JP2007199975A - データ処理システム及びデータ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】イニシャルプログラムロードやチャネルパスオンラインなどの処理時間を短縮する。
【解決手段】データ処理システム(10)は、複数の論理デバイス(41)を有するディスクユニット(40)と、複数の論理デバイス(41)を処理範囲として指定したコマンドを発行する中央処理装置(20)と、処理範囲として指定された全ての論理デバイス(41)についてコマンドを実行するディスク制御装置(30)とを備える。コマンドはイニシャルプログラムロード又はチャネルパスオンラインの実行を契機として、中央処理装置(20)からディスク制御装置(30)に発行される。
【選択図】図1
【解決手段】データ処理システム(10)は、複数の論理デバイス(41)を有するディスクユニット(40)と、複数の論理デバイス(41)を処理範囲として指定したコマンドを発行する中央処理装置(20)と、処理範囲として指定された全ての論理デバイス(41)についてコマンドを実行するディスク制御装置(30)とを備える。コマンドはイニシャルプログラムロード又はチャネルパスオンラインの実行を契機として、中央処理装置(20)からディスク制御装置(30)に発行される。
【選択図】図1
Description
本発明はデータ処理システム及びデータ処理方法に関する。
メインフレーム系のデータ処理システムにおいては、中央処理装置からディスク制御装置へデータ転送を要求する場合には、DX(Define Extext)/LOC(LOCate record)にWRITE系コマンドをチェインしたCCW(Channel Command Word)チェインをディスク制御装置に発行する一方、ディスク制御装置から中央処理装置へデータ転送を要求する場合には、DX/LOCにREAD系コマンドをチェインしたCCWチェインをディスク制御装置に発行していた。
特開2002−287908号公報には、中央処理装置とディスク制御装置との間のCCWチェインの通信によるオーバーヘッドを低減するため、中央処理装置においてCCWチェインを結合し、複数のCCWをまとめてディスク制御装置に送信し、ディスク制御装置においてCCWチェインを分離して処理することにより、中央処理装置とディスク制御装置との間のCCWチェインの通信によるオーバーヘッドを低減する技術について開示されている。この他にも、CCWチェインの処理に言及した文献として、特開2000−163354号公報、特開平10−333836号公報が知られている。
特開2002−287908号公報
特開2000−163354号公報
特開平10−333836号公報
しかし、イニシャルプログラムロード(IPL)やチャネルパスオンライン(CHP ON)などの処理を実行するためには、ホストジェネレーションで定義されている全ての論理デバイスのそれぞれにコントロール系(CTL系)及びセンス系(SNS系)のコマンドを発行しなければならない。近年、ディスクユニットに搭載される論理デバイスの数は増加する傾向にあり、イニシャルプログラムロードやチャネルパスオンラインなどの処理の都度、多数の論理デバイスのそれぞれに同一のコマンドを発行していたのでは、処理完了までに長時間を要してしまう。
そこで、本発明はこのような問題点を解決し、イニシャルプログラムロードやチャネルパスオンラインなどの処理時間を短縮することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明のデータ処理システムは、複数の論理デバイスを有するディスクユニットと、複数の論理デバイスを処理範囲として指定したルート/デバイスチェック系のCTL系コマンド、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンド、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンド、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドを発行する中央処理装置と、処理範囲として指定された全ての論理デバイスについてコマンドを実行するディスク制御装置と、を備える。コマンドは、イニシャルプログラムロード又はチャネルパスオンラインの実行を契機として、中央処理装置からディスク制御装置に発行される。
本発明によれば、イニシャルプログラムロードやチャネルパスオンラインなどの処理時間を短縮することができる。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係るデータ処理システム10のシステム構成を示す。データ処理システム10は、中央処理装置(CPU)20、ディスク制御装置(DKC)30、及びディスクユニット(DKU)40を備える。
図1は本実施形態に係るデータ処理システム10のシステム構成を示す。データ処理システム10は、中央処理装置(CPU)20、ディスク制御装置(DKC)30、及びディスクユニット(DKU)40を備える。
中央処理装置20は、メインフレーム系のコンピュータシステムであり、チャネル部(CH)21、システムコントローラ(SC)22、主記憶装置(MS)23、及び演算処理装置(IP)24を備える。チャネル部21は、ディスク制御装置30内のチャネル制御部31に接続するインターフェースを制御する。システムコントローラ22は、チャネル部21を通じたデータ転送を制御する。主記憶装置23は、各種プログラムやプログラムが処理するデータ等を格納する。演算処理装置24は、オペレーティングシステムやユーザプログラム等を実行する。
ディスク制御装置30は、チャネル制御部31、データ転送部32、制御プロセッサ33、ローカルメモリ(LM)34、共有メモリ(SM)35、及びキャッシュメモリ(CM)36を備える。チャネル制御部31は、中央処理装置20内のチャネル部21に接続するインターフェースを制御する。データ転送部32は、チャネル制御部31、制御プロセッサ33、キャッシュメモリ36、及びディスクユニット40の間のデータ転送を制御する。制御プロセッサ33は、中央処理装置20から発行されたコマンドの処理等を実行する。ローカルメモリ34は、制御プロセッサ33のワークエリア等として機能する。共有メモリ35は、ディスクユニット40の構成情報等を格納する。キャッシュメモリ36は、中央処理装置20とディスクユニット40との間を転送するデータを一時的に格納する。
ディスクユニット40は、複数の論理デバイス41を備える。各論理デバイス41は、コントロールユニット番号(CU#)単位でグループ分けされている。論理デバイス41は、例えば、4つのストレージデバイスを一組としてグループ化することにより(3D+1P)、或いは8つのストレージデバイスを一組としてグループ化することにより(7D+1P)、構成される。ストレージデバイスは、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、磁気テープドライブ、半導体メモリドライブ、光ディスクドライブ等である。
