JPH06175792A - 磁気テープ装置を用いたサブシステムのエラー回復処理装置及び方法 - Google Patents

磁気テープ装置を用いたサブシステムのエラー回復処理装置及び方法

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JPH06175792A
JPH06175792A JP4330274A JP33027492A JPH06175792A JP H06175792 A JPH06175792 A JP H06175792A JP 4330274 A JP4330274 A JP 4330274A JP 33027492 A JP33027492 A JP 33027492A JP H06175792 A JPH06175792 A JP H06175792A
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buffer
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tape
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気テープ装置へのデータ書込中に起きたデバ
イスエラーに対しホストコンピュータが動的デバイス再
配置を実行する磁気テープ装置を用いたサブシステムの
エラー回復装置及び方法に関し、動的デバイス再配置で
の主記憶領域の使用割合を抑え、他のジョブを制限する
ことなく確実にエラー回復する。 【構成】上位装置10の退避手段80、テープ移動指示
手段82および再書込手段84によって動的デバイス再
配置(DDR)の機能が実現される。エラー発生時に退
避手段80は入出力制御装置30から転送した伸長後の
未書込データを主記憶退避領域86に書込む際に圧縮す
る。また再書込手段84で主記憶退避領域86から読出
した圧縮未書込データをテープ移動先の磁気テープ装置
32に転送する際に伸長する。主記憶領域38には、バ
ッファ62の残っている圧縮された未書込データに対応
した大きさの退避領域86を確保すればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ装置のデバ
イスエラーを回復する磁気テープ装置を用いたサブシス
テムのエラー回復処理装置及び方法に関し、特に、磁気
テープ装置へのデータ書込中に起きたデバイスエラーに
対しホストコンピュータが動的デバイス再配置を実行す
る磁気テープ装置を用いたサブシステムのエラー回復装
置及び方法に関する。
【0002】ホストコンピュータの外部記憶装置として
使用される磁気テープ装置を用いたサブシステムにあっ
ては、ホストコンピュータの発行した入出力命令を磁気
テープ制御装置で受け、配下の磁気テープ装置に対し書
込み又は読出し処理を実行する。ホストコンピュータと
磁気テープ制御装置との間の命令及びデータの転送と、
磁気テープ制御装置と磁気テープ装置との間の命令及び
データの転送は非同期に行われる。
【0003】ホストコンピュータが連続間とに発行した
書込命令に従って磁気テープ制御装置が磁気テープ装置
に書込みを行っている途中でエラーが起きた場合、ホス
トコンピュータはエラー発生に基づくマシンチェックの
入出力割込みを受けて動的デバイス再配置(DDR;Dy
namic Divice Reconfiguration) として知られたエラー
回復処理を実行する。
【0004】このエラー回復処理は、磁気テープ制御装
置のバッファに残っている未書込データを主記憶に退避
した後に、エラーを起した磁気テープ装置からカセット
を排出し、別の正常な磁気テープ装置を指示して人為操
作でマウントさせた後、主記憶に退避していた未書込デ
ータを移動した磁気テープに再度書込むものである。近
年、磁気テープ制御装置へ転送してした書込データはバ
ッファに格納する前に圧縮しており、逆にバッファから
ホストコンピュータに転送する読出データは伸長してい
る。このようにデータの圧縮と伸長を行う場合には、エ
ラー回復処理の際に主記憶に確保できる退避領域には制
約があるため、バッファに残っている圧縮された未書込
データを伸長して転送するに必要な膨大な退避領域を確
保できなかったり、膨大な退避領域の確保で他のジョブ
が制限され、この点の改善が望まれる。
【0005】
【従来の技術】図31は磁気テープ装置を備えた従来の
サブシステムの構成図である。図31において、ホスト
コンピュータ10のチャネル20−1,20−2に対し
ては、磁気テープ制御装置30−1,30−2がチャネ
ルバスを介して接続される。磁気テープ装置30−1,
30−2から引き出されたデバイスパスには、例えばデ
バイス機番#1〜#16で示す磁気テープ装置32−1
〜32−16が8台ずつ接続されている。
【0006】ホストコンピュータ10にはオペレーティ
ングシステム(OS)34で実現される入出力処理機能
が設けられ、磁気テープ制御装置30−1,30−2に
入出力命令を発行する。いまオペレーティングシステム
34がデバイス機番#1をもつ磁気テープ装置32−1
を対象とする書込命令WR1〜WR4を磁気テープ制御
装置32−1に対し連続して発行したとする。書込命令
WR1〜WR4は磁気テープ制御装置30−1の命令キ
ューにスタックされ、また書込データ(ブロック単位の
データ)はバッファ62−1に格納され、転送終了でチ
ャネルエンドを発行して入出力命令を終了させる。
【0007】このホストコンピュータ10からのアクス
セとは非同期に、磁気テープ制御装置32−1は命令キ
ューからライト命令WR1〜WR4を順番に取り出し、
デバイス機番#1の磁気テープ装置32−1に対し書込
みを実行する。一方、書込命令及び読出命令に伴なう磁
気テープ制御装置と磁気テープ装置間のデータ転送にお
けるエラーを回復する有効な手段として、ホストコンピ
ュータ10のオペレーディングシステム34には、動的
デバイス再配置(DDR)の機能が設けられている。。
【0008】この動的デバイス再配置(DDR)は、例
えば磁気テープ装置30−1が磁気テープ装置32−1
に連続する書込命令WR1〜WR4に従って書込みを行
っている途中で、磁気テープ装置32−1にサブシステ
ムでは回復不可能なエラーが発生した時に、マシンチェ
ックによる入出力割込みによるエラー報告をオペレーテ
ィングシステム34が受けて実行する。
【0009】まず磁気テープ制御装置30−1のバッフ
ァ62−1上に存在する例えばライト命令WR2〜WR
4の未書込データを主記憶領域38にリードして退避す
る。続いてエラーを起した磁気テープ装置30−1から
他の磁気テープ制御装置30−2の配下の磁気テープ装
置、例えばデバイス機番#9の磁気テープ装置32−9
に人為的な操作を通じてにカートリッジを載せ替える。
カートリッジの載せ替えが済むと、移動先の磁気テープ
装置30−9に主記憶領域38から未書込データの再書
込みを行う。
【0010】これの結果、載せ替えが済んだカートリッ
ジの磁気テープにはライト命令WR1〜WR4に従った
全てのデータが書込まれ、エラー回復が図られる。尚、
磁気テープ装置からの読出し中にエラーが起きた場合の
動的デバイス再配置は、エラーを起した磁気テープ装置
から他の磁気テープ装置を指示してカートリッジを載せ
替えるだけでよく、主記憶への退避は必要としない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の磁気
テープ装置を用いたサブシステムにあっては、ホストコ
ンピュータから磁気テープ制御装置に転送された書込デ
ータを圧縮した後にバッファに格納し、圧縮されたデー
タを磁気テープ装置に書込むことで記憶容量の拡大を図
っている。また磁気テープ装置からの読出しで磁気テー
プ制御装置のバッファに格納したリードデータについて
は、バッファからホストコンピュータに転送する際に伸
長して元のデータに戻している。
【0012】このように磁気テープ制御装置でデータの
圧縮と伸長を行うようにしたサブシステムにあっては、
エラー発生時の動的デバイス再配置の際にもバッファに
残っている未書込データを伸長した後に主記憶領域に転
送して退避することなる。例えば512KBの圧縮され
た未書込データがバッファ上に存在していた場合、圧縮
伸長を行っていない場合には、バッファからリードする
ために確保する主記憶領域は同じ512KBでよい。し
かし、データの圧縮伸長を行っている場合には、例えば
元データに対して2%程度に高圧縮できるとすると、バ
ッファ上で未書込データが512KBであっても、バッ
ファの圧縮された未書込データを伸張してリードするた
めには、256BMという膨大な主記憶領域を確保しな
ければならない。
【0013】このように動的デバイス再配置のために膨
大な領域を主記憶に確保すると、エラー回復処理を実行
している間、他のジョブが主記憶を使用できないため処
理が中断し、システム全体の処理性能が低下する。また
未書込データのリードに使用する膨大な主記憶領域が確
保できなかった場合には、エラー回復処理そのものが異
常終了(アペンド)することとなり、この場合には、エ
ラーを起こしたジョブそのものの再実行(リ・ラン)を
必要とする。ジョブの再実行は通常、数巻のカートリッ
ジに及ぶことが多く、長時間のエラー回復作業を必要と
するという問題がある。本発明の目的は、書込データを
圧縮して磁気テープ装置に書込む場合の動的デバイス再
配置での主記憶領域の使用割合を抑え、他のジョブを制
限することなく確実にエラー回復できるようにした磁気
テープ装置を用いたサブシステムのエラー回復処理装置
及び方法を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、外部記憶装置との間でデータ
書込み又はデータ読出しの入出力命令を実行する主記憶
領域34を備えた上位装置10と、上位装置10からの
命令を受領してテープ媒体を備えた下位の磁気テープ装
置32に対する処理を実行し、上位装置10から転送さ
れた書込データは圧縮してバッファ62に格納した後に
配下の磁気テープ装置32に書込み、磁気テープ装置3
2からの読出データはバッファ62に格納した後に伸長
して上位装置10に転送する少なくとも2つの入出力制
御装置(磁気テープ制御装置)30を備えたサブシステ
ムを対象とする。
【0015】本発明の入出力制御装置30には、上位装
置10からの命令に基づいたテープ媒体へのデータ書込
みの途中で発生したエラーを検出して上位装置10に報
告するエラー検出手段78が設けられる。また本発明の
