JPH0617015A - 感圧ホツトメルト接着被覆テープ - Google Patents

感圧ホツトメルト接着被覆テープ

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JPH0617015A
JPH0617015A JP5120422A JP12042293A JPH0617015A JP H0617015 A JPH0617015 A JP H0617015A JP 5120422 A JP5120422 A JP 5120422A JP 12042293 A JP12042293 A JP 12042293A JP H0617015 A JPH0617015 A JP H0617015A
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JP
Japan
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hot melt
melt adhesive
tape
adhesive
hot
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JP5120422A
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Jack Lulla
ジヤツク・ララ
Nilufer Tanrikulu
ニルフアー・タンリクル
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Beiersdorf AG
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Beiersdorf AG
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】溶液塗布接着テープと同等若しくはよりすぐれ
たホットメルト接着感圧テープの生産 【構成】ホットメルト接着組成を混合し、テープ裏材に
塗布し、ホットメルト接着剤を冷却し、そしてそれによ
り該テープ上に感圧接着コーテイングとして凝固させる
という段階からなる圧力に敏感な接着テープの製造にお
いて、ホットメルト接着組成に、ホットメルト接着剤の
混合、及び塗布条件下では分解しない発泡剤を混入し、
そしてその後発泡剤を分解させ、それによりホットメル
トコーテイングに気泡構造を付与することからなる改良
をした方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、感圧接着テ−プの製造に関す
る。感圧接着テ−プは、塗装中の、シーリング・カート
ンのためのマスキングおよび無数の他の用途に広く使わ
れる。それらは、揮発性溶剤に粘着性の組成を溶かし、
溶液をテープ裏材に付け、そして次に、裏材上の圧感接
着剤コーテイングを残すために抽剤を蒸発させることこ
とによって伝統的に生産された。製造されたものは、満
足すべきものであるが、しかし、該方法は、抽剤の使用
および蒸発の必要とする。これは、相当なコストを伴
い、そして抽剤によって環境汚染の可能性を引き起こし
た。それゆえに、溶液としてよりむしろ熱溶融物(ホッ
トメルト)の形で接着剤を塗布するための方法が、工夫
された。冷却により融解した接着剤が、固体の圧感接着
剤にセットされる。そのようなホットメルト接着テープ
は、多くの目的に対し満足すべきものである一方、ま
た、それらは、ある種の使用においては、より望ましく
ない物理的及び機能的属性を示すためその溶液により製
造された対応物ほどに機能しない。それに加えて、接着
剤のより大きい量が、さらにこのより小さい機能のため
に必要とされる。それゆえに本発明の目的は、溶液塗布
接着テープと同等若しくはよりすぐれたホットメルト接
着感圧テープを生産することである。
【0002】これらの、そして他の目的および利点はホ
ットメルト接着組成にを混合し、よってテープ裏材に塗
布し、そしてホットメルト接着剤を冷却し、前記テープ
上の圧感接着剤コーティングに凝固するという既知のス
テップによる既知の方法を改良するそのようなテープを
生産するという本発明に従って実現される。
【0003】発明に従って、そのような方法は、ホット
メルト接着組成の混合及び塗布条件下に分解しない発泡
剤をホットメルト接着組成に含有させ、そしてその後発
泡剤を分解して、そして、これにより溶融塗工に気泡構
造を与えることによって修正される。
【0004】いくぶん同様の、しかし、いっそう少ない
気泡構造は、溶液塗布接着テープに特有である、しか
し、発泡剤を用いていないホットメルト接着テープのそ
れよりいっそう少ない。気泡構造は、それ自身をすぐれ
た機能に示す。
【0005】それは、詳述された方法が高機能製品を生
産することは、驚きである。なぜなら、他の表面上は類
似する方法ではどうにも、同等に受け入れられないから
