JPH06168198A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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Publication number
JPH06168198A
JPH06168198A JP4320958A JP32095892A JPH06168198A JP H06168198 A JPH06168198 A JP H06168198A JP 4320958 A JP4320958 A JP 4320958A JP 32095892 A JP32095892 A JP 32095892A JP H06168198 A JPH06168198 A JP H06168198A
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JP
Japan
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boot
boot data
network
computers
request
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Pending
Application number
JP4320958A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Fukui
俊治 福井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4320958A priority Critical patent/JPH06168198A/ja
Publication of JPH06168198A publication Critical patent/JPH06168198A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • G06F9/4416Network booting; Remote initial program loading [RIPL]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立ち上げ時にファイルサーバが少なくとも複
数のディスクレスコンピュータの内の1台からネットワ
ークを介してブートデータの要求を受けたときに所定時
間待った後に一斉に複数のディスクレスコンピュータに
対してブートデータをネットワークを介して供給するこ
とで、ネットワーク上のトラフィックを低減させ、ブー
トストラップに要する時間を最小限とし、これによって
例えば会話型ビデオシステム等、列車や航空機等の移動
体等100台以上のディスクレスコンピュータを接続し
て使用するような大規模なシステムの場合においても、
データの伝送効率を向上させることができるようにす
る。 【構成】 ファイルサーバ10と、これにネットワーク
3を介して双方向に接続される複数のディスクレスコン
ピュータ11a、11b、・・・・11nとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばネットワーク接
続されたディスクレスコンピュータとファイルサーバで
構成される会話型ビデオシステム等に適用して好適な情
報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばネットワーク接続されたデ
ィスクレスコンピュータとファイルサーバで構成される
会話型ビデオシステム等の基本構成としては、例えば図
5に示すようなものがある。
【0003】この図5に示すシステムは、ファイルサー
バ1と複数のディスクレスコンピュータ2a、2b、・
・・・2nをイーサネットネットワーク3により双方向
通信可能に接続して構成される。
【0004】ここでファイルサーバ1はネットワーク3
を介して複数のディスクレスコンピュータ2a、2b、
・・・・2nからのブートデータの要求によってオペレ
ーティングシステムを供給してディスクレスコンピュー
タ2a、2b、・・・・2nを起動させ、この後ディス
クレスコンピュータ2a、2b、・・・・2nからの各
種要求を実行する。
【0005】また、ディスクレスコンピュータ2a、2
b、・・・・2nとは、一般にハードディスク等の記憶
媒体を持たず、その代わりに大容量のメインメモリを持
ったものであり、従って、オペレーティングシステムや
各種ソフトウエア等のプログラムは独自に持っておら
ず、電源オン時にブートストラップと称されるシークエ
ンスによってファイルサーバにオペレーティングシステ
ムを要求し、ネットワーク3を通じてファイルサーバ1
から供給されるオペレーティングシステムを主記憶装置
に読み込んで起動し、この後各種選択等に基いて各種ソ
フトウエアプログラムを要求し、要求したソフトウエア
