JP2000339855A - データ記憶システム - Google Patents

データ記憶システム

Info

Publication number
JP2000339855A
JP2000339855A JP11144220A JP14422099A JP2000339855A JP 2000339855 A JP2000339855 A JP 2000339855A JP 11144220 A JP11144220 A JP 11144220A JP 14422099 A JP14422099 A JP 14422099A JP 2000339855 A JP2000339855 A JP 2000339855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
compression
dvd
storage
ram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11144220A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Tomokane
武郎 友兼
Taisuke Kaneda
泰典 兼田
Kazuaki Tanaka
和明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11144220A priority Critical patent/JP2000339855A/ja
Publication of JP2000339855A publication Critical patent/JP2000339855A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のデータ圧縮機能を備えないデータ保存を
おこなうアプリケーションに手を加えることなく、圧縮
したデータをテープエミュレータデバイスドライバで制
御されているディスク媒体記憶装置に読書きできるデー
タ圧縮記憶システムを提供する。 【解決手段】データ圧縮テープエミュレータデバイスド
ライブ103にデータ圧縮をおこなうデータ圧縮・伸張
モジュール303と非圧縮データや圧縮データをバッフ
ァリングするためのバッファ306,307とそれらバ
ッファを制御するバッファ制御モジュール302を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に接
続する記憶装置に関し、特に可搬媒体を用いたランダム
アクセスができる記憶装置において、記憶するデータを
圧縮してから記憶するシステムを提供する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムに使用される記憶
装置は、大きく2つのタイプに分けることができる。1
つは記憶媒体(メディア)をドライブ(駆動装置、読書き
ヘッド、制御回路、信号処理装置などを含む)から着脱
できる記憶装置(リムーバブル記憶装置)と、もう1つは
記憶媒体を着脱できない記憶装置である。記憶装置を着
脱できる記憶装置としては、テープ装置、フロッピーデ
ィスク装置や、光磁気ディスク装置(MO: Magneto Optic
al)、CD−ROM装置(CD-ROM: Compact Disk Read On
ly Memory)、DVD−RAM装置(DVD-RAM: Digital Ve
rsatile Disk Random Accesses Memory)などがあり、着
脱できない記憶装置としてハードディスク装置(HD: Har
d Disk)などがある。
【0003】従来は、コンピュータのバックアップやデ
ータ保存の目的でテープ装置が多く用いられてきた。テ
ープ装置は、帯状の記憶媒体(テープ)を使用し、テー
プの先頭から順にデータを追記して記憶する。また、テ
ープには記憶するデータの記憶単位のサイズに制限がな
いため、テープ装置内にデータ圧縮装置を設けて記憶す
るデータをドライブ内で圧縮し、テープに圧縮後のデー
タを追記していくことができた。この圧縮によって、テ
ープの容量増大、記憶時間の短縮などの効果が望める。
【0004】しかし、テープ装置にはテープにデータが
シーケンシャルに格納されるため、ランダムアクセスが
できないという問題があった。そのため近年では、光磁
気ディスク装置やDVD−RAM装置のような、ディス
ク状の可搬媒体の半径方向にヘッドが移動してデータを
読書きする記憶装置(以下、ディスク媒体記憶装置と称
する)が用いられるようになった。ディスク媒体記憶装
置では、記憶媒体があらかじめ定められた固定サイズの
ブロックごとに区切ってフォーマットされており、コン
ピュータは記憶媒体内のデータ読書きブロック位置を直
接指定してディスク媒体記憶装置とやり取りするためラ
ンダムアクセスすることができる。よって、コンピュー
タとディスク媒体記憶装置間のデータ読書きサイズは、
必ず記憶媒体のブロック単位のサイズで行われる。しか
し、固定サイズでの読書きはこれまでテープでおこなわ
れていた可変長のデータの記憶と異なるため、テープ装
置を対象としたデータ保存アプリケーションがディスク
媒体記憶装置には使えなくなるという問題があった。こ
