JP3386823B2 - ファイルの管理方法及び装置 - Google Patents
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- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/06—Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
- G06F2003/0697—Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers device management, e.g. handlers, drivers, I/O schedulers
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの総量及び定期的
な増加量を事前に知ることができない情報管理システム
全般、特に多数のデータ追加、照会が競合するオンライ
ンデータベースシステムに関する。
な増加量を事前に知ることができない情報管理システム
全般、特に多数のデータ追加、照会が競合するオンライ
ンデータベースシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】データの追加を繰り返すことによりファ
イルがスペース不足となった場合、ファイル管理システ
ムはファイルのスペース不足エラーを業務処理プログラ
ムに報告し、業務処理プログラムはその業務を中断す
る。このため、ファイル管理者はそのファイルをオンラ
イン業務から切離し、スペースを増やして再度割当て直
した後にデータを格納し直すか、スペースの追加割当て
を行う必要があった。こうしたファイル拡張手段におい
てはオンライン業務を中断しなければならないため、フ
ァイルの使用状況を常に監視してデータ量増加の予測を
行い、夜間等の適当な機会に人手によってファイル拡張
する必要があり、運用の煩雑さが問題であった。また、
オンライン業務のサービス時間が夜間や休日にも拡大さ
れる傾向があり、ファイル拡張の適当な機会が失われつ
つある。
イルがスペース不足となった場合、ファイル管理システ
ムはファイルのスペース不足エラーを業務処理プログラ
ムに報告し、業務処理プログラムはその業務を中断す
る。このため、ファイル管理者はそのファイルをオンラ
イン業務から切離し、スペースを増やして再度割当て直
した後にデータを格納し直すか、スペースの追加割当て
を行う必要があった。こうしたファイル拡張手段におい
てはオンライン業務を中断しなければならないため、フ
ァイルの使用状況を常に監視してデータ量増加の予測を
行い、夜間等の適当な機会に人手によってファイル拡張
する必要があり、運用の煩雑さが問題であった。また、
オンライン業務のサービス時間が夜間や休日にも拡大さ
れる傾向があり、ファイル拡張の適当な機会が失われつ
つある。
【0003】そこで、ファイルが空きスペース不足状態
となった場合又は空きスペース不足状態となる前に、フ
ァイル管理システムが自動的に一定量のファイル拡張を
行うという方法がある。例えば、特開平2−61732
に示されるように、自動的にファイルを拡張するための
使用率のしきい値と自動拡張する媒体名をあらかじめ登
録しておき、使用率のしきい値を超えると自動的にファ
イルを追加割当てする方法がある。すなわち、ファイル
の使用状況を自動的に管理し、ファイルの割当て時に指
定した使用率のしきい値を超えた場合に自動的にファイ
ルを拡張する手段、又はファイル拡張の必要性を動的に
問い合わせる手段と動的な指定によりファイルを拡張す
る手段によって、オンライン業務を停止することなくフ
ァイルを拡張することが可能になる。
となった場合又は空きスペース不足状態となる前に、フ
ァイル管理システムが自動的に一定量のファイル拡張を
行うという方法がある。例えば、特開平2−61732
に示されるように、自動的にファイルを拡張するための
使用率のしきい値と自動拡張する媒体名をあらかじめ登
録しておき、使用率のしきい値を超えると自動的にファ
イルを追加割当てする方法がある。すなわち、ファイル
の使用状況を自動的に管理し、ファイルの割当て時に指
定した使用率のしきい値を超えた場合に自動的にファイ
ルを拡張する手段、又はファイル拡張の必要性を動的に
問い合わせる手段と動的な指定によりファイルを拡張す
る手段によって、オンライン業務を停止することなくフ
ァイルを拡張することが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の方式にお
いては、次のような課題がある。
いては、次のような課題がある。
【0005】すなわち、ファイルの入出力操作は該ファ
イル対応にメモリ中に保持するスペース管理情報を元に
行うため、スペース管理情報に変更が生じる拡張処理中
は該ファイルへのすべての入出力操作を待たせる必要が
ある。このため、ファイルの拡張処理中は一時的に該フ
ァイルを使用する業務に待ち状態が発生し、オンライン
レスポンスが悪化してしまう。
イル対応にメモリ中に保持するスペース管理情報を元に
行うため、スペース管理情報に変更が生じる拡張処理中
は該ファイルへのすべての入出力操作を待たせる必要が
ある。このため、ファイルの拡張処理中は一時的に該フ
ァイルを使用する業務に待ち状態が発生し、オンライン
レスポンスが悪化してしまう。
【0006】また、別のファイルを追加割当てして複数
のファイルを全体で一つの論理的なファイルと見せかけ
る方式では、既存ファイルへの入出力処理を続行しなが
ら別のファイルを追加割当てできるが、拡張のたびに物
理的なファイルの数が増え、それらを管理するメモリ量
やファイル全体のオープン処理回数の増加を招くと共に
運用が複雑化してしまい、さらに、業務処理プログラム
からのレコード格納命令やファイル拡張命令の延長でフ
ァイルの拡張処理を行うと、該業務処理中にファイル拡
張処理のオーバヘッドが付加され、該業務のレスポンス
が悪化する。
のファイルを全体で一つの論理的なファイルと見せかけ
る方式では、既存ファイルへの入出力処理を続行しなが
ら別のファイルを追加割当てできるが、拡張のたびに物
理的なファイルの数が増え、それらを管理するメモリ量
やファイル全体のオープン処理回数の増加を招くと共に
運用が複雑化してしまい、さらに、業務処理プログラム
からのレコード格納命令やファイル拡張命令の延長でフ
ァイルの拡張処理を行うと、該業務処理中にファイル拡
張処理のオーバヘッドが付加され、該業務のレスポンス
が悪化する。
【0007】一方、ファイル拡張の契機を使用率のしき
い値で判断すると次のような課題がある。
い値で判断すると次のような課題がある。
【0008】ファイルを拡張することによって全体のフ
ァイル容量が増加するため、使用率のしきい値に達した
時点の残り空きスペース量に比べ、拡張割当てスペース
量が少ないと、拡張を始める契機が拡張を行う度に早ま
り、本来不要な拡張を行って媒体のスペースを無駄に占
有してしまう。逆に、使用率のしきい値に達した時点の