上位装置10には、エラー検出手段78からのエラー通
知を受けた際に、主記憶領域38に退避領域86を確保
し、バッファ62に残っている未書込データを退避領域
86に書込む退避手段80と、エラーを起した磁気テー
プ装置32からテープ媒体を排出させると共に他の入出
力制御装置30の配下にある正常な磁気テープ装置32
を指定して排出した磁気テープ装置32のマウントを指
示するテープ移動指示手段82と、テープ移動指示手段
82の指示に基づく磁気テープ媒体のマウントを確認し
た後にテープ移動先の磁気テープ装置32を指定して退
避領域86の未書込データを書込む再書込手段84が設
けられる。
【0016】この退避手段80、テープ移動指示手段8
2および再書込手段84によって動的デバイス再配置
(DDR)の機能が実現される。 [第1発明]本願の第1発明にあっては、退避手段80
で入出力制御手段から転送した未書込データを主記憶の
退避領域86に書込む際に圧縮し、再書込手段84で主
記憶の退避領域86から読出した圧縮未書込データをテ
ープ移動先の磁気テープ装置32に転送する際に伸長す
る圧縮伸長手段を上位装置10に設けたことを特徴とす
る。
【0017】このため、退避手段80は、バッファ62
の残っている圧縮された未書込データに対応した大きさ
の退避領域86を主記憶領域38に確保すればよい。 [第2発明]本願の第2発明は、エラー検出手段78か
らのエラー通知を受けた際に、退避手段80が、主記憶
領域38に退避領域86を確保した後に、バッファ62
に残っている未書込データを主記憶退避領域86を経由
して他の外部記憶装置34、磁気ディスク装置を用いた
他のサブシステムに転送して書込むことを特徴とする。
【0018】このため、再書込手段84は、テープ移動
指示手段82の指示に基づくテープ媒体のマウントを確
認した後にテープ移動先の磁気テープ装置32を指定し
て他の外部書込装置に記憶した書込データを主記憶の退
避領域86を経由して書込む。この場合、退避手段80
は、バッファ62の残っている未書込データの最大ブロ
ックサイズの大きさの退避領域(ワーク領域)86を主
記憶領域38に確保するだけでよい。
【0019】[第3発明]本願の第3発明は、エラー検
出手段78からのエラー通知を受けた際に、退避手段8
0が、主記憶領域38に退避領域86を確保すると共
に、バッファ62に残っている圧縮済みの未書込データ
を伸長せずに転送させて退避領域86に書込むことを特
徴とする。これに対応して再書込手段84は、テープ移
動指示手段82の指示に基づくテープ媒体のマウントを
確認した後に、テープ移動先の磁気テープ装置32を指
定して退避領域86の圧縮済みの未書込データをそのま
ま書込むようにする。
【0020】具体的には、退避手段80は、圧縮データ
の伸長処理を禁止する読出命令を入出力制御装置30に
発行してバッファ62から読出した圧縮済みの未書込デ
ータをそのまま転送させる。また再書込手段84は、テ
ープ移動先の磁気テープ装置32を配下にもつ入出力制
御装置30に転送データの圧縮処理を禁止する書込命令
を発行し、主記憶の退避領域86から転送した圧縮済み
の未書込データをそのままバッファ62に書込ませる。
【0021】[第4発明]本願の第4発明は、入出力制
御装置30に更に、上位装置10から書込データの転送
を受けるごとに圧縮前の元データとして仮想的に設けた
論理バッファに格納すると共に、実在するバッファ62
から圧縮済みの書込データを磁気テープ装置32に書込
むごとに圧縮前の書込データを論理バッファから除去す
る論理バッファ制御手段96と、上位装置10から書込
データの転送要求を受けた際に論理バッファの空きの有
無を判定し、バッファ空き時にはデータ転送を許容し、
バッファ空きなし時には論理バッファの空きができるま
でデータ転送禁止(ビジィ応答)する転送制御手段98
とを設けたことを特徴とする。
【0022】この場合、退避手段80は、主記憶領域3
8に論理バッファの大きさをもつ退避領域86を確保す
る。このため、論理バッファの大きさを、動的デバイス
再配置の際に主記憶領域34に確保可能な退避領域86
の大きさに定めておけば、入出力制御装置30のバッフ
ァ62には常に主記憶領域34に確保可能な退避領域分
の未書込データしか保持されず、退避領域86の確保に
失敗してしまうことを確実に防止し、動的デバイス再配
置の機能を保証する。
【0023】[第5発明]本願の第5発明は、エラー検
出手段78からのエラー通知を受けた際に、退避手段8
0は、バッファ62に残っている未書込データを他の入
出力制御装置30のバッファ62に直接転送して退避さ
せることを特徴とする。この場合、再書込手段84は、
テープ移動指示手段82の指示に基づくテープ媒体のマ
ウントを確認した後に、テープ移動先の磁気テープ装置
32を指定して退避先バッファ62の未書込データを書
込ませる。
【0024】このバッファ間の直接転送を可能とするた
め、上位装置10に接続した少なくとも2つの入出力制
御装置30は、それぞれのバッファ62間でデータ転送
を直接行う共通内部バス44で接続される。
【0025】
【作用】このような構成を備えた本願の各発明によれば
次の作用が得られる。まず第1発明にあっては、バッフ
ァ読出命令によりバッファの未書込データを主記憶に読
出す時に、上位装置のオペレーティングシステムOSに
より圧縮を行うことで、主記憶における退避領域の使用
率を低下させる。オペレーティングシステムによる圧縮
はサブシステムのハードウェアが使用していると同じ圧
縮アルゴリズムを使用すればよい。
【0026】また第2発明にあっては、上位装置のオペ
レーティングシステムが一定の大きさの主記憶領域をワ
ーク領域として取り、バッファ読出命令により読出され
た未書込データをワーク領域に一度格納した後、磁気デ
ィスクサブシステム等の外部記憶装置に書込むことで退
避する。これにより未書込データの全てを主記憶に格納
することを回避できる。
【0027】また第3発明にあっては、サブシステムの
ハードウェアは上位装置からの伸長禁止機能が付いたバ
ッファ読出命令を受けることで、上位装置に転送する未
書込データを元データに伸張復元せずに圧縮データのま
ま転送する。このため、主記憶は従来の非圧縮の場合と
同様な大きさの退避領域を確保するだけでよい。また第
4発明にあっては、上位装置からの書込データをサブシ
ステムのハードウェアが圧縮して実バッファに書いてい
る時に、圧縮前の元データの大きさを仮想的に設けた論
理バッファに積算し、論理バッファがある一定の閾値に
達した時点、即ちバッファフルでサブシステムを一時的
にビジー状態にし、上位装置からの転送処理を中断す
る。
【0028】実バッファ上の未書込データがテープ媒体
に書込まれ、論理バッファの積算値が閾値より小さくな
った時、即ち論理バッファに空きができたとき、再び上
位装置からのデータ転送を受け付ける。これによりエラ
ーが発生したときのバッファ上の未書込データに対する
圧縮前の元データの大きさを一定以下に保つことができ
る。
【0029】更に第5発明にあっては、上位装置によっ
てバッファの未書込データを主記憶に読出さず、サブシ
ステムに設けた入出力制御装置内のバッファ間で直接移
動する。この場合には、動的デバイス再配置で主記憶を
全く使用しない。
【0030】
【実施例】
<目次> 1.ハードウェア構成と動的デバイス再配置 2.第1発明の実施例 3.第2発明の実施例 4.第3発明の実施例 5.第4発明の実施例 6.第5発明の実施例 1.ハードウェア構成と動的デバイス再配置 図2は本発明が適用される計算機システムのハードウェ
ア構成を示したシステム構成図である。
【0031】図2において、ホストコンピュータ10に
は主記憶装置(MSU)12,主記憶制御装置(MC
U)14,CPU18及びチャネルプロセッサ20が設
けられる。CPU18は主記憶制御装置14のチャネル
ポート16−1に接続され、またチャネルプロセッサ2
0はチャネルポート16−2に接続される。チャネルプ
ロセッサ20の配下にはサブシステム22,24が接続
されている。サブシステム22は磁気テープ装置を用い
た外部記憶装置としてのサブシステムである。サブシス
テム22には2台の磁気テープ制御装置30−1,30
−2が設けられている。磁気テープ制御装置30−1の
デバイスパス40−1には、この実施例にあっては8台
の磁気テープ32−1,32−2,・・・32−8を接
続している。
【0032】また、磁気テープ制御装置30−2のデバ
イスパス42−1には、同じく8台の磁気テープ装置3
2−9,32−10,・・・32−16を接続してい
る。磁気テープ制御装置30−1,30−2は更に相手
方の磁気ディスク装置に対しデバイスパス40−2,4
2−2を接続しており、全ての磁気テープ装置32−1
〜32−16をアクセスできるクロスコール接続として
いる。
【0033】ここで、磁気テープ装置32−1〜32−
16としては、例えば富士通株式会社製造F6470を
使用することができる。また、クロスコール接続可能な
磁気テープ制御装置30−1,30−2としては、富士
通株式会社製のF1751が使用できる。サブシステム
24にはディスク制御装置26が設けられる。ディスク
制御装置26からのデバイスパスに複数の磁気ディスク
装置28−1,28−2,28−nを接続している。こ
のサブシステム24による磁気ディスク装置を用いた外
部記憶装置は、後の説明で明らかにする本願の第2発明
の実施例で使用される。
【0034】図3は図2に示した磁気テープ制御装置3
0−1,30−2の詳細を示した実施例構成図である。
図3において、磁気テープ制御装置30−1を代表して
説明すると、磁気テープ制御装置30−1にはMPU5
0−1,ホストインタフェースコントローラ54−1,
チャネルアダプタ56−1,56−2,圧縮伸長回路5
8−1,データ転送バッファ62−1,制御情報テーブ
ル66−1,フォーマッタ70−1及びデバイスアダプ
タ74−1,74−2が設けられる。
【0035】更に、MPU50−1に対しては操作パネ
ル75−1が設けられている。磁気テープ制御装置30
−1の内部バス44に対しては、内部バスアダプタ52
−1,60−1,64−1,68−1,72−1のそれ
ぞれによってMPU50−1,圧縮伸長回路68−1を
備えたホストインタフェースコントローラ54−1,デ
ータ転送バッファ52−1,制御情報テーブル66−1
及びフォーマッタ70−1が結合される。
【0036】この内部バスアダプタ52−1,60−
1,64−1,68−1,72−1のそれぞれは内部バ
