JPH06172490A - 塗料用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
塗料用エポキシ樹脂組成物Info
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- JPH06172490A JPH06172490A JP32965492A JP32965492A JPH06172490A JP H06172490 A JPH06172490 A JP H06172490A JP 32965492 A JP32965492 A JP 32965492A JP 32965492 A JP32965492 A JP 32965492A JP H06172490 A JPH06172490 A JP H06172490A
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- epoxy resin
- resin
- acrylic rubber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、金属板の塗装に用いられるエポキシ
樹脂成分と硬化剤成分とを含有してなる塗料用エポキシ
樹脂組成物に関し、特に密着性、加工性に優れた塗膜を
形成する塗料用エポキシ樹脂組成物に関する。 【構成】粒子径が2μm以下、ガラス転移温度が室温以
下で、エポキシ樹脂とは相溶しないアクリルゴム成分を
5〜30重量部分散してなる液状エポキシ樹脂とフェノ
ール類とを反応させて得られる数平均分子量900〜1
0,000の固形エポキシ樹脂に硬化剤成分を配合する
ことを特徴とする塗料用エポキシ樹脂組成物である。
樹脂成分と硬化剤成分とを含有してなる塗料用エポキシ
樹脂組成物に関し、特に密着性、加工性に優れた塗膜を
形成する塗料用エポキシ樹脂組成物に関する。 【構成】粒子径が2μm以下、ガラス転移温度が室温以
下で、エポキシ樹脂とは相溶しないアクリルゴム成分を
5〜30重量部分散してなる液状エポキシ樹脂とフェノ
ール類とを反応させて得られる数平均分子量900〜1
0,000の固形エポキシ樹脂に硬化剤成分を配合する
ことを特徴とする塗料用エポキシ樹脂組成物である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属板の塗装に用いら
れるエポキシ樹脂成分と硬化剤成分とを含有してなる、
密着性、加工性に優れる塗料組成物に関する。
れるエポキシ樹脂成分と硬化剤成分とを含有してなる、
密着性、加工性に優れる塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】金属板の塗装、例えば缶詰用缶や飲料缶
の内外面及びプレコートメタル鋼板には、従来よりエポ
キシ樹脂−アミノ樹脂系或いはエポキシ樹脂−フェノー
ル樹脂系等の焼付塗料が使用され、膜厚5〜10μmで
塗装されている。これらは塗装後に苛酷な加工が施され
るため、使用される塗料には高度な耐加工性と耐衝撃性
及び密着性が要求されている。しかし塗膜の耐久性を向
上するために厚膜化すると耐加工性及び密着性に劣る問
題があった。これを改良するために、良好な可撓性と靭
性を有するエポキシ樹脂の出現が望まれており、いくつ
かの提案がなされてきてはいるが十分な性能を出すには
至っていなかった。
の内外面及びプレコートメタル鋼板には、従来よりエポ
キシ樹脂−アミノ樹脂系或いはエポキシ樹脂−フェノー
ル樹脂系等の焼付塗料が使用され、膜厚5〜10μmで
塗装されている。これらは塗装後に苛酷な加工が施され
るため、使用される塗料には高度な耐加工性と耐衝撃性
及び密着性が要求されている。しかし塗膜の耐久性を向
上するために厚膜化すると耐加工性及び密着性に劣る問
題があった。これを改良するために、良好な可撓性と靭
性を有するエポキシ樹脂の出現が望まれており、いくつ
かの提案がなされてきてはいるが十分な性能を出すには
至っていなかった。
【0003】例えば、エポキシ樹脂を強靭化して内部応
力を低減する方法として、一般的にはエポキシ樹脂をカ
ルボキシル基末端のブタジエンーアクリロニトリルエラ
ストマーのような末端官能基を有する液状ポリマーで変
性して硬化物中に海島構造を生じさせる方法が行われて
いるが、硬化物性は海島構造の微妙な変化に左右され、
特に硬化条件が硬化物の物性に及ぼす影響は大きく、硬
化過程でのゴム相とエポキシ樹脂相の相分離状態の違い
で物性が変わってくる問題があった。
力を低減する方法として、一般的にはエポキシ樹脂をカ
ルボキシル基末端のブタジエンーアクリロニトリルエラ
ストマーのような末端官能基を有する液状ポリマーで変
性して硬化物中に海島構造を生じさせる方法が行われて
いるが、硬化物性は海島構造の微妙な変化に左右され、
特に硬化条件が硬化物の物性に及ぼす影響は大きく、硬
化過程でのゴム相とエポキシ樹脂相の相分離状態の違い
で物性が変わってくる問題があった。
【0004】一方これらの欠点を改良する方法として、
特公昭51−44973号公報、特表昭60−5010
363号公報、特開昭62−50361号公報、特開昭
62−53369号公報、特開昭64−85216号公
報、特開平2ー117948号公報、特開平2−206
656号公報には未硬化のエポキシ樹脂中にアクリル系
重合体粒子を分散させる方法が提案されている。しか
し、これらの特許記載の方法では低分子量のエポキシ樹
脂しか得られておらず、塗料用に用いた場合には十分な
塗膜性能を得ることが出来なかった。
特公昭51−44973号公報、特表昭60−5010
363号公報、特開昭62−50361号公報、特開昭
62−53369号公報、特開昭64−85216号公
報、特開平2ー117948号公報、特開平2−206
656号公報には未硬化のエポキシ樹脂中にアクリル系
重合体粒子を分散させる方法が提案されている。しか
し、これらの特許記載の方法では低分子量のエポキシ樹
脂しか得られておらず、塗料用に用いた場合には十分な
塗膜性能を得ることが出来なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記の欠
点を改良し、エポキシ樹脂の有する特性を保持し、且
つ、可とう性を有して加工性に優れた焼付塗料用エポキ
シ樹脂を提供すべく、種々検討した結果、エポキシ樹脂
とは相溶しないアクリルゴム成分を高分子量のエポキシ
樹脂中に分散させて硬化剤成分を配合することにより、
厚膜にしても厳しい加工に耐え、かつ密着性にも優れた
焼付塗料組成物を見出し、本発明を完成したもので、本
発明の目的は、密着性及び加工性に優れた焼付塗料組成
物を提供するものである。
点を改良し、エポキシ樹脂の有する特性を保持し、且
つ、可とう性を有して加工性に優れた焼付塗料用エポキ
シ樹脂を提供すべく、種々検討した結果、エポキシ樹脂
とは相溶しないアクリルゴム成分を高分子量のエポキシ
樹脂中に分散させて硬化剤成分を配合することにより、
厚膜にしても厳しい加工に耐え、かつ密着性にも優れた
焼付塗料組成物を見出し、本発明を完成したもので、本
発明の目的は、密着性及び加工性に優れた焼付塗料組成
物を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、粒子径
が2μm以下、ガラス転移温度が室温以下で、エポキシ
樹脂とは相溶しないアクリルゴム成分を5〜30重量部
分散してなる液状エポキシ樹脂とビスフェノール類とを
