2 ・3H2 O、Zn(NO3)2 ・6H2
O、Cr(NO3)3 ・9H2 O、Al(NO3)3 ・9H
2 Oをそれぞれ 54.64g、 33.76g、1.93g、 17.77g
宛秤量し、これらの塩を水150mlに溶解して水溶液を
調製した。
【0040】以下実施例1の場合と同様にして、ゲル
化、乾燥、焼成、粉砕を行った。これにより、 CuO 60.0重量%、 ZnO 30.8重量%、 Cr23 1.2重量%、 Al23 8.0重量% の組成を有するCuO−ZnO−Cr23 −Al2
3 系触媒が得られた。
【0041】反応 この触媒を用い、実施例1の場合と同じ条件で還元およ
び反応を行った。その結果、CO2 転化率は22.5%、メ
タノール選択率は56.9%、CO選択率は42.7%であり、
メタンは痕跡量しか生成しなかった。
【0042】比較例1触媒の製造 Cu(NO3)2 ・3H2 O、Zn(NO3)2 ・6H2
O、Cr(NO3)3 ・9H2 O、Al(NO3)3 ・9H
2 Oをそれぞれ 27.32g、 57.87g、1.93g、 35.54g
宛秤量し、これらの塩を水150mlに溶解して水溶液を
調製した。
【0043】以下実施例1の場合と同様にして、ゲル
化、乾燥、焼成、粉砕を行った。これにより、 CuO 30.0重量%、 ZnO 52.8重量%、 Cr23 1.2重量%、 Al23 16.0重量% の組成を有するCuO−ZnO−Cr23 −Al2
3 系触媒が得られた。
【0044】反応 この触媒を用い、実施例1の場合と同じ条件で還元およ
び反応を行った。その結果、CO2 転化率は18.6%、メ
タノール選択率は38.2%、CO選択率は61.5%であり、
メタンは痕跡量しか生成しなかった。
【0045】この結果から、比較例1においては、実施
例1および2に比し反応活性がかなり低いことがわか
る。
【0046】比較例2触媒の製造 Cu(NO3)2 ・3H2 O、Zn(NO3)2 ・6H2
O、Cr(NO3)3 ・9H2 O、Al(NO3)3 ・9H
2 Oをそれぞれ 54.64g、 33.76g、1.93g、 17.77g
宛秤量し、これらの塩を水150mlに溶解して水溶液を
調製した。
【0047】この水溶液をシャーレに入れ、28重量%
濃度のアンモニア水を入れたトレイ内にこのシャーレを
静置させ、蓋をし、温度60℃の恒温槽に放置した。こ
の操作により、揮発したアンモニアガスは水溶液に吸収
され、水溶液はゲル化した。
【0048】得られたゲルを温度120℃で一昼夜乾燥
した後、空気雰囲気下にて350℃にて3時間焼成し
た。焼成物を放冷後、粉砕した。
【0049】これにより、 CuO 60.0重量%、 ZnO 30.8重量%、 Cr23 1.2重量%、 Al23 8.0重量% の組成を有するCuO−ZnO−Cr23 −Al2
3 系触媒が得られた。
【0050】反応 この触媒を用い、実施例1の場合と同じ条件で還元およ
び反応を行った。その結果、CO2 転化率は21.1%、メ
タノール選択率は48.1%、CO選択率は51.4%であっ
た。
【0051】この結果から、比較例2においては、実施
例1および2に比し反応活性がかなり低く、特にメタノ
ール選択率が低いことがわかる。
【0052】上記の実施例1〜2および比較例1〜2の
結果をまとめると、次の表1のようになる。
【0053】
【表1】 実施例1 実施例2 比較例1 比較例2 CO2 転化率 (%) 23.4 22.5 18.6 21.1 メタノール選択率 (%) 60.8 56.9 38.2 48.1 CO選択率 (%) 38.7 42.7 61.5 51.4
【0054】
【発明の効果】作用の項でも述べたように、本発明の方
法により得られる酸化物系触媒(CuO−ZnO−Cr
23 −Al23 系触媒)は、安定した物性を有し、
量産が可能で、製造コストも抑制でき、貴金属を含まな
い触媒として、高いCO2 転化率およびメタノール選択
率を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 31/04 8930−4H (72)発明者 武内 正己 東京都港区西新橋2−8−11 第7東洋海 事ビル8階 財団法人地球環境産業技術研 究機構 CO2固定化等プロジェクト室内 (72)発明者 渡辺 大器 東京都港区西新橋2−8−11 第7東洋海 事ビル8階 財団法人地球環境産業技術研 究機構 CO2固定化等プロジェクト室内 (72)発明者 金井 勇樹 東京都港区西新橋2−8−11 第7東洋海 事ビル8階 財団法人地球環境産業技術研 究機構 CO2固定化等プロジェクト室内 (72)発明者 守屋 圭子 東京都港区西新橋2−8−11 第7東洋海 事ビル8階 財団法人地球環境産業技術研 究機構 CO2固定化等プロジェクト室内 (72)発明者 河井 基益 東京都港区西新橋2−8−11 第7東洋海 事ビル8階 財団法人地球環境産業技術研 究機構 CO2固定化等プロジェクト室内 (72)発明者 角本 輝充 東京都港区西新橋2−8−11 第7東洋海 事ビル8階 財団法人地球環境産業技術研 究機構 CO2固定化等プロジェクト室内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Cu、Zn、CrおよびAlの水溶性塩の
    水溶液を撹拌しながらNH3 ガスと接触させてゲル化し
    た後、乾燥、焼成して CuO 45〜70重量%、 ZnO 20〜55重量%、 Cr23 0.5〜 5重量%、 Al23 1〜15重量%、 の組成を有するCuO−ZnO−Cr23 −Al2
    3 系触媒を得ることを特徴とする酸化物系触媒の製造方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1のCuO−ZnO−Cr23
    Al23 系触媒をH2 で還元処理することを特徴とす
    る酸化物系触媒の製造方法。
  3. 【請求項3】CO2 ガスまたはCOを含むCO2 ガスの
    接触水素化のための触媒である請求項1または2記載の
    製造方法。
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