JP2003173625A - ファイル変換方法、ファイル変換装置、及びファイル生成装置 - Google Patents

ファイル変換方法、ファイル変換装置、及びファイル生成装置

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JP2003173625A JP2001369448A JP2001369448A JP2003173625A JP 2003173625 A JP2003173625 A JP 2003173625A JP 2001369448 A JP2001369448 A JP 2001369448A JP 2001369448 A JP2001369448 A JP 2001369448A JP 2003173625 A JP2003173625 A JP 2003173625A
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    • H04N21/85406Content authoring involving a specific file format, e.g. MP4 format

Abstract

(57)【要約】 【課題】MP4ファイルのメタデータ変換時に、メディ
アデータの再コピー処理により処理時間やメモリ消費量
が大きくなる。 【解決手段】MP4ファイルの生成時に、予め登録して
あるメタデータ変換候補情報に基づいて変換後のメタデ
ータサイズの増加分を予測し、その予測増加サイズ分の
フリーデータをメディアデータ部の前に、挿入する。M
P4ファイル変換時には、変換前のメタデータ部と前記
フリーデータ部を、新しいメタデータで上書きすること
で、メディアデータの移動にともなうデータ書き込み処
理を行わずにMP4ファイル変換を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、マルチメディアデータ
の蓄積、データ変換、および配信するための装置に関す
るものであり、特に、MPEG-4ファイルフォーマットによ
るデータ蓄積、変換、および配信方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の、映像や音楽、音声、文字などの
多様なデータを統合的に扱うマルチメディア社会におい
ては、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、電話といった情報
メディアを統合的に扱うために、情報データのデジタル
形式による表現が不可欠となっている。しかし上記情報
メディアの情報量は非常に大きい。例えば、電話品質の
音声の場合、一秒当たり64kビットの情報量が必要であ
るが、TV放送品質の映像の場合、約80Mビットの情報量
が必要となる。すなわちTV画面情報をそのまま通信回線
で送った場合、電話回線1000本分もの通信量が発生する
ことになる。このように、上記情報メディアをデジタル
形式で表現したデータをそのまま扱うことは現実的では
ない。そこで必要となるのが情報圧縮技術である。アイ
エス オー(ISO: International Organization for St
andardization)では、汎用マルチメディア符号化方式
であるMPEG-4の標準化作業を進めており、一秒当たり64
kビット程度で映像を伝送することが可能となってい
る。なお、MPEG-4情報圧縮技術の詳細に関しては、本発
明には直接関係無いため省略する。MPEG-4 Systems(ISO
/IEC 14496-1)では、映像、音響データを一つのデータ
として多重化し、また再生時にこれら映像、音響の同期
をとるための情報を格納するために、MPEG-4コンテンツ
の蓄積用ファイルフォーマット形式として、「MP4ファ
イルフォーマット」が定められている。MP4ファイルフ
ォーマットは、メディアデータ(以降、映像や音響など
の符号化表現データを総称してメディアデータと呼ぶこ
とにする)の再生、交換、管理、編集を容易に行うこと
を目的に設計されている。MP4ファイルは、そのファイ
ルが置かれているシステム(例えばPC)で再生(ローカ
ル再生)されたり、LAN等で用いられるストリーミン
グフォーマットに変換されてストリーミング配信され
る。なお、MP4ファイルフォーマットは特定の伝送系に
依存しない。サーバ上のMP4ファイルではそれぞれの伝
送系に特有の情報を、MP4ファイル内にメタデータとし
て格納する。サーバはメディアデータを伝送する際に、
その伝送系に対応するメタデータ情報を参照して、伝送
に必要な情報を取得することができる。このようにMP4
では、メディアデータと伝送系との独立性を保ちなが
ら、メディアデータを様々な伝送系に送ることができ
る。図2は、MP4ファイルを構成する基本単位である
「Box」の構成を示す図である。個々のBoxは図2
に示すように、自身のBoxのサイズ(バイト数)を示す
sizeフィールド101、Boxの種類を4個の文字列に
より識別するtypeフィールド102、及びBoxの実際
のデータを格納するdataフィールド103から構成され
る。dataフィールドには他のBoxが格納されてもよ
い。このようなBoxの階層構造により、一つのMP4フ
ァイルが構成される。以下、図3〜図7を用いて、基本
的なMP4ファイルの構成を説明する。図3を用いて、MP4
ファイルのメディアデータの構成を説明する。図3(a)
に、1つのメタデータと1つのメディアデータから構成
される単純なMP4ファイルの構成を示す。ここでメタデ
ータとは、メディアデータをデコード、再生するために
必要な情報を格納するデータを意味している。図3(a)
において、MovieBox(以下moov)110は、メタデータ全
体を格納するBoxである。またMediaDataBox(以下mda
t)111は、メディアデータ全体を格納するBoxであ
る。図3(b)はmdat内部の構成を示す図である。mdat内
部は「チャンク(chunk)」と呼ばれるデータ単位の連続
で構成される。図3では音響チャンク(1)AC1、映像チャ
ンク(1)VC1、音響チャンク(2)AC1、映像チャンク(2)VC
2、という順序で、異なるメディア形式のチャンクが交
互に配置された構成の例を示している。チャンクの順序