残り空きスペース量に比べ拡張割当てスペース量が多い
と、拡張が完了する前に残り空きスペースを使いきって
しまう可能性が高まり、拡張が完了するまでは業務が待
ち状態になってしまう。
ァイル容量が増加するため、使用率のしきい値に達した
時点の残り空きスペース量に比べ、拡張割当てスペース
量が少ないと、拡張を始める契機が拡張を行う度に早ま
り、本来不要な拡張を行って媒体のスペースを無駄に占
有してしまう。逆に、使用率のしきい値に達した時点の
残り空きスペース量に比べ拡張割当てスペース量が多い
と、拡張が完了する前に残り空きスペースを使いきって
しまう可能性が高まり、拡張が完了するまでは業務が待
ち状態になってしまう。
【0009】さらに、一つのファイルを複数のファイル
管理システムで共用している場合には次のような課題が
ある。
管理システムで共用している場合には次のような課題が
ある。
【0010】すなわち、あるファイル管理システムの元
で拡張されたファイルのスペース管理情報が別のファイ
ル管理システムの保持するスペース管理情報と不一致状
態となり、拡張スペース内のレコードがアクセスできな
くなったり、既に拡張済みのファイルを不当に再拡張し
たりしてしまう。
で拡張されたファイルのスペース管理情報が別のファイ
ル管理システムの保持するスペース管理情報と不一致状
態となり、拡張スペース内のレコードがアクセスできな
くなったり、既に拡張済みのファイルを不当に再拡張し
たりしてしまう。
【0011】さらに、自動拡張されたファイルやファイ
ル拡張処理そのものに何らかの障害が発生した場合には
次のような課題がある。
ル拡張処理そのものに何らかの障害が発生した場合には
次のような課題がある。
【0012】すなわち、一般にはファイル管理システム
が最新のファイルバックアップコピーにそれ以降の該フ
ァイルへのレコード更新、追加、削除履歴情報を入力し
て該ファイルの更新、追加、削除処理を時系列に再現し
てファイルを回復する手段を提供しており、自動拡張し
たファイルについても同様の手段で回復できる必要があ
る。また、ファイルの拡張処理中に何らかの障害が発生
した場合、該ファイル全体を使用禁止状態にしてしまう
と、拡張前の既存スペース内での業務も全面停止となっ
てしまう。
が最新のファイルバックアップコピーにそれ以降の該フ
ァイルへのレコード更新、追加、削除履歴情報を入力し
て該ファイルの更新、追加、削除処理を時系列に再現し
てファイルを回復する手段を提供しており、自動拡張し
たファイルについても同様の手段で回復できる必要があ
る。また、ファイルの拡張処理中に何らかの障害が発生
した場合、該ファイル全体を使用禁止状態にしてしまう
と、拡張前の既存スペース内での業務も全面停止となっ
てしまう。
【0013】本発明の一つの目的は、業務処理を中断す
ることなくファイルを自動拡張できる方法を提供するに
ある。
ることなくファイルを自動拡張できる方法を提供するに
ある。
【0014】本発明の他の目的は、業務処理を続行しな
がら、業務処理に影響を与えずにファイルを自動拡張で
きる方法を提供するにある。
がら、業務処理に影響を与えずにファイルを自動拡張で
きる方法を提供するにある。
【0015】本発明のさらに他の目的は、媒体のスペー
ス効率を最適に保ちながらファイルを自動拡張できる方
法を提供するにある。
ス効率を最適に保ちながらファイルを自動拡張できる方
法を提供するにある。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する一つ
の手段として、少なくとも新たなスペース管理情報が生
成されるまで、レコードの格納位置が既にメモリに格納
されているスペース管理情報の範囲内であるレコード
を、メモリに格納されたスペース管理情報に基づ
の手段として、少なくとも新たなスペース管理情報が生
成されるまで、レコードの格納位置が既にメモリに格納
されているスペース管理情報の範囲内であるレコード
を、メモリに格納されたスペース管理情報に基づ
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【作用】上記手段によれば、新たなスペース管理情報が
生成されるまでの間は、既に生成されたスペース管理情
報(現在のスペース管理情報)がメモリに残されてい
る。したがって、現在のスペース管理情報の範囲内での
レコードの格納処理が発生した場合に、現在のスペース
管理情報によりにレコードを格納すれば、ファイルの拡
張前の既存スペース内での業務処理を実行することがで
きる。つまり、ファイルを拡張する処理が行われていて
も、ファイルの拡張前の既存スペース内での業務処理を
実行することが可能となる。
生成されるまでの間は、既に生成されたスペース管理情
報(現在のスペース管理情報)がメモリに残されてい
る。したがって、現在のスペース管理情報の範囲内での
レコードの格納処理が発生した場合に、現在のスペース
管理情報によりにレコードを格納すれば、ファイルの拡
張前の既存スペース内での業務処理を実行することがで
きる。つまり、ファイルを拡張する処理が行われていて
も、ファイルの拡張前の既存スペース内での業務処理を
実行することが可能となる。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0029】図1は本発明実施例の構成を示す図であ
る。本発明の実施例は、拡張割当てするスペース量及び
拡張を開始する残り空きスペース量等のファイル拡張情
報51を登録簿21に登録するファイル拡張情報登録手
段1と、業務処理プログラム31からのレコード操作要
求に従い、ファイル22へのレコードの格納及びファイ
ル22内に格納されたレコードの更新,削除,参照を行
うレコード操作手段2と、ファイル22のスペース管理
情報71と登録簿21のファイル拡張情報によりファイ
ル22の拡張契機を検出するファイル拡張契機検出手段
3と、ファイル拡張契機検出手段3からの連絡によりフ
ァイルの拡張要因となったプロセス61とは別のプロセ
ス(プロセス62)でファイル22の拡張を行うファイ
ル非同期拡張手段4と、ファイル22の拡張履歴を履歴
ファイル23に格納するファイル拡張履歴取得手段5
と、ファイル22の拡張が完了する前に空き領域を使い
果たしてしまった場合に、拡張が完了するまでレコード
の格納処理を待たせるファイル拡張完了待ち手段6と、
複数のファイル管理システム間で一つのファイルを共用
する構成において、他のファイル管理システムのもとで
拡張されたファイルのスペース管理情報43を自ファイ
ル管理システムのスペース管理情報42に伝達するファ
イル拡張情報通知手段7と、ファイル管理システムのス
ペース管理情報42を実際のファイルのスペース管理情
報71に強制的に合わせる動的ファイル情報整合化手段
8と、ファイル22の拡張処理中に障害が発生した場合
にファイル22の再拡張を抑止するファイル拡張禁止手
段9と、履歴ファイル23からファイル22の拡張状態
を調べて拡張処理の中断状態を検出するファイル拡張中
