JPH06178003A - 複写機管理システム - Google Patents

複写機管理システム

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JPH06178003A
JPH06178003A JP4323105A JP32310592A JPH06178003A JP H06178003 A JPH06178003 A JP H06178003A JP 4323105 A JP4323105 A JP 4323105A JP 32310592 A JP32310592 A JP 32310592A JP H06178003 A JPH06178003 A JP H06178003A
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JP
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JP4323105A
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Taisuke Morino
泰介 森野
Toshiki Hihara
年樹 日原
Naoki Yamaguchi
直樹 山口
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写機側が自動的に送信できないような異常
状態の把握を可能とする。端末装置の電源電池の交換タ
イミングを把握することを可能とする。これらにより、
システムの総体的な安全管理能力を向上させる。 【構成】 端末装置2に、緊急時に手動操作によりオン
オフされる接点である第1緊急入力ボタン23aおよび
第2緊急入力ボタン23bが設けられる。第1緊急入力
ボタン23a、第2緊急入力ボタン23bが手動操作さ
れると、複写機1およびその周辺環境に複写機1で検出
できないような異常な状態が生じたことを表わす緊急情
報が制御部21からモデム24および電話回線7を介し
て、電話回線7にてオンライン接続された集中管理装置
へ送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の複写機を集中管
理するための複写機管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスなどの領域の各所に配置
された多数の複写機の稼働状態を集中管理するシステム
が開示されている(たとえば、特開昭54−44522
号公報および特開平3−64243号公報)。このよう
な複写機管理システムでは、たとえば各複写機における
コピー枚数積算値などの複写機利用情報の集計および各
複写機において発生した故障の遠隔診断などの管理が行
なわれていた。
【0003】このような複写機管理システムは、所定の
場所に設置された集中管理装置と、各複写機に付設され
た端末装置とを電話回線を介してオンライン接続した構
成となっていた。前記端末装置は、通常、商用電源また
はアダプタなどの外部電源からの給電により動作する
が、バックアップ用の電源として電池が内蔵されてお
り、停電または夜間に外部電源が断たれた場合には、前
記電池からの給電により動作するようになっていた。
【0004】このような構成の複写機管理システムで
は、複写機の利用情報および複写機自体で検出された故
障情報が複写機から端末装置に与えられる。そして、端
末装置から集中管理装置へ定期的または集中管理装置か
らの要求に応じて前記利用情報および前記故障情報が送
信されていた。
【0005】また、近年、コンビニエンスストアなどの
深夜営業の店に複写機を設置し、有料でコピーサービス
を行なう新しい事業が注目されている。このようなコピ
ーサービスの複写機にも前述のような複写機管理システ
ムが利用される。このようなコピーサービス用の複写機
を集中管理する場合、店の営業が深夜に及ぶため、複写
機を管理する従業員の安全管理および複写機の安全管理
を行なうことがシステムの円滑な運用上必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
な従来の複写機管理システムにおいては、複写機の故障
の検出および故障情報の送信がすべて自動的に実行され
ていたため、複写機1台で検出できないような複写機の
特殊な故障の発生と、火災、強盗およびいたずらなどに
よる設置環境の異常状態の発生とを集中管理装置が把握
できないという欠点があった。
【0007】また、従来の複写機管理システムでは、端
末装置のバックアップ電源用の電池の管理がなされてい
なかったために、電池切れによる端末装置の記憶情報の
