JPH0617047Y2 - カバー部材の水抜き構造 - Google Patents
カバー部材の水抜き構造Info
- Publication number
- JPH0617047Y2 JPH0617047Y2 JP3879189U JP3879189U JPH0617047Y2 JP H0617047 Y2 JPH0617047 Y2 JP H0617047Y2 JP 3879189 U JP3879189 U JP 3879189U JP 3879189 U JP3879189 U JP 3879189U JP H0617047 Y2 JPH0617047 Y2 JP H0617047Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover member
- recess
- tack
- boss portion
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、オートバイやトラクタ等の計器やスイッチパネ
ル等の保護を目的とするカバー部材の取付構造に関する
ものである。
ル等の保護を目的とするカバー部材の取付構造に関する
ものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) オートバイやトラクタのように外部に露出する計器やス
イッチパネルには保護のための透明又は非透明のカバー
部材を取り付けている。このカバー部材の取り付けは、
一般に螺鋲(ビス)や鉤鋲等の止着具で止着している
が、鋲頭が表面側に突出する。このためカバー部材の表
面側に鋲頭が突出しないように凹部を形成し、鋲頭が前
記凹部に収納されるようにすると、凹部に雨水やドロが
溜り非常に見苦しくなる。
イッチパネルには保護のための透明又は非透明のカバー
部材を取り付けている。このカバー部材の取り付けは、
一般に螺鋲(ビス)や鉤鋲等の止着具で止着している
が、鋲頭が表面側に突出する。このためカバー部材の表
面側に鋲頭が突出しないように凹部を形成し、鋲頭が前
記凹部に収納されるようにすると、凹部に雨水やドロが
溜り非常に見苦しくなる。
(課題を解決するための手段) 本案は前記課題を鑑み、螺鋲や鉤鋲でカバー部材を本体
側に止着する取付構造に於て、カバー部材に止着具であ
る鋲の鋲頭が収納される凹部に水抜きを付設することを
提案したものである。即ち本案に係る水抜き構造は、外
部に露出するカバー部材に螺鋲や鉤鋲等の止着具の鋲頭
を収納する凹部を形成すると共に、該凹部下方に中空状
のボス部を垂設し、前記ボス部に止着具を挿入してカバ
ー部材と本体とを止着してなるカバー部材の取付け構造
に於て、止着具での止着状態で前記凹部に外部とボス部
内方側と連通する水抜き穴を形成すると共に、ボス部内
方に前記水抜き穴と連通する排水流路を形成したことを
特徴とするものである。
側に止着する取付構造に於て、カバー部材に止着具であ
る鋲の鋲頭が収納される凹部に水抜きを付設することを
提案したものである。即ち本案に係る水抜き構造は、外
部に露出するカバー部材に螺鋲や鉤鋲等の止着具の鋲頭
を収納する凹部を形成すると共に、該凹部下方に中空状
のボス部を垂設し、前記ボス部に止着具を挿入してカバ
ー部材と本体とを止着してなるカバー部材の取付け構造
に於て、止着具での止着状態で前記凹部に外部とボス部
内方側と連通する水抜き穴を形成すると共に、ボス部内
方に前記水抜き穴と連通する排水流路を形成したことを
特徴とするものである。
(作用) カバー部材を本体側に鋲止めすると、鋲頭は凹部に収納
されると共に、凹部内に侵入した雨水やドロは水抜きに
よって凹部外に流出する。
されると共に、凹部内に侵入した雨水やドロは水抜きに
よって凹部外に流出する。
(実施例) 次に本案の実施例について説明する。
<第一実施例> 第1図及び第2図は第一実施例を示すもので、カバー部
材1の鋲止着位置に螺鋲(ビス)2を挿入する中空状の
ボス部3を垂設すると共に、ボス部3の上部のカバー部
材1の表面側に凹部4を形成する。またボス部3の内周
面には排水流路である流水溝5aを設けると共に、流水
溝5aの上端はビス2の頭部径方向より外方へはみ出す
ようにして水抜き穴5bを設け、また流水溝5a下端には
排水流路として機能を果すための排出口6その他を必要
に応じて設ける。
材1の鋲止着位置に螺鋲(ビス)2を挿入する中空状の
ボス部3を垂設すると共に、ボス部3の上部のカバー部
材1の表面側に凹部4を形成する。またボス部3の内周
面には排水流路である流水溝5aを設けると共に、流水
溝5aの上端はビス2の頭部径方向より外方へはみ出す
ようにして水抜き穴5bを設け、また流水溝5a下端には
排水流路として機能を果すための排出口6その他を必要
に応じて設ける。
而かして、第2図に示すようにカバー部材1を本体(計
器本体等)Aにビス止めすると、ビス2の頭部は凹部4
内に収納されてしまい、若し凹部4に雨水が侵入する
と、雨水は流水溝5aの上端の水抜き穴5bから流水溝5
aを通って排出口6よりボス部3の外部に流出し、カバ
ー部材1の適当位置に外部と連通する排水孔7を設けて
おくと、雨水は排水孔7より外方へ排出される。
器本体等)Aにビス止めすると、ビス2の頭部は凹部4
内に収納されてしまい、若し凹部4に雨水が侵入する
と、雨水は流水溝5aの上端の水抜き穴5bから流水溝5
aを通って排出口6よりボス部3の外部に流出し、カバ
ー部材1の適当位置に外部と連通する排水孔7を設けて
おくと、雨水は排水孔7より外方へ排出される。
<第二実施例> また本案は水抜き構造が前記した第一実施例に限定され
るものではなく、第3図及び第4図に示すように、特に
流水溝5aを設けずにボス部3の内方を排水流路aとし
ても良い。即ちカバー部材1の所定位置に凹部4及びボ
ス部3を設けると共に、凹部4の底面にビス頭の受け突
条8を形成し、ビス2の螺装に際して座金9を用いる。
従って受け突条8上に座金9が載置することになり、凹
部4内に侵入した雨水は、座金9と凹部4の底面の間隙
に形成された水抜き穴5bからボス部3の内方に侵入