れを解決するために、コンピュータのディスク媒体記憶
装置をテープ装置に見せかけて使用するためにテープエ
ミュレートデバイスドライバが用いられてきた。テープ
エミュレートデバイスドライバを使用するとこれまでテ
ープ装置に用いてきたアプリケーションを変更すること
なく使用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】データ圧縮は記憶装置
の容量を増やし、記憶装置での読書きの時間を減らすに
は有効な手段である。上述したように、テープ装置では
データ圧縮をテープ装置内でおこなうことができた。し
かし、ディスク媒体記憶装置では、コンピュータが記憶
媒体内のデータ読書き位置のブロックをあらかじめ指定
し、ブロックサイズと同じサイズのデータをディスク媒
体記憶装置との間でやりとりするため、ディスク媒体装
置内でデータ圧縮することは難しい。これを解決するた
めに、データ保存をおこなうアプリケーションがあらか
じめデータを圧縮し、その圧縮後のデータをディスク媒
体記憶装置に書きこむという方法が考えられる。しかし
この方法では、たとえばデータ圧縮・伸張の機能を備え
たアプリケーションAが保存したデータを、データ圧縮
・伸張の機能を備えないアプリケーションBで読み出す
ことができないという問題がおこる。また、アプリケー
ションBがデータ圧縮・伸張の機能を備えていたとして
も、アプリケーションA・Bの圧縮・伸張アルゴリズム
が一致していなければ、データに互換性を持たすことが
できない。
【0006】本発明の目的は可変長のデータ装置を対象
としたアプリケーションプログラムが固定長でデータを
記憶する記憶装置をアクセスするための仲介プログラ
ム、たとえばテープエミュレータデバイスドライバ、に
圧縮・伸張の機能を持たせることである。本発明の他の
目的は、従来のデータ圧縮・伸張の機能を備えないデー
タ保存をおこなうアプリケーションに対して手を加える
ことなく、圧縮したデータをディスク媒体記憶装置に読
書きできるデータ記憶システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ために、情報処理装置のなかに記憶装置(DVD−RA
M装置など)のデータ記憶単位のサイズ(32Kバイト
など)以上のバッファと、データの圧縮・伸張をおこな
うデータ圧縮・伸張手段と、バッファの制御をするバッ
ファ制御手段を備えて、データ圧縮・伸張手段でデータ
圧縮されたデータを記憶装置のデータ記憶単位に合わせ
て読書きをおこなう。また、前記バッファ制御手段はデ
ータ圧縮に関する情報を作成し、この情報を記憶装置の
記憶媒体にデータ圧縮したデータと併せて記憶する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図を用
いて説明する。 <第1の実施形態>本発明の第1の実施形態を図を用いて
説明する。図1において、101はコンピュータなどの
情報処理装置、102は情報処理装置内でテープドライ
ブ装置にデータバックアップなどを行うアプリケーショ
ン、103はDVD−RAM装置105を制御してアプ
リケーションにDVD−RAM装置105がテープ装置
のように見せかけるデータ圧縮テープエミュレータデバ
イスドライバ、104はSCSI(Small Computer Syst
em Interface)、105はDVD−RAM装置、106
はDVD−RAM装置105に記憶媒体としてセットさ
れるDVD−RAMディスクである。本実施形態では装
置間の接続にSCSIを用いているが、本発明は接続手
段に限定されないのでSCSI以外の接続手段でも問題
ない。
【0009】図2に情報処理装置101のハードウェア
構成例を示す。図2において、201はソフトウェアに
従って情報処理装置101を制御するCPU、202は
ソフトウェアが実行される時に記憶部として用いられる
主記憶、203はソフトウェアやデータなどを格納する
ハードディスク装置などの記憶装置、204はSCSI
機器とデータや制御信号の受け渡しをおこなうSCSI
インタフェースであり、これらはデータや制御信号を受
け渡しするバス205によって接続されている。アプリ
ケーション102やデータ圧縮テープエミュレータデバ
イスドライバ103は、この情報処理装置101の中で
ソフトウェアとして動作する。情報処理装置101はこ
れ以下の実施形態でも同様の構成をとるものとする。
【0010】次に、図1のシステムの詳しい動作手順に
ついて説明する。情報処理装置101において、アプリ
ケーション102が起動し、テープへのデータ書きこみ
要求が出る。すると、データ圧縮テープエミュレータデ
バイスドライバ103では、アプリケーション102に
対してテープ装置をエミュレートし、書きこみをおこな
うデータを圧縮し、SCSI104を介してDVD−R
AM装置105に転送する。このデータ圧縮テープエミ
ュレータデバイスドライバ103の詳しい動作は後述す
る。DVD−RAM装置105では、送られてきたデー
タをDVD−RAMディスク106に書きこむ。DVD
−RAM装置105では、32Kバイトを1単位として
ECC(Error Correcting Code)管理をおこなってい
る。よって、DVD−RAM装置105へのデータ読書
