JPH0616820Y2 - 動力取出装置の駆動回路 - Google Patents

動力取出装置の駆動回路

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JPH0616820Y2
JPH0616820Y2 JP1987057928U JP5792887U JPH0616820Y2 JP H0616820 Y2 JPH0616820 Y2 JP H0616820Y2 JP 1987057928 U JP1987057928 U JP 1987057928U JP 5792887 U JP5792887 U JP 5792887U JP H0616820 Y2 JPH0616820 Y2 JP H0616820Y2
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JP
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switch
pto
power
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actuator
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JP1987057928U
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Inventor
準一 堀
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日野自動車工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、特装車に装備されている動力取出装置の駆動
回路に関するものである。
[従来の技術] 塵芥車、衛生車、ダンプ車等特装車では、各種作業を行
う為の動力装置を備えており、一般には動力装置の動力
源として自動車のエンジン動力を利用している。
エンジン動力を前記動力装置の動力源とする為、動力取
出装置(PTO;Power Take-Off)が設けられる。該動
力取出装置としては各種あるが、第4図に示す様にトラ
ンスミッション(以下ミッションという)3に設けられ
るトランスミッションPTO5が最も一般的である。
又、第5図はトランスミッションPTOの機構の概略を
示すものであり、エンジン1にクラッチ2を介してミッ
ション3が設けられ、該ミッション3にクラッチ出力軸
4からの出力を取出す為のギア列6が設けられ、該ギア
列6と動力発生源である油圧ポンプ7とはスリーブ30を
介して連結され、該スリーブ30は空圧(負圧も含む)又
は油圧のアクチュエータ31でシフトされる様になってい
る。
上記エンジン1と油圧ポンプ7との接断は前記空圧又は
油圧のアクチュエータによりスリーブ30をシフトさせ、
ギア列6と油圧ポンプ7とを連結、離脱することによっ
て行われる。更に、アクチュエータの作動はアクチュエ
ータへの作動流体流路に設けた電磁弁の切換えで行い、
電磁弁の切換え作動は電気駆動回路によって行ってい
る。
現在この電気駆動回路による電磁弁の切換操作を運転席
から及び室外からのいずれからも行える様にしたものが
提案されている。
例えば、塵芥車では第6図、第7図に示す如く、運転席
にコントロールパネル8が設けられ、該コントロールパ
ネル8のPTO入切スイッチ9を操作することにより、
PTO動作信号をマイクロコンピュータ10に入力して、
マイクロコンピュータ10の出力によって電磁弁11を切換
え、パッカ部14の作動を行わせることができ、又パッカ
部14に設けたパッカ部コントロールボックス12の入切ス
イッチ13を操作することにより上記したと同様パッカ部
14の作動を行わせ得る様になっている。
尚、図中15はバキュームタンク、16はマイクロコンピュ
ータ10のインタフェース、17はマイクロコンピュータ10
のCPU(Central Processing Unit:中央処理装
置)、18はマイクロコンピュータ10の増幅器を示す。
[考案が解決しようとする問題点] 斯かる電気駆動回路に於いて、PTO操作用の入切スイ
ッチが運転席内と車外の2箇所にあり、しかも両入切ス
イッチ9,13のいずれからも且任意の時にPTO装置を動
作させ得る。この為、室外の入切スイッチを誤操作した
場合でもパッカ部が動作してしまう。
PTO装置を具備する車軸で、該装置に関する安全操作
を示すものとして実開昭53-9113号があるが、これは単
に警報装置を駆動するにとどまり、誤操作を防止するも
のではない。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、動力取出装置を入切させるアクチュエータと
該アクチュエータの動力源である圧力源とを連通する途
中に電磁弁を設け、該電磁弁の切換作動により前記アク
チュエータを作動させる様にした動力取出装置に於い
て、運転室内に設けたPTO入切スイッチと室外に設け
た入切スイッチと前記電磁弁を結ぶ給電経路途中に設け
られ、前記PTO入切スイッチ、入切スイッチのいずれ
で動力取出装置の入切動作を行うか選択し得る切換スイ
ッチを備えたことを特徴とするものである。
[作用] 切換スイッチの操作によりPTO入切スイッチで動力取
出装置の入切動作を行うか、室外の入切スイッチで動力
取出装置の入切動作を行うかを選択し、選択した後は選
択された入切スイッチによる動力取出装置の入切操作が
優先する。
[実施例] 以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
尚、第1図中第5図中で示したものと同一のものには同
符号を付してある。
電源ライン20に接続したPTO入切スイッチ9の入スイ
ッチ21、切スイッチ22をそれぞれマイクロコンピュータ
10のインタフェース16に接続すると共に電源ライン20に
接続した入切スイッチ13の入スイッチ23、切スイッチ24
をそれぞれインタフェース16に接続する。インタフェー
ス16はこれらスイッチ21,22,23,24の電圧変化を信号化
してCPU17に入力する。
又、前記切スイッチ22はリレー25の接点25aを介して運
転室に設けた切換スイッチ26の接点aに接続され、該ス
イッチ26の接点oは電磁弁11に接続されている。前記入
スイッチ21はリレー25の励磁コイル25bに接続してあ
り、前記a接点と入スイッチ21とはダイオード27を介し
て接続する。切換スイッチ26のo′接点は電源ライン20