反応させて得られる数平均分子量900〜10,000
の固形エポキシ樹脂に硬化剤成分を配合することを特徴
とする焼付塗料用組成物を提供するものである。
が2μm以下、ガラス転移温度が室温以下で、エポキシ
樹脂とは相溶しないアクリルゴム成分を5〜30重量部
分散してなる液状エポキシ樹脂とビスフェノール類とを
反応させて得られる数平均分子量900〜10,000
の固形エポキシ樹脂に硬化剤成分を配合することを特徴
とする焼付塗料用組成物を提供するものである。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
用いられるアクリルゴム分散液状エポキシ樹脂は、前述
した特許に記載された方法によって製造することができ
る。例えば、乳化重合法、懸濁重合方法、溶液重合方法
等従来公知の各種の重合方法で製造したアクリルゴムの
微粒子と液状エポキシ樹脂とを剪断力下で強制撹拌した
後水又は溶媒を除去する方法、粉体のアクリルゴム微粒
子をエポキシ樹脂中に加熱混合する方法、エポキシ樹脂
中でアクリル系モノマーを供重合させる方法等が挙げら
れるが、乳化重合によって得られたアクリルゴムの水分
散体を液状エポキシ樹脂中に添加して剪断力下で強制撹
拌後脱水させる方法が好ましい。
用いられるアクリルゴム分散液状エポキシ樹脂は、前述
した特許に記載された方法によって製造することができ
る。例えば、乳化重合法、懸濁重合方法、溶液重合方法
等従来公知の各種の重合方法で製造したアクリルゴムの
微粒子と液状エポキシ樹脂とを剪断力下で強制撹拌した
後水又は溶媒を除去する方法、粉体のアクリルゴム微粒
子をエポキシ樹脂中に加熱混合する方法、エポキシ樹脂
中でアクリル系モノマーを供重合させる方法等が挙げら
れるが、乳化重合によって得られたアクリルゴムの水分
散体を液状エポキシ樹脂中に添加して剪断力下で強制撹
拌後脱水させる方法が好ましい。
【0008】本発明に用いられる液状エポキシ樹脂とし
て好ましいのは、ビスフェノールA及びビスフェノール
F等のビスフェノール類のグリシジルエーテルである
が、30%以内の範囲でアルコール類のグリシジルエー
テル、グリシジルエステル類、グリシジルアミン類、ノ
ボラック型グリシジルエーテル、脂環式エポキシ化合物
等の1ないし数種類を混合させても良い。
て好ましいのは、ビスフェノールA及びビスフェノール
F等のビスフェノール類のグリシジルエーテルである
が、30%以内の範囲でアルコール類のグリシジルエー
テル、グリシジルエステル類、グリシジルアミン類、ノ
ボラック型グリシジルエーテル、脂環式エポキシ化合物
等の1ないし数種類を混合させても良い。
【0009】アクリル系モノマーとしては、(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、
(メタ)アクリル酸イソアミル、(メタ)アクリル酸2
−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸デシルなどの
(メタ)アクリル酸エステル類及びこれらに対応する
(メタ)アクリル酸のアルキルエステル類、及びスチレ
ン、ビニルトルエン、2−メチルスチレンなどのスチレ
ン系モノマーより選択することができる。また、これら
の他に、官能基を有するモノマーとして、例えば(メ
タ)アクリル酸のようなカルボキシル基含有モノマー、
アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキ
シプロピルなどの水酸基含有モノマー、N−メチロール
アクリルアミド、ジメチロールアクリルアミドなどのメ
チロール基含有モノマー、N−ブトキシメチルアクリル
アミドなどのアルコキシメチル含有モノマー、グリシジ
ル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルグリシジル
エーテルなどのエポキシ基を含有するモノマー、アクリ
ロニトリル、メタクリルニトリル、アゾビスイソブチル
ニトリルなどのシアノ基含有モノマー、更に架橋用モノ
マーとしてジビニルベンゼン、アリルメタクリレート、
エチレングリコールジメタクリレート等を用いることが
できる。
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、
(メタ)アクリル酸イソアミル、(メタ)アクリル酸2
−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸デシルなどの
(メタ)アクリル酸エステル類及びこれらに対応する
(メタ)アクリル酸のアルキルエステル類、及びスチレ
ン、ビニルトルエン、2−メチルスチレンなどのスチレ
ン系モノマーより選択することができる。また、これら
の他に、官能基を有するモノマーとして、例えば(メ
タ)アクリル酸のようなカルボキシル基含有モノマー、
アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキ
シプロピルなどの水酸基含有モノマー、N−メチロール
アクリルアミド、ジメチロールアクリルアミドなどのメ
チロール基含有モノマー、N−ブトキシメチルアクリル
アミドなどのアルコキシメチル含有モノマー、グリシジ
ル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルグリシジル
エーテルなどのエポキシ基を含有するモノマー、アクリ
ロニトリル、メタクリルニトリル、アゾビスイソブチル
ニトリルなどのシアノ基含有モノマー、更に架橋用モノ
マーとしてジビニルベンゼン、アリルメタクリレート、
エチレングリコールジメタクリレート等を用いることが
できる。
【0010】モノマーの共重合に用いるラジカル重合開
始剤としては、例えば、アゾビスブチロニトリル等のア
ゾ化合物、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルハイ
ドロパーオキサイド等の過酸化物が挙げられる。また乳
化重合時に用いる界面活性剤としてはアニオン系、ノニ
オン系、カチオン系及び両性のものがあるが、好ましい
ものはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー等の
ノニオン系界面活性剤である。
始剤としては、例えば、アゾビスブチロニトリル等のア
ゾ化合物、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルハイ
ドロパーオキサイド等の過酸化物が挙げられる。また乳
化重合時に用いる界面活性剤としてはアニオン系、ノニ
オン系、カチオン系及び両性のものがあるが、好ましい
ものはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー等の
ノニオン系界面活性剤である。
【0011】乳化重合によって得られたアクリルゴムの
水分散体を、液状エポキシ樹脂中に剪断力下で混合させ
た後、80〜200℃の温度で200torr以下の減
圧下で脱水することによりアクリルゴム分散液状エポキ
シ樹脂を製造することができる。本発明の液状エポキシ
樹脂中のアクリルゴム含有量は5重量部〜30重量部と
するのが好ましい。5重量部以下では目的とする加工性
に優れた組成物が得られず、30重量部以上では粘度が
高くなるため塗装作業に問題が生じるためである。ま
た、アクリルゴム粒子の直径はエポキシ樹脂中に分散相
として安定に存在させるために、2μm以下、特に0.
