JPH08234924A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH08234924A
JPH08234924A JP7033909A JP3390995A JPH08234924A JP H08234924 A JPH08234924 A JP H08234924A JP 7033909 A JP7033909 A JP 7033909A JP 3390995 A JP3390995 A JP 3390995A JP H08234924 A JPH08234924 A JP H08234924A
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JP
Japan
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data
disk
buffer
write data
write
Prior art date
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Application number
JP7033909A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Nishina
昌俊 仁科
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクへのデータ正常書き込み後に、ディ
スク読み取り不能障害が発生しても、データ回復を可能
とすること。 【構成】 ディスク書き込みデータをディスクに書き込
むと共に、不揮発メモリ又はバッテリーバックアップさ
れた揮発メモリにも、実質的に同一データ又はディスク
書き込みデータ回復用のデータを書き込み、ディスク正
常書き込み後も、上位装置からの解除コマンド又はスイ
ッチ等による解除があるまでメモリデータを保持し、不
揮発メモリ又はバッテリーバックアップされた揮発メモ
リをディスク書き込みデータのバックアップとして使用
することにより、ディスク装置読み取り不能障害時も上
位装置からのコマンドで当該メモリを読み出すことによ
り、書き込みデータの回復を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等の
ディスク型記録媒体を用いたディスク装置に係り、特
に、携帯可能な小型ディスク装置などに適用して有効
な、故障時のデータ回復に配慮を図ったディスク装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のディスク装置の概要を示
す構成図である。同図において、100はパーソナルコ
ンピュータ,ワークステーション等からなるホストコン
ピュータ(上位装置)、101はインターフェースバ
ス、102はディスク装置、120はバックアップ装置
である。また、ディスク装置102中において、103
はインターフェースコントローラ、104はCPU、1
05はRAM、106はROM、107はバッファコン
トローラ、108はデータバッファ、109はディスク
コントローラ、110はリード/ライトチャンネル、1
11は磁気ヘッド、112は磁気ディスクである。
【0003】図5に示す構成において、磁気ディスク1
12へのデータ書き込み時には、ホストコンピュータ1
00から入力された書き込みデータは、インターフェー
スバス101,インターフェースコントローラ103,
バッファコントローラ107を通して、データバッファ
108にまず格納される。次に、データバッファ108
に格納されたデータは、バッファコントローラ107,
ディスクコントローラ109,リード/ライトチャンネ
ル110,磁気ヘッド111を通して、磁気ディスク1
12上に書き込まれる。
【0004】また、磁気ディスク112からのデータ読
み出し時には、磁気ディスク112から磁気ヘッド11
1によって読み出されたデータは、リード/ライトチャ
ンネル110,ディスクコントローラ109,バッファ
コントローラ107を通して、データバッファ108に
まず格納される。次に、データバッファ108に格納さ
れたデータは、バッファコントローラ107,インター
フェースコントローラ103,インターフェースバス1
01を通して、ホストコンピュータ100などに転送さ
れる。なお、ホストコンピュータ100のバックアップ
プログラムが稼動し、ホストコンピュータ100からバ
ックアップ装置120への読み出しデータの転送要求が
あった場合には、磁気ディスク112からの読み出しデ
ータはバックアップ装置120に転送される。
【0005】ここで、データバッファ108は、単なる
データバッファとして使用されるときは、通常RAM等
の揮発メモリで構成され、バッファのデータが読み出さ
れた後は、バッファ内のデータは通常利用されない。こ
れに対し、データバッファ108をデータキャッシュと
して使用する場合は、バッファからデータを読み出した
後も、バッファ内のデータをキャッシュデータとして再
