JPH0616819Y2 - 動力取出装置 - Google Patents

動力取出装置

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JPH0616819Y2
JPH0616819Y2 JP1987057927U JP5792787U JPH0616819Y2 JP H0616819 Y2 JPH0616819 Y2 JP H0616819Y2 JP 1987057927 U JP1987057927 U JP 1987057927U JP 5792787 U JP5792787 U JP 5792787U JP H0616819 Y2 JPH0616819 Y2 JP H0616819Y2
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JP
Japan
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clutch
pto
actuator
solenoid valve
sequence
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JP1987057927U
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Inventor
準一 堀
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日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、特装車に装備されている動力取出装置に関す
るものである。
[従来の技術] 塵芥車、衛生車、ダンプ車等特装車では、各種作業を行
う為の動力装置を備えており、一般には動力装置の動力
源として自動車のエンジン動力を利用している。
エンジン動力を前記動力装置の動力源とする為、動力取
出装置(PTO;Power Take-Off)が設けられる。該動
力取出装置としては各種あるが、第5図に示す様にトラ
ンスミッション3に設けられるトランスミッションPT
O5が最も一般的である。
エンジン1にクラッチ2を介してミッション3が設けら
れ、該ミッション3にクラッチ出力軸4からの出力を取
出す為のギア列6が設けられ、該ギア列6の出力軸には
動力発生源である油圧ポンプ7がスリーブ9を介して連
結され、該スリーブ9は空圧(負圧も含む)又は油圧の
アクチュエータ8でシフトされる様になっている。
上記エンジン1と油圧ポンプ7との接断は前記空圧又は
油圧のアクチュエータ8によりスリーブ9をシフトさせ
ギア列6と油圧ポンプとを連結、離脱することによって
行われる。更に、アクチュエータ8の作動はアクチュエ
ータへの作動流体流路に設けた電磁弁の切換えで行って
いる。
電磁弁の切換えにより。PTO装置5とエンジン1とが
連結され、油圧ポンプ7が駆動される様になると動力装
置を適宜操作させて各種作業を行い得る様になる。
例えば、第6図に示す塵芥車での作業、特に塵芥の積込
作業について第7図(A)〜(D)を参照して説明すると、塵
芥車10の背面のパッカ11内へ塵芥12を投入し、作業者が
積込作業を指令すると、リフトプレート13が回転し(第
7図(A))、リフトプレート13が所要角度回転したとこ
ろで、プッシャプレート14が後方(図中反時計方向)に
揺動する(同図(B))。プッシャプレート14は所要角度
揺動すると、停止する。この間リフトプレート13は回転
を続け、塵芥12を掻上げる(同図(C))。リフトプレー
ト13が水平の状態(同図(A))迄復帰したところで停止
し、プッシャプレート14が前記したと反対の方向(前
方、時計方向)に揺動して塵芥12をボデー内に押込圧縮
して同図(A)の位置迄復帰したところで停止する。
上記塵芥の積込作業はリレー15…、リミットスイッチ1
6,17,18等から成るリレー回路により、電磁弁19…を切
換え、電磁弁19…を介して油圧ポンプ7に接続したシ
リンダ、油圧モータ等各種アクチュエータを所定の順序
で駆動して行う。
上記した一連の積込作業の指令は、ボデー背面に設けた
コントロールボックス20のスイッチ21を操作して行う。
尚、図中22は運転室内に設けたPTO操作ボックスであ
る。
現在、上記したPTO装置、動力装置を能率動作させる
駆動回路として提案されているものに第8図に示すもの
がある。
尚、第8図中、第5図、第6図で示したものと同一のも
のには同符号を付してあり、26はマイクロコンピュータ
を示してある。
先ず、PTO装置5入状態にするにはクラッチペダル23
を踏込む。クラッチペダル23の動きはマスタシリンダ24
に伝達され、更に油圧力としてアクチュエータ25に伝達
される。即ち、クラッチペダル23の踏込みによってアク
チュエータ25が駆動され、クラッチ2が断となる。次
に、運転室内のPTO入切スイッチ27、又室外PTO入
切スイッチ28いずれかの入スイッチ27a,28aを押してP
TO入信号をマイクロコンピュータ26に入力する。該マ
イクロコンピュータ26はPTO入信号が入力されるとP
TO電磁弁29を動作させバキュームタンク30とアクチュ
エータ8とを連通せしめて、アクチュエータ8を駆動さ
せる。アクチュエータ8の駆動によってPTO装置5が
エンジン1と連結され油圧ポンプ7を駆動する。このP
TO装置5の連結動作の確認はセンサ31によって行わ
れ、確認信号がマイクロコンピュータ26へ入力される。
