JPH06170Y2 - ローラガイドの位置調整装置 - Google Patents

ローラガイドの位置調整装置

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JPH06170Y2
JPH06170Y2 JP1989150084U JP15008489U JPH06170Y2 JP H06170 Y2 JPH06170 Y2 JP H06170Y2 JP 1989150084 U JP1989150084 U JP 1989150084U JP 15008489 U JP15008489 U JP 15008489U JP H06170 Y2 JPH06170 Y2 JP H06170Y2
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JP
Japan
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roller
guide
rolled material
dimension
holders
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989150084U
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English (en)
Other versions
JPH0391106U (ja
Inventor
則康 熊谷
芳明 山口
辰也 轡田
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Kotobuki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Sangyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ガイドローラの芯間寸法を、圧延ロールの任
意のカリバーに合わせて調整可能なローラガイドの位置
調整装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば平鋼用のローラガイドを圧延ロールカリバ
ーに位置調整する装置として、本出願人は、逆ねじのス
クリュウ軸にローラホルダを螺合させておき、このスク
リュウ軸を回転させることによりローラガイドの間隔を
圧延ロールカリバーに中心振分に調整可能な装置(実願
昭63−99928)を提案している。
(考案が解決しようとする課題) ローラガイドの位置調整装置の改善すべき点として下記
の点を挙げることができる。
第1は、新たなカリバーの位置に合わせてローラガイド
の位置を変更する場合には、ローラガイド全体を移動さ
せなくてはならないから、カリバー位置変更に合わせロ
ーラガイドの位置変更を迅速に行いにくい点である。
第2は、圧延ロールの中心とローラガイドの中心が正確
に一致するようローラガイドをレストバーに装着する必
要があるが、ローラガイドを圧延ロールに正確に位置合
わせするには、熟練を要する点である。
第3は、ローラガイドの中心が圧延ロールの中心に正確
に一致するようにレストバーに装着されていても、ガイ
ドローラが均一に摩耗していない場合や、スクリュウ軸
とローラホルダ螺合部分の「がた」が不均一な場合に
は、ローラガイドの中心が圧延ロールカリバーの中心に
正しく調整されていても、ガイドローラが圧延ロールに
対して中心振分に位置調整されない場合があり、正確な
圧延が行えない点である。
第4は、圧延材を正確に案内するには、ガイドローラの
面間寸法は圧延材寸法とほぼ同一であることが望ましい
ものの、圧延材先端部がガイドローラに進入する場合に
は、圧延材に先曲がりや先割れがあるために、この圧延
材先端部がガイドローラに衝突してガイドローラに疵を
つけることがあり、一般にガイドローラの面間寸法は圧
延材に対して大きめに設定されている。ガイドローラの
面間寸法が圧延材に対して大きめに設定されると、圧延
材が圧延ロールに正確に案内されにくく、したがって圧
延材の仕上り精度が低下する問題があった。
本考案の目的は、任意のカリバーに合わせてローラガイ
ドの面間寸法を迅速に位置変更可能にすることである。
本考案の他の目的は、ローラガイドを取り付ける際に、
取付作業に熟練を必要としないことである。
本考案のさらに他の目的は、ガイドローラの不均一な摩
耗や、左右ローラホルダの不均一な「がた」がある場合
でも、圧延材を圧延ロールに正確に案内可能とすること
である。
本考案の目的は、圧延材とガイドローラの衝突を防止す
ると共に圧延材を圧延ロールに正確に案内することであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案に係るローラガイドの位置調整装置の特徴は、固
定枠にガイドシャフトを設け、上記ガイドシャフトにガ
イドローラを備えている少なくとも一対のローラホルダ
が移動可能に嵌合されており、上記のローラホルダにガ
イドローラの面間寸法を開閉するための瞬時抱合油圧シ
リンダをそれぞ連結してあり、上記瞬時抱合油圧シリン
ダに上記ガイドローラの所定の面間寸法に位置調整する
ための面間寸法設定油圧シリンダを連結枠を介してそれ
ぞれ連結してあるところにある。
(作用) そのため、面間寸法設定油圧シリンダの作動により対の
ローラホルダは同時又は個別にガイドシャフトに沿って
移動して、圧延ロールの所要のカリバーに対する位置調
整が行われ、ガイドローラの不均一な摩耗や、左右ロー
ラホルダの不均一な「がた」がある場合に左右ローラホ
ルダの別々移動によりその位置補正を行える。
圧延材がローラガイドに進入してくるまではローラホル
ダを圧延材寸法に対して僅かに開いた状態で待避させて
おき、圧延材がローラガイドに進入したことを検知する
と、上記瞬時抱合油圧シリンダを動作させローラホルダ
を急速に所要の面間寸法まで移動させることにより、圧