消滅および情報通信の不実行が生じやすく、このため
に、集中管理装置が複写機の適正な管理を行なうことが
できなくなるという欠点があった。
【0008】このように、従来の複写機管理システムで
は、複写機の特殊な故障、複写機の設置環境の異常およ
び端末装置のバックアップ用電池の電池切れなどの異常
状態の発生を集中管理装置が把握できないため、システ
ムの安定した運用のための安全管理が十分に行なわれて
いないという問題があった。
【0009】本発明の目的は、複写機側が自動的に送信
できないような異常状態の把握を可能とすることによ
り、システムの総体的な安全管理能力を向上させ得る複
写機管理システムを提供することである。本発明のその
他の目的は、端末装置の電池切れを把握することを可能
とすることにより、システムの総体的な安全管理能力を
向上させ得る複写機管理システムを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、通信回線を介して情報の通信を行なうことにより複
写機を管理する複写機管理システムであって、管理手
段、端末手段、自動情報供給手段および手動情報供給手
段を含む。
【0011】管理手段は、前記通信回線に接続され、そ
の通信回線を介して与えられる情報に基づいて複写機の
管理を行なう。端末手段は、前記通信回線に接続され、
その通信回線を介して前記管理手段へ特定の複写機に関
する情報を送信する。
【0012】自動情報供給手段は、前記複写機に関する
情報を前記管理手段から要求があった場合にまたは予め
定められた時間に前記端末手段を介して前記管理手段へ
自動的に送信する。手動情報供給手段は、任意の情報を
前記端末手段を介して前記管理手段へ手動操作により送
信する。
【0013】請求項2に記載の本発明は、通信回線を介
して情報の通信を行なうことにより複写機を管理する複
写機管理システムであって、管理手段と、端末手段とを
備え、前記端末手段は、外部電源および交換可能な電池
電源のいずれかにより駆動され、電力切換手段、時間積
算手段、送信回数積算手段および電池電源監視手段を含
む。
【0014】管理手段は、前記通信回線に接続され、そ
の通信回線を介して与えられる情報に基づいて複写機の
管理を行なう。端末手段は、前記通信回線に接続され、
その通信回線を介して前記管理手段へ特定の複写機に関
する情報を送信する。
【0015】電力切換手段は、前記外部電源からの電力
および前記電池電源からの電力の一方を前記端末手段に
選択的に供給する。時間積算手段は、前記電池電源から
前記端末手段に電力が供給された時間を積算する。
【0016】送信回数積算手段は、前記電池電源から前
記端末手段に電力が供給された場合の前記情報の送信回
数を積算する。電池電源監視手段は、前記時間積算手段
の積算結果および前記送信回数積算手段の積算結果に基
づいて、前記電池電源の交換タイミングに関する情報を
前記管理手段へ送信する。
【0017】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の端末手段が、前記時間積算手段の積算結果および前
記送信回数積算手段の積算結果に基づいて、前記電池電
源の交換タイミングに関する情報を報知する報知手段を
さらに含む。
【0018】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、手動情報供
給手段は、自動情報供給手段と異なり、任意の情報を手
動操作により管理手段へ送信するので、たとえば、複写
機に火災が発生した場合などのシステムの安全管理上の
問題が生じた場合に、手動操作するように予め定めてお
けば、管理手段は、手動情報供給手段から情報が与えら
れた場合に、システムの安全管理上の問題が生じたとい
うことを把握する。
【0019】請求項2に記載の本発明によれば、端末手
段は、外部電源を主電源とし、電池電源を補助電源とし
て動作する。その使用電力の切換えは、電力切換手段に
て行なわれる。時間積算手段の積算結果および送信回数
積算手段の積算結果は、電源電池の残存容量を評価する
ためのデータとなる。その理由は、電池電源の使用時間
が長くなるほど電池の残存容量が減少し、その使用中に
おける情報の通信回数が多くなるほど、電池電源の残存
容量は減少するからである。電池電源監視装置は、時間
積算手段の積算結果および送信回数積算手段の積算結果
に基づいて電池電源の残存容量を求め、電池電源の交換
タイミングが求められるので、電池電源の交換タイミン
グに関する情報を管理手段へ送信することが可能であ
る。管理手段は、電池電源監視手段から送信された交換
