JPH06175822A - 10進演算命令処理装置 - Google Patents

10進演算命令処理装置

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JPH06175822A
JPH06175822A JP4326542A JP32654292A JPH06175822A JP H06175822 A JPH06175822 A JP H06175822A JP 4326542 A JP4326542 A JP 4326542A JP 32654292 A JP32654292 A JP 32654292A JP H06175822 A JPH06175822 A JP H06175822A
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圭一 吉岡
Shinichi Yamaura
慎一 山浦
Kazuhiko Hara
和彦 原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUの動作サイクルレートに応じて10進
演算命令処理が可能な10進演算命令処理装置を提供す
る。 【構成】 CPUの10進演算命令処理において、ニブ
ル単位のデータを処理する加算器2a等と、加算器から
供給される加算結果データに基づき10進演算命令処理
の要否を判断する判断手段4a等と、判断手段の送出デ
ータに基づき上記加算器へ供給する、10進演算命令処
理に必要な定数を発生する定数発生器1と、を有するブ
ロックを複数備え、上記ブロックを演算可能とする制御
手段を備え、又、各ブロックにて発生した桁上り信号
は、例えば前サイクルにおける桁上り信号との論理和演
算され保持される桁上り信号発生手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央演算処理装置を構
成する算術論理演算回路において10進演算命令処理を
行う10進演算命令処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】10進加減算命令を備えた中央演算処理
装置(以下、CPUと記す)において、例えば32ビット
データを演算する場合、CPUは表1に示すような処理
を行う。尚、表1を含め後述する各表においてそれぞれ
一つの数字は4ビットから構成されており、「hex」 の
表示は16進数表示を意味し、「Dec」 の表示は10進
数表示を意味する。
【0003】
【表1】
【0004】表1に示される例の場合、CPUはCPU
内に備わる算術論理演算回路(以下、ALUと記す)に
て、まず2進数で演算を行い16進数表示すると「35
35468A」の答えを生成し、続いて上記答えを10
進データに補正することで「35354690」の答えを
得る。尚、以下の説明において上記2進数の演算による
答えを「答1」とし、10進データに補正された答えを
「答2」とする。
【0005】10進データへの上記補正の手法は、「答
1」を得る演算が加算演算の場合、上記加算演算を行っ
たデータのニブルにおける値が16進数で「10」、即ち
2進数で「1010」を越えるとき、上記ニブル値に対し
て16進数で「6」(=0110)を加算することで解が得
られるという手法を原則とする。尚、ニブル値とは、1
バイトが8ビットからなる場合、その半分の4ビット分
のデータをいう。このような補正動作をCPUにて実現
する場合、以下に示す2種類の方法が考えられる。
【0006】第1の方法は、上記「答1」のデータに対
し、10進データに補正する補正値を加算する専用の定
数加算器を設ける方法である。第2の方法は、例えば表
2に示すように、上記「答1」のデータをそのままのデー
タ長にてCPU内のALUに再入力し、一方、上記「答
1」のデータに対応した値でありALUに供給される補
正値と上記再入力データとをALUにて加算をし、「答
2」を算出する方法である。
【0007】
【表2】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の方法におい
ては、2進演算と10進補正との加算演算を専用の加算
器で行うため、最高1CPU動作サイクル内で補正が完
了するため、ALUにて2回演算を要する上記第2の方
法に比べ高速に命令を実行することができる長所があ
る。しかし、専用の加算器を設けるため、ハードウエア
は増大するという問題点があるとともに、加算演算中に
発生する桁上げ等のデータの伝搬遅延時間を考慮する第
2の方法に比べ、回路上にて配慮しない限りCPUの動
作サイクルレートの高速化に対し追従できないという問
題点もある。
【0009】又、上記第2の方法においても、2進演算
サイクルにより「答1」を得た後、補正サイクルで使用す
る定数を決定するが、以下の表2に示すような例の場
合、最上位ニブル値の補正値を決定するために最下位ニ
ブル値からの桁上りを考慮する必要があるので伝搬遅延
が発生し、上記第1の方法の場合と同様に、演算データ
サイズが増加したときにはCPUの動作サイクルレート
の高速化に対し追従できない、即ち動作サイクルレート
が高速化されCPUは高速動作可能となったが、CPU
に10進演算命令処理を行わせることで該10進演算命
令処理に時間を要し結局CPUの動作が停止しCPU全
体としての動作速度を向上させることはできないという
問題点がある。
【0010】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、回路構成を変更することなくCPU
のALU内に備わる加算器の演算動作速度に応じてCP
Uの動作サイクルレートに応じて10進演算命令処理が
可能な10進演算命令処理装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明は、算
術論理演算手段から送出された2進数表現の演算結果デ
ータを上記算術論理演算手段にて10進数表現に変換す
る10進演算命令処理を行う場合、上記算術論理演算手
段にフィードバック供給される上記演算結果データと、
定数データとに基づき上記10進演算命令処理を行う、
10進演算命令処理装置において、上記算術論理演算手
段は10進演算命令処理される上記演算結果データが4
ビット単位にてそれぞれに供給される複数のブロックを
備え、各ブロックは、上記フィードバック供給される上
記演算結果データにおける4ビット単位のデータと、4
ビットからなる定数データとを加算する加算手段と、上
記加算手段から供給される4ビット単位のデータに基づ
き上記4ビット単位のデータについての10進演算命令
処理の要否を判断する補正決定手段と、上記補正決定手
段から供給される10進演算命令処理の要否に関するデ
ータに基づき上記定数データを発生し上記加算手段へ送
出する定数発生手段と、を有し、4ビット単位に分割さ
れた上記10進演算命令処理される上記演算結果データ
について複数回に分割して10進演算命令処理が可能な
ように、当該10進演算命令処理装置が備わる中央演算
処理装置の1動作サイクルにて演算処理可能な範囲内に
ある上記ブロックを演算可能状態とし、その他の上記ブ
ロックを非演算処理状態とする制御信号を上記各ブロッ