図2はIPL処理又はCHPON処理を実行するときに中央処理装置20から発行されるコマンドを示す。
IPL処理とは、中央処理装置20内のオペレーティングシステムを再立ち上げしたときに行われる処理であり、中央処理装置20内やディスク制御装置30内で管理されている構成情報(論理デバイスや論理パス等の構成情報)を一度、リセットする。CHP ON処理とは、中央処理装置20と論理デバイス41との間を接続する論理パスをオンラインにするときに行われる処理であり、それぞれの論理デバイス41に接続する論理パスを定義したりする。IPL処理又はCHP ON処理を実行するときには、ホストジェネレーションで定義されている全ての論理デバイス41のそれぞれにコントロール系或いはセンス系のコマンドが中央処理装置20から発行される。例えば、CHP ON処理で論理パスを確立するには、まず、コントロールユニット単位でELP(Establish Logical Path)を発行して、コントロールユニット単位で論理パス番号を取得することによって、コントロールユニット単位の論理パスを確立する。次に、全ての論理パスから全ての論理デバイス41へSET PIコマンドを発行することによって論理パスの設定を行う。従来では、SET PIコマンドは、論理パスの数と論理デバイスの数を乗じた数だけ発行する必要がある。
同図に示すように、IPL処理又はCHP ON処理を実行するときに中央処理装置20から発行されるコマンドは、ルート/デバイスチェック系コマンドと、モード設定・読み取り系コマンドに大別される。
NOP(NO-Opration)は、論理デバイス41の実装を確認するためのコマンドであり、動作は何もしない。
RLS(Device Release)は、RSV(Device Reserve)によるリザーブ状態を解除するためのコマンドである。また、RLSは、センスバイトを収集する。
SET PI(Set Path Group ID)は、論理パスのパスグループを編集するためのコマンドである。
SNS ID(Sense ID)は、構成コマンドを収集するためのコマンドである。
RD CHR(Read Device Characteristics)は、装置仕様を収集するためのコマンドである。
READ CONF(Read Configuration Data)は、構成情報を取得するためのコマンドである。
SNS SUB STS(Sense Subsystem Status)は、ディスク制御装置30やディスクユニット40の状態をチャネル部21に転送するためのコマンドである。
PERF SUB FUNC(Perform Subsystem Function)は、RD SUB DATAコマンドで転送するデータを指定するためのコマンドである。
RD SUB DATA(Read Subsystem Data)は、PERF SUB FUNCコマンドにより指定されたデータをチャネル部21に転送するためのコマンドである。
図3は中央処理装置20のシステム構成を示す。図1に示した符号と同一符号の装置は同一の装置を示すものとして詳細な説明を省略する。チャネル部21は、複数のサブチャネル(SUBCH)210と、入出力装置220とを備える。サブチャネル210は、主記憶装置23とディスク制御装置30との間のデータ転送を制御する。入出力装置220は、コマンドフレーム又はデータフレームを送受信する。
図4はチャネル部21がコマンドを発行するために用いられる制御情報を示す。これらの制御情報は、主記憶装置23に格納されている。制御情報は、複数のUCB(Unit Control Block)50、IOQ(Input Output Queue)60、IOSB(Input Output Service Block)70、及びチャネルプログラム80を含む。
UCB50は、論理デバイス41へのアクセス要求に必要な情報を含む各種データの集合体であり、一つの論理デバイス41に一つのUCB50が対応付けられる。UCB50は、論理デバイス41のアドレス51、コントロールユニットを識別するためのCU識別子52、使用可能パス情報53、IOQアドレス54、サブチャネルアドレス55、及びUCB管理フラグ56を含む。管理フラグ56は、論理デバイス41が資源空き状態にあるか否か、つまり、何等かのコマンドの処理対象になっているか否かを示すフラグ情報である。一つの論理デバイス41には、一つのコマンドしか発行することができない。
IOQ(Input Output Queue)60は、I/O要求を管理するための入出力キューである。
IOSBは、IOQ60に関連付けられた入出力サービスブロックである。
チャネルプログラム80は、CCWチェインから成る。チャネルプログラム80には、CCWチェインのアドレスフィールドによって指定されるパラメータ91,92が含まれることもある。
上述した制御情報を用いてコマンドを発行するための処理手順については、後述する。
中央処理装置20は、複数の論理デバイスのそれぞれに発行する同一のコマンドを一つのコマンド(以下、集約コマンドと称する。)に集約し、一つの集約コマンドをディスク制御装置30に送信する。ディスク制御装置30は、集約コマンドに指定されている全ての論理デバイス41についてコマンド処理を実行する。複数のコマンドを集約する単位としては、例えば、コントロールユニット単位などを挙げることができる。
図5は、従来のライト系又はコントロール系コマンドのシーケンスを示している。中央処理装置20がディスク制御装置30にライト系又はコントロール系コマンドを発行すると、ディスク制御装置30は、コマンドレスポンス(CMD RESP)を返し、続いてステータス(STS)を返す。ステータス(STS)を受信した中央処理装置20は、ステータス受領信号(STS ACPT)を返す。
チャネルプログラム80は、コマンドコードやコマンドチェイン情報等を示すフラグ情報、コマンドが転送するデータ量を示す転送カウント、データ又はパラメータの位置を示すアドレスフィールドを含む。ライト系又はコントロール系の従来のコマンドでは、論理デバイス41又はキャッシュメモリ36に書き込むデータをアドレス2に格納することができるが、複数の論理デバイス41への処理要求により取得した情報をディスク制御装置30から中央処理装置20へ返すことができない。これは、ライト系又はコントロール系の従来のコマンドでは、複数の論理デバイス41への処理要求により取得した情報を中央処理装置20に返すための処理手順が規定されていないためである。
図6は本実施形態に係わるライト系又はコントロール系の集約コマンドのシーケンスを示している。上述した図5のシーケンスと異なる点は、ライト系又はコントロール系の集約コマンド((集約WR系/CTL系)のコントロール系コマンド)にセンス系コマンド(SNS)がチェインされており、センス系コマンド(SNS)が中央処理装置20からディスク制御装置30に発行され、センス系コマンド(SNS)の応答として、複数の論理デバイス41への処理要求により取得した情報をデバイスデータ(DATA)として、ディスク制御装置30から中央処理装置20に返している点である。ライト系又はコントロール系の集約コマンド((集約WR系/CTL系)のコントロール系コマンド)にセンス系コマンド(SNS)をチェインすることで、中央処理装置20は、複数の論理デバイス41への処理要求により取得した情報を受け取ることが可能になる。