プログラム等で動作するものである。
【0006】特にこのオペレーティングシステムの読み
出し操作をブート・ストラップと称する。このブート・
ストラップによってファイルサーバ1から転送されるデ
ータはオペレーティングシステムのプログラムデータで
ある。ちなみに最近のマイクロコンピュータ用のオペレ
ーティングシステムの規模は大きくなりつつあり、小型
のものでも100KB以上あり、例えばUNIX(ユニ
ックス)系のものでは1MB以上になる。
【0007】また、電源オン時にブートデータの要求を
行うプログラムは一般的にROM等に記憶されている。
即ち、このディスクレスコンピュータ2a、2b、・・
・・2nは、電源オン時に行うブートデータの要求以外
のプログラムは記憶されておらず、一般的な端末機とし
て用いられるものである。
【0008】さて、電源がオンになると、図5に夫々破
線の矢印示すように、各ディスクレスコンピュータ2
a、2b、・・・・2nからネットワーク3を介してホ
ストコンピュータ1にブートデータ要求が行われる。フ
ァイルサーバ1はこの複数のブートデータ要求を受ける
とオペレーティングシステムや各種プログラム等をネッ
トワーク3を介してディスクレスコンピュータ2a、2
b、・・・・2nに夫々供給する。
【0009】会話型ビデオシステムはこのような構成の
システムによる会話型データサービスと、CATVによ
る映像音声サービスとを複合的に列車や航空機等の移動
体上で用いられている。
【0010】移動体上において、各客室内の各座席には
夫々上述したディスクレスコンピュータ2a、2b、・
・・・2n、これらディスクレスコンピュータ2a、2
b、・・・・の表示装置としての液晶ディスプレイ及び
各種命令等を入力するためのキーボード或いはジョイス
ティック等が設置され、各乗客は自分の好みによりキー
ボード或いはジョイスティック等の入力装置でディスプ
レイ上に表示された各種メニュー画像上で選択、或いは
指示を行うことによってビデオ映画を鑑賞したり、マル
チメディアのコンピュータサービスによるカタログショ
ッピング等を利用できる。
【0011】この会話型ビデオシステムにおいて乗客が
選択や指示等を入力装置から行うものが上述のディスク
レスコンピュータ2a、2b、・・・・2nで、これら
ディスクレスコンピュータ2a、2b、・・・・2nか
らの各種要求、例えば上述のようにビデオ映画の要求や
カタログショッピングの注文等は、上述したネットワー
ク3を介してファイルサーバ1に夫々供給される。
【0012】ファイルサーバ1はこれらの要求に応じて
夫々ビデオ映画を要求のあった座席の液晶ディスプレイ
に映像を送出させたり、カタログショッピングで選択さ
れた商品情報、注文した人の座席等の情報を記憶、或い
は、乗務員に報知したりする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電源を一斉
にオンにした場合、ディスクレスコンピュータ2a、2
b、・・・・2nは夫々ROMからブートデータ要求行
うためのプログラムを読み出し、読みだしたプログラム
によってブートデータ要求を行い、ファイルサーバ1が
これらディスクレスコンピュータ2a、2b、・・・・
2nからのブートデータ要求について夫々オペレーティ
ングシステムのファイルデータを送信、即ち、ブートス
トラップを行うが、一度の転送操作で送信できるデータ
のサイズは1KB程度なので、オペレーティングシステ
ムのサイズが例えば100KBの場合では、上述した会
話型ビデオシステムのように、ディスクレスコンピュー
タ2a、2b・・・・2nを100台以上も接続したシ
ステムにおいては、ファイルサーバ1が10000回以
上のデータ転送操作を行うことになる。
【0014】しかしながら、ネットワーク3のデータ転
送能力には限りがある上、イーサネットのようなCSM
A/CDによる衝突検出方式のネットワークではデータ
転送が集中すると衝突発生によって著しくデータ転送効
率が低下し、ブートストラップに時間がかかるという問
題があった。
【0015】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、ネットワークトラフィックを増大させることなく数
多くのディスクレスコンピュータに対して同時にブート
ストラップを行うことのできる情報処理システムを提案
しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともフ
ァイルサーバとしての機能を有するホストコンピュータ
10と、このホストコンピュータ10にネットワーク3
を介して双方向に接続される複数の端末機としてのコン
ピュータ11a、11b、・・・・11nとを有し、立
ち上げ時にホストコンピュータ10が少なくとも複数の
コンピュータ11a、11b、・・・・11nの内の1
台のコンピュータ11a、11b、・・・・または11
nからネットワーク3を介してブートデータの要求を受