きの単位は32Kバイトであることが望ましい。以下の
実施形態では32Kバイトを1単位(以下、この単位を
ブロックと称する)として説明をおこなう。
【0011】次に、図3、4、5、6を用いてデータ圧
縮テープエミュレータデバイスドライバ103の動作を
説明する。図3は、データ圧縮テープエミュレータデバ
イスドライバ103の内部構成例を示したものである。
図3において、301はアプリケーション102からの
要求やデータを受け渡すテープアクセスインターフェー
スモジュール、302はアプリケーション102からの
データやデータ圧縮・伸張後のデータやDVD−RAM
装置から読み出したデータを保持するバッファを管理す
るバッファ制御モジュール、303はデータの圧縮・伸
張をおこなうデータ圧縮・伸張モジュール、304はD
VD−RAM装置105の制御をおこなうDVD−RA
M装置制御モジュール、305はSCSIを制御するS
CSI制御モジュールである。306、307は主記憶
202に設けられるバッファである。
【0012】なお、データ圧縮・伸張モジュールは図9
のように複数用いて用途に合わせて切り替えて使用して
もよい。たとえば、圧縮アルゴリズムが異なる3つの圧
縮・伸張モジュール901〜903で平行して圧縮をお
こない最も圧縮率の高い(データが小さくなった)データ
を圧縮方式の選択手段904が選び、使用する。この
時、圧縮した圧縮データの先頭にどの圧縮方式で圧縮し
たかの情報を記憶するか、もしくは後述する圧縮データ
に関する情報のテーブルに圧縮方式の情報を追加する。
ここでは圧縮方法の選択理由として圧縮率を用いたが、
他の選択理由に基づいてもよい。このように複数の圧縮
・伸張アルゴリズムを切り替えて圧縮することで、記憶
するデータに最適な圧縮が可能となる。
【0013】また、DVD−RAM装置105の中にセ
ットされるDVD−RAMディスク106は、後述する
圧縮データに関する情報のテーブルと圧縮データとを書
き込むための2つの領域が、DVD−RAMディスク1
06のフォーマットすることによってあらかじめ確保さ
れていることが望ましい。それら2つの領域にはDVD
−RAM装置モジュール304がDVD−RAMディス
ク106内でのユニークな物理ブロック番号を指定して
一意に読み書きができるものとする。
【0014】次に、図4を用いてデータ書きこみの場合
のデータの流れを説明する。まず、アプリケーション1
02からデータ圧縮テープエミュレータデバイスドライ
バ103にテープへデータ書きこみの要求がくると、デ
ータ圧縮テープエミュレータデバイスドライバ103は
データ受け入れの準備をおこなう。もし、DVD−RA
M装置105の中にセットされるDVD−RAMディス
ク106が圧縮データを書き込むためのフォーマットが
されていないときは、この準備でフォーマットしてもよ
い。準備終了後にアプリケーション102からデータ圧
縮テープエミュレータデバイスドライバ103にデータ
の転送が開始され、バッファ306のサイズ毎にデータ
を区切ってバッファ306に格納する(401)。この
とき、データを区切る処理は、アプリケーション102
またはテープアクセスインターフェースモジュール30
1のどちらでおこなわれてもよい。バッファ306のサ
イズは任意に決めることができる。本実施形態では、バ
ッファ306のサイズは32Kバイトとして説明をおこ
なうものとする。また、バッファ307のサイズは、D
VD−RAM装置の読み書き単位以上であることが望ま
しい。本実施形態では、バッファ307のサイズをDV
D−RAM装置の読み書き単位である32Kバイトとし
て説明をおこなう。
【0015】バッファ306では32Kバイトに区切ら
れたデータがバッファに格納されるたびに格納したデー
タをデータ圧縮・伸張モジュール303に送り、データ
圧縮を行う(402)。ここで使われるデータ圧縮のア
ルゴリズムは任意のものが使える。このデータ圧縮をお
こなった結果、圧縮後のデータサイズがバッファ306
に保持されているデータサイズ以上になる場合がある。
この場合は、バッファ306のデータを圧縮しないで直
接バッファ307に送る(403)。データ圧縮後にデ
ータ圧縮前よりデータサイズが小さくなる場合は、圧縮
したデータをバッファ307に送る(404)。データ
をバッファ307へ送る時、バッファ307への書きこ
み位置はバッファ制御モジュール302によって制御さ
れる。つまり、バッファ307に書きこまれるデータ
は、先に受け取ってすでにバッファ307に書きこまれ
たデータの後ろに、またはもし最初にデータを受け取る
ときはバッファの先頭にデータを書きこむ。
【0016】もし、バッファ306またはデータ圧縮・
伸張モジュール303から受け取るデータとバッファ3
07内のまだDVD−RAM装置105に送られていな
いデータとの合計が32Kバイトを超える場合は、バッ
ファ制御モジュール302によって次に説明するように
バッファ制御される。まず、バッファ306またはデー
タ圧縮・伸張モジュール303から受け取るデータを、
バッファ307内の有効なデータ以降から32Kバイト
になるまで書き込み、その32KバイトのデータをDV
D−RAM装置105へ転送する(405)。DVD−