タイミングに関する情報に基づいて電池電源の交換タイ
ミングを把握する。
【0020】請求項3に記載の本発明によれば、報知手
段が、時間積算手段の積算結果および送信回数積算手段
の積算結果に基づいて、電池電源の交換タイミングに関
する情報を、たとえば、警告情報の表示などにて報知す
るため、端末手段の設置領域においても電池電源の交換
タイミングを把握することが可能であり、これにより、
管理手段において電池電源の交換タイミングが把握可能
となるのに加えて、さらに、端末装置の設置領域におい
ても電池電源の交換タイミングを把握することが可能と
なる。このため、電池電源の交換タイミングはさらに把
握しやすくなる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0022】図1は、複写機管理システムの構成を示す
ブロック図である。複数の複写機1,1,1の各々は、
たとえばコンビニエンスストアなどの店に設けられる。
これらの複写機1,1,1の各々は所定の故障の発生お
よび消耗品の有無を自己判断する機能を有する。複写機
1,1,1の各々は、端末手段である端末装置2,2,
2の各々に接続される。また、端末装置2,2,2の各
々には、電話3,3,3が接続される。端末装置2,
2,2はそれぞれ電話回線7,および電話局の交換機4
を介して管理手段である集中管理装置5にオンライン接
続される。
【0023】集中管理装置5は、複写機1,1,1の集
中管理を行なうものであり、これらの複写機1,1,1
から離れた場所に設けられる。集中管理装置5は、信号
の変復調を行なうモデム51,複写機管理処理を行なう
管理用コンピュータ52および電話53を含む。管理用
コンピュータ52および電話53は、モデム51を介し
て電話回線7に接続される。このような集中管理装置5
は、前述のように端末装置2,2,2とオンライン接続
されるとともに、電話回線7および交換機4を介して警
備会社6の情報処理装置とオンライン接続される。
【0024】次に、この複写機管理システムの動作の概
略について説明する。複写機1,1,1から端末装置
2,2,2へコピー枚数情報,故障情報および消耗品情
報などの情報が与えられる。端末装置2,2,2は、原
則として定期的に複写機1,1,1からの情報を読取
り、例外的に、複写機1,1,1に故障が発生した場合
は、任意のタイミングで複写機1,1,1からの情報を
読取る。
【0025】端末装置2,2,2が読取った情報は、電
話回線7および交換機4を介して集中管理装置5へ送信
される。その送信は、定期的にまたは集中管理装置5か
らの要求に応じて行なわれる。また、端末装置2,2,
2から集中管理装置5へは、前述のような情報の他に、
端末装置2,2,2の固有の情報として後述するよう
な、手動入力による緊急情報および自動検出による電池
交換タイミング情報が送信される。特に、前記緊急情報
は、手動入力があると即座に集中管理装置5へ送信され
る。
【0026】集中管理装置5では、端末装置2,2,2
から送信された各種情報がモデム51を介して管理用コ
ンピュータ52へ与えられる。管理用コンピュータ52
では、与えられた情報に基づいて、各複写機1,1,1
のコピー枚数の集計、各複写機1,1,1の故障および
消耗品の把握、緊急状態への対応および電池交換タイミ
ングの把握などの複写機システムの管理を行なう。ま
た、管理用コンピュータ52は、前記緊急情報が与えら
れた場合、モデム51,電話回線7および交換機4を介
して警備会社6の情報処理装置へ、その緊急情報が発せ
られた端末装置2が設置された複写機の設置環境に異常
な状態が発生したことを表わす情報を送信する。
【0027】警備会社6では、集中管理装置5から情報
が与えられた場合、異常状態を解消するための対策を講
じる。
【0028】次に、複写機1および端末装置2の情報通
信に用いられる部分の詳細な構成について説明する。図
2は、複写機1および端末装置2における情報通信に関
する部分の詳細な構成を示すブロック図である。
【0029】複写機1は、自動情報供給手段として、第
1故障検出器11、第2故障検出器12、第3故障検出
器13、消耗品検出器14、コピーカウンタ15、表示
器16およびインターフェース部17を含む。第1故障
検出器11は、紙ジャムを検出し、その検出結果をイン
ターフェース部17へ与える。第2故障検出器12は、
定着ヒータ(図示せず)の異常を検出し、その検出結果
をインターフェース部17へ与える。第3故障検出器1
3は、露光ランプ(図示せず)の異常を検出し、その検
出結果をインターフェース部17へ与える。このような
第1故障検出器11〜第3故障検出器13は、複写機1
