JPH0930622A - 直進ローラコンベア,昇降コンベア,反転装置及びそれらを用いた基板塗装乾燥装置 - Google Patents
直進ローラコンベア,昇降コンベア,反転装置及びそれらを用いた基板塗装乾燥装置Info
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- JPH0930622A JPH0930622A JP18577895A JP18577895A JPH0930622A JP H0930622 A JPH0930622 A JP H0930622A JP 18577895 A JP18577895 A JP 18577895A JP 18577895 A JP18577895 A JP 18577895A JP H0930622 A JPH0930622 A JP H0930622A
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Abstract
全自動連続ライン化を可能とする新規な直進ローラコン
ベアの提供。 【解決手段】 直進ローラコンベアは斜行シリンダ状ロ
ーラ2RをピッチP1で並列に左端側片持ち支持で回動
可能に軸支した右列ローラ群10Rと、これと相対する
左列ローラ群10Lを有し、ローラ群10R,10Lの
片持ち支持端側を中央内側に寄せて配置し、右側ローラ
2Rとこれに相対する左側ローラ2LとはV字形に配置
されている。ローラ群の中央帯下部にチェーン式内側ロ
ーラ駆動機構12が設置される。右ロール2Rと左ロー
ル2Lは基板をその両側縁のみに接触した状態で直進搬
送する。基板の裏面も両側縁を除き非接触状態に保持可
能で不攪乱の塗装面を持続可能。左右ローラの外側端は
自由端で、基板搬入時は櫛歯状フィンガを下げ抜き移載
でき、搬入時は逆にフィンガを掬い上げ移載できる。
Description
のソルダレジストインキの塗布・乾燥工程等において使
用する基板塗装乾燥装置に関し、同時にその基板塗装乾
燥装置の構成要素たる直進ローラコンベア,昇降コンベ
ア,反転装置に関するものである。
線板)の製造方法は、所定の大きさに切断された銅張積
層板にスルーホール,バイアホールの穴加工を施し、銅
めっき層を表裏全面に形成した後、スクリーン法や写真
現像法などによりエッチングレジストを形成してエッチ
ングを行い、配線,ランド等の導体パターン,スルーホ
ール及びバイアホールを形成してからエッチングレジス
トを剥離除去するものである。この後、印刷配線基板の
表裏面に写真現像法用ソルダレジストインキを塗布して
乾燥し、写真現像法によりソルダレジストのパターンを
形成する。ソルダレジストは、半田不要部分の半田付着
の防止,導体バターンの保護,絶縁性の維持等の目的で
被覆形成されるものである。
インキの塗装方法としては、基板表面にカーテンコータ
法でソルダレジストインキを幕状に流し塗りする第1の
塗布工程と、表面のソルダレジストインキを所定時間
(例えば6分程度)乾燥する第1の乾燥工程と、今度は
基板裏面にカーテンコータ法でソルダレジストインキを
幕状に流し塗りする第2の塗布工程と、裏面のソルダレ
ジストインキを乾燥させると共に全体を固化(キュアリ
ング)する第2の乾燥工程とから成る。
ソルダレジストインキの塗装乾燥方法にあっては、次の
ような問題点があった。
設置スペースを長くしない目的で、片面塗布基板の所定
枚数を搬送ライン外の乾燥ラック棚でバッチ的に乾燥す
るようにしている。このため、第1の塗布工程で次々と
搬出される片面塗布基板を人手で受け取り、乾燥ラック
棚に移載する必要があり、また乾燥後に基板をラインに
戻す手間も必要になる。更に、第2の乾燥工程でも同様
のバッチ処理が行われるため、ライン搬出・ライン投入
に相当の人手を要している。塗布基板の移載作業時に塗
布面に指先が触れて不良品を発生させる場合も多い。折
角、高速塗布を実現できるカーテンコータ法を採用して
も、ライン途中に未だ人手が介在しているため、歩留ま
り低下及び量産性の低さが問題となっていた。
は、狭小の設置スペースを占有するだけで済み、ソルダ
レジストインキ等の塗布・乾燥工程の全自動連続ライン
化を可能とする基板塗装乾燥装置を提供するために、そ
の要素たる新規な直進ローラコンベア,昇降コンベア及
び反転装置を実現することにある。
の基板塗装乾燥装置の実現において、基本的に必要な直
進コンベアとして、本発明の講じた第1の手段は直進ロ
ーラコンベアを採用することにある。即ち、本発明の第
1の手段は、斜向シリンダ状ローラを第1の等間隔で並
列に左端側片持ち支持で回動可能に軸支した右列ローラ
群と、斜向シリンダ状ローラを第1の等間隔で並列に右