断検出手段10と、ファイル22の障害時にバックアッ
プファイル24と履歴ファイル23からファイル22を
回復する拡張ファイル回復手段11とを備える。
る。本発明の実施例は、拡張割当てするスペース量及び
拡張を開始する残り空きスペース量等のファイル拡張情
報51を登録簿21に登録するファイル拡張情報登録手
段1と、業務処理プログラム31からのレコード操作要
求に従い、ファイル22へのレコードの格納及びファイ
ル22内に格納されたレコードの更新,削除,参照を行
うレコード操作手段2と、ファイル22のスペース管理
情報71と登録簿21のファイル拡張情報によりファイ
ル22の拡張契機を検出するファイル拡張契機検出手段
3と、ファイル拡張契機検出手段3からの連絡によりフ
ァイルの拡張要因となったプロセス61とは別のプロセ
ス(プロセス62)でファイル22の拡張を行うファイ
ル非同期拡張手段4と、ファイル22の拡張履歴を履歴
ファイル23に格納するファイル拡張履歴取得手段5
と、ファイル22の拡張が完了する前に空き領域を使い
果たしてしまった場合に、拡張が完了するまでレコード
の格納処理を待たせるファイル拡張完了待ち手段6と、
複数のファイル管理システム間で一つのファイルを共用
する構成において、他のファイル管理システムのもとで
拡張されたファイルのスペース管理情報43を自ファイ
ル管理システムのスペース管理情報42に伝達するファ
イル拡張情報通知手段7と、ファイル管理システムのス
ペース管理情報42を実際のファイルのスペース管理情
報71に強制的に合わせる動的ファイル情報整合化手段
8と、ファイル22の拡張処理中に障害が発生した場合
にファイル22の再拡張を抑止するファイル拡張禁止手
段9と、履歴ファイル23からファイル22の拡張状態
を調べて拡張処理の中断状態を検出するファイル拡張中
断検出手段10と、ファイル22の障害時にバックアッ
プファイル24と履歴ファイル23からファイル22を
回復する拡張ファイル回復手段11とを備える。
【0030】次に、図1の実施例の各手段の動作を図2
から図14に示すフローチャートを用いて説明する。
から図14に示すフローチャートを用いて説明する。
【0031】図2は本発明実施例のファイル拡張情報登
録手段の処理手順を示すフローチャートである。図2を
用いてファイル拡張情報登録手段1の動作を説明する。
ファイル拡張情報51の登録を行う場合(102)ファイル
名,初期割当て量,拡張割当て量,割当て媒体名及び拡
張開始残空きスペース量等のファイル拡張情報(104)を
入力する(106)。入力したファイル定義情報は、編集し
て登録簿21に出力する(108)。ファイル拡張情報を読
み出す場合(110)、登録簿21からメモリに該当ファイ
ルの情報を入力する(112)。ファイル拡張情報を変更す
る場合(114)、変更情報(116)を入力する(118)。次
に、登録簿21からファイルの情報を入力し、変更情報
により内容を書き替えた後、登録簿21に出力する(12
0)。このとき、メモリ中に入力済みのファイル拡張情
報も同時に書き替える(122)。
録手段の処理手順を示すフローチャートである。図2を
用いてファイル拡張情報登録手段1の動作を説明する。
ファイル拡張情報51の登録を行う場合(102)ファイル
名,初期割当て量,拡張割当て量,割当て媒体名及び拡
張開始残空きスペース量等のファイル拡張情報(104)を
入力する(106)。入力したファイル定義情報は、編集し
て登録簿21に出力する(108)。ファイル拡張情報を読
み出す場合(110)、登録簿21からメモリに該当ファイ
ルの情報を入力する(112)。ファイル拡張情報を変更す
る場合(114)、変更情報(116)を入力する(118)。次
に、登録簿21からファイルの情報を入力し、変更情報
により内容を書き替えた後、登録簿21に出力する(12
0)。このとき、メモリ中に入力済みのファイル拡張情
報も同時に書き替える(122)。
【0032】図3は本発明実施例のレコード操作手段の
処理手順を示すフローチャートである。図3を用いてレ
コード操作手段2の動作を説明する。業務処理プログラ
ム31からレコードの操作命令が発行されると、レコー
ド操作手段2はレコード操作命令の受付け及び解析(20
2)を行った後、ファイル中のレコード格納位置を決定
する(204)。レコードの格納位置が現在のファイルスペ
ースの範囲内かどうかをスペース管理情報42によりチ
ェックする(206)。レコードの格納位置が現在のスペー
スの範囲を超えている場合、ファイル22が拡張されて
いるかどうかチェックする。このチェック方法は、まず
自動拡張を行うファイルであることを登録簿21に登録
されている情報で調べる(208)。自動拡張を行うファイ
ルでない場合、空きスペース不足のエラー(210)にな
る。自動拡張を行うファイルの場合、ファイル拡張完了
待ち手段6によりファイル拡張の完了を待つ(212)。複
数のファイル管理システムで共用しているファイルの場
合(214)、動的ファイル情報整合化手段8により他のフ
ァイル管理システムで拡張したファイルの情報を自シス
テムに反映する(216)。ファイルのスペースが大きくな
り、レコードの格納位置がファイルスペースの範囲内に
収まるようになった場合(218)、レコード操作処理を続
行する。次に、自動拡張を行うファイルであり、かつ拡
張禁止状態になっていないファイルの場合(220)、ファ
イル拡張契機検出手段3によりファイル22が拡張契機
であるかどうか調べる(222)。次に、入出力バッファ4
1を使ったレコードの操作を行う(224)。このとき、フ
ァイル22への入出力が必要であれば(226)現スペース
管理情報42を使用して入出力操作を行う(228)。
処理手順を示すフローチャートである。図3を用いてレ
コード操作手段2の動作を説明する。業務処理プログラ
ム31からレコードの操作命令が発行されると、レコー
ド操作手段2はレコード操作命令の受付け及び解析(20
2)を行った後、ファイル中のレコード格納位置を決定
する(204)。レコードの格納位置が現在のファイルスペ
ースの範囲内かどうかをスペース管理情報42によりチ
ェックする(206)。レコードの格納位置が現在のスペー
スの範囲を超えている場合、ファイル22が拡張されて
いるかどうかチェックする。このチェック方法は、まず
自動拡張を行うファイルであることを登録簿21に登録
されている情報で調べる(208)。自動拡張を行うファイ
ルでない場合、空きスペース不足のエラー(210)にな
る。自動拡張を行うファイルの場合、ファイル拡張完了
待ち手段6によりファイル拡張の完了を待つ(212)。複
数のファイル管理システムで共用しているファイルの場
合(214)、動的ファイル情報整合化手段8により他のフ
ァイル管理システムで拡張したファイルの情報を自シス
テムに反映する(216)。ファイルのスペースが大きくな
り、レコードの格納位置がファイルスペースの範囲内に
収まるようになった場合(218)、レコード操作処理を続
行する。次に、自動拡張を行うファイルであり、かつ拡
