JP2001014198A - データバックアップ方式,方法および記録媒体 - Google Patents

データバックアップ方式,方法および記録媒体

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JP2001014198A
JP2001014198A JP11183357A JP18335799A JP2001014198A JP 2001014198 A JP2001014198 A JP 2001014198A JP 11183357 A JP11183357 A JP 11183357A JP 18335799 A JP18335799 A JP 18335799A JP 2001014198 A JP2001014198 A JP 2001014198A
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JP11183357A
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English (en)
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Hiroshi Uesugi
浩史 上杉
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Hokkaido Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの退避/復元処理の処理時間を短縮
し、退避先装置の容量を少なくする。 【解決手段】 入力パラメータチェック手段11は入力
パラメータを判定してデータ退避あるいはデータ復元の
どちらを行うかを判断する。データ退避の場合、FAT
エントリチェック手段12はハードディスク装置2のF
AT領域22内の未使用FATエントリの並びが始まる
前までのFATエントリ数を求め、退避セクタ数算出手
段13はハードディスク装置2の退避すべきセクタ数の
合計を算出して退避すべき領域を定め、データ退避手段
14はハードディスク装置2から退避先補助記憶装置3
の退避用ファイル31にデータの退避を行う。データ復
元の場合、データ復元手段15は退避先補助記憶装置3
の退避用ファイル31からハードディスク装置2にデー
タの復元を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの退避/復
元を行うデータバックアップ方式,方法および記録媒体
に関し、特にデータ領域の未使用領域を退避/復元の対
象としないデータバックアップ方式,方法および記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等のデータ処理装置でデー
タ処理を行う場合、データ処理の結果は、通常、ディス
ク装置などの外部記憶装置に格納される。次回のデータ
処理において、外部記憶装置に格納された前回の結果が
参照され又は更新される。
【0003】このようにして外部記憶装置に格納された
データは、外部記憶装置の障害等に備えて、定期的に他
の補助記憶装置に退避される。そして、必要に応じて、
補助記憶装置に退避された内容を外部記憶装置に書き戻
して外部記憶装置の状態を復元する。
【0004】外部記憶装置の1つであるハードディスク
装置にデータ処理の結果を格納する場合を例にとり、デ
ータの退避/復元について説明する。
【0005】ハードディスク装置は、1個以上の論理的
装置に分かれて管理されており、この論理的装置のこと
をドライブと称している。ドライブは、ブートセクタ領
域とFAT(File Allocation Tab
le)領域とディレクトリ領域とデータ領域とからな
る。データ領域は使用している領域と未使用の領域に分
かれる。ブートセクタ領域の先頭セクタにはドライブに
関する情報が格納されているBPB(BIOS(bas
ic input/output system)Pa
rameter Block)が存在する。
【0006】ハードディスク装置に格納されたデータを
他の補助記憶装置に退避する場合、退避するデータが格
納されているハードディスク装置のドライブと退避用フ
ァイルを指定する。指定されたドライブの全領域の内容
を指定された退避先補助記憶装置の退避用ファイルに退
避する。
【0007】退避されたデータをハードディスク装置に
復元する場合、退避用ファイルと復元先のハードディス
ク装置のドライブを指定する。退避用ファイルの全内容
を復元先に指定されたドライブに復元する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、ドライブのデータ領域に未使用領域が存在する場合
でも未使用領域を含めた全領域が退避/復元されるの
で、次のような問題点がある。
【0009】第1の問題点は、未使用領域も退避/復元
の対象になるので、退避/復元に時間がかかることであ
る。
【0010】第2の問題点は、未使用領域も退避の対象
になるので、退避先装置は、常に、退避元のドライブ容
量と同じ容量を必要することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明のデータ
