JPH0557582A - 切断刃研磨装置 - Google Patents

切断刃研磨装置

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JPH0557582A
JPH0557582A JP22147291A JP22147291A JPH0557582A JP H0557582 A JPH0557582 A JP H0557582A JP 22147291 A JP22147291 A JP 22147291A JP 22147291 A JP22147291 A JP 22147291A JP H0557582 A JPH0557582 A JP H0557582A
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JP
Japan
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polishing
bodies
rotary
cutting
rotary polishing
Prior art date
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Pending
Application number
JP22147291A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ecchu
修 越中
Kazuo Oishi
一雄 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OISHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OISHI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断刃の研磨が短時間のうちに済み、切断作
業の所要時間も短くなるようにすること。 【構成】 両面が刃面12bになった切断刃12の各刃
面12bにそれぞれ研磨面61a,62aを当接させて
回転しながら研磨する回転研磨体61,62の少なくと
も1対を有する切断刃研磨装置であって、前記両回転研
磨体61,62の少なくとも一方は、前記研磨面61
a,62aに凹み61bを備え、これら両回転研磨体6
1,62は、互いの研磨面61a,62aを含む仮想面
が交差する状態で、前記凹み61bに相手側の回転研磨
体62を入り込ませて配置し、互いに入り組み状のまま
同時に回転駆動自在に形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、型紙に倣って
布地や皮革や金属板等を切断してゆく切断刃などを対象
にし、これらの切断刃を研磨する装置であって、さらに
詳しくは、両面が刃面になった切断刃の各刃面にそれぞ
れ研磨面を当接させて回転しながら研磨する回転研磨体
の少なくとも1対を有する切断刃研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は裁断機の概要を示し、この裁断機
は、布地や皮革等の材料を対象に切断してゆくものであ
る。同裁断機は、裁断対象材料Mを載置する支持台1
と、この支持台1の長手方向に往復移動自在な裁断装置
本体2とを備えている。装置本体2には、前記長手方向
に直交する方向に長手方向が向くガイドレール3が設け
られ、同レール3に沿って往復移動自在な裁断ヘッド4
が設けられている。同ヘッド4は、穿孔具(図示省略)
と回転自在なカッター(切断刃)5を備えている。この
裁断機は、図示はされてないが、CCDスキャナーで型
紙から読み取りCADシステムで処理した裁断・穿孔情
報、或いは、CADシステムに直接入力した裁断・穿孔
情報に基づいて、型紙形状、或いは、任意形状に裁断並
びに穿孔ができるように構成されている。ところで、同
裁断機には、両面が刃面になったカッター5が装備され
ているが、このカッター5は、対象材料によっては摩耗
が激しく、たとえば、2m程度切断作業をするだけで研
磨が必要になることもある。この研磨装置として、砥石
である回転研磨体を1対備え、各回転研磨体がそれぞれ
刃面を研磨するようにしたものがこの裁断機に装備され
ている。これまでの研磨装置は、1対の回転研磨体がそ
れぞれ独立して各刃面に作用して研磨する構成になって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように回転研磨体
が独立作用型であると、両面の刃面を別々に研磨するこ
とで切断刃の研磨作業に時間がかかるため、切断と研磨
とを繰り返しながら行う一連の切断作業を終えるのに時
間がかかり過ぎる問題があった。本発明は、研磨が短時
間のうちに済み、切断作業の所要時間も短くなるように
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、両面が
刃面になった切断刃の各刃面にそれぞれ研磨面を当接さ
せて回転しながら研磨する回転研磨体の少なくとも1対
を有する切断刃研磨装置であって、次のように構成する
ことにある。つまり、前記両回転研磨体の少なくとも一
方は、前記研磨面に凹みを備え、これら両回転研磨体
は、互いの研磨面を含む仮想面が交差する状態で、前記
凹みに相手側の回転研磨体を入り込ませて配置し、互い
に入り組み状のまま同時に回転駆動自在に形成してな
る。
【0005】
【作用】両回転研磨体の少なくとも一方が、研磨面に凹
みを備え、これら両回転研磨体は、互いの研磨面を含む
仮想面が交差する状態で、前記凹みに相手側の回転研磨
体を入り込ませて配置し、互いに入り組み状のまま同時
に回転駆動自在に形成してなるので、両研磨面に沿う仮
想面が交差しながらも実際に研磨作用する研磨面どうし
を互いに干渉することなく同時に回転駆動させて研磨作
用させることができ、上記仮想面に切断刃の両刃面を位
置させることで両刃面を同時に研磨することができる。
【0006】
【発明の効果】その結果、回転研磨体の少なくとも1対
を有する切断刃研磨装置であって、研磨が短時間のうち
に済み、切断所要時間も短くすることができる切断刃研
磨装置を提供できるようになった。又、切断刃に対して
回転研磨体の1対が切断刃の両面に当接しながら研磨を
するので、切断刃の一方の面だけに当接して研磨を進め
る従来型に比し、研磨が偏りなく安定に進行し、研磨精
度の向上にもつながる付随的な効果もある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2および図3は、裁断機についての一実
施例を示している。同裁断機の全体構成は、図4に示す
上述した形式のもので、詳しい説明は省略する。支持台
1には、図1に示すように、植毛マット10が載せら
れ、同マット10には複数の吸引孔が開けられている。
図示省略した吸引機構により下向きに負圧吸引力を発生
させることで、吸引孔にその吸引力が生じ、これによ
り、マット10上に載置される裁断対象材料Mが望まし
い位置に定着される構成となっている。一方、ガイドレ
ール3には、裁断ヘッド4が移動自在に設けられている
が、この裁断ヘッド4には、図示されてないシリンダに
より昇降自在な回転ヘッド11が回転自在に設けられて
いる。回転ヘッド11には、昇降可能なカッター12
を、同ヘッド11の回転に伴ってその刃先12aの延長
線上にある回転中心Rのまわりに回転するように取り付