図7は主記憶装置23内に格納されているライト系又はコントロール系の集約コマンドと、その集約コマンドにチェインされるセンス系コマンドとを示す。集約コマンドのアドレスフィールドに格納されているアドレスAは、論理デバイス41の指定範囲を示す情報の格納位置を示す。センス系コマンドのアドレスフィールドに格納されているアドレスBは、論理デバイス41への処理要求により取得した情報(例えば、リード情報)の格納位置を示す。
図8は、従来のリード系又はセンス系コマンドのシーケンスを示している。中央処理装置20がディスク制御装置30にリード系又はセンス系コマンドを発行すると、ディスク制御装置30は、コマンドレスポンス(CMD RESP)を返し、続いて、データ(DATA)、及びステータス(STS)を返す。ステータス(STS)を受信した中央処理装置20は、ステータス受領信号(STS ACPT)を返す。
リード系又はセンス系の従来のコマンドでは、ディスク制御装置30から読み出したデータをアドレス1に格納することができるが、デバイス範囲を指定することができない。これは、一つの論理デバイス41について一つのリード系又はセンス系のコマンドしか発行できないためである。
図9は本実施形態に係わるリード系又はセンス系の集約コマンドのシーケンスを示している。上述した図5のシーケンスと異なる点は、リード系又はセンス系の集約コマンド((集約RD系/SNS系)のコントロール系コマンド)にセンス系コマンド(SNS)がチェインされており、センス系コマンド(SNS)が中央処理装置20からディスク制御装置30に発行され、センス系コマンド(SNS)の応答として、複数の論理デバイス41への処理要求により取得した情報をデバイスデータ(DATA)として、ディスク制御装置30から中央処理装置20に返している点である。リード系又はセンス系の集約コマンド((集約RD系/SNS系)のコントロール系コマンド)にセンス系コマンド(SNS)をチェインすることで、中央処理装置20は、複数の論理デバイス41への処理要求により取得した情報を受け取ることが可能になる。
図10は主記憶装置23内に格納されているリード系又はセンス系の集約コマンドと、その集約コマンドにチェインされるセンス系コマンドとを示す。集約コマンドのアドレスフィールドに格納されているアドレスAは、論理デバイス41の指定範囲を示す情報の格納位置を示す。センス系コマンドのアドレスフィールドに格納されているアドレスBは、論理デバイス41への処理要求により取得した情報(例えば、リード情報)の格納位置を示す。
尚、従来から、PERF SUB FUNCコマンドには、データ読み出し用のRD SUB DATAコマンドがチェインされるものであるため、図6又は図9に示すように、集約コマンドにセンス系コマンドをチェインする必要はないが、PERF SUB FUNCコマンドを集約コマンドに変換する場合には、集約コマンドにデバイス範囲を指定する必要がある。
図11は本実施形態に係る集約コマンド100のフレーム構造を示す。集約コマンド100は、SOF(Start OF Frame)101、フレームヘッダ102、データフォイールド103、CRC(Cyclic Redundancy Check)104、及びEOF(End OF Frame)105を含む。データフォイールド103は、オプショナルヘッダ106、オーダ107、フラグ108、センスバイトカウント109、コマンドチェインリスト110、デバイスマッピング111、及びCTL系パラメータ112を含む。
ここで、オーダ107は、集約コマンドが「ルート/デバイスチェック系のコントロール系のコマンド」、「モード設定・読み取り系のコントロール系のコマンド」、「モード設定・読み取り系のセンス系のコマンド」、「モード設定・読み取り系のコントロール系/センス系のコマンド」、或いは「エイリアスへのコマンド」のうち何れのコマンドであるかを示す情報である。
フラグ108は、コマンドチェインがあるか否か、同一のパスグループに属する全ての論理パスに同一のコマンドを発行するか否かを示す情報である。
デバイスマッピング111は、集約コマンドの処理の対象になる論理デバイス41の範囲を指定する情報である。論理デバイス41を指定する方法としては、各種の方法が考えられる。例えば、図12(A)に示すように、それぞれの論理デバイス41を指定するか否かの情報を「0(指定しない)」又は「1(指定する)」で表したビットマップ形式により指定してもよい。或いは、図12(B)に示すように、論理デバイス41の指定をビットマップ形式によりコントロールユニット単位で行ってもよい。或いは、図12(C)に示すように、指定範囲の最初の論理デバイス41と、最後の論理デバイス41とのそれぞれをコントロールユニット番号とLDEV番号の組み合わせで指定してもよい。或いは、図12(D)に示すように、コントロールユニット番号とLDEV番号の組み合わせでそれぞれの論理デバイス41を指定してもよい。或いは、図12(E)に示すように、エイリアス管理テーブルによって指定してもよい。エイリアス管理テーブルの詳細については、後述する。
CTL系パラメータ112は、例えば、SET PIコマンドに関するパラメータ(同一のパスグループを構成する論理パスの情報など)である。
図13は集約コマンドを生成する処理を示すフローチャートである。
演算処理装置24は、コマンドを集約するか否かを判定する(S101)。コマンドを集約しない場合には(S101;NO)、従来の処理を行う(S124)。
コマンドを集約する場合には(S101:YES)、演算処理装置24は、複数の論理デバイス41へのI/O処理要求であるか否かをチェックする(S102)。複数の論理デバイス41へのI/O処理要求でない場合には(S102;NO)、演算処理装置24は、その他の処理を行う(S125)。その他の処理として、例えば、後述するエイリアスへのI/O処理要求などがある。
複数の論理デバイス41へのI/O処理要求である場合には(S102;YES)、演算処理装置24は、コマンドの種別を解析する(S103)。
演算処理装置24は、ルート/デバイスチェック系のCTL系処理を要求する場合には(S104;YES)、集約コマンドがルート/デバイスチェック系のCTL系処理を要求するコマンドであることを示す情報をオーダ107に設定する(S105)。
次に、演算処理装置24は、デバイスマッピングを指定し(S106)、センスバイトカウントを設定し(S107)、チャネル部21にI/O起動処理をかける(S108)。
尚、センスバイトカウントには、センス系の集約コマンドによって全ての論理デバイス41への処理要求により取得したデータの合計値を設定する。
演算処理装置24は、モード設定・読み取り系のCTL系処理を要求する場合には(S109;YES)、集約コマンドがモード設定・読み取り系のCTL系処理を要求するコマンドであることを示す情報をオーダ107に設定する(S110)。
次に、演算処理装置24は、デバイスマッピングを指定し(S111)、CTL系パラメータ112を設定し(S112)、センスバイトカウントを設定し(S113)、チャネル部21にI/O起動処理をかける(S108)。
