JPH061678U - 窓開閉用滑車ユニツト - Google Patents

窓開閉用滑車ユニツト

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JPH061678U
JPH061678U JP4831392U JP4831392U JPH061678U JP H061678 U JPH061678 U JP H061678U JP 4831392 U JP4831392 U JP 4831392U JP 4831392 U JP4831392 U JP 4831392U JP H061678 U JPH061678 U JP H061678U
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JP
Japan
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pulley
wire
plate
bracket
hung
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JP4831392U
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信邦 神谷
新次郎 宮城
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Chuo Hatsujo KK
Oiles Corp
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Chuo Hatsujo KK
Oiles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 滑車にワイヤを掛ける作業を簡単に行えるよ
うにする。 【構成】 ばね鋼板からなる外れ防止板16は、(A)
のように、一端側に曲成された基板17を滑車12の下
面側でブラケツト5の支持板6上に固定することによ
り、ブラケツト5の押え板7の折返端の下方位置から滑
車12の外周を覆うようにしてその折返端まで立ち上が
つている。ワイヤ11を掛ける場合は、(B)のよう
に、外れ防止板16の先端の引掛部18に指を掛けた
り、ワイヤ11を両手で引つ張つて引掛部18を押した
りして、押え板7の折返端から離間する方向に弾性変形
させることにより隙間を作り、その隙間に、ワイヤ11
の長さ方向の途中を側方から入れて滑車12の溝13に
嵌める。引掛部18から指を外すと、外れ防止板16が
復元弾力で(A)のように元位置に戻つて滑車12の外
周を覆い、ワイヤ11の外れを防止する機能を果たす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、揺動開閉窓の窓枠と障子に取り付けて開閉操作用のワイヤを掛け渡 すのに用いる滑車ユニツトに関し、特に、滑車にワイヤを掛ける作業を簡単に行 えるようにした窓開閉用滑車ユニツトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、揺動開閉窓の開閉操作用のワイヤを掛け渡すのに用いる滑車ユニツトと しては、窓枠や障子に取り付けられる取付体に、板材をU字形に折り返したブラ ケツトの折返部を揺動自由に軸支して、そのブラケツトの両板間にワイヤを掛け る滑車を回転自由に軸支した構造のものが知られている。
【0003】 これは、ブラケツトを揺動自由に軸支することにより、窓の開閉時に障子が傾 動するのに対応して滑車が首を振れるようにし、また、滑車のワイヤの掛けられ る部分の外周をブラケツトの折返部で覆うことにより、ワイヤが滑車から外れる のを防止するのを意図したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来構造の滑車ユニツトを使用した場合は、ワイヤを 滑車に掛け渡す際に、ブラケツトの折返部の内側の狭い隙間にワイヤを軸方向に 通さねばならず、それも配索順序に従つて順番に通して行かねばならないので、 作業がやり難く面倒である欠点があつた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の窓開閉用滑車ユニツトは、叙上の点に鑑み案出されたものであつて、 窓の窓枠や障子に取り付けられる取付体に、ワイヤを掛ける滑車を回転自由に軸 支した支持板を揺動自由に軸支し、その支持板上の滑車のワイヤが掛けられる外 周と対応する位置に、その滑車の外周を覆うようにして弾性材からなるワイヤの 外れ防止板を立設した構成とした。
【0006】
【作用】
ワイヤを滑車に掛ける場合は、外れ防止板の先端を滑車から離間する方向に弾 性変形させて滑車との間に隙間を設け、その隙間にワイヤを側方から入れて滑車 の溝に嵌める。
