JPH06177589A - プリント配線板搬送装置 - Google Patents

プリント配線板搬送装置

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JPH06177589A
JPH06177589A JP32636392A JP32636392A JPH06177589A JP H06177589 A JPH06177589 A JP H06177589A JP 32636392 A JP32636392 A JP 32636392A JP 32636392 A JP32636392 A JP 32636392A JP H06177589 A JPH06177589 A JP H06177589A
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wiring board
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board
printed
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Masaaki Kanayama
正昭 金山
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NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリント配線板搬送装置において、プリント配
線板の搬送時における送りコンベアからのごみ付着ある
いは摩擦による擦過傷の発生を防止する。 【構成】均一な圧縮エアーを小径穴より吹き出しプリン
ト配線板を浮上させるテーブル1と、昇降用シリンダ5
および搬送用シリンダ8により昇降および水平移動する
搬送アーム4、同じく昇降用シリンダ11および搬送用
シリンダ12により昇降および水平移動する搬送アーム
10を有する送りユニット機構と、サーボモータ14の
起動によりタイミングベルト15および平歯車16を介
してボールねじ17を回転させセンタリングバー13を
移動させてプリント配線板を中央に寄せて位置決めする
センタリングユニット機構とから構成されている。これ
により、プリント配線板9をテーブル1上に浮上させ、
非接触にて搬送することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板の製造工
程で使用するプリント配線板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリント配線板搬送装置は、図4
(a)、(b)の斜視図にそれぞれ示すように、プリン
ト配線板9を載せて搬送するための送りコンベアとし
て、搬送方向へ回転するリングローラ18もしくはベル
ト19が用いられ、さらに、このリングローラ18もし
くはベルト19をそれぞれ定速度で回転させるモータ2
0と、このモータ20によりリングローラ18もしくは
ベルト19に駆動力を伝達するチェーン21をそれぞれ
有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のプリント配
線板搬送装置では、プリント配線板を搬送する際に、送
りコンベアとプリント配線板が直接接触するため、リン
グローラもしくはベルトに付着していたごみがプリント
配線板に転写され、写真法によるプリント配線板のパタ
ーン印刷時の障害となり不良を発生させるという問題点
があった。また、送りコンベアとプリント配線板との接
触により、リングローラもしくはベルトとプリント配線
板との間で摩擦が生じ、プリント配線板に擦過傷を付け
不良を発生させるという問題点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント配線板
搬送装置は、多数の小径穴を有しこの穴より圧縮エアー
を吹き出してプリント配線板をわずか浮上させるテーブ
ルと、前記プリント配線板を浮上させたままテーブル面
に沿って移動させるための搬送アームを昇降および進退
させる送りユニット機構と、前記プリント配線板の送り
方向と直角に移行しプリント配線板をテーブル中心に寄
せて位置決めする一対のセンタリングユニット機構とを
備えている。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例におけるテーブル配置を示
す図で、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図であ
る。図2は一実施例におけるプリント配線板を搬送する
送りユニット機構を示す図で、同図(a)は平面図、同
図(b)は正面図、同図(c)は側面図である。図3は
前記送りユニット機構による搬送方向と直角に移行する
一対のセンタリングユニット機構を示す図で、同図
(a)は平面図、同図(b)は正面図である。
【0006】次に、上記各図を用いて本実施例を構成す
る機構部品について説明する。図1において、テーブル
1は圧縮エアーを吹き出す多数の小径穴2を有してい
る。空圧機器3はクリーンな圧縮エアーをテーブル1に
送るためのもので、テーブル1に配管接続されている。
図2において、搬送アーム4は搬送用シリンダ8に取り
付けられ、この搬送用シリンダ8は昇降用シリンダ5と
支柱6に設置されたLMガイド7とからなる昇降機構に
より上下し、さらに搬送用シリンダ8によりテーブル1
の上面に沿ってプリント配線板9を進行方向(図中の矢
印)に搬送する。搬送アーム10は搬送用シリンダ12
に取り付けられ、この搬送用シリンダ12は昇降用シリ
