JPH0617474Y2 - ゲーム機の金銭管理装置 - Google Patents

ゲーム機の金銭管理装置

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JPH0617474Y2
JPH0617474Y2 JP2798788U JP2798788U JPH0617474Y2 JP H0617474 Y2 JPH0617474 Y2 JP H0617474Y2 JP 2798788 U JP2798788 U JP 2798788U JP 2798788 U JP2798788 U JP 2798788U JP H0617474 Y2 JPH0617474 Y2 JP H0617474Y2
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JP
Japan
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safe
rejector
shutter
money management
game machine
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JP2798788U
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JPH01130787U (ja
Inventor
厚司 勝本
Original Assignee
株式会社タイトー
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、投入されたコインを選別して保管するととも
に、コイン数等を計数して表示するテレビゲーム機の金
銭管理装置に関する。
〔背景技術〕
ゲームセンター等のゲーム機には、遊戯者から使用料を
徴収するために、コイン選別装置とコイン収納部を含む
金銭管理装置が設けられている。
このようなゲーム機では、定期的に集金するとともに、
コインの数やゲーム回数を集計している。集金の間隔
は、ゲームセンターの場所や規模等によって異なり、毎
日集金する所もあるが、週に2〜3回程度の集金で済む
所も多い。
後者の場合であっても、毎日のゲーム回数を知り、ゲー
ム内容別、曜日別等の集計をとり、顧客の動向を調査
し、ゲーム内容の変更時期等を適切に判断する必要があ
る。このため、集金とは別に集計は毎日行う必要があ
る。
従来は、ゲーム機の使用回数を表示するカウンタは、金
庫を開けないと見られなかった。このため、カウンタを
見るためだけに、金庫を開けることになり、金銭トラブ
ルを招く恐れがあった。カウンタを外部から容易に見れ
るようにすればよいが、前述のような集計は、他人には
知られたくないいう別の要請もあった。
一方、このような金銭管理装置は、コインの選別,収
納,表示等をする機能を備えなければならず、比較的大
形のものが多い。
従来は、この金銭管理装置は、操作室の右下に配置され
ていたが、最近のゲーム機は複雑な操作部が設けられる
ので、操作室が狭くなり、金銭管理装置が邪魔になるこ
とが多かった。また、操作室自体が動く、体感形のゲー
ム機では、操作室を小形,軽量にしたいという要請もあ
った。
さらに、コイン選別をするリジェクタ等は構造が複雑な
ため、保守点検がしやすいことが求められている。
本考案の目的は、前述の各課題を解決した、金銭管理の
しやすいゲーム機の金銭管理装置を提供することであ
る。
〔考案の要旨〕
前記目的を達成するために、本考案によるゲーム機の金
銭管理装置は、投入されたコインを選別するリジェクタ
が装着されるリジェクタドアとこの部分を収納するリジ
ェクタ室と金庫が収容される金庫室とが別室に設けられ
た本体と、前記リジェクタ室の開口部に開閉自在に設け
られたドアユニットは、前記コインの数および/または
ゲーム回数を計数して表示窓に表示するカウンタと、前
記ドアユニットと前記金庫とが共に閉じられているとき
には前記表示窓を閉じ前記ドアユニットと前記金庫の少
なくとも一方が開けられたときには前記表示窓を開くシ
ャッタユニットとから構成されている。
また、前記本体は、ゲーム機の操作室の外部に設ける構
成とすることができる。
なお、前記リジェクタによって選別された正規のコイン
を検出するコイン検出装置よりの電気信号およびコイン
数および/またはゲーム回数を計数するカウンタへの信
号線は、この金銭管理装置をゲーム機本体に取り付ける
ときに、本体制御部に接続する。
〔実施例〕
以下、図面等を参照して、実施例につき、本考案を詳細
に説明する。
第1図は、本考案による金銭管理装置の実施例の全体の
構成を示した斜視図、第2図は、前記実施例装置のシャ
ッタユニットを示した斜視図、第3図は、前記実施例装
置の金庫を示した斜視図、第4図は、前記シャッタユニ
ットの組立手順を示した展開的斜視図、第5図は、前記
シャッタユニットの取付状態を示した図、第6図は、前
記実施例装置をゲーム機に取り付けた状態を示した斜視
図である。
装置本体1は、第1図に示すように、直方体形のボック
スであり、上側には、リジェクタ室11が配置され、下
側には金庫室12が配置されている。
リジェクタ室11には、ドアユニット2が設けられてい
る。リジェクタ室11は、正面側および左側面の一部に
開口をもち、左側面の開口部にドア板21が蝶番22で
回動自在に取り付けられている。この位置にドア板21
を取り付けた理由は、リジェクタ室11の開口部を大き
くとり、内部の保守点検をしやすくするとともに、ドア
板21の回動中心を後方に移動させることにより、後述
する駆動レバー25が側壁に当たらないようにするため
である。
ドア板21には、表側のコイン投入口に連通するコイン
投入部23が取り付けられており、その下側には投入さ