端側片持ち支持で回動可能に軸支した左列ローラ群と、
右列ローラ群と左列ローラ群の片持ち支持端側を中央内
側に寄せて配置した直進ローラコンベアであって、片持
ち支持端側でローラ回転を駆動する内側ローラ駆動手段
を有しており、右列ローラ群に属する右側斜向シリンダ
ローラとこれに相対する左列ローラ群に属する左側斜向
シリンダローラとがV字形配置であることを特徴とする
ものである。
固化工程に用いるため、本発明の講じた第2の手段は、
ホールドタイム稼ぎ(時間待ち)用コンベアとしての昇
降コンベアを採用することにある。即ち、本発明の第2
の手段は、シャトル本体から先端下降傾斜の下支えフィ
ンガーを第1の等間隔で並列櫛歯状に突設したキャリア
と、キャリアのシャトル本体を挿抜可能に保持するシャ
トル受容部を第2の等間隔で並列に備えて昇降循環を繰
り返し、最下位置のシャトル受容部にてキャリアのシャ
トル本体を受け入れてこれを第2の等間隔の間欠送りで
上昇搬送する上昇搬送手段と、上昇搬送手段の最上位置
のシャトル受容部からシャトル本体を水平送り方向に押
し出す水平送り手段と、キャリアのシャトル本体を挿抜
可能に保持するシャトル受容部を第2の等間隔で並列に
備えて昇降循環を繰り返し、水平送り手段で送り出され
たキャリアのシャトル本体を最上位置のシャトル受容部
にて受け入れてこれを第2の等間隔の間欠送りで下降搬
送する下降搬送手段と、下降搬送手段の最下位置のシャ
トル受容部からシャトル本体を水平戻し方向に押し出す
水平戻し手段とを有する昇降コンベアであって、上記上
昇搬送手段は、互いに同期運動し、被搬送物の水平送り
方向を中央とする左右両側で被搬送物を支え受けて上昇
搬送する右側上昇搬送手段及び左側上昇搬送手段から成
り、上記下降搬送手段は、互いに同期運動し、被搬送物
の水平送り方向を中央とする左右両側で被搬送物を支え
受けて下降搬送する右側下降搬送手段及び左側下降搬送
手段から成り、上記右側上昇搬送手段及び上記右側下降
搬送手段が担持する右側の上記キャリアの下支えフィン
ガーの内側自由端と上記左側上昇搬送手段及び上記左側
下降搬送手段が担持する左側の上記キャリアの下支えフ
ィンガーの内側自由端との間には干渉防止用余裕空間を
有して成ることを特徴とする。
工程に用いるため、本発明の講じた第3の手段は反転装
置を採用することにある。即ち、本発明の第3の手段
は、水平状態にて停止し水平中心軸の回りに180°宛
間欠回転する荷返し部材を有する反転装置であって、上
記荷返し部材は、先端下降傾斜の第1の下支えフィンガ
ー及び先端上昇傾斜の第2の下支えフィンガーを備えた
二股状挟み込み部材を右側連結支持体から第1の等間隔
で並列櫛歯状に左方向へ突設した右側荷返し部と、上記
二股状挟み込み部材を左側連結支持体から第1の等間隔
で並列櫛歯状に右方向へ突設した左側荷返し部を一体的
に有しており、上記右側荷返し部の下支えフィンガーの
内側自由端と上記左側荷返し部の下支えフィンガーの内
側自由端との間には干渉防止用余裕空間を有して成るこ
とを特徴とする。
としては、上記直進ローラコンベアの終端側に上記反転
装置の受入端側を接続し、その反転装置の取出端側に第
2の上記直進ローラコンベアの始端側を接続して成る構
成を採用できる。
に、本発明の第4の手段は上記昇降コンベアを用いて成
る基板塗装乾燥装置を採用する。即ち、本発明の第4の
手段は、上記直進ローラコンベアの終端側に上記昇降コ
ンベアの上昇搬送手段を接続し、その昇降コンベアの下
降搬送手段に第2の上記直進ローラコンベアの始端側を
接続し、上記昇降コンベアをハウジングで囲み、その内
部雰囲気を加温する内蔵加温手段を設けて成ることを特
徴とする。
板反転を行い、基板を裏面塗装に供するようにするに
は、本発明の第5の手段は、第4の手段の上記第2の直
進ローラコンベアの終端側に上記反転装置の受入端側を
接続して成ることを特徴とする。
は、右ローラと左ローラとがV字状に斜向配置されてい
るため、右ローラと左ローラは基板等の板状ワークをそ
の両側縁のみに接触した状態で受け持ちながら直進搬送
することができる。従って、ワーク表面は勿論のこと、
ワーク裏面もその両側縁を除いて非接触状態に保持でき
るので、ワークの塗装面等を攪乱させずに搬送できる。
また、左右ローラの外側端は自由端となっているため、
ワーク搬入時はワークを下支えした櫛歯状のフィンガー
を左右ローラの外側端間に差し入れて下げ抜くことで移
載することができ、ワーク搬出時は逆に左右ローラの外
側端間に櫛歯状のフィンガーを差し入れて掬い上げるこ
とで移載できる。このように、左右ローラの外側自由端
側で基板の搬入・搬出のためのアクセス操作ができるこ