バックアップ方式は、退避元装置のデータを退避先装置
に退避し退避先装置に退避したデータを退避元装置に復
元するデータバックアップ方式であって、入力したパラ
メータを判定してデータ退避あるいはデータ復元のどち
らを行うかを判断する入力パラメータチェック手段と、
前記退避元装置のデータ領域の使用領域を算出して退避
する領域を定める退避領域算出手段と、前記退避領域算
出手段が定めた退避する領域の内容を前記退避先装置の
退避用ファイルに退避するデータ退避手段と、前記退避
先装置の退避用ファイルに退避した内容を前記退避元装
置に復元するデータ復元手段と、を備える。
【0012】本願第2の発明のデータバックアップ方式
は、第1の発明において前記退避元装置のデータ領域の
使用領域は、前記退避元装置のFAT領域内の最初のF
ATエントリから未使用FATエントリの並びが始まる
直前のFATエントリまでのFATエントリに対応して
いるデータ領域のクラスタからなる領域であるこを特徴
とする。
【0013】本願第3の発明のデータバックアップ方式
は、第1の発明において前記退避する領域は、ブートセ
クタ領域,FAT領域,ディレクトリ領域およびデータ
領域の使用領域とからなることを特徴とする。
【0014】本願第4の発明のデータバックアップ方式
は、第1の発明において前記入力パラメータチェック手
段は、データ復元の場合で復元先である前記退避元装置
のBPB情報と前記退避先装置の退避用ファイルに退避
されているBPB情報とが一致しないときは、データ復
元の処理を行わない手段を有することを特徴とする。
【0015】本願第5の発明のデータバックアップ方法
は、退避元装置のデータを退避先装置に退避し退避先装
置に退避したデータを退避元装置に復元するデータバッ
クアップ方法であって、入力されたパラメータをチェッ
クしてデータ退避かデータ復元かを判定し、データ退避
の場合は、前記退避元装置のFATエントリをチェック
してデータ領域の使用領域を算出し、退避する領域を定
め、定められた退避する領域の内容を前記退避先装置の
退避用ファイルに退避し、データ復元の場合は、前記退
避先装置の退避用ファイルに退避した内容を前記退避元
装置に復元することを特徴とする。
【0016】本願第6の発明のデータバックアップ方法
は、第5の発明において前記データ領域の使用領域の算
出は、前記退避元装置のFAT領域内の最初のFATエ
ントリから未使用FATエントリの並びが始まる直前の
FATエントリまでのFATエントリに対応しているデ
ータ領域のクラスタからなる領域の算出であるこを特徴
とする。
【0017】本願第7の発明のデータバックアップ方法
は、第5の発明において前記退避する領域は、ブートセ
クタ領域,FAT領域,ディレクトリ領域およびデータ
領域の使用領域とからなることを特徴とする。
【0018】本願第8の発明のデータバックアップ方法
は、第5の発明において前記データ復元の場合は、復元
先である前記退避元装置のBPB情報と前記退避先装置
の退避用ファイルに退避されているBPB情報とが一致
しないときは、データ復元の処理を行わないことを特徴
とする。
【0019】本願第9の発明の記録媒体は、入力された
パラメータをチェックしてデータ退避かデータ復元かを
判定する入力パラメータチェック処理と、退避元装置の
FATエントリをチェックしてデータ領域の使用領域を
算出するFATエントリチェック処理と、退避する領域
を定める退避領域算出処理と、前記退避領域算出処理で
定められた退避する領域の内容を退避先装置の退避用フ
ァイルに退避するデータ退避処理と、前記退避先装置の
退避用ファイルに退避した内容を前記退避元装置に復元
するデータ復元処理と、をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、コンピュータなどのデ
ータ処理装置に接続されるハードディスク装置のデータ
をバックアップする方式に関するものであり、FATフ
ァイルシステムを利用して確保したハードディスク装置
のブートセクタ領域,FAT領域,ディレクトリ領域お
よびデータ領域を退避/復元することができ、データ領
域に関しては、データ領域の途中からデータ領域の終端
までの連続した未使用の部分は退避/復元を行わない特
徴を有する。
【0021】本発明の第1の実施の形態について、図面
を参照して説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施の形態の構成図
であり、図2はハードディスク装置と退避先補助記憶装
置を説明する図であり、図3はFAT領域とデータ領域
との関係の例を示す図であり、図4はBPB情報の例を
示す図である。
【0023】図1を参照すると、本発明のデータバック
アップ方式は、データ処理装置1とハードディスク装置
2と退避先補助記憶装置3とから構成されていて、ハー
ドディスク装置2と退避先補助記憶装置3はデータ処理
装置1に接続されている。
【0024】データ処理装置1は、プログラム制御で動
作し、入力パラメータチェック手段11とFATエント
リチェック手段12と退避セクタ数算出手段13とデー
タ退避手段14とデータ復元手段15とを含む。