張禁止状態になっていないファイルの場合(220)、ファ
イル拡張契機検出手段3によりファイル22が拡張契機
であるかどうか調べる(222)。次に、入出力バッファ4
1を使ったレコードの操作を行う(224)。このとき、フ
ァイル22への入出力が必要であれば(226)現スペース
管理情報42を使用して入出力操作を行う(228)。
【0033】図4は本発明実施例のファイル拡張完了待
ち手段の処理手順を示すフローチャートである。図4を
用いてファイル拡張完了待ち手段6の動作を説明する。
まず、メモリ中でファイル22の拡張処理状態をチェッ
クする(602)。ファイル22が拡張処理中の場合は(60
4)、一定時間待った後(606)再度チェックする(60
2)。この繰返しにより、ファイル22の拡張が完了す
るのを待つ。
ち手段の処理手順を示すフローチャートである。図4を
用いてファイル拡張完了待ち手段6の動作を説明する。
まず、メモリ中でファイル22の拡張処理状態をチェッ
クする(602)。ファイル22が拡張処理中の場合は(60
4)、一定時間待った後(606)再度チェックする(60
2)。この繰返しにより、ファイル22の拡張が完了す
るのを待つ。
【0034】図5は本発明実施例の動的ファイル情報整
合化手段の処理手順を示すフローチャートである。図5
を用いて動的ファイル情報整合化手段8の動作を説明す
る。まずファイル22のスペース管理情報71を媒体か
ら入力する(802)。次に、入力したスペース管理情報を
新たにメモリ中のスペース管理情報42として設定する
(804)。
合化手段の処理手順を示すフローチャートである。図5
を用いて動的ファイル情報整合化手段8の動作を説明す
る。まずファイル22のスペース管理情報71を媒体か
ら入力する(802)。次に、入力したスペース管理情報を
新たにメモリ中のスペース管理情報42として設定する
(804)。
【0035】図6は本発明実施例のファイル拡張契機検
出手段の第1例の処理手順を示すフローチャートであ
る。図6を用いてファイル拡張契機検出手段3の動作の
第1例を説明する。まず、スペース管理情報42により
ファイル22の空きスペース量を調べ(302)、拡張契機
とする残り空きスペース量以下であれば(304)、更にフ
ァイル22が拡張処理中であるかどうかチェックする(3
06)。拡張処理中でなければファイル22の拡張処理中
情報をメモリ中にセットし(308)、ファイル非同期拡張
手段4に拡張要求を行う(310)。
出手段の第1例の処理手順を示すフローチャートであ
る。図6を用いてファイル拡張契機検出手段3の動作の
第1例を説明する。まず、スペース管理情報42により
ファイル22の空きスペース量を調べ(302)、拡張契機
とする残り空きスペース量以下であれば(304)、更にフ
ァイル22が拡張処理中であるかどうかチェックする(3
06)。拡張処理中でなければファイル22の拡張処理中
情報をメモリ中にセットし(308)、ファイル非同期拡張
手段4に拡張要求を行う(310)。
【0036】図7は本発明実施例のファイル拡張契機検
出手段の第2例の処理手順を示すフローチャートであ
る。図7を用いてファイル拡張契機検出手段3の動作の
第2例を説明する。まず、スペース管理情報42により
ファイル22の空きスペース量を調べ(322)、拡張割当
て量以下であれば(324)、更にファイル22が拡張処理
中であるかどうかチェックする(326)。拡張処理中でな
ければファイル22の拡張処理中情報をメモリ中にセッ
トし(328)、ファイル非同期拡張手段4に拡張要求を行
う(330)。
出手段の第2例の処理手順を示すフローチャートであ
る。図7を用いてファイル拡張契機検出手段3の動作の
第2例を説明する。まず、スペース管理情報42により
ファイル22の空きスペース量を調べ(322)、拡張割当
て量以下であれば(324)、更にファイル22が拡張処理
中であるかどうかチェックする(326)。拡張処理中でな
ければファイル22の拡張処理中情報をメモリ中にセッ
トし(328)、ファイル非同期拡張手段4に拡張要求を行
う(330)。
【0037】図8は本発明実施例のファイル拡張契機検
出手段の第3例の処理手順を示すフローチャートであ
る。図8を用いてファイル拡張契機検出手段3の動作の
第3例を説明する。まず、拡張割当てスペース量から拡
張に要する時間を計算する(342)。次に、ファイル22
の使用済みスペース量を求める(344)。次に、旧使用済
みスペース量退避域に現在の使用済みスペース量を退避
する(346)。次に、スペース増加量の最大値を0に初期
化する(348)。次に、ファイル22の現在の使用済みス
ペース量を求める(350)。次に、現在の使用済みスペー
ス量をa,旧使用済みスペース量をbとした場合、a−
bをスペース増加量にセットする(352)。スペース増加
量がスペース増加量の最大値よりも大きくなったら(35
4)、スペース増加量の最大値にスペース増加量をセッ
トする(356)。次に、旧使用済みスペース量に現在の使
用済みスペース量をセットする(358)。ファイル管理シ
ステムが終了するまで(360)指定監視時間待った後(36
2)、ファイルの使用済みスペースを求める処理(350)か
ら繰り返す。このようにして、指定監視時間間隔でのス
ペース増加量の最大値を常に保持しておく。
出手段の第3例の処理手順を示すフローチャートであ
る。図8を用いてファイル拡張契機検出手段3の動作の
第3例を説明する。まず、拡張割当てスペース量から拡
張に要する時間を計算する(342)。次に、ファイル22
の使用済みスペース量を求める(344)。次に、旧使用済
みスペース量退避域に現在の使用済みスペース量を退避
する(346)。次に、スペース増加量の最大値を0に初期
化する(348)。次に、ファイル22の現在の使用済みス
ペース量を求める(350)。次に、現在の使用済みスペー
ス量をa,旧使用済みスペース量をbとした場合、a−
bをスペース増加量にセットする(352)。スペース増加
量がスペース増加量の最大値よりも大きくなったら(35
4)、スペース増加量の最大値にスペース増加量をセッ
トする(356)。次に、旧使用済みスペース量に現在の使
用済みスペース量をセットする(358)。ファイル管理シ
ステムが終了するまで(360)指定監視時間待った後(36
2)、ファイルの使用済みスペースを求める処理(350)か
ら繰り返す。このようにして、指定監視時間間隔でのス
ペース増加量の最大値を常に保持しておく。
【0038】一方、ファイル拡張契機の検出側(370)で
は、まずファイル22の空きスペース量を求める(37
2)。次に、指定監視時間をt,残り空きスペース量を
c,スペース増加量最大値をdとした場合、t×(c/
d)を残り空きスペースの使用完了予測時間にセットす
る(374)。残り空きスペースの使用完了予測時間が拡張
割当てスペース量の拡張時間以下になった場合(376)、
ファイル22が拡張処理中であるかどうかチェックする
(378)。拡張処理中でなければファイル22の拡張処理
中情報をメモリ中にセットし(380)、ファイル非同期拡