RAM装置105では、受け取った32Kバイトのデー
タをDVD−RAMディスクの106の1ブロックに書
き込む。次に、バッファ307をクリアし、バッファ3
06またはデータ圧縮・伸張モジュール303から受け
取るデータでバッファ307にまだ書き込まれていない
データをバッファ307の先頭から書き込む。
【0017】このデータの流れ401〜405を、アプ
リケーション102からデータ転送が終了するまで繰り
返し、最後にデータ転送が終了してバッファ307にま
だDVD−RAM装置105に転送していないデータが
ある場合には、そのデータをDVD−RAM装置105
に転送する。ブロック単位に不足する場合には、ブロッ
ク単位になるように不足している箇所にゼロなどの値を
入れておく。もし、アプリケーション102から転送さ
れるデータがDVD−RAMディスク106の容量不足
のためにすべて書き込みができない場合は、データ圧縮
テープエミュレータデバイスドライバ103はアプリケ
ーション102へDVD−RAMディスク106の容量
不足のエラーを通達する。アプリケーションは102は
そのエラーを、情報処理装置101のユーザに知らせ、
データ記憶のキャンセルまたはユーザがDVD−RAM
ディスク106を取り替えてデータ記憶の継続を選択す
ることができる。また、圧縮処理とDVD−RAM装置
への書き込みは、パイプライン的に処理することが望ま
しい。圧縮データをDVD−RAMディスクに書きこん
だ位置情報のテーブルを、別途、DVD−RAM装置1
05に転送し(406)、DVD−RAM装置105は
DVD−RAMディスク106にその位置情報のテーブ
ルを書き込むことができる。
【0018】図5に、このテーブルの例を示す。圧縮デ
ータ書きこみ情報テーブル501は、図4のデータ圧縮
・伸張モジュール303においてデータ圧縮がおこなわ
れるたびにバッファ制御モジュール302で作成され
る。502はデータ圧縮テープエミュレータデバイスド
ライバ内でユニークにとられる論理ブロック番号であ
る。503、504は圧縮されたデータが実際にDVD
−RAMディスクに書きこまれた物理ブロック番号であ
る。この物理ブロック番号は、DVD−RAM装置制御
モジュール304がDVD−RAM装置105へ書き込
みを指定した物理ブロック番号と同じものを用いる。
【0019】バッファ306のサイズが32Kの場合
は、圧縮データは最大2つのブロックにまたがって書き
込まれる。圧縮データが2つのブロックにまたがって書
き込まれた時のために物理ブロックを書きこむ箇所が2
つある。もし、バッファ306のサイズが32K以上の
場合は、それに応じて物理ブロックの書き込み箇所が増
える。505は、物理ブロック番号503のブロックの
先頭から、つまりバッファ307の先頭から圧縮データ
が書きこまれ始めた位置へのオフセットを示す。506
は圧縮データが実際に圧縮されているかの圧縮フラグを
示す。前述したとおりデータ圧縮・伸張モジュール30
4で圧縮した結果が圧縮前のデータ以上のサイズになる
場合は、非圧縮のデータが書きこまれる。その非圧縮の
データが書きこまれる場合はテーブルに圧縮フラグ50
6がFALSEに設定され、圧縮されたデータが書きこ
まれる場合はTRUEに設定される。507は圧縮後の
データサイズである。508は圧縮前のデータサイズで
ある。。また、このテーブルは作成のたびにDVD−R
AMディスクに書きこみのではなく、データ圧縮テープ
エミュレータデバイスドライバ内にテーブルのための3
2Kバイトのバッファを保持し、この32Kバイトのバ
ッファがテーブルで埋まった時点にまたはデータの書き
こみが終了した時点に、そのバッファ内容をDVD−R
AMディスクの1ブロックに書きこむのが望ましい。
【0020】次に、図6を用いてデータ読込みの場合の
データの流れを説明する。まず、DVD−RAM装置1
05から上述したフォーマットによって決められたブロ
ックに書き込まれている圧縮データ書きこみ情報テーブ
ル501をバッファ制御モジュール302に読込む(6
01)。この圧縮データ書きこみ情報テーブル501の
読込みは、新たなテーブルが必要な時のみおこなえばよ
い。このテーブルをもとに読込むデータのブロック位置
を定め、DVD−RAM装置105のDVD−RAMデ
ィスクからデータをバッファ307に読込む(60
2)。もし、その圧縮データが2つのブロックにまたが
って書きこまれている場合は、バッファ307の先頭か
らオフセット505の分のデータを削除してデータをバ
ッファ307先頭にデータをシフトさせ、2つめのブロ
ックのデータを読込んでバッファ307のデータの終端
から書きこむ。もし、圧縮フラグ506がFALSEの
場合は、バッファ307のデータをそのままバッファ3
06に書きこむ(603)。圧縮フラグ506がTRU
Eの場合は、データ圧縮・伸張モジュール304にデー
タを送る(604)。データ圧縮・伸張モジュール30
4を送られたデータを伸張し、伸張したデータをバッフ
ァ306へ送る(605)。バッファ306では、送ら
れたきたデータをアプリケーション102へ送る(60
6)。DVD−RAM装置105からの読み出しと伸張
処理はパイプライン的に処理することが望ましい。
