JPH0616973U - 発券用シート - Google Patents

発券用シート

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JPH0616973U
JPH0616973U JP5953292U JP5953292U JPH0616973U JP H0616973 U JPH0616973 U JP H0616973U JP 5953292 U JP5953292 U JP 5953292U JP 5953292 U JP5953292 U JP 5953292U JP H0616973 U JPH0616973 U JP H0616973U
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JP
Japan
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ticket
sheet
cut
burst
cutting
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力男 白鳥
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺なシートを幅員方向の全幅に亘って形成
した切断部でバーストカットした際に、券のバーストカ
ット面が平坦な切り口となる発券用シートを提供するこ
とにある。 【構成】 長尺なシート1の長手方向に所定の間隔で幅
員方向の全幅に亘って設けられた切断部2が互いに平行
な2本のミシン目22,23を有し、夫々のミンシ目2
2,23の各々の直線状の切込み22a,23a同士を
ミシン目方向に交互に位置するよう形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長尺なシートの長手方向に所定の間隔で幅員方向の全幅に亘って設 けられた切断部を複数有する発券用シートに関し、特に、前記シートを切断部で バーストカットして得た短冊状の券のバーストカット面を当該券に印字する際の 搬送基準面として利用する発券用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
長尺なシートの長手方向に所定の間隔で幅員方向の全幅に亘って設けられた切 断部を複数有する発券用シートとしては、船への乗船、或いは寝台列車への乗車 に際し、手荷物の引替え券として用いられるタグシートがある。この種の発券用 シートは、一般に、図5に示すように、長尺なシート1の長手方向に所定の間隔 で幅員方向の全幅に亘って設けられた切断部2をバーストカットして短冊状の券 (タグ)1T,2T,…を得、これら券1T,2T,…をバーストカット面を搬 送基準面として印字ヘッドに送り出し、券1T,2T,…の表面に設けた所定の 記載欄の枠内に客が利用する船名や列車名、行先、座席番号などを印字している (図6参照)。なお、船名や列車名、行先、座席番号は、券1T,2T,…を構 成する手荷物取付用のタグ本体Taと客所持用の手荷物引替え証Tbの両方に印 字され、タグ本体Taと手荷物引替え証Tbはミシン目3で分離できるようにな っている。
【0003】 ところが、上記発券用シートにおいては、シート1の長手方向に並列する券1 T,2T,…の間に設けられた切断部2の一部に切断線21の延長方向でミシン 目22を入れているため、券1Tを切断部2で後方の券2Tからバーストカット した際に、ミシン目22,22間の繋ぎ目部分が無理に引き裂かれて券1Tのバ ーストカット面に不均一なギザギザの切り食み出し部22aとなって現われる( 図5参照)。このような現象は券2Tから券3Tをバーストカットしたときも、 券2Tのバーストカット面にミシン目22,22間の繋ぎ目部分が不均一なギザ ギザの切り食み出し部22aとなって現われる。それ故、図6に示すように、券 1Tをバーストカット面でガイド板に摺接させて搬送ベルト(図示せず)により 印字ヘッドに送り出すと、券1Tが切り食み出し部22aでガイド板より浮き上 がった状態に搬送されて印字ヘッドに対し傾いてしまい、その結果、船名や列車 名、行先、座席番号などの文字が券1Tの所定の記載欄から食み出したり、或い は記載欄の枠内で傾いた状態に印字されたりするという、所謂、印字ズレが発生 していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記発券用シートに前述した如き問題点があったことに鑑みて為さ れたものであって、シートを切断部でバーストカットした際に、券のバーストカ ット面が平坦な切り口となる発券用シートを提供することを目的とするものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、長尺なシート1の長手方向に所定の間隔で幅員方向の全幅に亘って 設けられた切断部2を複数有する発券用シートであって、前記切断部2は互いに 平行な2本のミシン目22,23を有し、夫々のミンシ目22,23の各々の直 線状の切込み22a,23a同士がミシン目方向に交互に位置するよう形成され てなる発券用シートとすることによって、上述の目的を解決することができたの である。
【0006】
【作用】
即ち、本考案によれば、シート1を切断部2でバーストカットすると、バース トカットされた券1Tのバーストカット面は、夫々のミシン目22,23で均等 な凹凸状となり、しかもバーストカット面の凸状部分の先端面が当該凸状部分に 対応するミシン目22,23の直線状の切込み22a,23bにより平坦な切り 口となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を寝台列車などの乗車に際し手荷物の引替え券として用いられる タグシートに適用して説明する。
【0008】 図1は本考案に係る発券用シートの外観を示す斜視図である。図1において符 号1にて指示するものは二つ折りして長尺に作製されたシートであって、このシ ート1は、その裏面に樹脂コーティング層11を有し、幅員方向の片側部分(図 1においてシート1が接合している部分)に樹脂コーティング層11と接着・剥 離可能な粘着剤12が塗布してある。前記シート1は、その長手方向に所定の間 隔で幅員方向の全幅に亘って設けられた切断部2を複数有し、これら切断部2に より長手方向に並列する短冊状の券1T,2T,…を形成している。そして、前 記シート1には、粘着剤12を塗布した領域内で長手方向へ延びるミシン目3が 形成され、これにより手荷物の取手などに巻き付けるタグ本体Taと客がその荷 物の預り証として所持する手荷物引替え証Tbとを形成している。