【0025】入力パラメータチェック手段11は、オペ
レータが入力装置(図示せず)から入力したパラメータ
を判定してデータ退避あるいはデータ復元のどちらを行
うかを判断する。データ退避の場合は、FATエントリ
チェック手段12に制御を移す。データ復元の場合は、
復元先のハードディスク装置2と退避先補助記憶装置3
の退避用ファイル31の情報を比較照合し、照合結果が
正常であれば、データ復元が可能と判断し、データ復元
手段15に制御を移す。図5に、入力パラメータチェッ
ク手段11の処理を示す。
【0026】FATエントリチェック手段12は、ハー
ドディスク装置2のFAT領域22内の未使用FATエ
ントリの並びが始まる前までのFATエントリ数を求
め、退避セクタ数算出手段13に制御を移す。図6に、
FATエントリチェック手段12の処理を示す。
【0027】退避セクタ数算出手段13は、ハードディ
スク装置2の退避すべきセクタ数の合計を算出して退避
すべき領域を定め、データ退避手段14に制御を移す。
退避すべき領域は、ブートセクタ領域21,FAT領域
22,ディレクトリ領域23およびデータ領域(使用)
24aである。データ領域(使用)24aとは使用され
ているデータ領域のことであり、FATエントリチェッ
ク手段12で求めたFATエントリ数に対応するFAT
エントリ、すなわちFAT領域内の最初のFATエント
リから未使用FATエントリの並びが始まる直前のFA
TエントリまでのFATエントリ、に対応しているデー
タ領域のクラスタからなる領域部分である。図7に、退
避セクタ数算出手段13の処理を示す。
【0028】データ退避手段14は、ハードディスク装
置2から退避先補助記憶装置3の退避用ファイル31に
データの退避を行う。データの退避は、退避セクタ数算
出手段13で定めた退避すべき領域の内容について行わ
れる。図8に、データ退避手段14の処理を示す。
【0029】データ復元手段15は、退避先補助記憶装
置3の退避用ファイル31からハードディスク装置2に
データの復元を行う。図9に、データ復元手段15の処
理を示す。
【0030】ハードディスク装置2は、退避の対象とな
る退避元装置である。ハードディスク装置2のデータ領
域24は先頭から使用されていき、使用された領域の次
からデータ領域の終端までは連続して未使用領域であ
る。図2を参照すると、ハードディスク装置2のドライ
ブの領域構成が示されており、使用されているデータ領
域(使用)24aと未使用であるデータ領域(未使用)
24bが示されている。データの退避/復元を行う場
合、データ領域(未使用)24bはデータ退避/復元の
対象としない。
【0031】退避先補助記憶装置3は、退避内容を格納
する装置である。オペレータが退避先補助記憶装置3に
退避用ファイル31を用意し、ハードディスク装置2の
内容を退避/復元する。図2に示すように、退避先補助
記憶装置3の退避用ファイル31には、ハードディスク
装置2の指定されたドライブのブートセクタ領域21と
FAT領域22とディレクトリ領域23とデータ領域
(使用)24aとの内容が退避される。退避先補助記憶
装置3として、磁気ディスク装置や磁気テープ装置など
の外部補助記憶装置が使用される。
【0032】ここで、ハードディスク装置2に関し、F
AT領域とデータ領域との関係およびBPB情報につい
て説明する図3を参照すると、FAT領域22は、1エ
ントリが2バイトの長さを有するFATのエントリの並
びで構成され、エントリ番号は0から始まる。データ領
域24は、クラスタという単位で分割され、クラスタ番
号は0から始まる。FATエントリ番号は、クラスタ番
号と1対1で対応しており、FATエントリにはそのク
ラスタのデータの続きが書かれているクラスタの番号が
入っており、最終クラスタならファイルの終わりを示す
コード値が入る。つまり、クラスタはFATに書かれた
チェーンによって論理的につながっていて、1つのファ
イルを構成している。また、ファイルが存在しないクラ
スタに対応するFATエントリは未使用のエントリとし
て、0が入る。図3の例では、クラスタ番号の2,3お
よび4がデータとして使用されており、クラスタ番号5
以降のデータは未使用である。このように、データ領域
は先頭から使用されていき、使用領域の次からデータ領
域の終端までは連続して未使用領域である。
【0033】図4を参照すると、BPB40は、ハード
ディスク装置2のドライブに関する情報として、1セク
タの長さを示すセクタ長,1クラスタのセクタ数を示す
1クラスタのセクタ数,ブートセクタ領域21のセクタ
数を示すブートセクタ数,FAT領域22のコピーの数
を示すFATの数,ディレクトリ領域23のディレクト
リエントリ数を示すディレクトリエントリ数,ブートセ
クタ領域21の先頭からデータ領域24の終端までの全
セクタ数の合計数を示すセクタの合計数およびFAT領
域22のセクタ数を示すFATセクタ数などから構成さ
れている。BPB40は、ブートセクタ領域21の先頭
セクタに位置する。図4の例では、セクタ長として51
2、1クラスタのセクタ数として2、ブートセクタ数と
して1、FATの数として2、ディレクトリエントリ数
として112、セクタの合計数として720、FATセ