や、mdat内のチャンク数はMP4ファイルフォーマットで
は規定されない。図3(c)は個々のチャンク内部の構成
を示す図である。個々のチャンクは、同じメディアの種
類の「サンプル(sample)」の連続として構成される。こ
こでサンプルとは、分割可能な最小符号化データ単位で
あり、映像や音響データの1フレームに相当するデータ
単位を表す。図3(c)では、音響チャンク(1)AC1は、音
響サンプル(1)AS1から音響サンプル(A1)ASA1までの連続
として構成された例を示している。同様に、映像チャン
ク(1)VC1は、映像サンプル(1)VS1から映像サンプル(V1)
VSV1までの連続として構成された例を示している。ただ
しMP4ファイルフォーマットでは個々のチャンク内のサ
ンプル数に規定はない。moov内部の構成を図4に示す。
ただし図4中に示されているBoxは、MP4ファイルフォー
マットにおいて必須と定められるBoxのみであり、その
他のBoxもオプショナルとして格納できる場合がある。m
oov110は、ヘッダ情報をMovieHeaderBox(以下mvhd)
150と、複数のTrackBox(以下trak)から構成され
る。ここでtrakとは、MP4ファイルのシーンを構成する
各メディアに関する情報を格納するBoxである。図4で
は、音響データのTrackBox(以下trak)151と、映像デ
ータのtrak152から構成される例を示している。図4
に示すように各trak内には多数のBoxによる階層構造が
形成されている。以下では、各trak(151、152)
に含まれるSampleSizeBox(以下stsz)162、SampleT
oChunkBox(以下stsc)163、およびChunkOffsetBox
(以下stco)164の機能を簡単に説明する。その他のBo
xの詳細は、ISO/IEC 14496-1:2001に詳しいが、本発明
とは直接関連しないので説明を割愛する。stsz162の
詳細を図5に示す。stsz162は各メディアの各サンプ
ルのサイズ(バイト数)情報を格納するBoxであり、mda
t内の所望のデータをアクセスする時に用いられる。sts
z162は前記trak(151、152)にそれぞれ一つ
だけ存在する必須Boxである。stsc163の詳細を図6
に示す。stsc163は各メディアの各チャンクに含まれ
るサンプル情報(サンプル数、およびサンプル記述番
号)を格納するBoxであり、mdat内の所望のデータをア
クセスする時に用いられる。stsc163は前記trak(1
51、152)にそれぞれ一つだけ存在する必須Boxで
ある。stco164の詳細を図7に示す。stco164は各
メディアの各チャンクのファイルオフセット値を格納す
るBoxであり、前記trak(151、152)にそれぞれ
一つだけ存在する必須Boxである。stco164には前記
音響チャンクの総数(図7では、音響チャンクの総数を
仮にMとする)CT1、及びM個の音響チャンクの先頭
オフセット値(CF1〜CFM)が格納されている。ここ
でチャンクの先頭オフセット値とは、チャンクを構成す
るサンプルのうち、先頭サンプルの先頭バイトのオフセ
ット値を意味する。すなわち前記音響チャンクの先頭オ
フセット値(CF1〜CFM)とは、図3で述べた音響
チャンク(AC1、AC2、...)の先頭サンプル
(AS1,ASA1、...)の先頭バイトのオフセッ
ト値である。
【0003】上記のstsz162、stsc163、及びstco
164に格納される情報を用いて、MP4ファイル中のメ
ディアの任意サンプルの位置とサイズ情報を取得するこ
とができる。すなわち、サンプル番号によりあるサンプ
ルが指定された場合、まず前記stsz162内の情報によ
り、指定サンプルのサイズを知ることができる。次に前
記stsc163により、指定サンプルが何番目のチャンク
に属するかを知ることができる。そしてstsz162によ
り、指定サンプルの属するチャンク内の、先頭サンプル
から指定サンプルの直前までのサイズSを知ることがで
きる。そしてstco164により、指定サンプルの属する
チャンクの先頭位置Tが取得できる。前記先頭位置Tと、
前記先頭位置から指定サンプル直前までのサイズSとを
足すことにより、指定サンプルの先頭位置を取得するこ
とができる。上記のように各trak(151、152)内
のstsz162、stsc163、及びstcoを解析すること
で、任意サンプルのファイル上における位置とサイズが
取得でき、任意サンプルデータをファイルから読み出す
ことが可能となる。上記のように、MP4ファイルフォー
マットがISO/IEC 14496-1:2001により規格化されている
が、同規格において定義されるBoxには、上記のよう
な必須Boxだけではなく、必要に応じて用いてもよい
オプショナルBox、あるいはユーザが自由に定義でき
るBox等が存在する。このため、MP4ファイルフォ
ーマット準拠のファイルであっても、サポートされるオ
プショナルBoxが異なることにより、異なるベンダー
のMP4再生装置では正しく再生できない場合がある。
【0004】また、あるアプリケーションにおいてMP
4ファイルフォーマットを用いる場合、そのアプリケー
ション固有の要求を満足するために、MP4ファイルフ
ォーマットにおける必須Boxの他に、そのアプリケー
ション独自の必須Boxを定義し、これを必須Boxと
して追加したファイル仕様を策定するとすることが多
い。すなわちMP4ファイルフォーマット準拠であって
も、仕様によって必須Boxが異なる場合がある。例え
ば、無線によるマルチメディアコンテンツ配信のプラッ
トフォームを実現するために設立されたワイヤレス マ
ルチメディア フォーラム(Wireless Multimedia Foru
m、以下WMF)が定めるストリーミング仕様RTFD(Recomme
nded Technical Framework Document) Version 1.1(以
下RTFD1.1)では、配信サーバにおけるマルチメディア
コンテンツの蓄積フォーマットとしてMP4ファイルフォ
ーマットを採用し、幾つかのオプショナルBoxの使用
を強く推奨し、さらにWMF独自のBoxを必須Boxと
して定義している。図8は、RTFD1.1で定められるMP
4ファイルフォーマットの構成を示す図である。RTFD1.
