JPH06178194A - ビデオカメラ装置 - Google Patents
ビデオカメラ装置Info
- Publication number
- JPH06178194A JPH06178194A JP4323993A JP32399392A JPH06178194A JP H06178194 A JPH06178194 A JP H06178194A JP 4323993 A JP4323993 A JP 4323993A JP 32399392 A JP32399392 A JP 32399392A JP H06178194 A JPH06178194 A JP H06178194A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- detection
- peak value
- video camera
- exposure time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ビデオカメラ装置において、撮影者が検波特性
を自由に設定でき、なお且つバラツキの少ない安定した
自動露光制御を行う。 【構成】マイクロコンピューターはアナログ・ディジタ
ル変換器でディジタル変換された映像信号を、撮影者の
設定した検波特性になるように演算する。この演算結果
から撮像素子の露光時間が適正露光になるように撮像素
子駆動回路を制御する。 【効果】アナログ・ディジタル変換された輝度信号をマ
イクロコンピューターにより演算することにより、各露
光時間に最適でばらつきの少ない安定した自動露光制御
を行う。
を自由に設定でき、なお且つバラツキの少ない安定した
自動露光制御を行う。 【構成】マイクロコンピューターはアナログ・ディジタ
ル変換器でディジタル変換された映像信号を、撮影者の
設定した検波特性になるように演算する。この演算結果
から撮像素子の露光時間が適正露光になるように撮像素
子駆動回路を制御する。 【効果】アナログ・ディジタル変換された輝度信号をマ
イクロコンピューターにより演算することにより、各露
光時間に最適でばらつきの少ない安定した自動露光制御
を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ装置にお
ける自動露光制御、及びその使いがってに関する。
ける自動露光制御、及びその使いがってに関する。
【０００２】
【従来の技術】撮像素子による自動露光制御装置を具備
した従来のビデオカメラ装置は、検波特性が平均値検波
のみに固定化されているとともに、その制御レベルも固
定化されていた。また、適正露光範囲（以下、不感帯領
域と称する）もあらゆる露光時間において一定値となっ
ていた。
した従来のビデオカメラ装置は、検波特性が平均値検波
のみに固定化されているとともに、その制御レベルも固
定化されていた。また、適正露光範囲（以下、不感帯領
域と称する）もあらゆる露光時間において一定値となっ
ていた。
【０００３】なお、この種の自動露光制御方法として
は、例えば特開平３ー１６０８８５に記載されたものが
挙げられる。
は、例えば特開平３ー１６０８８５に記載されたものが
挙げられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、自動
露光制御の検波特性が固定化されているために狭い不感
帯領域を必要とする露光時間においても不感帯領域は広
く、被写体の照射光量によっては適正露光に制御でき
ず、一部の映像が白飛びしたり、コントラストの弱い映
像となっていた。また、このような不具合が生じてもピ
ーク値検波制御・平均値検波制御の面で自由度がなく補
正する手段を持っていなかった。さらに自動露光制御の
不感帯領域があらゆる露光時間において一定値であるた
め、露光時間の短い場合には映像信号の制御レベルが特
に大きくばらつくといった問題があった。
露光制御の検波特性が固定化されているために狭い不感
帯領域を必要とする露光時間においても不感帯領域は広
く、被写体の照射光量によっては適正露光に制御でき
ず、一部の映像が白飛びしたり、コントラストの弱い映
像となっていた。また、このような不具合が生じてもピ
ーク値検波制御・平均値検波制御の面で自由度がなく補
正する手段を持っていなかった。さらに自動露光制御の
不感帯領域があらゆる露光時間において一定値であるた
め、露光時間の短い場合には映像信号の制御レベルが特
に大きくばらつくといった問題があった。
【０００５】本発明の目的は、自動露光制御を行う場
合、撮影者が自分の好みによって、露光制御の検波特性
を自由に設定できるようにすることと、自動露光制御時
における映像信号のレベルばらつきを抑圧し、常に最適
露光制御を行うことにある。
合、撮影者が自分の好みによって、露光制御の検波特性
を自由に設定できるようにすることと、自動露光制御時
における映像信号のレベルばらつきを抑圧し、常に最適