クタ数として2が設定されている。本例では、ディクト
リエントリの1エントリを32バイトとするので(図示
せず)、ディレクトリエントリ数が112で1セクタが
512バイトから、ディレクトリ領域のセクタ数は7と
なる。その結果、本例のデータ領域のセクタ数は、セク
タの合計数からブートセクタ領域とFAT領域とディレ
クトリ領域とを減算した708セクタとなる。
【0034】本発明の第1の実施の形態の動作につい
て、図1〜図9を参照して詳細に説明する。
【0035】図5は入力パラメータチェック処理の流れ
を示す図、図6はFATエントリチェック処理の流れを
示す図、図7は退避セクタ数の算出処理の流れを示す
図、図8はデータ退避処理の流れを示す図、図9はデー
タ復元処理の流れを示す図、である。
【0036】なお、ハードディスク装置2は、図3およ
び図4に示す状態にあるものとする。
【0037】最初に、動作の全体の流れを説明する。
【0038】オペレータは、データ処理装置1を動作さ
せ、入力装置(図示せず)からパラメータを入力する。
入力パラメータチェック手段11は入力されたパラメー
タをチェックしデータ退避かデータ復元かを判定する。
データ退避の場合には、FATエントリチェック手段1
2、退避セクタ数算出手段13、データ退避手段14の
順に実行して、ハードディスク装置2から退避先補助記
憶装置3の退避用ファイル31にデータを退避する。デ
ータ復元の場合には、データ復元手段15を実行して、
退避先補助記憶装置3の退避用ファイル31からハード
ディスク装置2にデータを復元する。
【0039】次に、データ退避時の動作について説明す
る。データ退避時は、入力パラメータチェック手段1
1、FATエントリチェック手段12、退避セクタ数算
出手段13、データ退避手段14の順に処理が行われ
る。
【0040】オペレータは、データ退避時のパラメータ
として、退避の対象となる退避元ドライブ番号と退避先
ドライブ番号と退避用ファイル名とを入力する。
【0041】入力パラメータチェック手段11の処理
は、図5を参照すると、退避元ドライブの指定および退
避先の指定が有るかを判定し(ステップ501)、指定
が有るので、Yesとなる。データ退避と判断し、FA
Tエントリチェック手段12の処理を呼び出す(ステッ
プ502)。
【0042】続いて、FATエントリチェック手段12
の処理は、図6を参照すると、退避対象ドライブのFA
T領域22のデータを格納する「FAT格納バッフ
ァ」,連続した未使用FATエントリが始まる前までの
FATエントリ数を格納する「サーチ済FATエントリ
数」,サーチしていない残りのFATエントリの個数を
格納する「FATエントリ残カウンタ」,未使用のFA
Tエントリが連続する場合の連続したFATエントリの
個数を格納する「未使用FAT連続カウンタ」およびチ
ェックすべきFATエントリの場所を指し示すポインタ
を格納する「現在のFATエントリポインタ」等の領域
をメモリなどの記憶領域(図示せず)に確保する(ステ
ップ601)。
【0043】オペレータが指定した退避元ドライブのブ
ートセクタ領域21の先頭セクタを読み込みBPB40
の情報を取得し(ステップ602)、BPB40の情報
であるブートセクタ数とFATセクタ数とを基にFAT
格納バッファにFATのデータを読み込む(ステップ6
03)。
【0044】FATエントリチェック用に使用する各種
パラメータを設定する。サーチ済みFATエントリ数に
2、FATエントリ残カウンタにデータ領域のセクタ数
を1クラスタのセクタ数で割った値から2を減算した
値、未使用FAT連続カウンタに0、現在のFATエン
トリポインタにFAT格納バッファポインンタを+4し
た値を設定する(ステップ604)。本例では、データ
領域のセクタ数が708であるため、FATエントリ残
カウンタの値は708を2で割りサーチ済みFATエン
トリ数の2を引いた352となる。
【0045】FATエントリ残カウンタの値が0である
かを判定し(ステップ605)、FATエントリ残カウ
ンタが0でないため、Noとなり、FATエントリの設
定値が0であるかを判定する(ステップ606)。本例
では、現在のFATエントリポインタは初期値として、
FATのエントリ番号2に対するポインタが設定されて
おり、FATのエントリ番号2には3が設定されている
ため、Noとなる。
【0046】サーチ済FATエントリ数の加算を行う
(ステップ607)。本例では、サーチ済FATエント
リ数は+1され、3になる。
【0047】現在のFATエントリポインタとFATエ
ントリ残カウンタを更新する。現在のFATエントリポ
インタを+2し、FATエントリ残カウンタを−1する
(ステップ608)。本例では、現在のFATエントリ
ポインタはFATエントリ番号3に対するポインタ値と
なり、FATエントリ残カウンタの値は351となる。
【0048】ステップ605に戻り、FATエントリ残
カウンタが0であるかを判定し、FATエントリ残カウ
ンタは0でないため、Noとなる。FATエントリの設
定値が0であるかを判定し(ステップ606)、現在の
FATエントリポインタはFATのエントリ番号3に対
するポインタが設定されており、FATのエントリ番号
3には4が設定されているため、Noとなる。サーチ済