1では、FileTypeBox(以下ftyp)170が必須Boxとし
て定められている。またRTFD1.1では、moov171内にU
serDataBox(以降、udtaと記す場合がある)172が必ず
存在し、このudta172には、WMF独自定義のBoxで
あるWMFSetSessionAtom(以降、wmfsと記す場合がある)
173と、WMFSetMediaAtom(以降、wmfmと記す場合があ
る)174とが必ず存在する。これらのBoxの詳細につい
てはRTFD1.1を参照されたい。図8に示されているその
他のBox(mdat111、mvhd150、trak151、tr
ak152)については、前記と同様である。上記のよう
に、同じMP4ファイルフォーマット準拠の同じメディ
ア符号化データ(又はmdat)であっても、moovに含まれ
るBox構成が異なる場合がある。このため、あるアプ
リケーション独自の必須Boxが、あるMP4ファイル
内のmoov内に存在しないことにより、このMP4ファイ
ルは、前記アプリケーションにおいて再生できない場合
がある。このような場合、MP4ファイル内のmdatは何
も変更せずに、moovだけを変換(前記アプリケーション
の必須Boxを追加)することで、このMP4ファイル
は前記アプリケーションにより再生可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の技術
では、mdatを変更せずにmoovだけを変更する際、mdatが
moovよりも前にあり、かつ変更後にmoovのサイズが増加
する場合、mdatのファイル上の位置を変更する必要が生
じる。このため、moovを書き込んだ後にmdatを再書き込
みする必要が生じる。図23に上記の、従来のMP4フ
ァイル変換処理の概念図を示す。図23では、moov11
0とmdat111で構成されるMP4ファイルを、ftyp1
70、moov171、mdat111で構成されるMP4ファ
イル(前記RTFD1.1により定められる)に変換する処理
の概念図を示している。上記の変換の際、まずメモリ、
もしくはディスク上に十分なサイズのテンポラリ領域1
80を確保する。そしてftyp170、及びmoov111を
元にしてmoov171を生成し、テンポラリ領域180に
コピーする。次にmdat111を変更せずに、そのままテ
ンポラリ領域180にコピーする。最後に、元のmoov1
10とmdat111とを削除することでMP4ファイル変
換を行う。必要に応じてさらに、上記変換後のMP4フ
ァイルを、テンポラリ領域180から指定領域に移動す
る処理を行う。MP4ファイルとして符号化されたシーン
の持続時間が長くなるとmdatのサイズが膨大となる。そ
のため、mdatの再書き込みによる処理時間は膨大となる
問題があった。またmoov変換前のmdatを一時的にコピー
しておくためのテンポラリ領域が必要となるため、この
テンポラリ領域に要するメモリサイズも膨大となる問題
があった。また上記のようにmdatのファイル上の位置を
変更する必要が生じると、moov内のstcoを書き換える必
要が生じる。このためMP4ファイルのシーン持続時間が
長くなると、stcoの書き換え処理に要する時間も大きく
なる問題があった。本発明の目的は、上記の事情を鑑み
なされるものであり、マルチメディアデータファイル、
特にMP4ファイルフォーマットにおけるメタデータフ
ォーマット(moov)変換によるファイル変換処理を効率良
く、かつ少ないメモリ領域で実現するための蓄積装置、
およびファイル変換装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の蓄積装置では、メディアデータ部の前に、
自由に上書きが可能で、かつ読み出しが行われないフリ
ーデータを挿入する手段を供えることを特徴とする。こ
のような特徴により、メタデータ変換後に、メタデータ
サイズが変化した場合でも、フリーデータの上書きや、
フリーデータの追記を行うことで、メディアデータの位
置を変化させなくてもすむため、メタデータフォーマッ
ト変換にともなうメディアデータの一時コピーや再書き
込み処理が不要となる。さらに本発明の蓄積装置では、
上記フリーデータのサイズを決定するために、メタデー
タ変換の候補に関する情報を、装置内部に蓄積しておく
ことを特徴とする。このような特徴により、変換後のメ
タデータサイズがほぼ予測できるため、予測されるサイ
ズよりも大きなサイズのフリーデータを挿入しておくこ
とで、メタデータ変換後にフリーデータの上書きだけで
済むことが、高い確率で保証される。また、本発明のデ
ータ変換装置では、変換されるファイルから、前記メデ
ィアデータよりも前のデータサイズを検出し、メディア
データよりも前のデータを上書き変更することを特徴と
する。このような特徴により、メディアデータの位置を
変化させずに、メタデータフォーマットの変換が可能と
なるため、メタデータフォーマット変換にともなうメデ
ィアデータの一時コピーや再書き込み処理が不要とな
る。さらに、本発明のデータ変換装置では、メタデータ
変換の候補に関する情報を、データ変換装置内部に蓄積
しておくことを特徴とする。
【0007】また本発明のデータ変換装置では、変換さ
れるファイルから検出された、メディアデータよりも前
のデータサイズが、ファイル変換後の、メディアデータ
よりも前のデータサイズよりも大きいかどうかを判定す
ることを特徴とする。この特徴により、実際にファイル
変換を行う前に、挿入されたフリーデータの上書きする
ことでファイル変換が可能であるかどうかを判定し、上
書き可能なサイズが不足する場合であっても対策処理を
行うことが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。図9は、本発明の第1の実施例
