JPH06170720A - 定盤のドレッシング装置 - Google Patents

定盤のドレッシング装置

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JPH06170720A
JPH06170720A JP34983892A JP34983892A JPH06170720A JP H06170720 A JPH06170720 A JP H06170720A JP 34983892 A JP34983892 A JP 34983892A JP 34983892 A JP34983892 A JP 34983892A JP H06170720 A JPH06170720 A JP H06170720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface plate
cutting
blade
dressing device
flat
Prior art date
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Pending
Application number
JP34983892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ikemoto
本 清 池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SpeedFam Co Ltd
Original Assignee
SpeedFam Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by SpeedFam Co Ltd filed Critical SpeedFam Co Ltd
Priority to JP34983892A priority Critical patent/JPH06170720A/ja
Publication of JPH06170720A publication Critical patent/JPH06170720A/ja
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定盤の加工面を刃物で切削する方式のドレッ
シング装置において、該加工面に細くて深い切削溝が形
成されないようにすること。 【構成】 平面研磨装置における定盤10,11の加工
面を切削する刃物17,18と、該刃物を定盤の半径方
向及び上下方向に移動させるための移動手段と、切削深
さを設定するための設定手段とを備え、上記刃物を、フ
ラットで水平な刃先17a,18aを有し、該刃先を定
盤の回転方向に向けて配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面研磨装置における
定盤の平坦度を修正するためのドレッシング装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】平面研磨装置においては一般に、ワーク
を研磨加工することにより定盤の加工面が偏摩耗し、徐
々に平坦度が悪くなっていく。このため、必要に応じて
加工面の平坦度を修正しなければならない。
【0003】定盤の平坦度を修正するためのドレッシン
グ装置として、従来、実開昭61−169521号公報
に記載されたものが公知である。これは、回転する定盤
の加工面に刃物を当て、該刃物を定盤の半径方向に少し
づつ移動させながら加工面を切削するものであるが、図
4に示すように、刃先1aが山形に尖った刃物1を使用
し、その尖った刃先1aを定盤2に押し当てて切削する
ようにしていたため、修正された定盤表面を拡大して見
ると、図5に示すように、刃先による細くて深い切削溝
4がスパイラル状に形成されており、これが研磨加工時
にワークに転写されて研磨精度を低下させるという欠点
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、定盤
の加工面を刃物で切削する方式のドレッシング装置にお
いて、刃物による細くて深い切削溝が加工面に形成され
ないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のドレッシング装置は、平面研磨装置におけ
る定盤の加工面を切削する刃物と、該刃物を定盤の半径
方向及び加工面に垂直な方向に移動させるための移動手
段と、切削深さを設定するための設定手段とを備え、上
記刃物がフラットで水平な刃先を有し、該刃先を定盤の
回転方向に向けて配設されている。両面研磨装置におけ
る上定盤と下定盤とをドレッシングする装置において
は、上記刃物が上向き及び下向きの両方向に取り付ける
られることが望ましい。
【0006】
【作用】定盤の加工面を修正するときは、刃物による切
削深さを設定したあと、該定盤を回転させると共に、刃
物を該定盤の加工面外周部にあてがい、該刃物を所定の
速度で少しづつ定盤の半径方向に送り込むことにより該
加工面を切削する。このとき、刃物の刃先がフラットで
水平をなし、しかも定盤の回転方向に向いているため、
加工面はこのフラットな刃先で平に削られていき、細く
て深い切削溝が形成されることがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1において、10は平面研磨装置に
おける上定盤、11は同下定盤、12はこれらの定盤1
0,11の加工面をドレッシングするためのドレッシン
グ装置を示している。
【0008】上記平面研磨装置は、一般に良く知られて
いるように、同軸状に配設された太陽歯車と内歯歯車と
に複数のキャリヤを噛合させ、該キャリヤを両歯車によ
り遊星運動させながら、該キャリヤの保持穴に保持され
たワークを上下の定盤10,11により両側から挾んで
研磨加工するものである。また、上下の定盤10,11
は、金属円板に砥石を貼り付けることにより構成されて
いる。
【0009】一方、上記ドレッシング装置12は、機体
14に前後動自在且つ上下動自在に支持されたアーム1
5の先端に、上下の定盤10,11の加工面を切削する
ための二つの刃物17,18を上下方向に向けて取り付
けたもので、機体14には、アーム15を前後方向即ち
定盤の半径方向に移動させるための横移動手段と、アー
ム15を上下方向即ち定盤の加工面に垂直な方向に移動
させるための縦移動手段と、刃物17,18による切削
深さを設定するための設定手段とが備えられている。
【0010】上記刃物17,18は、図2及び図3に示
すように、平剣バイトの如くフラットで水平な刃先17
a,18aを有し、該刃先を定盤10,11の回転方向
に向けて配設されている。ここで、上下の刃物17,1