とは、ワークのピックアップが確実であり、また大きさ
の異なるワークを取り扱うには融通無碍に対応できる。
は、上昇搬送手段の各段のフィンガーによってワークを
下支えされながら掬い上げられ、等間隔のピッチで上昇
移動される。フィンガーが斜向しているため、ワークの
移載後も、その両側縁のみに接触した状態で下支えする
ことができ、裏面も非接触状態に保たれる。ワークを担
い持つシャトルが最上位置に現れと、そのステップ動作
の休止時間において水平送り送り手段が作動し、シャト
ル本体が押し出され下降搬送手段の最上段のシャトル受
容部Hへ収容される。その後、下降搬送手段によってワ
ークを担い持つシャトル本体が下降して搬出位置以下に
沈み込むと、ローラ上に載置される。そして、水平戻し
手段が作動し、シャトル本体が上昇搬送手段のシャトル
受容部へ収容される。
欠的に上昇搬送させた後下降搬送するようにしているの
で、停留時間の長い搬送装置を実現できる。ライン送り
距離を無駄に消費せずに、待ち時間(ホールドタイム)
を充分確保できる。このため、昇降コンベアをハウジン
グで囲い、内蔵加温手段を設けることにより、基板乾燥
炉を実現でき、塗布基板をライン外へ搬出してバッチ的
に乾燥させる必要が無い。従って、大幅な人手の省力化
を図ることができると共に、塗布面の損傷等も未然に防
止でき、歩留まりの向上に資する。
ア自身が搬送手段に拘束されていると、上昇搬送から下
降搬送へ転じる折り返し頂部でのワーク自体のキャリア
間の移載操作が必要になる。ワーク自体の移載操作には
ワークに何らかの外力が直接加わるため、例えば塗布面
の損傷等の攪乱が生じ易い。しかしながら、本発明の昇
降コンベア例ではワークを担持するキャリアをシャトル
式で滑動移載するようにしているので、塗布面に攪乱が
生じることが無い。
は、荷返し部材の水平中心軸の手前の一方側にワークが
導入されると、水平中心軸又はその近傍に当接し、荷返
し部材が回転し始める。回転始期では先端下降傾斜の第
1のフィンガーがワークの両側で接触しながらこれを掬
い上げる。その後90°回転すると、ワークは水平中心
軸に起立した状態となり、それ以上回転すると、今度は
第2のフィンガーが下側に位置することになるので、ワ
ーク基板は第2のフィンガーによって下支えされながら
180°回転して水平状態で停止する。このような反転
装置は先端下降傾斜の第1のフィンガーと先端上昇傾斜
の第2のフィンガーを有しているため、ワークの縁以外
に接触することなるワークの反転が可能となっている。
また、大きさの異なるワークも自由に反転させることが
できる。
コンベア及び反転装置を組み合わせて本発明の第4及び
第5の手段を構成することにより、基板の両面塗布・乾
燥工程を全自動化することが可能であり、大幅な省力化
を図ることができる。
説明する。
印刷配線基板のソルダレジストインキの塗装・乾燥工程
に使用される全自動ラインを示す概略正面図である。
塗装乾燥装置6,基板反転機7,裏面塗布装置8及び乾
燥・固化装置9から成る。
ず)によりラインに投入された印刷配線基板(以下、単
に基板と言う)1aを直進搬送するベルトコンベア5a
と、この直進移動する基板1aの表面上に幕状のソルダ
レジストインキ5bを流し落として塗布するカーテンコ
ータ5cとから成る。
ら受け入れた塗布基板1bを直進搬送する受入用直進ロ
ーラコンベア10と、受入用直進ローラコンベア10か
らの片面塗布基板1bを掬い上げて担持しつつ間欠的に
上昇してから下降を行い、所定時間(ホールドタイム)
を掛けて塗布基板1bを反転可能な程度まで乾燥(ガス
抜き乾燥)させる基板乾燥炉20と、基板乾燥炉20で
乾燥処理された片面乾燥基板1cを搬出するための搬出
用ローラコンベア30から成る。
端側を受入部として用い、ローラコンベア30上の片面
乾燥基板1cを掬い上げて下支えしながら180°反転
させて裏面側を上面に表す反転装置40と、搬出用ロー
ラコンベア50とから成る。
な構成で、反転基板1dを直進搬送するベルトコンベア
8aと、この移動する反転基板1d上に幕状のソルダレ
ジストインキ8bを流し落として塗布するカーテンコー
タ8cとから成る。
乾燥装置6を複数段接続した構成を有しており、ベルト
コンベア8aから受け入れた両面塗布基板1eを直進搬
送する受入用直進ローラコンベア60と、受入用直進ロ
ーラコンベア60からの両面塗布基板1eを掬い上げて
担持しつつ間欠的に上昇してから下降を行い、所定時間
(ホールドタイム)を掛けて両面塗布基板1eを乾燥さ
せる基板乾燥炉70と、基板乾燥炉70での両面乾燥乾
燥基板1fを搬出するための搬出用ローラコンベア80
から成る。
明の実施例における直進ローラコンベアの要部を示す斜