FATエントリ数の加算を行い(ステップ607)、本
例では、サーチ済FATエントリ数は4になる。現在の
FATエントリポインタとFATエントリ残カウンタを
更新し(ステップ608)、本例では、現在のFATエ
ントリポインタはFATエントリ番号4に対するポイン
タ値となり、FATエントリ残カウンタの値は350と
なる。
【0049】再度ステップ605に戻り、FATエント
リ残カウンタが0であるかを判定し、FATエントリ残
カウンタは0でないため、Noとなる。FATエントリ
の設定値が0であるかを判定し(ステップ606)、本
例では、現在のFATエントリポインタはFATのエン
トリ番号4に対するポインタが設定されており、FAT
のエントリ番号4には終りを示すコード値が設定されて
いるため、Noとなる。サーチ済FATエントリ数の加
算を行い(ステップ607)、本例では、サーチ済FA
Tエントリ数は5になる。現在のFATエントリポイン
タとFATエントリ残カウンタを更新し(ステップ60
8)、本例では、現在のFATエントリポインタはFA
Tエントリ番号5に対するポインタ値となり、FATエ
ントリ残カウンタの値は349となる。
【0050】更にステップ605に戻り、FAT残エン
トリカウンタが0であるかを判定し、FATエントリ残
カウンタは0でないため、Noとなる。FATエントリ
の設定値が0であるかを判定し(ステップ606)、本
例では、現在のFATエントリポインタはFATのエン
トリ番号5に対するポインタが設定されており、FAT
のエントリ番号5には0が設定されているため、Yes
となる。前のFATエントリの設定値が0であるかを判
定し(ステップ609)、本例では、前のFATエント
リ番号は4であり、FATエントリ番号4には終りを示
すコード値が設定されているため、Noなる。サーチ済
FATエントリ数を更新する。サーチ済FATエントリ
数に未使用FAT連続カウンタ値を加算する(ステップ
610)。本例では、未使用FAT連続カウンタの値は
0であるため、サーチ済FATエントリ数は5となる。
未使用FAT連続カウンタをクリアする。未使用FAT
連続カウンタに0をセットする(ステップ611)。ス
テップ608に戻り、現在のFATエントリポインタと
FATエントリ残カウンタを更新し、本例では、現在の
FATエントリポインタはFATエントリ番号6に対す
るポインタ値となり、FATエントリ残カウンタの値は
348となる。
【0051】更にステップ605に戻り、FATエント
リ残カウンタが0であるかを判定し、FATエントリ残
カウンタは0でないため、Noとなる。FATエントリ
の設定値が0であるかを判定し(ステップ606)、本
例では、現在のFATエントリポインタはFATのエン
トリ番号6に対するポインタが設定されており、FAT
のエントリ番号6には0が設定されているため、Yes
となる。前のFATエントリの設定値が0であるかを判
定し(ステップ609)、本例では、前のFATエント
リ番号は5であり、FATエントリ5には0が設定され
ているため、Yesになる。未使用FAT連続カウンタ
の加算を行い(ステップ612)、本例では、未使用F
AT連続カウンタが+1され、1となる。ステップ60
8に戻り、現在のFATエントリポインタとFATエン
トリ残カウンタを更新し、本例では、現在FATエント
リポインタはFATエントリ番号7に対するポインタ値
となり、FATエントリ残カウンタの値は347とな
る。
【0052】FATエントリ番号7以降は同様に未使用
のエントリであり、FATエントリ残カウンタが0にな
るまで同様の処理を行い終了する。本例では、FATエ
ントリチェック手段12の処理が終了したとき、サーチ
済FATエントリ数の値は5である。
【0053】続いて、退避セクタ数算出手段13の処理
は、図7を参照すると、BPB40の情報からブートセ
クタ領域21のセクタ数を取得する(ステップ70
1)。本例では、ブートセクタ数は1である。
【0054】BPB40の情報であるFATセクタ数と
FATの数とを基にFAT領域のセクタ数を算出する。
FAT領域のセクタ数は、FATセクタ数にFATの数
を乗じたものである(ステップ702)。本例では、F
AT領域のセクタ数は4である。
【0055】ディレクトリ領域のセクタ数を算出する。
ディレクトリ領域のセクタ数は、ディレクトリエントリ
数に1エントリの長さを掛けセクタ長で割ったものであ
る。(ステップ703)。本例では、ディクトリエント
リの1エントリは32バイトで(図示せず)、ディレク
トリエントリ数は112で、1セクタは512バイトで
あるから、ディレクトリ領域のセクタ数は7である。
【0056】退避セクタ数の合計を算出する。退避セク
タ数の合計は、ブート領域のセクタ数とFAT領域のセ
クタ数とディレクトリ領域のセクタ数との和にサーチ済
FATエントリ数と1クラスタのセクタ数との積を加算
したものである。(ステップ704)。本例では、ブー
ト領域のセクタ数が1で、FAT領域のセクタ数が4
で、ディレクトリ領域のセクタ数が7で、サーチ済FA
Tエントリ数が5で、1クラスタのセクタ数が2である
から、退避セクタ数の合計は22となる。
【0057】続いて、データ退避手段14の処理は、図