演算処理装置24は、モード設定・読み取り系のSNS系処理を要求する場合には(S114;YES)、集約コマンドがモード設定・読み取り系のSNS系処理を要求するコマンドであることを示す情報をオーダ107に設定する(S115)。
次に、演算処理装置24は、デバイスマッピングを指定し(S116)、CCWチェインを作成し(S117)、センスバイトカウントを設定し(S118)、チャネル部21にI/O起動処理をかける(S108)。
演算処理装置24は、モード設定・読み取り系のCTL系/SNS系処理を要求する場合には(S119;YES)、集約コマンドがモード設定・読み取り系のCTL系/SNS系処理を要求するコマンドであることを示す情報をオーダ107に設定する(S119)。
次に、演算処理装置24は、デバイスマッピングを指定し(S121)、CTL系パラメータを設定し(S122)、センスバイトカウントを設定し(S123)、チャネル部21にI/O起動処理をかける(S108)。
上述の処理によって生成された集約コマンドは、チャネルプログラム80として、主記憶装置23に格納される。集約コマンドは、後述するI/O発行処理によって、ディスク制御装置30に発行される。
図14はI/O発行処理を示すフローチャートである。
チャネル部21は、アクセス要求を検出すると(S201)、IOQ60を取得し(S202)、IOSB70に登録されているUCBアドレス72を基に、I/O処理の対象になる論理デバイス41に関連付けられているUCB50を特定する(S203)。
次に、チャネル部21は、その特定したUCB50の管理フラグ56が「使用中」を示しているか否かをチェックする(S204)。管理フラグ56が「使用中」を示している場合には(S204;YES)、チャネル部21は、資源空きになる(つまり、UCB50がフリーになる)のを待ち(S210)、UCB50を確保できたならば(S211;YES)、I/O処理の対象になる複数の論理デバイス41のそれぞれに対応付けられた複数のUCB50をロックする(S205)。これは、同一の論理デバイス41には、一つのコマンドしか発行できないので、一つの集約コマンドで複数の論理デバイス41を指定するには、指定された範囲内で複数のUCB50をロックする必要があるためである。ロックされるUCB50の数と、I/O処理の対象になる論理デバイス41の数は同じである。
一方、管理フラグ56が「使用中」を示していないならば(S204;NO)、チャネル部21は、I/O処理の対象になる複数の論理デバイス41のそれぞれに対応付けられた複数のUCB50をロックする(S205)。
そして、チャネル部21は、UCB50内のIOQアドレス54を設定し(S206)、サブチャネル210にIOSB70内の情報(チャネルプログラムアドレス71、及びUCBアドレス72)を格納する(S207)。
次に、チャネル部21は、サブチャネル210に格納された情報を基にコマンドフレームを作成し(S208)、そのコマンドフレームをディスク制御装置30に送信する(S209)。
図15は中央処理装置20から受信した集約コマンドをディスク制御装置30が処理する概要を示す説明図である。チャネル制御部31は、制御部310と、バッファ320を有する。同図は、バッファ320に集約コマンドが格納されている状態を示している。バッファ320内には、CPU内と同様に、コマンドコード、フラグ情報、データ転送カウント、及びパラメータが格納される。制御部310は、オーダ107の情報を基に集約コマンドの種別を判定する。そして、制御部310は、バッファ320に格納されている集約コマンドからパラメータ321を抽出し、そのパラメータ321をデータ転送部32に送る。データ転送部32は、パラメータ321を制御プロセッサ33に送る。制御プロセッサ33は、集約コマンドを処理する。
図21は応答データ200のデータフォーマットを示す。応答データ200は、集約コマンドの応答として、ディスク制御装置30が中央処理装置20に返すデータである。応答データ200は、集約フラグ201、DLEフラグビットマップ202、デバイスエラーフラグビットマップ203、デバイスリセットフラグビットマップ204、センスバイトテーブル205、及びデータテーブル206を含む。
集約フラグ201は、応答データ200がルート/デバイスチェック系のCTL系コマンドに対する応答であるのか、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンドに対する応答であるのか、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンドに対する応答であるのか、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドに対する応答であるのかを示す情報である。
DLEフラグビットマップ202は、それぞれの論理デバイス41が実装されているか否かを示すビットマップ情報である。
デバイスエラーフラグビットマップ203は、それぞれの論理デバイス41にエラーが生じているか否かを示すビットマップ情報である。
デバイスリセットフラグビットマップ204は、それぞれの論理デバイス41がリセットされているか否かを示すビットマップ情報である。
センスバイトテーブル205は、論理デバイス41にエラーが生じている場合に、そのエラー原因を格納する。
データテーブル206は、センス系コマンドによって、それぞれの論理デバイス41から取得した情報を格納する。
図16はディスク制御装置30におけるコマンド受信処理を記述したフローチャートである。
チャネル制御部31は、集約コマンドを受信すると、オーダ107を参照し、集約コマンドがルート/デバイスチェック系のCTL系コマンドであるのか(S301)、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンドであるのか(S306)、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンドであるのか(S308)、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドであるのか(S310)、をチェックする。
集約コマンドがルート/デバイスチェック系のCTL系コマンドである場合には(S301;YES)、制御プロセッサ33は、処理Aを実行する(S302)。
集約コマンドがモード設定・読み取り系のCTL系のコマンドである場合には(S306;YES)、制御プロセッサ33は、処理Bを実行する(S307)。
集約コマンドがモード設定・読み取り系のSNS系のコマンドである場合には(S308;YES)、制御プロセッサ33は、処理Cを実行する(S309)。
集約コマンドがモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドである場合には(S310;YES)、制御プロセッサ33は、処理Dを実行する(S311)。
処理A〜処理Dの詳細については、後述する。