によるMP4ファイル生成装置501の構成を示したブ
ロック図である。MP4ファイル生成装置2001内で
は、映像データ200vと音響データ200aは、エンコ
ード処理201においてそれぞれ符号化され、映像符号
化データ202vと音響符号化データ202aがそれぞれ
出力される。映像符号化データ202vと音響符号化デ
ータ202aは、ファイル蓄積処理203によりMP4
ファイル204として蓄積される。図1は、MP4ファ
イル蓄積装置501におけるエンコード処理201とフ
ァイル蓄積処理203の詳細を示すブロック図である。
映像データ200vと音響データ200aは、エンコード
処理201内の映像符号化処理20と音響符号化処理2
1においてそれぞれ圧縮符号化される。圧縮符号化され
た映像符号化データ202vと音響符号化データ200a
は、ファイル蓄積処理203内のmdat生成処理24に送
られ、mdat111が生成される。また生成されたmdat1
11の内部構成情報220(トラック数、サンプル数、
サンプルサイズ、チャンク数、チャンク内のサンプル数
など)はmoov生成処理26に送られ、moov110が生成
される。本発明の第1の実施例のファイル蓄積装置で
は、freeサイズ決定処理224において、MP4ファイル
生成時に挿入するfreeサイズ221を決定する。ここで
freeとは、MP4ファイルフォーマットにおいてフリーデ
ータを書き込むために定められるFreeSpaceBoxを意味す
る。以降、このFreeSpaceBoxによるフリーデータ領域を
freeと記す。freeサイズ決定処理224の詳細は後述す
る。free生成処理25では、前記freeサイズ221のfr
ee222を作成する。ファイル生成処理27では前記md
at111、前記moov110、及び前記free222を元
に、図10に示すようなfree222がmdat111よりも
前に配置された形のMP4ファイル204を生成し、蓄
積する。図11は、freeサイズ決定処理224の詳細を
示すブロック図である。freeサイズ決定処理224は、
moov変換候補情報記憶部22と、最大moov増加サイズ推
定処理250とから成る。moov変換候補情報記憶部22
には、moov生成処理26によって生成されたmoov110
が将来変換される可能性がある(そしてその変換処理を
軽減したい)moovに関する情報を複数記憶しておく領域
である。ここでいう変換とは、例えばmoov110がISO/
IEC 14496-1:2001で規定される必須Boxのみで構成さ
れるMP4ファイルであり、このMP4ファイルを前記WMFが
定める配信方式に従うようなMP4ファイルに変換した
い場合に、mdat111は変更せずに、moov110だけを
WMFが定めるmoov171に書き換えることで、MP4
ファイルをWMFに対応させるための処理である。moov
変換候補情報記憶部22の詳細は後述する。最大moov増
加サイズ推定処理250は、moov変換候補情報記憶部2
2と、moov生成処理26によって生成されたmoov110
に関する情報223とから、最大moov増加サイズの推定
値を求める処理である。ここで最大moov増加サイズと
は、moov変換候補情報記憶部22に格納されている複数
のmoov変換候補のうち、現moov111よりも最もサイズ
の増加分が大きい値を意味する。最大moov増加サイズ推
定処理250では、このmoov増加サイズの推定値をfree
サイズ221として出力する。最大moov増加サイズ推定
処理250の詳細は後述する。moov変換候補情報記憶部
22には複数のmoov変換候補情報が蓄積されている。図
12は、moov変換候補情報記憶部22の詳細を説明する
ための図である。moov変換候補情報記憶部22には、mo
ov変換候補に関する情報(MV1、MV2、MV3)が
候補の数(図12では、候補数を3としている)だけ記
憶されている。図12では例として1番目のmoov変換候
補情報MV1を、図8で示したWMFフォーマット(RTFD
1.1)としている。MV1には最低限、RTFD1.1における
必須Boxの種類や予測されるサイズ(固定サイズのB
oxである場合にはそのサイズ)が記述されている。図
12の例の場合、moov変換候補情報MV1により、WMF
フォーマットでは少なくとも72バイト分の必須Boxが
存在することがわかる。moov変換候補情報記憶部22
は、最大moov増加サイズ推定処理250からの要求に応
じて、moov変換候補情報MV1、MV2、MV3のいず
れかをmoov変換候補情報252として出力する。図13
は、最大moov増加サイズ推定処理250の一例を示すフ
ローチャートである。最大moov増加サイズ推定処理25
0では、まず最大サイズ増加量を記憶するための変数D
MAXを初期化(DMAX=0)する(ステップ140
0)。次に、moov変換候補情報記憶部22の中で、未処
理のmoov変換候補が存在するかどうかを判定する(ステ
ップ1401)。もしも未処理のmoov変換候補が存在し
ない場合は、変数DMAXの値を出力して終了する。も
しも未処理のmoov変換候補が存在する場合、そのmoov変
換候補情報252を、moov変換候補情報記憶部22に要
求して取得し、そのmoov変換候補のmoov増加サイズを推
定し(240)、推定増加サイズDを得る。moov増加サ
イズ推定処理240の詳細は後述する。そして前記推定
増加サイズDと前記最大値変数DMAXとを比較(ステ
ップ1402)し、DMAX < Dである場合のみ、D
MAXをDで置き換える(ステップ1403)。そして
処理P1401へ戻る。上記の処理により、最大値変数
DMAXには全moov変換候補のサイズ増加量の最大値が
記憶される。図14は、前記moov増加サイズ推定処理2
