JPH06172606A - 導電性組成物 - Google Patents

導電性組成物

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JPH06172606A
JPH06172606A JP35207392A JP35207392A JPH06172606A JP H06172606 A JPH06172606 A JP H06172606A JP 35207392 A JP35207392 A JP 35207392A JP 35207392 A JP35207392 A JP 35207392A JP H06172606 A JPH06172606 A JP H06172606A
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JP
Japan
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resin
polymer
electrically conductive
cyclic
thermoplastic resin
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Application number
JP35207392A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Yamamoto
山本  和彦
Yoshinobu Suzuki
義信 鈴木
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06172606A publication Critical patent/JPH06172606A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、耐熱性、力学物性、透明性の優れ
た導電性の環状オレフィン系組成物の提供を目的とす
る。 【構成】 環状ポリオレフィン系樹脂(a)50〜10
0重量%と熱可塑性樹脂(b)0〜50重量%からなる
樹脂(A)100重量部に導電性高分子(B)1〜10
0重量部含有されてなることを特徴とする導電性組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環状ポリオレフィン系
樹脂の導電性組成物に関し、さらに詳細には環状ポリオ
レフィン系樹脂の優れた光学的性質や耐熱性を損なわず
に優れた導電性を付与し、環状ポリオレフィン系樹脂の
産業利用上の有用性を飛躍的に向上させる導電性組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、耐熱性の透明熱可塑性樹脂とし
て、環状ポリオレフィン系樹脂が注目されている。環状
ポリオレフィン系樹脂は、特開平1−36615号公
報、特開昭61−292601号公報、特開昭63−2
18726号公報、特開平2−133413号公報など
に開示されている。これらの樹脂は、脂肪族よりなる主
鎖を持ち、特徴としてその主鎖中に脂肪族多環環状構造
を含むものである。環状ポリオレフィン系樹脂は、主鎖
構造の剛直性に起因する高いガラス転移温度、主鎖構造
の嵩高さが結晶化を妨げ非晶質であることに起因する高
い透明性、環構造のため主鎖方向に対して共有結合の方
向がランダムとなり、重合体の繰り返し単位当りの分極
率の異方性がほとんどないこと、ひいては成形時の配向
によって複屈折を起こさないことに起因し、成形体が低
複屈折率となるなどの優れた力学的、光学的性質を持
つ。このように、環状ポリオレフィン系樹脂は、従来の
代表的な透明熱可塑性樹脂であるポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)やポリカーボネート(PC)に較べて
耐熱性に優れ、低複屈折率であることから、光学用材料
などに使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この環
状ポリオレフィン系樹脂は絶縁体であるため、導電性お
よび帯電防止性能が要求される成形品には採用されな
い。例えば、IC収納用ケース、電磁波シールド材、コ
ネクター、スイッチング素子などに用いられない。本発
明は以上のような事情に基づいてなされたものであっ
て、その目的は、優れた耐熱性が確実に発現されると共
に、優れた導電性を呈する組成物を提供することにあ
る。
【0004】
【発明が解決するための手段】本発明は、環状ポリオレ
フィン系樹脂(a)50〜100重量%と熱可塑性樹脂
(b)0〜50重量%からなる樹脂(A)100重量部
に導電性高分子(B)1〜100重量部含有されてなる
ことを特徴とする導電性組成物を提供するものとする。
【0005】本発明の導電性組成物に適用される環状ポ
リオレフィン系樹脂とは、飽和脂肪族よりなる主鎖を持
ち、特徴として、その主鎖中に脂肪族多環環状構造を含
むものであるが、その具体例としては、その繰り返し単
位中にノルボルネン骨格を有するものである。例えば、
この環状ポリオレフィン系樹脂としては、一般式(I)
〜(IV)で表わされるノルボルネン骨格を含む熱可塑