【0007】 そして、外れ防止板を放すと外れ防止板が復元弾力で元位置に戻つて滑車の外 周を覆い、ワイヤが外れ不能の状態で滑車に掛けられる。
【0008】 もちろん、支持板は取付体に対して揺動自由に軸支されているので、窓の開閉 時に障子が傾動するのに対応して滑車の首を振らせることができる。
【0009】
【考案の効果】
すなわち、本考案によれば、ワイヤを滑車に掛ける場合に、外れ防止板を弾性 変形させることにより滑車との間に広い隙間を取つて、ワイヤを側方から入れれ ば良いから、簡単に入れることができ、また、ワイヤの長さ方向の途中を入れる のであるから、必ずしもワイヤの配索順序に従うことなく任意の順序で掛けるこ とができ、ワイヤの掛け渡し作業を能率良く迅速に行うことができる効果がある 。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。 図において、符号1は取付体であつて、窓の窓枠や障子にねじ止めされる基板 2の上面に、一対の取付側板3が間隔を空けて立設されている。
【0011】 滑車12を支持するブラケツト5は、支持板6の幅の狭い先端側がU字形に折 り返されて押え板7が形成されているとともに、その支持板6の基端の直角に折 曲された部分の内側に、軸受筒8が熔接により固着されている。
【0012】 その軸受筒8内に挿通されたスプリングピン9の両端が、上記の取付体1の取 付側板3に形成された取付孔10に嵌着されて、ブラケツト5が取付体1に対し てスプリングピン9を中心に揺動自由に支持されている。
【0013】 そのブラケツト5の押え板7と支持板6の間に挟まれるようにして、ワイヤ1 1を掛ける滑車12が軸14によつて回転自由に支持されている。
【0014】 ワイヤ11の外れ防止板16は、ばね鋼板を素材としており、図2に示すよう に、座金の機能を兼ねる基板17の一端側を直角に折曲することによつて形成さ れており、その基板17が滑車12の下面側においてブラケツト5の支持板6上 に固定され、それに連成された上記の外れ防止板16が、ブラケツト5の押え板 7の折返端の下方位置から、滑車12の外周を覆うようにして押え板7の折返端 まで立ち上がつている。
【0015】 その外れ防止板16の先端には、指を引つ掛けて外れ防止板16を弾性変形さ せるための引掛部18が形成されている。
【0016】 本実施例の滑車ユニツトはこのような構造になり、既述したように、窓の窓枠 や障子の所定位置に、取付体1の基板2をねじ止めすることによつて取り付けら れる。
【0017】 滑車12にワイヤ11を掛け渡す場合は、外れ防止板16の先端の引掛部18 に指を掛けたり、ワイヤ11を両手で引つ張つて引掛部18を押したりして、図 2(B)に示すように、外れ防止板16をブラケツト5の押え板7の折返端から 離間する方向に弾性変形させて、押え板7の折返端並びに滑車12の外周との間 に隙間を作り、その隙間に、同図の矢線に示すように、ワイヤ11の長さ方向の 途中を側方から入れて滑車12の溝13に嵌める。
【0018】 そして、外れ防止板16の引掛部18から指を外すと、外れ防止板16が復元 弾力で同図(A)に示す元位置に戻つて滑車12の外周を覆い、図1に示すよう に、ワイヤ11が外れ防止板16により滑車12から外れるのが阻止された状態 で滑車12に掛けられる。
【0019】 このように本実施例によれば、ワイヤ11を滑車12に掛ける場合に、外れ防 止板16を弾性変形させて滑車12との間に広い隙間を取つておいて、ワイヤ1 1を側方から入れれば良いから、簡単に入れることができる。また、ワイヤ11 の長さ方向の途中から入れられるから、必ずしもワイヤ11の配索順序に従うこ となく任意の順序で掛けることができ、掛け渡し作業を能率良く迅速に行うこと ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部切欠正面図である。
【図2】(A)その一部切欠側面図である。
【図2】(B)ワイヤ掛け動作を説明する一部切欠側面
図である。
【符号の説明】
1:取付板 5:ブラケツト 6:支持板 8:軸受筒
9:スプリングピン 11:ワイヤ 12:滑車 14:軸 16:外れ防止
板 17:基板 18:引掛部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓の窓枠や障子に取り付けられる取付体
    に、ワイヤを掛ける滑車を回転自由に軸支した支持板を
    揺動自由に軸支し、該支持板上の前記滑車のワイヤが掛
    けられる外周と対応する位置に、該滑車の外周を覆うよ
    うにして弾性材からなるワイヤの外れ防止板を立設した
    ことを特徴とする窓開閉用滑車ユニツト。
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