けたときに所定時間待った後に一斉に複数のコンピュー
タ11a、11b、・・・・11nに対してブートデー
タをネットワーク3を介して供給するようにしたもので
ある。
【0017】更に本発明は上述において、ホストコンピ
ュータ10は、ネットワーク3を介して複数のコンピュ
ータとの通信を行うためのネットワーク接続手段18
と、ネットワーク接続手段18を介して複数のコンピュ
ータ11a、11b、・・・・11nからのブートデー
タ要求を検出するブート要求検出手段15と、このブー
ト要求検出手段15の出力に基いてブートデータ送信実
行を一時遅延するブートデータ送信実行一時遅延手段1
6と、このブートデータ送信実行一時遅延手段16から
の出力に基いてブートデータをネットワーク接続手段1
8を介して送信するブートデータ送信手段17とを有す
るものである。
【0018】更に本発明は上述において、複数のコンピ
ュータ11a、11b、・・・・11nは、夫々ネット
ワーク3を介してホストコンピュータ10との通信を行
うためのネットワーク接続手段23と、このネットワー
ク接続手段23を介してホストコンピュータ10からの
ブートデータを検出する検出手段19と、この検出手段
19がブートデータを検出したときに、この検出手段1
9からのブートデータを格納するブートデータ格納手段
21と、検出手段19からの出力に基いてブート動作が
完了または未完了かを検出するブート動作未完了検出手
段20と、このブート動作未完了検出手段20からの出
力に基いてネットワーク接続手段23を介してホストコ
ンピュータ10にブートデータを要求するブート要求発
行手段22とを有するものである。
【0019】更に本発明は上述において、ホストコンピ
ュータ10がブートデータの供給を待つ所定の時間は、
複数のコンピュータ11a、11b、・・・・11nが
電源オン或いはリセット時からブートデータの要求を行
うまでの時間のばらつきの最大値より大きい値としたも
のである。
【0020】
【作用】上述せる本発明の構成によれば、立ち上げ時に
ホストコンピュータ10が少なくとも複数のコンピュー
タ11a、11b、・・・・11nの内の1台のコンピ
ュータ11a、11b、・・・・または11nからネッ
トワーク3を介してブートデータの要求を受けたときに
所定時間待った後に一斉に複数のコンピュータ11a、
11b、・・・・11nに対してブートデータをネット
ワーク3を介して供給する。
【0021】更に上述において本発明の構成によれば、
ネットワーク接続手段18を介して複数のコンピュータ
11a、11b、・・・・11nからのブートデータ要
求をブート要求検出手段15で検出し、このブート要求
検出手段15の出力に基いてブートデータ送信実行一時
遅延手段16がブートデータ送信実行を一時遅延し、こ
のブートデータ送信実行一時遅延手段16からの出力に
基いてブートデータ送信手段17がブートデータをネッ
トワーク接続手段18を介して送信する。
【0022】更に上述において本発明の構成によれば、
ネットワーク接続手段23を介してホストコンピュータ
10からのブートデータを検出手段19で検出し、この
検出手段19がブートデータを検出したときに、この検
出手段19からのブートデータをブートデータ格納手段
21に格納し、検出手段19からの出力に基いてブート
動作が完了または未完了かをブート動作未完了検出手段
20で検出し、このブート動作未完了検出手段20から
の出力に基いてネットワーク接続手段23を介してブー
ト要求発行手段22がホストコンピュータ10にブート
データを要求する。
【0023】更に上述において本発明の構成によれば、
ホストコンピュータ10が複数のレスコンピュータ11
a、11b、・・・・11nが電源オン或いはリセット
時からブートデータの要求を行うまでの時間のばらつき
の最大値より大きい時間待った後に複数のコンピュータ
11a、11b、・・・・11nに対するブートデータ
の供給を行う。
【0024】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明情報処理シス
テムの一実施例について詳細に説明する。
【0025】この図1において、図5と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0026】この図1において、10はファイルサーバ
で、このファイルサーバ10を例えばイーサネット等の
ネットワーク3により、ディスクレスコンピュータ11
a、11b、・・・・11nと双方向に接続する。これ
らディスクレスコンピュータ11a、11b、・・・・
11nは、ハードディスク装置を搭載していないが、メ
インメモリの記憶容量は大きくしている。
【0027】この情報処理システムの動作を説明する。
先ず、電源がオンとなると、各ディスクレスコンピュー
タ11a、11b、・・・・11nは夫々図示しないR
OMからブートデータ要求プログラムデータを読み出