5μm以下とするのが好ましい。またアクリルゴムのガ
ラス転移温度が室温以上の場合には、本発明の目的とす
る塗膜の加工性、密着性が改善されないため、室温以下
好ましくは0℃以下とするのが好ましい。
水分散体を、液状エポキシ樹脂中に剪断力下で混合させ
た後、80〜200℃の温度で200torr以下の減
圧下で脱水することによりアクリルゴム分散液状エポキ
シ樹脂を製造することができる。本発明の液状エポキシ
樹脂中のアクリルゴム含有量は5重量部〜30重量部と
するのが好ましい。5重量部以下では目的とする加工性
に優れた組成物が得られず、30重量部以上では粘度が
高くなるため塗装作業に問題が生じるためである。ま
た、アクリルゴム粒子の直径はエポキシ樹脂中に分散相
として安定に存在させるために、2μm以下、特に0.
5μm以下とするのが好ましい。またアクリルゴムのガ
ラス転移温度が室温以上の場合には、本発明の目的とす
る塗膜の加工性、密着性が改善されないため、室温以下
好ましくは0℃以下とするのが好ましい。
【0012】本発明の数平均分子量900〜10,00
0のエポキシ樹脂は、前記のようにして得られたアクリ
ルゴム分散液状エポキシ樹脂とフェノール類とを触媒を
用いて重付加反応させることにより製造することができ
る。本発明に用いられるフェノール類としては、ノニル
フェノール、ブチルフェノール、オクチルフェノ−ル等
の1価のフェノール類、レゾルシン、ハイドロキノン、
カテコール、ピロガロール等の単核の2価及び3価のフ
ェノール類、ビスフェノール、ビフェノール等の2価フ
ェノール類、フェノールノボラック樹脂、オルソクレゾ
ールノボラック樹脂等のフェノール類−アルデヒドノボ
ラック樹脂を挙げることができ、1〜数種類混合して使
用することができる。但し、1価フェノール類が多いと
分子量の増大が停止し、3官能以上のフェノール類が多
くなるとゲル化するため2官能のフェノール類、特にビ
スフェノール類を80%以上用いるのが好ましい。
0のエポキシ樹脂は、前記のようにして得られたアクリ
ルゴム分散液状エポキシ樹脂とフェノール類とを触媒を
用いて重付加反応させることにより製造することができ
る。本発明に用いられるフェノール類としては、ノニル
フェノール、ブチルフェノール、オクチルフェノ−ル等
の1価のフェノール類、レゾルシン、ハイドロキノン、
カテコール、ピロガロール等の単核の2価及び3価のフ
ェノール類、ビスフェノール、ビフェノール等の2価フ
ェノール類、フェノールノボラック樹脂、オルソクレゾ
ールノボラック樹脂等のフェノール類−アルデヒドノボ
ラック樹脂を挙げることができ、1〜数種類混合して使
用することができる。但し、1価フェノール類が多いと
分子量の増大が停止し、3官能以上のフェノール類が多
くなるとゲル化するため2官能のフェノール類、特にビ
スフェノール類を80%以上用いるのが好ましい。
【0013】ビスフェノール類としてはビスフェノール
A(4,4′−イソプロピリジンジフェノール)、ビス
フェノールF(4,4′−ジヒドロキシジフェニルメタ
ン)、ビスフェノールS(4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホン)、ビスフェノールK(4,4′−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン)、ビスフェノールAP(4,
4′−(1−フェニルエチリデン)ジフェノール)等が
挙げられるが、特にビスフェノールAが好ましい。
A(4,4′−イソプロピリジンジフェノール)、ビス
フェノールF(4,4′−ジヒドロキシジフェニルメタ
ン)、ビスフェノールS(4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホン)、ビスフェノールK(4,4′−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン)、ビスフェノールAP(4,
4′−(1−フェニルエチリデン)ジフェノール)等が
挙げられるが、特にビスフェノールAが好ましい。
【0014】重付加反応に用いられる触媒としては、ベ
ンジルジメチルアミン、トリエチルアミン及びベンジル
アミン等の第3アミン、2−メチルイミダゾール、2−
エチル4−メチルイミダゾール、等のイミダゾール類、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ
金属、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、テト
ラメチルアンモニウムクロリド等の第4アンモニウム化
合物、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィン
等のホスフィン類、n−ブチルトリフェニルホスホニウ
ムブロマイド、エチルトリフェニルホスホニウムアセテ
ート−酢酸錯体等のホスホニウム塩が挙げられるが、ホ
スフィン類、イミダゾール類及びホスホニウム塩類が好
ましい。
ンジルジメチルアミン、トリエチルアミン及びベンジル
アミン等の第3アミン、2−メチルイミダゾール、2−
エチル4−メチルイミダゾール、等のイミダゾール類、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ
金属、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、テト
ラメチルアンモニウムクロリド等の第4アンモニウム化
合物、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィン
等のホスフィン類、n−ブチルトリフェニルホスホニウ
ムブロマイド、エチルトリフェニルホスホニウムアセテ
ート−酢酸錯体等のホスホニウム塩が挙げられるが、ホ
スフィン類、イミダゾール類及びホスホニウム塩類が好
ましい。
【0015】触媒は、アクリルゴム分散液状エポキシ樹
脂の重量に対して0.001〜0.5重量部を用い、60
〜200℃、好ましくは120〜180℃で10分ない
しは20時間、好ましくは1〜10時間で反応させる。
尚、反応時には必要に応じて溶剤を添加しても良い。用