露光制御を行うことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、マイクロコ
ンピューターを用いてディジタル化された輝度信号レベ
ルの平均値検波データ及びピーク値検波データを撮影者
の好みのレベルに重み付けするとともに、現在の露光時
間の長さから不感帯領域幅を演算により求め、マイクロ
コンピューター内部で自動露光制御の検波を行うことに
より達成される。
ンピューターを用いてディジタル化された輝度信号レベ
ルの平均値検波データ及びピーク値検波データを撮影者
の好みのレベルに重み付けするとともに、現在の露光時
間の長さから不感帯領域幅を演算により求め、マイクロ
コンピューター内部で自動露光制御の検波を行うことに
より達成される。
【０００７】
【作用】撮影者により設定された自動露光制御の検波特
性は、可変抵抗器により読み込まれ、ディジタル変換さ
れた輝度信号データにそれぞれ重み付けを行う。次にマ
イクロコンピューターにより現在の撮像素子の露光時間
から不感帯領域幅の演算を行い、その範囲内になるよう
に撮像素子の駆動回路を作動させ自動露光制御を行う。
性は、可変抵抗器により読み込まれ、ディジタル変換さ
れた輝度信号データにそれぞれ重み付けを行う。次にマ
イクロコンピューターにより現在の撮像素子の露光時間
から不感帯領域幅の演算を行い、その範囲内になるよう
に撮像素子の駆動回路を作動させ自動露光制御を行う。
【０００８】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図１は本発明によるビデオカメラ装置の一実施例を
示す図である。
る。図１は本発明によるビデオカメラ装置の一実施例を
示す図である。
【０００９】図１において、撮像素子１により読み込ま
れた映像信号２はアナログ・ディジタル変換器３により
ディジタル信号４に変換された後、ディジタル信号処理
装置５に入力される。ディジタル信号処理装置５では、
図２で示したように領域分けされた画面の各領域におい
て積分した映像信号が平均値データ６として、また各領
域において任意の画素数の映像信号を積分したものの最
大値がピーク値データ７として生成される。平均値デー
タ６と、ピーク値データ７はマイクロコンピューター８
の入力端子１３，１４より読み込まれた検波特性により
重み付けブロック１０で重み付けされた後、自動露光制
御を行うための検波動作を検波ブロック１６で行う。
れた映像信号２はアナログ・ディジタル変換器３により
ディジタル信号４に変換された後、ディジタル信号処理
装置５に入力される。ディジタル信号処理装置５では、
図２で示したように領域分けされた画面の各領域におい
て積分した映像信号が平均値データ６として、また各領
域において任意の画素数の映像信号を積分したものの最
大値がピーク値データ７として生成される。平均値デー
タ６と、ピーク値データ７はマイクロコンピューター８
の入力端子１３，１４より読み込まれた検波特性により
重み付けブロック１０で重み付けされた後、自動露光制
御を行うための検波動作を検波ブロック１６で行う。
【００１０】レファレンスレベル生成ブロック１２では
撮像素子駆動回路９の逆転送パルス期間データ１７から
レファレンスレベルを演算により求め、検波ブロック１
６に出力し、上記重み付けされた輝度信号レベル１１と
比較される。レファレンスレベル１８は撮像素子駆動回
路１６の逆転送パルス期間が長い場合には不感帯領域を
広くし、逆転送パルス期間が短い場合には不感帯領域を
狭くするように変化する。従って照射光量の変化により
露光時間が変化してもばらつきの少ない適正露光に制御
することができるため、安定した映像信号レベルが得ら
れる。一方、ディジタル信号処理装置５により生成され
たピーク値データ７は、生成データが安定するまでに時
間を要するため、任意の範囲内に安定するまでは検波動
作を中断することにより、アイリス発振などの不具合を
抑圧することができる。
撮像素子駆動回路９の逆転送パルス期間データ１７から
レファレンスレベルを演算により求め、検波ブロック１
６に出力し、上記重み付けされた輝度信号レベル１１と
比較される。レファレンスレベル１８は撮像素子駆動回
路１６の逆転送パルス期間が長い場合には不感帯領域を
広くし、逆転送パルス期間が短い場合には不感帯領域を
狭くするように変化する。従って照射光量の変化により
露光時間が変化してもばらつきの少ない適正露光に制御
することができるため、安定した映像信号レベルが得ら
れる。一方、ディジタル信号処理装置５により生成され
たピーク値データ７は、生成データが安定するまでに時
間を要するため、任意の範囲内に安定するまでは検波動
作を中断することにより、アイリス発振などの不具合を
抑圧することができる。
【００１１】
【発明の効果】上記のように本発明によるビデオカメラ
装置は、ディジタル信号処理装置を具備し、平均値デー
タとピーク値データの２種類のディジタル輝度信号デー