制御プロセッサ33は、集約コマンドにチェインされているセンスコマンドを受信すると(S303;YES)、応答データ200内の集約フラグ201をオンに設定し(S304)、集約コマンドの処理結果としてのデータを応答データ200内の各ビットマップ又は各テーブルに格納する(S305)。
制御プロセッサ33は、集約コマンドにチェインされているセンスコマンドを受信しない場合には(S303;NO)、エラー処理を行う(S312)。
図17は処理Aを示すフローチャートである。
制御プロセッサ33は、論理デバイス41が実装されているか否かをチェックする(S401)。論理デバイス41が実装されていなければ(S401;YES)、制御プロセッサ33は、DLEフラグをオンに設定する(S402)。
論理デバイス41が実装されている場合には(S401;NO)、制御プロセッサ33は、論理デバイス41にデバイスエラーが生じているか否かをチェックする(S404)。論理デバイス41にデバイスエラーが生じている場合には(S404;YES)、制御プロセッサ33は、デバイスエラーフラグをオンに設定し(S405)、エラー情報を応答データ200のセンスバイトテーブル205に格納する(S406)。
デバイスエラーが生じてない場合には(S404;NO)、制御プロセッサ33は、論理デバイス41がリセットされているか否かをチェックする(S407)。論理デバイス41がリセットされている場合には(S407;YES)、制御プロセッサ33は、デバイスリセットフラグをオンに設定し(S408)、センス情報を応答データ200のセンスバイトテーブル205に格納する(S409)。
論理デバイス41がリセットされていなければ(S407;NO)、論理デバイス41は正常なので、制御プロセッサ33は、S403の処理を行う。
制御プロセッサ33は、全ての論理デバイス41について上述の処理が完了したか否かをチェックする(S403)。一部の論理デバイス41についての処理が未完である場合には(S403;NO)、制御プロセッサ33は、S401の処理に戻る。
図18は処理Bを示すフローチャートである。
制御プロセッサ33は、論理デバイス41にデバイスエラーが生じているか否かをチェックする(S501)。論理デバイス41にデバイスエラーが生じていなければ(S501;NO)、制御プロセッサ33は、パスグループを設定する(S502)。
論理デバイス41にデバイスエラーが生じている場合には(S501;YES)、制御プロセッサ33は、デバイスエラーフラグをオンに設定し(S504)、エラー情報を応答データ200のセンスバイトテーブル205に格納する(S505)。
制御プロセッサ33は、全ての論理デバイス41について上述の処理が完了したか否かをチェックする(S503)。一部の論理デバイス41についての処理が未完である場合には(S503;NO)、制御プロセッサ33は、S501の処理に戻る。
図19は処理Cを示すフローチャートである。
制御プロセッサ33は、論理デバイス41にデバイスエラーが生じているか否かをチェックする(S601)。論理デバイス41にデバイスエラーが生じていなければ(S601;NO)、制御プロセッサ33は、センス系データを応答データ200のデータテーブル206に格納し(S602)、コマンドチェインリストに載っているCCWについてCCW処理を行う(S603)。
論理デバイス41にデバイスエラーが生じている場合には(S601;YES)、制御プロセッサ33は、デバイスエラーフラグをオンに設定し(S605)、エラー情報を応答データ200のセンスバイトテーブル205に格納する(S606)。
制御プロセッサ33は、全ての論理デバイス41について上述の処理が完了したか否かをチェックする(S604)。一部の論理デバイス41についての処理が未完である場合には(S604;NO)、制御プロセッサ33は、S601の処理に戻る。
図20は処理Dを示すフローチャートである。
制御プロセッサ33は、論理デバイス41にデバイスエラーが生じているか否かをチェックする(S701)。論理デバイス41にデバイスエラーが生じていなければ(S701;NO)、制御プロセッサ33は、センス系データを応答データ200のデータテーブル206に格納する(S702)。
論理デバイス41にデバイスエラーが生じている場合には(S701;YES)、制御プロセッサ33は、デバイスエラーフラグをオンに設定し(S704)、エラー情報を応答データ200のセンスバイトテーブル205に格納する(S705)。
制御プロセッサ33は、全ての論理デバイス41について上述の処理が完了したか否かをチェックする(S703)。一部の論理デバイス41についての処理が未完である場合には(S703;NO)、制御プロセッサ33は、S701の処理に戻る。
図22はディスク制御装置30から受信した応答データ200を中央処理装置20が処理する概要を示す説明図である。チャネル部21は、制御部230と、受信データバッファ240を有する。同図は、受信データバッファ240に応答データが格納されている状態を示している。制御部230は、受信データバッファ240から受信データ241を取り込み、これを主記憶装置23のアドレスBに格納する。制御部230は、集約フラグ201の情報を基に応答データの種別を判定する。演算処理装置24は、応答データを基に論理デバイス41などの構成情報の設定を行う。
図23は中央処理装置20における応答データ受信処理を記述したフローチャートである。
チャネル部21は、応答データ200を受信すると、集約フラグ201を参照し、応答データ200がルート/デバイスチェック系のCTL系コマンドに対する応答であるのか(S801)、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンドに対する応答であるのか(S803)、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンドに対する応答であるのか(S805)、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドに対する応答であるのか(S807)、をチェックする。
応答データ200がルート/デバイスチェック系のCTL系コマンドに対する応答である場合には(S801;YES)、演算処理装置24は、処理Eを実行する(S802)。
応答データ200がモード設定・読み取り系のCTL系のコマンドに対する応答である場合には(S803;YES)、演算処理装置24は、処理Fを実行する(S804)。
応答データ200がモード設定・読み取り系のSNS系のコマンドに対する応答である場合には(S805;YES)、演算処理装置24は、処理Gを実行する(S806)。
応答データ200がモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドに対する応答である場合には(S807;YES)、演算処理装置24は処理Hを実行する(S808)。
応答データ200が何れのコマンドに対する応答でもない場合には(S807;NO)、演算処理装置24は、その他の処理を行う(S809)。その他の処理としては、例えば、後述するエイリアスへのI/O要求に対する応答結果を処理すること等を挙げることができる。