【0021】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形態
を図7を用いて説明する。図7において701はDVD
−RAMチェンジャ装置である。DVD−RAMチェン
ジャ装置701は、DVD−RAMディスク106を保
持する複数の格納庫702と、格納庫702とDVD−
RAMドライブ703間を媒体の搬送するメディア搬送
ユニット704と、メディア搬送ユニット704を制御
するチェンジャ制御回路705からなる。情報処理装置
101からDVD−RAMディスクの交換の要求を出す
と、チェンジャ制御回路705は指示された格納庫のD
VD−RAMディスク106をDVD−RAM703に
搬送したり、またその逆に、DVD−RAMドライブ7
03内のDVD−RAMディスク106を格納庫702
に戻す処理を実施する。
【0022】本実施形態のデータ圧縮テープエミュレー
トデバイスドライバ103の基本的動作は第1の実施形
態とほぼ同様である。ただし、たとえばDVD−RAM
ドライブ703でDVD−RAMディスク106にデー
タを書きこんでいてDVD−RAMディスクの容量いっ
ぱいに書きこみ終わった時、データ圧縮テープエミュレ
ートデバイスドライバ103はDVD−RAMチェンジ
ャ装置701に対して未使用のDVD−RAMディスク
106への交換の指示を出す。交換終了後、引き続きデ
ータの書きこみを行うことができる。
【0023】また、たとえば1日に1枚のDVD−RA
Mディスクを使ってデータのバックアップを行うような
とき、本実施例の構成のようにDVD−RAMチェンジ
ャ装置701を用いれば、メディアの交換を格納庫にお
さめてあるDVD−RAMディスクの枚数に応じた日数
分だけ自動化することによってユーザのメディアの交換
の省力化することができる。またこの場合、最も古いバ
ックアップデータを上書きできるとすると、ユーザによ
るメディアの交換をさらに減らすことができる。
【0024】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形態
を図8を用いて説明する。図8において801はDVD
−RAMチェンジャ装置を複数持つDVD−RAM R
AID型記憶装置である。DVD−RAM RAID型
記憶装置801はRAID処理をおこなうRAID制御
回路802と複数のDVD−RAMチェンジャ装置70
1から構成される。RAID処理とは、複数のディスク
装置(本実施形態ではDVD−RAMチェンジャ装置7
01)を同時に使用し、その並列効果によりデータの転
送速度の向上を図るものである。さらに書きこみ時に冗
長データ(パリティ)を生成し、データにあわせてこの
冗長データも書きこむことで、DVD−RAMドライブ
が故障した場合や、媒体に障害が発生してデータが読め
なくなった場合にも、冗長データを用いてデータを復元
することができる。よって、RAID処理を実現する、
データ分散モジュールと、冗長データ生成モジュールと
データ集合モジュールと、データ復元モジュールを実装
している。RAID処理を実装することでシステム全体
の信頼性および可用性を向上することができる。図8の
DVD−RAM RAID型記憶装置801では、4台
のDVD−RAMチェンジャ装置701にてRAIDを
構成しているため、3台をデータを格納するドライブ、
1台を冗長データを格納するドライブとする。
【0025】本実施形態のデータ圧縮テープエミュレー
トデバイスドライバ103の基本的動作は、第1の実施
形態とほぼ同様である。ただし、記憶装置がRAID構
成になっているため、データ圧縮テープエミュレートデ
バイスドライバ103のバッファ306とバッファ30
7のサイズをRAID構成に応じて大きく取ることがで
きる。たとえば、本実施形態ではRAID構成のデータ
を記憶するDVD−RAMチェンジャ装置は3台である
ため、32Kバイトの3倍のバッファサイズにすること
ができる。また、実施形態の別の方法として、図10に
示すようにRAID処理を情報処理装置101で行うこ
ともできる。
【0026】
【発明の効果】本発明のデータ圧縮記憶システムを使用
することで、データ保存をおこなうアプリケーションが
データ圧縮機能を備えない場合でも、そのアプリケーシ
ョンに手を加えることなく、ディスク媒体記憶装置のデ
ィスクの容量より大きい容量のデータを記憶することが
できる。また、データ圧縮によってディスク媒体記憶装
置へ書き込む容量が減るため、データ記憶の時間を短縮
することができる。また、圧縮データの情報テーブルを
圧縮データを記憶したディスクに併せて記憶することに
より、圧縮データに対して高速にランダムアクセスがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のシステム構成例である。
【図2】情報処理装置の構成例である。
【図3】データ圧縮テープエミュレータデバイスドライ
バの内部構成例である。
【図4】データ書きこみ時のデータの流れである。
【図5】データ圧縮情報テーブルの例である。
【図6】データ読込み時のデータの流れである。
【図7】第2の実施形態のシステム構成例である。
【図8】第3の実施形態のシステム構成例である。