いられる溶剤としてはベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、メチルイソブチルケトン、メチル
エチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、エチル
セロソルブ、ブチルセロソルブ等のエーテルアルコール
類、セロソルブアセテート等のエーテルエステル類が挙
げられる。
脂の重量に対して0.001〜0.5重量部を用い、60
〜200℃、好ましくは120〜180℃で10分ない
しは20時間、好ましくは1〜10時間で反応させる。
尚、反応時には必要に応じて溶剤を添加しても良い。用
いられる溶剤としてはベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、メチルイソブチルケトン、メチル
エチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、エチル
セロソルブ、ブチルセロソルブ等のエーテルアルコール
類、セロソルブアセテート等のエーテルエステル類が挙
げられる。
【0016】本発明のエポキシ樹脂組成物は、従来公知
のエポキシ硬化剤によって硬化できる。これに使用でき
る硬化剤としてはジエチレントリアミン、トリエチレン
トリアミン、イソホロンジアミン、メタキシレンジアミ
ン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン等のアミン
類、無水フタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水ナ
ジック酸、無水トリメリット酸等の酸無水物、ダイマー
酸とジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン等
との縮合物であるアミノポリアミド樹脂、メルカプタン
基を末端に持つポリスルフィド樹脂、三弗化ホウ素とア
ニリン、キシレノールなどとの三弗化ホウ素アミンコン
プレックス、フェノール、クレゾール、キシレノール、
レゾルシンなどとホルマリンの縮合反応により得られる
ノボラック樹脂、及びフェノール性水酸基を有する各種
の化合物、ジシアンジアミド、アジピン酸ジヒドラジ
ド、セバシン酸ジヒドラジド等の有機酸ジヒドラジド、
3(3,4−ジクロロフェニル)−1.1−ジメチル等
の尿素誘導体、ポリイソシアネート、レゾール型フェノ
ール樹脂、アミノ樹脂等が挙げられる。
のエポキシ硬化剤によって硬化できる。これに使用でき
る硬化剤としてはジエチレントリアミン、トリエチレン
トリアミン、イソホロンジアミン、メタキシレンジアミ
ン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン等のアミン
類、無水フタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水ナ
ジック酸、無水トリメリット酸等の酸無水物、ダイマー
酸とジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン等
との縮合物であるアミノポリアミド樹脂、メルカプタン
基を末端に持つポリスルフィド樹脂、三弗化ホウ素とア
ニリン、キシレノールなどとの三弗化ホウ素アミンコン
プレックス、フェノール、クレゾール、キシレノール、
レゾルシンなどとホルマリンの縮合反応により得られる
ノボラック樹脂、及びフェノール性水酸基を有する各種
の化合物、ジシアンジアミド、アジピン酸ジヒドラジ
ド、セバシン酸ジヒドラジド等の有機酸ジヒドラジド、
3(3,4−ジクロロフェニル)−1.1−ジメチル等
の尿素誘導体、ポリイソシアネート、レゾール型フェノ
ール樹脂、アミノ樹脂等が挙げられる。
【0017】これらの中で焼付塗料の用途では、レゾー
ル型フェノール樹脂及び又はアミノ樹脂及び又はフェノ
ール性水酸基を有する化合物が好ましい。レゾール型フ
ェノール樹脂は、石炭酸、クレゾール類、その他のアル
キルフェノール類、或いはビスフェノール類等のフェノ
ール類とホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、等のア
ルデヒド類とを塩基性触媒の存在下で反応させて得られ
たもの、又はそれらをn−ブタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール類と反応させたアルキルエーテ
ル化フェノール樹脂を用いることができる。アミノ樹脂
はアミノ基を有する化合物、例えば尿素、メラミン、ベ
ンゾグアナミン等とホルムアルデヒドを反応させたも
の、又はそれらをn−ブタノール、イソプロピルアルコ
ール等のアルコール類と反応させてアルキルエーテル化
したものを用いることができる。フェノール性水酸基を
有する化合物としてはノボラック樹脂の他にエポキシ樹
脂の両末端にフェノール性水酸基を導入したものも用い
ることができる。
ル型フェノール樹脂及び又はアミノ樹脂及び又はフェノ
ール性水酸基を有する化合物が好ましい。レゾール型フ
ェノール樹脂は、石炭酸、クレゾール類、その他のアル
キルフェノール類、或いはビスフェノール類等のフェノ
ール類とホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、等のア
ルデヒド類とを塩基性触媒の存在下で反応させて得られ
たもの、又はそれらをn−ブタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール類と反応させたアルキルエーテ
ル化フェノール樹脂を用いることができる。アミノ樹脂
はアミノ基を有する化合物、例えば尿素、メラミン、ベ
ンゾグアナミン等とホルムアルデヒドを反応させたも
の、又はそれらをn−ブタノール、イソプロピルアルコ
ール等のアルコール類と反応させてアルキルエーテル化
したものを用いることができる。フェノール性水酸基を
有する化合物としてはノボラック樹脂の他にエポキシ樹
脂の両末端にフェノール性水酸基を導入したものも用い
ることができる。
【0018】アクリルゴム分散固形エポキシ樹脂と従来
公知のエポキシ硬化剤の配合量は、硬化剤の使用量が多
すぎても少なくても塗膜は十分な性能を発揮しないため
目的とする性能に適した配合量とするのが好ましい。本