ス44を介してそれぞれのユニットの間でデータ及び制
御情報の転送を制御する。ホストコントローラ54−1
はチャネルアダプタ56−1及びチャネルパス76−1
を介して上位のチャネル装置との間のインタフェース制
御を司り、ホストコンピュータからの書込命令を受領し
て制御情報テーブル66−1の命令キューに格納すると
同時に、書込データを受信してデータ転送バッファ62
−1に格納する。
【0037】また、MPU50−1でホストコンピュー
タから受領した読出命令を実行した場合には、データ転
送バッファ62−1に格納された読出データをチャネル
装置に対し送出する。データ転送バッファ62−1には
書込データ及び読出データが格納され、各データはブロ
ック単位に格納される。制御情報テーブル66−1はホ
ストインタフェースコントローラ54−1とフォーマッ
タ70−1との間で制御情報、具体的にはチャネル装置
から送られてきた入出力命令、チャネル装置に応答する
ためのセンス情報等を格納する共有アクセスメモリとし
て動作する。
【0038】フォーマッタ70−1は下位の磁気テープ
装置に対する書込制御,読出制御及びドライブの制御を
行う独立したテバイスコントローラである。また、デー
タ転送バッファ62−1に格納された書込データを取り
出して磁気テープ装置に送出し、更に磁気テープ装置か
らの読出データを受信してデータ転送バッファ62−1
に格納する。更にフォーマッタ70−1は読出データに
対するエラー訂正等を実行する。
【0039】更にまた、磁気テープ装置に対する書込中
または読出中にサブシステムで回復できないエラーの発
生を監視しており、このような回復不能な磁気テープ装
置のエラーを検出すると、エラー発生を示すユニットチ
ェックステータスを作り出し、ホストインタフェースコ
ントローラ54−1を介して上位のチャネル装置に報告
する。このユニットチェックステータスを受領したチャ
ネル装置は、ホストコンピュータのオペレーティングシ
ステムに対し入出力割込みを起こしてエラー発生を報告
するようになる。
【0040】更に、外部バスアダプタ60−1とホスト
インタフェースコントローラ54−1との間にはハード
ウェアとして圧縮伸長回路58−1が設けられている。
圧縮伸長回路58−1はホストインタフェースコントロ
ーラ54−1で受けたチャネル装置からの書込データを
圧縮してデータ転送バッファ62−1に格納する。ま
た、データ転送バッファ62−1に読み出した圧縮済み
の読出データをチャネル装置に転送する際に、伸長して
元のデータに戻す。
【0041】圧縮伸長回路58−1による圧縮方法とし
ては、例えば米国標準規格(ANSI)の圧縮アルゴリ
ズムとして定義されたX3B5/90−254の2進算
術符号化アルゴリズムを使用することができる。勿論、
2進算術符号化以外に適宜の圧縮アルゴリズムを使用す
ることができる。圧縮伸長回路58−1に米国標準規格
X3B590−254の2進算術符号化アルゴリズムを
適用した場合、最適符号化条件が得られれば、元のデー
タを2%程度に高圧縮することができる。
【0042】MPU50−1に対して設けた操作パネル
75−1には、オペレータや保守エンジニアの操作のた
めのスイッチや表示器が設けられており、本発明のエラ
ー回復処理にあっては、オペレーティングシステムにお
ける動的デバイス再配置の処理で指定されたエラーを起
こした磁気テープ装置から排出したカートリッジを移動
する載せ替え先の磁気テープ装置のデバイス機番が表示
される。このためオペレータや保守エンジニアは操作ネ
ル75−1に表示されたデバイス機番を見ることで、エ
ラーを起こした磁気テープ装置から別の正常な磁気テー
プ装置にカセットを移動する操作を行うことができる。
【0043】磁気テープ制御装置30−2の構成は、既
に説明した磁気テープ制御装置30−1と同じ構成をも
つ。ここで、磁気テープ制御装置30−1,30−2に
設けられた内部バス44は、共通接続された共通内部バ
スとして設けられており、このため両者は1つの磁気テ
ープ制御装置として動作することができる。このような
共通内部バス44を設けることで、例えば磁気テープ制
御装置30−1のデータ転送バッファ62−1に格納し
ているデータを共通内部バス44を介して磁気テープ制
御装置30−2のデータ転送バッファ62−2に直接移
すことができる。
【0044】図4は本発明のエラー回復処理を実現する
ためのホストコンピュータ10及び磁気テープ制御装置
30−1,30−2の処理機能を示した機能ブロック図
である。ホストコンピュータ10の機能は主記憶装置に
設けたオペレーティングシステム34により実現され、
本発明に関連する機能として入出力命令処理部35とエ
ラー回復処理を行う動的デバイス再配置部36が実現さ
れる。また、ユーザシステムあるいはオペレーティング
システム34が利用できる所定の大きさをもった主記憶
領域38が確保される。
【0045】動的デバイス再配置部36は退避処理部8
0,テープ移動指示部82及び再書込処理部84で構成
される。退避処理部80はチャネル装置20−1または
20−2より入出力割込みによるエラー報告を受けたと
きに起動し、例えば磁気テープ制御装置30−1の書込
中にエラー検出部78−1よりエラーを検出してユニッ
トステータスを発行し、このユニットステータスをチャ
ネル装置20−1で受領して入出力割込みが行われた場
合には、磁気テープ制御装置30−1のデータ転送バッ
ファ62−1に残っている未書込データの主記憶領域3
8への読出しを行う。
【0046】この主記憶領域38への読出しに際し、退
避処理部80はデータ転送バッファ62−1に残ってい
る未書込データを格納可能な退避領域86を確保する。
テープ移動指示部82は主記憶領域38に確保した退避
領域86にエラー検出を行った磁気テープ制御装置30
−1のデータ転送バッファ62−1の未書込データを読
み出した後に、例えばエラーが磁気テープ装置32−1
で起きていた場合には、エラーを起こした磁気テープ装
置32−1に対しアンロードを命令してカートリッジを
排出させる。
【0047】同時に、磁気テープ制御装置30−1に設
けている操作パネル75−1(図3参照)に対し、排出
したカートリッジの移動先を示すデバイス機番、例えば
別の磁気テープ制御装置30−2の配下にある磁気テー
プ装置32−9へのマウントを指示するように表示出力
を行う。再書込処理部84は移動先の磁気テープ装置3
2−9に対する移動したカートリッジのマウント完了報
告が得られたときに、磁気テープ制御装置30−2に対
し再書込みのための書込コマンドを発行し、書込コマン
ドに続いて主記憶領域38の退避領域86に格納してい
る未書込データを転送する。
【0048】再書込のための書込コマンドは命令キュー
にスタックされ、また未書込データはデータ転送バッフ
ァ62−2に格納された後、ホストコンピュータ10か
らのアクセスとは非同期にカートリッジ移動先の磁気テ
ープ装置32−9に対し未書込データの書込みを行い、
磁気テープ装置32−1のエラー発生時までに書き込ん
でいたデータに続いてエラー回復処理により引き続くデ
ータ書込みを行うようになる。
【0049】このようなホストコンピュータ10のオペ
レーティングシステム34で実現される動的デバイス再
配置部36の機能について、本発明にあっては、続いて
説明する第1発明から第5発明までの各実施例で示すよ
うに、主記憶領域38の退避領域86を最小限に抑え、
あるいは主記憶領域38を全く使用せずにエラー回復処
理を実行する。
【0050】図5は図4のオペレーティングシステム3
4に基づいてチャネル装置20−1,20−2より磁気
テープ制御装置30−1,30−2に対し発行されるチ
ャネルコマンドワード(CCW)を示したもので、0〜
7ビットのコマンドデータ、8〜31ビットのデータア
ドレス、32〜39ビットのフラグ、48〜63ビット
のバイトカウントで構成される。
【0051】先頭のコマンドデータで指定される入出力
命令には、書込コマンド,読出コマンド,読戻しコマン
ド(リードバックコマンド),制御コマンド,センスコ
マンド等の基本的な入出力命令がある。入出力命令の発
行はオペレーティングシステムあるいはユーザシステム
からのスタート入出力命令を受けて、チャネルアドレス
ワード(CAW)によって最初のチャネルコマンドワー
ドのアドレスが示され、このチャネルアドレスワード
(CAW)で示されたアドレスからコマンドチェーンが
切れるまでのチャネルコマンドワード(CCW)を入出
力命令として磁気テープ制御装置に発行するようにな
る。 2.第1発明の実施例 図6は第1発明の実施例によるエラー回復処理の機能を
示した説明図である。第1発明のエラー回復処理にあっ
ては、動的デバイス再配置部36の退避処理により磁気
テープ制御装置のバッファに残っている未書込データを
主記憶領域の退避領域に読み出す際に、磁気テープ制御
装置より伸長されて送られてくる未書込データをオペレ
ーティングシステムのもつ圧縮プログラムにより圧縮し
た後に退避領域に格納するようにしたことを特徴とす
る。
【0052】即ち、図6のホストコンピュータ10のオ
ペレーティングシステム34で実現される動的デバイス
再配置部36に加えて、圧縮プログラム90によるソフ
トウェア処理による圧縮機能と、伸長プログラム92に
よる同じくソフトウェア処理による伸長機能が設けられ
る。圧縮プログラム90及び伸長プログラム92のアル
ゴリズムは、データ制御装置30−1,30−2にハー
ドウェアとして設けた伸長回路部88及び圧縮回路部9
4と同じ、算術符号化アルゴリズムを用いる。
【0053】このようにホストコンピュータ10側に圧
縮プログラム90と伸長プログラム92を設けたこと
で、例えば磁気テープ制御装置30−1が磁気テープ装
置32−1に対する圧縮済みのデータ書込中にエラーが
発生したとすると、エラー報告を受けて動的デバイス再
配置部36が起動し、データバッファ62−1に残って
いる未書込データは伸長回路部88で元のデータに伸長
されてホストコンピュータ10に転送される。
【0054】そこで、チャネル20−1で受けた伸長済
みの未書込データを圧縮プログラム90を通すことで圧
縮未書込データに変換して退避領域86に格納する。こ
のため、退避処理のために主記憶領域の中に確保する退
避領域86の大きさはデータ制御装置30−1のデータ
転送バッファ62−1に残っている圧縮済みの未書込デ
ータの全ブロックサイズと同じ大きさでよく、退避処理
を行っても、少ない退避領域86の確保で済む。
【0055】また、退避後のテープ移動指示でエラーを
