JPH0617364Y2 - ビデオ回路 - Google Patents

ビデオ回路

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JPH0617364Y2
JPH0617364Y2 JP1984160358U JP16035884U JPH0617364Y2 JP H0617364 Y2 JPH0617364 Y2 JP H0617364Y2 JP 1984160358 U JP1984160358 U JP 1984160358U JP 16035884 U JP16035884 U JP 16035884U JP H0617364 Y2 JPH0617364 Y2 JP H0617364Y2
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JP
Japan
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transistor
circuit
resistor
emitter
base
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JP1984160358U
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JPS6175673U (ja
Inventor
司 田代
直博 木村
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Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、カラー陰極線管表示装置のビデオ回路に関す
るもので、水平走査周波数を高めた場合にも特性に変動
がなく、良質の画像特性が得られるビデオ回路を提供せ
んとするものである。
<従来の技術> 第2図は、従来のビデオ回路の構成を示す回路図であ
る。図において13′はコレクタが抵抗を介して電源+に
接続されたトランジスタ10とコレクタが抵抗を介して接
地されたトランジスタ11のエミッタを共通接続したエミ
ッタホロワトランジスタ回路13′、2は出力トランジス
タである。前記出力トランジスタ2のエミッタは前記ト
ランジスタ3のコレクタに接続されるとともに可変抵抗
4を介して接地されており、コレクタは抵抗とインダク
タの並列回路からなるピーキング回路14′の一端に接続
されている。そして、前記ピーキング回路14′の他端
は、一端がプラス電源+に接続された負荷抵抗8と直列
接続されたインダクタに直列接続されている。この回路
においてエミッタが抵抗を介してマイナス電源側−に接
続されたトランジスタ3のベースには、正極性のビデオ
信号が入力され、入力されたビデオ信号は、出力トラン
ジスタ2のコレクタ側から反転され出力される。そし
て、反転され出力されたビデオ信号は、エミッタホロワ
トランジスタ回路13′のトランジスタ10とトランジスタ
11のベースの共通接続点に供給され、前記エミッタホロ
ワトランジスタ回路13′のトランジスタ10とトランジス
タ11により電流増幅され、トランジスタ10とトランジス
タ11のエミッタの共通接続点より出力されて陰極線管17
のカソード電極16に加えられていた。
<解決しようとする問題点> 前述した従来構造のビデオ回路における陰極線管17ビデ
オバイアス点の調整は可変抵抗器4により行っていた。
即ち、可変抵抗器4により出力トランジスタ2のエミッ
タ側直流電位を調整し、エミッタホロワトランジスタ回
路13′のトランジスタ10とトランジスタ11への入力を調
節することでビデオバイアス点を設定していた。この場
合、出力トランジスタ2は、トランジスタ3のベースへ
入力されるビデオ信号が零の状態でも導通状態にあるた
め、出力トランジスタ2には直流分による電力損失が常
に発生していた。従って、ビデオ信号の印加で発生する
交流分による電力損失がさらに加わると出力トランジス
タ2での電力損失は非常に大きくなり、その発熱量が大
きくなる。このため、出力トランジスタ2を効率よく動
作させるために大型の放熱器を必要とした。また、一般
に、負荷抵抗8にはその電力損失を押さえるために抵抗
値が小さく、しかも電力許容値が大きなことが要求され
るが、出力トランジスタ2が常に導通状態にあるので、