張手段4に拡張要求を行う(382)。
は、まずファイル22の空きスペース量を求める(37
2)。次に、指定監視時間をt,残り空きスペース量を
c,スペース増加量最大値をdとした場合、t×(c/
d)を残り空きスペースの使用完了予測時間にセットす
る(374)。残り空きスペースの使用完了予測時間が拡張
割当てスペース量の拡張時間以下になった場合(376)、
ファイル22が拡張処理中であるかどうかチェックする
(378)。拡張処理中でなければファイル22の拡張処理
中情報をメモリ中にセットし(380)、ファイル非同期拡
張手段4に拡張要求を行う(382)。
【0039】図9は本発明実施例のファイル非同期拡張
手段の処理手順を示すフローチャートである。図9を用
いてファイル非同期拡張手段4の動作を説明する。ファ
イルの拡張要求を受付けると(402)、まず、ファイル2
2が拡張禁止状態になっていないか調べる(404)。拡張
禁止状態になっている場合は何もせずに終了する。拡張
禁止状態になっていない場合は旧スペース管理情報があ
るか調べる(406)。旧スペース管理情報がある場合は、
旧スペース管理情報を使用中のレコード操作があるか調
べ(408)、使用中のレコード操作がない場合は旧スペー
ス管理情報を解放する(410)。次に、ファイル拡張履歴
取得手段5によりファイル拡張開始の履歴を取得する(4
12)。次に、ファイル拡張情報51で指定された拡張割
当て量に従ってファイル22を拡張する(414)。ファイ
ル22の拡張が失敗した場合(416)は、ファイル拡張禁
止手段9によりファイル22を拡張禁止状態にする(41
8)。ファイルの拡張が成功した場合(416)は、新スペ
ース管理情報43をメモリ中に作成した後(420)、専用
の入出力バッファ44を用いて拡張スペースの初期化
(フォーマットライト)を行う(422)。拡張スペースの
初期化が失敗した場合(424)は、ファイル22をファイ
ル拡張禁止手段9により拡張禁止状態にする(418)。次
に、ファイル拡張履歴取得手段5によりファイル拡張完
了の履歴を取得する(426)。次に、ファイル拡張情報通
知手段7によりスペース管理情報42を更新する(42
8)。
手段の処理手順を示すフローチャートである。図9を用
いてファイル非同期拡張手段4の動作を説明する。ファ
イルの拡張要求を受付けると(402)、まず、ファイル2
2が拡張禁止状態になっていないか調べる(404)。拡張
禁止状態になっている場合は何もせずに終了する。拡張
禁止状態になっていない場合は旧スペース管理情報があ
るか調べる(406)。旧スペース管理情報がある場合は、
旧スペース管理情報を使用中のレコード操作があるか調
べ(408)、使用中のレコード操作がない場合は旧スペー
ス管理情報を解放する(410)。次に、ファイル拡張履歴
取得手段5によりファイル拡張開始の履歴を取得する(4
12)。次に、ファイル拡張情報51で指定された拡張割
当て量に従ってファイル22を拡張する(414)。ファイ
ル22の拡張が失敗した場合(416)は、ファイル拡張禁
止手段9によりファイル22を拡張禁止状態にする(41
8)。ファイルの拡張が成功した場合(416)は、新スペ
ース管理情報43をメモリ中に作成した後(420)、専用
の入出力バッファ44を用いて拡張スペースの初期化
(フォーマットライト)を行う(422)。拡張スペースの
初期化が失敗した場合(424)は、ファイル22をファイ
ル拡張禁止手段9により拡張禁止状態にする(418)。次
に、ファイル拡張履歴取得手段5によりファイル拡張完
了の履歴を取得する(426)。次に、ファイル拡張情報通
知手段7によりスペース管理情報42を更新する(42
8)。
【0040】図10は本発明実施例のファイル拡張情報
通知手段の処理手順を示すフローチャートである。図1
0を用いてファイル拡張情報通知手段7の動作を説明す
る。まず、現スペース管理情報42を旧スペース管理情
報とする(702)。次に、新スペース管理情報43を現ス
ペース管理情報42とする(704)。次に、メモリ中の拡
張処理中情報をリセットする(706)。
通知手段の処理手順を示すフローチャートである。図1
0を用いてファイル拡張情報通知手段7の動作を説明す
る。まず、現スペース管理情報42を旧スペース管理情
報とする(702)。次に、新スペース管理情報43を現ス
ペース管理情報42とする(704)。次に、メモリ中の拡
張処理中情報をリセットする(706)。
【0041】図11は本発明実施例のファイル拡張履歴
取得手段の処理手順を示すフローチャートである。図1
1を用いてファイル拡張履歴取得手段5の動作を説明す
る。まず、ファイル拡張開始時の要求であるか、ファイ
ル拡張完了時の要求であるか、調べ(502)、ファイル拡
張開始時の要求であればファイルの総スペース量,拡張
開始位置情報及び拡張量を履歴ファイル23に出力する
(504)。ファイル拡張完了時の要求であれば、ファイル
の総スペース量及び拡張完了スペース量を履歴ファイル
23に出力する(506)。
取得手段の処理手順を示すフローチャートである。図1
1を用いてファイル拡張履歴取得手段5の動作を説明す
る。まず、ファイル拡張開始時の要求であるか、ファイ
ル拡張完了時の要求であるか、調べ(502)、ファイル拡
張開始時の要求であればファイルの総スペース量,拡張
開始位置情報及び拡張量を履歴ファイル23に出力する
(504)。ファイル拡張完了時の要求であれば、ファイル
の総スペース量及び拡張完了スペース量を履歴ファイル
23に出力する(506)。
【0042】図12は本発明実施例のファイル拡張禁止
手段の処理手順を示すフローチャートである。図12を
用いてファイル拡張禁止手段9の動作を説明する。ファ
イルの拡張を禁止する場合、まず、拡張禁止情報をメモ
リ中にセットする(902)。次に、拡張禁止情報を履歴フ
ァイル23に出力する(904)。ファイルの拡張禁止状態
は、ファイルの割当てを解除した時点で同時に解除す
る。ファイルの割当てを解除する場合(920)、ファイル
の拡張が禁止状態になっていれば(922)、まず、メモリ
中の拡張禁止情報をリセットした後(924)、拡張禁止状
態の解除情報を履歴ファイル23に出力する(926)。そ
の後、ファイルの割当てを解除する(928)。
手段の処理手順を示すフローチャートである。図12を
用いてファイル拡張禁止手段9の動作を説明する。ファ
イルの拡張を禁止する場合、まず、拡張禁止情報をメモ
リ中にセットする(902)。次に、拡張禁止情報を履歴フ
ァイル23に出力する(904)。ファイルの拡張禁止状態
は、ファイルの割当てを解除した時点で同時に解除す
る。ファイルの割当てを解除する場合(920)、ファイル
の拡張が禁止状態になっていれば(922)、まず、メモリ
中の拡張禁止情報をリセットした後(924)、拡張禁止状
態の解除情報を履歴ファイル23に出力する(926)。そ
の後、ファイルの割当てを解除する(928)。
【0043】図13は本発明実施例のファイル拡張中断
検出手段の処理手順を示すフローチャートである。図1