処理E〜処理Hの詳細については、後述する。
図24は処理Eを示すフローチャートである。
演算処理装置24は、DLEフラグがオンに設定されているか否かをチェックする(S901)。DLEフラグがオンに設定されている場合には(S901;YES)、演算処理装置24は、論理デバイス41が実装されていないという設定(DLE設定)を行う(S902)。
DLEフラグがオフである場合には(S901;NO)、演算処理装置24は、デバイスエラーフラグがオンであるか否かをチェックする(S904)。デバイスエラーフラグがオンに設定されている場合には(S904;YES)、演算処理装置24は、論理デバイス41のエラー設定を行い(S905)、応答データ200のセンスバイトテーブル205からエラー情報を取得する(S906)。
デバイスエラーフラグがオフである場合には(S904;NO)、演算処理装置24、デバイスリセットフラグがオンであるか否かをチェックする(S907)。デバイスリセットフラグがオンである場合には(S907;YES)、演算処理装置24は、論理デバイス41のデバイスリセット設定を行い(S908)、応答データ200のセンスバイトテーブル205からセンス情報を取得する(S909)。
デバイスリセットフラグがオフである場合は(S907;NO)、演算処理装置24は、論理デバイスが正常であるという設定を行う(S910)。
演算処理装置24は、全ての論理デバイス41について上述の処理が完了したか否かをチェックする(S903)。一部の論理デバイス41についての処理が未完である場合には(S903;NO)、演算処理装置24は、S901の処理に戻る。
図25は処理Fを示すフローチャートである。
演算処理装置24は、論理デバイス41にデバイスエラーが生じているか否かをチェックする(S1001)。論理デバイス41にデバイスエラーが生じていなければ(S1001;NO)、演算処理装置24は、正常設定を行う(S1002)。
論理デバイス41にデバイスエラーが生じている場合には(S1001;YES)、演算処理装置24は論理デバイス41にエラーが生じているという設定を行い(S1004)、応答データ200のセンスバイトテーブル205からエラー情報を取得する(S1005)。
演算処理装置24は、全ての論理デバイス41について上述の処理が完了したか否かをチェックする(S1003)。一部の論理デバイス41についての処理が未完である場合には(S1003;NO)、演算処理装置24は、S1001の処理に戻る。
図26は処理Gを示すフローチャートである。
演算処理装置24は、論理デバイス41にデバイスエラーが生じているか否かをチェックする(S1101)。論理デバイス41にデバイスエラーが生じていなければ(S1101;NO)、演算処理装置24は、論理デバイス41が正常であるという設定を行い(S1102)、応答データ200の応答データ200のデータテーブル206からセンス系データを取得する(S1103)。
論理デバイス41にデバイスエラーが生じている場合には(S1101;YES)、演算処理装置24は論理デバイス41にエラーが生じているという設定を行い(S1105)、応答データ200のセンスバイトテーブル205からエラー情報を取得する(S1106)。
演算処理装置24は、全ての論理デバイス41について上述の処理が完了したか否かをチェックする(S1104)。一部の論理デバイス41についての処理が未完である場合には(S1104;NO)、演算処理装置24は、S1101の処理に戻る。
図27は処理Hを示すフローチャートである。
演算処理装置24は、論理デバイス41にデバイスエラーが生じているか否かをチェックする(S1201)。論理デバイス41にデバイスエラーが生じていなければ(S1201;NO)、演算処理装置24は、論理デバイス41が正常であるという設定を行い(S1202)、更に、応答データ200のデータテーブル206からセンス系データを取得する(S1203)。
論理デバイス41にデバイスエラーが生じている場合には(S1201;YES)、演算処理装置24は、論理デバイス41にエラーが生じているという設定を行い(S1205)、更に、応答データ200のセンスバイトテーブル205からエラー情報を取得する(S1206)。
演算処理装置24は、全ての論理デバイス41について上述の処理が完了したか否かをチェックする(S1204)。一部の論理デバイス41についての処理が未完である場合には(S1204;NO)、演算処理装置24は、S1201の処理に戻る。
図28はデータ処理システムの概略構成を示す。ディスクユニット40は、一つのベースデバイス42につき複数のエイリアスデバイス43が割り当てられている。ベースデバイス42へのI/O要求を管理するUCB(Unit Control Block)と、それぞれのエイリアスデバイス43へのI/O要求を管理するUCBは異なっている。中央処理装置20はエイリアスデバイス43のUCBを使用して、ベースデバイス42に複数のI/O処理を要求できる。この場合においても、それぞれのエイリアスデバイス43へのI/O要求が同一であれば、上述した集約コマンドを使用することで、それぞれのエイリアスデバイス43へ発行するコマンドを一つのコマンド(以下、エイリアス集約コマンドと称する。)に集約できる。
図29はエイリアス集約コマンドを発行するためのシーケンス図である。中央処理装置20からベースデバイス42にコマンドコード27x'IE'オーダが発行されると、その応答として、ディスク制御装置30に定義されている全てのエイリアスデバイス43から中央処理装置20へSTS'85'が送信される。中央処理装置20は、その応答を受信することで、ベースデバイス42に割り当てられているエイリアスデバイス43に関する情報を取得できる。中央処理装置20は、図12(E)に示すようなエイリアス管理テーブルを作成することができる。エイリアス管理テーブルは、ベースデバイスのLDEV番号と、そのベースデバイスに割り当てられている一つ以上のエイリアスデバイスのLDEV番号とを対応付けたものである。中央処理装置20は、集約コマンドのオーダ107をエイリアス用に設定し、更にデバイスマッピング111としてエイリアス管理テーブルを指定することで、エイリアス集約コマンドをディスク制御装置30に発行することができる。ディスク制御装置30は、上述した手順と同様の手順でコマンド受信処理等を行う。
図30はデータ処理システムの概略構成を示す。本実施形態では、中央処理装置20からあるパスグループに属する論理パスの一つにSET PIコマンド(以下、SET PI集約コマンドと称する。)が発行されると、ディスク制御装置30は、そのパスグループに属している他の全ての論理パスからSET PIコマンドを発行することができる。つまり、パスグループ単位でコマンドを集約することもできる。中央処理装置20は、集約コマンドのフラグ108の情報を「SET PI集約コマンド」用に設定し、CTL系パラメータ112に、更に同一のパスグループに属する論理パスの情報を設定することで、SET PI集約コマンドをディスク制御装置30に発行することができる。