視図、図3は同直進ローラコンベアを直進送り方向から
見た状態を示す断面図である。
0,60,80は、斜向シリンダ状ローラ2Rをピッチ
P1(第1の間隔)で並列に左端側片持ち支持で回動可
能に軸支した右列ローラ群10Rと、同じく、斜向シリ
ンダ状ローラ2LをピッチP1で並列に右端側片持ち支
持で回動可能に軸支した左列ローラ群10Lとを有して
いる。右列ローラ群10Rと左列ローラ群10Lの片持
ち支持端側(内側)を中央内側に寄せて配置し、右側ロ
ーラ2Rとこれに相対する左側ローラ2LとはV字形な
いし逆ハの字形に配置されている。ローラ群の中央下部
にはローラ回転を駆動するためのチェーン式内側ローラ
駆動機構12が設けられている。右側ローラ2Rとこれ
に相対する左側ローラ2Lの外側端は自由端となってい
る。
Lは共通基台11上の左右に固定されたローラ片持ちフ
レーム13R,13Lに軸受14R,14Lを介して回
動可能に軸支されている。内側ローラ駆動機構12はチ
ェーン駆動機構であり、ローラ2R,2Lの片持ち支持
端側の軸受14R,14Lから突出したシャフトに固定
された駆動スプロケット15R,15Lと、電動モータ
12aのモータシャフトに固定された原動スプロケット
16Lと、モータシャフトの回転を伝達するユニバーサ
ルジョイント12bの従動節に固定された原動スプロケ
ット16Rと、直進搬送方向の相前後に配した一対のチ
ェーン掛けスプロケット17R,17Lと、複数のアイ
ドラースプロケット12cと、巻き掛けられたチェーン
18R,18Lとを有している。隔離したチェーン掛け
スプロケット17R(17L),17R(17L)間に
巻き掛けられたチェーン18R(18L)の張り側部分
(上側部分)Aには複数のローラ2R,2Lの駆動スプ
ロケット15R(15L)が噛み合っており、各ローラ
が同期回転するようになっている。
分Aでもチェーンの自重や緩み等により弛み加減となっ
てしまうので、本例では図4に示すように、弛み防止の
ための下支えチェーンレール19aを設けてある。チェ
ーン18R(18L)はチェーンレール19aの上縁に
下支えされながら案内移動するため、駆動スプロケット
15R(15L)のチェーン18R(18L)への噛み
合いが確実になり、チェーンの外れを無くすことができ
る。なお、本例ではチェーン18R(18L)の弛み側
部分(下側部分)Bにも弛み防止のためのチェーンレー
ル19bを設けてある。チェーンの振れ等を極力抑制す
るためである。また、内側ローラ駆動機構12の軸受1
4R,14Lや駆動スプロケット15R,15Lの真上
にはカバー12dが覆われている。
基板乾燥炉のライン送り方向から見た状態を示す側面図
で、図5(b)は(a)においてY−Y′線に沿って見
た状態を示す切断図である。図6及び図7は同基板乾燥
炉と直進ローラコンベアとの関係を示す斜視図及び平面
図である。
ンベア22と、これを取り囲むハウジング24と、基板
を乾燥するための複数の縦形棒状ヒータ26とを有して
いる。
す如く、多数の荷受け用のキャリア22aが用いられ
る。このキャリア22aは、長尺状滑り子としてのシャ
トル本体Sと、その側面からピッチP1の等間隔で並列
櫛歯状に突設された先端下降傾斜の下支え棒状フィンガ
ーFとから構成されている。昇降コンベア22は、キャ
リア22aのシャトル本体Sを水平方向で挿抜可能に保
持する枠型ケースのシャトル受容部Hをピッチ(第2の
間隔)P2で並列に備えて昇降循環を繰り返し、最下位
置のシャトル受容部Hにてシャトル本体Sを受け入れて
これをピッチP2の間欠送りで上昇搬送する上昇搬送機
構122と、上昇搬送機構122の最上位置のシャトル
受容部Hからシャトル本体Sを水平送り方向に押し出す
水平送り機構222と、キャリア22aのシャトル本体
Sを水平方向で挿抜可能に保持するシャトル受容部Hを
ピッチP2の等間隔で並列に備えて昇降循環を繰り返
し、水平送り機構222で送り出されたキャリアのシャ
トル本体Sを最上位置のシャトル受容部Hにて受け入れ
てこれをピッチP2の等間隔の間欠送りで下降搬送する
下降搬送機構322と、下降搬送機構322の最下位置
のシャトル受容部Hからシャトル本体Sを水平戻し方向
に押し出す水平戻し機構422とを有している。
22は、互いに同期運動し、基板1の水平送り方向を中
央とする左右両側で基板を支え受けて上昇搬送する右側
上昇搬送機構122R及び左側上昇搬送機構122Lか
ら成り、また下降搬送機構322も、互いに同期運動
し、基板1の水平送り方向を中央とする左右両側で基板
を支え受けて下降搬送する右側下降搬送機構322R及
び左側下降搬送機構322Lから成る。