利用するため、バッファ内のデータはある期間バッファ
上に保存される。バッファ上に保存される期間は、バッ
ファ容量,バッファアクセス,キャッシュアルゴリズム
等に依存する。特に、ライトキャッシュとして利用され
る場合は、ディスクにライトされないでデータが比較的
長い期間バッファに保存されるため、バッファはバッテ
リーバックアップされることが多い。ライトキャッシュ
データは、ディスクに正常に書き込まれた後はバッファ
内に保存しておく必要がないため、バッファに空きスペ
ースがなくなると、適当なアルゴリズムでデータは捨て
去られていく。このため、ライトキャッシュデータ除去
後に、ディスクに読み取り不能障害が起きると、データ
の回復が不可能となっていた。
【0006】なお、大型計算機システムにおけるディス
ク制御装置内で不揮発メモリを使用したものには、特開
平4−149752号公報に開示された技術がある。こ
の先願公報に示された従来技術においては、上位装置か
らの書き戻し命令があった際にディスク装置に障害など
があった場合には、不揮発メモリに更新処理して保持さ
せた内容を、ディスク装置の回復を待って不揮発メモリ
から自動的にディスク装置に転送するようにしている。
すなわち、ディスクへのデータライト時にディスク装置
障害があった場合には、ディスク装置の回復まで不揮発
メモリにデータを保持させてはいるが、この先願公報に
開示された従来技術においても、不揮発メモリ(ライト
キャッシュ)からディスクへ正常に書き込みが完了した
後の、不揮発メモリでの書き込みデータ保持に関して
は、何等の考慮も払われていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来技
術においては、データキャッシングの有無にかかわらず
データバッファからデータが除去された後は、ディスク
障害が発生しディスクデータが読めなくなった場合に
は、データの回復が不可能であった。
【0008】なお、大型計算機システムにおいてはジャ
ーナル等のデータ回復機能が備わっているが、パーソナ
ルコンピュータやワークステーション等の小形のシステ
ムでは、必要に応じてシステムに接続・付設されるバッ
クアップ装置によるバックアップが主流であり、バック
アップ装置へのバックアップ処理を行う前にディスクが
故障した場合には、データ回復が不可能であるという問
題があった。
【0009】なおまた、近時は、携帯型の例えばハード
ディスク装置を持ち運んで、複数のシステムで使用する
ケースも多いが、運搬途中でハードディスク等が故障し
た場合でもデータを喪失させないためには、別途フロッ
ピーディスク,ICカード等にデータを予めバックアッ
プしておく必要があった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、ディスクへのデータ正常書き
込み後に、ディスク読み取り不能障害が発生しても、デ
ータ回復を可能とすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるディスク装
置は上記した目的を達成するため、ディスクへの書き込
み時に、ライトデータ(書き込みデータ)及びその管理
情報を、不揮発メモリまたはバッテリーバックアップさ
れた揮発メモリ上に保存し、上位装置からの命令または
ディスク装置上のスイッチ等による解除があるまで、ラ
イトデータを当該メモリから除去しないように、構成さ
れる。
【0012】
【作用】上記したようなディスク装置によれば、ディス
クデータの読み出しが不可能となるようなディスク読み
取り不能障害時でも、不揮発メモリまたはバッテリーバ
ックアップされた揮発メモリの情報からデータの回復が
可能となるため、2次的なバックアップメディアを必要
としない。また、パーソナルコンピュータやワークステ
ーション等に必要に応じて接続した別設のバックアップ
装置によって、ディスク装置のバックアップをとる場合
にも、不揮発メモリまたはバッテリーバックアップされ
た揮発メモリ上の管理情報及びデータを利用することに
より、高速なバックアップが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例によって説明
する。図1は、本発明の1実施例に係るディスク装置の
概要を示す構成図である。同図において、100はパー
ソナルコンピュータ,ワークステーション等からなるホ
ストコンピュータ(上位装置)、101はインターフェ
ースバス、102はディスク装置、120はバックアッ
プ装置である。また、ディスク装置102中において、
103はインターフェースコントローラ、104はCP
U、105はRAM、106はROM、107はバッフ
ァコントローラ、108Aはライトデータバッファ、1
08Bはリードデータバッファ、109はディスクコン
トローラ(例えば、ハードディスクコントローラ)、1
10はリード/ライトチャンネル、111は磁気ヘッ
ド、112は磁気ディスク(例えば、ハードディスク)
である。