し、図中矢印r1及びr2で示すように、読みだしたブ
ートデータ要求プログラムによって夫々ネットワーク3
を介してファイルサーバにブートデータの要求を行う。
【0028】ファイルサーバ10はネットワーク3を介
してディスクレスコンピュータ11a、11b、・・・
・11nからのブートデータ要求を検出すると、所定時
間待った後に図中矢印aで示すように、ネットワーク3
を介してブートデータ幾つかのブロードキャストパケッ
トの形で各ディスクレスコンピュータ11a、11b、
・・・・11nに供給する。
【0029】夫々のディスクレスコンピュータ11a、
11b、・・・・11nはブロードキャストされたブー
トストラップパケットを受信すると、受信したデータを
メモリの正しい位置に格納する。この方式でブートスト
ラップを行うと、同時に多数のディスクレスコンピュー
タ11a、11b、・・・・11nを高速にブートスト
ラップすることができる。
【0030】夫々のディスクレスコンピュータ11a、
11b、・・・・11nには電源投入からブートストラ
ップシークエンスが始まるまでの時間、即ち、ROMか
らブートデータ要求を行うためのプログラムデータを読
み込み、読み込んだブートデータ要求プログラムにより
ブートデータの要求を行うまでの時間にばらつきがあ
る。
【0031】従って、上述したファイルサーバ10にお
ける待ち時間をディスクレスコンピュータ11a、11
b、・・・・11nが電源投入からブートストラップシ
ークエンスに入るまでの時間のばらつきの予想され得る
最大値より大きく選んでおくことにより、同時に電源が
投入されたディスクレスコンピュータ11a、11b、
・・・・11nを一度にブートストラップすることがで
きる。
【0032】次に、図2を参照して図1に示したファイ
ルサーバ10及びディスクレスコンピュータ11(11
a、11b、・・・・11n)の機能について説明す
る。
【0033】先ずファイルサーバ10はネットワーク3
を介してディスクレスコンピュータ11a、11b、・
・・・11nと通信を行うためのネットワーク接続手段
18、このネットワーク接続手段18及びネットワーク
3を介してディスクレスコンピュータ11からのブート
データの要求があるか否かを検出するブート要求検出手
段15、このブート要求検出手段15からの検出結果が
ブートデータ要求を検出したことを示す場合にブートデ
ータの送信の実行を一時遅延するブートデータ実行一時
遅延手段16と、このブートデータ実行一時遅延手段1
7からのブートデータをネットワーク接続手段18を介
してディスクレスコンピュータ11a、11b、・・・
・11nに一斉に送信するブートデータブロードキャス
ト手段17を有する。
【0034】また、ディスクレスコンピュータ11(1
1a、11b、・・・・11n)は、ネットワーク3を
介してファイルサーバ10と通信を行うためのネットワ
ーク接続手段23、このネットワーク接続手段23及び
ネットワーク3を介してファイルサーバ10からのブロ
ードキャストブートデータが供給されたか否かを検出す
るブロードキャストブートデータ検出手段19、このブ
ロードキャストブートデータ検出手段19からのブート
データを格納するメモリ(例えばROM及びRAMから
なる)21、ブロードキャストブートデータ検出手段1
9からの検出結果に基いてブート動作が完了しているか
否かを検出するブート動作未完了検出手段20、このブ
ート動作未完了検出手段20からの検出結果がブート動
作未完了を示すときにブート要求を発行するブート要求
発行手段22を有する。
【0035】これらファイルサーバ10及びディスクレ
スコンピュータ11a、11b、・・・・11nの各手
段は、メモリ21を除き、例えばメモリ21のROM,
ハードディスクやシリコンディスク等に記録または記憶
されているソフトウエアによるものである。
【0036】図3に図1及び図2を参照して説明した情
報処理システムのファイルサーバ10及びディスクレス
コンピュータ11a、11b、・・・・11nの具体的
な構成例を示し、以下図について説明する。
【0037】先ず、ファイルサーバ10はCPU30を
バス(データ、アドレス及びコントロールバスからな
る)33に接続し、このバス33にメモリ31(例えば
RAMやROM)、ハードディスクやシリコンディスク
等のディスクユニット32及びインターフェース回路3
4を接続して構成する。
【0038】ディスクレスコンピュータ11(11a、
11b、・・・・11n)はCPU35をバス(デー
タ、アドレス及びコントロールバスからなる)38に接
続し、このバス33にメモリ21(例えばRAMやRO
M)、LCDディスプレイ等のディスプレイ(駆動回路
も含む)36、キーボードやポインティングデバイス
(マウス、トラックボール、ジョイスティック等)等の
入力ユニット37及びインターフェース回路39を接続
して構成する。
【0039】そしてインターフェース回路34を介して