3を用いてファイル拡張中断検出手段10の動作を説明
する。ファイル管理システムが異常終了した後の再開始
処理でのファイルのオープン時、まず、ファイル22の
オープンを行う(1002)。オープン処理が失敗した場合(1
004)、ファイル22をアクセス禁止とし(1006)、拡張フ
ァイル回復手段11により回復する(1008)。オープン処
理が成功した場合(1004)、履歴ファイル23からファイ
ル拡張,完了履歴を入力し(1010)、拡張開始履歴と拡張
完了履歴が対になっていなければ(1012)拡張処理が中断
していると判断し、ファイル拡張禁止手段9によりファ
イル22を拡張禁止状態にする(1014)。
検出手段の処理手順を示すフローチャートである。図1
3を用いてファイル拡張中断検出手段10の動作を説明
する。ファイル管理システムが異常終了した後の再開始
処理でのファイルのオープン時、まず、ファイル22の
オープンを行う(1002)。オープン処理が失敗した場合(1
004)、ファイル22をアクセス禁止とし(1006)、拡張フ
ァイル回復手段11により回復する(1008)。オープン処
理が成功した場合(1004)、履歴ファイル23からファイ
ル拡張,完了履歴を入力し(1010)、拡張開始履歴と拡張
完了履歴が対になっていなければ(1012)拡張処理が中断
していると判断し、ファイル拡張禁止手段9によりファ
イル22を拡張禁止状態にする(1014)。
【0044】図14は本発明実施例の拡張ファイル回復
手段の処理手順を示すフローチャートである。図14を
用いて拡張ファイル回復手段11の動作を説明する。ま
ず、バックアップファイルを新ボリュームにリロードす
る(1102)。次に、バックアップ取得時点以降の履歴情報
を履歴ファイル23の終端まで(1106)順次入力する(110
4)。入力した履歴情報がファイル拡張開始情報の場合(1
108)拡張表示をセットする(1109)。入力した履歴情報が
ファイル拡張完了情報の場合(1110)、拡張表示がセット
されていれば(1111)ファイル22に対して拡張完了スペ
ース量分のファイル拡張及び拡張領域の初期化を行った
後(1112)、拡張表示をリセットする(1113)。一方、拡張
表示がセットされていなければ(1111)、履歴情報エラー
とする(1114)。入力した履歴情報がレコードの更新後情
報であれば(1115)ファイル22に更新後情報を出力する
(1116)。
手段の処理手順を示すフローチャートである。図14を
用いて拡張ファイル回復手段11の動作を説明する。ま
ず、バックアップファイルを新ボリュームにリロードす
る(1102)。次に、バックアップ取得時点以降の履歴情報
を履歴ファイル23の終端まで(1106)順次入力する(110
4)。入力した履歴情報がファイル拡張開始情報の場合(1
108)拡張表示をセットする(1109)。入力した履歴情報が
ファイル拡張完了情報の場合(1110)、拡張表示がセット
されていれば(1111)ファイル22に対して拡張完了スペ
ース量分のファイル拡張及び拡張領域の初期化を行った
後(1112)、拡張表示をリセットする(1113)。一方、拡張
表示がセットされていなければ(1111)、履歴情報エラー
とする(1114)。入力した履歴情報がレコードの更新後情
報であれば(1115)ファイル22に更新後情報を出力する
(1116)。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、ファイルを拡張す
る処理が行われていても、ファイルの拡張前の既存スペ
ース内での業務処理を実行することが可能となる。
る処理が行われていても、ファイルの拡張前の既存スペ
ース内での業務処理を実行することが可能となる。
【0046】さらに、複数のファイルシステム間で共用
されたファイルについても、システム間で矛盾なく自動
拡張できる。
されたファイルについても、システム間で矛盾なく自動
拡張できる。
【0047】さらに、自動拡張されたファイル又は拡張
処理そのものに障害が発生しても、ファイルの回復又は
業務の縮退運転ができる。
処理そのものに障害が発生しても、ファイルの回復又は
業務の縮退運転ができる。
【0048】さらに、ファイルへの大量データの格納処
理、ファイルのつめかえ処理、及びファイルの移行処理
において必要とするファイルの総スペース量の正確な見
積り計算が不要となる。
理、ファイルのつめかえ処理、及びファイルの移行処理
において必要とするファイルの総スペース量の正確な見
積り計算が不要となる。
【図1】本発明実施例の各手段の構成を示す図、
【図2】本発明実施例のファイル拡張情報登録手段の処
理手順を示すフローチャート、
理手順を示すフローチャート、
【図3】本発明実施例のレコード操作手段の処理手順を
示すフローチャート、
示すフローチャート、
【図4】本発明実施例のファイル拡張完了待ち手段の処
理手順を示すフローチャート、
理手順を示すフローチャート、
【図5】本発明実施例の動的ファイル情報整合化手段の
処理手順を示すフローチャート、
処理手順を示すフローチャート、
【図6】本発明実施例のファイル拡張契機検出手段の第
1例の処理手順を示すフローチャート、
1例の処理手順を示すフローチャート、
【図7】本発明実施例のファイル拡張契機検出手段の第
2例の処理手順を示すフローチャート、
2例の処理手順を示すフローチャート、
【図8】本発明実施例のファイル拡張契機検出手段の第
3例の処理手順を示すフローチャート、
3例の処理手順を示すフローチャート、
【図9】本発明実施例のファイル非同期拡張手段の処理
手順を示すフローチャート、
手順を示すフローチャート、
【図10】本発明実施例のファイル拡張情報通知手段の
処理手順を示すフローチャート、
処理手順を示すフローチャート、
【図11】本発明実施例のファイル拡張履歴取得手段の
処理手順を示すフローチャート、
処理手順を示すフローチャート、
【図12】本発明実施例のファイル拡張禁止手段の処理
手順を示すフローチャート、
手順を示すフローチャート、
【図13】本発明実施例のファイル拡張中断検出手段の
処理手順を示すフローチャート、
処理手順を示すフローチャート、
【図14】本発明実施例の拡張ファイル回復手段の処理
手順を示すフローチャート。
手順を示すフローチャート。
1…ファイル拡張情報登録手段,
2…レコード操作手段,
3…ファイル拡張契機検出手段,
4…ファイル非同期拡張手段,
5…ファイル拡張履歴取得手段,
6…ファイル拡張完了待ち手段,
7…ファイル拡張情報通知手段,
8…動的ファイル情報整合化手段,
9…ファイル拡張禁止手段,
10…ファイル拡張中断検出手段,
11…拡張ファイル回復手段,
21…登録簿,
22…ファイル,
23…履歴ファイル,
24…バックアップファイル,
31…業務処理プログラム,
41…入出力バッファ,
42…スペース管理情報,
43…スペース管理情報,
44…入出力バッファ,
51…ファイル拡張情報,
61…プロセス,
62…プロセス,
71…スペース管理情報