に示すように、断面略C形の鞘状でキャリア22aのシ
ャトル本体Sを受容した状態で下支え棒状フィンガーF
を突き出すに充分なフンガー差し延べ窓Wを差し込み方
向に沿って有している。また、シャトル受容部Hを上昇
搬送機構122のチェーン122a及び下降搬送機構3
22のチェーン322aに梯子状に固定するための座ぐ
り穴hが穿設されている。シャトル受容部Hの長手方向
の両端は切込みTを入れて押し開いた拡開面となってお
り、キャリア22aのシャトル本体Sの滑り込み及び滑
り出しをスムーズにさせるようにしている。
に、エアシリンダ222aと、そのピストンロッド22
2bの先端に固定され、基板1を受け持つキャリア22
a,22aのシャトル本体S,Sの端部を同時に押し出
すプッシュアーム222cと、案内バー222dとを有
している。なお、上昇搬送機構122の最上部のシャト
ル受容部Hと下降搬送機構322の最上部のシャトル受
容部Hとの間には、一方から他方へのシャトル本体Sの
受渡しを円滑にするため渡り受け板Qが介在している。
422aと、そのピストンロッド422bの先端に固定
され、基板1を受け持つキャリア22a,22aのシャ
トル本体S,Sの端部を同時に押し出すプッシュアーム
422cと、案内バー422dとを有している。上昇搬
送機構122の最下部のシャトル受容部Hと下降搬送機
構322の最下部のシャトル受容部Hとの間には、一方
から他方へのシャトル本体Sの受渡しを円滑にするため
渡り受け板Qが介在している。
構122R及び右側下降搬送機構322Rが担持する右
側キャリアの下支え棒状フィンガーFの自由端と左側上
昇搬送機構122L及び左側下降搬送機構322Lが担
持する左側の前記キャリアの下支えフィンガーFの自由
端との間には干渉防止用余裕空間Gが確保されているこ
のような構成の基板乾燥炉20(70)の受入側と搬出
側には直進ロールコンベア10(60)と30(80)
が接続される。図6及び図7に示すように、基板乾燥炉
20の上昇搬送機構122には直進ロールコンベア10
の終端側が接続され、下降搬送機構322には直進ロー
ルコンベア30の始端側が接続される。直進ロールコン
ベア10,30のロール2R(2L)と下支え棒状フィ
ンガーFとが交互に隣接するように配置する。ロール2
R(2L)間のピッチとフィンガーF間のピッチは共に
同一ピッチP1としてあるので、ロール2R(2L)と
フィンガーFの干渉を無くすことができる。
は基板1の水平送りを阻止する複数本のストッパ用垂直
格子棒10aを設けてあり、その直前位置の干渉防止用
余裕空隙Gには基板検出センサS1は配置されている。
また搬出用の直進ロールコンベア30の始端側の干渉防
止用余裕空隙Gにも基板検出センサS2は配置されてい
る。
の中核部分の反転装置40は、図12〜図14に示すよ
うに、水平状態にて停止し電動モータ40aによりチェ
ーン40bを介して水平中心軸41の回りに180°宛
間欠回転する荷返し籠枠42を有している。この荷返し
籠枠42は、先端下降傾斜の第1の下支え棒状フィンガ
ーF及び先端上昇傾斜の第2の下支え棒状フィンガーF
を右側連結ビーム43RからピッチP1の等間隔で並列
櫛歯状に左方向へ突設した右側荷返し部44Rと、先端
下降傾斜の第1の下支え棒状フィンガーF及び先端上昇
傾斜の第2の下支え棒状フィンガーFを左側連結ビーム
43LからピッチP1の等間隔で並列櫛歯状に右方向へ
突設した左側荷返し部44Lを一体的に備えて成る。右
側荷返し部44Rの第1及び第2の下支え棒状フィンガ
ーF,Fの自由端と左側荷返し部44Lの第1及び第2
の下支え棒状フィンガーF,Fの自由端との間には干渉
防止用余裕空間Gが確保されている。
には直進ロールコンベア30と60が接続される。反転
装置40の水平中心軸41の一方側に直進ロールコンベ
ア30の終端側が接続され、反転装置40の水平中心軸
41の他方側に直進ロールコンベア60の始端側が接続
される。直進ロールコンベア30,60のロール2R
(2L)と下支え棒状フィンガーFとが交互に隣接する
ように配置する。ロール2R(2L)間のピッチとフィ
ンガーF間のピッチは共に同一ピッチP1としてあるの
で、ロール2R(2L)とフィンガーFの干渉を無くす
ことができる。なお、反転装置40の干渉防止用余裕空
間Gにおいて、水平中心軸41の一方側の直前位置には
基板検出センサS3が配置されている。
表面塗布装置5のベルトコンベア5aから送り出される
片面塗布基板1bは、図2及び図3に直進ローラコンベ
ア10に受入られる。直進ローラコンベア10の右ロー
ラ2Rと左ローラ2LはV字状に斜向配置されているた
め、右ローラ2Rと左ローラ2Lは基板1bをその両側
