JPH06167687A - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ

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Publication number
JPH06167687A
JPH06167687A JP32036492A JP32036492A JPH06167687A JP H06167687 A JPH06167687 A JP H06167687A JP 32036492 A JP32036492 A JP 32036492A JP 32036492 A JP32036492 A JP 32036492A JP H06167687 A JPH06167687 A JP H06167687A
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JP
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head
projector
image
helmet
acceleration sensor
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Pending
Application number
JP32036492A
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English (en)
Inventor
Masafumi Takano
雅史 高野
Yoshihiro Ashizaki
能広 芦▲崎▼
Keiichi Sekiguchi
敬一 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 どちらを向いても映像を見ることができ、か
つ映像表示範囲外の映像もヘッドトラッキングで見るこ
とのできるプロジェクタを得る。 【構成】 プロジェクタ部12、頭部Aの頭頂部に左右
加速度センサ21、側頭部に上下加速度センサ23を内
蔵したヘルメット20を頭部Aに装着器具13によって
装着する。装着の際、視線方向14と映像投射方向15
を同一方向にする。これによりどちらを向いても映像を
見ることができるようになる。さらに加速度センサの出
力と映像を連動させることによりヘッドトラッキングを
実現し、映像表示範囲外の映像も見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像を表示するプロ
ジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.従来のプロジェクタとしては特開平4−10
4583号「液晶プロジェクタ」、実開平4−2078
1号「液晶ビジョンとワイドレンズの組合せ構造」など
の公報に示された例がある。図17は従来のプロジェク
タの使用形態を示す構成図、図18は従来のプロジェク
タの構成を示すブロック図である。1は映像源、Sは映
像源1から出力された映像信号、2は映像信号Sによっ
て変調される映像光Tを表示するプロジェクタ、3はプ
ロジェクタ2に対面して所定位置に配置されたスクリー
ン、Iは映像光Tによってスクリーン3上に表示された
映像である。4はプロジェクタ2、スクリーン3が配置
される床面である。
【0003】次に従来のプロジェクタの構成について図
17、図18に従って説明する。映像源1は映像信号S
を出力する。映像信号Sはプロジェクタ2に入力され
る。プロジェクタ2は映像信号Sによって変調された映
像光Tを出力し、スクリーン3上に映像Iが表示され
る。プロジェクタ2、スクリーン3は床面4上に配置さ
れ、スクリーン3はプロジェクタ2に対面して所定の固
定した位置に配置されている。
【0004】従来例2.従来の頭部方向検出方法として
は、特開平3−168823「座標入力装置」の例があ
る。図19は従来の頭部方向検出方法を示す構成図であ
る。Aは頭部、5は頭部Aの頭頂部に配置されたジャイ
ロ、6は頭部Aの側頭部に配置されたジャイロ、7aは
ジャイロ5から出力される頭部Aの左右の向きを示す左
右角変位量信号、7bはジャイロ6から出力される頭部
Aの上下の向きを示す上下角変位量信号、8は左右角変
位量信号7a及び上下角変位量信号7bを増幅する増幅
器、9は増幅器8の出力値をディジタル変換するA/D
変換器、10はA/D変換器9の出力値より頭部Aの向
いている方向を検出する算出するCPU、RはCPU1