発明の塗料組成物には、任意成分として硬化促進剤、例
えばリン酸、p−トルエンスルホン酸の他に、第3アミ
ン類、ホスフィン類、イミダゾール類等を添加すること
ができる。
公知のエポキシ硬化剤の配合量は、硬化剤の使用量が多
すぎても少なくても塗膜は十分な性能を発揮しないため
目的とする性能に適した配合量とするのが好ましい。本
発明の塗料組成物には、任意成分として硬化促進剤、例
えばリン酸、p−トルエンスルホン酸の他に、第3アミ
ン類、ホスフィン類、イミダゾール類等を添加すること
ができる。
【0019】本発明の塗料組成物は、アクリルゴム分散
固形エポキシ樹脂と硬化剤成分を有機溶剤に溶解して用
いることができる。有機溶剤としてはアセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサ
ノン等のケトン類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロ
ソルブ類、メチルセロソルブアセテート、酢酸エチル等
のエステル類、イソプロピルアルコール、n−ブタノー
ル等のアルコール類、又はこれらの混合溶剤を用いるこ
とができる。本発明の樹脂組成物には石英粉、シリカ、
石こう、炭酸カルシウム、マイカ、アルミナ、水和アル
ミナ、タルク、ケイ酸化合物、チタン化合物等の充てん
剤、顔料等の種々の添加剤を配合することができる。
固形エポキシ樹脂と硬化剤成分を有機溶剤に溶解して用
いることができる。有機溶剤としてはアセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサ
ノン等のケトン類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロ
ソルブ類、メチルセロソルブアセテート、酢酸エチル等
のエステル類、イソプロピルアルコール、n−ブタノー
ル等のアルコール類、又はこれらの混合溶剤を用いるこ
とができる。本発明の樹脂組成物には石英粉、シリカ、
石こう、炭酸カルシウム、マイカ、アルミナ、水和アル
ミナ、タルク、ケイ酸化合物、チタン化合物等の充てん
剤、顔料等の種々の添加剤を配合することができる。
【0020】本発明の塗料組成物を塗装する方法として
はスプレー、ロールコート、ハケ塗り、流し塗り等の公
知の手段を用いることができ、塗料の厚みは2〜100
0ミクロンの範囲とすることができる。塗料の焼付条件
は一般的に80〜280℃の温度で、30秒〜20分の
時間より選定すれば良い。以下、実施例によって本発明
を具体的に説明するが、勿論この例のみに限定されるも
のではない。尚、「部」は特に断らない限り重量部であ
る。
はスプレー、ロールコート、ハケ塗り、流し塗り等の公
知の手段を用いることができ、塗料の厚みは2〜100
0ミクロンの範囲とすることができる。塗料の焼付条件
は一般的に80〜280℃の温度で、30秒〜20分の
時間より選定すれば良い。以下、実施例によって本発明
を具体的に説明するが、勿論この例のみに限定されるも
のではない。尚、「部」は特に断らない限り重量部であ
る。
【0021】
参考例 モノマー成分として、メタクリル酸6部、ブタジエン6
7部、アクリルニトリル25部及びジビニルベンゼン2
部を使用し、これらに、水250部、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム1部、第3級ドデシルメルカプタ
ン0.45部、過硫酸カリウム0.27部、シアノエチ
ル化ジエタノールアミン0.15部、水酸化カリウム
0.1部を加え、常法によりオートクレーブ中で20℃
にて共重合を行った。重合転化率が70%以上になった
時点で0.2部のヒドロキシルアミン硫酸塩を添加して
重合を停止させた後、水蒸気蒸留により残存する未反応
モノマーを除去して、アクリルゴム水分散体を得た。撹
拌機、温度計、コンデンサー及び窒素ガス供給装置を備
えた反応容器内に液状エポキシ樹脂YD−128(東都
化成製;エポキシ当量186.5g/eq)300gを
仕込み、前記で得たアクリルゴム水分散体300gを加
えて徐々に加熱を行ない脱水しながら150℃に加温さ
せた。次に100torrの減圧下で十分に脱水してか
ら100メッシュの金網で濾過して、アクリルゴムが均
一に分散された白色の液状エポキシ樹脂を得た。このも
ののエポキシ当量は233g/eq、25℃における粘
度は2000ps、アクリルゴム含有量は20%、アク
リルゴムのガラス転移温度は−30℃で、粒径は0.3
±0.1μであった。
7部、アクリルニトリル25部及びジビニルベンゼン2
部を使用し、これらに、水250部、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム1部、第3級ドデシルメルカプタ
ン0.45部、過硫酸カリウム0.27部、シアノエチ
ル化ジエタノールアミン0.15部、水酸化カリウム
0.1部を加え、常法によりオートクレーブ中で20℃
にて共重合を行った。重合転化率が70%以上になった
時点で0.2部のヒドロキシルアミン硫酸塩を添加して
重合を停止させた後、水蒸気蒸留により残存する未反応
モノマーを除去して、アクリルゴム水分散体を得た。撹
拌機、温度計、コンデンサー及び窒素ガス供給装置を備
えた反応容器内に液状エポキシ樹脂YD−128(東都
化成製;エポキシ当量186.5g/eq)300gを
仕込み、前記で得たアクリルゴム水分散体300gを加
えて徐々に加熱を行ない脱水しながら150℃に加温さ
せた。次に100torrの減圧下で十分に脱水してか
ら100メッシュの金網で濾過して、アクリルゴムが均
一に分散された白色の液状エポキシ樹脂を得た。このも
ののエポキシ当量は233g/eq、25℃における粘
度は2000ps、アクリルゴム含有量は20%、アク
リルゴムのガラス転移温度は−30℃で、粒径は0.3
±0.1μであった。
【0022】実施例1 撹拌装置、窒素ガス供給装置、コンデンサー、測温抵抗
体温度センサー及びこの温度センサーと結線され連動さ
れた加熱装置と空冷ファンを備えた重合装置に設置され
た4ツ口セパラブルフラスコに参考例で得られたアクリ
ルゴム分散液状エポキシ樹脂1000gと、ビスフェノ
ールA 414gを仕込み、120℃まで徐々に加熱し
て均一となるように撹拌を続け、2−エチル4−メチル