クへ送出する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0012】このように構成することで制御手段は、算
術論理演算手段に備わる複数のブロックの内、演算可能
とするブロックへ制御信号を送出することで、10進演
算命令処理される演算結果データを複数に分割して10
進演算命令処理が可能なように作用する。例えば、上記
演算結果データが32ビットからなり、4ビット毎に8
つのブロックに分けられている場合、1回目の10進演
算命令処理において制御手段は前半の4つのブロックを
演算可能とし、まず上記4つのブロックにおいて10進
演算命令処理を行わせ、2回目の10進演算命令処理に
て後半の4つのブロックにおいて10進演算命令処理を
行わせることができる。このように10進演算命令処理
させる演算結果データを複数回に分けて10進演算命令
処理が可能となることで、中央演算処理装置の動作サイ
クルレートが高速化されたとしても、高速化された1サ
イクルレートにて10進演算命令処理が実行可能なブロ
ックまでを制御手段は演算可能とするので、制御手段は
上記動作サイクルレートの高速化に追従して10進演算
命令処理を実行可能とするように作用する。
【0013】又、本発明は、算術論理演算手段から送出
された2進数表現の演算結果データを上記算術論理演算
手段にて10進数表現に変換する10進演算命令処理を
行う場合、上記算術論理演算手段にフィードバック供給
される上記演算結果データと、定数データとに基づき上
記10進演算命令処理を行う、10進演算命令処理装置
において、上記算術論理演算手段は10進演算命令処理
される上記演算結果データが4ビット単位にてそれぞれ
に供給される複数のブロックを備え、各ブロックは、上
記フィードバック供給される上記演算結果データにおけ
る4ビット単位のデータと、4ビットからなる定数デー
タとを加算する加算手段と、上記加算手段から供給され
る4ビット単位のデータに基づき上記4ビット単位のデ
ータについての10進演算命令処理の要否を判断する補
正決定手段と、上記補正決定手段から供給される10進
演算命令処理の要否に関するデータに基づき上記定数デ
ータを発生し上記加算手段へ送出する定数発生手段と、
を有し、4ビット単位に分割された上記10進演算命令
処理される上記演算結果データについて複数回に分割し
て10進演算命令処理が可能なように、当該10進演算
命令処理装置が備わる中央演算処理装置の1動作サイク
ルにて演算処理可能な範囲内にある上記ブロックを演算
可能状態とし、その他の上記ブロックを非演算処理状態
とする制御信号を上記各ブロックへ送出する制御手段を
備え、上記補正決定手段は、加算にて上記演算結果デー
タを得た場合には、上記加算手段から供給される4ビッ
ト単位のデータが、10進数で10以上のとき、又は、
10進数で9でありかつ下位側の上記加算手段から桁上
り信号が供給されるときに当該ブロックの出力データに
ついて10進演算命令処理要と判断し、又、減算にて上
記演算結果データを得た場合には、4ビット単位にて桁
上り信号が発生しないときに上記ブロックの出力データ
について10進演算命令処理要と判断し、所定データを
送出する、所定値判断及び定数基礎データ発生手段と、
加算にて上記演算結果データを得た場合には複数回に分
割して行われる10進演算命令処理における前回の10
進演算命令処理における桁上り信号と下位側の加算手段
から供給される桁上り信号との論理和演算を行い、該論
理和演算にて得られたデータを保持し、一方、減算にて
上記演算結果データを得た場合には上記2進数表現の初
回演算結果データにおいて発生した桁上り信号を保持
し、保持した桁上り信号を外部並びに上記所定値判断及
び定数基礎データ発生手段へ送出する桁上り信号発生手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】このように構成することで、桁上り信号発
生手段は上記各ブロック毎に備えられているので、各ブ
ロック単位に桁上り信号を発生する。さらに、加算にて
演算結果データを得た場合では、前回の10進演算命令
処理にて発生した桁上り信号と下位側の加算手段から供
給される桁上り信号との論理和演算を行なうことで、桁
上り信号発生手段は10進演算命令処理において発生す
べき桁上り信号が消失することなく発生するように作用
する。
【0015】
【実施例】本発明の10進演算命令処理装置の一実施例
について図1等を参照し以下に説明する。本実施例に示
す10進演算命令処理装置は、上述した第2の方法にお
ける動作と同様の動作を行うタイプ、即ちALUからの
送出データを再度ALUに供給し、上記送出データに基
づき発生させた定数と上記送出データとを加算して10
進演算結果を送出するタイプに同様のものではあるが、
本実施例の10進演算命令処理装置では、ALUの送出
データが32ビットの場合ALUの送出データと加算さ
れる上記定数について、例えばまず1回目は上記送出デ
ータの下位側の16ビットに対応する定数のみにて10
進演算命令処理を行い答えを求め、次の第2回目にて上
記送出データの上位側の16ビットに対応する定数のみ
にて10進演算命令処理を行い、最終的に10進演算さ
れた答えを求めようとするものである。尚、10進演算
命令処理は上記のように2回行うことに限られるもので
はなく、後述するように、本実施例における10進演算
命令処理装置では4ビット毎、即ちニブル単位で処理可
能としたのでニブル単位にて10進演算命令処理を行う
こともできる。又、本10進演算命令処理装置は、上記
「答1」が加算演算にて得られた場合に対する10進演
算命令処理のみならず上記「答1」が減算演算にて得ら
れる場合に対する10進演算命令処理も実行可能なもの
である。
【0016】図1には、ニブル毎、即ち4ビット単位毎
の処理を行うブロックが合計8ブロック設けられ、合計
32ビットのデータについて10進演算命令処理を行う
ALUの一構成例が示されている。尚、上記32ビット
のデータの内、下位側である第1から第4ビットを処理
するブロックを第1ブロック、次の第5ビットから第8
ビットまでを処理するブロックを第2ブロック、以下同
様に第8ブロックまで存在するものであり、図1におい
て紙面の上側から下側方向へ第1から第8ブロックが存
在するものとする。そして本実施例では、第1ブロック
からいずれのブロックまでを1回にて10進演算命令処
理を行うかを、各ブロックに備わる、後述の定数基礎デ
ータ発生回路を制御回路から送出する制御信号(DAJ
信号)にていずれのブロックまでの定数基礎データ発生
回路を動作状態とするかによって制御するものである。
【0017】本実施例に示す10進演算命令処理装置に
ついて図1を参照しその構成を以下に示す。上記それぞ
れのブロックには、Aバスに接続され該Aバスから伝送
される32ビットのデータの内、所定の4ビットのデー
タが供給され、又、後述する定数発生器1から信号線f
を介して定数が供給される4ビット加算器2と、加算器
2の出力側に接続され、信号線bを介して加算器2の出
力データを格納するラッチ回路3と、ラッチ回路3及び
加算器2の出力側に接続され、信号線gを介してラッチ
回路3から供給されるデータ及び加算器2から送出され
る桁上り信号dに基づき10進演算命令処理の実行が必