更に、マイクロコンピュータ26はセンサ31からの確認信
号があると、発光ダイオード32を点灯せしめて、運転車
にPTO装置5の入動作が完了したことを知らせる。
作業者はPTO装置5の入動作完了を待って、コントロ
ールボックス20のスイッチ21を操作する。
スイッチ21の操作によりシーケンス制御部33の第1のリ
レー15a(第6図参照)が動作し、例えば電磁弁19aを切
換え油圧ポンプ7の圧油が油圧モータ34へ送給されて、
該モータ34が回転する。該モータ34が所要回転したとこ
ろで、その回転を例えばリミットスイッチ16が検出して
検出結果を、シーケンス制御部33へ入力する。シーケン
ス制御部33では該リミットスイッチ16の信号で次のアク
チュエータを作動させるべく電磁弁19nを切換える。
而して、リミットスイッチ16とリレー15a…の作動によ
り、上述した如き1連のシーケンス動作を行わせる。
[考案が解決しようとする問題点] 然し、上記した例ではPTOの接続スイッチ操作とシー
ケンス動作開始の為のスイッチ操作との2回の操作が必
要であり、しかも2回目の操作はPTO装置入完了を待
って行われるものであり、PTO装置入動作はPTO入
切スイッチ操作→電磁弁動作→PTOアクチュエータ動
作→PTO装置入確認→発光ダイオード点灯と時間がか
かり、待ち時間があった。この為、作業者は2回のスイ
ッチ操作を連続して行えず、作業性が悪いと共に2回の
スイッチ操作が終る迄パネル表示を注意して見ておかな
ければならない等余計な注意力を要求していた。
本考案は上記実情を鑑み、1回のPTOの接続スイッチ
のみで、シーケンス動作も連続して行える様にし、動力
装置による作業を容易に能率よく行える様にしようとす
るものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案はクラッチを接続させるクラッチアクチュエータ
とクラッチペダルの踏込みによって駆動されるマスタシ
リンダとを連通する流路途中から分岐するようにダブル
チェック弁を介して接続されたクラッチブースタと、 該クラッチブースタと該クラッチブースタの動力源であ
る圧力源とを連通する流路途中に設けられたクラッチ電
磁弁と、 PTO装置を入切させるアクチュエータと該アクチュエ
ータの動力源である圧力源とを連通する流路途中に設け
られたPTO電磁弁と、 PTO装置に連結された油圧ポンプに所要数の電磁操作
弁を介してそれぞれ接続された所要数のアクチュエータ
を前記電磁操作弁を順次切換えて駆動するシーケンス制
御部と、 クラッチ電磁弁の切換えによりクラッチの接断、PTO
電磁弁の切換えによりPTO装置の入切を行うと共に、
PTOセンサからの信号によりPTO装置の入切動作を
確認し、PTO装置入動作完了時にシーケンス制御部へ
シーケンス動作開始信号を出力するマイクロコンピュー
タと を備えたことを特徴とするものである。
[作用] PTO装置を「入」させる入信号がマイクロコンピュー
タに入力されると、クラッチ断→PTO装置入→クラッ
チ接のPTO入動作が行われ、それぞれの動作はセンサ
からの信号で確認され、PTO入動作が完了するとシー
ケンス制御部へシーケンス動作開始信号が出されてシー
ケンス動作が行れる。
[実施例] 以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第1図中第8図で示したものと同一のものには同符号を
付してある。
マスタシリンダ24をダブルチェック弁35を介してクラッ
チアクチュエータ25に接続すると共にクラッチブースタ
36のシリンダ部37をダブルチェック弁35を介してクラッ
チアクチュエータ25に接続する。
ダブルチェック弁35は第2図に示す如く2のインポート
39,40と1のアウトポート41とをT字状に設け、シリン
ダ42内の両端部とアウトポート41とを2の分岐路41a,41
bで連通し、シリンダ42内にフリーピストン43を摺動自
在に嵌装したものであり、本実施例では1のインポート
39をマスタシリンダ24に、もう1のインポート40をシリ
ンダ部37に接続すると共にアウトポート41をアクチュエ
ータ25に接続したものである。
該ダブルチェック弁35の存在によりクラッチペダル23の
操作、又はクラッチブースタ36の作動のいずれによって
もクラッチ2の接断作動を行うことができる。
クラッチブースタ36のダイアフラム部38とバキュームタ
ンク30とをクラッチ電磁弁44を介して接続し、該電磁弁
44はマイクロコンピュータ26からの指令により切換作動
をする様になっている。又、マイクロコンピュータ26か
らシーケンス制御部33へは、シーケンス作動を開始させ
る為のシーケンス開始信号を入力し、シーケンス制御部
33からマイクロコンピュータ26へはシーケンス作動終了
の信号が入力される。
ここでマイクロコンピュータ26からシーケンス制御部33
へのシーケンス開始信号入力についての1例としては第
3図に示すものが挙げられる。
シーケンス作動の最初の動作を開始せしめるリレー15a
をON-OFFする為の前記スイッチ21のリレー15a側とマイ
クロコンピュータ26に内蔵されたスイッチング手段(図
ではトランジスタ)45の出力側とを接続する。該スイッ
チング手段45はマイクロコンピュータ26内蔵のCRU46
からのスイッチング信号によりON-OFFされる。尚、スイ
ッチング手段45はサイリスタであっても、リレーであっ
てもかまわない。
以下第4図を併用して、上記実施例の作動について説明