0より出力される頭部の方向を示す方向データである。
【0005】次に従来の頭部方向検出方法の動作につい
て図19に従って説明する。頭部Aの頭頂部にはジャイ
ロ5が配置され、左右角変位量信号7aを出力する。一
方頭部Aの側頭部にはジャイロ6が配置され、上下変位
量信号7bを出力する。左右角変位量信号7a、上下角
変位量信号7bを増幅器8で増幅し、信号レベルをA/
D変換器9の信号入力レベルに合わせる。A/D変換器
9は増幅器8からの信号をアナログ−ディジタル変換し
てディジタル信号を出力する。CPU10はA/D変換
器9からのディジタル信号を得て頭部Aの方向を算出
し、方向データRを出力する。
【0006】従来例3.また、従来の頭部装着型プロジ
ェクタとしては、特開平4−501927号「ヘルメッ
ト装着形表示装置」の例がある。図20は従来のプロジ
ェクタの使用形態を表す構成図である。図において、6
0はプリズム集成体、48は投影レンズ、50はレンズ
群、54は球形反射器、55は球形反射器の下側部分、
56は平面反射器、58は光路である。プリズム集成体
60を通った像はレンズ群50を通り、投影レンズ48
によりヘルメット前方に取り付けられた球形反射器54
に前向きに投影される。その後、球形反射器54が像を
下向きに平面反射器56へ後向きに反射し、さらに平面
反射器56が像を再び球形反射器に反射しこの2回目の
反射で着用者がヘルメット内部に映し出された映像を見
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例1のプロジェク
タの利用形態では、プロジェクタ、スクリーンは床面上
に配置されており、映像の表示位置も固定されている。
そのため、例えば真横を向いた時には映像を見ることが
困難となる。このように上下左右に頭を動かしても映像
を見るためには、頭を動かすことのできる範囲はせまい
範囲に限定されてしまう。またプロジェクタが映像の一
部を表示している場合、その表示範囲の上下左右斜め外
側の映像を見ることは不可能であるという問題点があっ
た。
【0008】従来例2の頭部検出方法では、ジャイロを
用いるため装置全体が高価であるという問題点があっ
た。
【0009】また、従来例3のプロジェクタでは、スク
リーンはヘルメット内部に配置されており、映像の表示
位置も狭い範囲に限定されてしまうという問題点があっ
た。
【0010】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、頭を動かしても映像を見るこ
とができ、表示範囲も広い安価なプロジェクタを提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るプロジェ
クタは、例えば、プロジェクタを頭上に配置して頭部に
装着できるようにしたものであり、以下の要素を有する
ものである。 a)作業者頭部に装着されるヘルメット、 b)上記ヘルメットに設置され、作業者顔面方向の離れ
た位置に映像を出力するプロジェクタ部。
【0012】請求項2に係るプロジェクタは、例えば、
プロジェクタが映像の一部を表示している場合、頭の向
きを検出してその方向にある周囲の映像を表示する機能
をプロジェクタに設けたものであり、以下の要素を有す
るものである。 a)移動体に装着される装着部、 b)上記装着部に設置され、上記移動体の移動方向を検
出する方向センサ、 c)上記方向センサにより検出された方向により、表示
する映像を変化させて出力するプロジェクタ部。
【0013】請求項3に係わる発明は、移動体の向きの
検出のために、加速度センサを用いたことを特徴とする
ものである。
【0014】
【作用】請求項1に係るプロジェクタは、頭上にプロジ
ェクタが装着され、プロジェクタの映像は視線方向の広
い範囲に投射されるので、頭を動かしても映像を見るこ
とができる。
【0015】請求項2に係るプロジェクタにおいては、
請求項1の作用に加えて、映像の表示範囲の上下左右斜
め外側の映像を、頭の動きに連動してヘッドトラッキン
グで見ることができる。
【0016】請求項3に係るこの発明においては、頭部
の加速度センサの出力から頭の向きを検出でき、安価な
装置を得ることができる。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1、図2はこの発明によるプロジェクタの
装着前面図、及び使用形態を示す外観図である。図3は
この使用形態でのブロック図、図4は装着上面図であ
る。映像源1、スクリーン3、頭部A、映像信号S、映