要か否かを決定するフラグラッチ及び補正決定器4と、
フラグラッチ及び補正決定器4の出力側に信号線cを介
して接続され、又、Bバスに接続され、所定の4ビット
の定数を発生する定数発生器1と、が設けられる。尚、
ラッチ回路3の出力側はAバスに接続され、各ブロック
毎における10進演算命令処理された4ビットのデータ
はラッチ回路3からAバスへ送出される。
【0018】尚、フラグラッチ及び補正決定器4は、詳
細後述するが、Aバス及びBバスから供給されるデータ
の加算演算及び減算演算にて発生するデータを異にす
る。又、図1に示すように、第1ブロックにはフラグラ
ッチ及び補正決定器4aが備わり、第2ブロックにはフ
ラグラッチ及び補正決定器4bが備わり、第3ブロック
にはフラグラッチ及び補正決定器4cが備わり、第4ブ
ロックにはフラグラッチ及び補正決定器4bが備わり、
第5ブロックにはフラグラッチ及び補正決定器4cが備
わり、第6ブロックにはフラグラッチ及び補正決定器4
bが備わり、第7ブロックにはフラグラッチ及び補正決
定器4cが備わり、第8ブロックにはフラグラッチ及び
補正決定器4bが備わり、これらのフラグラッチ及び補
正決定器を総括してフラグラッチ及び補正決定器4と記
す。
【0019】そして、第2、第3…の各ブロックにおい
て、加算器2には上位側のブロックに含まれる加算器か
ら信号線dを介して桁上り信号が供給され、又、フラグ
ラッチ及び補正決定器4にも上位側のブロックに含まれ
るフラグラッチ及び補正決定器4から信号線eを介して
桁上り信号が供給される。
【0020】本実施例の10進演算命令処理装置の全体
構成は上述したものであるが、以下にラッチ回路3等の
具体的な回路構成を説明する。本実施例において加算器
2の回路構成は特に限定するものではない。ラッチ回路
3は、1ビット分の構成が例えば図2に示すような回路
構成であり、加算器2の出力データの内の1ビットが信
号線bに供給され、出力データは信号線gに出力される。
又、定数発生器1は図3に示すような回路構成であり、
フラグラッチ及び補正決定器4から出力される、図3に
〜にて示す3種の制御信号即ち、第1ないし第3ビ
ット目のデータが供給され、定数発生器1の4ビットか
らなる出力データは加算器2に供給される。
【0021】尚、定数発生器1が発生するデータとフラ
グラッチ及び補正決定器4の出力データとの関係を以下
に示す。即ち、フラグラッチ及び補正決定器4の出力デ
ータの上記第1ないし第3ビットのデータが「000」あ
るいは「001」であるときには定数発生器1は「000
0」のデータを加算器2へ送出し、上記第1ないし第3
ビットのデータが「011」であるときには定数発生器1
は「0110」のデータを加算器2へ送出し、上記第1な
いし第3ビットのデータが「110」であるときには定数
発生器1はBバスから供給される4ビットのデータを加
算器2へ送出する。
【0022】フラグラッチ及び補正決定器4は図4に示
す構成である。尚、図4に示す構成部分4a、4b、4c
は、図1に示す構成部分4a、4b、4cに一致する。そ
れぞれのフラグラッチ及び補正決定器4a等には、それ
ぞれのブロック等にて多少回路構成が異なるが、信号線
gを介してラッチ回路3から供給される4ビットのデー
タが所定値であるか否かを判断する所定値判断回路41
a、41b、41cと、所定値判断回路41a等の出力デー
タが供給され、定数発生器1から発生する定数のもとに
なるデータを送出する定数基礎データ発生回路42a、
42b、42cと、第1ブロック等の各ブロック毎、換言
するとニブル単位毎における桁上り信号を発生する桁上
り信号発生回路43a、43b、43cと、を設けてい
る。
【0023】所定値判断回路41a等は、上記「答1」
が加算演算にて得られたときには、ニブル値において、
(i)ラッチ回路3から供給される演算結果データが16
進数で「A」、即ち2進数で「1010」以上か否か、(ii)
上記演算結果データが16進数で「9」、即ち2進数で
「1001」であって、かつ下位の上記ブロックから桁上
りがあるか否か、又、上記「答1」が減算演算にて得ら
れたときには上記演算結果データがニブル単位で桁上り
信号を発生したか否か、のいずれかの条件を満たしたと
きに信号を定数基礎データ発生回路42a等に送出す
る。
【0024】尚、所定値判断回路41aは、図示するよ
うにOR回路、NAND回路から構成され、第1ブロッ
クにおけるラッチ回路3が送出する4ビットのデータの
内、下位側の2ビット目及び3ビット目のデータ(図内
では、、にて示す)がOR回路に供給され、4ビッ
ト目のデータ(図内では、にて示す)がNAND回路に
供給される。
【0025】所定値判断回路41bは、図示するように
3入力NOR回路、NAND回路、AND回路から構成
され、第2ブロックにおけるラッチ回路3が送出する4
ビットのデータの内、下位側の1ビット目及び4ビット
目の反転データ(図内では、バー、バーにて示す)が
NOR回路に供給され、2ビット目及び3ビット目の反
転データ(図内では、バー、バーにて示す)がNAN
D回路に供給される。又、第1ブロックにおけるフラグ
ラッチ及び補正決定器4aの定数基礎データ発生回路4
2aから信号線eを介して供給されるデータが3入力NO
R回路の一端子に供給される。
【0026】所定値判断回路41cは、図示するように
3入力NAND回路、OR回路、2入力NAND回路回
路から構成され、第3ブロックにおけるラッチ回路3が
送出する4ビットのデータの内、下位側の1ビット目及
び4ビット目のデータ(図内では、、にて示す)がN
AND回路に供給され、2ビット目及び3ビット目のデ
ータ(図内では、、にて示す)がNAND回路に供給
される。又、第2ブロックにおけるフラグラッチ及び補
正決定器4bの定数基礎データ発生回路42bから信号線
eを介して供給されるデータが3入力NAND回路の一
端子に供給される。尚、所定値判断回路41a等は、図
示した回路構成に限るものではなく上述した機能を行う
構成であればよい。
【0027】定数基礎データ発生回路42a等は、10
進演算命令処理が行なわれるデータが加算演算にて得ら
れた場合と減算演算にて得られた場合とにおいて発生す
る定数データを変更させるためのADD信号及び反転A
DD信号が伝送されるADD信号線、反転ADD信号線
にそれぞれ一入力端子が接続され、他の入力端子には所
定値判断回路41a等の出力端が接続される2入力AN
D回路等と、該2入力AND回路等の出力側が接続さ
れ、上記加算演算又は減算演算を区別するためのDAJ
信号及び反転DAJ信号が伝送されるDAJ信号線及び
反転DAJ信号線に接続されるNAND回路等にて構成
され、信号線cへ3ビットの定数基礎データを送出する
回路420と、を有する。尚、図4に示す補正決定器4
b,4cに含まれる回路420は、補正決定器4aに含まれ
る回路420と同一であるので、その記載を省略してい
る。
【0028】尚、本実施例におけるフラグラッチ及び補
正決定器4では、加算時と減算時の補正の判断が基本的
に異なる。減算時には、最初の演算サイクルで桁上りが
(ニブル)発生しないことが補正の必要有を示し、加算
時とは逆の判断となる。従ってALUの制御上、定数基
礎データ発生回路において、加算時と減算時とを区別す
る必要があり、この区別を上記DAJ信号及び反転DA