起こした磁気テープ32−1から排出されたカートリッ
ジが移動先として指示された磁気テープ32−9にマウ
ントされた場合には、動的デバイス再配置部36の再書
込みの機能により退避領域86に格納している圧縮済み
の未書込データを伸長プログラム92を通すことで元の
データに戻してから磁気テープ制御装置30−2に送
り、圧縮回路部94で圧縮した後にデータ転送バッファ
62−2に格納する。
【0056】そして、ホストコンピュータ10のアクセ
スとは非同期にデータ転送バッファ62−2に格納して
いる圧縮済みの未書込データを移動先として指示された
磁気テープ装置32−9に書き込むようになる。図7は
図6の第1発明の実施例における磁気テープ制御装置3
0−1,30−2の磁気テープ装置に対する処理動作を
示したタイムチャートである。
【0057】図7において、まずステップS1でホスト
コンピュータから送られたコマンドのスタックの有無を
チェックし、コマンドスタックがあれば順番に取り出し
て、ステップS2でコマンドを解読し、ステップS3で
書込コマンドであれば、ステップS4で書込コマンドで
デバイス機番で指定された磁気テープ装置に送って実行
する。
【0058】このステップS4における書込コマンドの
実行中において、ステップS5でエラー発生の有無を監
視しており、エラー発生がなければステップS6の終了
応答を待って、チャネル装置に対しデバイスエンドを非
同期にステータス情報として返す。一方、書込コマンド
の実行中に書込みを行っていた磁気テープ装置32−1
でサブシステムが回復不能なエラーが発生した場合には
ステップS7に進み、磁気テープ制御装置30−1がチ
ャネル装置に対しユニットチェックステータスを発行
し、続いてステップS8でチャネル装置20−1からの
エラー報告に基づくエラー対応処理を行うようになる。
【0059】図8は図6の第1発明の実施例によるホス
トコンピュータ10のエラー回復処理の詳細を示したフ
ローチャートである。図8において、磁気テープ制御装
置30−1からのユニットチェックステータスに基づき
チャネル装置20−1が入出力割込みによりエラー通知
を行うと、図8に示す動的デバイス再配置部36の機能
を実現するためのエラー回復処理が開始される。
【0060】まずステップS1でセンスコマンドを発行
して、磁気テープ制御装置30−1側で編集している3
2バイトのユニットチェックの詳細情報であるセンス情
報を読み取る。図10は磁気テープ制御装置で編集され
ているユニットチェックのセンス情報の説明図であり、
センス情報の特定バイト、例えば31バイトにバッファ
上の未書込データの圧縮後のデータ量が編集されてい
る。従って、ステップS3でバッファ上の未書込データ
の圧縮後のブロック数を判断し、ステップS4で主記憶
上に未書込圧縮データ分の退避領域86を確保すること
ができる。
【0061】続いてステップS5で磁気テープ制御装置
30−1に対しリードブロックIDコマンドを発行す
る。図11は磁気テープ制御装置30−1上に準備され
るブロックIDであり、4バイトのチャネルブロックI
Dと4バイトのデバイスブロックIDをもつ。チャネル
ブロックIDはチャネル装置から転送した書込データの
ブロックIDを示し、またデバイスブロックIDは磁気
テープ装置に書き出されたブロックIDを示している。
【0062】従って、ステップS6でブロックIDがリ
ードできたならば、転送済みブロックIDから書込済み
ブロックIDを引くことで、バッファ上に残っている未
書込ブロック数Nを判定することができる。続いてステ
ップS8,S9,S10で磁気テープ制御装置30−1
に対しリードバッファコマンドを未書込ブロックのブロ
ック数Nだけ順次発生して、主記憶に確保した退避領域
86に伸長未書込データを圧縮プログラム90で圧縮し
たのちに書き込んで退避する。全ての未書込ブロックの
退避が終了すると、図9のステップS11に進む。
【0063】図9のステップS11にあっては、更にエ
ラー発生を報告した磁気テープ制御装置30−1に対し
リードブロックIDコマンドを発行し、ステップS12
で磁気テープ装置32−1のカートリッジに書込みの済
んでいる最後のブロック位置を認識する。次にステップ
S13でエラーを起こしている磁気テープ装置32−1
に対しアンロードコマンドを発行し、カートリッジの排
出を行わせる。続いてステップS14で磁気テープ制御
装置30−1の操作パネル75−1に排出したカートリ
ッジの交換先の磁気テープ装置32−9のデバイス機番
等を指示し、オペレータや保守エンジニアによるカート
リッジの移し替えを促す。
【0064】ステップS15で移動先の磁気テープ装置
32−9に対するカートリッジのマウントが行われてマ
ウント応答を受けると、ステップS16で移動先の磁気
テープ装置32−2を配下にもつ他の磁気テープ制御装
置泡帆婦に対し、ステップS12で認識した最終ブロッ
ク位置に位置付けるための位置付けコマンドを発行し、
ステップS17で位置付け完了応答を待つ。
【0065】位置付け完了応答が得られるとステップS
18に進み、主記憶領域の退避領域86に保持している
未書込データを再書込みするための書込コマンドを発行
し、ステップS10で書込終了を示すデバイスエンドを
受けて一連のエラー回復処理を終了し、ユニットチェッ
クステータスの報告により動的デバイス再配置の契機と
なったコマンドを再び発行し、その後の処理を続行す
る。
【0066】このように第1発明の実施例にあっては、
データ転送バッファに残っている圧縮済みの未書込デー
タを伸長してホストコンピュータに転送した後に、ソフ
トウェアによる圧縮を施して、主記憶領域に確保した退
避領域に格納する。このため、磁気テープ制御装置のハ
ードウェアによる圧縮伸長と同じ圧縮伸長をホストコン
ピュータのソフトウェア処理で行った場合には、データ
バッファに残っている圧縮済みの未書込データのブロッ
クサイズと同じサイズの退避領域を確保するだけでよい
る。
【0067】従って、データの圧縮と伸長を行っていて
も主記憶領域に膨大な退避領域を確保する必要がなく、
動的デバイス再配置の失敗や膨大な退避領域の確保によ
る他のジョブの処理中断等を回避できる。 3.第2発明の実施例 図12は第2発明の実施例によるエラー回復処理機能を
示した説明図である。この第2発明の実施例にあって
は、エラー発生時の退避処理において、最終的に主記憶
領域に退避せずに磁気ディスク装置等を用いた別のサブ
システムに書込データを転送して退避するようにしたこ
とを特徴とする。
【0068】図12において、ホストコンピュータ10
のオペレーティングシステム34で実現される動的デバ
イス再配置部36には、図4に示したように退避処理部
80,テープ移動指示部82及び再書込処理部84が設
けられる。ここで退避処理部80の退避処理としては。
主記憶領域にはエラー発生を通知した磁気テープ制御装
置30−1のデータ転送バッファ62−2に残っている
未書込データの最大ブロック分のワーク領域95を確保
し、このワーク領域95を経由して別のサブシステム2
4の外部記憶装置、例えば磁気ディスク装置28に未書
込データを退避させる。
【0069】この場合の退避データは磁気テープ制御装
置30−1の伸長回路部88により伸長された非圧縮の
未書込データとして主記憶領域に確保したワーク領域9
5を経由して、別のサブシステム24の磁気ディスク装
置28に退避されることになる。未書込データの退避後
のテープ移動指示部82によるエラーを起こした磁気テ
ープ装置32−1からのカートリッジ排出、及び排出し
たカートリッジを別の磁気テープ制御装置30−2の配
下の磁気テープ装置32−9へマウントさせるための移
動指示は、第1発明の実施例と同じである。
【0070】更に、テープ移動時へのカートリッジのマ
ウント完了後の再書込処理部84による再書込みについ
ては、未書込データを退避している別のサブシステム2
4の磁気ディスク装置28にブロック数分だけの読出コ
マンドを発行し、ワーク領域95を経由して磁気テープ
制御装置30−2からテープ移動先の磁気テープ装置3
2−9に書き込むようになる。
【0071】図13は図12の第2発明の実施例におけ
るオペレーティングシステム34で実現される動的デバ
イス再配置部36によるエラー回復処理の詳細を示した
フローチャートである。図13において、磁気テープ装
置32−1のエラーに基づき、磁気テープ制御装置30
−1がマシンチェックステータスをチャネル装置20−
1に送ると、オペレーティングシステム34に対し入出
力割込みによるエラー報告が行われ、図13の処理が開
始される。
【0072】まずステップS1でセンスコマンドを発行
し、ステップS2でセンス情報をリードすると、ステッ
プS3で未書込最大ブロックのデータ量を判断する。こ
のとき、磁気テープ制御装置30−1には図15に示す
ユニットチェックのセンス情報が準備されている。セン
ス情報の31バイト目には圧縮前の未書込データ量が編
集され、また30バイト目には未書込最大ブロックの圧
縮前のデータ量が編集されている。
【0073】従って、このユニットチェックのセンス情
報からバッファ62−1上に残っている未書込最大ブロ
ックのデータ量を判断し、ステップS4で主記憶上に未
書込最大ブロック分のワーク領域95を確保することが
できる。続いてステップS5〜S7の処理で、磁気テー
プ制御装置30−1のブロックIDを読み出して未書込
ブロック数Nを判定し、ステップS8〜S11において
未書込ブロック数分、リードバッファコマンドを発行
し、バッファ62−1から主記憶のワーク領域95に書
き込んだ後、別のサブシステム24の磁気ディスク装置
28に書き込む。勿論、磁気ディスク装置28では、図
15のセンス情報の31バイトで示された圧縮前の未書
込データ量に相当する退避領域の確保が行われている。
【0074】ステップS11で最終の未書込ブロックの
磁気ディスク装置28に対する転送退避が済むとステッ
プS12に進み、リードブロックIDコマンドを発行
し、ステップS13で書込みの済んでいる最後のブロッ
ク位置を認識し、ステップS4でアンロードコマンドを
発行して、エラーを起こした磁気テープ装置32−1か
らカートリッジを排出させ、更にステップS5で操作パ
ネルに対し移動先の磁気テープ装置32−9のデバイス
機番等を表示する。
【0075】続いてステップS16で移動先の磁気テー
プ装置32−9からのマウント応答を受領をすると、ス
テップS13で認識した書込みの済んでいる最終ブロッ
ク位置への位置付けコマンドを発行し、ステップS18