ファイルサーバ10をネットワーク3に接続し、インタ
ーフェース回路39を介してディスクレスコンピュータ
11をネットワーク3に接続して情報処理システムを構
成する。
【0040】次にこの情報処理システムの動作を図4を
参照して説明する。
【0041】先ず、電源オン時(或いはリセット時)に
ディスクレスコンピュータ11のCPU35がメモリ2
1から(のROMから)ブートデータ要求を行うための
プログラムを読み出し、これをバス38を介してメモリ
21のメインメモリに読み込み、読み込んだプログラム
を実行する。
【0042】このプログラムが実行されると、図4Bの
ステップ200においてブートデータを受信したか否か
を判断し、「YES」であればステップ210に移行
し、NO」であればステップ220に移行する。
【0043】ステップ210ではブートデータをメモリ
21に格納する。そしてステップ230に移行する。即
ち、オペレーティングシステムプログラムデータがイン
ターフェース回路39及びバス38を介してディスクレ
スコンピュータ11のCPU35に供給されると、CP
U35はこのオペレーティングシステムプログラムデー
タをメモリ21のメインメモリに読み込む。
【0044】ステップ220では、CPU35はバス3
8、インターフェース回路39及びネットワーク3を介
してファイルサーバ10にブートデータ要求を行う。そ
してステップ230に移行する。即ち、ステップ220
で行われる要求はインターフェース回路34及びバス3
3を介してファイルサーバ10のCPU30に供給され
る。ブートデータの要求がなされると、ファイルサーバ
10のCPU30は例えばディスクユニット32に記録
或いは記憶してあるオペレーティングシステムプログラ
ムデータを読み出し、読み出したオペレーティングプロ
グラムデータを例えばブロードキャストパケットパケッ
トの形でインターフェース34及びネットワーク3を介
してディスクレスコンピュータ11に供給する。
【0045】ステップ230ではブート完了か否かを判
断し、「YES」であれば終了し、「NO」であれば再
びステップ200に移行する。
【0046】一方ファイルサーバ10は電源オンの後
(或いはリセットの後)にディスクレスコンピュータ1
1からのブートデータの要求を受けると、ステップ10
0において一定時間待機した後にステップ110に移行
し、ブートデータを送信する。そしてステップ120に
おいて送信完了か否かを判断し、「YES」であれば終
了し、「NO」であれば再びステップ100に移行す
る。
【0047】このように、本例においては、電源オン時
(或いはリセット時)にディスクレスコンピュータ11
a、11b、・・・・11nの少なくとも1台からのブ
ートデータの要求を受けた後に所定時間待った後にブー
トデータをブロードキャストパケットの形でディスクレ
スコンピュータ11a、11b、・・・・11nに一斉
に送信するようにしたので、ネットワーク上のトラフィ
ックを低減させ、ブートストラップに要する時間を最小
限とし、これによって例えば会話型ビデオシステム等、
列車や航空機等の移動体等100台以上のディスクレス
コンピュータを接続して使用するような大規模なシステ
ムの場合においても、データの伝送効率を向上させるこ
とができる。
【0048】尚、上述の情報処理システムを会話型ビデ
オシステムに使用する場合、CATVにより映像や音声
をLCDディスプレイ等のディスプレイ36に表示する
他、例えば、静止画画像や短い音声信号をネットワーク
3を介して伝送し、いわゆるマルチメディア型の情報処
理システムとして使用することもできる。
【0049】また、上述の実施例は本発明の一例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
が取り得ることは勿論である。
【0050】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、立ち上げ時に
ホストコンピュータが少なくとも複数のコンピュータの
内の1台のコンピュータからネットワークを介してブー
トデータの要求を受けたときに所定時間待った後に一斉
に複数のコンピュータに対してブートデータをネットワ
ークを介して供給するようにしたので、ネットワークト
ラフィックを増大させることなく数多くのコンピュータ
に対して同時にブートストラップを行うことができる。
【0051】更に上述において本発明によれば、ネット
ワーク接続手段を介して複数のコンピュータからのブー
トデータ要求をブート要求検出手段で検出し、このブー
ト要求検出手段の出力に基いてブートデータ送信実行一
時遅延手段がブートデータ送信実行を一時遅延し、この
ブートデータ送信実行一時遅延手段からの出力に基いて
ブートデータ送信手段がブートデータをネットワーク接
続手段を介して送信するようにしたので、上述の効果に
加え、簡単な構成と簡易なネットワークによって確実、