40の一例を示すフローチャートである。moov増加サイ
ズ推定処理240ではまず、サイズ増加量を記憶するた
めの変数Dを初期化(D=0)する(ステップ120
1)。次に、未処理の必須Boxがmoov変換候補内にあ
るかないかを調べる(ステップ1202)。もしも未処
理の必須Boxが無い場合、現在の変数Dをmoovの推定
増加サイズとし、処理240を終了する。もしも未処理
の必須Boxがある場合、次にこの必須Boxが現moov
111に存在するかどうかを調べる(ステップ120
3)。処理ステップ1203は前記moov情報223に基
づいて行われる。もしも存在した場合は、処理ステップ
1202に戻る。もしも存在しない場合には、変数D
に、前記必須Boxの予測サイズを加算し(ステップ1
204)、処理1202に戻る。ここで前記必須Box
予測サイズは、前記moov変換候補情報252から取得さ
れる。以上に述べたファイル蓄積処理203により、本
発明の第1の実施例によるMP4ファイル生成装置50
1では、将来のmoov変換処理を考慮して上書き可能なフ
リーデータを挿入したMP4ファイル204を生成、蓄
積することが可能となる。図15は、本発明の第2の実
施例によるMP4ファイル変換装置511の構成を示す
ブロック図である。MP4ファイル変換装置511で
は、第1の実施例によるMP4ファイル生成装置501
により生成されたMP4ファイル204を、moov変換処
理205においてmoov110のみを変換し、変換ファイ
ル206を出力する。図16を用いてmoov変換処理20
5の詳細を説明する。図16は、moov変換処理205の
処理の一例を示すフローチャートである。moov変換処理
205では、まず入力されたMP4ファイル204内を
解析し、上書き可能なデータサイズWSを取得する(ス
テップ1600)。本発明の第1の実施例では上書き可
能なデータサイズWSは、前記freeサイズ221とmoov
110のサイズとの和に等しいものとする。次に、moov
110を元に変換後のmoov171とftyp170を生成す
る(ステップ1601)。本発明の第1の実施例では、
moov変換候補205における変換候補として、前記WMF
がストリーミング配信形式として定めるMP4ファイル
フォーマットに従うものとする。次に、生成されたmoov
171とftyp170とを合わせたメタデータサイズが、
前記上書き可能サイズWSよりも大きいかどうかを判定
する(ステップ1603)。もしも前記メタデータサイ
ズが上書き可能サイズWS以下の場合、前記ftyp170
とmoov171を、MP4ファイル204の先頭から上書
きしてコピーし(ステップ1604)、上書きされたmo
ov171の直後から、MP4ファイル204内にあるmd
at111の直前までのデータをfree260に変更し(ス
テップ1605)、moov変換処理205を終了する。こ
のとき生成される、変換後のMP4ファイル206は図
17に示すような構成となる。同図には比較のため、図
10の、変換前のMP4ファイル204を示している。
図17中において、変換後のMP4ファイル206内の
free260は、変換前のMP4ファイル204内のfree
222に比べ、基本的にfreeのサイズは異なる(サイズ
が変わらない場合もある)。図17に示すように、変換
前のMP4ファイル204と変換後のMP4ファイル2
06において、mdat111の書き込み位置は変更されな
いため、mdat111をコピーする処理が不要となる。従
って後述するように、ファイルの書き込み処理や、コピ
ーのための一時的メモリ領域の確保が不要となる。さら
に、後述するように、mdat111内のチャンク位置情報
を示す、stco164を書き換える処理も不要となる。こ
のことにより、効率よくMP4ファイルフォーマットの
変換を行うことが可能となる。一方、もしも前記メタデ
ータサイズが上書き可能サイズWSよりも大きい場合、
前述のようにMP4ファイル204内のmdat111の先
頭よりも前の位置に、前記ftyp170とmoov171を上
書きすることができない。この場合、mdat111の位置
を変更する処理が必要になるため、mdat111を一時的
にコピーしておくための領域が必要となる。しかしmdat
111のサイズが大きい時は、このような一時的なコピ
ー領域を確保することが難しい場合があるため、次に前
記一時的コピー領域を確保して、moov変換をおこなうこ
とができるかどうかを判定する(ステップ1606)。
もしも変換不可能であれば、変換を行わずに、処理20
5を中止する旨のメッセージを出力し、処理205を終
了する。もしも変換可能であれば、前述した一時的なコ
ピー領域を確保し、この領域にmdat111をコピーする
(ステップ1607)。次に、前記ftyp170とmoov1
71を、MP4ファイル204の先頭から上書きしてコ
ピーし(ステップ1608)、別領域にコピーしてあっ
たmdat111をmoov171の直後に上書きコピーする
(ステップ1609)。さらに、変換後のMP4ファイ
ル206では変換前のMP4ファイル204と比較し
て、mdat111の先頭位置が移動するため、moov171
内のstco164を書き換える(ステップ1610)こと
で、moov変換処理205を終了する。このとき生成され
るMP4ファイル206の構成を図18に示す。上述の
ように、変換前のMP4ファイル204内の上書き可能
な領域が不足する場合、mdat111の移動処理が必要と
なるため、一時的なコピー領域の確保、及びその領域へ
のmdat111の書き込み処理を要する。またmdat111
の移動処理の後に、stco164の書き換え処理も要す
る。このためmdat111のサイズが大きくなると、上記
の処理量が増すため、MP4変換処理が非効率となる。