イミダゾールを0.09g加えてから更に撹拌を続けて
温度を120℃に保持して全体の均一化を行った。この
後、徐々に加熱を行い、170℃まで昇温し、170℃
±1℃で4時間反応した。得られた生成物は、エポキシ
当量が1980g/eq、樹脂分のテトラヒドロフラン
可溶成分(エポキシ樹脂成分)のGPC分析による数平
均分子量が4580で、樹脂中にアクリルゴム成分1
4.1%を含む乳白色の常温で固体状であった。次に、
エチル3−エトキシプロピオネート75部、メチルイソ
ブチルケトン20部、シクロヘキサノン5部の混合溶剤
を用いて樹脂分が50%になるように溶解させた後、硬
化剤としてスーパーベッカミンJ−820−60(大日
本インキ化学工業製;メラミン樹脂;樹脂分60%)を
エポキシ樹脂の固形分80部に対して固形分として20
部となるように添加し、触媒としてパラトルエンスルホ
ン酸を樹脂と硬化剤の固形分の合計に対して1部加え
て、実施例1の塗料を得た。
体温度センサー及びこの温度センサーと結線され連動さ
れた加熱装置と空冷ファンを備えた重合装置に設置され
た4ツ口セパラブルフラスコに参考例で得られたアクリ
ルゴム分散液状エポキシ樹脂1000gと、ビスフェノ
ールA 414gを仕込み、120℃まで徐々に加熱し
て均一となるように撹拌を続け、2−エチル4−メチル
イミダゾールを0.09g加えてから更に撹拌を続けて
温度を120℃に保持して全体の均一化を行った。この
後、徐々に加熱を行い、170℃まで昇温し、170℃
±1℃で4時間反応した。得られた生成物は、エポキシ
当量が1980g/eq、樹脂分のテトラヒドロフラン
可溶成分(エポキシ樹脂成分)のGPC分析による数平
均分子量が4580で、樹脂中にアクリルゴム成分1
4.1%を含む乳白色の常温で固体状であった。次に、
エチル3−エトキシプロピオネート75部、メチルイソ
ブチルケトン20部、シクロヘキサノン5部の混合溶剤
を用いて樹脂分が50%になるように溶解させた後、硬
化剤としてスーパーベッカミンJ−820−60(大日
本インキ化学工業製;メラミン樹脂;樹脂分60%)を
エポキシ樹脂の固形分80部に対して固形分として20
部となるように添加し、触媒としてパラトルエンスルホ
ン酸を樹脂と硬化剤の固形分の合計に対して1部加え
て、実施例1の塗料を得た。
【0023】実施例2 実施例1と同様の装置に、参考例で得たアクリルゴム分
散液状エポキシ樹脂1000gとビスフェノールAを3
98gを仕込み、実施例1と同じ触媒を0.08gを加
えて170±1℃で4時間反応させた。得られた生成物
はエポキシ当量1590g/eq、エポキシ樹脂成分の
GPC分析による数平均分子量が2370で、樹脂中に
アクリルゴム成分14.3%を含む乳白色の常温で固体
状であった。次に実施例1と同様に混合溶剤、メラミン
樹脂及び触媒を添加して、実施例2の塗料を得た。
散液状エポキシ樹脂1000gとビスフェノールAを3
98gを仕込み、実施例1と同じ触媒を0.08gを加
えて170±1℃で4時間反応させた。得られた生成物
はエポキシ当量1590g/eq、エポキシ樹脂成分の
GPC分析による数平均分子量が2370で、樹脂中に
アクリルゴム成分14.3%を含む乳白色の常温で固体
状であった。次に実施例1と同様に混合溶剤、メラミン
樹脂及び触媒を添加して、実施例2の塗料を得た。
【0024】実施例3〜4 実施例1〜2の塗料で硬化剤に用いたメラミン樹脂に代
えてレゾールフェノール樹脂としてヒタノール4010
(日立化成工業製;樹脂分50%)を用いた以外は実施
例1と同様に調製して実施例3〜4の塗料を得た。
えてレゾールフェノール樹脂としてヒタノール4010
(日立化成工業製;樹脂分50%)を用いた以外は実施
例1と同様に調製して実施例3〜4の塗料を得た。
【0025】実施例5 参考例で得たアクリルゴム分散液状エポキシ樹脂100
0gとYD−128(東都化成製BPA型液状エポキシ
樹脂;エポキシ当量187g/eq)48.2g及びビ
スフェノールAを350g仕込み、実施例−1と同じ触
媒を0.07g加えて170±1℃で4時間反応した。
得られた生成物950gにYDPN−638(東都化成
製フェノールノボラック型エポキシ樹脂;エポキシ当量
178g/eq)50gとを150℃で30分撹拌して
混合した後冷却した。得られた生成物はエポキシ当量8
05g/eq、エポキシ樹脂成分のGPC分析による数
平均分子量は1600で樹脂中にアクリルゴム成分を1
3.6%含む乳白色の常温で固体状であった。次に実施
例1に示した混合溶剤に樹脂分50%となる様に溶解し
た後、硬化剤としてビスフェノールA型エポキシ樹脂の
両末端にフェノール性水酸基を導入したTH−4100
(東都化成製;フェノール性水酸基当量692g/e
q)をエポキシ樹脂の固形分100部に対して85部を
前記の混合溶剤に樹脂分60%となるように溶解してか
ら添加し、更に硬化促進剤として2−エチル4−メチル
イミダゾールを樹脂と硬化剤の固形分も合計に対して1
部添加して実施例4の塗料を得た。
0gとYD−128(東都化成製BPA型液状エポキシ
樹脂;エポキシ当量187g/eq)48.2g及びビ
スフェノールAを350g仕込み、実施例−1と同じ触
媒を0.07g加えて170±1℃で4時間反応した。
得られた生成物950gにYDPN−638(東都化成
製フェノールノボラック型エポキシ樹脂;エポキシ当量
178g/eq)50gとを150℃で30分撹拌して
混合した後冷却した。得られた生成物はエポキシ当量8
05g/eq、エポキシ樹脂成分のGPC分析による数
平均分子量は1600で樹脂中にアクリルゴム成分を1
3.6%含む乳白色の常温で固体状であった。次に実施
例1に示した混合溶剤に樹脂分50%となる様に溶解し
た後、硬化剤としてビスフェノールA型エポキシ樹脂の
両末端にフェノール性水酸基を導入したTH−4100
(東都化成製;フェノール性水酸基当量692g/e
q)をエポキシ樹脂の固形分100部に対して85部を
前記の混合溶剤に樹脂分60%となるように溶解してか
ら添加し、更に硬化促進剤として2−エチル4−メチル
イミダゾールを樹脂と硬化剤の固形分も合計に対して1
部添加して実施例4の塗料を得た。
【0026】比較例1 実施例1と同様の反応容器内にYD−128を398.
