JP2002312117A - 円筒映像球面映像コントロール装置 - Google Patents

円筒映像球面映像コントロール装置

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JP2002312117A
JP2002312117A JP2001118174A JP2001118174A JP2002312117A JP 2002312117 A JP2002312117 A JP 2002312117A JP 2001118174 A JP2001118174 A JP 2001118174A JP 2001118174 A JP2001118174 A JP 2001118174A JP 2002312117 A JP2002312117 A JP 2002312117A
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Yasuhiro Sato
靖裕 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール角の変換出力を仮想的にヨーレートと
して使用する円筒映像球面映像用コントロール装置を提
供する。 【解決手段】 画像発生器4の発生する画像信号をヘッ
ドマウントディスプレイ5に入力して円筒映像或いは球
面映像を観察する円筒映像球面映像コントロール装置に
おいて、頭部Hの前後方向の傾斜角であるピッチ角θを
検出し、頭部Hの左右の傾き角度を示すロール角φを検
出し、検出したロール角φを頭部Hの水平面内における
回転角速度に対応するヨーレートωに変換出力し、ヨー
レートωを積分してヨー軸回りの回転角度であるヨー角
ψとして出力し、ピッチ角θおよびヨー角ψに基づいて
映像の表示角度を算出することにより任意方向の映像を
観察する円筒映像球面映像コントロール装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円筒映像球面映
像用コントロール装置に関し、特に、頭部の左右の傾き
角度を示すロール角の変換出力を仮想的にヨーレートと
して使用することにより360°の任意方向の映像を観
察する円筒映像球面映像用コントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図5および図6を参照して説明
する。図5(a)は円筒映像の例を示す図であり、図5
(b)は球面映像の例を示す図である。図6はヘッドト
ラッカーおよびヘッドマウントディスプレイを説明する
図である。1はヘッドトラッカーであり、人体の頭部H
に取り付けられている。このヘッドトラッカー1は、頭
部Hの姿勢を規定するロール角φ、ピッチ角θ、ヨー角
ψを計算して頭部の向きを検出する。
【0003】5はヘッドマウントディスプレイである。
このヘッドマウントディスプレイ5は、観察者の左右両
目にCRT或いは液晶ディスプレイを装着し、観察者に
平面映像或いは立体映像を提供するゴーグル型の映像表
示装置であり、眼前のディスプレイ5の画面があたかも
前方に大きなスクリーン3が存在するかの如くに拡大し
て表示することができる装置である。実際には存在しな
いが存在するのと同等の仮想現実であるバーチュアルリ
アリティ(Virtual Reality )においては、一般に、頭
部Hの動きに対応して変化する頭部Hの姿勢を規定する
情報をヘッドトラッカー1から得て、これにより頭部H
の向きに対応した映像をヘッドマウントディスプレイ5
に表示する。即ち、頭部Hの姿勢を規定する情報をヘッ
ドトラッカー1から得てこの情報を図示されない中央処
理装置を介してヘッドマウントディスプレイ5に帰還
し、頭部Hの姿勢を規定する情報に対応する向きの映像
をヘッドマウントディスプレイ5に入力する。
【0004】図7を参照して映像コントロール装置を更
に具体的に説明するに、これはヘッドマウントディスプ
レイ5、このヘッドマウントディスプレイ5と一体構造
化された4軸の不可視光線発光器6a、スクリーン3、
固定の赤外線カメラ7’、ヘッドマウントディスプレイ
5の視線方向のスクリーン座標系を求める表示座標算出
器8より成る。不可視光線発光器6aを一体構造化した
ヘッドマウントディスプレイ5の視線方向のスクリーン
3上には、不可視光線発光器6aからの4本の不可視光
41が投光され、スクリーンから4本の光として反射さ
れる。また、赤外線カメラ7’は、予めその撮像範囲を
スクリーン3と一致せしめられている。赤外線カメラ
7’はスクリーン上の4点の不可視光42を検知し、そ
の不可視光を電気信号に変換し、変換後の信号をビデオ
信号として表示座標算出器8へ送信する。表示座標算出
器8は、入力されたビデオ信号をもとに4点ある不可視
光の中心をスクリーン座標系に置換する。また、表示座
