JPH0729231Y2 - スロットルリンクカバー取付け構造 - Google Patents

スロットルリンクカバー取付け構造

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JPH0729231Y2
JPH0729231Y2 JP8558691U JP8558691U JPH0729231Y2 JP H0729231 Y2 JPH0729231 Y2 JP H0729231Y2 JP 8558691 U JP8558691 U JP 8558691U JP 8558691 U JP8558691 U JP 8558691U JP H0729231 Y2 JPH0729231 Y2 JP H0729231Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carburetor
recess
cover
throttle link
throttle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8558691U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0536041U (ja
Inventor
吉晴 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
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Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、キャブレターのスロ
ットルリンクカバーの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】二輪車のキャブレターにおいて、その吸
気通路の出入口方向を開放状態にし、キャブレターの外
周全体に柔軟性を有する合成樹脂材からなる帯板状のカ
バーを巻回してキャブレターを覆うカバーが提案されて
いる。(特開昭62−178763号公報参照)上記す
るようにキャブレター全体を帯板状のカバーで覆うのに
対し、キャブレターの所要個所を局部的に覆うようにし
たカバーがあり、その1つに、スロットルリンクとスロ
ットルワイヤーの連結部を覆うスロットルリンクカバー
がある。
【0003】二輪車などにおけるキャブレターで、スロ
ットルリンクとスロットルワイヤーの連結は、一般に、
キャブレター本体に形設した凹部内で行われ、凹部囲壁
によって連結部を保護する構成が採られている。
【0004】上記する凹部の囲壁外面には、普通、ドレ
ン孔が貫設してあって凹部内に侵入したドレンを自然排
出するようにしているが、凹部内へのドレンなどの侵入
を極力軽減し、連結部の保護効果を高めるために、最近
では凹部にスロットルリンクカバーを冠着することが行
われている。
【0005】図7はこの従来のキャブレターにおけるス
ロットルリンクカバー部の側面図、図8は図7C−C線
における断面図である。
【0006】図において、1はキャブレター本体、2は
キャブレター本体1に形設した凹部で、図示はしてない
が、キャブレターのスロットルリンクとスロットルワイ
ヤーの連結はこの凹部2内で行われ、この連結部を凹部
囲壁3で保護するようにしている。4は凹部囲壁3に貫
設したドレン孔で、囲壁外面には短尺のドレン管5を突
設し、凹部2内からのドレンをキャブレターから離して
自然排出するようにしている。6は凹部2に冠着される
スロットルリンクカバーで、凹部囲壁3の上縁に添接す
る縁部7を有し、キャブレター本体1に対する取付け構
造として、キャブレター本体1に係止される係止部8
と、この係止部8から離れた位置に、キャブレター本体
1にビスなどの止具9で固定される止着部10を設けて
いる。
【0007】上記するスロットルリンクカバー6の係止
部8としては、これが突片状をなし、キャブレター本体
1に突設した係止部11の孔11aに挿入係止するよう
にし、また、止着部10としては孔10aを有し、この
孔10aに、キャブレター本体1に突設した止着体12
を嵌挿してビスなどの止具9で固定するようにしてい
る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記するようにキャブ
レター本体1に対するスロットルリンクカバー6の取付
け構造として、キャブレター本体1に横向きの孔11a
を有する係止部11を突設した構成からすると、ダイカ
スト成型品とされるキャブレター本体1にとって、この
独立した係止部11の存在はキャブレター本体1の構成
を複雑にして生産コスト面に影響を与える。
【0009】この考案は上述の点に鑑みなされたもので
あって、キャブレター本体の凹部の囲壁外面に突設した
ドレン管をスロットルリンクカバーの取付けに利用して
キャブレター本体の構成を簡素化したスロットルリンク
カバー取付け構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの考案の第1の考案の要旨とするところは、キャ
ブレターのスロットルリンクとスロットルワイヤーをキ
ャブレター本体に形設した凹部内で連結する構成におい
て、前記凹部に冠着されるカバーであって、該カバー
に、凹部の囲壁外面に突設したドレン管に係止される係
止部と、該係止部から離れた位置に、止具を介してキャ
ブレター本体に着脱自在に固定する止着部を設けたこと
を特徴とするスロットルリンクカバー取付け構造にあ
り、第2の考案の要旨とするところは、キャブレターの
スロットルリンクとスロットルワイヤーをキャブレター
本体に形設した凹部内で連結する構成において、前記凹
部に冠着されるカバーであって、該カバーに、凹部の囲
壁外面に突設した部分欠除ドレン管体に係止してドレン
孔を形成する溝状の係止部と、該係止部から離れた位置
に、止具を介してキャブレター本体に着脱自在に固定す
る止着部を設けたことを特徴とするスロットルリンクカ
バー取付け構造にある。
【0011】
【作用】スロットルリンクカバーをキャブレター本体に
取付けるのに、第1の考案では、カバーに設けた係止部
の孔にキャブレター本体のドレン管を挿入係止するの
で、キャブレター本体にスロットルリンクカバーを取付
けるために独立した係止部を設ける必要がなく、キャブ
レター本体の構成が簡素化できる。第2の考案では、キ
ャブレター本体の凹部の囲壁外面に突設した部分欠除ド
レン管体にカバーに設けた溝状の係止部を係止してドレ
ン孔を形成するので、凹部の囲壁外面に完全な管体から