像光T、映像Iは従来例1と同一のものである。
【0018】図1において、11は頭部Aに装着するヘ
ルメット、12はヘルメット11を頭部Aに装着したと
きに頭部Aの頭頂部上部に配置され、映像光Tが頭部前
方に向けて出力されるようにヘルメット11に内蔵され
たプロジェクタ部であり、入力された映像信号Sによっ
て変調された映像光Tを出力する。13はヘルメット1
1を頭部Aに固定するための装着器具である。図2、図
4において14は人間が前方を見ているときの視線方
向、15はプロジェクタ部12の発する映像光Tの中心
方向を示す映像投射方向である。
【0019】次に動作について説明する。実施例1の特
徴は従来床面に配置されていたプロジェクタ部12を頭
部Aに配置し、作業者とは離れた位置にあるスクリーン
に映像を写し出すことである。
【0020】図1のように、頭部Aにヘルメット11を
装着し、装着器具13で頭部Aに固定する。プロジェク
タ部12はヘルメット11を頭部Aに装着したときに頭
部Aの頭頂部上部に、映像光Tが頭部前方に向けて出力
されるように内蔵されている。そこで視線方向14と映
像投射方向15が一致するようにヘルメット11を頭部
Aに装着する。映像源1から出力される映像信号Sはヘ
ルメット11に内蔵されているプロジェクタ部12に入
力される。プロジェクタ部12は映像信号Sによって変
調された映像光Tを出力する。スクリーン3はプロジェ
クタ部12と対面して配置されているため、映像光Tは
スクリーン3の表面上で映像Iとなって表示され、ヘル
メット11を頭部Aに装着している人間はその映像Iを
見ることができる。頭部Aを上下左右斜め自由な方向に
動かしても図2に示すように視線方向14と映像投射方
向15が一致しているため、スクリーン3の表面上に表
示されている映像Iを見ることができる。
【0021】実施例2.図5は第2の発明によるプロジ
ェクタの使用形態を示す構成図である。図6はこのプロ
ジェクタのスクリーン表面図、図7はこのプロジェクタ
のビデオメモリ説明図、図8は装置構成を示すブロック
図である。スクリーン3、プロジェクタ部12、装着器
具13、視線方向14、映像投射方向15、頭部A、映
像光T、映像Iは上記実施例1のものと同一のものであ
る。
【0022】図5において、16は頭部Aに装着するヘ
ルメットで、プロジェクタ部12が実施例1で示したヘ
ルメット11と同様に内蔵されている。17はヘルメッ
ト16の頭頂部に設置されている方向センサである。図
6において、14Aはある時点での視線方向、14Bは
14Aとは異なる視線方向、T1はある時点での映像光
Tを示す映像光、T2は映像光T1とは方向が異なる映
像光Tを示す映像光、I1は映像光T1によってスクリ
ーン3の表面上に表示された映像、I2は映像光T2に
よってスクリーン3表面上に表示された映像である。図
7において、Vは表示映像作成部19内部にあり、画像
データを格納する部分であるビデオメモリ、V1は映像
I1を構成するためのデータで、ビデオメモリVの一部
分である領域、V2は映像I2を構成するためのデータ
で、ビデオメモリVの一部分である領域である。図8に
おいて、Dは方向センサ17のセンサ出力、18はセン
サ出力Dを受けて方向を算出する方向算出部、Rは方向
算出部18で算出された方向データ、19は方向データ
Rを受けてそれに対応した映像を作成する表示映像作成
部である。Sは表示映像作成部19から出力される映像
信号である。
【0023】次に動作について説明する。実施例2の特
徴はプロジェクタから出力される映像の内容が頭の動き
に連動して変化する。つまりヘッドトラッキングをする
ことである。
【0024】図5のように、頭部Aにヘルメット16を
装着し、装着器具13で頭部Aに固定する。ヘルメット
16内部のプロジェクタ部12の内蔵位置は実施例1で
示したヘルメット11内部のプロジェクタ部12の内蔵
位置と同様である。さらにヘルメット16の頭頂部に方
向センサ17を装着する。
【0025】ここで、表示映像作成部19から出力され
る映像信号Sはスクリーン3全体に映像を表示できるも
のであるとする。この映像信号Sはプロジェクタ部12
に入力される。プロジェクタ部12は、その方向がスク
リーン3の中央を向いている場合、その中央部分の映像
に対応した映像信号Sによって変調される映像光Tを出
力する。スクリーン3はプロジェクタ部12と対面して
配置されているため映像光Tはスクリーン3表面上で映
像Iとなって表示され、ヘルメット16を頭部Aに装着
している人間はその映像Iを見ることができる。