で位置付け完了応答を得ると、ステップS19で磁気デ
ィスク装置28から未書込データを命令単位に読み出
し、主記憶領域に確保したワーク領域95を経由して磁
気テープ制御装置30−2のデータ転送バッファ62−
2に書き込む。
【0076】続いてステップS20で書込コマンドを発
行して移動先の磁気テープ装置32−2に未書込データ
を書き込み、ステップS21で全ブロックを終了するま
で処理を繰り返す。全ブロックの転送が終了するとチャ
ネルエンドが発行されて、ホストコンピュータ10から
の命令を終了させる。以後は命令キューから順次書込コ
マンドを読み出して、データ転送バッファ62−2に格
納している未書込データの磁気テープ装置32−9に対
する書込みを非同期に行うようになる。勿論、チャネル
エンドを出した段階でホストコンピュータ10のオペレ
ーティングシステム34はエラー回復処理のために中断
していたその後の処理にリターンする。 4.第3発明の実施例 図16は第3発明の実施例によるエラー回復処理の機能
を示した説明図である。この第3発明の実施例にあって
は、エラー発生時の未書込データの主記憶領域への退避
時及び退避後のテープ移動先への再書込みにおいて、デ
ータバッファに残っている圧縮済みの未書込データの伸
長と圧縮を行わずに、圧縮済みのデータのまま主記憶領
域への退避、退避領域からの再書込みを行うようにした
ようにしたことを特徴とする。
【0077】このため、第3発明の実施例にあっては、
ホストコンピュータ10のオペレーティングシステム3
4に図17に示すコマンドが新たに準備されている。図
17の伸長禁止符号付きのリードコマンドXP−RBF
は、データ転送バッファの未書込データを伸長回路部8
8で伸長せずに主記憶に読み出す命令である。また、圧
縮禁止機能付ライトコマンドXP−WRは、主記憶に退
避した未書込データを圧縮せずにそのまま別の磁気テー
プ制御装置のデータ転送バッファに転送して書き込む命
令である。
【0078】即ち、ホストコンピュータ10のオペレー
ティングシステム34で実現される動的デバイス再配置
部36は、例えば磁気テープ装置32−1のエラー発生
によるエラー報告を受けた際に、図17の伸長禁止機能
付リードコマンドXP−RBFをデータ転送バッファ6
2−1に残っている未書込データのブロック分発生する
ことで、伸長回路88による伸長動作を行わずに、圧縮
済みの未書込データを主記憶領域に確保した退避領域8
6に転送する。
【0079】また、退避後の再書込みにおいて、カート
リッジを移動した磁気テープ装置32−9を配下にもつ
磁気テープ制御装置30−2に図17の圧縮禁止機能付
ライトコマンドXP−WRを、退避している未書込ブロ
ック分発行し、圧縮回路部94による圧縮を行わずに、
そのまま圧縮済みの未書込データをデータ転送バッファ
62−2に転送し、転送後に、非同期にテープ移動先の
磁気テープ装置32−9に書き込ませる。
【0080】このように第3発明の実施例にあっては、
データ転送バッファ62−1に残っている圧縮済みの未
書込データをそのまま主記憶領域に確保した退避領域8
6に読み込むことから、退避領域86のサイズはデータ
転送バッファ62−2の未書込ブロックサイズと同じで
よく、主記憶領域に確保する退避領域の大きさを最小限
に抑えることができる。
【0081】図18,図19は図16のホストコンピュ
ータ10に設けられた動的デバイス再配置部36による
エラー回復処理の詳細を示したフローチャートであり、
図18のステップS8において、伸長禁止機能付きのリ
ードコマンドXP−RBFを発行する点、及び図19の
ステップS18において、圧縮禁止機能付きのライトコ
マンドXP−ERを発行する点以外は、図8,図9に示
した第1発明の場合と同じになる。 5.第4発明の実施例 図20は第4発明の実施例における磁気テープ制御装置
30−1の機能を示した説明図である。この第4発明の
実施例にあっては、磁気テープ制御装置30−1に論理
バッファ制御回路96と転送制御回路98を設け、エラ
ー発生時のデータ転送バッファ(実バッファ)62−1
上の圧縮済み未書込データに対応する圧縮前の元データ
の大きさを一定に保つようにしたことを特徴とする。
【0082】図21は図20の論理バッファ制御回路9
6で制御する論理バッファと物理的に存在する実バッフ
ァとしてのデータ転送バッファ62−1の対応関係を示
した説明図である。今、実バッファ62−1には斜線部
で示す圧縮済みの未書込データが格納されている。この
未書込データとは、磁気テープ装置に対する書込みを待
っているデータであり、エラー発生時には主記憶領域に
退避する未書込データとなる。論理バッファ制御回路9
6は圧縮前の元データで表わされた所定サイズの仮想的
な論理バッファ100−1を管理しており、例えば論理
バッファ100−1は1MBの一定容量に定められてい
る。
【0083】このような仮想的な論理バッファ100−
1について、論理バッファ制御回路96は実バッファ6
2−1に書き込んだ圧縮済みの未書込データ102に対
応する圧縮前の元データとしての未書込データ106
を、斜線部で示すようにデータ転送要求を受ける毎に積
算して格納している。論理バッファ制御回路96に対応
して設けられた転送制御回路98は、論理バッファ10
0−1に空き領域108があるか否か判定しており、空
き領域108が存在すればチャネル装置に対しレディ応
答を返してデータ転送を許容し、例えば図22に示すよ
うに論理バッファ100−1が一杯となって空き領域が
ないときにはビジー応答を返すことでデータ転送を禁止
する。
【0084】また、論理バッファ制御回路96は実バッ
ファ62−1から磁気テープ装置32−1,32−2,
・・・側に圧縮済みの未書込データの書込みが行われる
毎に、書込みが済んだ圧縮済み書込データに対応する圧
縮前の元データ分を除去する処理を行っている。図23
は図20の第4発明の実施例における論理バッファ制御
回路96及び転送制御回路98の処理動作を示したフロ
ーチャートである。
【0085】まずステップS1でチャネル装置からの書
込ブロックの転送要求の有無を判別しており、転送要求
を受けるとステップS2に進み、書込ブロックの圧縮前
の大きさを論理バッファ100−1に積算する。続いて
ステップS3で積算後の論理バッファに空き領域がある
か否かチェックし、空き領域があればステップS4に進
み、レディ応答を返すことで転送許可応答を出し、書込
ブロックの転送を受けて実バッファ62−1に書き込
む。
【0086】一方、ステップS3で論理バッファ100
−1に空きがなければステップS6に進み、ビジー応答
をチャネル装置に返して転送禁止を応答し、下位の磁気
テープ装置に対する実バッファ62−1からの書込みが
済んで、論理バッファ100−1に空きができるまで転
送禁止状態とする。図24は図20に示した第4発明の
実施例における磁気テープ制御装置30−1の下位の磁
気テープ装置に対するデバイスアクセス処理を示したフ
ローチャートである。
【0087】このデバイスアクセスの処理は、エラー対
応処理を含めてステップS8までは図7に示した第1発
明の実施例と同じであるが、第4発明の実施例にあって
は、磁気テープ装置に対して正常に書込みが終了してデ
バイスエンドが得られたときに、論理バッファの対応す
る圧縮前の元ブロック分の書込ブロックを空ける処理が
加わる。尚、図20は一方の磁気テープ制御装置30−
1側を例にとるものであったが、他方の磁気テープ制御
装置30−2についても全く同様である。
【0088】このような第4発明の実施例によれば、磁
気テープ制御装置30−1のデータ転送バッファ62−
1,62−2に格納されている圧縮済み未書込データ
は、圧縮前の元データの大きさにより一定の大きさを越
えないように制御されているため、もし書込中に磁気テ
ープ装置でエラーが起きてもホストコンピュータの主記
憶領域には予め定めた適切な大きさ(論理バッファの大
きさ)の退避領域86を確保するだけでよく、退避領域
が獲得できずに動的デバイス再配置に失敗したり膨大な
退避領域を確保して他のジョブを中断する不具合を回避
できる。
【0089】図25,図26は図20の第4発明の実施
例におけるホストコンピュータのオペレーティングシス
テムで実現される動的デバイス再配置部36によるエラ
ー回復処理の詳細を示したフローチャートである。この
エラー回復処理にあっては、ステップS4で主記憶上に
圧縮前の未書込データ分の退避領域86を確保する点、
またステップS9でバッファ上の圧縮済み未書込データ
を伸長した後に主記憶の退避領域に読み込む点、更に図
16のステップS18で退避領域に格納している元の未
書込データを磁気テープ制御装置に転送して圧縮した後
にデータ転送バッファに格納する点以外は、図8,図9
に示した第1発明のエラー回復処理と同じになる。 6.第5発明の実施例 図27は第5発明の実施例によるエラー回復処理の機能
を示した説明図である。第5発明の実施例にあっては、
エラー発生時にホストコンピュータ10の主記憶領域を
経由せずにエラー発生側の磁気テープ制御装置からテー
プ移動先の磁気テープ制御装置に未書込データを転送す
るようにしたことを特徴とする。
【0090】図27において、エラー回復処理を行うた
めにホストコンピュータ10のオペレーティングシステ
ム34で実現される動的デバイス再配置部36は、図4
に示したように退避処理部80,テープ移動指示部82
及び再書込処理部84で構成されるが、エラー側の磁気
テープ制御装置30−1から正常側の磁気テープ制御装
置30−2に直接、未書込データのバッファ転送を可能
とするため、図28に示す新たなコマンドが準備され
る。
【0091】図28の交換先指定コマンドSWAPは交
換先の磁気テープ装置を指定する命令であり、このコマ
ンドに続いて1バイトの交換先アドレス、例えばデバイ
ス機番を発行する。また、再書込コマンドDWRは交換
先の磁気テープ制御装置のバッファに移動した未書込デ
ータを交換先磁気テープ装置にマウントした磁気テープ
に再書込みさせる命令である。
【0092】図29は図27の第5発明の実施例におけ
る動的デバイス再配置部36によるエラー回復処理の詳
細を示したフローチャートである。いま磁気テープ装置
32−1に対する書込中にエラーが発生し、磁気テープ
制御装置30−1がチャネル装置20−1に対しユニッ
トチェックを報告し、これを受けてオペレーティングシ
ステム34で実現される動的デバイス再配置部36が入
出力割込みによるエラー報告を受けて図29の処理を開
始する。