【0009】 前記切断部2は、図1に示すように、シート1の幅員方向に延びる直線状の複 数本の切断線21と、これら切断線21の間に形成された2本の平行なミシン目 22,23とから成っている。前記両ミシン目22,23のうち、一方のミシン 目22は切断線21の延長線上に位置し、他方のミシン目23は切断線21の延 長線よりも内側に位置している。即ち、前記ミシン目22,23の夫々は、各々 の直線状の切込み22a,23a同士がミシン目方向に交互に位置するよう形成 されている。
【0010】 しかして、かゝる構成の発券用シートは、図2に示すように、先端の券1Tと 後方の券2Tをシート1の長手方向へ引っ張って、先端の券1Tを後方の券2T からバーストカットすると、先端の券1Tのバーストカット面は、夫々のミシン 目22,23で均等な凹凸状となり、しかもバーストカット面の凸状部分の先端 面22a´が当該凸状部分に対応するミシン目22の直線状の切込み22aによ り平坦な切り口となる。かくして、券1Tにバーストカット面を搬送基準面とし て当該券1Tの所定の記載欄に列車名、行先、座席番号などの文字を印字ヘッド で印字する場合、図3に示すように、券1Tのバーストカット面の凸状部分の先 端面22a´が切断線21の延長線上に位置する平坦面となっているので、券1 Tの凸状部分の先端面22a´を切断線21の切断面21´と共にガイド板に摺 接させた状態に券1Tを印字ヘッドに送り出すことができ、したがって、券1T の搬送姿勢が安定し所定の記載欄の枠内に文字を正確に印字することができる。
【0011】 本実施例の発券用シートは概ね上記のように構成されているが、本考案は前述 の実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施例において、切断部2を 切断線21と互いに平行な2本のミシン目22,23とで形成した例を説明した けれども、図4に示すように、切断部2を互いに平行な2本のミシン目22,2 3だけで形成してもよく、券1Tを券2Tからバーストカットすると、券1Tの バーストカット面が夫々のミシン目22,23で均等な凹凸状となり、しかもバ ーストカット面の凸状部分の先端面22a´が当該凸状部分に対応するミシン目 22の直線状の切込み22aにより平坦な切り口となって、券1Tの搬送姿勢が 安定する。
【0012】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案によれば、バーストカットした券のバーストカ ット面が夫々のミシン目で均等な凹凸状となり、しかもバーストカット面の凸状 部分の先端面が当該凸状部分に対応するミシン目の直線状の切込みにより平坦な 切り口となるので、券に文字を印字する際に券の搬送姿勢が安定し、券の記載欄 の枠内に文字を正確に印字することが可能となり、印字品位が格段に向上すると いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る発券用シートの外観を示す斜視図
である。
【図2】本考案の発券用シートにおいて先端の券を後方
の券からバーストカットした際に、先端の券に現われる
バーストカット面の形状を示す説明図である。
【図3】本考案の発券用シートをバーストカットして得
た券の印字時の搬送姿勢を示す説明図である。
【図4】本考案に係る発券用シートの変形例を示す平面
図である。
【図5】従来の発券用シートにおいて先端の券を後方の
券からバーストカットした際に、先端の券に現われるバ
ーストカット面の形状を示す説明図である。
【図6】従来の発券用シートをバーストカットして得た
券の印字時の搬送姿勢を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シート 2 切断部 22,23 ミシン目 22a,23a 切込み

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺なシート1の長手方向に所定の間隔
    で幅員方向の全幅に亘って設けられた切断部2を複数有
    する発券用シートであって、前記切断部2は互いに平行
    な2本のミシン目22,23を有し、夫々のミンシ目2
    2,23の各々の直線状の切込み22a,23a同士が
    ミシン目方向に交互に位置するよう形成されてなる発券
    用シート。
JP5953292U 1992-07-31 1992-07-31 発券用シート Expired - Lifetime JP2567743Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5953292U JP2567743Y2 (ja) 1992-07-31 1992-07-31 発券用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5953292U JP2567743Y2 (ja) 1992-07-31 1992-07-31 発券用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0616973U true JPH0616973U (ja) 1994-03-04
JP2567743Y2 JP2567743Y2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=13115978

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JP5953292U Expired - Lifetime JP2567743Y2 (ja) 1992-07-31 1992-07-31 発券用シート

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08104378A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Daio Paper Corp ティシュペーパー収納箱
JP2006096485A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Sato Corp 接合シールおよびシートロール
JP2007199140A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Kobayashi Kirokushi Co Ltd 連続ラベルシート

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JP2567743Y2 (ja) 1998-04-02

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