性樹脂を挙げることができる。
【0006】
【化1】
【0007】
【化2】
【0008】
【化3】
【0009】
【化4】
【0010】[式中、A、B、CおよびDは、水素原
子、炭素数1〜10の炭化水素基、ハロゲン原子、ハロ
ゲン原子で置換された炭素数1〜10の炭化水素基、−
(CH2 n COOR1 、−(CH2 n OCOR1
−(CH2 n OR1 、−(CH2 n CN、−(CH
2 n CONR3 2 、−(CH2 n COOZ、−
(CH2 n OCOZ、−(CH2 n OZ、−(CH
2 n W、またはBとCから構成された もしくは(多)環状アルキレン基を示す。ここで、
1 、R2 、R3 およびR4 は炭素数1〜20の炭化水
素基、Zはハロゲン原子で置換された炭化水素基、Wは
SiR5 p 3-p 〔R5 は炭素数1〜10の炭化水素
基、Fはハロゲン原子、−OCOR6 または−OR
6 (R6 は炭素数1〜10の炭化水素基を示す)、pは
0〜3の整数を示す〕、nは0〜10の整数を示す。]
【0011】本発明において使用することのできるノル
ボルネン骨格を有する環状ポリオレフィン系樹脂として
は、例えば特開昭60−168708号公報、特開昭6
2−252406号公報、特開昭62−252407号
公報、特開平2−133413号公報、特開昭63−1
45324号公報、特開昭63−264626号公報、
特開平1−240517号公報、特公昭57−8815
号公報などに記載されている樹脂などを挙げることがで
きる。この環状ポリオレフィン系樹脂の具体例として
は、下記一般式(V)で表わされる少なくとも1種のテ
トラシクロドデセン誘導体または該テトラシクロドデセ
ンと共重合可能な不飽和環状化合物とをメタセシス重合
して得られる重合体を水素添加して得られる水添重合体
を挙げることができる。
【0012】
【化5】
【0013】(式中、A〜Dは前記に同じ。)前記一般
式(V)で表わされるテトラシクロドデセン誘導体にお
いて、A、B、CおよびDのうちに極性基を含むこと
が、密着性が優れたものとなる点で好ましい。さらに、
この極性基が−(CH2 n COOR1 で表わされるカ
ルボン酸エステル基であることが、得られる水添重合体
が高いガラス転移温度を有するものとなる点で好まし
い。特に、このカルボン酸エステル基よりなる極性置換
基は、一般式(V)のテトラシクロドデセン誘導体の1
分子あたりに1個含有されることが、得られる水添重合
体の高い耐熱性を保持したまま、吸湿性を低くできる点
で好ましい。また、−(CH2 n COOR1 で表わさ
れるカルボン酸エステル基のうち、nの値が小さいもの
ほど、得られる水添重合体のガラス転移温度がさらに高
くなるので好ましい。
【0014】前記一般式において、R1 は炭素数1〜2
0の炭化水素基であるが、炭素数が多くなるほど得られ
る水添重合体の吸湿性が小さくなる点では好ましいが、
得られる水添重合体のガラス転移温度とのバランスの点
から、炭素数1〜4の鎖状アルキル基または炭素数5以
上の(多)環状アルキル基であることが好ましく、特に
メチル基、エチル基、シクロヘキシル基であることが好
ましい。さらに、カルボン酸エステル基が結合した炭素
原子に、同時に炭素数1〜10の炭化水素基が置換基と
して結合されている一般式(V)のテトラシクロドデセ
ン誘導体は、得られる水添重合体のガラス転移温度を低
下させずに、吸湿性を低下させるので好ましい。特に、
この置換基がメチル基またはエチル基である一般式
(V)のテトラシクロドデセン誘導体は、その合成が容
易な点で好ましい。これらのテトラシクロドデセン誘導
体、あるいはこれと共重合可能な不飽和環状化合物の混
合物は、例えば特願平2−184271号明細書第12
頁第12行〜第22頁第6行に記載された方法によっ
て、メタセシス重合、水素添加され、本発明に使用され
るポリオレフィン系樹脂とすることができる。
【0015】本発明において、環状ポリオレフィン系樹
脂として使用される前記水添重合体は、クロロホルム
中、30℃で測定される固有粘度([η]inh )が、
0.3〜1.5dl/gの範囲であることが好ましい。
[η]inh が上記範囲にあることによって、成形加工
性、耐熱性、耐水性、耐薬品性、機械的特性などが良好
である。 また、水添重合体の水素添加率は、60MH
z 1H−NMRで測定した値が50%以上、好ましく
は90%以上、さらに好ましくは98%以上である。水
素添加率が高いほど、熱や光に対する安定性が優れたも
のとなる。
【0016】(b)成分 本発明の導電性組成物に任意成分として含有される
(b)成分は、(a)成分以外の熱可塑性樹脂である。
この(b)成分が含有されることにより、最終的に得ら
れる導電性組成物は成形加工性および耐衝撃性が優れた
ものとなる。(b)成分として含有される熱可塑性樹脂
は、非晶性ポリマー(ゴム、エラストマーを含む)、結
晶性ポリマー、液晶ポリマーなどが含まれる。(b)成
分として含有される熱可塑性樹脂の具体例としては、ス
チレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹
脂、アクリル系樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポ
リアリレーンスルファイド樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエーテル
スルホン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリイミド樹脂、ゴ
ム強化スチレン樹脂(ABS、AES、AAS、ACS
など)、ブタジエン−スチレン共重合体(SBR、ポリ
ブタジエン、ポリイソプレン、エチレン−ポリプロピレ
ン共重合体など)を挙げることができる。
【0017】本発明の導電性高分子は構造的観点から、
直鎖状全π共役系高分子、面状全π共役系高分子、
非共役系高分子、および複合系高分子に分類するこ
とができ、これらすべてを含むものである。以下に具体
例を挙げる。直鎖状全π共役系高分子には、ポリアセ
チレン類、ポリジアセチレン類、ポリ(p−フェニレ
ン)類、ポリ(p−フェニレンビニレン)、ポリ(フ
ェニレンカルコゲナイド)類、ポリピロール、ポリチ
オフェン、ポリフラン、ポリカルバゾール、ポリキノリ
ン類、ポリアニリン類、その他であり、および
は相当するモノマーの電解酸化カップリング重合によっ
て生成する電気化学的にドープされた高導電性高分子で
ある。
【0018】非共役系高分子には、側鎖にπ電子共役
系基(カルバゾール、フェロセン、ピレン、ペリレン、
フタロシアニンなど)を含む高分子、大環状金属錯体
(フタロシアニンなど)を主鎖に含む高分子、高分子
ポリカチオン−TCNQラジカルアニオン塩、その他
がある。は絶縁性であるが、それらの電荷移動錯体あ
るいは電気化学的ドーピングによって生成する高分子ラ
ジカルカチオン塩は半導性を示す。はそれ自身半導性
を示すが、ドーピングにより高導電性を有する擬一次元
導電体となる。の電気電導は高分子ではなく、TCN
Q分子を通して行なわれ、高分子ポリカチオンはTCN
Q分子を並ばせる場を提供している。一般的な特徴とし
て、全π共役系導電性高分子は、金属的導電性を含め高
導電性(σ>1Scm-1)を示すが、不溶不融で成形加
工性に乏しい。これに対して、非共役系導電性高分子
は、安定性、成形加工性は優れているが、高電導性を示
さず、半導性領域にある。
【0019】本発明の導電性高分子として特に望ましい
のはポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリンであ
る。本発明の組成物において導電性高分子(B)は樹脂
(A)100重量部に対して1〜100重量部であり、
好ましくは3〜50重量部、さらに好ましくは5〜30
重量部である。1重量部未満では導電性はもちろんのこ
と帯電防止効果もない。また、100重量部を超えると
組成物の物性が低くなり、成形品が加工しにくく、もろ
くなる。
【0020】本発明の導電性組成物は、単軸押出機また
は二軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダー、ミキシ
ングロールなどを用いる通常の方法により、各成分を混
合することによって得ることができる。一例を示せば、
ミキサーで各成分を混合した後、押出機で220〜35
0℃で溶融混練して造粒物を得る方法、さらに簡単な方
法として両成分を直接成形機内で溶融混練して成形物を
得る方法などを挙げることができる。また、本発明の環
状ポリオレフィン系樹脂(a)と熱可塑性樹脂(b)お
よび導電性高分子を溶媒に溶解または分散させて適度の
温度の液にし、適当なキャリヤー上に注ぐか、または塗
布し、これを乾燥した後、キャリヤーから剥離させるキ
ャスト成形法によりフィルムを製造する。
【0021】均一厚みのフィルムを製造する方法として
は、上記溶液を一定幅のダイスより金属ドラム、スチー
ルベント、ポリエステルフィルム、テフロンベルトなど
の上に押出し、温度、時間をかけて乾燥する。また、ス
プレー、ハケ、ロール、スピンコート、デッピングなど
で溶液を塗布し、温度、時間を任意にかけることにより
均一厚みのフィルムを製造する。なお、1回の塗布で所
望の膜厚が得られない場合は、繰返し塗布することが必
要である。溶媒としては環状オレフィン系樹脂(a)と
熱可塑性樹脂を溶解するものであり、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族化合物、酢酸ブチル、テトラ
ヒドロフラン、ジメトキシエタン、四塩化炭素、クロロ
ホルム、二塩化メチレン、メチルエチルケトンなどの一
般に溶媒として用いられているものが挙げられる。また
これらの混合溶媒でもよい。
【0022】本発明の導電性組成物に酸化防止剤、例え
ば2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2
−(1−メチルシクロヘキシル)−4,6−ジメチルフ
ェノール、2,2−メチレン−ビス−(4−エチル−6
−t−ブチルフェノール)、トリス(ジ−ノニルフェニ
ルホスファイト);紫外線吸収剤、例えばp−t−ブチ
ルフェニルサリシレート、2,2′−ジヒドロキシ−4
−メトキシ−ベンゾフェノン、2−(2′−ジヒドロキ