負荷抵抗8の形状が大きくなる欠点があった。また、現
用ビデオ回路用高速トランジスタの出力トランジスタ2
には、高電圧,高周波,高電力用に設計されたものはな
かった。このため、出力トランジスタ2に直流分での電
力損失が生じることはトランジスタの使用上非常に不利
で、トランジスタの温度上昇が特性の変動等の原因を招
く欠点があった。これらの欠点は、ビデオ回路の高速化
を図る上で大きな障害となっていた。
本考案は、上記欠点に鑑みなされたもので、現用のビデ
オ回路用高速トランジスタを用いて、出力トランジスタ
への負担が軽く、周波数特性に優れたビデオ回路を提供
するものである。
<解決するための手段> 本考案は、コレクタが抵抗を介して接続されたトランジ
スタ10とコレクタが抵抗を介して接地されたトランジス
タ11のエミッタを共通接続したエミッタホロワトランジ
スタ回路13を出力側に設け、前記共通接続されたエミッ
タ側から導出されるビデオ信号を陰極線管17のカソード
電極16に供給するよう構成したカラー陰極線管表示装置
のビデオ回路において、該ビデオ回路には少なくとも、
出力側が前記エミッタホロワトランジスタ回路13を構成
するトランジスタ10のベース側に接続され、入力された
電源を定電圧でかつ可変させ出力できる電源電圧調整回
路9(電源ドロッパー方式)と、エミッタが抵抗を介し
て接地され、ビデオ信号がベースに入力されるトランジ
スタ3と、エミッタが前記トランジスタ3のコレクタに
接続され、コレクタが前記エミッタホロワトランジスタ
回路13のトランジスタ11のベース側に接続され、前記ト
ランジスタ3のベースより入力されたビデオ信号をコレ
クタ側から反転させ出力する出力トランジスタ2とを設
けて構成する。
<作用および実施例> 以下本考案を図に従って説明する。第1図は本考案ビデ
オ回路の一実施例を示す回路図である。図において、13
はコレクタが抵抗を介して電源に接続されたトランジス
タ10とコレクタが抵抗を介して接地されたトランジスタ
11のエミッタが共通接続されたエミッタホロワトランジ
スタ回路13であり、前記エミッタ側から導出されるビデ
オ信号が陰極線管17のカソード電極16に供給される。9
は電源ドロッパー方式の電源電圧調整回路であり、コレ
クタが電源に接続されたトランジスタ1のベース側に可
変抵抗器4を接続してベースへの入力を可変させ、前記
電源電圧+Bを可変してかつ定電圧で負荷抵抗8を介し
て出力するように構成されている。
15はエミッタホロワトランジスタ回路13のトランジスタ
10とトランジスタ11のベース間にトランジスタ10のベー
ス側からトランジスタ11のベース側に向かって順方向と
なるよう接続された1個のダイオード6とコンデンサー
7とが並列接続されて構成されたバイアス回路15であ
り、ダイオード6の順方向電圧によりトランジスタ10と
トランジスタ11とにわずかな電流を常時流してエミッタ
ホロワトランジスタ回路13を定電流化させトランジスタ
10とトランジスタ11の非導通状態を防止するものであ
る。図2の従来の如く、バイアス回路を設けない場合に
は、エミッタホロワトランジスタ回路13のトランジスタ
10とトランジスタ11が非導通状態となり易く、出力波形
が図3のAの如き波形となり、ビデオ回路の高速化に大
きな障害となってしまう。また、従来より公知で、ダイ
オードを2個直列接続したものでは、出力波形が図3の
Bに示す如き理想的な波形となって周波数特性が改善さ
れるが、この場合にはトランジスタ10とトランジスタ11
における直流電圧での電力損失が大幅に増加する。ダイ
オードを1個のみ使用した本考案では、出力波形が図3
に図示するCの如き波形となり、トランジスタ10とトラ
ンジスタ11における直流電圧での電力損失を押さえるこ
とが可能である。
14は一般的に用いられている直列接続された可変抵抗器
5と抵抗12に並列接続されたインダクタLからなるピ
ーキング回路であり、可変抵抗器5を調節することで、
広範囲にわたる周波数特性の補償を簡単にでき、良質な
画像を得ることができる。
2は出力トランジスタであり、コレクタが前記ピーキン
グ回路14に接続され、エミッタはビデオ信号がベースに
入力され、エミッタが抵抗を介して接地されたトランジ
スタ3に接続されている。
このように構成されたビデオ回路において、陰極線管17
のビデオバイアス点を調整するには、電源電圧調整回路
9の可変抵抗器4を調整して行う。即ち、トランジスタ