J信号にて行っている。
【0029】本実施例の10進演算命令処理装置におけ
る特徴的な回路である桁上り信号発生回路43a等は、
クロック端子に供給されるラッチ制御信号にて桁上り信
号を格納するフリップフロップ430と、フリップフロ
ップ430のデータ出力端子から上記格納データが供給
され、一方上記ADD信号が供給されるこれらの論理積
演算を行う2入力AND回路432と、該AND回路4
32の出力側が接続され、一方には上位側のブロックに
おける加算器2aから延在する信号線dが接続されるOR
回路431と、から構成される。
【0030】又、フラグラッチ及び補正決定器4a及び
4cにおいては、フリップフロップ430の反転出力端
子は、所定値判断回路41a、41c並びに定数基礎デー
タ発生回路42a、42cに接続され、フラグラッチ及び
補正決定器4bにおいては、フリップフロップ430の
出力端子が所定値判断回路41b及び定数基礎データ発
生回路42bに接続される。又、フリップフロップ43
0から送出される桁上り信号は、このフリップフロップ
430が備わるブロックにおける桁上り信号として送出
される。
【0031】このように構成される10進演算命令処理
装置における動作を以下に説明する。尚、16進数にて
表示すると「23234545」の加算データがAバスを
介して供給され、一方16進数にて表示すると「232
74445」の被加算データがBバスを介して供給さ
れ、これらの加算演算結果を10進演算命令処理する場
合を例にとる(以下、この例を例1と称する)。又、A
LU演算時に上記データは各数字は2進数で4ビットに
て表現されており、合計32ビットから構成される。
【0032】加算データにおける最下位の数字「5」を表
現する2進数で4ビットのデータが図1に示す第1ブロ
ックに備わる加算器2aに供給され、被加算データにお
ける最下位の数字「5」を表現する2進数で4ビットのデ
ータが第1ブロックに備わる定数発生器1を介して加算
器2aに供給される。この最下位データの場合と同様
に、加算データにおける下位側2位の数字「4」を表現す
る2進数で4ビットのデータが第2ブロックに備わる加
算器2bに供給され、被加算データにおける最下位の数
字「4」を表現する2進数で4ビットのデータが第2ブロ
ックに備わる定数発生器1を介して加算器2bに供給さ
れる。以下同様して加算、被加算の最上位のそれぞれの
数字に対応する2進数で4ビットのデータが第8ブロッ
クの加算器2bに供給される。
【0033】このようにして上記加算データと上記被加
算データとの加算演算が行なわれ、結果データ「464
A898A」が得られ、この結果データについて10進
演算命令処理を行う。10進演算命令処理を行う場合、
本実施例の10進演算命令処理装置を構成する加算器2
の演算能力が、桁上り信号の伝搬速度との関係より、上
記10進演算命令処理装置を含むCPUの1動作サイク
ルレートにおいては図1に示す例えば第4ブロックまで
演算するのが限界であるとすれば、DAJ信号を複数本
数備え、本実施例の10進演算命令処理装置では制御回
路5から送出する第1制御信号DAJ(以下、第1DA
J信号という)により第1から第4ブロックを一群と
し、第2制御信号DAJ(以下、第2DAJ信号とい
う)により第5から第8ブロックを他の一群として10
進演算命令処理動作を行わせるものとする。
【0034】即ち、この例1では、10進演算命令処理
を2回行う。1回目の10進演算命令処理では、上記結
果データ「464A898A」の下位側の「898A」につ
いて、該「898A」に対応して発生させる定数と10
進演算命令処理を行い、このとき上位側の「464A」
については「0000」(16進数)のデータとの10
進演算命令処理を行い、換言すると上位側「464A」
については10進演算命令処理を行わない。このように
して得られるデータについて再度10進演算命令処理を
行なうが、次の2回目の10進演算命令処理では、上記
上位側の「464A」について、該「464A」に対応し
て発生させる定数との10進演算命令処理を行い、この
とき下位側の「898A」については「0000」(1
6進数)のデータとの10進演算命令処理を行い、換言
すると下位側「898A」については10進演算命令処
理を行わない。このように2回10進演算命令処理を行
い、最終的に10進演算命令処理されたデータを得る。
【0035】このようにまず第1ないし第4ブロックに
ついて10進演算命令処理を行い、次に第5ないし第8
ブロックについて10進演算命令処理を行うための制御
は、図4に示す定数基礎データ発生回路42a等に備わ
る回路420へ制御回路5からそれぞれ供給されるDA
J信号によりいずれの回路420より有効なデータを送
出させるかを制御することにより行う。上記例1の場合
では、まず1回目の10進演算命令処理では、第1ない
し第4ブロックにおける定数基礎データ発生回路42a
等に備わる回路420から有効なデータが送出され第5
ないし第8ブロックにおける定数基礎データ発生回路4
2a等に備わる回路420からは「0」のデータが送出
されるように、第1ないし第4ブロックの回路420へ
は第1DAJ信号を供給し第5ないし第8ブロックの回
路420へは第2DAJ信号を供給する。次に2回目の
10進演算命令処理では、第1ないし第4ブロックにお
ける定数基礎データ発生回路42a等に備わる回路42
0から「0」のデータが送出され、第5ないし第8ブロ
ックにおける定数基礎データ発生回路42a等に備わる
回路420からは有効なデータが送出されるように、第
1ないし第4ブロックの回路420へは第2DAJ信号
を供給し第5ないし第8ブロックの回路420へは第1
DAJ信号を供給する。
【0036】尚、例1では上記第1及び第2DAJ信号
は、4ブロック単位にて供給したがこれに限るものでは
なく、それぞれのブロック毎に個別に供給するようにし
ても良いし、逆に8つのすべてのブロックを一単位とし
てするようにしても良い。
【0037】まず、上記結果データ「464A898A」
の下位側の「898A」について10進演算命令処理を行
う場合について説明する。上記結果データ「464A8
98A」の最下位のデータ「A」が図1に示す第1ブロ
ックのAバスを介して加算器2aに供給され、下2位の
データ「8」が第2ブロックのAバスを介して加算器2
bに供給され、下3位のデータ「9」が第3ブロックの
Aバスを介して加算器2aに供給され、以下同様にし
て、最上位のデータ「4」が第8ブロックのAバスを介
して加算器2bに供給される。以下に各位のデータ毎に
10進演算命令処理動作を説明する。
【0038】図1に示す第1ブロックに備わるフラグラ
ッチ及び補正決定器4aには、ラッチ回路3から最下位
の数字である「A」、即ち2進数で「1010」が供給され
る。つまり、フラグラッチ及び補正決定器4aに含まれ
る所定値判定回路41aに上記データ「1010」の第2
から第4ビット目のデータ、即ち「101」が供給され
る。該データ「101」が供給されることで所定値判定
回路41aは、図4に示す論理回路構成による論理動作
を行い、その結果、10進演算命令処理を必要とする旨
の信号を次段の定数基礎データ発生回路42aに送出す
る。
【0039】今、加算演算結果による10進演算命令処