【0014】図1に示す構成において、磁気ディスク1
12へのデータ書き込み時には、ホストコンピュータ1
00から入力された書き込みデータは、インターフェー
スバス101,インターフェースコントローラ103,
バッファコントローラ107を通して、不揮発なライト
データバッファ108Aにまず格納される(なお本実施
例では、不揮発メモリ又はバッテリーバックアップされ
た揮発メモリからなる、電源オフ時にもデータ保持が可
能な半導体メモリを総称して不揮発なバッファと称
す)。次に、ライトデータバッファ108Aに格納され
たデータは、バッファコントローラ107,ディスクコ
ントローラ109,リード/ライトチャンネル110,
磁気ヘッド111を通して、磁気ディスク112上に書
き込まれる。
【0015】また、磁気ディスク112からのデータ読
み出し時には、磁気ディスク112から磁気ヘッド11
1によって読み出されたデータは、リード/ライトチャ
ンネル110,ディスクコントローラ109,バッファ
コントローラ107を通して、揮発メモリからなるリー
ドデータバッファ108Bにまず格納される。次に、リ
ードデータバッファ108Bに格納されたデータは、バ
ッファコントローラ107,インターフェースコントロ
ーラ103,インターフェースバス101を通して、ホ
ストコンピュータ100などに転送される。なお、ホス
トコンピュータ100のバックアッププログラムが稼動
し、ホストコンピュータ100からバックアップ装置1
20への読み出しデータの転送要求があった場合には、
磁気ディスク112からの読み出しデータ、もしくはラ
イトデータバッファ108Aからの読み出しデータは、
バックアップ装置120に転送される。
【0016】ここで、本実施例のディスク装置102の
データは、ホストコンピュータ100上のバックアップ
プログラムにより、定期的にバックアップ装置120上
にバックアップされるものとする。本発明によるディス
ク装置102上の不揮発なライトデータバッファ108
Aによるバックアップは、バックアップ装置120によ
るバックアップの隙間を補う小容量バックアップを狙っ
たものである。特に、ディスク装置102を持ち運び、
異なる環境で使用する場合等は、ディスク装置102の
ディスク部が、落下,衝撃などにより故障する可能性が
高くなるため、本発明は有効であると考えられる。
【0017】図1のディスク装置102内のデータバッ
ファは、ライトデータを格納するライトデータバッファ
108Aと、リードデータを格納するリードデータバッ
ファ108Bとによって構成されている。このうち、ラ
イトデータバッファ108Aは、電源を切ってもメモリ
の内容が失われないように不揮発なもので構成されてお
り、EEPROM等の不揮発メモリ、または、バッテリ
ーバックアップされたRAM等の揮発メモリからなって
いる。データをライトデータバッファ108Aに入力す
るかリードデータバッファ108Bに入力するかは、デ
ータ転送方向をみてCPU104が判定する、また、各
バッファ内のデータアドレス管理もバッファコントロー
ラ107を介してCPU104で行う。
【0018】図2は、データバッファのデータ構造の1
例を示す説明図である。同図に示すように、データバッ
ファ(108Aまたは108B)は、管理エリア201
とデータエリア202とをもち、管理エリア201に
は、空きエリア管理テーブル203とセグメント管理テ
ーブル204とがある。
【0019】データ書き込み時は、図3の処理フローに
示すように、空きエリア管理テーブル203から空きセ
グメントを捜し(ステップST1)、空きセグメントに
LAB(Logical Block Address )を割当てる(ステッ
プST2)。次に、書き込みデータをDAM(Direct M
emory Access)転送により当該セグメントに書き込み
(ステップST3)、管理テーブルを更新する(ステッ
プST4)。そして、この一連の処理を所定のセグメン
ト数だけ行う(ステップST1〜ST5)。なお、デー
タ管理情報の書き込み(管理テーブルの更新)は、全て
の書き込みデータの書き込みの後、一括して行ってもよ
い。
【0020】ライトデータバッファ108Aによるライ
トデータ及び管理情報の保持の解除は、ディスク装置1
02上の図示せぬスイッチを操作することによって行っ
てもよいし、上位装置(ホストコンピュータ100)か
らのコマンドで行ってもよい。上位装置(ホストコンピ
ュータ100)からのコマンドを使用する場合は、次の
ようにすればよい。まず、ライトデータバッファ108
Aからのバックアップ装置120へのデータバックアッ
プ完了後、ホストコンピュータ100はインターフェー
スバス101を通し、ディスク装置102に対しライト
バッファリセットコマンドを発行する。このコマンドを
受理したインターフェースコントローラ103は、CP
U104に対しインターフェース割り込みを発生させ
る。割り込みを認識したCPU104は、ライトデータ
管理情報を初期化する。これにより以前保持してデータ