図31はSET PI集約コマンドを受信したディスク制御装置が実行する処理B'を示すフローチャートである。
制御プロセッサ33は、論理デバイス41にデバイスエラーが生じているか否かをチェックする(S1301)。論理デバイス41にデバイスエラーが生じていなければ(S1301;NO)、制御プロセッサ33は、応答データ200のデータテーブル206にセンス系データを格納する(S1302)。
論理デバイス41にデバイスエラーが生じている場合には(S1301;YES)、制御プロセッサ33は、デバイスエラーフラグをオンに設定し(S1304)、応答データ200のセンスバイトテーブル205にエラー情報を格納する(S1305)。
制御プロセッサ33は、全ての論理デバイス41について上述の処理が完了したか否かをチェックする(S1303)。一部の論理デバイス41についての処理が未完である場合には(S1303;NO)、制御プロセッサ33は、S1302の処理に戻る。
更に制御プロセッサ33は、全ての論理パスについて上述の処理が完了したか否かをチェックする(S1304)。一部の論理パスについての処理が未完である場合には(S1304;NO)、制御プロセッサ33は、S1301の処理に戻る。
図32はオープン系のデータ処理システムの概略構成を示している。オープン系のデータ処理システムは、オープン系の中央処理装置20Aと、ディスクユニット40Aとを備える。ディスクユニット40Aに搭載されているポート44は、論理デバイス41の管理情報(例えば、LUN情報)を保持する。オープン系システムにおけるIPL処理やCHP ON処理では、中央処理装置20Aからディスクユニット40AへInquiryコマンド、TestUnitReadyコマンド、StartStopUnitコマンド、ModeSenseklコマンド、Readコマンド等が発行される。
図33は中央処理装置20Aがオープン系システムである場合における、集約コマンドの発行手順を示すシーケンス図である。同図に示すように、中央処理装置20Aからディスクユニット40AにP−LOGIN及びReportLUNを発行する。すると、ディスクユニット40Aからは、ReportLUNの応答として、ポート44が管理しているLU(論理ユニット)の情報が返答される。中央処理装置20Aは、ディスク制御装置30から取得したLUの情報を基に、デバイス範囲として複数のLU番号を指定したInquiryコマンド(集約コマンド)を発行する。すると、ディスク制御装置40Aからは、Inquiryコマンド(集約コマンド)の応答として、指定されたそれぞれのLUのベンダ名、タイプ、記憶容量、エミュレーションタイプ等の情報が返答される。
図34は中央処理装置20Aがオープン系システムである場合における、集約コマンドの発行手順を示すシーケンス図である。同図に示すように、中央処理装置20Aからディスクユニット40AにP−LOGINを発行した上で、デバイス範囲として複数のLU番号を指定したInquiryコマンド(集約コマンド)を発行する。すると、ディスク制御装置40Aからは、Inquiryコマンド(集約コマンド)の応答として、指定されたそれぞれのLUのベンダ名、タイプ、記憶容量、エミュレーションタイプ等の情報が返答される。
尚、上述の説明においては、複数の論理デバイス41のそれぞれに発行される単一種類のコマンドをコントロールユニット単位又はパスグループ単位で集約する例を示したが、複数の論理デバイス41のそれぞれに発行される連続する複数種類のコマンドをコントロールユニット単位又はパスグループ単位で集約することもできる。具体的には、I/O要求の処理対象となる複数の論理デバイス41を指定した上で、論理デバイス41の数と同数のUCBのロックをとり、複数種類のCCWコマンドをチェインして、コントロールユニット単位又はパスグループ単位でコマンドを集約することができる。複数種類のCCWコマンドをコントロールユニット単位又はパスグループ単位で集約した集約コマンドを受信した記憶制御装置30は、チャネル制御部31でCCWチェインの分離を行い、指定された範囲の論理デバイス41のそれぞれについて複数種類のコマンドを順に処理する。応答データ200の生成手順は上述した手順と同様である。
本実施形態によれば、中央処理装置20が複数の論理デバイス41に処理要求を行う場合に、中央処理装置20からディスク制御装置30に集約マンドを送信するだけで、ディスク制御装置30は、集約コマンドに指定された処理範囲内の全ての論理デバイス41についてコマンド処理を行うので、IPL処理やCHP ON処理等に要する時間を大幅に短縮できる。
10…データ処理システム 20…中央処理装置 21…チャネル部 22…システムコントローラ 23…主記憶装置 24…演算処理装置 30…ディスク制御装置 31…チャネル制御部 32…データ転送部 33…制御プロセッサ 34…ローカルメモリ 35…共有メモリ 36…キャッシュメモリ 40…ディスクユニット 41…論理デバイス
Claims (20)
- 複数の論理デバイスを有するディスクユニットと、
複数の論理デバイスを処理範囲として指定したルート/デバイスチェック系のCTL系コマンド、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンド、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンド、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドを発行する中央処理装置と、
前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスについて前記コマンドを実行するディスク制御装置と、
を備えるデータ処理システム。 - 請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記中央処理装置は、前記ディスク制御装置から前記コマンドの応答を受信すると、前記応答がルート/デバイスチェック系のCTL系コマンドに対する応答であるのか、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンドに対する応答であるのか、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンドに対する応答であるのか、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドに対する応答であるのかをチェックし、前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスについて前記応答の受信処理を行う、データ処理システム。
- 請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記コマンドは、イニシャルプログラムロード又はチャネルパスオンラインの実行を契機として、前記中央処理装置から前記ディスク制御装置に発行される、データ処理システム。