【0026】ヘルメット16に内蔵されている方向セン
サ17は絶えずセンサ出力Dを出力しており、センサ出
力Dを受けて方向算出部18は頭部Aの向きを算出して
方向データRを出力している。ここで頭部Aの向きが左
20度、上へ10度変化すると、視線方向14Aは図6
のように視線方向14Bへと変化する。それに合わせて
プロジェクタ部12は、左へ20度、上へ10度移動し
た場合の映像に対応する映像信号Sによって変調される
映像光T1を出力する。したがって、映像光T1の向き
も変化して映像光T2に変化し、映像I1の表示位置も
変化する。また方向データRも変化する。
【0027】表示映像については、例えば表示画像に静
止画を考える。表示映像作成部19はビデオメモリVの
領域V1を映像信号Sとして出力している。このとき頭
部Aの向きが変化して、視線方向14Aが視線方向14
Bに変化したとすると、変化した方向データRを受けて
表示映像作成部19は視線方向14Bの方向の領域V2
の画像を映像信号Sとして出力する。プロジェクタ部1
2は領域V2の画像の映像信号Sの入力により映像光T
2を変調して映像I2をスクリーン3の表面上に表示す
る。例えば、映像I1の左上に雲が欠けて見えている場
合、頭部Aの向きを左上に変化させることにより、映像
I2に雲の全景を見ることができる。
【0028】このように頭部の向きに応じて方向センサ
のセンサ出力が変化し、センサ出力を受けて方向算出部
が頭部の方向データを出力し、方向データを受けて表示
映像作成部が映像を変化させ、その映像が頭の向きに応
じてスクロールするヘッドトラッキング機能を有するこ
とにより、頭部Aを動かした方向の表示映像外側の映像
を見ることができるようになる。
【0029】実施例3.図9、図10は第3の発明によ
る頭部方向検出手段を有するヘルメットの装着上面図、
装着側面図である。図11はこの形態での側面の断面
図、図12はこの形態でのブロック図である。プロジェ
クタ部12、装着器具13、視線方向14、映像投射方
向15、表示映像作成部19、頭部A、方向データR、
映像信号S、映像光Tは上記実施例2と同一のものであ
る。
【0030】20は頭部Aに装着するヘルメットで、プ
ロジェクタ部12は実施例2で示したヘルメット16と
同様に内蔵されている。さらに表示映像作成部19もヘ
ルメット20内部の頭頂部前部に内蔵されている。21
はヘルメット20の頭頂部に設置された左右加速度セン
サ、22は左右加速度センサ21が検出できる回転方向
を示す左右回転方向、23はヘルメット20の頭頂部に
設置された上下加速度センサ、24は上下加速度センサ
23が検出できる上下回転方向である。D1は左右加速
度センサ21から出力され、左右加速度センサ21が左
右回転方向22に回転する加速度を示す上下センサ出力
である。D2は上下加速度センサ23から出力され、上
下加速度センサ23が上下回転方向24に回転する加速
度を示す上下センサ出力である。25は左右センサ出力
D1、上下センサ出力D2を受けて方向データRを算出
する方向算出部である。方向算出部25はヘルメット2
0内部の頭頂部後部に内蔵されている。
【0031】次に動作について説明する。実施例3の特
徴は上記実施例2の方向検出の手段として加速度センサ
を用いることにある。
【0032】頭部Aにヘルメット20を装着し、装着器
具13で頭部Aに固定する。ヘルメット20内部のプロ
ジェクタ部12の内蔵位置は実施例2で示したヘルメッ
ト11内部のプロジェクタ部12の内蔵位置と同様であ
る。さらにヘルメット20の頭頂部に左右加速度センサ
21、側頭部に上下加速度センサ23を各々1個ずつ配
置する。またヘルメット20内部の頭頂部前部に表示映
像作成部19、頭頂部後部に方向算出部25が内蔵され
ている。この状態を表したのが図11である。表示映像
作成部19から出力される映像信号Sはプロジェクタ部
12に入力される。プロジェクタ部12は映像信号Sに
よって変調される映像光Tを出力する。また、リセット
信号Zを方向算出部25に入力すると、方向データR
は、視線方向14及び映像投射方向15が正面前方を向
いている状態にリセットされる。ヘルメット20に内蔵
されている左右加速度センサ21は左右回転方向22の
方向に左右加速度センサ21が回転する加速度を左右セ
ンサ出力D1として出力する。これにより頭部Aの左右
の回転方向を得ることができる。また、上下加速度セン
サ23は上下回転方向24に上下加速度センサ23が回
転する加速度を上下センサ出力D2として出力する。こ
れらのセンサ出力により頭部Aの上下の回転方向を得る