3のベースに入力されるビデオ信号が零の状態におい
て、出力トランジスタ2のベースへの入力+Bは出力
トランジスタ2が非導通状態になるようあらかじめ調整
されており、出力トランジスタ2が非導通状態にされ
る。ここで、可変抵抗器4により出力トランジスタ2の
エミッタ側直流電位を変化させ、エミッタホロワトラン
ジスタ回路13のトランジスタ10とトランジスタ11への入
力を調節することで、ビデオバイアス点が設定される。
この時、出力トランジスタ2は非導通状態なので、出力
トランジスタ2での直流分による電力損失がほとんどな
くなる。従って、出力トランジスタ2での発熱量も小さ
くなり、出力トランジスタ2が効率よく動作するので、
出力トランジスタ2の放熱器を小型化できる。また、負
荷抵抗8での電力損失も低減れるので、負荷抵抗8の形
状を小さくすることができる。
この結果、現用の出力トランジスタ2を使用しても、ト
ランジスタの温度上昇で特性が変動することがなく、高
速化されたビデオ回路を得ることが可能になった。
<効果> 以上、本考案のビデオ回路では、電源電圧調整回路の定
電圧出力を可変して出力トランジスタの負担を減らすこ
とができる。また、ビデオ信号が零の状態では、出力ト
ランジスタを非導通状態にすることができる。この結
果、出力トランジスタの直流分での電力損失が低減さ
れ、出力トランジスタが効率よく動作するので、現用の
ビデオ回路用出力トランジスタを用いたビデオ回路の高
速化が可能になった。また、出力トランジスタには小型
の放熱器を用いられるほか、形状の小さな負荷抵抗を使
用できるので、回路構成スペースが少なくてよいといっ
た実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す回路図、第2図は
従来例を示す回路図、第3図は陰極線管のカソード電極
における立ち下がり波形を示す波形図である。 1,2,3,10,11……トランジスタ、4,5……可変抵抗器、8
……負荷抵抗、9……電源電圧調整回路、13,13′……
エミッタホロワトランジスタ回路、16……カソード電
極、17……陰極線管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コレクタが抵抗を介して電源(+B)に接
    続されたトランジスタ10と、コレクタが抵抗を介して接
    地されたトランジスタ11のエミッタとが接続されたエミ
    ッタホロワトランジスタ回路13の、前記トランジスタ10
    またはトランジスタ11のエミッタ側から電流増幅され導
    出されるビデオ信号を陰極線管17のカソード電極16に供
    給するよう構成されたカラー陰極線管表示装置のビデオ
    回路において、 前記トランジスタ10とトランジスタ11のベース間にはト
    ランジスタ10のベース側から見て順方向になるよう接続
    されたダイオード6と前記ダイオード6と並列接続され
    たコンデンサ7とからなるバイアス回路15が設けられる
    とともに、トランジスタ10のベースにはコレクタが電源
    (+B)に接続され、ベース入力を可変してエミッタ電
    位を調整する可変抵抗器4がベース側に接続されたトラ
    ンジスタ1を具備してなる電源電圧調整回路9の出力端
    が接続され、 トランジスタ11のベースには可変抵抗器5と抵抗器12お
    よびインダクタL1からなるピーキング回路14の一端が
    接続され、 前記ピーキング回路14の他端は、エミッタが抵抗を介し
    て接地されるとともにベースには正極性のビデオ信号が
    入力されるトランジスタ3と直列接続され、前記ビデオ
    信号を反転出力する出力トランジスタ2のコレクタと接
    続されていることを特徴とするカラー陰極線管表示装置
    のビデオ回路。
JP1984160358U 1984-10-25 1984-10-25 ビデオ回路 Expired - Lifetime JPH0617364Y2 (ja)

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JPH0617364Y2 true JPH0617364Y2 (ja) 1994-05-02

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