8を参照すると、退避対象のハードディスク装置2から
データを読み込む際に指定するセクタ番号を格納する
「退避元セクタ番号」、退避するセクタ数の合計を格納
する「退避セクタ数の合計」、退避元のデータを一旦読
み込んで退避先に書き込むときに中間バッファとなる
「退避データバッファ」等をメモリなどの記憶領域(図
示せず)に確保する。「退避セクタ数の合計」には、退
避セクタ数算出手段13で算出された退避セクタ数の合
計がセットされる(ステップ801)。本例では、退避
セクタ数の合計として22がセットされる。また、BP
B40にも、退避セクタ数の合計として22が記録され
る(図示せず)。
【0058】退避元セクタ番号をクリアし、退避元セク
タ番号に0をセットする(ステップ802)。
【0059】オペレータが指定した退避先ドライブに、
退避用ファイル31を新規作成モードでオープンする
(ステップ803)。
【0060】退避セクタ数の合計が0であるかを判定し
(ステップ804)、本例では、退避セクタ数の合計が
22であるため、Noとなる。
【0061】指定退避元セクタ番号から退避データバッ
ファにデータを読み込む(ステップ805)。本例で
は、指定退避元セクタ番号がハードディスク装置2の指
定ドライブの0セクタ(セクタ番号は0開始とする)
で、退避セクタ数の合計が22であるため、ハードディ
スク装置2の指定ドライブの0セクタから22セクタ分
のデータをシーケンシャルアクセスで退避データバッフ
ァに読み込む。
【0062】退避データバッファから退避用ファイル3
1にデータを書き込む(ステップ806)。本例では、
ブート領域,FAT領域,ディレクトリ領域およびデー
タ領域(使用)の合計22セクタ分の内容を退避用ファ
イル31に書き込む。
【0063】退避元セクタ番号と退避セクタ数の合計を
更新する。退避元セクタ番号に読み込んだセクタ数を加
算し、退避セクタ数の合計から読み込んだセクタ数を減
算する。(ステップ807)。本例では、読み込んだセ
クタ数が22であるため、退避セクタ数の合計は0にな
る。
【0064】ステップ804に戻り、退避セクタ数の合
計が0であるかを判定し、退避セクタ数の合計が0であ
るため、Yesとなる。
【0065】退避用ファイル31のクローズを行い(ス
テップ808)、データ退避の処理を終了する。
【0066】更に、データ復元時の動作について説明す
る。データ復元時は、入力パラメータチェック手段1
1、データ復元手段15の順に処理が行われる。
【0067】オペレータは、データ復元時のパラメータ
として、退避時に指定した退避先ドライブ番号と退避用
ファイル名と復元先ドライブ番号とを入力する。
【0068】入力パラメータチェック手段11の処理
は、図5を参照すると、退避元ドライブの指定および退
避先の指定が有るかを判定し(ステップ501)、指定
が無いので、Noとなる。
【0069】退避用ファイルの指定および復元先の指定
が有るかを判定し(ステップ503)、指定が有るの
で、Yesとなる。
【0070】復元先であるハードディスク装置2のドラ
イブのブートセクタを1セクタ読み込み(ステップ50
4)、退避用ファイル31の先頭1セクタを読み込む
(ステップ505)。
【0071】復元先と退避用ファイルのBPB情報に格
納されているセクタの合計数が一致しているかを判定し
(ステップ506)、Yesの場合に、データ復元が可
能と判断し、データ復元手段15の処理を呼び出す(ス
テップ507)。なお、セクタの合計数が一致しない場
合には、データ復元の処理は行わない。
【0072】続いて、データ復元手段15の処理は、図
9を参照すると、復元先のハードディスク装置2にデー
タを書き込む際に指定するセクタ番号を格納する「復元
先セクタ番号」、復元するセクタ数の合計を格納する
「復元セクタ数」、復元元のデータを一旦読み込んで復
元先に書き込むときに中間バッファとなる「復元データ
バッファ」等をメモリなどの記憶領域(図示せず)に確
保する(ステップ901)。
【0073】復元先セクタ番号をクリアして、復元先セ
クタ番号を0とする(ステップ902)。
【0074】退避用ファイル31をオープンする(ステ
ップ903)。
【0075】退避用ファイル31のデータを復元データ
バッファに読み込み、BPBに記録されている退避セク
タ数の合計の値を復元セクタ数に設定する(ステップ9
04)。本例では、復元セクタ数として、22が設定さ
れる。
【0076】復元セクタ数が0であるかを判定し(ステ
ップ905)、本例では、復元セクタ数が22であるた
め、Noとなる。
【0077】退避用ファイル31からデータを復元デー
タバッファに読み込む(ステップ906)。本例では、
復元セクタ数が22であるため、退避用ファイル31か
ら22セクタ分のデータを復元データバッファに読み込
む。
【0078】復元データバッファからハードディスク装
置2の指定復元先セクタ番号にデータを書き込む(ステ
ップ907)。本例では、指定復元先セクタ番号がハー
ドディスク装置2の指定ドライブの0セクタ(セクタ番
号は0開始とする)で、復元セクタ数が22であるた
め、ハードディスク装置2の指定ドライブの0セクタか
ら22セクタ分、復元データバッファからのデータをシ