タを生成する。
装置は、ディジタル信号処理装置を具備し、平均値デー
タとピーク値データの２種類のディジタル輝度信号デー
タを生成する。
【００１２】撮像素子の露光時間を制御することにより
自動露光補正を行うビデオカメラ装置において、ディジ
タル信号処理装置とマイクロコンピューターとから輝度
信号をディジタル信号処理することにより、自動露光制
御の検波特性を外部から自由に制御することができ使い
勝手が向上するとともに適正でなお且つ安定した自動露
光制御を行うことができる。
自動露光補正を行うビデオカメラ装置において、ディジ
タル信号処理装置とマイクロコンピューターとから輝度
信号をディジタル信号処理することにより、自動露光制
御の検波特性を外部から自由に制御することができ使い
勝手が向上するとともに適正でなお且つ安定した自動露
光制御を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】本発明の一実施例のブロック図である。
１…撮像素子、 ２…映像信号、 ３…アナログ・ディジタル変換器、 ４…ディジタル映像信号、 ５…ディジタル信号処理装置、 ６…平均値データ、 ７…ピーク値データ、 ８…マイクロコンピューター、 ９…撮像素子駆動回路、 １０…重み付けブロック、 １１…重み付けされたディジタル輝度信号、 １２…レファレンスレベル生成ブロック、 １３…入力端子、 １４…入力端子、 １５…可変抵抗器、 １６…検波ブロック、 １７…逆転送パルス期間データ、 １８…レファレンスレベル、 １９…領域０、 ２０…領域１、 ２１…領域２、 ２２…領域３、 ２３…領域４、 ２４…領域５。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 清 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内
Claims (3)
- 【請求項１】オートアイリスレンズのように自動露出手
段を持たず、撮像素子の露光時間を制御することにより
自動露光補正を行うビデオカメラ装置において、撮像素
子から読み出された輝度信号をアナログ・ディジタル変
換する手段と、このディジタル変換された輝度信号から
ディジタル信号処理装置により平均値検波データとピー
ク値検波データを生成する手段と、これらのデータをも
とに自動露光制御の平均値検波・ピーク値検波の度合い
を撮影者が自由に設定できる検波手段と、この検波結果
から適正露光となる露光時間を求める手段と、求められ
た露光時間から撮像素子の駆動回路を制御する手段とが
備えられたことを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項２】請求項１において、上記検波手段のレファ
レンスレベルを撮像素子の露光時間の値により自動的に
制御出来る手段を備えたことを特徴とするビデオカメラ
装置。 - 【請求項３】請求項２において、ディジタル変換された
輝度信号のピーク値検波データが飽和状態にないときは
ピーク値検波データが任意の範囲内に安定するまで次の
露光制御を行わない手段を備えたことを特徴とするビデ
オカメラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4323993A JPH06178194A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | ビデオカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4323993A JPH06178194A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | ビデオカメラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06178194A true JPH06178194A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18160931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4323993A Pending JPH06178194A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | ビデオカメラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06178194A (ja) |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP4323993A patent/JPH06178194A/ja active Pending
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