標算出器8は撮像座標系と4点の不可視光の傾きから、
ヘッドマウントディスプレイ5の回転角を算出する。
【0005】ここで、中央処理装置9は、得られた中心
座標と補正回転角に基づいてヘッドマウントディスプレ
イ用画像発生器4に更新した描画指示を送出する。そこ
で、ヘッドマウントディスプレイ用画像発生器4は、こ
の更新描画指示を処理し、処理後の画像をヘヅドマウン
トディスプレイ5に表示する。なお、ヘヅドマウントデ
ィスプレイ5の拡大率は図示されないヘッドマウントデ
ィスプレイユニットから情報を得て可変とすることがで
きる。以上の通り、ヘッドマウントディスプレイ5を使
用して円筒映像或いは球面映像の一部を原寸或いは拡大
して観察する映像コントロール装置は、図7により図示
説明される如く、不可視光線発光器6a、固定の赤外線
カメラ7’、表示座標算出器8を具備して頭部Hの姿勢
を規定する情報を得ることができる。或いは、図6によ
り図示説明される如く、頭部Hの姿勢を規定するロール
角φ、ピッチ角θ、ヨー角ψを計算して頭部の向きを検
出することができる。頭部Hの姿勢を規定する情報を得
る手法としてこれら以外に多種類の手法が開発されてい
る(詳細は、特開2000−348198号公報 参
照)。更に、ヘッドマウントディスプレイ5の映像の向
きは、以上の通りに自動的に選択する代わりに、手で操
作するジョイスティック、方向キーその他のコントロー
ラを使用しても選択することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】頭部Hの動きに対応し
て変化する頭部Hの姿勢を規定する情報を得てこれによ
り円筒映像或いは球面映像の内の頭部Hの向きに対応し
た一部をヘッドマウントディスプレイ5に表示する円筒
映像球面映像コントロール装置は、何れも、観察者が見
たい方向の映像を見るには頭部Hをその向きに回動しな
ければならない。例えば、現在の姿勢の背後の映像を見
るには頭部Hを実際に後ろに向ける動作をする必要があ
る。
【0007】そして、図7により図示説明される円筒映
像球面映像コントロール装置は、頭部Hの姿勢を規定す
る情報を得るに、不可視光線発光器6a、固定の赤外線
カメラ7’、表示座標算出器8を必要とする。ところ
で、手で操作するジョイスティック、方向キーその他の
コントローラを使用することにより映像の移動方向を入
力制御して必要な向きの映像を観察することができる
が、ヘッドマウントディスプレイ5を装着した状態でこ
れらコントローラを操作するのはそれ程容易ではない。
シースルータイプではないヘッドマウントディスプレイ
5を装着している様な場合、常にコントローラを把持し
ていないと、コントローラの所在がわからなくなる。
【0008】この発明は、構成が簡単で頭部の最小限の
動作で全方向の映像を観察することができる上述の問題
を解消した円筒映像球面映像用コントロール装置を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1:画像発生器4
の発生する画像信号をヘッドマウントディスプレイ5に
入力して円筒映像或いは球面映像を観察する円筒映像球
面映像コントロール装置において、頭部Hの前後方向の
傾斜角であるピッチ角θを検出し、頭部Hの左右の傾き
角度を示すロール角φを検出し、検出したロール角φを
頭部Hの水平面内における回転角速度に対応するヨーレ
ートωに変換出力し、ヨーレートωを積分してヨー軸回
りの回転角度であるヨー角ψとして出力し、ピッチ角θ
およびヨー角ψに基づいて映像の表示角度を算出するこ
とにより任意方向の映像を観察する円筒映像球面映像コ
ントロール装置を構成した。
【0010】そして、請求項2:請求項1に記載される
円筒映像球面映像コントロール装置において、中央処理
装置9を具備し、側頭部にY加速度計10Y を取り付け
ると共に前頭部にX加速度計10X を取り付けた姿勢角
検知部7を具備し、X加速度計10X の検出する重力加
速度信号AX に基づいて頭部Hの前後方向の傾斜角であ
るピッチ角θを計算すると共にY加速度計10Y の検出
する重力加速度信号A Y に基づいて頭部Hの左右方向の
傾斜角であるロール角φを計算出力する姿勢角計算部3
0と、ロール角φを入力してヨーレートωに変換出力す
るφ−ω変換処理部50と、ヨーレートωを積分してヨ
ー軸回りの回転角度であるヨー角ψを出力する積分処理
部60とを有する表示角度算出器80を具備し、中央処
理装置9は表示角度算出器80から入力されるロール角
φおよびヨー角ψに基づいて画像発生器4に送出する画
像信号を更新する円筒映像球面映像コントロール装置を
構成した。
【0011】また、請求項3:請求項2に記載される円
筒映像球面映像コントロール装置において、姿勢角計算