ーケンシャルアクセスで書き込む。復元先セクタ番号か
ら、ブートセクタ領域,FAT領域,ディレクトリ領域
およびデータ領域のデータが書き込まれる。
【0079】復元先セクタ番号と復元セクタ数を更新す
る。復元先セクタ番号に読み込んだセクタ数を加算し、
復元セクタ数から読み込んだセクタ数を減算する。(ス
テップ908)。本例では、読み込んだセクタ数が22
であるため、復元セクタ数が0になる。
【0080】ステップ905に戻り、復元セクタ数が0
であるかを判定し、本例では、復元セクタ数が0である
ため、Yesとなる。
【0081】退避用ファイル31をクローズし(ステッ
プ909)、データ復元の処理を終了する。
【0082】このように、本発明では、データ領域の途
中からデータ領域の終端までの連続した未使用の部分は
退避/復元を行わないため、ハードディスク装置2のデ
ータの退避/復元を短時間で行うことが可能であり、且
つ、退避用ファイル31の容量が少なくて済む効果があ
る。
【0083】第1の実施の形態ではFATのエントリ長
を2バイトとしているが、エントリの長さが変更された
場合においても本発明は適用可能であり、ディレクトリ
エントリの長さやBPB情報の内容が異なる場合におい
ても、第1の実施の形態で説明している算出式を変更す
ることで本発明は適用可能である。また、第1の実施の
形態では、ファイルシステムとしてFATファイルシス
テムでの実施例を説明しているが、この考え方をFAT
ファイルシステム以外のファイルシステムに応用して、
ハードディスク装置のデータ領域のうち使用している領
域のデータのみを退避/復元することが可能である。
【0084】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0085】第2の実施の形態は、第1の実施の形態の
ハードディスク装置2の代わりに、退避元装置として光
磁気ディスク装置を接続したものである(図示せず)。
【0086】更に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0087】第3の実施の形態は、第1の実施の形態の
入力パラメータチェック手段11,FATエントリチェ
ック手段12,退避セクタ数算出手段13,データ退避
手段14およびデータ復元手段15の処理に、ハードデ
ィスク装置2や退避先補助記憶装置3からのデータの読
み込みやデータの書き込みでエラーが発生した場合オペ
レータにエラーを通知して処理を中止する処理を追加し
たものである(図示せず)。
【0088】更に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。
【0089】第4の実施の形態は、第1の実施の形態の
データ退避手段14あるいはデータ復元手段15の処理
に、データ退避処理で退避セクタ数の合計が退避データ
バッファより大きく、あるいは、データ復元処理で復元
セクタ数が復元データバッファより大きく、1回のデー
タ読み込みとデータ書き込みで処理できない場合には複
数回データ読み込みとデータ書き込みを繰り返す処理を
追加したものである(図示せず)。
【0090】本発明による上述した実施の形態におい
て、データバックアップ方式の処理動作を実行するため
のプログラム等を、データとして磁気ディスクや光ディ
スク等の記録装置(図示せず)に記録するようにし、記
録されたデータを読み出してデータバックアップ方式を
動作させるために用いる。このように、本発明によるデ
ータバックアップ方式を動作させるデータを記録媒体に
記録させ、この記録媒体をインストールすることにより
データバックアップ方式の機能が実現できるようにな
る。
【0091】
【発明の効果】第1の効果は、退避元装置のデータの退
避あるいは退避元装置へのデータの復元を短時間で行う
ことできることである。
【0092】その理由は、退避元装置の使用されている
データ領域のみを退避/復元し、未使用のデータ領域は
退避/復元しない手段を設けたためである。さらに、退
避元装置に対してのアクセスがシーケンシャルアクセス
になる手法を用いているためである。
【0093】第2の効果は、退避先補助記憶装置の容量
が退避元装置のドライブ容量以下でよいことである。
【0094】その理由は、使用されているデータ領域の
みを退避する手段を設けたためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図
【図2】ハードディスク装置と退避先補助記憶装置を説
明する図
【図3】FAT領域とデータ領域との関係の例を示す図
【図4】BPB情報の例を示す図
【図5】入力パラメータチェック処理の流れを示す図
【図6】FATエントリチェック処理の流れを示す図
【図7】退避セクタ数の算出処理の流れを示す図
【図8】データ退避処理の流れを示す図
【図9】データ復元処理の流れを示す図
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 ハードディスク装置 3 退避先補助記憶装置 11 入力パラメータチェック手段 12 FATエントリチェック手段 13 退避セクタ数算出手段 14 データ退避手段 15 データ復元手段 21 ブートセクタ領域 22 FAT領域 23 ディレクトリ領域 24 データ領域 24a データ領域(使用) 24b データ領域(未使用) 31 退避用ファイル 40 BPB