ことができる。方向算出部25は左右センサ出力D1、
上下センサ出力D2を受けて方向データRを出力する。
方向データRを受けた表示映像作成部19は上記実施例
2と同様に映像を作成して映像信号Sを出力する。この
ように実施例3では、方向センサとして、頭部の頭頂部
に左右方向の頭の回転を検出するための左右加速度セン
サを配置し、頭部の側頭部に上下方向の頭の回転を検出
するための上下加速度センサを配置して用いることによ
り頭部Aの方向検出を行いヘッドトラッキングを実現す
る。
【0033】実施例4.図13、図114は第3の発明
による別の実施例による頭部方向検出手段を有するヘル
メットの装着上面図、装着側面図である。図15はこの
形態での側面の断面図、図16はこの形態でのブロック
図である。プロジェクタ部12、装着器具13、視線方
向14、映像投射方向15、表示映像作成部19、左右
加速度センサ21、左右回転方向22、上下加速度セン
サ23、上下回転方向24、頭部A、方向データR、映
像信号S、映像光T、左右センサ出力D1、上下センサ
出力D2、リセット信号Zは上記実施例3と同一のもの
である。
【0034】26は頭部Aに装着するヘルメットで、プ
ロジェクタ部12、表示映像作成部19、左右加速度セ
ンサ21、上下加速度センサ23が実施例3で示したヘ
ルメット20と同様に内蔵されている。27はヘルメッ
ト26の頭頂部で左右加速度センサ21の近傍部分に設
置された第2の左右加速度センサ、28はヘルメット2
6の側頭部で上下加速度センサ23の近傍部分に設置さ
れた第2の上下加速度センサ、D3は第2の左右加速度
センサ27から出力され、第2の左右加速度センサ27
が左右回転方向22に回転する加速度を示す第2の左右
センサ出力である。D4は第2の上下加速度センサ28
から出力され、第2の上下加速度センサ28が上下回転
方向24に回転する加速度を示す第2の上下センサ出力
である。29は左右センサ出力D1、上下センサ出力D
2、第2の左右センサ出力D3、第2の上下センサ出力
D4を受けて方向データRを算出する方向算出部であ
る。方向算出部29はヘルメット26内部の頭頂部後部
に内蔵されている。30は人間が左右に動いた方向を示
す左右人間移動方向、31は人間が上下に動いた方向を
示す上下人間移動方向である。L1は左右加速度センサ
21と第2の左右加速度センサ27のセンサ間距離、R
1は方向データRの左右方向の成分を示す左右方向デー
タである。
【0035】次に動作について説明する。実施例4の特
徴は上記実施例3の方向検出の手段として、加速度セン
サを一軸方向の検出に複数個用いることにある。この実
施例では左右方向に2個、上下方向に2個を用いる例を
述べる。
【0036】頭部Aにヘルメット26を装着し、装着器
具13で頭部Aに固定する。プロジェクタ部12、表示
映像作成部19の内蔵位置、左右加速度センサ21、上
下加速度センサ23の配置は実施例3で示したヘルメッ
ト20と同様である。さらにヘルメット26の頭頂部で
左右加速度センサ21の近傍部分に第2の左右加速度セ
ンサ27を配置し、ヘルメット26の側頭部で上下加速
度センサ23の近傍部分に第2の上下加速度センサ28
を配置する。またヘルメット26内部の頭頂部後部に方
向算出部29が内蔵されている。表示映像作成部19か
ら出力される映像信号Sはプロジェクタ部12に入力さ
れる。プロジェクタ部12は映像信号Sによって変調さ
れる映像光Tを出力する。また、リセット信号Zを方向
算出部25に入力すると、方向データRは、視線方向1
4及び映像投射方向15が正面前方を向いている状態に
リセットされる。ヘルメット26に内蔵されている左右
加速度センサ21、第2の左右加速度センサ27は左右
回転方向22の方向に左右加速度センサ21及び第2の
左右加速度センサ27が回転する加速度を左右センサ出
力D1、第2の左右センサ出力D3として出力する。こ
れにより頭部Aの左右の回転方向を得ることができる。
また、上下加速度センサ23、第2の上下加速度センサ
28は上下回転方向24に上下加速度センサ23及び第
2の上下加速度センサ28が回転する加速度を上下セン
サ出力D2及び第2の上下センサ出力D4として出力す
る。一軸方向の検出に2つの加速度センサを用いている
ため、左右加速度センサ21及び第2の左右加速度セン
サ27が検出できる左右回転方向22と左右人間移動方
向30が異なる場合、また上下加速度センサ23及び第
2の上下加速度センサ28が検出できる上下回転方向2
4と上下人間移動方向31が異なる場合でも方向算出部