である。したがって、混合行為及び/またはテープ裏材
に塗布する間に分解して、そして発泡する発泡剤を溶融
物に混入する努力は、不成功であると判明した。融物
は、巻き上げられるまでに発泡するが、しかしホットメ
ルト接着剤の外形は、本質的に発泡剤のないホットメル
ト接着組成から作り出されるときと同じであった。
【0006】ホットメルト接着組成は、今まで使われて
いるそれらのいずれでもあることができる、たとえば、
樹脂を始めとする種々の既知の添加剤、例えばオイル、
混合添加物等を混ぜ合わせられたスチレン−イソプレン
−スチレン・ブロック共重合体である。本発明の好まし
い側面に従って、今まで一般に使われているそれらより
低い融解点の組成を使用することができる。今まで、溶
融温度は、一般に約340゜Fないし370゜Fであっ
た。しかし、約310゜Fと同程度低く溶ける組成が非
常に満足すべきものであることが見いだされた。
【0007】本明細書において、使われている、たとえ
ば「融解」および「熱い溶融物」は必然的に従来の意味
における充分に液体の状態を意味しない。その代わりに
それらは、加工可能なために必要なだけ低い粘性の物体
を意味する。加工装置にいくらか依存するが、しかし、
一般の経験則として、示された「溶融物」温度における
粘性が最高でも、約1,000,000cPであり、有
利には最高でも500,000 cPおよび好ましくは
最高でも、約100,000のcPである。
【0008】上述の発明に従って、発泡剤に含まれるこ
とができる典型組成は、米国特許第3,239,478
号、そして第3,932,328号に示されたものを含
むが、しかしそれらに制限されない。それらに開示され
た内容は参照としてここに挿入される。
【0009】発泡剤を感圧接着剤に含むという概念は、
ホットメルト接着に限られない、しかし、同じく、水ま
たは溶解力のある媒体で被覆される感圧接着剤に同様の
利点により適用できる。
【0010】上述の発泡剤は、望まれた温度で分解する
既知のもののいずれかでもあることができる。しかし、
それは、本発明に従ってホットメルトに配合された場
合、明白に、混合されていない状態において決定された
評価より発泡剤は、いくぶんより低い温度で分解する。
【0011】適当な発泡剤は、名称Celogen A
Zの下のUniroyalで市販されるアゾジカルンア
ミド、そして好ましくは効果的にCelogen RA
の分解温度を落とすために特に他の発泡剤と混ぜられる
名称Celogen RAのp−トルエン・スルホニル
・セミカルバジド、を含む。およそ330゜Fおよびそ
れ以上で分解している他の発泡剤が、同様に使われるこ
とができる、たとえば、それ自身、400゜F以上で分
解するが、適当な配合によりより低い分解が可能である
5フェニル・テトラゾール。
【0012】上述の発泡剤は、ホットメルト接着組成に
乾燥状態で混ぜられることができるまたは混合される接
着剤中へのよりよい分散を得るように、液体中に溶解さ
せまたは分散されることができる。
【0013】有利には熱いを構成している成分が、混ぜ
合わせられ、そして次に、溶融され、溶融物がダイへ進
んで、それが該裏材に塗布される。上述の発泡剤は、そ
のようなダイへのその途中に溶融物に注入されることが
できる。
【0014】ホットメルト接着組成が、塗布される裏材
はオーブン(oven)状態に耐えるいずれのシート材
料であることができ、ここで上述の発泡剤の分解が生じ
る、たとえば例としては、クレープ・ペーパー、ペーパ
ーの平らなシート、高融点プラスチックフイルム等であ
る。
【0015】本方法の製品は、高い機能、たとえば、素
早い接着、良好な保持、そして円滑な展開、即ち力を入
れずに伸展すること、によって特徴づけられる。
【0016】本発明は、さらに、本発明に従った感圧ホ
ツトメルト接着剤被覆テ−プを生産するたシステムのフ
ローシートである付属図面により説明される。
【0017】熱い溶融物圧感接着剤組成を形成する要素
が、ジャケットをかぶせられた油熱シグマ刃ミクサー1
0に充填され、これにより熱い溶融物を形づくる。上述
の溶融物は、保持タンク12に供給され、ポジティブな
移動ポンプ14に排出される。上述のポンプの出口から
ライン16に排出され、そして、ダイ20の空洞18に
上述の溶融物を供給し、溶融物はダイの上方へ排出され
る。発泡剤は、有利には、タンク22における溶媒でな
い液体においてスラリーにされ、そしてポジティブ移動
ぽンプ24により熱い溶融物接着剤組成を運ぶライン1
6に排出される。
【0018】必要とされるならば、混合手段(示されな
い)は上述の溶融物を通して上述の発泡剤の均一の分配
を確実にするために提供されることができる。それに加
えて、ポジティブな移動ポンプ14および24は、出力
が変更されても、固定された排出割合を維持するために
連絡していること(すなわち、スレーブ・マスター(s