8の向きが互いに逆になっているのは、上定盤10と下
定盤11とを図1に示すように研磨時と同じ方向、即ち
互いに逆方向に回転させて研削するためである。なお、
上下の定盤を同方向に回転させて切削する場合には、上
下の刃物を同じ向きに取り付ければ良い。
【0011】上記ドレッシング装置12は、平面研磨装
置の一部として組み付けられるか、又は、平面研磨装置
とは別の装置として移動自在に構成され、必要に応じて
平面研磨装置の近くに運ばれて加工面の修正に使用され
る。
【0012】上記構成を有するドレッシング装置12に
よる定盤の修正は次のようにして行われる。即ち、上定
盤10の加工面を修正するときは、先ず、該上定盤10
を所定の高さまで上昇させたあと、それに合わせてアー
ム15即ち刃物17を所要の高さまで上昇させることに
より切削深さを設定する。次に、上定盤10を回転させ
ると共に、アーム15を前進させて上部の刃物17を定
盤10の加工面外周部にあてがい、該刃物17を所定の
速度で少しづつ定盤10の半径方向に送り込むことによ
り加工面を切削する。そして、刃物17が定盤10の中
心に達したところで修正が終了し、アーム15は初めの
位置まで後退する。これにより、定盤の加工面の平坦度
が修正され、同時に目詰まりも除去される。また、下定
盤11を修正するときは、下部の刃物18で同様にして
加工面を切削する。
【0013】このとき、刃物17,18の刃先17a,
18aがフラットで水平をなしており、しかも定盤1
0,11の回転方向に向いているため、このフラットな
刃先により加工面は平に削られ、刃先が山形に尖った従
来の刃物を使用して切削する場合のような、細くて深い
切削溝が形成されることがない。
【0014】なお、上記上定盤及び下定盤の修正は、コ
ンピュータにより所定のプログラムに従って自動的に行
われる。
【0015】上記実施例では、二つの刃物17,18を
上下別々に設けているが、上下いずれか一つだけとし、
該刃物を上下反転させて両定盤を研削するように構成す
ることも可能である。また、片面研磨装置の定盤を修正
するドレッシング装置の場合には、アームの下部だけに
一つの刃物を有するものとして構成することもできる。
【0016】
【発明の効果】このように本発明のドレッシング装置に
よれば、フラットで水平な刃先を有する刃物を使用し、
その刃先を定盤の回転方向に向けて配設したので、定盤
の加工面に細くて深い切削溝をつけることなくその修正
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドレッシング装置の一実施例を示
す要部側面図である。
【図2】図1における切削状態での要部拡大図である。
【図3】図2におけるA−A線での断面図である。
【図4】従来の刃物による切削状態を示す要部正面図で
ある。
【図5】従来の刃物により定盤の加工面に形成された切
削溝を示す断面図である。
【符号の説明】
10 上定盤 11 下定盤 17,18 刃物 17a,18a 刃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面研磨装置における定盤の加工面を切
    削する刃物、該刃物を定盤の半径方向及び加工面に垂直
    な方向に移動させるための移動手段、上記刃物による切
    削深さを設定するための設定手段を備えてなり、 上記刃物がフラットで水平な刃先を有し、該刃先を定盤
    の回転方向に向けて配設されていることを特徴とする定
    盤のドレッシング装置。
  2. 【請求項2】 刃物が上下両方向に向けて取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の定盤のドレッ
    シング装置。
JP34983892A 1992-12-02 1992-12-02 定盤のドレッシング装置 Pending JPH06170720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34983892A JPH06170720A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 定盤のドレッシング装置

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JP34983892A JPH06170720A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 定盤のドレッシング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06170720A true JPH06170720A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18406459

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34983892A Pending JPH06170720A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 定盤のドレッシング装置

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JP (1) JPH06170720A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100820012B1 (ko) * 2000-07-12 2008-04-07 닛산 가가쿠 고교 가부시키 가이샤 리소그래피용 갭-필재 형성 조성물
JP2009090379A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd ドレス装置を備えた硬質脆性板の面取装置
KR101242276B1 (ko) * 2011-02-14 2013-03-11 주식회사 엘지실트론 패드 처리 장치
CN105636743A (zh) * 2013-10-04 2016-06-01 福吉米株式会社 研磨装置、研磨构件的加工方法、研磨构件的修正方法、形状加工用切削工具以及表面修正用工具

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JP2009090379A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd ドレス装置を備えた硬質脆性板の面取装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011211