する。
室内PTO入切スイッチ27又は室外PTO入切スイッチ
28のいずれかによってPTO装置5の入動作を指示す
る。この時、室外PTO入切スイッチ28を車両後部に設
けた場合には作業周囲を確認した後、スイッチをONし、
入動作を指示する。この指示によりマイクロコンピュー
タ26で両PTOスイッチ27,28のいずれかがONであるこ
とが判断され、ONと判断されればクラッチ電磁弁44が駆
動されダイヤフラム部38とバキュームタンク30とが連通
されダイヤフラム部38の負圧によってシリンダ部37の油
が押出されてアクチュエータ25を動作させてクラッチ2
を断とする。電磁弁44を作動した後で、クラッチを断と
するに要する時間経過後PTO電磁弁29が駆動され負圧
によりアクチュエータ8を駆動してPTO装置5を入動
作させる。PTO装置5の入動作はPTOセンサ31によ
って確認され、クラッチ電磁弁44が復帰切換えられて、
ダイヤフラム部38が負圧から大気圧となりクラッチ断動
作が終りクラッチが接続される。クラッチ接続動作後所
定時間経過後CPU26よりスイッチング手段45にスイッ
チング信号が発せられ、該スイッチング手段45をONと
し、リレー15aへ所要時間例えば0.5〜1秒間給電してシ
ーケンス動作を開始させる。シーケンス動作はリミット
スイッチ18の作動により終了すると共に該リミットスイ
ッチ18の作動はマイクロコンピュータ26へも入力されて
PTO装置入動作からシーケンス動作終了迄の一連の作
動が完了したことが確認される。
尚、上記実施例ではシーケンス制御部をリレー回路で構
成したが、マイクロコンピュータ内に論理回路で構成し
たものであってもよいことは勿論である。
[考案の効果] 以上述べた如く本考案によれば、PTO装置の入動作か
らシーケンス動作の始動迄、PTO入切スイッチを1度
操作するだけでよく操作性が向上すると共に従来の如く
PTO入切スイッチ操作後PTO入動作を確認してもう
1度シーケンス動作開始の操作をする必要がないのでP
TO入切スイッチ操作後直ちに他の作業を行うことがで
き作業能率も向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の1実施例を示す系統図、第2図はダブ
ルチェック弁の構造を示す説明図、第3図は該実施例に
於けるマイクロコンピュータとシーケンス制御部との接
続の1例を示す説明図、第4図は該実施例の作動を示す
フローチャート、第5図はPTO装置の概略説明図、第
6図は塵芥車に於ける電磁弁、リレー、スイッチ等の配
置を示す説明図、第7図(A)(B)(C)(D)は該塵芥車のシー
ケンス作業の1を示す説明図、第8図は従来例を示す系
統図である。 19は電磁弁、25はセンサ、26はマイクロコンピュータ、
29はPTO電磁弁、31はセンサ、33はシーケンス制御
部、44はクラッチ電磁弁を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチを接断させるクラッチアクチュエ
    ータとクラッチペダルの踏込みによって駆動されるマス
    タシリンダとを連通する流路途中から分岐するようにダ
    ブルチェック弁を介して接続されたクラッチブースタ
    と、 該クラッチブースタと該クラッチブースタの動力源であ
    る圧力源とを連通する流路途中に設けられたクラッチ電
    磁弁と、 PTO装置を入切させるアクチュエータと該アクチュエ
    ータの動力源である圧力源とを連通する流路途中に設け
    られたPTO電磁弁と、 PTO装置に連結された油圧ポンプに所要数の電磁操作
    弁を介してそれぞれ接続された所要数のアクチュエータ
    を前記電磁操作弁を順次切換えて駆動するシーケンス制
    御部と、 クラッチ電磁弁の切換えによりクラッチの接断、PTO
    電磁弁の切換えによりPTO装置の入切を行うと共に、
    PTOセンサからの信号によりPTO装置の入切動作を
    確認し、PTO装置入動作完了時にシーケンス制御部へ
    シーケンス動作開始信号を出力するマイクロコンピュー
    タと を備えたことを特徴とする動力取出装置。
JP1987057927U 1987-04-16 1987-04-16 動力取出装置 Expired - Lifetime JPH0616819Y2 (ja)

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JP1987057927U JPH0616819Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16 動力取出装置

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JPS63165234U JPS63165234U (ja) 1988-10-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60111720U (ja) * 1983-12-30 1985-07-29 いすゞ自動車株式会社 特殊産業車両の動力取出装置

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JPS63165234U (ja) 1988-10-27

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