の安全装置であって、各故障が発生するとそれを検出し
て複写動作ができなくなるように働くものである。消耗
品検出器14は、トナーなどの消耗品が消耗したことを
検出し、その検出結果をインターフェース部17へ与え
る。コピーカウンタ15は、コピー枚数を計数し、その
計数結果をインターフェース部17へ与える。
【0030】インターフェース部17は、第1故障検出
器11〜第3故障検出器13、消耗品検出器14および
コピーカウンタ15から与えられた情報に基づいて、故
障発生の表示およびコピー枚数(料金)の表示などの表
示情報を表示器16へ与える。表示器16は、インター
フェース部17から与えられた表示情報に基づいて各種
表示情報を出力する。また、インターフェース部17
は、与えられた故障に関する情報、消耗品の情報および
コピー枚数の計数情報を端末装置2へ与える。
【0031】端末装置2は、制御部21、メモリ22、
第1緊急入力ボタン23a、第2緊急入力ボタン23
b、およびモデム24を含む。第1緊急入力ボタン23
aおよび第2緊急入力ボタン22aは、手動情報供給手
段である。
【0032】第1緊急入力ボタン23aは、手動操作に
よりオンオフされる接点であり、複写機1に第1故障検
出器11〜第3故障検出器13で検出できない原因不明
の故障が生じた場合に複写機1の使用者または管理者に
より手動操作にてオンされる。第2緊急入力ボタン23
bは、手動操作によりオンオフされる接点であり、複写
機1の設置環境において安全管理上の緊急の事態であ
る、たとえば、火災および強盗などが発生した場合に複
写機1の管理者により手動操作にてオンされる。
【0033】このような第1緊急入力ボタン23aおよ
び第2緊急入力ボタン23bは、たとえば店内のレジな
どがあるサービスカウンタに設けられ、制御部21と電
気的に接続される。制御部21は、これらの他にも、メ
モリ22、モデム24および複写機1のインターフェー
ス部17と接続される。
【0034】制御部21は、インターフェース部17か
ら与えられる情報をモデム24へ与え、モデム24から
電話回線7および交換機4を介して集中管理装置5へ送
信する。また、制御部21は、第1緊急入力ボタン23
aと第2緊急入力ボタン23bとがオンされた場合、そ
れぞれのボタンがオンされたことを表わす情報を即座に
モデム24へ与え、モデム24から電話回線7および交
換機4を介して集中管理装置5へ送信する。メモリ22
は、制御部21の動作のためのプログラムおよびインタ
ーフェース部17から与えられる情報を記憶する。な
お、電話3は、モデム24に接続される。
【0035】このような端末装置2では、複写機1が検
出できないような異常な状態が生じた場合、第1緊急入
力ボタン23aおよび第2緊急入力ボタン23bを手動
操作することにより、異常な状態が発生したことを集中
管理装置5へ送信することができる。このため、複写機
1の設置環境に安全上の問題が生じた場合でも、集中管
理装置5は、端末装置2から送信される情報に基づい
て、複写機1の設置環境に安全上の問題が生じたことを
把握できるので、複写機1自体の状態の把握に加えて複
写機1の設置環境の安全管理をも行なうことができる。
【0036】次に、端末装置2における給電系の構成に
ついて説明する。図3は、端末装置2の給電系の構成を
示すブロック図である。
【0037】端末装置2は、商用電源8などの外部電源
を主たる電源とし、端末装置2の内部に交換可能に設け
られた電池27をバックアップ用の電源として動作す
る。
【0038】商用電源8の電力は、端末装置2の電源ア
ダプタ25へ供給される。電源アダプタ25は、供給さ
れた電力を所定の直流電圧に変換して通電検出回路26
および電力切換手段である電力切換回路28の切換スイ
ッチ280の第1固定接点281へ供給する。また、塩
化リチウム電池よりなるバックアップ用の電池27の電
力は、切換スイッチ280の第2固定接点282へ供給
される。
【0039】通電検出回路26は、電源アダプタ25か
ら供給される外部電力が断たれたか否かを検出し、その
検出結果を表わす信号を電力切換回路28へ与える。切
換スイッチ280の可動接点283は、制御部21、メ
モリ22およびモデム24と接続される。
【0040】電力切換回路28では、通電検出回路26
から与えられる検出信号に基づいて切換スイッチ280
を動作させる。また、電力切換回路28は、制御部21
および警告ランプ29と接続される。電力切換回路28
から制御部21へは、切換スイッチ280の可動接点2
83が第1固定接点281および第2固定接点282の
どちらに接続されているかを表わす切換信号が与えられ