縁のみに接触した状態で受け持ちながら直進搬送する。
従って、基板の表面は勿論のこと、基板の裏面もその両
側縁を除いて非接触状態に保持できるので、不攪乱の塗
装面を持続できる。左右ローラ2R,2Lの外側端は自
由端となっているため、後述するように、基板搬入時は
基板を下支えした櫛歯状のフィンガーFを左右ローラの
外側端間に差し入れて下げ抜くことで移載することがで
き、基板搬出時は逆に左右ローラの外側端間に櫛歯状の
フィンガーFを差し入れて掬い上げることで移載でき
る。
搬入・搬出のためのアクセス操作ができることは、基板
ピックアップが確実であり、また大きさの異なる基板に
融通無碍に対応できる。
〜図7に示す如く、基板乾燥炉20の上昇搬送機構12
2の底部に配されており、相隣るロール2R,2R(2
L,2L)間にフィンガーFが位置する。基板1が直進
ローラコンベア10の終端に到り、その先縁がストッパ
用垂直格子棒10aに当接すると、基板検出センサ1が
それを検出し、これにより昇降コンベア22が作動して
1間欠動作(1ステップ)を行う。即ち、図8に示す如
く、直進ローラコンベア10上に搭置された基板(片面
塗布基板)1は右側上昇搬送機構122Rの複数のフィ
ンガーF及び左側上昇搬送機構122Lの複数のフィン
ガFによって基板両側より下支えされながら掬い上げら
れ、ピッチP2の距離だけ上昇移動される。フィンガー
Fも斜向しているため、ローラからフィンガFへの基板
の移載後も、その両側縁のみに接触した状態で下支えで
きるので、裏面も非接触状態に保たれる。
容部Hの段数は約30〜40段としてある。このため、
上記のステップが繰り返されることにより、基板1を担
い持つシャトルSが最上位置(最上段)に現れる。最上
段にシャトル本体Sが持ち来されると、そのステップ動
作の休止時間において図9に示す如くの水平送り送り機
構222が作動し、プッシュアーム222cによるシャ
トル本体Sの端部の押圧でシャトル本体Sが上昇搬送機
構122の最上段のシャトル受容部Hから抜け出して渡
り受け板Qを越えて下降搬送機構322の最上段のシャ
トル受容部Hへ収容される。ここで、渡り受け板Qがシ
ャトル本体Sの水平送り動作に橋渡ししているので、円
滑な移載を実現できる。
より基板1を担持したシャトル本体Sが下降する。この
ステップが繰り返されることにより、基板1を担い持つ
シャトル本体Sが下降してやがて最下位置から2段目高
さに現れる。シャトル本体Sがローラ位置に持ち来され
ると、図6及び図7に示す如く、そのフィンガーFは搬
出用直進ロールコンベア30の始端側のローラ間に入り
込み、フィンガーFがローラ位置より下に沈むと、図8
に示す如く、基板1の裏面両側縁が右側ローラ2R及び
左側ローラ2Lに当たり相対的に両側より受け持たれ
る。このフィンガーFからローラ2への移載が基板検出
センサS2で検出されると、ステップ動作が停止し、ロ
ーラ上の基板1は直進ロールコンベア30により送り方
向へ搬出される。また、そのステップ停止時間において
は図9に示す如くの水平戻し機構422が作動し、プッ
シュアーム422cによるシャトル本体Sの端部の押圧
でシャトルSが下降搬送機構322の最下位置のシャト
ル受容部Hから抜け出して渡り受け板Qを越えて上昇搬
送機構122の最下段のシャトル受容部Hへ収容され
る。ここでも、渡り受け板QがシャトルSの水平送り動
作に橋渡ししているので、円滑な移載を実現できる。
板1(片面塗布基板1b)を間欠的に数十段上昇搬送さ
せた後下降搬送するようにして基板乾燥のための待ち時
間(ホールドタイム)をライン送り距離を無駄に消費せ
ずに充分確保できるようになっている。このため、塗布
基板をライン外へ搬出してバッチ的に乾燥させる必要が
無い。従って、大幅な人手の省力化を図ることができる
と共に、塗布面の損傷等も未然に防止でき、歩留まりの
向上に資する。
身が搬送チェーン122a,322aに固定的に取付け
た状態にあると、上昇搬送から下降搬送へ転じる折り返
し頂部での基板1自体のキャリア間の移載操作が必要に
なる。基板1自体の移載操作には基板1に何らかの外力
が直接加わるため、塗布面の損傷等の攪乱が生じ易い。
しかしながら、本例では基板1を担持するキャリア22
aをシャトル式で滑動移載するようにしているので、塗
布面に攪乱が生じることが無い。
はローラ2R,2Lを片持ち支持した内側駆動方式を採
用しており、左右フィンガー間には干渉防止用余裕空隙
Gが確保されているため、キャリア22aのフィンガー
Fがローラ2R,2L上の基板を外側より掬い上げるこ
ともできるし、また逆にフィンガーFからローラ2R,
2L上へ移載することもできる。
搬出された基板1は、図12に示す如く、基板反転機7