且つ、高速のブートストラップを行うことができる。
【0052】更に上述において本発明によれば、ネット
ワーク接続手段を介してホストコンピュータからのブー
トデータを検出手段で検出し、この検出手段がブートデ
ータを検出したときに、この検出手段からのブートデー
タをブートデータ格納手段に格納し、検出手段からの出
力に基いてブート動作が完了または未完了かをブート動
作未完了検出手段で検出し、このブート動作未完了検出
手段からの出力に基いてネットワーク接続手段を介して
ブート要求発行手段がホストコンピュータにブートデー
タを要求するようにしたので、上述の効果に加え、簡単
な構成と簡易なネットワークによって確実、且つ、高速
のブートストラップを行うことができる。
【0053】更に上述において本発明によれば、ホスト
コンピュータが複数のコンピュータが電源オン或いはリ
セット時からブートデータの要求を行うまでの時間のば
らつきの最大値より大きい時間待った後に複数のコンピ
ュータに対するブートデータの供給を行うようにしたの
で、上述の効果に加え全てのコンピュータに一斉にブー
トデータを供給して立ち上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明情報処理システムの一実施例を示す構成
図である。
【図2】本発明情報処理システムの一実施例の機能を示
すブロック図である。
【図3】本発明情報処理システムの一実施例の具体例を
示す構成図である。
【図4】本発明情報処理システムの一実施例の説明に供
するフローチャートである。
【図5】従来の情報処理システムの例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
3 ネットワーク 10 ファイルサーバ 11a、11b、・・・・11n ディスクレスコンピ
ュータ 15 ブート要求検出手段 16 ブートデータ実行一時遅延手段 17 ブートデータブロードキャスト手段 18、23 ネットワーク接続手段 19 ブロードキャストブートデータ検出手段 20 ブート動作未完了検出手段 21 RAM 22 ブート要求発行手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともファイルサーバとしての機能
    を有するホストコンピュータと、 このホストコンピュータにネットワークを介して双方向
    に接続される複数の端末機としてのコンピュータとを有
    し、 立ち上げ時に上記ホストコンピュータが少なくとも上記
    複数のコンピュータの内の1台のコンピュータから上記
    ネットワークを介してブートデータの要求を受けたとき
    に所定時間待った後に一斉に上記複数のコンピュータに
    対してブートデータを上記ネットワークを介して供給す
    るようにしたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 上記ホストコンピュータは、 上記ネットワークを介して上記複数のコンピュータとの
    通信を行うためのネットワーク接続手段と、 上記ネットワーク接続手段を介して上記複数のコンピュ
    ータからのブートデータ要求を検出するブート要求検出
    手段と、 このブート要求検出手段の出力に基いてブートデータ送
    信実行を一時遅延するブートデータ送信実行一時遅延手
    段と、 このブートデータ送信実行一時遅延手段からの出力に基
    いてブートデータを上記ネットワーク接続手段を介して
    送信するブートデータ送信手段とを有することを特徴と
    する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 上記複数のコンピュータは、 夫々上記ネットワークを介して上記ホストコンピュータ
    との通信を行うためのネットワーク接続手段と、 このネットワーク接続手段を介して上記ホストコンピュ
    ータからのブートデータを検出する検出手段と、 この検出手段がブートデータを検出したときに、この検
    出手段からのブートデータを格納するブートデータ格納
    手段と、 上記検出手段からの出力に基いてブート動作が完了また
    は未完了かを検出するブート動作未完了検出手段と、 このブート動作未完了検出手段からの出力に基いて上記
    ネットワーク接続手段を介して上記ホストコンピュータ
    にブートデータを要求するブート要求発行手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 上記所定の時間は、上記複数のコンピュ
    ータが電源オン或いはリセット時からブートデータの要
    求を行うまでの時間のばらつきの最大値より大きい値と
    したことを特徴とする請求項1記載の情報処理システ
    ム。
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