れたコインの良否を選別するリジェクタ24が設けられ
ている。開いたドア板21の左下には、シャッタ駆動レ
バー25が取り付けられている。また、本体1側には、
ドア板21を施錠するロック26が取り付けられてい
る。
本体1の右側には、リジェクタ室11と金庫室12とに
跨がって、第2図に示すようなシャッタユニット4が取
り付けられており、リジェクタ室11と金庫室12にそ
れぞれレバー43,44の係合部が臨んでいる。
金庫3は、リジェクタ24を通過してきたコインを収納
するためのものであり、第3図に示すように、右側側面
にシャッタ駆動レバー31が取り付けられており、開口
部側には金庫3を施錠するロック32が設けられてい
る。
次に、第4図,第5図を参照して、シャッタユニット4
の構造を詳細に説明する。
シャッタガイド41には、窓41a,41bが設けられ
ており、曲げ起こされた側壁には軸41c,41dが植
設されている。この軸41c,41dには、それぞれば
ね42を介して、レバー43,44が取り付けられてい
る。これらのばね42,42によって、レバー43,4
4は、第4A図時計方向に回動力が付与されている。
第4B図に示すように、シャッタガイド41の表側に
は、アクリル板等の透明なシールド板46が貼付されて
おり、裏側にはシャッタ45が挿入されている。シール
ド板46は、外部からシャッタ45を開くことができな
いようにするために設けられている。シャッタ45は、
窓45a,45bが設けられ、上下に係合部45c,4
5dが曲げ起こされている。シャッタ45は、第4D図
に示すように、上下の係合部45c,45dがそれぞれ
レバー43,44の上側になるように挿入されている。
第4C図に示すように、カウンタブラケット47には、
2つのカウンタ窓が設けられており、その窓にカウンタ
48が取り付けられている。カウンタ48は、1つはコ
インの数を計数し、他の1つはゲーム回数を計数する。
このカウンタブラケット47は、第4D図に示すよう
に、シャッタガイド41の側壁に、それらのカウンタ4
8,48が、カウンタガイド41の窓41a,41bに
対応するようにねじ止めされている。
このシャッタユニット4は、第5図に示したように、本
体1に組み込まれている。
この金銭管理装置の本体1は、第6図に示すように、テ
レビゲーム機5の操作室51の外側に設けられている。
このため、操作室51の内部空間を有効に使用すること
ができる。また、操作室自体がゲーム内容に対応して、
3次元的に動く体感形のゲーム機の場合には、操作室を
小形,軽量にすることができるメリットがある。
次に、本考案による金銭管理装置1の使用方法について
説明する。
通常は、ドア板21を閉めてキーによりロック26を施
錠しておくとともに、金庫3も金庫室12に挿入して、
別のキーによりロック32を施錠しておく。
このとき、ドア板21に設けられている駆動レバー25
がシャッタユニット4のレバー43を本体1の内側に押
している。また、金庫3に設けられている駆動レバー3
1がレバー44を本体1の内側に押している。
従って、レバー43,44は、第4D図の実線の矢印方
向(反時計方向)に回動させられており、シャッタ45
は下側に下がっており、窓を閉じた状態である。
いま、金庫3が挿入されたままで、ドア板21を開けた
とすると、レバー43は解放されるので、ばね43の付
勢力により、第4D図の破線の矢印方向(時計方向)に
回動し、シャッタ45は上昇する。このため、シャッタ
45の窓45a,45bの位置と、シッャタガイド41
a,41bの位置が一致して、外側からカウンタ48,
48の表示を読むことができる。
従って、金庫3を開けずに、カウンタ48,48を読む
ことができ、金銭トラブルの心配をすることなく、集計
作業ができる。
一方、ドア板21を閉めた状態のままで、金庫3を引き
抜いたとすると、レバー44は解放されるので、ばね4
2の付勢力により、第4D図の破線の矢印方向(時計方
向)に回動し、シャッタ45は上昇するので、同様にし
て、外側からカウンタ48,48を読むことができる。
従って、集金時には、金庫3を開ける動作で、カウンタ
48,48を読むことができ、余分な操作を必要としな
い。
なお、ドア板21を開け、金庫3を引き抜いたときに
は、同様に、シッャタ45が開き、カウンタ48,48
を読むことができる。
〔考案の効果〕
以上詳しく説明したように、本考案によれば、ドア板と
金庫の少なくとも一方が解放されれば、シッャタが開
き、カウンタを読むことができるので、金銭管理がしや
すくなった。
また、金銭管理装置が、操作室の外部に設けられている
ので、操作室の内部空間が広くとれるとともに、操作室
が動くタイプのゲーム機の場合には操作室を小形、軽量
にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による金銭管理装置の実施例の全体の
構成を示した斜視図、第2図は、前記実施例装置のシャ
ッタユニットを示した斜視図、第3図は、前記実施例装
置の金庫を示した斜視図、第4図は、前記シャッタユニ
ットの組立手順を示した展開的斜視図、第5図は、前記
シャッタユニットの取付状態を示した図、第6図は、前
記実施例装置をゲーム機に取り付けた状態を示した斜視
図である。 1……本体 11……リジェクタ室、12……金庫室 2……ドアユニット 21……ドア板、22……蝶番 23……コイン投入部、24……リジェクタ 25……駆動レバー、26……ロック 3……金庫 31……駆動レバー、32……ロック 4……シャッタユニット 41……シャッタガイド、42……ばね 43,44……レバー、45……シッャタ 46……シールド板 47……カウンタブラケット 48……カウンタ 5……ゲーム機 51……操作室