1g、ビスフェノールAを201.9g、10%水酸化
ナトリウム水溶液0.3gを入れ、撹拌し窒素ガスを通
しながら180℃まで昇温し以後、5時間反応した。得
られた生成物はエポキシ当量が2140g/eqでエポ
キシ樹脂のGPC分析による数平均分子量が5200の
常温で固体状であった。更に、実施例1と同様に混合溶
剤、メラミン樹脂及び触媒を添加して、比較例1の塗料
を得た。
1g、ビスフェノールAを201.9g、10%水酸化
ナトリウム水溶液0.3gを入れ、撹拌し窒素ガスを通
しながら180℃まで昇温し以後、5時間反応した。得
られた生成物はエポキシ当量が2140g/eqでエポ
キシ樹脂のGPC分析による数平均分子量が5200の
常温で固体状であった。更に、実施例1と同様に混合溶
剤、メラミン樹脂及び触媒を添加して、比較例1の塗料
を得た。
【0027】比較例2 比較例1の塗料で硬化剤に用いたメラミン樹脂に代えて
レゾールフェノール樹脂(ヒタノール4010)とした
以外は比較例1と同様に調製して比較例3の塗料を得
た。実施例1〜5及び比較例1〜2で作成したクリア系
の塗料を、軟鋼板(JISG 3141,SPCC−S
B,0.3×50×150mm)のサンドペパー#24
0処理後にメチルエチルケトンで脱脂した試験片に乾燥
膜厚で25〜30μとなるようにバーコータ−No−5
0で塗布し、200℃に設定したオーブン中で80秒間
焼付た。
レゾールフェノール樹脂(ヒタノール4010)とした
以外は比較例1と同様に調製して比較例3の塗料を得
た。実施例1〜5及び比較例1〜2で作成したクリア系
の塗料を、軟鋼板(JISG 3141,SPCC−S
B,0.3×50×150mm)のサンドペパー#24
0処理後にメチルエチルケトンで脱脂した試験片に乾燥
膜厚で25〜30μとなるようにバーコータ−No−5
0で塗布し、200℃に設定したオーブン中で80秒間
焼付た。
【0028】焼付塗膜の物性を測定した。以下評価方法
について具体的に説明する。 碁盤目テープ剥離試験:塗膜に100個の1mm×1m
mの碁盤目を鋼板に至る深さで切り込みを入れてから、
セロハンテープをはって、いきおいよく剥した後に鋼板
上に残っている碁盤目数を目視で観察し、0〜10点で
評価した。尚10点は剥離がない状態を示し、2点は碁
盤目における剥がれの面積が35〜65%であることを
示す。 MEKラビング試験:塗膜をMEK溶剤を含ませたガー
ゼでラビングして1往復1回として50回実施し、下地
が露出するか目視で観察した。 鉛筆硬度:各種の硬度を有する鉛筆を塗膜に対して45
°の角度に当てて一定の力で押した時に、どの硬さで塗
膜に傷がつくかを目視で判断し、傷がつく前の硬さで表
示した。 耐沸水性:沸騰水中に24時間浸漬した後で、塗膜の表
面にフクレ及びブリスタがあるか目視で判定した。 耐屈曲性:試験片の塗膜のついた面を下向きにして置
き、その真ん中に直径8〜2mmφの金属棒を置いて、
それを中心にして試験片を2つに折り曲げ、塗膜に亀裂
あるいは試験片からの剥がれがあるかどうかを目視で観
察して、異常が見られる前の金属棒の直径(mm)で表
示した。 以上の試験結果を表1に示した。尚、表中○は異常なし
を表し、×は異常の認められたものである。
について具体的に説明する。 碁盤目テープ剥離試験:塗膜に100個の1mm×1m
mの碁盤目を鋼板に至る深さで切り込みを入れてから、
セロハンテープをはって、いきおいよく剥した後に鋼板
上に残っている碁盤目数を目視で観察し、0〜10点で
評価した。尚10点は剥離がない状態を示し、2点は碁
盤目における剥がれの面積が35〜65%であることを
示す。 MEKラビング試験:塗膜をMEK溶剤を含ませたガー
ゼでラビングして1往復1回として50回実施し、下地
が露出するか目視で観察した。 鉛筆硬度:各種の硬度を有する鉛筆を塗膜に対して45
°の角度に当てて一定の力で押した時に、どの硬さで塗
膜に傷がつくかを目視で判断し、傷がつく前の硬さで表
示した。 耐沸水性:沸騰水中に24時間浸漬した後で、塗膜の表
面にフクレ及びブリスタがあるか目視で判定した。 耐屈曲性:試験片の塗膜のついた面を下向きにして置
き、その真ん中に直径8〜2mmφの金属棒を置いて、
それを中心にして試験片を2つに折り曲げ、塗膜に亀裂
あるいは試験片からの剥がれがあるかどうかを目視で観
察して、異常が見られる前の金属棒の直径(mm)で表
示した。 以上の試験結果を表1に示した。尚、表中○は異常なし
を表し、×は異常の認められたものである。
【0029】
【表1】
【0030】実施例6 実施例1で得られたアクリルゴム分散固形エポキシ樹脂
50.0部、ルチル型酸化チタンR−830(石原産業
製)45.0部、クロム酸ストロンチウム4.5部、パ
ラトルエンスルホン酸0.5部実施例1の混合溶剤6
6.7部をペイントコンデショナーにより混合してPW
C50%、不揮発分60%の主剤を調製した後、硬化剤
として実施例1に示したアミノ樹脂を主剤の樹脂分8
0.0部に対して硬化剤の固形分が20.0部となるよ
うに添加して実施例6の塗料を得た。
50.0部、ルチル型酸化チタンR−830(石原産業
製)45.0部、クロム酸ストロンチウム4.5部、パ
ラトルエンスルホン酸0.5部実施例1の混合溶剤6
6.7部をペイントコンデショナーにより混合してPW
C50%、不揮発分60%の主剤を調製した後、硬化剤
として実施例1に示したアミノ樹脂を主剤の樹脂分8
0.0部に対して硬化剤の固形分が20.0部となるよ
うに添加して実施例6の塗料を得た。
【0031】実施例7 実施例2で得られたアクリルゴム分散固形エポキシ樹脂
を用いた以外は実施例6と同様に調製して実施例7の塗
料を得た。 実施例8〜9 実施例6〜7で用いたアミノ樹脂に代えて、実施例3に
示したレゾールフェノール樹脂を主剤の樹脂分80.0
部に対して20.0部添加した以外は実施例6と同様に
調製して実施例8〜9の塗料を得た。 実施例10 実施例5で得られたアクリルゴム分散固形エポキシ樹脂
を50部用いて実施例6と同様にして主剤を調製した
後、硬化剤として実施例5に示したTH−4100を主
剤と同様の組成にして顔料の配合と分散を行ってPWC
50%、不揮発分60%に調製したものを、主剤100
部に対して85.0部添加し、混合して実施例10の塗
料を得た。
を用いた以外は実施例6と同様に調製して実施例7の塗
料を得た。 実施例8〜9 実施例6〜7で用いたアミノ樹脂に代えて、実施例3に
示したレゾールフェノール樹脂を主剤の樹脂分80.0
部に対して20.0部添加した以外は実施例6と同様に
調製して実施例8〜9の塗料を得た。 実施例10 実施例5で得られたアクリルゴム分散固形エポキシ樹脂
を50部用いて実施例6と同様にして主剤を調製した
後、硬化剤として実施例5に示したTH−4100を主
剤と同様の組成にして顔料の配合と分散を行ってPWC
50%、不揮発分60%に調製したものを、主剤100
部に対して85.0部添加し、混合して実施例10の塗
料を得た。
【0032】比較例3 比較例1で得られたエポキシ樹脂を用いた以外は実施例
6と同様に調製して比較例3の塗料を得た。 比較例4 比較例3で用いたアミノ樹脂に代えて、実施例3に示し
たレゾールフェノール樹脂を主剤の樹脂分80部に対し
て20部添加した以外は実施例6と同様に調整して比較
例4の塗料を得た。実施例5〜8及び比較例3〜4で作