理を実行しているので、第1DAJ信号の信号レベルは
ハイレベル(=1)であり、定数基礎データ発生回路42
aは図示する論理回路構成による論理演算を行い、その
結果、3ビットの「011」のデータを信号線cを介して
定数発生器1へ送出する。定数発生器1は、供給される
上記3ビットのデータに基づき図3に示す論理回路構成
による論理動作を行い、その結果、16進数で「6」、2
進数で「0110」のデータを加算器2aへ送出する。
【0040】よって加算器2aは、上記データ「898
A」の最下位のデータ「A」と16進数で「6」のデー
タとの加算を、それぞれ2進数にて表現した4ビットの
データにて行う。そしてその結果得られた4ビットの結
果データはラッチ回路3へ送出されラッチ回路3からA
バスへ送出される。尚、このとき第1DAJ信号の信号
レベルをローレベルとすることでフラグラッチ及び補正
決定器4aから信号線Cへ送出されるないしの値は
固定値であるHレベルとなる。それによって図3に示す
定数発生器1には、B(0)ないしB(3)、つまりバ
スの値が供給される。又、加算器2aにおける4ビット
のデータの演算により発生した桁上り信号は、信号線d
を介してフラグラッチ及び補正決定器4aに含まれる桁
上り信号発生回路43aを構成するOR回路431に供
給されAND回路432の出力データと論理和演算さ
れ、その結果がフリップフロップ430へ供給される。
そして、第1ブロックにおける桁上り信号としてフリッ
プフロップ430から桁上り信号C3が送出されるとと
もに、上記AND回路432へ送出される。
【0041】次に、上記データ「898A」の下2位の
データ「8」について10進演算命令処理を行う場合を
説明する。尚、各動作説明は順に行うが各ブロックにお
ける10進演算命令処理自体は同時に進行するものであ
る。図1に示す第2ブロックに備わるフラグラッチ及び
補正決定器4bには、ラッチ回路3から下2位の数字で
ある「8」、即ち2進数で「1000」が供給される。そし
てフラグラッチ及び補正決定器4bに含まれる所定値判
定回路41bには、図4に示すように、上記データ「1
000」の反転データ「0111」が供給される。該デ
ータ「0111」が供給されることで所定値判定回路4
1bは、図4に示す論理回路構成による論理動作を行
い、その結果、10進演算命令処理は不要とする旨の信
号を次段の定数基礎データ発生回路42bに送出する。
【0042】上述のごとく第1DAJ信号の信号レベル
はハイレベル(=1)であり、定数基礎データ発生回路4
2bは図示する論理回路構成による論理演算を行い、そ
の結果、3ビットの「010」のデータを信号線cを介し
て定数発生器1へ送出する。定数発生器1は、供給され
る上記3ビットのデータに基づき図3に示す論理回路構
成による論理動作を行い、その結果、16進数で「0」、
2進数で「0000」のデータを加算器2bへ送出す
る。
【0043】よって加算器2bは、上記データ「898
A」の下2位のデータ「8」と16進数で「0」のデー
タと第1ブロックの加算器2aから供給される桁上りデ
ータとの加算を、それぞれ2進数にて表現した4ビット
のデータにて行う。その結果得られた4ビットの結果デ
ータはラッチ回路3へ送出されラッチ回路3からAバス
へ送出される。このとき第1DAJ信号の信号レベルが
ローレベルでありフラグラッチ及び補正決定器4bから
送出されるないしの値がHレベルとなるのは上述し
た第1ブロックの場合と同様である。
【0044】又、第2ブロックにおける演算では、加算
器2bにおいて桁上り信号は発生しないので、桁上り信
号発生回路43aを構成するOR回路431には桁上り
信号は供給されない。よってフリップフロップ430に
「1」のデータが供給されることもないので第2ブロッ
クからは桁上り信号は送出されない。
【0045】尚、第1ブロックの説明にて記載したよう
に、加算器2bから桁上り信号が供給されなくとも、桁
上り信号発生回路43a等では加算器2bからの桁上り
信号とAND回路432の出力データとの論理和演算が
行われるので、加算の場合、例えば前回演算サイクルで
桁上りが発生したときのようにAND回路432から
「1」のデータが送出されている場合には各ブロックか
ら桁上り信号が送出される場合はある。
【0046】次に、上記データ「898A」の下3位の
データ「9」について10進演算命令処理を行う場合を
説明する。図1に示す第3ブロックに備わるフラグラッ
チ及び補正決定器4cには、ラッチ回路3から下3位の
数字である「9」、即ち2進数で「1001」が供給され
る。そしてフラグラッチ及び補正決定器4cに含まれる
所定値判定回路41cには、図4に示すように上記デー
タ「1001」が供給される。該データ「1001」が供
給され、又、第2ブロックに備わる定数基礎データ発生
回路42bから桁上り信号が供給されないことに基づ
き、所定値判定回路41cは、図4に示す論理回路構成
による論理動作を行い、その結果、10進演算命令処理
は不要とする旨の信号を次段の定数基礎データ発生回路
42cに送出する。以下の動作は上述した第2ブロック
における動作と同様であるので説明を省略する。尚、第
3ブロックにおける演算の結果、桁上り信号は送出され
ない。
【0047】次に、上記データ「898A」の最上位の
データ「8」について10進演算命令処理を行う場合を
説明する。第4ブロックに備わるフラグラッチ及び補正
決定器は、図1に示すように、上述した第2ブロックに
備わるフラグラッチ及び補正決定器4bと同じものであ
るので、上記最上位データ「8」の10進演算命令処理
は上述した第2ブロックにおける動作説明と同様である
ので、その説明は省略する。尚、第4ブロックにおける
演算の結果、桁上り信号は送出されない。
【0048】以上の動作にて上記結果データ「464A
898A」の下位側の「898A」について10進演算命
令処理を行ったことになり、又、上記結果データの上位
側の「464A」を処理する第5ブロックないし第8ブ
ロックの回路420には上述したように第2DAJ信号
を供給しているので定数基礎データ発生回路42a等か
ら定数発生器1へは「00X」(Xは1又は0)のデー
タが送出され、定数発生器1から加算器2a等には2進
数で4ビットの「0000」のデータが供給されるの
で、上記上位側の「464A」については10進演算命
令処理は行われず、当該10進演算命令処理装置からは
上記「464A」のデータがそのまま送出される。した
がって1回目の10進演算命令処理にて得られるデータ
は「464A8990」となる。そしてこの「464A
8990」のデータに基づき2回目の10進演算命令処
理を行う。
【0049】上記データ「464A8990」の最下位
のデータ「0」が図1に示す第1ブロックのAバスを介
して加算器2aに供給され、下2位のデータ「9」が第
2ブロックのAバスを介して加算器2bに供給され、下
3位のデータ「9」が第3ブロックのAバスを介して加
算器2aに供給され、以下同様にして、最上位のデータ
「4」が第8ブロックのAバスを介して加算器2bに供
給される。以下に各位のデータ毎に10進演算命令処理
動作を説明する。
【0050】上述したように、上記データ「464A8
990」の下位側の「8990」を処理する第1ブロッ