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入されたコインを選別するリジェクタが
    装着されるリジェクタドアとこの部分を収納するリジェ
    クタ室と金庫が収容される金庫室とが別室に設けられた
    本体と、前記リジェクタ室の開口部に開閉自在に設けら
    れたドアユニットと、前記コインの数および/またはゲ
    ーム回数を計数して表示窓に表示するカウンタと、前記
    ドアユニットと前記金庫とが共に閉じられているときに
    は前記表示窓を閉じ前記ドアユニットと前記金庫の少な
    くとも一方が開けられたときには前記表示窓を開くシャ
    ッタユニットとから構成したゲーム機の金銭管理装置。
  2. 【請求項2】前記本体は、ゲーム機の操作室の外部に設
    けられたことを特徴とする請求項(1)記載のゲーム機の
    金銭管理装置。
JP2798788U 1988-03-02 1988-03-02 ゲーム機の金銭管理装置 Expired - Lifetime JPH0617474Y2 (ja)

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JP2798788U JPH0617474Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 ゲーム機の金銭管理装置

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JP2798788U JPH0617474Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 ゲーム機の金銭管理装置

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JPH01130787U JPH01130787U (ja) 1989-09-05
JPH0617474Y2 true JPH0617474Y2 (ja) 1994-05-11

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JP2798788U Expired - Lifetime JPH0617474Y2 (ja) 1988-03-02 1988-03-02 ゲーム機の金銭管理装置

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