ンダ11と支柱6に設置されたLMガイド7とからなる
昇降機構により上下し、さらに搬送用シリンダ12によ
りテーブル1の上面に沿ってプリント配線板9を進行方
行に搬送する。図3において、平行する一対のセンタリ
ングバー13は、サーボモータ14によりタイミングベ
ルト15および平歯車16を介して回転するボールねじ
17により間隔を可変でき、プリント配線板をテーブル
中心に寄せて位置決めするセンタリング機能を有する。
【0007】次に、本実施例装置を用いたプリント配線
板の搬送方法を説明する。まず、図1のように、テーブ
ル1へ空圧機器3から圧縮エアーを供給する。ここで、
図2のように、前工程より送られてきたプリント配線板
9は圧縮エアーによりテーブル1上でわずか浮上(パス
ラインで示す)しており、さらに図3のように、このプ
リント配線板の横幅サイズに合わせてサーボモータ14
を起動させ、タイミングベルト15および平歯車16を
介してボールねじ17を回転させ、センタリングバー1
3を移動させてプリント配線板のセンタリングを行う。
【0008】次いで、図2に示すように、搬送アーム4
を搬送用シリンダ8により本搬送装置入口側(図2
(b)左側)に寄せ、昇降用シリンダ5によって前工程
より送られてテーブル1上で浮上しているプリント配線
板9の後ろ側に搬送アーム4を上昇させる。この搬送ア
ーム4が、搬送用シリンダ8の進行方向への移動により
プリント配線板9を押してテーブル1の中央部まで搬送
する。
【0009】その後、搬送アーム4を昇降用シリンダ5
により下降させ、搬送用シリンダ12によって本搬送装
置中央部に寄せた搬送アーム10を、昇降用シリンダ1
1によってプリント配線板9の後ろ側に上昇させる。こ
の搬送アーム10を搬送用シリンダ12によって進行方
向へ移動させ、プリント配線板9を本搬送装置出口側
(図2(b)右側)へ搬送する。この後、昇降用シリン
ダ11によって搬送アーム10を下降させる。
【0010】以上の動作を繰り返すことによって、順次
プリント配線板の搬送を行う。なお、本実施例の小径穴
の大きさや穴数、圧縮エアー圧力等は、プリント配線板
の大きさや重量等により最適の値を実験的に求めること
によって設定できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、均一なエ
アーの吹き出しによりプリント配線板をテーブル上に浮
上させることによって非接触的に搬送できるので、送り
コンベアとの接触によるごみの付着および擦過による傷
から発生する不良を防止できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテーブル配置を示す
図で、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における送りユニット機構を
示す図で、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、
同図(c)は側面図である。
【図3】本発明の一実施例におけるセンタリングユニッ
ト機構を示す図で、同図(a)は平面図、同図(b)は
正面図である。
【図4】従来のプリント配線板搬送装置を示す図で、同
図(a)、(b)はそれぞれ斜視図である。
【符号の説明】
1 テーブル 2 小径穴 3 空圧機器 4 搬送アーム 5 昇降用シリンダ 6 支柱 7 LMガイド 8 搬送用シリンダ 9 プリント配線板 10 搬送アーム 11 昇降用シリンダ 12 搬送用シリンダ 13 センタリングバー 14 サーボモータ 15 タイミングベルト 16 平歯車 17 ボールねじ 18 リングローラ 19 ベルト 20 モータ 21 チェーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板の製造工程で使用するプ
    リント配線板搬送装置において、多数の小径穴を有しこ
    の穴より圧縮エアーを吹き出してプリント配線板をわず
    か浮上させるテーブルと、前記プリント配線板を浮上さ
    せたままテーブル面に沿って移動させるための搬送アー
    ムを昇降および進退させる送りユニット機構と、前記プ
    リント配線板の送り方向と直角に移行しプリント配線板
    をテーブル中心に寄せて位置決めする一対のセンタリン
    グユニット機構とを備えたことを特徴とするプリント配
    線板搬送装置。
JP4326363A 1992-12-07 1992-12-07 プリント配線板搬送装置 Expired - Fee Related JP2781707B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511776A (en) * 1978-07-12 1980-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Automatic plate positioning device
JPS63147238U (ja) * 1987-03-16 1988-09-28
JPH01228734A (ja) * 1988-03-08 1989-09-12 Sanyo Electric Co Ltd 基板搬送装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01228734A (ja) * 1988-03-08 1989-09-12 Sanyo Electric Co Ltd 基板搬送装置

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