クないし第4ブロックの回路420には上述したように
第2DAJ信号を供給しているので定数基礎データ発生
回路42a等から定数発生器1へは「00X」(Xは1
又は0)のデータが送出され、定数発生器1から加算器
2a等には2進数で4ビットの「0000」のデータが
供給されるので、上記下位側の「8990」については
10進演算命令処理は行われず、当該10進演算命令処
理装置からは上記「8990」のデータがそのまま送出
される。
【0051】第5ブロックに備わるフラグラッチ及び補
正決定器は、図1に示すように、1回目の10進演算命
令処理にて説明した、第3ブロックに備わるフラグラッ
チ及び補正決定器4cと同じ構成である。第5ブロック
に備わるフラグラッチ及び補正決定器4cには、ラッチ
回路3から上記上位側の「464A」のデータにおける
最下位の数字である「A」、即ち2進数で「1010」のデ
ータが供給される。尚、第4ブロックにおける定数基礎
データ発生回路42bでは桁上り信号は発生していない
ので桁上り信号の供給はない。したがって、データ「1
010」が供給されることで所定値判定回路41cは、
図4に示す論理回路構成による論理動作を行い、その結
果、10進演算命令処理を必要とする旨の信号を次段の
定数基礎データ発生回路42aに送出する。
【0052】定数基礎データ発生回路42cは図示する
論理回路構成による論理演算を行い、その結果、3ビッ
トの「011」のデータを信号線cを介して定数発生器1
へ送出する。定数発生器1は、供給される上記3ビット
のデータに基づき図3に示す論理回路構成による論理動
作を行い、その結果、16進数で「6」、2進数で「01
10」のデータを加算器2aへ送出する。
【0053】よって加算器2aは、上記データ「464
A」の最下位のデータ「A」と16進数で「6」のデー
タとの加算を、それぞれ2進数にて表現した4ビットの
データにて行う。そしてその結果得られた4ビットの結
果データはラッチ回路3へ送出されラッチ回路3からA
バスへ送出される。尚、このとき第1DAJ信号の信号
レベルをローレベルとすることでフラグラッチ及び補正
決定器4aから送出されるないしの値がHレベルと
なる。又、加算器2aにおける4ビットのデータの演算
により発生した桁上り信号は、信号線dを介してフラグ
ラッチ及び補正決定器4cに含まれる桁上り信号発生回
路43cを構成するOR回路431に供給されAND回
路432の出力データと論理和演算され、その結果がフ
リップフロップ430へ供給される。そして、第5ブロ
ックにおける桁上り信号としてフリップフロップ430
から桁上り信号C19が送出されるとともに、上記AN
D回路432へ送出される。
【0054】次に、上記データ「464A」の下2位か
ら最上位のデータ「4」、「6」、「4」について10
進演算命令処理を行う場合については、1回目の10進
演算命令処理にて説明した第2ブロックないし第4ブロ
ックにおける動作説明と同様であるので、その説明は省
略する。このようにして上記結果データ「464A89
8A」の上位側の「464A」について10進演算命令処
理が終了する。したがって2回目の10進演算命令処理
にて得られる10進数のデータは「46508990」
となり、又、このデータが最終的に必要とするデータで
ある。
【0055】以上説明したように本実施例における10
進演算命令処理装置は、加算あるいは減算した結果デー
タを再びALUに入力し10進演算命令処理を行なうタ
イプであって、10進演算命令処理を複数回に分けて行
なうことができるようにしたので、演算に要するサイク
ル数はその分増えるが、専用の10進演算命令処理装置
をALUに付加し1サイクルにて10進演算命令処理を
行わせるタイプに比べてALUの内部伝搬遅延時間を減
少させることができる。即ち、CPUの1サイクルにて
10進演算命令処理を行わせる場合、CPUの動作サイ
クルレートを高速化しても10進演算命令処理における
桁上り信号等の伝搬遅延により10進演算命令処理を1
サイクル時間内に終了させることができなくなり、CP
Uの処理動作は停止する。10進演算命令処理は、他の
処理動作と平行して実行させることが困難な独立性の高
い動作であり、又、付加的な動作であるが、このような
動作処理のためにCPU全体の動作が停止するのはシス
テム全体として不利である。しかし本実施例の10進演
算命令処理装置のように10進演算命令処理を複数分割
してCPUの1サイクルにてALUが処理可能なところ
までを1回で処理するようにすることで、CPUの動作
サイクルレートは10進演算命令処理を考慮せずに高速
化を図ることが可能であり、そのような高速化されたサ
イクルレートにおいても本実施例の10進演算命令処理
装置はCPUの動作処理を停止させることなく実行する
ことができ、又、別個に10進演算命令処理装置を付加
するタイプではないのでハードウエアを付加する必要も
ない。
【0056】次に信号発生回路43a等を設けた理由及
び設けることで得られる効果を説明する。例えばデータ
「83232325」(16進数)とデータ「8007
1234」(16進数)との加算結果データ「032A
3559」を10進演算命令処理する場合を例に採る
(以下、この例を例2と称す)。尚、2進演算における
「83232325」と「80071234」と加算演
算では加算結果データ「032A3559」(16進
数)において桁上り信号「1」が発生する。上述したよ
うな10進演算命令処理装置にて桁上り信号発生回路4
3a等が除かれた装置において、上記加算結果データの
10進演算命令処理を上記実施例のように例えば2回に
分けて実行した場合、その演算過程は以下の表3に示す
ようになる。
【0057】
【表3】
【0058】上記演算過程を略説すると、まず加算結果
データ「032A3559」の下位側の「3559」に
ついて10進演算命令処理を行うが、このとき定数発生
器から送出される定数データは、上記「3559」の場
合、上述した動作説明を参照すると、「0000」(1
6進数)となる。よって1回目の10進演算命令処理で
は上記加算結果データ「032A3559」と「000
00000」との加算演算となり、その結果データは
「032A3559」となる。即ち、1回目の10進演
算命令処理において桁上り信号は発生しない。
【0059】次に、加算結果データ「032A355
9」の上位側の「032A」について10進演算命令処
理を行うが、このとき定数発生器から送出される定数デ
ータは、上記「032A」の場合、上述した動作説明を
参照すると、「6006」(16進数)となる。尚、上
記「032A」の最上位の「0」のデータは実際には桁
上りが生じた結果における「0」であるから、該データ
「0」に対応する定数は「6」とある。よって2回目の
10進演算命令処理では上記加算結果データ「032A
3559」と「60060000」との加算演算とな
り、その結果データは「63303559」となる。即
ち、2回目の10進演算命令処理においても桁上り信号
は発生しない。又、上述したように「0」が桁上り後の
「0」であるのか否かを判断しなければならない。この
ように、10進演算命令処理を単に複数回に分割して行
った場合には、本来発生すべき桁上り信号が発生しない
という問題点が生じ、この問題点を解消するためには発