シ−4′−m−オクトキフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、「TINUVIN 320」(チバガイギー社
製)、「TINUVIN 329」(チバガイギー社
製)、「TINUVIN 622LD」(チバガイギー
社製)、「CHIMASSORB 119FL」(チバ
ガイギー社製);滑剤、例えばパラフィンワックス、ス
テアリン酸、硬化油、ステアロアミド、メチレンビスス
テアロアミド、m−ブチルステアレート、ケトンワック
ス、オクチルアルコール、ヒドロキシステアリン酸トリ
グリセリド;難燃剤、例えば酸化アンチモン、水酸化ア
ルミニウム、ほう酸亜鉛、塩素化パラフィン、テトラブ
ロモブタン、ヘキサブロモベンゼン、テトラブロモビス
フェノールA;帯電防止剤、例えばステアロアミドプロ
ピルジメチル−β−ヒドロキシエチル、アンモニウムト
レート;着色剤、例えば酸化チタン、カーボンブラッ
ク;充填剤、例えば酸化カルシウム、クレー、シリカ、
ガラス繊維、ガラス球、カーボン繊維;顔料などを必要
に応じて添加することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明がこれによって限定されるものではない。なお、
各特性の測定、評価は下記の条件に従って行なった。 引張強度および伸び(TS、TE):ASTM D63
8 全光線透過率(Tt):ASTM D1003 耐熱性:DSC法(Differntial Scaning Calorymeter
)により、20℃/minの温度上昇でガラス転移温
度を測定した。 電気特定:体積抵抗率(Ωcm)ASTM D257
【0024】(参考例)(a)成分 環状オレフィン系樹脂(a−1)の製造 ガスで置換した反応容器内に、下記構造式(1)で示さ
れる特定単量体8−メチル−8−カルボキシメチルテト
ラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]3−ドデセン
500gと、1,2−ジクロロエタン200mlと、分
子量調節剤である1−ヘキセン3.8gと、溶媒とし
て、六塩化タングステンの濃度0.05M/リットルの
クロロベンゼン溶液91.6mlと、パラアルデヒドの
濃度0.1M/リットルの1,2−ジクロロエタン溶液
68.7mlと、トリイソブチルアルミニウムの濃度
0.5M/リットルのトルエン溶液37mlとを加え、
60℃で10時間反応させることにより、固有粘度(η
inh )0.56dl/g(クロロホルム中、30℃、濃
度0.5g/dl)の開環重合体450gを得た。この
開環重合体を9000mlのトテラヒドロフランに溶解
し、パラジウム濃度が5重量%のパラジウム−アルミナ
溶媒45gを加え、水素ガスを圧力が100kg/cm
2 となるように仕込んで、150℃で5時間水素添加反
応させた。水素添加反応後、触媒を濾別し、濾液を塩酸
酸性の大過剰量のメタノール中に注いで、水素添加され
た重合体a−1を製造した。この重合体a−1の水素添
加率は実質上100%であった。
【0025】
【化6】
【0026】(b)成分 b−1:ポリプロピレン(B)成分 ポリアニリン(VERSICON:Allied - Signal IN
C.製)
【0027】実施例1 m−キシレンに環状オレフィン系樹脂100gを溶解さ
せ、その後ポリアニリン10gを分散させ、この溶液を
キャストし、100μmのフィルムを製造した。物性測
定結果を表1に示す。
【0028】実施例2〜4、比較例1、2 表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明は導電率の大きい導電性組成物で
あり、TC収納用ケース、コネクター、スイッチ素子、
電磁波シールド材として有効である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状ポリオレフィン系樹脂(a)50〜
    100重量%と熱可塑性樹脂(b)0〜50重量%から
    なる樹脂(A)100重量部に導電性高分子(B)1〜
    100重量部含有されてなることを特徴とする導電性組
    成物。
JP35207392A 1992-12-09 1992-12-09 導電性組成物 Pending JPH06172606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010089873A (ko) * 2000-03-25 2001-10-12 하재목 전자파 차폐용 수성 도료
KR100749565B1 (ko) * 2006-05-08 2007-08-16 에스케이씨 주식회사 전자파 차폐능을 갖는 전도성 광학필름

Cited By (2)

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KR100749565B1 (ko) * 2006-05-08 2007-08-16 에스케이씨 주식회사 전자파 차폐능을 갖는 전도성 광학필름

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