【0093】まずステップS1でエラー報告を行った磁
気テープ制御装置30−1に対し、交換先指定コマンド
SWAPと交換先磁気テープ装置32−9のアドレスを
発行する。この交換先アドレスは、例えば磁気テープ装
置32−9のデバイス機番#9である。コマンドSWA
Pを受領した磁気テープ制御装置30−1はチャネルエ
ンドステータスを報告してくるので、ステップS2でチ
ャネルエンドステータスを受領すると一連のチャネルコ
マンドを終了する。続いてステップS3で磁気テープ制
御装置30−1からのデバイスエンドステータスの受領
を待つ。
【0094】磁気テープ制御装置30−1はコマンドS
WAPを受けると、コマンドSWAPで指定された交換
先を配下にもつ磁気テープ制御装置30−2に共通内部
バス44による転送回路を使って未書込データを移動
し、未書込データの移動完了でデバイスエンドステータ
スを報告してくる。従って、ステップS3でデバイスエ
ンドステータスを受領すると、ステップS1で発行した
SWAPコマンドを終了させる。
【0095】続いてステップS4でエラー報告先となる
磁気テープ制御装置30−1に対しリードブロックID
コマンドを発行し、ステップS5で既に書込みの済んで
いる最後のブロック位置を認識し、ステップS6でアン
ロードコマンドを発行して、エラーを起こした磁気テー
プ装置32−1からカートリッジを排出させる。続いて
ステップS7で操作パネルにテープ交換先を示す磁気テ
ープ装置32−9のデバイス機番等を表示し、オペレー
タあるいは保守エンジニアにカートリッジの載せ替えを
行わせる。
【0096】移動先の磁気テープ装置32−9に対する
カートリッジのマウント応答をステップS8で受ける
と、ステップS9で移動したカートリッジのテープ上に
書き込んでいる最終ブロック位置への位置付けコマンド
を発行する。位置付けが終了したらステップS10で図
28に示した再書込コマンドDWRを発行し、磁気テー
プ制御装置30−2のデータ転送バッファ62−2に移
動した未書込データを磁気テープ装置32−9に書き込
み、書込終了によるデバイスエンドを受領して、エラー
発生により中断した処理の再開にリターンする。
【0097】図30は図27の第5発明の実施例におけ
るエラー発生側の磁気テープ制御装置30−1のエラー
対応処理の詳細を示したフローチャートである。図30
において、エラー側の磁気テープ制御装置30−1にあ
っては、ステップS1でチャネル装置20−1からのS
WAPコマンドの受領の有無をチェックしており、SW
APコマンドを受領するとステップS2でチャネルエン
ドステータスを報告し、チャネルコマンドを終了させ
る。続いてステップS3でSWAPコマンドの指定先の
バッファに自己のバッファ上に残っている未書込データ
を転送し、ステップS4でデバイスエンドステータスを
報告し、SWAPコマンドを終了させる。
【0098】続いてチャネル装置20−1からのアンロ
ードコマンドの受領をチェックし、アンロードコマンド
を受領するとステップS6に進み、エラーを起こした磁
気テープ装置32−1からカートリッジを排出させる。
このような第5発明の実施例によれば、エラー発生時に
ホストコンピュータ10の主記憶領域38を一切使用し
ないことから、動的デバイス再配置に従ったエラー回復
処理における主記憶の制約は何ら起きず、他のジョブの
処理中断や動的デバイス再配置の失敗を完全に防ぐこと
ができる。
【0099】尚、上記の実施例は2台の磁気テープ制御
装置を設けて配下の磁気テープ装置をクロスコール接続
した場合を例にとるものであったが、クロスコールでな
くてもよいことは勿論である。また、磁気テープ制御装
置の配下に設けられる磁気テープ装置の台数は必要に応
じて適宜に定めることができる。更に、第2発明の実施
例にあっては、磁気テープ装置のエラー発生時にバッフ
ァ上の未書込データを退避するサブシステムとして磁気
ディスク装置を用いたサブシステムを例にとるものであ
ったが、光ディスク装置等の適宜の直接アクセスストレ
ージデバイス(DASD)を利用することができる。
【0100】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、高圧縮のデータがバッファ上に未書込データとして
残っていても、主記憶領域の使用率を抑えた動的デバイ
ス再配置によるエラー回復処理を行うことができ、主記
憶領域に退避領域を確保できないことによるエラー回復
処理の失敗や膨大な退避領域の確保による他のジョブに
よる処理の中断を防止することができ、信頼性の向上と
同時にシステム性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のシステム構成図
【図3】磁気テープ制御装置の実施例構成図
【図4】本発明の機能ブロック図
【図5】本発明で用いるチャネルコマンドワードの説明
【図6】第1発明の実施例による処理機能を示した説明
【図7】磁気テープ制御装置の書込処理を示したフロー
チャート
【図8】第1発明の実施例によるエラー回復処理を示し
たフローチャート
【図9】第1発明の実施例によるエラー回復処理を示し
たフローチャート(続き)
【図10】第1発明の実施例でエラー発生時に参照する
センス情報の説明図
【図11】第1発明の実施例でエラー発生時に参照する
ブロックIDの説明図
【図12】第2発明の実施例による処理機能を示した説
明図
【図13】第2発明の実施例によるエラー回復処理を示
したフローチャート
【図14】第2発明の実施例によるエラー回復処理を示
したフローチャート(続き)
【図15】第2発明の実施例でエラー発生時に参照する
センス情報の説明図
【図16】第3発明の実施例による処理機能を示した説
明図
【図17】第3発明の実施例で新たに準備するコマンド
の説明図
【図18】第3発明の実施例によるエラー回復処理を示
したフローチャート
【図19】第3発明の実施例によるエラー回復処理を示
したフローチャート(続き)
【図20】第4発明の実施例による磁気テープ制御装置
の機能を示した説明図
【図21】第4発明の実施例における実バッファと論理
バッファの説明図
【図22】論理バッファのフル状態を示した説明図
【図23】第4発明の実施例による論理バッファ制御に
基づく転送処理を示したフローチャート
【図24】第4発明の実施例による磁気テープ制御装置
の書込処理を示したフローチャート
【図25】第4発明の実施例によるエラー回復処理を示
したフローチャート
【図26】第4発明の実施例によるエラー回復処理を示
したフローチャート(続き)
【図27】第5発明の実施例によるエラー回復処理の機
能を示した説明図
【図28】第5発明の実施例で新たに準備するコマンド
の説明図
【図29】第5発明の実施例によるエラー回復処理を示
したフローチャート
【図30】第5発明の実施例によるエラー回復処理を示
したフローチャート(続き)
【図31】従来装置の説明図
【符号の説明】
10:ホストコンピュータ(上位装置) 12:主記憶装置(MSU) 14:主記憶制御装置(MCU) 16−1,16−2:チャネルポート 18:CPU 20:チャネルプロセッサ 20−1〜20−3:チャネル装置 22,24:サブシステム 26:ディスク制御装置 28−1〜28−n:磁気ディスク装置 30,30−1,30−2:磁気テープ制御装置(入出
力制御装置) 32,32−1〜32−16:磁気テープ装置 34:オペレーティングシステム(OS) 35:入出力命令処理部 36:動的デバイス再配置部 38:主記憶領域 40−1〜40−2,42−1,42−2:デバイスパ
ス 44:共通内部バス 50−1,50−2:MPU 52-1,52-2,60-1,60-2,64-1,64-2,68-1,68-2,72-1,72-2
:内部バスアダプタ 54−1,54−2:ホストインタフェースコントロー
ラ 56−1〜56−4:チャネルアダプタ 58−1,58−2:圧縮伸長回路 62−1,62−2:データ転送バッファ(バッファ) 66−1,66−2:制御情報テーブル 70−1,70−2:フォーマッタ 74−1〜74−4:デバイスアダプタ 75−1,75−2:操作パネル 76−1,76−2:チャネルパス 80:退避処理部(退避手段) 82:テープ移動指示部(テープ移動指示手段) 84:再書込処理部(再書込手段) 86:退避領域 88:伸長回路部 90:圧縮プログラム 92:伸長プログラム 94:圧縮回路部 96:論理バッファ制御回路(論理バッファ制御手段) 98:転送制御回路(転送制御手段) 100−1:論理バッファ 102:圧縮済みの未書込データ格納領域 104,108:空き領域 106:圧縮前の未書込データ格納領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部記憶装置との間でデータ書込み又はデ
    ータ読出しの入出力命令を実行する主記憶領域(38)
    を備えた上位装置(10)と、 該上位装置(10)からの命令を受領してテープ媒体を
    備えた磁気テープ装置(32)に対する処理を実行し、
    上位装置(10)から転送された書込データは圧縮して
    バッファ(62)に格納した後に磁気テープ装置(3
    2)に書込み、磁気テープ装置(32)からの読出デー
    タは前記バッファに格納した後に伸長して上位装置(1
    0)に転送する複数の入出力制御装置(30)と、 前記入出力制御装置(30)に設けられ、上位装置(1
    0)からの命令に基づいたテープ媒体へのデータ書込み
    の途中で発生したエラーを検出して上位装置(10)に
    報告するエラー検出手段(78)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記エラー検出手段
    (78)からのエラー通知を受けた際に、主記憶領域
    (38)に退避領域(86)を確保し、前記バッファ
    (62)に残っている未書込データを前記退避領域(8
    6)に書込む退避手段(80)と、 前記上位装置(10)に設けられ、エラーを起した磁気
    テープ装置(32)からテープ媒体を排出させると共に
    他の入出力制御装置(30)の配下にある正常な磁気テ
    ープ装置(32)を指定して排出した磁気テープ装置
    (32)のマウントを指示するテープ移動指示手段(8
    2)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記テープ移動指示
    手段(82)の指示に基づく磁気テープ媒体のマウント