生した桁上り信号を保持し、又、上述したように適切な
定数発生時期に適切な定数を発生させるという制御を必
要とする。
【0060】又、桁上り信号がどのサイクルにて発生す
るかを認識しておく必要があるという問題点もある。例
えばデータ「23232325」(16進数)とデータ
「76767675」(16進数)との加算結果データ
「9999999A」を10進演算命令処理する場合を
例に採る(以下、この例を例3と称す)。尚、2進演算
における「23232325」と「76767675」
と加算演算では加算結果データ「9999999A」
(16進数)においては桁上り信号は発生しない。上述
したような10進演算命令処理装置にて桁上り信号発生
回路43a等が除かれた装置において、上記加算結果デ
ータの10進演算命令処理を上記実施例のように例えば
2回に分けて実行した場合、その演算過程は以下の表4
に示すようになる。
【0061】
【表4】
【0062】上記演算過程を略説すると、まず加算結果
データ「9999999A」の下位側の「999A」に
ついて10進演算命令処理を行うが、このとき定数発生
器から送出される定数データは、上記「999A」の場
合、上述した動作説明を参照すると、「6666」(1
6進数)となる。よって1回目の10進演算命令処理で
は上記加算結果データ「9999999A」と「000
06666」との加算演算となり、その結果データは
「999A0000」となる。即ち、1回目の10進演
算命令処理において桁上り信号は発生しない。
【0063】次に、加算結果データ「999A000
0」の上位側の「999A」について10進演算命令処
理を行うが、このとき定数発生器から送出される定数デ
ータは、上記「999A」の場合、上述した動作説明を
参照すると、「6666」(16進数)となる。よって
2回目の10進演算命令処理では上記加算結果データ
「999A0000」と「66660000」との加算
演算となり、その結果データは「00000000」と
なり、2回目の10進演算命令処理において桁上り信号
が発生する。この場合、上記例2のように2進演算にお
ける結果にて発生する桁上り信号を保持するとすると、
この例3においては桁上り信号がないことになり、例
2、例3から分かるように、一律に所定時点のサイクル
における桁上り信号を保持するという制御では対応でき
ず、演算するデータによって桁上り信号を保持するタイ
ミングを制御しなければならないという問題がある。
【0064】桁上り信号発生回路43a等は、このよう
な問題点を解決するために設けたものである。上述した
動作説明においても説明したように、桁上り信号発生回
路43a等は、第1ないし第8ブロックのそれぞれに設
けられ、かつ前回の10進演算命令処理における桁上り
信号と、今回の10進演算命令処理における下位側のブ
ロックにおける加算器2a等からの桁上り信号との論理
和演算を行なうことから、一度桁上り信号が発生する
と、上記例2のように発生すべき桁上り信号が発生しな
いという問題点は生じない。
【0065】又、各ブロック毎に桁上り信号発生回路4
3a等を設けているので、例えば32ビットのデータに
ついて10進演算命令処理を行なう場合であっても、例
えば所要のデータが8ビット目までのデータであるよう
な場合には、ブロックを選択することで上記8ビット目
までにおける桁上り信号を得ることができる。
【0066】又、図4に示すように、桁上り信号発生回
路43a等の出力側を所定値判断回路41a等、及び定
数基礎データ発生回路42a等に接続しているので、桁
上りが生じたときに応じて、10進演算命令処理に必要
な正しい定数を定数発生器1から発生させることができ
る。
【0067】桁上り信号発生回路43a等の具体的な動
作を上記例2の場合について説明する。2進演算におけ
る加算結果データ「032A3559」の下位側のデー
タ「3559」については桁上りは発生しないので説明
を省略し、上位側のデータ「032A」について説明す
る。データ「032A」の最下位のデータ「A」につい
ての10進演算命令処理は図1に示す第5ブロックが行
なう。データ「A」を表す2進数の4ビットの各データ
が補正決定器4cの所定値判断回路41cに供給され、
又、第4ブロックにおける加算器2bからは桁上り信号
は供給されていないことから、桁上り信号発生回路43
cのフリップフロップ430からは「0」のデータが所
定値判断回路41c及び定数基礎データ発生回路42c
へ送出される。よって定数基礎データ発生回路42cか
ら送出される3ビットのデータは「010」となり、第
5ブロックの定数発生器1からは「6」(16進数)の
データが加算器2aへ送出される。
【0068】よって加算器2aは、「A」と「6」のデ
ータの加算を行う。よって第5ブロックの加算器2aか
らは桁上り信号が次段の第6ブロックにおける桁上り信
号発生回路43bにおけるOR回路431に送出され
る。次に、データ「032A」の下2位のデータ「2」
についての10進演算命令処理は図1に示す第6ブロッ
クが行なう。データ「2」を表す2進数の4ビットの各
データが補正決定器4bの所定値判断回路41bに供給
され、桁上り信号発生回路43bのフリップフロップ4
30からは「1」のデータが所定値判断回路41b及び
定数基礎データ発生回路42bへ送出されるとともに、
第6ブロックにおける桁上り信号として外部へ送出され
る。よって定数基礎データ発生回路42bから送出され
る3ビットのデータは「001」となり、第6ブロック
の定数発生器1からは「0」(16進数)のデータが加
算器2aへ送出される。よって加算器2bは、「2」と
「0」と第5ブロックの加算器2aから供給される桁上
り信号とを加算し、データ「3」を送出する。
【0069】以下同様に10進演算命令処理を実行す
る。結果的に上記データ「032A」と加算される定数
は「0006」となり、2回目の10進演算命令処理さ
れた答えは「0330」となり、かつ第6ブロックから
桁上り信号が送出されているので、2回目の10進演算
命令処理にて桁上り信号が発生し、1,2回の10進演
算命令処理された答えは「03303559」となり桁
上り信号が「1」となる。
【0070】このように桁上り信号発生回路43a等を
設けることで、発生すべき桁上り信号が発生しないと
か、演算結果データを複数回に分割して10進演算命令
処理を行なう場合、演算データに応じて桁上り信号発生
時期に注意を払う必要あるという問題点を解決すること
ができる。
【0071】尚、上述した実施例では、加算演算結果デ
ータについて10進演算命令処理を実行する場合につい
て説明したが、図1ないし図4に示す装置にて、減算演
算結果データについて10進演算命令処理を行なうこと
もできる。減算演算に対して10進演算命令処理を実行
する場合、図4に示すDAJ信号の信号レベルを「0」
とする。又、図1に示す補正決定器4a等は、演算結果
データが桁上り信号を発生しないときに、定数発生器1
へ定数「6」の発生を指示する。又、補正決定器4a等
に備わる桁上り信号発生回路43a等は、2進演算され
た減算結果データにおいて桁上り信号が発生した場合に
はこれを保持し、以後に行なう10進演算命令処理にお
いて発生する桁上り信号は無視する。尚、減算演算の場
合、補正決定器4a等から定数発生器1へ供給されるデ