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 岩本 孝寿
神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地
日立ソフトウェアエンジニアリング株
式会社内
(72)発明者 山口 浩太
神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地
日立ソフトウェアエンジニアリング株
式会社内
(72)発明者 村形 靖史
神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地
日立ソフトウェアエンジニアリング株
式会社内
(56)参考文献 特開 平2−310726(JP,A)
特開 平2−61732(JP,A)
特開 平3−53350(JP,A)
特開 平2−216556(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 12/00
Claims (6)
- 【請求項1】記憶されたファイルの格納可能範囲を示す
スペース管理情報を記憶し、該スペース管理情報に基づ
いてレコードを該ファイルへ格納するステップと、 予め定められた割り当てスペース量に基づいたファイル
の拡張が必要な場合にファイルの拡張処理中かを判定
し、該ファイルが拡張処理中である場合は該ファイルの
拡張が終了するまで待ち、該ファイルの拡張が終了した
後に該拡張されたファイルの格納可能範囲を示すスペー
ス管理情報を生成し、該ファイルが拡張処理中でない場
合は、前記予め定められた割り当てスペース量に基づい
て該ファイルを拡張して該ファイルの格納可能範囲を示
すスペース管理情報を生成し記憶するステップと、 少なくとも前記ファイル拡張後のスペース管理情報が生
成されるまで、格納位置が前記記憶したスペース管理情
報の範囲内であるレコードを前記記憶したスペース管理
情報に基づいて格納するステップとを有することを特徴
とするファイル管理方法。 - 【請求項2】ファイルの格納可能範囲を示す第1のスペ
ース管理情報を記憶し、該スペース管理情報に基づいて
レコードを該ファイルに格納するレコード格納ステップ
と、 予め定められた割り当てスペース量に基づいた前記ファ
イルの拡張が必要な場合に該ファイルが拡張処理中かを
判定し、該ファイルが拡張処理中である場合は該ファイ
ルの拡張が終了するまで待ち、該ファイルの拡張が終了
した後に該ファイルの格納可能範囲を示す第2のスペー
ス管理情報を生成し、該ファイルが拡張処理中でない場
合は、前記予め定められた割り当てスペース量に基づい
て該ファイルを拡張して該ファイルの格納可能範囲を示
す第2のスペース管理情報を生成するファイル拡張ステ
ップと、 前記第2のスペース管理情報を第1のスペース管理情報
とするファイル拡張情報通知ステップと、 前記ファイル拡張ステップの実行中に、格納位置が前記
第1のスペース管理情報の範囲内であるレコードを前記
第1のスペース管理情報に基づいてファイルへ格納する
レコード操作ステップとを有することを特徴とするファ
イル管理方法。 - 【請求項3】前記ファイル拡張ステップは、前記第1の
スペース管理情報から求めた空きスペース量が予め定め
られたスペース量以下の場合に、予め定められた割り当
てスペース量に基づいて前記ファイルの格納可能範囲を
示す第2のスペース管理情報を生成することを特徴とす
る請求項2記載のファイル管理方法。 - 【請求項4】前記ファイル拡張情報通知ステップは、前
記第1のスペース管理情報を第3のスペース管理情報と
し、前記第2のスペース管理情報を前記第1のスペース
管理情報とし、 前記ファイル拡張ステップは、前記第3のスペース管理
情報が使用されていない場合に、当該第3のスペース管
理情報を解放し、予め定められた割り当てスペース量に
基づいてファイルの格納可能範囲を示す第2のスペース
管理情報を生成することを特徴とする請求項2又は3記
載のファイル管理方法。 - 【請求項5】記憶されたファイルの格納可能範囲を示す
スペース管理情報を記憶し、該スペース管理情報に基づ
いてレコードを該ファイルに格納する手段と、 予め定められた割り当てスペース量に基づいた前記ファ
イルの拡張が必要な場合に該ファイルが拡張処理中かを
判定し、該ファイルが拡張処理中である場合は該ファイ
ルの拡張が終了するまで待ち、該ファイルの拡張が終了
した後に該ファイルの格納可能範囲を示すスペース管理
情報を生成し、該ファイルが拡張処理中でない場合は、
該ファイルが拡張処理中でない場合は、前記予め定めら
れた割り当てスペース量に基づいて該ファイルを拡張し
て該ファイルの格納可能範囲を示すスペース管理情報を
生成して記憶する手段と、 少なくとも前記ファイル拡張後のスペース管理情報が生
成されるまで、格納位置が前記記憶したスペース管理情
報の範囲内であるレコードを前記記憶したスペース管理
情報に基づいて格納する手段とを備えたことを特徴とす
るファイル管理装置。 - 【請求項6】ファイルの格納可能範囲を示す第1のスペ
ース管理情報を記憶し、該スペース管理情報に基づいて
レコードをファイルに格納する手段と、 予め定められた割り当てスペース量に基づいたファイル
の拡張が必要な場合にファイルの拡張処理中かを判定
し、該ファイルが拡張処理中である場合は該ファイルの
拡張が終了するまで待ち、該ファイルの拡張が終了した
後に該ファイルの格納可能範囲を示す第2のスペース管
理情報を生成し、該ファイルが拡張処理中でない場合
は、前記予め定められた割り当てスペース量に基づいて
該ファイルを拡張して該ファイルの格納可能範囲を示す
第2のスペース管理情報を生成するファイル拡張手段
と、 前記第2のスペース管理情報を第1のスペース管理情報
とするファイル拡張情報通知手段と、 前記ファイル拡張手段の動作中に、格納位置が前記第1
のスペース管理情報の範囲内であるレコードを前記第1
のスペース管理情報に基づいてファイルへ格納するレコ
ード操作手段とを備えたこと特徴とするファイル管理装
置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06435291A JP3386823B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | ファイルの管理方法及び装置 |
US07/857,657 US5479655A (en) | 1991-03-28 | 1992-03-26 | Method and system for use in an on-line database system for dynamically expanding a file without suppression of job execution |
DE4210126A DE4210126C2 (de) | 1991-03-28 | 1992-03-27 | Verfahren zur dynamischen Dateierweiterung in einem Online-Datenbanksystem und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