29は左右センサ出力D1、上下センサ出力D2、第2
の左右センサ出力D3、第2の上下センサ出力D4を受
けて方向データRを出力する。例として左右方向を考え
ると、左右方向データR1はR1=f(D1,D3,L
1)のように左右センサ出力D1、第2の左右センサ出
力D3、センサ間距離L1の関数として得ることができ
る。方向データRを受けた表示映像作成部19は上記実
施例2と同様に映像を作成して映像信号Sを出力する。
このように実施例4のプロジェクタによれば、上記方向
センサとして、頭部の頭頂部に左右方向の頭の動きを検
出するための複数の左右加速度センサを配置、頭部の側
頭部に上下方向の頭の回転を検出するための複数の上下
加速度センサを配置して用いることにより実施例3より
も正確に頭部Aの方向検出をすることができる。
【0037】実施例5.実施例2では、プロジェクタを
作業者の頭部に装着し、プロジェクタ部を移動する例を
例示したが、プロジェクタを移動可能な機械に乗せ、機
械の動きに応じて映像を切り替えてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、頭部にプロジ
ェクタ部が内蔵されているヘルメットを装着するため、
どちらを向いても映像を見ることができるという効果を
得る。
【0039】請求項2の発明によれば、映像表示範囲以
外の映像も見ることができるという効果を得る。
【0040】請求項3の発明によれば、方向検出のため
に加速度センサを用いるため、安価な装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すプロジェクタの装着
前面図である。
【図2】この発明の実施例1を示すプロジェクタの使用
形態を示す外観図である。
【図3】この発明の実施例1を示すプロジェクタのブロ
ック図である。
【図4】この発明の実施例1を示すプロジェクタの装着
上面図である。
【図5】この発明の実施例2を示すプロジェクタの使用
形態を示す構成図である。
【図6】この発明の実施例2を示すプロジェクタのスク
リーン表面図である。
【図7】この発明の実施例2を示すプロジェクタのビデ
オメモリ説明図である。
【図8】この発明の実施例2を示すプロジェクタのブロ
ック図である。
【図9】この発明の実施例3を示すプロジェクタの装着
上面図である。
【図10】この発明の実施例3を示すプロジェクタの装
着側面図である。
【図11】この発明の実施例3を示すプロジェクタの側
面の断面図である。
【図12】この発明の実施例3を示すプロジェクタのブ
ロック図である。
【図13】この発明の実施例4を示すプロジェクタの装
着上面図である。
【図14】この発明の実施例4を示すプロジェクタの装
着側面図である。
【図15】この発明の実施例4を示すプロジェクタの側
面の断面図である。
【図16】この発明の実施例4を示すプロジェクタのブ
ロック図である。
【図17】従来例1のプロジェクタの使用形態を示す構
成図である。
【図18】従来例4のプロジェクタのブロック図であ
る。
【図19】従来例2の頭部方向検出方法を示す構成図で
ある。
【図20】従来例3のプロジェクタの使用形態を表す図
である。
【符号の説明】
11 ヘルメット 12 プロジェクタ部 13 装着器具 14 視線方向 15 映像投射方向 16 ヘルメット 17 方向センサ 18 方向算出部 19 表示映像作成部 21 左右加速度センサ 23 上下加速度センサ A 頭部 S 映像信号 D センサ出力 R 方向データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有するプロジェクタ a)作業者頭部に装着されるヘルメット、 b)上記ヘルメットに設置され、作業者顔面方向の離れ
    た位置に映像を出力するプロジェクタ部。
  2. 【請求項2】 以下の要素を有するプロジェクタ a)移動体に装着される装着部、 b)上記装着部に設置され、上記移動体の移動方向を検
    出する方向センサ、 c)上記方向センサにより検出された方向により、表示
    する映像を変化させて出力するプロジェクタ部。
  3. 【請求項3】 上記方向センサに加速度センサを用いる
    ことを特徴とする請求項2記載のプロジェクタ。
JP32036492A 1992-11-30 1992-11-30 プロジェクタ Pending JPH06167687A (ja)

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