はクリアされ、ディスク装置102は、再びライトデー
タバッファ108Aのもつ全バックアップ容量までライ
トデータを保持可能となる。
【0021】また、CPU104でライトデータバッフ
ァ108Aのアドレスを管理することで、ライトデータ
バッファ108Aの使用/不使用エリアが判定できるた
め、容量限界が近づいたことを示すアラームや、容量を
超えたことを示すアラームをLED等で表示することが
可能となる。なお、ライトデータバッファ108Aの容
量を超えた場合は、超えた分以降はリードデータバッフ
ァ108Bを使用して磁気ディスク112に対しデータ
転送を継続する。この場合、上記したように容量を超え
た旨のアラームを表示し、ライトデータのバッファでの
保持はあきらめ、磁気ディスク112に対してのデータ
転送のみを継続する。
【0022】上位装置(ホストコンピュータ100)か
らのデータ回復及び高速バックアップのためには、不揮
発なライトデータバッファ108A上のライトデータ及
び管理情報は、上位装置から読み出し可能である必要が
ある。このため、管理情報を読み出すコマンドとライト
データバッファ上のライトデータを読み出すコマンドと
を設ける。上位装置はまず管理情報を読み出し、バック
アップされているデータのLABを知る。次に、当該L
ABに対するデータ転送要求コマンドをディスク装置1
02に対し発行する。ディスク装置102はデータ転送
要求コマンドを受け取ると、図4の処理フローに示すよ
うに、セグメント管理テーブル204からライトバッフ
ァメモリ108A上のアドレスを知り(ステップST
6)、当該アドレスからデータをDMA転送する(ステ
ップST7,ST8)。上位装置100は、バックアッ
プ装置120に当該データを書き込むことにより、ディ
スク装置102のバックアップを終了する。
【0023】ところで、ディスク装置102の使用目的
により、ライトバッファ容量は可変な値をとりえる。し
かし、ライトデータバッファ108Aのメモリ容量はデ
ィスク容量に対しかなり小さく抑えることが経済的であ
り、本発明は大容量データを頻繁にライトするようなシ
ステムの場合は非現実的である。これに対し、ライトの
頻度が比較的少ない、または扱うデータ容量が小さい場
合は、本発明のディスク装置は効果的である。このよう
にデータ容量が比較的小さい場合は、ライトデータバッ
ファ108Aとして、ブート用のROM(Bootstrap
用、すなわち電源起動時に最初に読み込まれるプログラ
ムを書き込んだROM)の空きスペースを使用すること
も可能である。ただしこの場合、ブート用のROMは、
EEPROM等のように書き替え可能なものである必要
がある。本例の場合は、以下のようにして実現できる。
【0024】上位装置(ホストコンピュータ100)か
ら転送されたライトデータは、まず通常のディスク装置
の場合と同様にデータバッファに格納される。この場合
データバッファは不揮発な半導体メモリである必要はな
く、ディスク装置の構成は前記した図5と同等の構成を
とる(ただし、ここでは図5のディスク装置の構成にお
いて、例えば前記ROM106中に書き替え可能なブー
ト用のROMが備えられているものとする)。そして、
CPU104の処理が空いた時点で、データバッファか
らブート用のROMの空きスペースにデータをMOVE
する。同時に、管理情報もブート用のROMの空きスペ
ースに書き込む。このようにブートROMの空きスペー
スを利用することによって、経済的に本発明を実現でき
る。
【0025】また、本発明においては、データ圧縮技術
を利用し、ライトデータバッファ108Aの実質的なバ
ックアップ情報量を拡大することも可能である。この場
合には、例えばリードデータバッファ108B(また
は、図1中には図示していない他のライトデータバッフ
ァ)に、上位装置(ホストコンピュータ100)から転
送されたライトデータを一旦格納する(この際のデータ
バッファは、不揮発なメモリである必要はない)。そし
て、バッファコントローラ107内にデータ圧縮回路を
設け、上記のデータバッファから磁気ディスク112に
データを書き込むとき、圧縮回路を通して圧縮したデー
タを、不揮発なライトデータバッファ108Aに書き込
むようにする。なお、磁気ディスク112に書き込むデ
ータは、圧縮されたデータであっても、そうでないデー
タであっても差し支えない。なおまた、バックアップ動
作時やデータ回復動作時には、ライトデータバッファ1
08Aから読み出されたデータは、バッファコントロー
ラ107内の伸長回路で伸長処理を施された後、転送・
出力される。
【0026】さらに、本発明においては、ライトデータ
バッファ108Aに、ライトデータ(ディスク書き込み
データ)とディスクデータとの差分情報を保存すること
により、実質的なバックアップ情報量を拡大することも
可能である。この場合には、例えば図1中には図示して
いない他のライトデータバッファに、上位装置(ホスト
コンピュータ100)から転送されたライトデータを一
旦格納する(この際のデータバッファは、不揮発なメモ