ータは、図3に示すデータを反転したものである。これ
らの制御は、この10進演算命令処理装置を備えるCP
Uに含まれるプログラムロジックアレイ(以下、PLA
と記す)からのADD制御信号にて制御される。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、算
術論理演算手段に複数のブロックを備え、制御手段にて
所定のブロックを演算可能とすることで、10進演算命
令処理される演算結果データを複数に分割して10進演
算命令処理を行なうことができる。このように10進演
算命令処理する演算結果データを複数回に分けて10進
演算命令処理が可能となることで、中央演算処理装置の
動作サイクルレートの高速化に追従して10進演算命令
処理を実行することができる。
【0073】又、各ブロック毎に桁上り信号発生手段を
備え、例えば加算にて演算結果データを得た場合では、
前回の10進演算命令処理にて発生した桁上り信号と下
位側の加算手段から供給される桁上り信号との論理和演
算を行なうようにしたので、10進演算命令処理におい
て発生すべき桁上り信号が演算途中で消失するという問
題点を解消することができ、又、各ブロックから桁上り
信号が発生するので桁上り信号が発生した時点に注意を
払う必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の10進演算命令処理装置の一実施例
における構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すラッチ回路の一回路構成例を示す
回路図である。
【図3】 図1に示す定数発生器の一回路構成例を示す
回路図である。
【図4】 図1に示す補正決定器の一回路構成例を示す
回路図である。
【符号の説明】
1…定数発生器、2a,2b…加算器、3…ラッチ回
路、 4a,4b,4c…補正決定器、 41a,41b,41c…所定値判断回路、 42a,42b,42c…定数基礎データ発生回路、 43a,43b,43c…桁上り信号発生回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 算術論理演算手段から送出された2進数
    表現の演算結果データを上記算術論理演算手段にて10
    進数表現に変換する10進演算命令処理を行う場合、上
    記算術論理演算手段にフィードバック供給される上記演
    算結果データと、定数データとに基づき上記10進演算
    命令処理を行う、10進演算命令処理装置において、 上記算術論理演算手段は10進演算命令処理される上記
    演算結果データが4ビット単位にてそれぞれに供給され
    る複数のブロックを備え、各ブロックは、 上記フィードバック供給される上記演算結果データにお
    ける4ビット単位のデータと、4ビットからなる定数デ
    ータとを加算する加算手段と、 上記加算手段から供給される4ビット単位のデータに基
    づき上記4ビット単位のデータについての10進演算命
    令処理の要否を判断する補正決定手段と、 上記補正決定手段から供給される10進演算命令処理の
    要否に関するデータに基づき上記定数データを発生し上
    記加算手段へ送出する定数発生手段と、を有し、 4ビット単位に分割された上記10進演算命令処理され
    る上記演算結果データについて複数回に分割して10進
    演算命令処理が可能なように、当該10進演算命令処理
    装置が備わる中央演算処理装置の1動作サイクルにて演
    算処理可能な範囲内にある上記ブロックを演算可能状態
    とし、その他の上記ブロックを非演算処理状態とする制
    御信号を上記各ブロックへ送出する制御手段を備えたこ
    とを特徴とする10進演算命令処理装置。
  2. 【請求項2】 算術論理演算手段から送出された2進数
    表現の演算結果データを上記算術論理演算手段にて10
    進数表現に変換する10進演算命令処理を行う場合、上
    記算術論理演算手段にフィードバック供給される上記演
    算結果データと、定数データとに基づき上記10進演算
    命令処理を行う、10進演算命令処理装置において、 上記算術論理演算手段は10進演算命令処理される上記
    演算結果データが4ビット単位にてそれぞれに供給され
    る複数のブロックを備え、各ブロックは、 上記フィードバック供給される上記演算結果データにお
    ける4ビット単位のデータと、4ビットからなる定数デ
    ータとを加算する加算手段と、 上記加算手段から供給される4ビット単位のデータに基
    づき上記4ビット単位のデータについての10進演算命
    令処理の要否を判断する補正決定手段と、 上記補正決定手段から供給される10進演算命令処理の
    要否に関するデータに基づき上記定数データを発生し上
    記加算手段へ送出する定数発生手段と、を有し、 4ビット単位に分割された上記10進演算命令処理され
    る上記演算結果データについて複数回に分割して10進
    演算命令処理が可能なように、当該10進演算命令処理
    装置が備わる中央演算処理装置の1動作サイクルにて演
    算処理可能な範囲内にある上記ブロックを演算可能状態
    とし、その他の上記ブロックを非演算処理状態とする制
    御信号を上記各ブロックへ送出する制御手段を備え、 上記補正決定手段は、加算にて上記演算結果データを得
    た場合には、上記加算手段から供給される4ビット単位
    のデータが、10進数で10以上のとき、又は、10進
    数で9でありかつ下位側の上記加算手段から桁上り信号
    が供給されるときに当該ブロックの出力データについて
    10進演算命令処理要と判断し、又、減算にて上記演算
    結果データを得た場合には、4ビット単位にて桁上り信
    号が発生しないときに上記ブロックの出力データについ
    て10進演算命令処理要と判断し、所定データを送出す
    る、所定値判断及び定数基礎データ発生手段と、 加算にて上記演算結果データを得た場合には複数回に分
    割して行われる10進演算命令処理における前回の10
    進演算命令処理における桁上り信号と下位側の加算手段
    から供給される桁上り信号との論理和演算を行い、該論
    理和演算にて得られたデータを保持し、一方、減算にて
    上記演算結果データを得た場合には上記2進数表現の初
    回演算結果データにおいて発生した桁上り信号を保持
    し、保持した桁上り信号を外部並びに上記所定値判断及
    び定数基礎データ発生手段へ送出する桁上り信号発生手
    段と、を備えたことを特徴とする10進演算命令処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記定数発生手段は、上記補正決定手段
    から供給される上記所定データに基づき2進数にて0又
    は6の上記定数データを発生し上記加算手段へ送出す
    る、請求項1又は2のいずれかに記載の10進演算命令
    処理装置。
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