成した顔料配合系の塗料を、溶融亜鉛メッキ鋼板(SP
CC PB3300 ,0.3×150×300mm)
の試験片にバーコータ−No−32を用いて塗布し、2
00℃に設定したオーブン中で80秒間焼付する操作を
2回行い、乾燥膜厚で35〜40μの塗膜を得た。塗膜
の物性を前記した、碁盤目テープ剥離試験、鉛筆硬度、
MEKラビング試験50回、の他に、耐衝撃性及び折り
曲げ加工性を評価した。以下に前記した以外の評価方法
について具体的に説明する。 耐衝撃性試験:デュポン衝撃試験により1/2インチの
ポンチで重さ1000gの重りを50cmの高さから試
験片に落下させた時に、塗膜に亀裂又は剥がれがあるか
目視で観察した。 折り曲げ加工性:試験片を2Tで折り曲げ(母材を2枚
重ねて折り曲げること)、折り曲げ部分に20kg・f
/cm2のプレスを行った後に、JIS K5400の
付着性−碁盤目テープ剥離法に規定されたセロハン粘着
テープを用いて、折り曲げ部の塗膜の付着性を目視で観
察した。 以上の試験結果を表2に示す。尚、表中の○は異状なし
を表し、×は異状の認められたものである。
6と同様に調製して比較例3の塗料を得た。 比較例4 比較例3で用いたアミノ樹脂に代えて、実施例3に示し
たレゾールフェノール樹脂を主剤の樹脂分80部に対し
て20部添加した以外は実施例6と同様に調整して比較
例4の塗料を得た。実施例5〜8及び比較例3〜4で作
成した顔料配合系の塗料を、溶融亜鉛メッキ鋼板(SP
CC PB3300 ,0.3×150×300mm)
の試験片にバーコータ−No−32を用いて塗布し、2
00℃に設定したオーブン中で80秒間焼付する操作を
2回行い、乾燥膜厚で35〜40μの塗膜を得た。塗膜
の物性を前記した、碁盤目テープ剥離試験、鉛筆硬度、
MEKラビング試験50回、の他に、耐衝撃性及び折り
曲げ加工性を評価した。以下に前記した以外の評価方法
について具体的に説明する。 耐衝撃性試験:デュポン衝撃試験により1/2インチの
ポンチで重さ1000gの重りを50cmの高さから試
験片に落下させた時に、塗膜に亀裂又は剥がれがあるか
目視で観察した。 折り曲げ加工性:試験片を2Tで折り曲げ(母材を2枚
重ねて折り曲げること)、折り曲げ部分に20kg・f
/cm2のプレスを行った後に、JIS K5400の
付着性−碁盤目テープ剥離法に規定されたセロハン粘着
テープを用いて、折り曲げ部の塗膜の付着性を目視で観
察した。 以上の試験結果を表2に示す。尚、表中の○は異状なし
を表し、×は異状の認められたものである。
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明にかかるエポ
キシ樹脂と相溶性のないアクリルゴム成分を分散した液
状エポキシ樹脂とフェノ−ル類とを反応させて得たエポ
キシ樹脂に硬化剤を配合した焼付塗料は、上記の各実施
例の記載より明らかなように従来使用されているビスフ
ェノ−ルA型エポキシ樹脂を主成分とする塗料の比較例
の場合に比して優れた密着性と加工性を有する。
キシ樹脂と相溶性のないアクリルゴム成分を分散した液
状エポキシ樹脂とフェノ−ル類とを反応させて得たエポ
キシ樹脂に硬化剤を配合した焼付塗料は、上記の各実施
例の記載より明らかなように従来使用されているビスフ
ェノ−ルA型エポキシ樹脂を主成分とする塗料の比較例
の場合に比して優れた密着性と加工性を有する。
Claims (3)
- 【請求項1】粒子径が2μm以下、ガラス転移温度が室
温以下で、エポキシ樹脂とは相溶しないアクリルゴム成
分を5〜30重量部分散してなる液状エポキシ樹脂とフ
ェノール類とを反応させて得られる数平均分子量900
〜10,000の固形エポキシ樹脂に硬化剤成分を配合
することを特徴とする塗料用エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項2】該液状エポキシ樹脂の70%以上が、ビス
フェノール類のポリグリシジルエーテルであることを特
徴とする特許請求範囲第1項記載のエポキシ樹脂組成
物。 - 【請求項3】該フェノール類の80%以上がビスフェノ
ール類であることを特徴とする特許請求範囲第1項記載
のエポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32965492A JPH06172490A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 塗料用エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32965492A JPH06172490A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 塗料用エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06172490A true JPH06172490A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18223766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32965492A Pending JPH06172490A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 塗料用エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06172490A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007291343A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-11-08 | Kansai Paint Co Ltd | 缶用塗料組成物 |
JP2010528165A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-08-19 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | コア−シェル粒子を含有する反応樹脂及びその製造方法及びその使用 |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP32965492A patent/JPH06172490A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007291343A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-11-08 | Kansai Paint Co Ltd | 缶用塗料組成物 |
JP2010528165A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-08-19 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | コア−シェル粒子を含有する反応樹脂及びその製造方法及びその使用 |
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