JP2519212Y2 - フレキシブル配線板の固定構造 - Google Patents

フレキシブル配線板の固定構造

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JP2519212Y2
JP2519212Y2 JP5230292U JP5230292U JP2519212Y2 JP 2519212 Y2 JP2519212 Y2 JP 2519212Y2 JP 5230292 U JP5230292 U JP 5230292U JP 5230292 U JP5230292 U JP 5230292U JP 2519212 Y2 JP2519212 Y2 JP 2519212Y2
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JP
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wiring board
flexible wiring
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fixing structure
recess
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JP5230292U
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祥文 福島
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフレキシブル配線板の固
定構造に係り、特に、段差部を有する基台面に沿ってフ
レキシブル配線板を付設するフレキシブル配線板の固定
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のフレキシブル配線板の固定
構造として、図4乃至図6に示すようなものがあった。
図4は自動車の計器において、計器ケースの背面である
基台とこの基台に固定されるフレキシブル配線板とを示
す。同図において、1は計器ケースの背面によって構成
される基台、2はフレキシブル配線板である。
【0003】図示のように、基台1は上段面1a及び下
段面1bとの間に段差部1cを形成しており、この段差
部1cの壁1dには湾曲した凹部1eが設けられてい
る。フレキシブル配線板2は、この基台1の表面に沿っ
て付設されるもので、上段面1a、下段面1b、壁1
d、凹部1eに沿うよう、対応する上面2a、下面2
b、壁2c、切り込み部2d、突出部2fがそれぞれ形
成されている。
【0004】また、フレキシブル配線板2の突出部2f
は、図に示すように基台1の下段面1bの湾曲部に沿う
ようになっている。
【0005】図5は上記基台1の凹部1eとこれに対応
するフレキシブル配線板2の切り込み部2d部分を上方
から見た様子を示し、凹部1e内にフレキシブル配線板
2の下面2bの突出部2fが湾曲面に沿って入り込み、
この突出部2fには破線で示すように計器照明用の大型
バルブが装着される大型開口3が開けられている。そし
て大型開口3の両側の壁2cの前面には1対の小型バル
ブが装着される小型開口4が開けられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のフレキ
シブル配線板の固定構造では、大型開口3に大型バルブ
を配置するため、基台1に凹部1eを、フレキシブル配
線板2に切り込み部2d及び突出部2fをそれぞれ設
け、スペースの有効利用を図っているのである。
【0007】しかし、凹部1e内に収容されるフレキシ
ブル配線板2の突出部2fが、図6に示すように基台1
面から浮き上り、大型バルブの取付作業時にフレキシブ
ル配線板2を破損させる可能性があった。
【0008】よって本考案は、上述した従来の問題点に
鑑み、基台の段差部に沿って付設するフレキシブル配線
板に形成した段差部の凹部に入り込む突出部が基台から
浮き上ることを防止したフレキシブル配線板の固定構造
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案により成されたフレキシブル配線板の固定構造
は、段差部を有しかつ段差部の壁面に凹部を形成してな
る基台の表面に沿ってフレキシブル配線板を付設したフ
レキシブル配線板の固定構造において、前記基台の凹部
に溝を設けるとともに該凹部に入り込むフレキシブル配
線板の突出部に舌片を形成し、該舌片を前記溝に挿入し
て基台に固定したことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成により、基台の段差部に形成された凹
部内に入り込むフレキシブル配線板の突出部に舌片を延
出し、これを基台の溝に挿入しているので、フレキシブ
ル配線板の突出部はその浮き上りが阻止されて基台上に
固定される。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案によるフレキシブル配線板の固定構
造の一実施例を示す。同図において、基台1とフレキシ
ブル配線板2とが分離して描かれており、従来と同様に
基台1には上段面1a、下段面1b、壁1d、凹部1e
が、またフレキシブル配線板2には、上面2a、下面2
b、壁2c、切り込み部2d、突出部2fがそれぞれ設
けられている。
【0012】更に、基台1の凹部1eには、壁1dと下
段面1bとが交差する部分に、凹部1eの湾曲面に沿っ
て細い溝1fが設けられている。一方、フレキシブル配
線板2の突出部2fの先端に突出部2fから延出する舌
片2gが形成されている。
【0013】図2はフレキシブル配線板2を基台1に付
設した状態での凹部付近を上方から見た様子を示し、図
2のA−A断面を示す図3からも明らかなように、フレ
キシブル配線板2の舌片2gは基台1の溝1fに挿入さ
れ、下面2bと同一平面上に固定されている。
【0014】上記実施例の構造では、舌片2gはフレキ
シブル配線板2を基台1に付設する際に、単に溝1fに
差し込むだけで良く、付設作業性が低下することはな
い。
【0015】また、舌片2gの形成は、フレキシブル配
線板2の製造時に切り込み部2dを利用して形成するこ
とでなされ、従来の単なる湾曲スリットに比較して、成
形作業が煩雑になることもない。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、フ
レキシブル配線板の突出部の舌片を基台の溝に挿入する
だけで、基台の凹部に収容されるフレキシブル配線板の
突出部が基台から浮き上ることを阻止することができる
ので、部品取付の際にこの部分の配線を破損することを
未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるフレキシブル配線板の固定構造の
一実施例を示す分離斜視図である。
【図2】本考案の要部を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】従来のフレキシブル配線板の固定構造の一例を
示す分離斜視図である。
【図5】従来のフレキシブル配線板の固定構造を示す平
面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 基台 1c 段差部 1e 凹部 1f 溝 2 フレキシブル配線板 2f 突出部 2g 舌片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段差部を有しかつ該段差部の壁面に凹部
    を形成してなる基台の表面に沿ってフレキシブル配線板
    を付設したフレキシブル配線板の固定構造において、 前記基台の凹部に溝を設けるとともに該凹部に入り込む
    フレキシブル配線板の突出部に舌片を形成し、該舌片を
    前記溝に挿入して基台に固定したことを特徴とするフレ
    キシブル配線板の固定構造。
JP5230292U 1992-07-24 1992-07-24 フレキシブル配線板の固定構造 Expired - Lifetime JP2519212Y2 (ja)

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JPH0613191U JPH0613191U (ja) 1994-02-18
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