JPH06168409A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド及びその製造方法

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Publication number
JPH06168409A
JPH06168409A JP30601992A JP30601992A JPH06168409A JP H06168409 A JPH06168409 A JP H06168409A JP 30601992 A JP30601992 A JP 30601992A JP 30601992 A JP30601992 A JP 30601992A JP H06168409 A JPH06168409 A JP H06168409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
shield case
reduced
rotation preventing
production
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30601992A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Kamimura
道夫 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP30601992A priority Critical patent/JPH06168409A/ja
Publication of JPH06168409A publication Critical patent/JPH06168409A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減し、かつ組立工程数も低減し
て製品コストの低廉化を図り、又、製品の小型化も図る
ことができるようにした磁気ヘッド及びその製造方法を
提供することを目的とする。 【構成】 コア及びコイルを巻回したボビンをシールド
ケース内に挿入収容した磁気ヘッドの製造方法におい
て、前記シールドケース本体10のトリミング加工時に
突片を残し、前記突片を所定位置で曲げ加工をすること
を特徴とするものである。 【効果】 従来必要とされていた回転防止部材の存在が
不要となり、その回転防止部材をシールドケースに装着
するための工程も不要となっている。そのために、磁気
ヘッドのコストの低廉化を図ることができ、又、回転防
止部材が不要となった分、磁気ヘッドの小型化を図るこ
ともできるものとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッド及びその製造
方法に関し、特に磁気ヘッドを取付板やドライビング機
器本体に取り付けるに際しての部品点数の削減及び組立
工程数の低減を図る磁気ヘッドのシールドケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に磁気ヘッドはコア、コイルを巻
回したボビン等の構成部品要素をパーマロイ製のシール
ドケース内に挿入収容した構造となっている。又、この
磁気ヘッドを取付板やドライビング機器本体に取り付け
するには、従来第2図に示される如き構造としていた。
即ち、第2図は従来例を示す要部斜視図であり、図中1
はシールドケースである。このシールドケース1の下板
1aの上面には、このシールドケース1を取付板等にネ
ジ止め固定する時にシールドケース1が回転してしまう
のを防止するための回転防止部材2がスポット溶接等の
手段によって装着される。この回転防止部2にはタップ
孔3が穿設されており、又、その端部には下方に向けて
略直角に屈折された係止片部4が形成されたものとなっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この上
記した従来の構成によると、シールドケース1(磁気ヘ
ッド)を取付板あるいはドライビング機器本体にネジ止
めにより取り付けるについて、回転防止部材2という特
別な部品を必要としており、その回転防止部材2をシー
ルドケース1に装着するための工程が必要となってい
た。又、この回転防止部材2を装着するにはそれだけス
ペースを要し、磁気ヘッドの小型化も妨げられていたも
のである。
【0004】又、回転防止部材2をシールドケース1に
装着する際に、取り付け精度が悪いため、取付板あるい
はドライビング機器本体に精度良く取り付けられない場
合があった。
【0005】そこで、本発明は係る従来の技術の問題点
に着目してなされたもので、かかる問題点を解消して、
部品点数を削減し、かつ組立工程数も低減して製品コス
トの低廉化を図り、又、製品の小型化も図ることができ
るようにした磁気ヘッド及びその製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
コア及びコイルを巻回したボビンをシールドケース内に
挿入収容した磁気ヘッドにおいて、シールドケース本体
にタップ孔を穿設し、かつ回転防止部を一体的に備えて
いるとともに、前記タップ孔はシールドケース本体の下
板に穿設し、前記回転防止部は下板端縁から延設され、
所定位置で下方に向け略直角に屈曲されていることを特
徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、コア及びコイルを
巻回したボビンをシールドケース内に挿入収容した磁気
ヘッドの製造方法において、前記シールドケース本体の
トリミング加工時に突片を残し、前記突片を所定位置で
曲げ加工をすることにより回転防止部を形成することを
特徴としている。
【0008】
【作用】上記したようにシールドケースを構成すること
によって、回転防止部材の存在及びその回転防止部材の
装着工程を不要とすることができ、強いては製品である
磁気ヘッドのコストを低廉化し、又、回転防止部材の削
除によって、その分磁気ヘッドを小型化することができ
るのである。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施の一例を第1図を参照し
て詳細に説明する。第1図は本発明を実施したパーマロ
イ製のシールドケース本体10の要部斜視図であり、こ
のシールドケース本体10の下板10aには直にタップ
孔11が穿設されたものとなっている。又、前記下板1
0aの端縁には回転防止部12が一体的に延設されてい
るもので、この回転防止部12はその基端の左右に弧状
をした凹み部12a、12aが形成され、所定位置で下
方に向けて略直角に屈曲されたものとなっている。
【0010】この回転防止部12はシールドケース本体
10を成形するについて、絞り加工後に行われるトリミ
ング加工時に回転防止部12となる突片を残し、その突
片を所定位置で下方に曲げ加工をすることによって得ら
れるものとなっている。
【0011】かかる構成としたシールドケース本体10
を有する磁気ヘッドを取付板あるいはドライビング機器
本体に取り付けるには、回転防止部12を目的物の適宜
箇所に係合させてセットし、タップ孔11からネジによ
り固着するものとされる。
【0012】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、従来必
要とされていた回転防止部材の存在が不要となり、その
回転防止部材をシールドケースに装着するための工程も
不要となっている。そのために、磁気ヘッドのコストの
低廉化を図ることができ、又、回転防止部材が不要とな
った分、磁気ヘッドの小型化を図ることもできるものと
なっている。
【0013】また、シールドケース本体のトリミング加
工時に突片を残し、前記突片を所定位置で曲げ加工をす
ることにより容易に、かつ精度良く回転防止部を形成す
ることができ、従来のように回転防止部材をシールドケ
ースに装着する際に、取り付け精度が悪いため、取付板
あるいはドライビング機器本体に精度良く取り付けられ
ないことがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ヘッドのシールドケース本体の実
施例を示す要部斜視図
【図2】従来の磁気ヘッドのシールドケースを示す要部
斜視図
【符号の説明】
10 シールドケース本体 10a 下板 11 タップ孔 12 回転防止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア及びコイルを巻回したボビンをシー
    ルドケース内に挿入収容した磁気ヘッドにおいて、シー
    ルドケース本体にタップ孔を穿設し、かつ回転防止部を
    一体的に備えているとともに、前記タップ孔はシールド
    ケース本体の下板に穿設し、前記回転防止部は下板端縁
    から延設され、所定位置で下方に向け略直角に屈曲され
    ていることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 コア及びコイルを巻回したボビンをシー
    ルドケース内に挿入収容した磁気ヘッドの製造方法にお
    いて、前記シールドケース本体のトリミング加工時に突
    片を残し、前記突片を所定位置で曲げ加工をすることに
    より回転防止部を形成することを特徴とする磁気ヘッド
    の製造方法。
JP30601992A 1992-10-19 1992-10-19 磁気ヘッド及びその製造方法 Pending JPH06168409A (ja)

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JP30601992A JPH06168409A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 磁気ヘッド及びその製造方法

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JP30601992A JPH06168409A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH06168409A true JPH06168409A (ja) 1994-06-14

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JP30601992A Pending JPH06168409A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 磁気ヘッド及びその製造方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910117B2 (ja) * 1978-07-24 1984-03-07 ロルム・コ−ポレ−シヨン 電話通信方式における待機装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910117B2 (ja) * 1978-07-24 1984-03-07 ロルム・コ−ポレ−シヨン 電話通信方式における待機装置

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960213