けられている。このカッター12は、上下に長手状のも
ので、図2に横断面が示されているように、V字形の刃
先12aを形成する両刃面12b,12bとそれに続く
後側面12c,12cとを備えているとともに、背面1
2dを備えている。裁断対象材料Mは別途押さえ板15
で押さえられる。この押さえ板15は、図1の実線高さ
が上昇限であり、この高さから1段階下の仮想線高さま
での範囲aは、第1シリンダ16の作動で昇降自在にな
っている。この高さから2段階下の仮想線高さであるマ
ット10の表面までの高さ範囲(材料の厚み対応範囲)
bでの昇降は、第2シリンダ17の作動でなされる。こ
の押さえ板15内には、ベアリング18で縦軸まわりに
回転するターンブロック19が取り付けられている。こ
の押さえ板15は、ガイド20で昇降が案内される一
方、カッター12もこのガイド20で案内される。カッ
ター12は、押さえ板15の側とは独立して昇降制御さ
れる。
【0008】ところで、本発明にかかる切断刃研磨装置
Aは、前記裁断装置の付属装置として次のように構成さ
れている。図2、図3にも示すように、同装置Aは、裁
断ヘッド4に取り付けられた支持フレーム30を備え、
同フレーム30は、ガイドレール3に沿って進退可能に
なっていてもよい。支持フレーム30には、上下に離れ
たベースフレーム31が固定され、これらのフレーム3
1の上下間に案内レール32が取り付けられている。同
レール32は、その長手方向がガイドレール3に平行な
水平方向に伸び、このレール32に沿って進退するよう
にブロック33が設けられている。このブロック33と
同行して進退するのが受けフレーム35であり、同フレ
ーム35は、上フレーム35a、下フレーム35b、縦
内フレーム35cおよび縦外フレーム35dを備えてい
る。ブロック33は、後退ストッパー36により戻った
位置が規定される。図1に示すように、このブロック3
3と受けフレーム35は、進退シリンダ37により水平
方向に進退自在とされ、このシリンダ37のロッド38
が取り付けられた当て板39は、シリンダ37により進
出した時に前進ストッパー40に当たってブロック33
と受けフレーム35側の進出を止めるようにする。受け
フレーム35には、エアーモーター41が取り付けられ
ている。このモーター41は、コネクタ42を介して第
1ベベルギア45を回転させ、このギア45からの動力
は、次のように伝達される。つまり、図2、図3に示す
ように、上フレーム35aと下フレーム35bとの間に
通されたセンターピン46には、上下に互い違い状に支
持アーム50,51が取り付けられて回転可能に支持さ
れているとともに、その中段には回転自在な第2ベベル
ギア52が設けられている。この第2ベベルギア52が
第1ベベルギア45に噛み合っている。第2ベベルギア
52からは、各支持アーム50,51に設けられた第3
ベベルギア53,53に回転が伝達される。支持アーム
50,51の基部には、それぞれ第1プーリー54が取
り付けられ、アーム50,51の先端には、上側に第2
プーリー55が、又下側に第3プーリー56が設けられ
ている。これらのプーリー間には、アイドルプーリー5
7を介して丸ベルト58が掛けられ、各第3ベベルギア
53からの動力で作動するように構成されている。これ
らの伝動状態を矢印で示せば図2のようである。支持ア
ーム50,51は、引張バネ59とストッパー軸60で
一定の開き角(刃先角)に規定されているとともに、ア
ームの各先端には、第2プーリー55で回転駆動される
上段1対の回転研磨体61,62と、第3プーリー56
で回転駆動される下段1対の回転研磨体61,62とが
設けられている。上段1対の回転研磨体61,62は、
大径側が回転研磨体61で、小径側が回転研磨体62で
あり、両回転研磨体61,62は、その一側が研磨面6
1a,62aになっている。大径側の回転研磨体61も
小径側の回転研磨体62もともに、研磨面61a,62
aを含む仮想面内に凹み61b,62bが形成されてい
る。両回転研磨体61,62は、小径側の回転研磨体6
2の一角部が大径側の回転研磨体61の凹み61b内に
入り込ませて配置され、互いに入り組み状のまま逆回転
するように同時に回転駆動自在に形成されている。な
お、大径側の回転研磨体61の軸中心は小径側の回転研
磨体62よりも少し後方に位置している。下段1対の回
転研磨体61,62は、回転研磨体61,62の下側に
同じ配置で回転研磨体61,62がくるように配置して
もよいが、ここでは、上側の回転研磨体61の下側に回
転研磨体62が、又、上側の回転研磨体62の下側に回
転研磨体61が配置されている。
【0009】切断刃研磨装置Aでカッター12が研磨さ
れる前に、裁断作業を中断した押さえ板15が図1の実
線高さより1段下の仮想線高さに回避される。これは第
1シリンダ16の作動でなされる。押さえ板15の下が
った裁断装置側はカッター12が上下に長く待機した状
態になり、この状態で進退シリンダ37によりブロック
33及び受けフレーム35等が前進される。これによ
り、上下の回転研磨体61,62も図1の矢印方向に前
進してカッター12の位置まで進行して停止する。上下
の回転研磨体61,62は、カッター12の刃面12
b,12bに図2の仮想線のように当たるようになる。
ここでエアーモーター41を回転駆動する。モーター1
の回転力は、第1ベベルギア45から第2ベベルギア5
2に伝わるとともに、第3ベベルギア53を通じて第1
プーリー54に回転力が伝わる。第1プーリー54から
は、ベルト58を介して第2及び第3プーリー56,5
8が回転駆動される。その結果、上下の回転研磨体6
1,62が同時に回転駆動される。これらの回転研磨体
61,62は上記のような関係で凹み61bを利用して
駆動されるので、同時駆動が可能になったのであり、こ
れにより、両刃面12b,12bが能率的に研磨され
る。このとき、カッター12を図示しないシリンダで上
下に往復運動させることで研磨が能率的になる。又、研
磨は、対向状の回転研磨体61,62でなされるので、
互いが受担し合いながら研磨が進行することになり、そ
の結果、カッター12が偏当たりしたり振れたりするこ
となく安定に研磨され、研磨精度も向上することにな
る。もちろん、回転研磨体61,62の寿命も永くな
る。研磨が終わると、切断刃研磨装置Aは元の方向に後
退する。この後退位置は後退ストッパー36で規定され
る。そののち、裁断作業が再開される。
【0010】〔別実施例〕前記回転研磨体61,62は
上下に2組となるように設けられていたが、1組であっ
てもよい。また、前記回転研磨体61,62は互いに異
なる径のものが設けられていたが、同径のものであって
もよい。さらに、前記回転研磨体61、62の双方に凹
み61b,62bが設けられていたが、少なくとも一方
の回転研磨体に凹みがあり他方の回転研磨体がその凹み
に入り込んでいればよい。
【0011】尚、特許請求の範囲の項には図面との対照
を便利にする為に符号を付してあるが、該付記により本
発明が添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】裁断機についての実施例を示す正面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】図1のIII−III線断面図
【図4】裁断機を概要的に示す斜視図
【符号の説明】
12 カッター 12b 刃面 61,62 回転研磨体 61a,62a 研磨面 62b 凹み