に接続され、a′接点は解放、b′は接点、c′接点は
それぞれ前記インタフェース16へ接続されている。イン
タフェース16はb′接点、c′接点の電圧変化を信号処
理してCPU17へ入力する。該CPU17は前述した各種
信号の入力条件に応じてトランジスタ等のスイッチング
手段28へスイッチング信号を出力する。該スイッチング
手段28の出力端子は前記切換スイッチ26のb,c接点に接
続してある。
以下作動を説明する。
先ず切換スイッチ26が図示の通り、接触子がa接点、
a′接点の位置にある場合は、マイクロコンピュータ10
のCPU17を介することなくPTO入切スイッチ9の操
作で直接電磁弁11を切換えることができる。即ち、入ス
イッチ21を押してコイル25bに通電するとリレー25が作
動して接点25aが閉となり、電磁弁11が切換ってPTO
装置5がエンジンからの動力を取出し得る状態となる。
又、接点25a閉よりダイオード27を介して、コイル25bへ
の通電が行われ、リレー25は自己保持され、入スイッチ
21を離してもPTO装置5の作動状態は持続される。
この状態で切スイッチ22を押すと電磁弁11への給電が停
止され、電磁弁11が復帰切換ってPTO装置5は非作動
となると共にリレー25への給電も停止されリレー25の自
己保持は解除される。
上記切換スイッチ26のa接点、a′接点でのPTO入切
スイッチ9による操作はCPU17の故障があった場合は
CPU17からの出力によらずPTO装置5を作動させる
ことができ有効である。
次に、切換スイッチ26の接触子位置をb,b′、c,c′位置
にするとPTO装置5の操作はCPU17を介して行われ
ることとなる。
ここでb′接点は車外入切スイッチ13を無効とする条
件、c′接点は該入切スイッチ13を有効とする条件を与
える。
以下、CPU17を介してのPTO装置5の操作に関し第
2図を併用して説明する。
最初にPTO入切スイッチ9の各スイッチ21,22の状態
がCPU17へ入力される信号により判断され、次に切換
スイッチ26の状況、即ち車外入切スイッチ13が無効
(b′接点)か、有効(c′接点)かが判断される。無
効である場合はPTO入切スイッチ9からの信号が優先
され入スイッチ21が操作されていればCPU17がスイッ
チング手段28にスイッチング信号を出力し電磁弁11に給
電せしめてPTO装置5を入動作し、切スイッチ22が操
作されていればCPU17からのスイッチング信号の出力
はなく、PTO装置5を切動作する。又、PTO入切ス
イッチ9がON状態で切換スイッチ26が有効の状態であ
ると、入切スイッチ13の状態が判断される。即ち入スイ
ッチ23が操作されればCPU17からスイッチング手段28
にスイッチング信号が出力されPTO装置5が入動作を
し、切スイッチ24が操作されればCPU17からのスイッ
チング信号の出力はなく、PTO装置5は切動作する。
而して、切換スイッチ26の状況により、CPU17に於い
てPTO入切スイッチ9、入切スイッチ13のいずれかを
優先するかが判断され、優先された方の入切スイッチの
操作に応じスイッチング手段28へスイッチング信号が出
力される。
尚、上記実施例ではスイッチング手段としてトランジス
タを示したが、サイリスタであってもリレーであっても
よいことは勿論である。
又、第3図はCPUを用いずリレー回路で構成した例を
示す。
PTO入切スイッチ9に対してリレー25を接続したと同
様、入切スイッチ13に対してもリレー25′を接続し、リ
レー25の出力端側をダイオード29を介して切換スイッチ
26のa接点、b接点に接続し、リレー25′の出力端側を
ダイオード29′を介して切換スイッチ26のc接点、b′
接点に接続する。
該実施例に於いて、接触子がa,a′接点の時はPTO入
切スイッチ9のみの操作で、接触子がb,b′接点の時は
PTO入切スイッチ9、入切スイッチ13のいずれの操作
でも、接触子がc,c′接点の時は入切スイッチ13の操作
のみでそれぞれPTO装置5の入切動作を行うことがで
きる。
[考案の効果] 以上述べた如く本考案によれば、室外入切スイッチの有
効、無効を選択でき、室外入切スイッチの誤操作による
動力取出装置の予期しない動作を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す概略回路図、第2図は
該実施例の作動を示すフローチャート、第3図は他の実
施例を示す回路図、第4図はPTO装置の配置図、第5
図はPTO装置の基本構成を示す説明図、第6図は本考
案の実施の対象の1である塵芥車の斜視図、第7図は従
来例のブロック図である。 5はPTO装置、9はPTO入切スイッチ、13は入切ス
イッチ、26は切換スイッチを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】動力取出装置を入切させるアクチュエータ
    と該アクチュエータの動力源である圧力源とを連通する
    途中に電磁弁を設け、該電磁弁の切換作動により前記ア
    クチュエータを作動させる様にした動力取出装置に於い
    て、運転室内に設けたPTO入切スイッチと室外に設け
    た入切スイッチと前記電磁弁を結ぶ給電経路途中に設け
    られ、前記PTO入切スイッチ、入切スイッチのいずれ
    で動力取出装置の入切動作を行うか選択し得る切換スイ
    ッチを備えたことを特徴とする動力取出装置の駆動回
    路。
JP1987057928U 1987-04-16 1987-04-16 動力取出装置の駆動回路 Expired - Lifetime JPH0616820Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013132936A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Iseki & Co Ltd 作業車両のpto制御装置
JP2014065323A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Iseki & Co Ltd 作業車両

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JPS62131821A (ja) * 1985-12-05 1987-06-15 Shizukou Kk 空電式動力取出遠隔操作装置

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