る。制御部21は、電力切換回路28を介して警告ラン
プ29に接続されており、制御部21から警告ランプ2
9へは後述するような警告信号が与えられる。制御部2
1は、時間積算手段、送信回数積算手段および電池電源
監視手段として働く。警告ランプ29は、前記警告信号
が与えられると点灯される。制御部21および警告ラン
プ29は報知手段として働く。
【0041】次に、動作について説明する。電力切換回
路28では、通電検出回路26から与えられた検出信号
が電源アダプタ25から外部電力が供給されていること
を表わす場合は、可動接点283と第1固定接点281
とを接続する。これにより、制御部21,メモリ22お
よびモデム24には、商用電源8から電源アダプタ25
を介した外部電力が供給される。一方、通電検出回路2
6から与えられる検出信号が前記外部電力が断たれたこ
とを表わす場合、電力切換回路28では、切換スイッチ
280の可動接点283と第2固定接点282とを接続
する。これにより、制御部21,メモリ22およびモデ
ム24には、電池27からの電力が供給される。
【0042】制御部21では、電力切換回路28から与
えられる切換信号に基づいて、電池27から制御部2
1,メモリ22,モデム24へ電力が供給された時間を
積算し、さらに、そのように電池27の電力が使用され
る際に行なわれた、端末装置2から集中管理装置5への
情報の送信回数を積算する。そして、このような時間の
積算結果と送信回数の積算結果とに基づいて所定の演算
により電池27の残存容量に関する評価指数を求める。
【0043】そして、制御部21は、求めた評価指数が
所定値になった場合(残存容量が少なくなった場合)に
電池27の交換時期を表わす情報を電話回線7および交
換機4を介して集中管理装置5へ送信するとともに、電
力切換回路28を経由して警告ランプ29へ警告情報を
与える。
【0044】これにより、集中管理装置5は、端末装置
2の電池27の交換時期を把握することができる。ま
た、端末装置2では、制御部21からの警告情報により
警告ランプ29が点灯するので、電池27の交換時期を
複写機1の管理者が端末装置2において確認することが
できる。
【0045】このように、集中管理装置5および端末装
置2において電池27の交換時期を把握できると、電池
27が切れる前に電池27を交換することが可能である
ので、電池27の容量不足によるメモリ22の記憶情報
の消滅および端末装置2から集中管理装置5への情報の
送信の不実行を未然に防ぐことができる。
【0046】なお、制御部21において前記時間の積算
結果と送信回数の積算結果とに基づいて求められる残存
容量の評価係数と比較される所定値は、電池27の消耗
が端末装置2の情報送信時に多く、待機時に少なく、ま
た周囲温度にも影響を受けるため、端末装置2の待機時
間、情報送信回数、周囲の環境条件を含めて定める。
【0047】また、本実施例では、端末装置2において
電池27の交換時期を報知するために警告ランプ29を
設けたが、これに限らず、画像表示および警報音など他
の報知方法にて交換時期を報知するようにしても良い。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、自動
情報供給手段は、任意の情報を手動操作により送信でき
るので、自動情報供給手段が送信する情報以外の情報を
任意のタイミングで送信できる。このため、複写機およ
びその設置環境に、たとえば、火災などの安全管理上の
問題が生じた場合に、手動情報供給手段を手動操作する
ようにしておけば、手動情報供給手段から送信される情
報に基づいて、複写機の特殊な故障の発生の把握および
安全管理上の問題の発生の把握ができる。これにより、
複写機側が自動的に送信できないような異常状態を管理
手段側が把握することができ、システムの総体的な安全
管理能力を向上させることができる。
【0049】請求項2に記載の本発明によれば、時間積
算手段の積算結果および送信回数積算手段の積算結果
は、共に電池電源の残存容量を求めるためのデータであ
り、電池電源監視手段は、これらの積算結果に基づいて
電池電源の交換タイミングに関する情報を管理手段へ送
信するので、端末手段の電池電源の交換タイミングを管
理手段が把握することができるため、電池切れによる端
末手段の情報送信の不実行などの不都合が未然に防が
れ、システムの総体的な安全管理能力を向上させること
ができる。
【0050】請求項3に記載の本発明によれば、端末手
段の電池電源の交換タイミングの情報は、電池電源監視
手段により管理手段へ送信されるとともに、報知手段に
より端末手段側で報知されるので、電池電源の交換タイ