lave−master))ができる。
【0019】クレープ・ペーパー26は、Aローラー2
8からほどかれて、そしてローラー30および32上を
とおり、そしてダイ18の上をとおって、ホットメルト
を拾い上げ、被覆されるように引かれる。被覆されたペ
ーパーは、加熱室34に入る、ここで温度を、上述の発
泡剤を分解するために上昇させる。オーブンを通過した
ペーパーは、チルドロール36の上を、ペーパーを冷却
する為に通過し、その後それは、被覆された方向変更リ
リース・ローラー38の上を通り過ぎて、そしてそれか
ら上方へローラー40上に巻かれる。
【0020】その他に、熱い溶融物圧感接着剤は、連続
してエキストルーダーにおいて混ぜ合わせられ、そして
発泡剤 を直接、被覆されているダイに必要な粘着性の
材料を供給するエキストルーダーに注入することもでき
る。
【0021】その後、より短い長さに巻き取られ、及び
/又は従来の幅の幅がせまいテープに切られる事ができ
る。
【0022】本発明は、さらに、以下の実施例なる例に
おいて説明される。ここで別に記載されていなければす
べての部が、重量である。
【0023】
【実施例】
実施例1 図に示される装置を用いるに当たって、ユニロイヤル
(Uniroyal)から商標Celogen RAで
市販される発泡剤を感圧ホットメルト接着組成中に注入
する。混合物は重量部において下記の組成を有する。
【0024】以下の構成を有している: SIS ポリマー (Kraton 1112) 100 アンチオキシダント(Butyl Zimate) 2 アンチオキシダント(Irganox 1010) 0.5 顔 料 (TiO2) 6 Escorez 1580 Tackifying Resin 60 液状樹脂 Wingtack 10 20 樹 脂 Kolon 90 30 樹 脂 Pentalyn H 30 Cellogen RA 1.25 粘着組成は、約310゜Fで溶解される。そしてポジテ
ィブな置換ポンプによってアプリケーターに注入し、そ
こで3000平方フィートにつき40ポンドの重さのク
レープ・ペーパーに3000平方フィートにつき20ポ
ンドの量で塗布される。クレープ・ペーパーは約100
フィート/分の線形の速度で動いている。
【0025】被覆されたペーパーは、それにより340
゜Fに昇温されたオーブン中を通過し、その後直接にチ
ルドロール上を通過する。それにより、約100゜Fに
冷却され、次に巻き取られる。拡大鏡でみたテープの粘
着性の表面は、溶液塗布接着剤に特有な発泡による気泡
構造、底密度及び優れた機能を示す。
【0026】実施例2 実施例1の方法が、多少手順の変更を伴って実施され
た。被覆されているapアプリケーター12およびオー
ブン16の間に、被覆されられたテープは、冷やされ
て、そして巻き取られた。その後、広げられて、そして
オーブンに導入された。
【0027】種々の実験は、異なる発泡剤、異なる加熱
条件(何回かは、オーブンを用いずに)、接着剤の異な
る重量、異なる速度、を用いて、様々な実験が行われ
た。そしてそれらの製品は、様々なテストを使っている
機能に関して測定された。上述の詳細および結果は下記
表1において説明される。
【0028】下記表において、種々のコラム見出しおよ
びテスト手順およびその結果は次に述べる通りである:
ローリングボールタックテストは、感圧テープの「ウエ
ツトグラブ(wetgrab)」または「素早い接着
(quick stick)」特性を測定するもので、
3/4”のステンレス鋼のボールが完全に止まる前に粘
着性の表面上のどれくらい遠く移動するかをみることに
より測定される。より短い距離は、よりよい機能を示
す;46が、最大示度である。
【0029】箱負荷テストは、1カートンのフラップを
閉じた状態で保持する能力を測定する。より長い時間
は、よりよい機能を示す;24時間が、最大示度であ
る。
【0030】保持パワー・テストは、完結した3インチ
の長さで、0.5インチの幅のテープの上の1インチを
きつくステンレス鋼またはボール紙に上へ示されるよう
に押しつけ、もう一方の端に1Kgの重量をぶらさげ
る。テープが上述のステンレスまたはボール紙を引かれ
て離れるための時間が決定される。より長い時間はより
よい機能を意味する。
【0031】ボール紙では28時間の後、鋼では45時
間後テストが、終了した。
【0032】
【表1】 表 実験 加熱室34 ローリング 箱負荷 ボール紙保持 ステンレス鋼 の温度 ボールタツ テスト パワー・テスト 保持パワー・ クテスト 2回測定 2回測定 テスト 1 75 27 0.15 20.8 1.8 0.83 3.4 2 340 3 6.5 21.6 >45 0.9 >28 3 75 46 6.5 13.5 42 0.9 >28 4 340 15 24 >28 >45 24 >28 この表は、上述の発泡剤が原因となり改良された結果を
示す。