リである必要はない)。次に、上記の図示せぬライトデ
ータバッファのライトデータを磁気ディスク112に書
き込み、この書き込んだデータをディスクデータとして
リードデータバッファ108Bに読み出す。そして、バ
ッファコントローラ107内に差分情報演算回路を設
け、上記の図示せぬライトデータバッファ上のライトデ
ータと、リードデータバッファ108B上のディスクデ
ータから、両者の差分情報を演算し、この差分情報を不
揮発なライトデータバッファ108Aに書き込むように
する。
【0027】さらにまた、本発明においては、不揮発な
ライトデータバッファ108Aは、ディスク装置102
に着脱自在なものとして、ライトデータバッファの容量
を増減可能とする構成をとってもよい。
【0028】以上のように本発明の各実施例では、ディ
スク読み取り不能障害時でも、ディスク装置102上の
不揮発なライトデータバッファ108A等に保持された
データを利用し、バックアップ装置120にバックアッ
プされているデータ以降の、所定容量のデータを回復す
ることが可能となる。従って、ディスク装置102に他
のディスク等のバックアップメディアは不要となる。ま
た、管理情報をもたない場合と比較して、各データのブ
ロックが容易に判定可能なため、バックアップ装置12
0へのバックアップスピードを高速化することができ、
バックアップ時間を短縮できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディスク
へのデータ正常書き込み後に、ディスク読み取り不能障
害が発生しても、データの回復が可能となる。また、デ
ィスク装置に他のディスク等のバックアップメディアは
不要となり、かつ、バックアップスピードを高速化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るディスク装置の概要を
示す構成図である。
【図2】本発明の1実施例に係るディスク装置におけ
る、データバッファのデータ構造の1例を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の1実施例に係るディスク装置におけ
る、ライトデータバッファへのデータ書き込み処理フロ
ーの1例を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の1実施例に係るディスク装置におけ
る、ライトデータバッファからのデータ読み出し処理フ
ローの1例を示すフローチャート図である。
【図5】従来技術によるディスク装置の概要を示す構成
図である。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ(上位装置) 101 インターフェースバス 102 ディスク装置 103 インターフェースコントローラ 104 CPU 105 RAM 106 ROM 107 バッファコントローラ 108A ライトデータバッファ 108B リードデータバッファ 109 ディスクコントローラ 110 リード/ライトチャンネル 111 磁気ヘッド 112 磁気ディスク 120 バックアップ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク書き込みデータをディスクに書
    き込むと共に、不揮発メモリ又はバッテリーバックアッ
    プされた揮発メモリにも、実質的に同一データ又はディ
    スク書き込みデータ回復用のデータを書き込み、ディス
    ク正常書き込み後も、上位装置からの解除コマンド又は
    スイッチ等による解除があるまでメモリデータを保持
    し、不揮発メモリ又はバッテリーバックアップされた揮
    発メモリをディスク書き込みデータのバックアップとし
    て使用することにより、ディスク装置読み取り不能障害
    時も上位装置からのコマンドで当該メモリを読み出すこ
    とにより、書き込みデータの回復を可能とすることを特
    徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記ディスク書き込みデータのバックアップとして使用
    する不揮発メモリは、ブート用のROMの空きエリアを
    利用することによって構成されることを特徴とするディ
    スク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 前記不揮発メモリ又はバッテリーバックアップされた揮
    発メモリ上に、ディスク書き込みデータの圧縮データを
    保存することを特徴とするディスク装置。
JP7033909A 1995-02-22 1995-02-22 ディスク装置 Pending JPH08234924A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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