なるドレン管を突設する必要がなく、キャブレター本体
の製作時の型取りが簡素化される。
【0012】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】この考案の説明において、上述の図7およ
び図8と共通または対等部分については同一符号を付け
ている。
【0014】この考案において、キャブレター本体1
に、スロットルリンクとスロットルワイヤーの連結が行
われる凹部2を形設し、該凹部2内に侵入したドレンを
排出するために凹部囲壁3にドレン孔4を貫設した構
成、ならびに、凹部2に冠着されるスロットルリンクカ
バー6のキャブレター本体1に対する取付け構造とし
て、スロットルリンクカバー6に、孔10aを有し、こ
の孔10aにキャブレター本体1に突設した止着体12
を嵌挿して止具9で固定する止着部10を設けた構成は
公知のものである。
【0015】図1はこの考案の第1の考案のキャブレタ
ーにおけるスロットルリンクカバー部の側面図、図2は
図1A−A線における断面図、図3は要部の斜視図であ
る。
【0016】第1の考案においては、キャブレター本体
1に対するスロットルリンクカバー6の取付け構造とし
て、キャブレター本体1の凹部2の囲壁外面に突設した
ドレン管5を用いるもので、このドレン管5に対応して
スロットルリンクカバー6に孔13aを有する係止部1
3を設け、この係止部13にドレン管5を挿入係止させ
るものである。
【0017】図4はこの考案の第2の考案のキャブレタ
ーにおけるスロットルリンクカバー部の側面図、図5は
図4B−B線における断面図、図6は要部の斜視図であ
る。
【0018】第2の考案においては、キャブレター本体
1に対するカバー6の取付け構造として、キャブレター
本体1の凹部2の囲壁外面に突設した部分欠除ドレン管
体14を用いるもので、この部分欠除ドレン管体14
は、その基部側は上壁部14aを、先端側は下壁部を欠
除14bしており、この部分欠除ドレン管体14に対応
してスロットルリンクカバー6には、部分欠除ドレン管
体14内に挿入可能な大きさで下壁部を欠除15aした
下向き溝状をなす係止部15を設け、この係止部15を
部分欠除ドレン管体14に挿入係止させてドレン管5と
同様にドレン孔4が形成されるものである。
【0019】
【考案の効果】上記のように構成したこの考案によれ
ば、次のような効果を奏する。
【0020】スロットルリンクカバーをキャブレター本
体に取付けるのに、第1の考案では、キャブレター本体
の凹部の囲壁外面に突設したドレン管をスロットルリン
クカバーに設けた係止部の係止に用いるので、キャブレ
ター本体に対して独立したカバーの係止部を設ける必要
がなく、キャブレター本体の構成を簡素化して製造コス
トを低減できる。
【0021】第2の考案では、キャブレターの凹部の囲
壁外面に突設した部分欠除ドレン管体をスロットルリン
クカバーに設けた係止部の係止に用い、位置を違えて上
壁部および下壁部を欠除した部分欠除ドレン管体とスロ
ットルリンクカバーの溝状の係止部との組み合わせでド
レン管と同様にドレン孔を形成するので、凹部の囲壁外
面に対して完全な管体とされるドレン管を突設する必要
がなく、キャブレター本体の製作時の型取りが簡素化さ
れて製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の第1の考案のキャブレターにおけ
るスロットルリンクカバー部の側面図である。
【図2】 図1A−A線における断面図である。
【図3】 要部の斜視図である。
【図4】 この考案の第2の考案のキャブレターにおけ
るスロットルリンクカバー部の側面図である。
【図5】 図4B−B線における断面図である。
【図6】 要部の斜視図である。
【図7】 従来のキャブレターにおけるスロットルリン
クカバー部の側面図である。
【図8】 図7C−C線における断面図である。
【符号の説明】
1…キャブレター本体 2…凹部 3…凹部囲壁 4…ドレン孔 5…ドレン管 6…スロットルリンクカバー 7…縁部 8…係止部 9…止具 10…止着部 11…係止部 12…止着体 13…係止部 14…部分欠除ドレン管体 15…係止部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブレターのスロットルリンクとスロ
    ットルワイヤーをキャブレター本体に形設した凹部内で
    連結する構成において、前記凹部に冠着されるカバーで
    あって、該カバーに、凹部の囲壁外面に突設したドレン
    管に係止される係止部と、該係止部から離れた位置に、
    止具を介してキャブレター本体に着脱自在に固定する止
    着部を設けたことを特徴とするスロットルリンクカバー
    取付け構造。
  2. 【請求項2】 キャブレターのスロットルリンクとスロ
    ットルワイヤーをキャブレター本体に形設した凹部内で
    連結する構成において、前記凹部に冠着されるカバーで
    あって、該カバーに、凹部の囲壁外面に突設した部分欠
    除ドレン管体に係止してドレン孔を形成する溝状の係止
    部と、該係止部から離れた位置に、止具を介してキャブ
    レター本体に着脱自在に固定する止着部を設けたことを
    特徴とするスロットルリンクカバー取付け構造。
JP8558691U 1991-10-21 1991-10-21 スロットルリンクカバー取付け構造 Expired - Lifetime JPH0729231Y2 (ja)

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JP8558691U JPH0729231Y2 (ja) 1991-10-21 1991-10-21 スロットルリンクカバー取付け構造

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Publication Number Publication Date
JPH0536041U JPH0536041U (ja) 1993-05-18
JPH0729231Y2 true JPH0729231Y2 (ja) 1995-07-05

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JP8558691U Expired - Lifetime JPH0729231Y2 (ja) 1991-10-21 1991-10-21 スロットルリンクカバー取付け構造

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