の荷返し籠枠42の水平中心軸41の手前の一方側に導
入される。基板1は上下左右のフィンガーFで籠状に取
り囲まれた中に進入し、その先縁がてストッパとして機
能する水平中心軸41に当接すると、基板検出センサS
3がそれを検知し、これにより荷返し籠枠42が回転し
始める。回転始期では先端下降傾斜の第1のフィンガー
Fが基板1の両側で接触しながらこれを掬い上げる。そ
の後90°回転すると、基板1は水平中心軸41に起立
した状態となり、それ以上回転すると、今度は第2のフ
ィンガーFが下側に位置することになるので、基板1は
第2のフィンガーFによって下支えされながら180°
回転して水平状態で停止する。かかる反転動作によって
基板1の非塗布面が表面となる。
50によって搬出される。
の第1のフィンガーFと先端上昇傾斜の第2のフィンガ
ーFを有しているため、基板の縁以外に接触することな
る基板反転が可能となっている。また基板の大きさはあ
る程度自由である。
れた反転基板に対し裏面塗布装置8で裏面にソルダレジ
ストインキが塗布され、基板乾燥機70で塗装の乾燥が
行われる。基板乾燥機70を数段接続することにより塗
装面の固化まで行うことが可能である。
ング24及び内蔵ヒータ26を設置し、乾燥炉として構
成してあるが、例えば、内蔵ヒータ26の代わりに冷却
装置を内蔵することで冷却室を構成することが可能であ
り、薬液噴霧器を内蔵することで薬液処理室も構成する
ことができる。また、印刷配線基板に限らず、一般的に
板状又は層状被搬送物の搬送は勿論のこと、箱型等の各
種形状の被搬送物をも搬送できる。
直進ローラコンベア,昇降コンベア,及び反転装置を基
板塗装乾燥装置に用いることに特徴を有するもので、次
のような効果を奏する。
ーラと左ローラとがV字状に斜向配置されているため、
基板等の板状ワークをその両側縁のみに接触した状態で
受け持ちながら直進搬送することができ、ワーク表面は
勿論のこと、ワーク裏面もその両側縁を除いて非接触状
態に保持できるので、ワークの塗装面等を攪乱させずに
搬送できる。また直進ローラコンベアにおいては、左右
ローラの外側端は自由端となっているため、ワーク搬入
時はワークを下支えした櫛歯状のフィンガーを左右ロー
ラの外側端間に差し入れて下げ抜くことで移載すること
ができ、ワーク搬出時は逆に左右ローラの外側端間に櫛
歯状のフィンガーを差し入れて掬い上げることで移載で
きる。このように、左右ローラの外側自由端側で基板の
搬入・搬出のためのアクセス操作ができることは、ワー
クのピックアップが確実であり、また大きさの異なるワ
ークを取り扱うには融通無碍に対応できる。
昇搬送させた後下降搬送するようにしているので、停留
時間の長い搬送装置を実現できる。設置占有スペースが
少なく、ライン送り距離を無駄に消費せずに、待ち時間
(ホールドタイム)を充分確保できる。例えば、昇降コ
ンベアをハウジングで囲い、内蔵加温手段を設けること
により、基板乾燥炉を実現でき、塗布基板をライン外へ
搬出してバッチ的に乾燥させる必要が無い。従って、大
幅な人手の省力化を図ることができると共に、塗布面の
損傷等も未然に防止でき、歩留まりの向上に資する。ま
た昇降コンベアにおいては、ワークを担持するキャリア
をシャトル式で滑動移載するようにしているので、ワー
クに対して直接の外力等が加わらず、塗布面等に攪乱が
生じることが無い。
第1のフィンガーと先端上昇傾斜の第2のフィンガーを
有しているため、縁以外に接触することなるワークの反
転が可能となっている。また異なる大きさのワークをも
反転させることができる。 そして、上記の直進ローラコンベア,昇降コンベア
及び反転装置を組み合わせた基板塗装乾燥装置では、基
板の両面塗布・乾燥工程を全自動化することが可能であ
り、大幅な省力化を図ることができる。
ジストインキの塗装・乾燥工程に使用される全自動ライ
ンを示す概略正面図である。
要部を示す斜視図である。
状態を示す断面図である。
ーラ駆動機構の駆動スプロケットとチェーンとの噛み合
い状態を示す平面図、(b)は(a)においてX−X′
線に沿って見た状態を示す切断図である。
り方向から見た状態を示す側面図で、(b)は(a)に
おいてY−Y′線に沿って見た状態を示す切断図であ
る。
直進ローラコンベアとの関係を示す斜視図である。
を示す平面図である。
の受渡し状態を示す側面図である。
戻し機構を示す斜視図である。
るシャトル受容部の正面図、(b)はそのシャトル受容
部の一部平面図、(c)は(a)においてZ−Z′線に
沿って見た状態を示す切断図である。
の斜視図である。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 斜向シリンダ状ローラを第1の等間隔で