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面が刃面(12b)になった切断刃
    (12)の各刃面(12b)にそれぞれ研磨面(61
    a),(62a)を当接させて回転しながら研磨する回転
    研磨体(61),(62)の少なくとも1対を有する切断
    刃研磨装置であって、前記両回転研磨体(61),(6
    2)の少なくとも一方は、前記研磨面(61a),(62
    a)に凹み(61b)を備え、これら両回転研磨体(6
    1),(62)は、互いの研磨面(61a),(62a)を
    含む仮想面が交差する状態で、前記凹み(61b)に相
    手側の回転研磨体(62)を入り込ませて配置し、互い
    に入り組み状のまま同時に回転駆動自在に形成してなる
    切断刃研磨装置。
JP22147291A 1991-09-02 1991-09-02 切断刃研磨装置 Pending JPH0557582A (ja)

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JP22147291A JPH0557582A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 切断刃研磨装置

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JP22147291A JPH0557582A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 切断刃研磨装置

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JPH0557582A true JPH0557582A (ja) 1993-03-09

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ID=16767255

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JP22147291A Pending JPH0557582A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 切断刃研磨装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009060622A1 (ja) * 2007-11-09 2009-05-14 Shima Seiki Mfg., Ltd. 裁断機

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JPS49105299A (ja) * 1973-02-09 1974-10-04
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