し、ボス部3の下方の排出口6より流出する。尚本本体
A側に排水溝Bを設けておくと、排水が適切に行われ
る。
るものではなく、第3図及び第4図に示すように、特に
流水溝5aを設けずにボス部3の内方を排水流路aとし
ても良い。即ちカバー部材1の所定位置に凹部4及びボ
ス部3を設けると共に、凹部4の底面にビス頭の受け突
条8を形成し、ビス2の螺装に際して座金9を用いる。
従って受け突条8上に座金9が載置することになり、凹
部4内に侵入した雨水は、座金9と凹部4の底面の間隙
に形成された水抜き穴5bからボス部3の内方に侵入
し、ボス部3の下方の排出口6より流出する。尚本本体
A側に排水溝Bを設けておくと、排水が適切に行われ
る。
<第三実施例> 更に本案は第5図及び第6図に示すようにカバー部材1
を鉤鋲10で止着するものでも良い。鉤鋲10の場合も鉤頭
が収納されて凹部4をカバー部材1に形成すると共に、
凹部4の底面にボス部3の内方へ雨水が流入できるよう
に水抜き穴5bを設ける。但し鉤鋲10の場合、本体A側
のボス部3の内方との密閉性を確保できないので、本体
A側には止着部分に対応して本体Aの内部と連通しない
排水構造としておくと良い。
を鉤鋲10で止着するものでも良い。鉤鋲10の場合も鉤頭
が収納されて凹部4をカバー部材1に形成すると共に、
凹部4の底面にボス部3の内方へ雨水が流入できるよう
に水抜き穴5bを設ける。但し鉤鋲10の場合、本体A側
のボス部3の内方との密閉性を確保できないので、本体
A側には止着部分に対応して本体Aの内部と連通しない
排水構造としておくと良い。
(考案の効果) 本案は以上のように外部に露出する機器のカバー部材を
鋲止着するに際して鋲頭が収納される凹部を形成すると
共に、当該凹部内に水抜きを設けたもので、鋲頭がカバ
ー部材の表面より突出せず、且つ凹部に雨水やドロ等が
滞留することもないのである。
鋲止着するに際して鋲頭が収納される凹部を形成すると
共に、当該凹部内に水抜きを設けたもので、鋲頭がカバ
ー部材の表面より突出せず、且つ凹部に雨水やドロ等が
滞留することもないのである。
図は本体の実施例を示すもので、第1図は第一実施例の
部分的斜視図 第2図は同取付状態の断面図 第3図は
第二実施例の部分的斜視図 第4図は同取付状態の断面
図 第5図は第三実施例の部分的斜視図 第6図は同取
付状態の断面図である。 1はカバー部材 2は螺鋲(ビス:止着具) 3はボス部 4は凹部 5aは流水溝(排水流路) 5bは水抜き穴 6は排出口 7は排水孔 8は受け突条 9は座金 10は鉤鋲(止着具) aは排水流路
部分的斜視図 第2図は同取付状態の断面図 第3図は
第二実施例の部分的斜視図 第4図は同取付状態の断面
図 第5図は第三実施例の部分的斜視図 第6図は同取
付状態の断面図である。 1はカバー部材 2は螺鋲(ビス:止着具) 3はボス部 4は凹部 5aは流水溝(排水流路) 5bは水抜き穴 6は排出口 7は排水孔 8は受け突条 9は座金 10は鉤鋲(止着具) aは排水流路
Claims (1)
- 【請求項1】外部に露出するカバー部材に螺鋲や鉤鋲等
の止着具の鋲頭を収納する凹部を形成すると共に、該凹
部下方に中空状のボス部を垂設し、前記ボス部に止着具
を挿入してカバー部材と本体とを止着してなるカバー部
材の取付け構造に於て、止着具での止着状態で前記凹部
に外部とボス部内方側と連通する水抜き穴を形成すると
共に、ボス部内方に前記水抜き穴と連通する排水流路を
形成したことを特徴とするカバー部材の水抜き構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3879189U JPH0617047Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | カバー部材の水抜き構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3879189U JPH0617047Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | カバー部材の水抜き構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02129821U JPH02129821U (ja) | 1990-10-25 |
JPH0617047Y2 true JPH0617047Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31547117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3879189U Expired - Lifetime JPH0617047Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | カバー部材の水抜き構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617047Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5152027B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2013-02-27 | コベルコ建機株式会社 | ツールボックス構造 |
JP5921508B2 (ja) * | 2013-09-26 | 2016-05-24 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のメータ装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP3879189U patent/JPH0617047Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02129821U (ja) | 1990-10-25 |
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