    を確認した後にテープ移動先の磁気テープ装置(32)
    を指定して前記退避領域(86)の未書込データを書込
    む再書込手段(84)と、 前記退避手段(80)で入出力制御装置(30)から転
    送した未書込データを退避領域(86)に書込む際に圧
    縮し、前記再書込手段(84)で退避領域(86)から
    読出した圧縮未書込データをテープ移動先の磁気テープ
    装置(32)に転送する際に伸長する圧縮伸長手段と、
    を設けたことを特徴とする磁気テープ装置を用いたサブ
    システムのエラー回復処理装置。
  2. 【請求項2】上位装置(10)、複数の入出力制御装置
    (30)および各入出力制御装置(30)の配下に設け
    た磁気テープ装置(32)を備えたサブシステムのエラ
    ー回復処理方法に於いて、 上位装置(10)から外部記憶装置に対しデータ書込み
    又はデータ読出しのための入出力命令を発行する命令発
    行過程と、 該命令発行過程による命令を入出力制御装置(30)で
    受領してテープ媒体を備えた前記磁気テープ装置(3
    2)に対する処理を実行し、上位装置(10)から転送
    された書込データは圧縮してバッファ(62)に格納し
    た後に磁気テープ装置(32)に書込み、磁気テープ装
    置(32)からの読出データは前記バッファ(62)に
    格納した後に伸長して上位装置(10)に転送する入出
    力制御過程と、 前記入出力制御過程における上位装置(10)からの命
    令に基づいたテープ媒体へのデータ書込みの途中で発生
    したエラーを検出して上位装置(10)に報告するエラ
    ー検出過程と、 前記エラー検出過程からのエラー通知を受けた際に、主
    記憶領域(38)に退避領域(86)を確保し、前記バ
    ッファ(62)に残っている未書込データを前記退避領
    域(86)に書込むと退避過程と、 エラーを起した磁気テープ装置(32)からテープ媒体
    を排出させると共に他の入出力制御装置(30)の配下
    にある正常な磁気テープ装置(32)を指定して排出し
    た磁気テープ装置(32)のマウントを指示するテープ
    移動指示過程と、 前記テープ移動指示過程の指示に基づくテープ媒体のマ
    ウントを確認した後にテープ移動先の磁気テープ装置
    (32)を指定して前記退避領域(86)の未書込デー
    タを書込む再書込過程と、 前記退避過程で入出力制御装置(30)から転送した未
    書込データを主記憶退避領域(86)に書込む際に圧縮
    し、前記再書込過程で主記憶退避領域(86)から読出
    した圧縮未書込データをテープ移動先の磁気テープ装置
    (32)に転送する際に伸長する圧縮伸長過程と、を設
    けたことを特徴とするサブシステムのエラー回復処理方
    法。
  3. 【請求項3】外部記憶装置との間でデータ書込み又はデ
    ータ読出しの入出力命令を実行する主記憶領域(38)
    を備えた上位装置(10)と、 該上位装置(10)からの命令を受領してテープ媒体を
    備えた磁気テープ装置(32)に対する処理を実行し、
    上位装置(10)から転送された書込データは圧縮して
    バッファ(62)に格納した後に磁気テープ装置(3
    2)に書込み、磁気テープ装置(32)からの読出デー
    タは前記バッファ(62)に格納した後に伸長して上位
    装置(10)に転送する複数の入出力制御装置(30)
    と、 前記入出力制御装置(30)に設けられ、上位装置(1
    0)からの命令に基づいたテープ媒体へのデータ書込み
    の途中で発生したエラーを検出して上位装置(10)に
    報告するエラー検出手段(78)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記エラー検出手段
    (78)からのエラー通知を受けた際に、主記憶領域
    (38)に退避領域(86)を確保し、前記バッファ
    (62)に残っている未書込データを前記退避領域(8
    6)を経由して他の外部記憶装置(24)に転送書込み
    する退避手段(80)と、 前記上位装置(10)に設けられ、エラーを起した磁気
    テープ装置(32)からテープ媒体を排出させると共に
    他の入出力制御装置(30)の配下にある正常な磁気テ
    ープ装置(32)を指定して排出した磁気テープ装置
    (32)のマウントを指示するテープ移動指示手段(8
    2)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記テープ移動指示
    手段(82)の指示に基づくテープ媒体のマウントを確
    認した後にテープ移動先の磁気テープ装置(32)を指
    定して前記他の外部記憶装置(24)に記憶した未書込
    データを前記上位装置(10)の退避領域(86)を経
    由して書込む再書込手段(84)と、を設けたことを特
    徴とする磁気テープ装置を用いたサブシステムのエラー
    回復処理装置。
  4. 【請求項4】上位装置(10)、複数の入出力制御装置
    (30)および各入出力制御装置(30)の配下に設け
    た磁気テープ装置(32)を備えたサブシステムのエラ
    ー回復処理方法に於いて、 前記上位装置(10)と外部装置との間でデータ書込み
    又はデータ読出しの入出力命令を発行する命令発行過程
    と、 前記命令発行過程による命令を前記入出力制御装置(3
    0)で受領してテープ媒体を備えた磁気テープ装置(3
    2)に対する処理を実行し、上位装置(10)から転送
    された書込データは圧縮してバッファ(62)に格納し
    た後に磁気テープ装置(32)に書込み、磁気テープ装
    置(32)からの読出データは前記バッファ(62)に
    格納した後に伸長して上位装置(10)に転送する入出
    力制御過程と、 前記入出力制御過程における上位装置(10)からの命
    令に基づいたテープ媒体へのデータ書込みの途中で発生
    するエラーを検出して上位装置(10)に報告するエラ
    ー検出過程と、 前記エラー検出過程によるエラー通知を受けた際に、主
    記憶領域(38)に退避領域(86)を確保し、前記バ
    ッファ(62)に残っている未書込データを前記退避領
    域(86)を経由して他の外部記憶装置(24)に転送
    書込みする退避過程と、 エラーを起した磁気テープ装置(32)からテープ媒体
    を排出させると共に他の入出力制御装置(30)の配下
    にある正常な磁気テープ装置(32)を指定して排出し
    た磁気テープ装置(32)のマウントを指示するテープ
    移動指示過程と、 前記テープ移動指示過程の指示に基づくテープ媒体のマ
    ウントを確認した後にテープ移動先の磁気テープ装置
    (32)を指定して前記他の外部記憶装置(24)に記
    憶した未書込データを前記上位装置(10)の退避領域
    (86)を経由して書込む再書込過程と、を設けたこと
    を特徴とするサブシステムのエラー回復処理方法。
  5. 【請求項5】外部記憶装置との間でデータ書込み又はデ
    ータ読出しの入出力命令を実行する主記憶領域(38)
    を備えた上位装置(10)と、 該上位装置(10)からの命令を受領してテープ媒体を
    備えた磁気テープ装置(32)に対する処理を実行し、
    上位装置(10)から転送された書込データは圧縮して
    バッファ(62)に格納した後に磁気テープ装置(3
    2)に書込み、磁気テープ装置(32)からの読出デー
    タは前記バッファ(62)に格納した後に伸長して上位
    装置(10)に転送する複数の入出力制御装置(30)
    と、 前記入出力制御装置(30)に設けられ、上位装置(1
    0)からの命令に基づいたテープ媒体へのデータ書込み
    の途中で発生したエラーを検出して上位装置(10)に
    報告するエラー検出手段(78)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記エラー検出手段
    (78)からのエラー通知を受けた際に、主記憶領域
    (38)に退避領域(86)を確保し、前記バッファ
    (62)に残っている圧縮済みの未書込データを伸長せ
    ずに転送させて前記退避領域(86)に書込む退避手段
    (80)と、 前記上位装置(10)に設けられ、エラーを起した磁気
    テープ装置(32)からテープ媒体を排出させると共に
    他の正常な磁気テープ装置(32)を指定して排出した
    磁気テープ装置(32)のマウントを指示するテープ移
    動指示手段(82)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記テープ移動指示
    手段(82)の指示に基づくテープ媒体のマウントを確
    認した後にテープ移動先の磁気テープ装置(32)を指
    定して前記退避領域(86)の圧縮済みの未書込データ
    をそのまま書込む再書込手段(84)と、を設けたこと
    を特徴とする磁気テープ装置を用いたサブシステムのエ
    ラー回復処理装置。
  6. 【請求項6】上位装置(10)、複数の入出力制御装置
    (30)および各入出力制御装置(30)の配下に設け
    た磁気テープ装置(32)を備えたサブシステムのエラ
    ー回復処理方法に於いて、 前記上位装置(10)から外部記憶装置に対しデータ書
    込み又はデータ読出しの入出力命令を発行する命令発行
    過程と、 前記命令発行過程による命令を前記入出力制御装置(3
    0)で受領してテープ媒体を備えた磁気テープ装置(3
    2)に対する処理を実行し、上位装置(10)から転送
    された書込データは圧縮してバッファ(62)に格納し
    た後に磁気テープ装置(32)に書込み、磁気テープ装
    置(32)からの読出データは前記バッファ(62)に
    格納した後に伸長して上位装置(10)に転送する入出
    力制御過程と、 前記入出力制御過程における上位装置(10)からの命
    令に基づいたテープ媒体へのデータ書込みの途中で発生
    したエラーを検出して上位装置(10)に報告するエラ