従って、将来のmoov変換処理を考慮すると、MP4ファ
イル204に挿入されている上書き可能領域のサイズは
大きい方が望ましい。本発明の第3の実施例は、第1の
実施例の変形例として、ファイル蓄積処理203内の最
大moov増加サイズ推定処理250において、moov変換候
補情報記憶部22に記憶されている変換候補の中の一つ
(あるいは複数)を外部から指定する手段を有し、指定
された変換候補の増加サイズを処理240によって推定
し、この推定値をfreeサイズ221として出力するMP
4ファイル蓄積装置である。本発明の第4の実施例は、
第1の実施例の変形例として、ファイル蓄積処理203
内のmoov増加サイズ推定処理240において、変換候補
のmoov内の必須Boxだけではなく、オプショナルBo
xの予測されるサイズについても増加サイズの推定に加
算する機能を備えるファイル蓄積装置である。本発明の
第5の実施例は、第1の実施例の変形例として、ファイ
ル蓄積処理203内のmoov増加サイズ推定処理240に
おいて、変換前MP4ファイル204のmoov110のう
ち、変換後のmoov171に含まれないBox(まとめて
Uと記す)のサイズの総和を、推定増加サイズDから減
算する機能を備えるファイル蓄積装置である。第5の実
施例では、前記Box群Uを格納する親Box、さらに
この親Boxを格納する親Boxのサイズや構成が変換
後に異なるため、これらの親Boxのサイズや構成を変
換する処理を併せて行う。前記第5の実施例により、増
加サイズの推定をより厳密に行うことが可能となるた
め、必要サイズ以上のfreeサイズを設定することを防ぐ
ことができる。本発明の第6の実施例によるMP4ファ
イル配信装置521の構成を図19に示す。MP4ファ
イル配信サーバ521は、第1の実施例によるMP4フ
ァイル生成装置511と、第2の実施例による複数のM
P4ファイル変換装置(511、512)と、それぞれ
のファイル変換装置に対応する複数の配信装置(20
7、212)を備えることを特徴とする。MP4ファイ
ル配信サーバ521では、MP4ファイル生成装置50
1で生成されたMP4ファイル204を、moov変換処理
205においては配信処理207に対応するMP4ファ
イル206を生成し、moov変換処理209において、他
方の配信処理212に対応するMP4ファイル211を
生成し、それぞれ配信装置207、212においてそれ
ぞれの配信形態に応じた処理が施され、配信ストリーム
208、及び213として配信される。本発明の第6の
実施例の構成により、あるフォーマットのMP4ファイ
ル204を複数の配信フォーマットに変換して送ること
が可能となる。moov変換処理209は、moov変換処理2
05と比べて変換後のmoovのフォーマットが異なってい
る以外、処理の流れは基本的に同じである。本発明の第
7の実施例は、第1の実施例のファイル蓄積装置で生成
されたMP4ファイル204を、ネットワーク1を介し
て受信し、ネットワーク2へ配信するための形態に従う
ように、MP4ファイル206に変換し、配信するゲー
トウェイ装置である。図20は、第7の実施例のゲート
ウェイ装置におけるゲートウェイ処理300の構成を示
すブロック図である。ゲートウェイ処理300における
各処理(205、207)は第1の実施例と同じであ
る。本発明の第8の実施例は、第1の実施例のファイル
蓄積装置で生成されたMP4ファイル204を、ネット
ワークを介して受信し、自身で再生可能なMP4ファイ
ルフォーマット206に変換し、再生する機能を備える
MP4受信端末装置である。図21は、第6の実施例の
受信端末装置における内部処理401の構成を示すブロ
ック図である。ネットワーク1を介して受信されるMP
4ファイル204は、moov変換処理205において、こ
の受信端末で再生可能なMP4ファイル206に変換さ
れる。変換されたMP4ファイル206は、MP4デコ
ード処理400においてデコードされ、適切なタイミン
グで映像データ402と音響データ403が出力され、
それぞれ映像・音響出力装置404によってユーザに提
示される。moov変換処理205における処理は第1の実
施例と同じである。本発明の第9の実施例は、第1の実
施例の変形例として、外部からの入力やファイルダウン
ロード等により、moov変換候補情報記憶部22内のmoov
変換候補情報を追加、削除、および更新して記憶する機
能を備えるMP4ファイル蓄積装置である。図22に、
第9の実施例のMP4ファイル蓄積装置における、moov
変換候補情報を追加、削除、および更新するためのユー
ザインタフェースの一例を示す。第9の実施例では、mo
ov変換候補情報記憶部22内部の情報を変更する場合、
まず画面601に示すようなメニュー画面を表示し、ユ
ーザに変換候補の変更内容の選択を促す。ここでユーザ
が、画面601において“1. 変換候補の新規登録”を
選択すると、第9の実施例では次に画面602に示すメ
ニュー画面を表示し、新規登録する変換候補の登録方法
の選択を促す。画面602では登録方法として、“1.
手入力”、“2. プロファイル参照”、及び“MP4フ
ァイル参照”を選択肢として提示している。ここでユー
ザが変換候補の登録方法を“1. 手入力”と選択する
と、第9の実施例では次に画面603に示すメニュー画
面を表示し、新規登録名、新規登録Box情報の入力状
態に遷移する。画面603では新規登録Box情報とし
て、新規登録Box名、新規登録Boxを直接格納する
親Box名、および新規登録Boxの推定サイズ(バイ
ト数)とを入力情報としている。複数のBoxを登録す
る場合は、画面603を繰り返し表示して登録Box情
報の入力を複数回行う。第9の実施例では上記のように
入力された新規登録Box情報を、moov変換候補情報記
憶部22に登録する。画面602においてユーザが“2.