【図9】データ圧縮テープエミュレータデバイスドライ
バの内部構成例である。
【図10】データ圧縮テープエミュレータデバイスドラ
イバの内部構成例である。
【符号の説明】
101…情報処理装置、 102…アプリケーション、 103…データ圧縮テープエミュレータデバイスドライ
バ、 104…SCSI、 105…DVD−RAM装置、 106…DVD−RAMディスク、 201…CPU、 202…主記憶、 203…記憶装置、 204…SCSIインタフェース、 205…バス、 301…テープアクセスインタフェースモジュール、 302…バッファ制御モジュール、 303,901,902,903…データ圧縮・伸張モ
ジュール、 304…DVD−RAM装置制御モジュール、 305…SCSI制御インタフェースモジュール、 306,307…バッファ、 501…データ圧縮情報テーブル、 502…論理ブロック番号、 503,504…物理ブロック番号、 505…オフセット、 506…圧縮フラグ、 506…圧縮データサイズ、 507…リアルデータサイズ、 701…DVD−RAMチェンジャ装置、 702…格納庫、 703…DVD−RAMドライブ、 704…メディア搬送ユニット、 705…チェンジャ制御回路、 801…DVD−RAM RAID型制御記憶装置、 802…RAID制御回路、 904…データ圧縮方式選択手段、 1001…DVD−RAMチェンジャRAID制御モジ
ュール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 和明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 BC01 BC04 CC04 GK07 GK11 5D066 BA02 BA03 SA07 SE01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着脱可能な記憶媒体を使用する記憶装置
    と、前記記憶装置を使用する情報処理装置とからなるデ
    ータ記憶システムにおいて、 前記情報処理装置は、 前記記憶媒体のデータ記憶単位のサイズに応じたデータ
    バッファ手段と、 データを圧縮し、前記データバッファ手段へ格納するデ
    ータ圧縮手段と、 前記データバッファに格納されたデータを前記記憶媒体
    に書きこむ制御をおこなうバッファ制御手段と、 を備えることを特徴とするデータ記憶システム。
  2. 【請求項2】請求項1のデータ記憶システムにおいて、 前記着脱可能な記憶媒体に少なくとも圧縮したデータを
    保存するデータ保存領域と圧縮したデータに関する情報
    を保存する情報保存領域を備え、 前記バッファ制御手段は、圧縮したデータに関する情報
    を前記記憶媒体の情報保存領域に書きこむことを特徴と
    するデータ記憶システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のデータ記憶システムにおい
    て、 前記着脱可能な記憶媒体を使用する記憶装置は、円盤状
    の記憶媒体と円盤状の記憶媒体を半径方向に移動可能な
    読み書き手段を備えることを特徴とするデータ記憶シス
    テム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のデータ記憶システムにおい
    て、 前記情報処理装置は、複数のデータ圧縮・伸長手段と、 圧縮対象データに適したデータ圧縮方法を選択する圧縮
    方法選択手段と、 圧縮されたデータに使用された圧縮方法に対応する伸長
    方法を選択する伸長方法選択手段とを備えることを特徴
    とするデータ記憶システム。
  5. 【請求項5】請求項4記載のデータ記憶システムにおい
    て、 前記情報処理装置は、圧縮方法を示す情報を前記記憶媒
    体に記憶する手段を備えることを特徴とするデータ記憶
    システム。
JP11144220A 1999-05-25 1999-05-25 データ記憶システム Pending JP2000339855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11144220A JP2000339855A (ja) 1999-05-25 1999-05-25 データ記憶システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11144220A JP2000339855A (ja) 1999-05-25 1999-05-25 データ記憶システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000339855A true JP2000339855A (ja) 2000-12-08

Family