【0033】他の実験は、発泡剤が、より早く発泡した
場合であり、製品の機能は本質的に発泡剤を含まない場
合と同様である。
【0034】本明細書及び特許請求の範囲範囲は、実施
例により説明されるが、決して限定されるものではな
い。そして様々な改良、変更が、本発明の精神及び視野
から離れる事なく行い得る。
【0035】本発明の主な構成と態様は、以下の通りで
ある。
【0036】1.ホットメルト接着組成を混合し、テー
プ裏材に塗布し、ホットメルト接着剤を冷却し、そして
それにより該テープ上に感圧接着コーテイングとして凝
固させるという段階からなる圧力に敏感な接着テープの
製造において、ホットメルト接着組成に、ホットメルト
接着剤の混合、及び塗布条件下では分解しない発泡剤を
混入し、そしてその後発泡剤を分解させ、それによりホ
ットメルトコーテイングに気泡構造を付与することから
なる改良をした方法。
【0037】2.ホットメルト接着剤が混合、及び塗布
の間に適用される最大温度より少なくとも25゜F高い
温度で発泡剤が分解し、ホットメルトをコーテイングし
た後。テープを発泡剤が分解するのに充分な温度にさら
す1記載の方法。
【0038】3.ホットメルト接着剤が混合、及び塗布
の間に310゜Fの最大温度を達成する2記載の方法。
【0039】4.発泡剤の分解の直後に、ホットメルト
接着組成を凝固させるためにテープを積極的に冷却する
1記載の方法。
【0040】5.ホットメルト接着組成中に発泡剤が
0.1ないし5%存在する1記載の方法。
【0041】6.ホットメルト接着組成中に発泡剤が
0.25ないし2%存在する1記載の方法。
【0042】7.裏材がクレープ・シートである1記載
の方法。
【0043】8.裏材が、ペーパーの平らなシートであ
る1記載の方法。
【0044】9.裏材が、重合体フイルムである1記載
の方法。
【0045】10.請求項1の方法によって生産された
製品。
【0046】11.最高で約310゜Fの温度で熔解す
る接着剤を保持する裏材及び発泡による気泡の表面を有
している接着剤からなる感圧接着テープ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムのフローシートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホットメルト接着組成を混合し、テープ裏
    材に塗布し、ホットメルト接着剤を冷却し、そしてそれ
    により該テープ上に感圧接着コーテイングとして凝固さ
    せるという段階からなる圧力に敏感な接着テープの製造
    において、ホットメルト接着組成に、ホットメルト接着
    剤の混合、及び塗布条件下では分解しない発泡剤を混入
    し、そしてその後発泡剤を分解させ、それによりホット
    メルトコーテイングに気泡構造を付与することからなる
    改良をした方法。
  2. 【請求項2】最高で約310゜Fの温度で熔解する接着
    剤を保持する裏材及び発泡による気泡の表面を有してい
    る接着剤からなる感圧接着テープ。
JP5120422A 1992-04-28 1993-04-26 感圧ホツトメルト接着被覆テープ Pending JPH0617015A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/875,162 US5322709A (en) 1992-04-28 1992-04-28 Production of pressure sensitive hot melt-adhesive coated tape
US875162 1992-04-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0617015A true JPH0617015A (ja) 1994-01-25

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ID=25365305

Family Applications (1)

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JP5120422A Pending JPH0617015A (ja) 1992-04-28 1993-04-26 感圧ホツトメルト接着被覆テープ

Country Status (5)

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US (1) US5322709A (ja)
EP (1) EP0567837B1 (ja)
JP (1) JPH0617015A (ja)
DE (1) DE69316430T2 (ja)
ES (1) ES2112927T3 (ja)

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