プロファイル参照”を選択した場合は、第9の実施例
では、所定のフォーマットに従って記述されたmoov変換
候補情報を入力元とする。前記入力元の媒体としてはデ
ィスク上のファイルや、フラッシュメモリ上のデータな
どを用いることができる。画面602においてユーザが
“3. MP4ファイル参照”を選択した場合は、第9の
実施例では、指定されたMP4ファイル内に存在するB
ox情報を一括登録する。このファイル参照による登録
機能により、ユーザの手入力による登録処理の負担が軽
減される。上記の第9の実施例のMP4ファイル蓄積装
置により、MP4ファイルの蓄積装置は常に新しいMP
4ファイル形式を変換候補情報として格納し、それらの
形式に容易に変換できるように、上書き可能なフリーデ
ータを挿入したMP4ファイル204を生成、蓄積する
ことが可能となる。
【0009】本発明の第10の実施例は、第1の実施例
の変形例として、freeサイズ決定処理224において、
外部からfreeサイズを指定する機能を備え、前記指定さ
れたサイズをfreeサイズ221として出力する機能を備
えるファイル蓄積装置である。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、マルチメディアコンテ
ンツの蓄積ファイル(特にMP4ファイル)を、アプリ
ケーション用途に応じて変換する際に、MP4ファイル
の大部分を占めるメディアデータ部(mdat)の再書き込
み処理や、再書き込みのためのメモリ領域などを行わず
に、メディアデータ部よりも前のメタデータ部(moov)
のみを上書きするだけで行うことが可能となる。従って
処理量、所要メモリ量の点で、効率的なMP4ファイル
変換が可能となる。また、メディアデータ部のファイル
位置が変更されないため、moov内のファイルオフセット
情報(stco)を変更する処理が不要となる。このことに
より、ファイルオフセット情報を解析、上書きする機能
が不要となるため、実装に有利であるだけでなく、さら
に処理量の面でも効率的なMP4ファイル変換が可能と
なる。本発明は、配信サーバ装置やゲートウェイ装置に
おける配信フォーマットの変換、ファイル再生装置にお
けるファイルフォーマット変換やファイルのバージョン
アップなど、ファイル変換が必要なあらゆる装置、用途
において適用可能である。特にPDAや携帯電話など、
演算能力や利用可能メモリ量に制限のある小型携帯端末
において、一つのファイル再生機能のみで、複数のファ
イルフォーマットやファイルフォーマットのバージョン
アップに対応することができるため非常に効果的であ
る。また配信サーバにおいて少ない処理量でのファイル
変換が可能となるため、一つの蓄積ファイル形式でコン
テンツを保存しておくだけで複数の配信形態に対応する
ことができる。このことにより、サーバにおけるコンテ
ンツ蓄積のための容量が節約できるだけでなく、一つの
ファイル形式の流通範囲が拡大するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるMP4ファイル生
成装置を示すブロック図。
【図2】従来のMP4ファイルの基本単位であるBox
の構成を示すブロック図。
【図3】従来のMP4ファイルのmdatの構成を示すブロ
ック図。
【図4】従来のMP4ファイルのmoovのBox構成を示
すブロック図。
【図5】従来のMP4ファイルのstszの構成を示すブロ
ック図。
【図6】従来のMP4ファイルのstscの構成を示すブロ
ック図。
【図7】従来のMP4ファイルのstcoの構成を示すブロ
ック図。
【図8】従来のWMF(RTFD1.1)が定めるMP4ファイル
のBox構成を示すブロック図。
【図9】本発明の第1の実施例によるMP4ファイル生
成装置の構成を示すブロック図。
【図10】本発明の第1の実施例によるMP4ファイル
生成装置により生成されるMP4ファイルの構成を示す
ブロック図。
【図11】本発明の第1の実施例によるMP4ファイル
生成装置における、freeサイズ決定処理の詳細を示すブ
ロック図。
【図12】本発明の第1の実施例によるMP4ファイル
生成装置における、moov変換候補情報記憶部の説明図。
【図13】本発明の第1の実施例によるMP4ファイル
生成装置における、moov変換後の増加サイズの最大値を
推定する処理の詳細を示すフローチャート。
【図14】本発明の第1の実施例によるMP4ファイル
生成装置における、moov変換後の増加サイズを推定する
処理の詳細を示すフローチャート。
【図15】本発明の第2の実施例によるMP4ファイル
変換装置の構成を示すブロック図。
【図16】本発明の第2の実施例によるMP4ファイル
変換装置における、moov変換処理の詳細を示すフローチ
ャート。
【図17】本発明の第2の実施例によるMP4ファイル
変換装置による変換前と変換後のMP4ファイルの構成
を示すブロック図(変換後のメタデータサイズが、変換
前の上書きサイズよりも小さい場合)。
【図18】本発明の第2の実施例によるMP4ファイル
変換装置による変換前と変換後のMP4ファイルの構成
を示すブロック図(変換後のメタデータサイズが、変換
前の上書きサイズよりも大きい場合)。
【図19】本発明の第1の実施例による配信サーバ装置
の処理構成を示すブロック図。
【図20】本発明の第7の実施例によるゲートウェイ装
置における処理の詳細を示すブロック図。
【図21】本発明の第8の実施例によるMP4ファイル
受信再生装置の構成を示すブロック図。
【図22】本発明の第9の実施例によるMP4ファイル
蓄積装置によるメニュー画面の例を示す図。
【図23】従来技術によるMP4ファイル変換処理の概
念図。
【符号の説明】
24・・・mdat生成処理、 25・・・free生成処理、
26・・・moov生成処理、 200a・・・入力音響
データ、 200v・・・入力映像データ、 203・
・・ファイル蓄積装置、 204・・・MP4ファイル
(変換前)、 205・・・moov変換処理、 206・
・・MP4ファイル(変換後)、 224・・・freeサ
イズ決定処理、 240・・・moov変換後の増加サイズ
推定処理、250・・・moov変換後の最大増加サイズ推
定処理、 501・・・MP4ファイル生成装置、 5
11・・・MP4ファイル変換装置、 521・・・M
P4ファイル配信サーバ、 240・・・moov変換後の
増加サイズ推定処理、 250・・・moov変換後の最大
増加サイズ推定処理。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像、音響を含むメディアデータと、前記
    メディアデータよりも前に位置しデジタルデータを再生
    するために必要な情報を含むメタデータとを含んだファ
    イルを生成するファイル生成装置において、前記メディ
    アデータと前記メタデータとの間に、フリーデータを挿