- 請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスに関する情報を一括して前記ディスク制御装置から読み出すためのセンス系コマンドが前記複数の論理デバイスを処理範囲として指定したコマンドにチェインされている、データ処理システム。
- 請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記中央処理装置は、前記論理デバイスへの入出力要求を管理するユニットコントロールブロックを備えており、前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスのそれぞれに対応付けられた複数のユニットコントロールブロックをロックする、データ処理システム。
- 請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記処理範囲は、同一のコントロールユニットに属する全ての論理デバイスである、データ処理システム。
- 請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記コマンドには、同一のパスグループに属する論理パスの情報が含まれており、前記ディスク制御装置は、同一のパスグループに属する全ての論理パスについて前記コマンドを実行する、データ処理システム。
- 請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記コマンドは、種類の異なる複数のコマンドがチェインされたものである、データ処理システム。
- 請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記ディスクユニットは、ベースデバイスと、前記ベースデバイスに割り当てられた複数のエイリアスデバイスとを有しており、前記処理範囲として、前記ベースデバイスと、前記ベースデバイスに割り当てられた複数のエイリアスデバイスとの関係を示す情報が含まれており、前記ディスク制御装置は、前記複数のエイリアスデバイスへの複数の処理要求を前記ベースデバイスへの処理要求として処理する、データ処理システム。
- 複数の論理デバイスを有するディスクユニットと、
イニシャルプログラムロード又はチャネルパスオンラインの実行を契機として、複数の論理デバイスを処理範囲として指定したルート/デバイスチェック系のCTL系コマンド、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンド、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンド、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドを発行するメインフレーム系の中央処理装置と、
前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスについて前記チャネルコマンドワードを実行するディスク制御装置と、
を備えるデータ処理システム。 - 請求項10に記載のデータ処理システムであって、前記中央処理装置は、前記ディスク制御装置から前記コマンドの応答を受信すると、前記応答がルート/デバイスチェック系のCTL系コマンドに対する応答であるのか、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンドに対する応答であるのか、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンドに対する応答であるのか、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドに対する応答であるのかをチェックし、前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスについて前記応答の受信処理を行う、データ処理システム。
- 複数の論理デバイスを処理範囲として指定したルート/デバイスチェック系のCTL系コマンド、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンド、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンド、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドを発行するステップと、
前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスについて前記コマンドを実行するステップと、
を備えるデータ処理方法。 - 請求項12に記載のデータ処理方法であって、前記コマンドの応答を受信すると、前記応答がルート/デバイスチェック系のCTL系コマンドに対する応答であるのか、モード設定・読み取り系のCTL系のコマンドに対する応答であるのか、モード設定・読み取り系のSNS系のコマンドに対する応答であるのか、或いはモード設定・読み取り系のCTL/SNS系のコマンドに対する応答であるのかをチェックし、前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスについて前記応答の受信処理を行うステップを更に備える、データ処理方法。
- 請求項12に記載のデータ処理方法であって、前記コマンドは、イニシャルプログラムロード又はチャネルパスオンラインの実行を契機として、前記中央処理装置から前記ディスク制御装置に発行される、データ処理方法。
- 請求項12に記載のデータ処理方法であって、前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスに関する情報を一括して前記ディスク制御装置から読み出すためのセンス系コマンドが前記複数の論理デバイスを処理範囲として指定したコマンドにチェインされている、データ処理方法。
- 請求項12に記載のデータ処理方法であって、前記処理範囲として指定された全ての論理デバイスのそれぞれに対応付けられた複数のユニットコントロールブロックをロックするステップを更に備える、データ処理方法。
- 請求項12に記載のデータ処理方法であって、前記処理範囲は、同一のコントロールユニットに属する全ての論理デバイスである、データ処理方法。
- 請求項12に記載のデータ処理方法であって、前記コマンドには、同一のパスグループに属する論理パスの情報が含まれており、前記コマンドを実行するステップは、同一のパスグループに属する全ての論理パスについて前記コマンドを実行するステップである、データ処理方法。
- 請求項12に記載のデータ処理方法であって、前記コマンドは、種類の異なる複数のコマンドがチェインされたものである、データ処理方法。
- 請求項12に記載のデータ処理方法であって、前記処理範囲としてベースデバイスと、前記ベースデバイスに割り当てられた複数のエイリアスデバイスとの関係を示す情報が含まれており、前記コマンドを実行するステップは、前記複数のエイリアスデバイスへの複数の処理要求を前記ベースデバイスへの処理要求として処理するステップである、データ処理方法。
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