延材を正確に圧延ロールに案内する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に示すように、固定枠1の上下両側に
は、ガイドシャフト2,2を水平に設けてあり、各ガイ
ドシャフトの前後両側には、固定枠補助シャフト3,3
がガイドシャフトと平行に配置されている。ガイドシャ
フト2,2には、左右(第1図上下)一対のローラホル
ダ4,5が軸受(軸受5aのみ図示。)を介して嵌合し
てあり、この左右のローラホルダ4,5は、ガイドシャ
フト2,2の軸心に沿って移動可能に嵌合してある。各
ローラホルダ4,5には、垂直ガイドローラ6,6を回
転自在に取り付けてある。ローラホルダ4,5には、連
結枠7,8を通じてガイドローラ6,6の面間寸法を開
閉するための瞬時抱合油圧シリンダ9,10が連結して
ある。瞬時抱合油圧シリンダ9,10のラムを伸縮する
ことにより、ローラホルダ4,5が左右に同時に又は互
いに独立して移動可能である。この移動により、ローラ
ホルダ4,5が圧延ロール11,11の所要のカリバー
に対応可能となる。
さらに、固定枠1には、面間寸法設定油圧シリンダ1
2,13が固定してあり、これらの油圧シリンダから突
出しているラム12aの端部が、各連結枠7,8にジョ
ンイト部材(第1図上側のジョイント部材14のみ図
示。)によって連結されている。面間寸法油圧設定シリ
ンダ12,13は、左右のローラホルダ4,4に支持さ
れたガイドローラ6,6を所定の面間寸法に位置調整す
るためのシリンダである。面間寸法設定油圧シリンダ1
2,13の作動に伴なって、連結枠7,8及びこの連結
枠を通じてローラホルダ4,5がガイドシャフト2,2
に沿って、第1図上下方向に独立して又は同時に移動す
る。
連結枠7,8には、この連結枠の移動量、即ちローラホ
ルダ4,5の移動量を計測するための位置検出器(第1
図下側の位置検出器15のみ図示。)を設けてあり、こ
の位置検出器には図示していないが、位置制御盤に電気
的に接続されて、この位置制御盤へ位置データを送出す
る。
つぎに、位置調整装置の作動を説明する。
まず、ガイドローラ6,6の面間寸法の調整作業をす
る。
そのために、位置制御盤にローラホルダ4,5の目標位
置、即ち、現在の位置から移動したい目標位置のデータ
を入力し、そこで、位置制御盤のランボタンを押し、油
圧シリンダ12,13を駆動させると、ローラホルダ
4,5は、ガイドシャフト2,2に案内されて目標の位
置まで移動する。ローラホルダ4,5における移動は、
現在位置と目標位置から演算装置が演算して、面間寸法
設定油圧シリンダ12,13のラムの移動速度を決定
し、位置制御盤からのデータを読み込んでフィードバッ
クしながら位置決め制御する。
ローラホルダ4,5の位置調整が終了したら、圧延材が
ローラガイドに第1図右側から進入してくるまでは、ロ
ーラホルダ4,5を圧延材寸法に対して僅かに開いた状
態で待避させておき、圧延材がガイドローラに進入した
後、瞬時抱合用油圧シリンダ9,10を作動させて、急
速にガイドローラ6,6の面間を狭めて圧延材を抱合す
ることにより、圧延材とこのガイドローラの衝突を防止
すると共に圧延材を圧延ロール11,11に案内する。
(考案の効果) この考案によれば、ガイドローラを中心振分で位置調整
できる他に、左右別々の調整ができて調整の範囲が広が
ったので、ガイドローラの取付け時に精密な取付けが不
要となり、従来例のような圧延ロールに正確に位置合わ
せするための熟練を必要としない。そしてガイドローラ
の不均一な摩耗や、左右のローラホルダの不均一な「が
た」がある場合でも、左右のローラホルダを中心振分で
はなく、左右別々に位置調整できるので、圧延材を圧延
ロールに正確に案内することができ、正確な圧延が行え
る。さらに、カリバーの位置を変更する場合、ローラガ
イド全体を移動させることを必要とせず、位置調整を必
要とするガイドローラを新たなカリバーの位置に合わせ
ればよいので、圧延ロールのカリバーの変更に迅速に対
応できる。また圧延材がガイドローラに進入した後は、
急速に面間を狭めて圧延材を抱合することができるの
で、圧延材とガイドローラの衝突を防止するとともに、
圧延材を圧延ロールに正確に案内することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部断面正面図、 第2図は第1図II−II線断面図、 第3図は第1図III−III線断面図である。 1…………固定枠、 2…………ガイドシャフト、 4,5……ローラホルダ、 6…………ガイドローラ、 7,8……連結枠、 9,10…瞬時抱合油圧シリンダ、 11………圧延ロール、 12,13面間寸法設定油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定枠にガイドシャフトを設け、 上記ガイドシャフトにガイドローラを備えている少なく
    とも一対のローラホルダがガイドシャフトの軸心に沿っ
    て移動可能に嵌合されており、 上記各ローラホルダにガイドローラの面間寸法を開閉す
    るための瞬時抱合油圧シリンダをそれぞれ連結してあ
    り、 上記瞬時抱合油圧シリンダに上記のガイドローラの所定
    の面間寸法に位置調整するための面間寸法設定油圧シリ
    ンダを連結枠を介してそれぞれ連結してある ことを特徴とするローラガイドの位置調整装置。
JP1989150084U 1989-12-28 1989-12-28 ローラガイドの位置調整装置 Expired - Lifetime JPH06170Y2 (ja)

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JPH0391106U JPH0391106U (ja) 1991-09-17
JPH06170Y2 true JPH06170Y2 (ja) 1994-01-05

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