KR1019920005132A KR950006173B1 (ko) | 1991-03-28 | 1992-03-28 | 온라인 데이터베이스시스템의 동적화일확장방법 및 시스템 |
US08/469,997 US5604900A (en) | 1991-03-28 | 1995-06-06 | Method and system for dynamically and asynchronously expanding a file in a on-line database system without suppression of job execution |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06435291A JP3386823B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | ファイルの管理方法及び装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002205000A Division JP2003036189A (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | データ記憶領域管理方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299748A JPH04299748A (ja) | 1992-10-22 |
JP3386823B2 true JP3386823B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=13255773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06435291A Expired - Fee Related JP3386823B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | ファイルの管理方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5479655A (ja) |
JP (1) | JP3386823B2 (ja) |
KR (1) | KR950006173B1 (ja) |
DE (1) | DE4210126C2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US5928638A (en) * | 1996-06-17 | 1999-07-27 | Systemix, Inc. | Methods for gene transfer |
US5893920A (en) * | 1996-09-30 | 1999-04-13 | International Business Machines Corporation | System and method for cache management in mobile user file systems |
US6178429B1 (en) * | 1997-11-26 | 2001-01-23 | Cisco Technology, Inc. | Mechanism for ensuring SCM database consistency on multi-part operation boundaries |
US6996561B2 (en) * | 1997-12-21 | 2006-02-07 | Brassring, Llc | System and method for interactively entering data into a database |
US5999939A (en) * | 1997-12-21 | 1999-12-07 | Interactive Search, Inc. | System and method for displaying and entering interactively modified stream data into a structured form |
US6247024B1 (en) | 1998-09-25 | 2001-06-12 | International Business Machines Corporation | Method and system for performing deferred file removal in a file system |
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US6484224B1 (en) | 1999-11-29 | 2002-11-19 | Cisco Technology Inc. | Multi-interface symmetric multiprocessor |
US6526418B1 (en) * | 1999-12-16 | 2003-02-25 | Livevault Corporation | Systems and methods for backing up data files |
US6847984B1 (en) * | 1999-12-16 | 2005-01-25 | Livevault Corporation | Systems and methods for backing up data files |
US6785679B1 (en) * | 2000-03-29 | 2004-08-31 | Brassring, Llc | Method and apparatus for sending and tracking resume data sent via URL |
US6751635B1 (en) * | 2000-08-18 | 2004-06-15 | Network Appliance, Inc. | File deletion and truncation using a zombie file space |
US6513043B1 (en) | 2000-09-01 | 2003-01-28 | Syntricity, Inc. | System and method for storing, retrieving, and analyzing characterization data |
DE10047505A1 (de) * | 2000-09-18 | 2002-04-04 | Thomas Werner Ind Elektronik | Verfahren und Vorrichtung zur Sicherstellung der Speicherung von Daten |
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