    ー検出過程と、 前記エラー検出過程からのエラー通知を受けた際に、主
    記憶領域(38)に退避領域(86)を確保し、前記バ
    ッファ(62)に残っている圧縮済みの未書込データを
    伸長せずに転送させて前記退避領域(86)に書込む退
    避過程と、 エラーを起した磁気テープ装置(32)からテープ媒体
    を排出させると共に他の入出力制御装置(30)の配下
    の正常な磁気テープ装置(32)を指定して排出した磁
    気テープ装置(32)のマウントを指示するテープ移動
    指示過程と、 前記テープ移動指示過程の指示に基づくテープ媒体のマ
    ウントを確認した後にテープ移動先の磁気テープ装置
    (32)を指定して前記退避領域(86)の圧縮済みの
    未書込圧縮データをそのまま書込む再書込過程と、を設
    けたことを特徴とするサブシステムのエラー回復処理方
    法。
  7. 【請求項7】外部記憶装置との間でデータ書込み又はデ
    ータ読出しの入出力命令を実行する主記憶領域(38)
    を備えた上位装置(10)と、 該上位装置(10)からの命令を受領してテープ媒体を
    備えた磁気テープ装置(32)に対する処理を実行し、
    上位装置(10)から転送された書込データは圧縮して
    バッファ(62)に格納した後に磁気テープ装置(3
    2)に書込み、磁気テープ装置(32)からの読出デー
    タは前記バッファ(62)に格納した後に伸長して上位
    装置(10)に転送する複数の入出力制御装置(30)
    と、 前記入出力制御装置(30)に設けられ、上位装置(1
    0)からの命令に基づいたテープ媒体へのデータ書込み
    の途中で発生したエラーを検出して上位装置(10)に
    報告するエラー検出手段(78)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記エラー検出手段
    (78)からのエラー通知を受けた際に、主記憶領域
    (38)に退避領域(86)を確保し、前記バッファ
    (62)に残っている未書込データを転送させて前記退
    避領域(86)に書込む退避手段(80)と、 前記上位装置(10)に設けられ、エラーを起した磁気
    テープ装置(32)からテープ媒体を排出させると共に
    他の正常な磁気テープ装置(32)を指定して排出した
    磁気テープ装置(32)のマウントを指示するテープ移
    動指示手段(82)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記テープ移動指示
    手段(82)の指示に基づくテープ媒体のマウントを確
    認した後にテープ移動先の磁気テープ装置(32)を指
    定して前記退避領域(86)の未書込データを書込む再
    書込手段(84)と、 前記入出力制御装置(30)に設けられ、上位装置(1
    0)から書込データの転送を受けるごとに圧縮前の元デ
    ータとして仮想的に設けた論理バッファに格納すると共
    に、実在する前記バッファ(62)から圧縮済みの書込
    データを下位の磁気テープ装置(32)に書込むごとに
    対応する圧縮前の書込データを前記論理バッファから除
    去する論理バッファ制御手段(96)と、 前記上位装置(10)から書込データの転送要求を受け
    た際に前記論理バッファの空きの有無を判定し、バッフ
    ァ空き時にはデータ転送を許容し、バッファ空きなし時
    には論理バッファに空きができるまでデータ転送禁止す
    る転送制御手段(98)と、を設けたことを特徴とする
    磁気テープ装置を用いたサブシステムのエラー回復処理
    装置。
  8. 【請求項8】上位装置(10)、複数の入出力制御装置
    (30)および各入出力制御装置(30)の配下に設け
    た磁気テープ装置32を備えたサブシステムのエラー回
    復処理方法に於いて、 前記上位装置(10)から外部記憶装置に対しデータ書
    込み又はデータ読出しの入出力命令を発行する命令発行
    過程と、 前記命令発行過程による命令を前記入出力制御装置(3
    0)で受領してテープ媒体を備えた下位の磁気テープ装
    置(32)に対する処理を実行し、上位装置(10)か
    ら転送された書込データは圧縮してバッファ(62)に
    格納した後に磁気テープ装置(32)に書込み、磁気テ
    ープ装置(32)からの読出データは前記バッファ(6
    2)に格納した後に伸長して上位装置(10)に転送す
    る入出力制御過程と、 前記入出力制御過程における上位装置(10)からの命
    令に基づいたテープ媒体へのデータ書込みの途中で発生
    したエラーを検出して上位装置(10)に報告するエラ
    ー検出過程と、 前記エラー検出過程からのエラー通知を受けた際に、主
    記憶領域(38)に退避領域(86)を確保し、前記バ
    ッファ(62)に残っている未書込データを転送させて
    前記退避領域(86)に書込むと退避過程と、 エラーを起した磁気テープ装置(32)からテープ媒体
    を排出させると共に他の入出力制御装置(30)の配下
    の正常な磁気テープ装置(32)を指定して排出した磁
    気テープ装置(32)のマウントを指示するテープ移動
    指示過程と、 前記テープ移動指示過程の指示に基づくテープ媒体のマ
    ウントを確認した後にテープ移動先の磁気テープ装置
    (32)を指定して前記退避領域(86)の未書込デー
    タを書込む再書込過程と、 前記入出力制御過程で上位装置(10)から書込データ
    の転送を受けるごとに圧縮前の元データとして仮想的に
    設けた論理バッファに格納すると共に、実在する前記バ
    ッファ(62)から圧縮済みの書込データを磁気テープ
    装置(32)に書込むごとに対応する圧縮前の書込デー
    タを前記論理バッファから除去する論理バッファ制御過
    程と、 前記上位装置(10)から書込データの転送要求を受け
    た際に前記論理バッファの空きの有無を判定し、バッフ
    ァ空き時にはデータ転送を許容し、バッファ空きなし時
    には論理バッファに空きができるまでデータ転送禁止す
    る転送制御過程と、を備えたことを特徴とするサブシス
    テムのエラー回復処理方法。
  9. 【請求項9】外部記憶装置との間でデータ書込み又はデ
    ータ読出しの入出力命令を実行する主記憶領域(38)
    を備えた上位装置(10)と、 該上位装置(10)からの命令を受領してテープ媒体を
    備えた磁気テープ装置(32)に対する処理を実行し、
    上位装置(10)から転送された書込データは圧縮して
    バッファ(62)に格納した後に磁気テープ装置(3
    2)に書込み、磁気テープ装置(32)からの読出デー
    タは前記バッファ(62)に格納した後に伸長して上位
    装置(10)に転送する入出力制御装置(30)と、 前記入出力制御装置(30)に設けられ、上位装置(1
    0)からの命令に基づいたテープ媒体へのデータ書込み
    の途中で発生したエラーを検出して上位装置(10)に
    報告するエラー検出手段(78)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記エラー検出手段
    (78)からのエラー通知を受けた際に、前記バッファ
    (62)に残っている未書込データを他の入出力制御装
    置(30)のバッファ(62)に直接転送して書込ませ
    る退避手段(80)と、 前記上位装置(10)に設けられ、エラーを起した磁気
    テープ装置(32)からテープ媒体を排出させると共に
    他の正常な磁気テープ装置(32)を指定して排出した
    磁気テープ装置(32)のマウントを指示するテープ移
    動指示手段(82)と、 前記上位装置(10)に設けられ、前記テープ移動指示
    手段(82)の指示に基づくテープ媒体のマウントを確
    認した後にテープ移動先の磁気テープ装置(32)を指
    定して前記退避先バッファ(62)の未書込データを書
    込ませる再書込手段(84)と、を設けたことを特徴と
    する磁気テープ装置を用いたサブシステムのエラー回復
    処理装置。
  10. 【請求項10】上位装置(10)、複数の入出力制御装
    置(30)および各入出力制御装置(30)の配下に設
    けた磁気テープ装置(32)を備えたサブシステムのエ
    ラー回復処理方法に於いて、 前記上位装置(10)から外部記憶装置に対しデータ書
    込み又はデータ読出しの入出力命令を発行する命令発行
    過程と、 前記命令発行過程による命令を前記入出力制御装置(3
    0)で受領してテープ媒体を備えた磁気テープ装置(3
    2)に対する処理を実行し、上位装置(10)から転送
    された書込データは圧縮してバッファ(62)に格納し
    た後に磁気テープ装置(32)に書込み、磁気テープ装
    置(32)からの読出データは前記バッファ(62)に
    格納した後に伸長して上位装置(10)に転送する入出
    力制御過程と、 前記入出力制御過程における上位装置(10)からの命
    令に基づいたテープ媒体へのデータ書込みの途中でエラ
    ー発生を検出して上位装置(10)に報告するエラー検
    出過程と、 前記エラー検出過程からのエラー通知を受けた際に、前
    記バッファ(62)に残っている未書込データを他の入
    出力制御装置(30)のバッファ(62)に直接転送し
    て書込ませる退避過程と、 エラーを起した磁気テープ装置(32)からテープ媒体
    を排出させると共に他の入出力制御装置(30)の配下
    の正常な磁気テープ装置(32)を指定して排出した磁
    気テープ装置(32)のマウントを指示するテープ移動
    指示過程と、 前記テープ移動指示過程の指示に基づくテープ媒体のマ
    ウントを確認した後にテープ移動先の磁気テープ装置
    (32)を指定して前記退避先バッファ(62)の未書
    込圧縮データを書込ませる再書込過程と、を備えたこと
    を特徴とするサブシステムのエラー回復処理方法。
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