ミングは、管理手段側で把握できるのに加えて、端末手
段側でも把握できるため、システムの総体的な安全管理
能力をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機管理システムの全体構成を示すブロック
図である。
【図2】複写機管理システムにおける複写機および端末
装置の情報通信に関する部分の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】複写機管理システムにおける端末装置の給電系
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 複写機 2 端末装置 5 集中管理装置 7 電話回線 8 商用電源 11 第1故障検出器 12 第2故障検出器 13 第3故障検出器 14 消耗品検出器 15 コピーカウンタ 17 インターフェース部 21 制御部 23a 第1緊急入力ボタン 23b 第2緊急入力ボタン 24 モデム 28 電力切換回路 29 警告ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して情報の通信を行なうこ
    とにより複写機を管理する複写機管理システムであっ
    て、 前記通信回線に接続され、その通信回線を介して与えら
    れる情報に基づいて複写機の管理を行なう管理手段と、 前記通信回線に接続され、その通信回線を介して前記管
    理手段へ特定の複写機に関する情報を送信する端末手段
    と、 前記複写機に関する情報を前記管理手段から要求があっ
    た場合にまたは予め定められた時間に前記端末手段を介
    して前記管理手段へ自動的に送信する自動情報供給手段
    と、 任意の情報を前記端末手段を介して前記管理手段へ手動
    操作により送信する手動情報供給手段とを備えた、複写
    機管理システム。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して情報の通信を行なうこ
    とにより複写機を管理する複写機管理システムであっ
    て、 前記通信回線に接続され、その通信回線を介して与えら
    れる情報に基づいて複写機の管理を行なう管理手段と、 前記通信回線に接続され、その通信回線を介して前記管
    理手段へ特定の複写機に関する情報を送信する端末手段
    とを備え、 前記端末手段は、外部電源および交換可能な電池電源の
    いずれかにより駆動され、 前記外部電源からの電力および前記電池電源からの電力
    の一方を前記端末手段に選択的に供給する電力切換手段
    と、 前記電池電源から前記端末手段に電力が供給された時間
    を積算する時間積算手段と、 前記電池電源から前記端末手段に電力が供給された場合
    の前記情報の送信回数を積算する送信回数積算手段と、 前記時間積算手段の積算結果および前記送信回数積算手
    段の積算結果に基づいて、前記電池電源の交換タイミン
    グに関する情報を前記管理手段へ送信する電池電源監視
    手段とを含む、複写機管理システム。
  3. 【請求項3】 前記端末手段は、前記時間積算手段の積
    算結果および前記送信回数積算手段の積算結果に基づい
    て、前記電池電源の交換タイミングに関する情報を報知
    する報知手段をさらに含む、請求項2記載の複写機管理
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5995771A (en) * 1997-03-07 1999-11-30 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus administration system
JP2019215648A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 シャープ株式会社 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システム

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JP2019215648A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 シャープ株式会社 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システム

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