    入してファイルを生成することを特徴とするファイル生
    成装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のファイル生成装置におい
    て、前記メタデータには、メディアデータの位置情報を
    含むことを特徴とするファイル生成装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のファイル生成装置におい
    て、挿入されるフリーデータのサイズを外部から指定す
    る手段を有するファイル生成装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のファイル生成装置におい
    て、複数のファイル変換方式に関する情報を格納してお
    き、要求された前記ファイル変換方式に関する情報を出
    力する手段を有することを特徴とするファイル生成装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のファイル生成装置におい
    て、前記ファイル変換方式に関する情報に基づいて、前
    記上書き可能なフリーデータサイズを決定する手段をさ
    らに有することを特徴とするファイル生成装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載のファイル生成装置におい
    て、前記ファイル変換方式を指定する手段をさらに有す
    ることを特徴とするファイル生成装置。
  7. 【請求項7】請求項4に記載のファイル生成装置におい
    て、前記ファイル変換方式を外部から新たに登録する手
    段を有することを特徴とするファイル生成装置。
  8. 【請求項8】請求項5に記載のファイル生成装置におい
    て、変換前のファイルに存在せず、かつ変換後のファイ
    ルに必須であるデータのサイズCを算出する手段と、前
    記算出サイズCのフリーデータを挿入する手段を有する
    ことを特徴とするファイル生成装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のファイル生成装置におい
    て、変換前のファイルに存在し、かつ変換後のファイル
    に不要なデータを削除する手段と、前記削除処理により
    影響が及ぶ他データの内容を更新する手段を有すること
    を特徴とするファイル生成装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のファイル生成装置にお
    いて、変換前のファイルに存在し、かつ変換後のファイ
    ルに存在しないデータのサイズDを算出する手段と、前
    記算出サイズCから前記算出サイズDを減算したサイズ
    Eのフリーデータを挿入する手段を有することを特徴と
    するファイル生成装置。
  11. 【請求項11】映像、音響を含むメディアデータと、前
    記メディアデータより前に位置しデジタルデータを再生
    するために必要な情報を含むメタデータとを含んだファ
    イルを入力する入力部と、前記メディアデータより前の
    部分を上書きする変換処理部と、変更処理したファイル
    を出力する出力部とを備えたことを特徴とするファイル
    変換装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の変換処理部は、変換
    前のファイルにおける、メディアデータよりも前の第1
    のデータサイズと、変換後のファイルにおける、メディ
    アデータよりも前の第2のデータサイズとを比較する手
    段を有することを特徴とするファイル変換装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載のファイル変換装置に
    おいて、前記第1のデータサイズが前記第2のデータサ
    イズ以上である場合に、上書き変更することを特徴とす
    るファイル変換装置。
  14. 【請求項14】請求項12に記載のファイル変換装置に
    おいて、前記第1のデータサイズが前記第2のデータサ
    イズよりも小さい場合に、前記メディアデータを一時的
    に記憶してできるかどうかを判断し、前記判断により記
    憶が不可と判断された場合に、変換処理の中止の旨を示
    すメッセージを出力して変換処理を中止する手段と、前
    記判断により記憶が可能と判断された場合に、前記メデ
    ィアデータを一時的にコピーする手段と、元のメディア
    データを前記変換後のメディアデータよりも前のデータ
    により上書き変更する手段と、前記一時的にコピーした
    メディアデータを前記上書き変更されたデータの直後に
    格納する手段と、前記メタデータ内のメディアデータの
    位置情報を上書き変更する手段を有することを特徴とす
    るファイル変換装置。
  15. 【請求項15】映像、音響を含むメディアデータと前記
    メディアデータより前に位置しデジタルデータを再生す
    るために必要な情報を含むメタデータとを含んだファイ
    ルを入力し、入力された前記メディアデータよりも前の
    第1のデータサイズと、変換後のファイルにおけるメデ
    ィアデータよりも前の第2のデータサイズとを比較し、
    該比較結果に基づき前記メディアデータより前の部分を
    上書き変換し、変換処理したファイルを出力することを
    特徴とするファイル変換方法。
  16. 【請求項16】請求項15に記載のファイル変換方法に
    おいて、前記第1のデータサイズが前記第2のデータサ
    イズ以上である場合に、上書き変更することを特徴とす
    るファイル変換方法。
  17. 【請求項17】請求項15に記載のファイル変換装置に
    おいて、前記第1のデータサイズが前記第2のデータサ
    イズよりも小さい場合に、前記メディアデータを一時的
    に記憶してできるかどうかを判断し、前記判断により記
    憶が不可と判断された場合には、変換処理の中止の旨を
    示すメッセージを出力して変換処理を中止し、前記判断
    により記憶が可能と判断された場合は、前記メディアデ
    ータを一時的にコピーし、元のメディアデータを前記変
    換後のメディアデータよりも前のデータにより上書き変
    更し、前記一時的にコピーしたメディアデータを前記上
    書き変更されたデータの直後に格納するし、前記メタデ
    ータ内のメディアデータの位置情報を上書き変更するこ
    とを特徴とするファイル変換方法。
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