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 退避元装置のデータを退避先装置に退避
    し退避先装置に退避したデータを退避元装置に復元する
    データバックアップ方式であって、入力したパラメータ
    を判定してデータ退避あるいはデータ復元のどちらを行
    うかを判断する入力パラメータチェック手段と、前記退
    避元装置のデータ領域の使用領域を算出して退避する領
    域を定める退避領域算出手段と、前記退避領域算出手段
    が定めた退避する領域の内容を前記退避先装置の退避用
    ファイルに退避するデータ退避手段と、前記退避先装置
    の退避用ファイルに退避した内容を前記退避元装置に復
    元するデータ復元手段と、を備えることを特徴とするデ
    ータバックアップ方式。
  2. 【請求項2】 前記退避元装置のデータ領域の使用領域
    は、前記退避元装置のFAT領域内の最初のFATエン
    トリから未使用FATエントリの並びが始まる直前のF
    ATエントリまでのFATエントリに対応しているデー
    タ領域のクラスタからなる領域であるこを特徴とする請
    求項1記載のデータバックアップ方式。
  3. 【請求項3】 前記退避する領域は、ブートセクタ領
    域,FAT領域,ディレクトリ領域およびデータ領域の
    使用領域とからなることを特徴とする請求項1記載のデ
    ータバックアップ方式。
  4. 【請求項4】 前記入力パラメータチェック手段は、デ
    ータ復元の場合で復元先である前記退避元装置のBPB
    情報と前記退避先装置の退避用ファイルに退避されてい
    るBPB情報とが一致しないときは、データ復元の処理
    を行わない手段を有することを特徴とする請求項1記載
    のデータバックアップ方式。
  5. 【請求項5】 退避元装置のデータを退避先装置に退避
    し退避先装置に退避したデータを退避元装置に復元する
    データバックアップ方法であって、入力されたパラメー
    タをチェックしてデータ退避かデータ復元かを判定し、
    データ退避の場合は、前記退避元装置のFATエントリ
    をチェックしてデータ領域の使用領域を算出し、退避す
    る領域を定め、定められた退避する領域の内容を前記退
    避先装置の退避用ファイルに退避し、データ復元の場合
    は、前記退避先装置の退避用ファイルに退避した内容を
    前記退避元装置に復元することを特徴とするデータバッ
    クアップ方法。
  6. 【請求項6】 前記データ領域の使用領域の算出は、前
    記退避元装置のFAT領域内の最初のFATエントリか
    ら未使用FATエントリの並びが始まる直前のFATエ
    ントリまでのFATエントリに対応しているデータ領域
    のクラスタからなる領域の算出であるこを特徴とする請
    求項5記載のデータバックアップ方法。
  7. 【請求項7】 前記退避する領域は、ブートセクタ領
    域,FAT領域,ディレクトリ領域およびデータ領域の
    使用領域とからなることを特徴とする請求項5記載のデ
    ータバックアップ方法。
  8. 【請求項8】 前記データ復元の場合は、復元先である
    前記退避元装置のBPB情報と前記退避先装置の退避用
    ファイルに退避されているBPB情報とが一致しないと
    きは、データ復元の処理を行わないことを特徴とする請
    求項5記載のデータバックアップ方法。
  9. 【請求項9】 入力されたパラメータをチェックしてデ
    ータ退避かデータ復元かを判定する入力パラメータチェ
    ック処理と、退避元装置のFATエントリをチェックし
    てデータ領域の使用領域を算出するFATエントリチェ
    ック処理と、退避する領域を定める退避領域算出処理
    と、前記退避領域算出処理で定められた退避する領域の
    内容を退避先装置の退避用ファイルに退避するデータ退
    避処理と、前記退避先装置の退避用ファイルに退避した
    内容を前記退避元装置に復元するデータ復元処理と、を
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    ことを特徴とする記録媒体。
JP11183357A 1999-06-29 1999-06-29 データバックアップ方式,方法および記録媒体 Pending JP2001014198A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006134123A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Ishida Co Ltd データ記録装置及びそれを備える商品処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040127