ID=15357050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11144220A Pending JP2000339855A (ja) 1999-05-25 1999-05-25 データ記憶システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000339855A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012025974A1 (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 富士通株式会社 データ記憶装置およびデータ記憶装置制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012025974A1 (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 富士通株式会社 データ記憶装置およびデータ記憶装置制御方法
US8543783B2 (en) 2010-08-23 2013-09-24 Fujitsu Limited Data storage apparatus and method of controlling data storage apparatus
JP5316723B2 (ja) * 2010-08-23 2013-10-16 富士通株式会社 データ記憶装置およびデータ記憶装置制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5394534A (en) Data compression/decompression and storage of compressed and uncompressed data on a same removable data storage medium
US6009481A (en) Mass storage system using internal system-level mirroring
US8347003B2 (en) Systems and methods for compression of data for block mode access storage
JP3302688B2 (ja) 並列ディスク駆動機構アレイ式データ記憶サブシステム用の論理トラック書込みスケジューリングのシステム
US20170364288A1 (en) Data protection with multiple site replication
US5835955A (en) Disk array controller with enhanced synchronous write
US7634616B2 (en) Remote disk control apparatus, and remote disk control method
US7228381B2 (en) Storage system using fast storage device for storing redundant data
US20020069318A1 (en) Real time application accelerator and method of operating the same
EP0869438A2 (en) Heterogeneous computer system, heterogeneous input/output system and data back-up method for the systems
US20060190643A1 (en) Method and system for compression of data for block mode access storage
WO1996018141A1 (fr) Systeme informatique
JPH10105344A (ja) データ記録装置システム及びそのデータ書込方法
JPH07311661A (ja) 半導体ディスク装置
US6477628B1 (en) Backup copy achieving improved efficiency by waiting until rewind/unload command for bulk data copy
JP5459102B2 (ja) ストレージ制御装置、ストレージシステム及びストレージ制御方法
JP2001125815A (ja) バックアップデータ管理システム
JPH07261945A (ja) ディスクアレイ装置およびディスクアレイの区分け方法
JP2000339855A (ja) データ記憶システム
JP3794232B2 (ja) 情報処理システムにおけるデータのバックアップ方法
US20070118605A1 (en) Method and computer system for information notification
JP3043662B2 (ja) データバックアップ方式
JP2004126850A (ja) ディスクアレイ装置
JP3236166B2 (ja) キャッシュ制御方法および情報処理装置
EP1110219A1 (en) Improved method for providing variable sector-format operation to a computer system

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070306