並列に左端側片持ち支持で回動可能に軸支した右列ロー
ラ群と、斜向シリンダ状ローラを前記第1の等間隔で並
列に右端側片持ち支持で回動可能に軸支した左列ローラ
群と、前記右列ローラ群と前記左列ローラ群の片持ち支
持端側を中央内側に寄せて配置した直進ローラコンベア
であって、 前記片持ち支持端側でローラ回転を駆動する内側ローラ
駆動手段を有しており、前記右列ローラ群に属する右側
斜向シリンダ状ローラとこれに相対する前記左列ローラ
群に属する左側斜向シリンダ状ローラとがV字形配置で
あることを特徴とする直進ローラコンベア - 【請求項2】 シャトル本体から先端下降傾斜の下支え
フィンガーを第1の等間隔で並列櫛歯状に突設したキャ
リアと、前記キャリアのシャトル本体を挿抜可能に保持
するシャトル受容部を第2の等間隔で並列に備えて昇降
循環を繰り返し、最下位置の前記シャトル受容部にて前
記キャリアのシャトル本体を受け入れてこれを前記第2
の等間隔の間欠送りで上昇搬送する上昇搬送手段と、前
記上昇搬送手段の最上位置の前記シャトル受容部から前
記シャトル本体を水平送り方向に押し出す水平送り手段
と、前記キャリアのシャトル本体を挿抜可能に保持する
シャトル受容部を前記第2の等間隔で並列に備えて昇降
循環を繰り返し、前記水平送り手段で送り出された前記
キャリアのシャトル本体を最上位置の前記シャトル受容
部にて受け入れてこれを前記第2の等間隔の間欠送りで
下降搬送する下降搬送手段と、前記下降搬送手段の最下
位置の前記シャトル受容部から前記シャトル本体を水平
戻し方向に押し出す水平戻し手段とを有する昇降コンベ
アであって、 前記上昇搬送手段は、互いに同期運動し、被搬送物の水
平送り方向を中央とする左右両側で被搬送物を支え受け
て上昇搬送する右側上昇搬送手段及び左側上昇搬送手段
から成り、前記下降搬送手段は、互いに同期運動し、被
搬送物の水平送り方向を中央とする左右両側で被搬送物
を支え受けて下降搬送する右側下降搬送手段及び左側下
降搬送手段から成り、前記右側上昇搬送手段及び前記右
側下降搬送手段が担持する右側の前記キャリアの下支え
フィンガーの内側自由端と前記左側上昇搬送手段及び前
記左側下降搬送手段が担持する左側の前記キャリアの下
支えフィンガーの内側自由端との間には干渉防止用余裕
空間を有して成ることを特徴とする昇降コンベア。 - 【請求項3】 水平状態にて停止し水平中心軸の回りに
180°宛間欠回転する荷返し部材を有する反転装置で
あって、 前記荷返し部材は、先端下降傾斜の第1の下支えフィン
ガー及び先端上昇傾斜の第2の下支えフィンガーを備え
た二股状挟み込み部材を右側連結支持体から第1の等間
隔で並列櫛歯状に左方向へ突設した右側荷返し部と、前
記二股状挟み込み部材を左側連結支持体から前記第1の
等間隔で並列櫛歯状に右方向へ突設した左側荷返し部を
一体的に有しており、前記右側荷返し部の下支えフィン
ガーの内側自由端と前記左側荷返し部の下支えフィンガ
ーの内側自由端との間には干渉防止用余裕空間を有して
成ることを特徴とする反転装置。 - 【請求項4】 請求項1に規定する直進ローラコンベア
の終端側に請求項3に規定する反転装置の受入端側を接
続し、その反転装置の取出端側に第2の前記直進ローラ
コンベアの始端側を接続して成ることを特徴とする反転
装置。 - 【請求項5】 請求項1に規定する直進ローラコンベア
の終端側に請求項2に規定する昇降コンベアの上昇搬送
手段を接続し、前記昇降コンベアの下降搬送手段に第2
の前記直進ローラコンベアの始端側を接続し、前記昇降
コンベアをハウジングで囲み、その内部雰囲気を加温す
る内蔵加温手段を設けて成ることを特徴とする基板塗装
乾燥装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載する基板塗装乾燥装置に
おいて、前記第2の直進ローラコンベアの終端側に請求
項4に規定する反転装置の受入端側を接続して成ること
を特徴とする基板塗装乾燥装置。
Priority Applications (1)
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JP18577895A JP3161944B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 昇降コンベア及び基板塗装乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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