部30とφ−ω変換処理部50の間に不感帯設定部40
を介在させてロール角φに不感帯を付与する円筒映像球
面映像コントロール装置を構成した。更に、請求項4:
請求項2および請求項3の内の何れかに記載される円筒
映像球面映像コントロール装置において、φ−ω変換処
理部50において変換処理結果にヨーレートを調整する
定数であるヨーレート調整ゲインKを積算付与する円筒
映像球面映像コントロール装置を構成した。
【0012】また、請求項5:請求項2ないし請求項4
の内の何れかに記載される円筒映像球面映像コントロー
ル装置において、更にZ軸ジャイロ70Z を具備し、Z
軸ジャイロ70Z から出力されるヨーレートを積分して
求めたヨー角ψをロール角φから変換して求めたヨー角
ψに加算部801において加算して出力する円筒映像球
面映像コントロール装置を構成した。更に、請求項6:
請求項2ないし請求項5の内の何れかに記載される円筒
映像球面映像コントロール装置において、Y加速度計1
Y およびX加速度計10Xのそれぞれと姿勢角計算部
30の間に低域フィルタ20を介在させた円筒映像球面
映像コントロール装置を構成した。
【0013】そして、請求項7:請求項2ないし請求項
5の内の何れかに記載される円筒映像球面映像コントロ
ール装置において、更にX軸ジャイロ70X およびY軸
ジャイロ70Y を具備し、X加速度計10X の検出信号
に基づいて求めたピッチ角θとX軸ジャイロ70X によ
り求めたピッチ角θとを加算出力し、Y加速度計10 Y
の検出信号に基づいて求めたロール角φとY軸ジャイロ
70Y により求めたロール角φとを加算出力する円筒映
像球面映像コントロール装置を構成した。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1およ
び図2の第1の実施例を参照して説明する。7は姿勢角
検知部であり、Y軸方向である側頭部にY加速度計10
Y を取り付けると共にX軸方向である前頭部にX加速度
計10X を取り付けて構成されている。80は表示角度
算出器であり、X加速度計10X の検出する重力加速度
信号A X に基づいて頭部Hの前後方向の傾斜角であるピ
ッチ角θを計算すると共にY加速度計10Y の検出する
重力加速度信号AY に基づいて頭部Hの左右方向の傾斜
角であるロール角φを計算出力する姿勢角計算部30
と、ロール角φを入力してヨーレートωに変換出力する
φ−ω変換処理部50と、ヨーレートωを積分してヨー
軸回りの回転角度であるヨー角ψを出力する積分処理部
60より成る。
【0015】これらY加速度計10Y およびX加速度計
10X により検出した重力加速度信号AY および重力加
速度信号AX は、それぞれの低域フィルタ20Y および
低域フィルタ20X を介して姿勢角計算部30に接続さ
れる。姿勢角計算部30においては、重力加速度信号A
X の大きさに基づいて頭部Hの前後方向の傾斜角である
ピッチ角θを計算出力する。この前後方向の傾斜角であ
るピッチ角θはそのまま出力される。一方、頭部Hの左
右方向の傾斜角であるロール角φは、重力加速度信号A
Y の大きさに基づいて計算出力される。ここで、左右方
向の傾斜角であるロール角φをφ−ω変換処理部50に
入力して変換処理:F(φ)を施し、得られた変換量を
仮想的にヨーレートωとして変換使用し、この仮想的な
ヨーレートωを積分処理部60に入力して積分し、これ
をヨー軸回りの回転角度であるヨー角ψとして出力す
る。φ−ω変換処理部50における変換処理:F(φ)
は、 ω=Ksin(φ) とすることができる。但し、変換処理結果にヨーレート
を調整する定数であるヨーレート調整ゲインKを積算付
与する。観察者はKを変更することにより頭部Hの傾け
角度によるヨーレートを変更調整することができる。
【0016】40は不感帯設定部であり、得られたロー
ル角φをφ−ω変換処理部50に入力するに先だって、
ロール角φに不感帯を付与する部位である。ロール角φ
に不感帯を付与することにより、ロール角φが0°付
近、即ち、静止して画面を注視している場合における意
図しないヨーレートの発生に起因する映像の移動を抑制
することができる。これらヨーレート調整ゲインKおよ
び不感帯範囲については観察者がこれを設定する構成と
し、これを不揮発性メモリに記憶しておくことにより、
円筒映像球面映像用コントロール装置は電源ON時から
観察観自身に最適な設定で直ちに使用することができ
る。
【0017】中央処理装置9は、表示角度算出器80か
ら入力される頭部Hの前後方向の傾斜角であるピッチ角
θと頭部Hのヨー軸回りの仮想的な回転角度であるヨー
角ψに基づいて更新した表示画像位置を画像発生器4に
送出し、画像発生器4はこの表示画像位置に対応する画
像信号を発生してヘッドマウントディスプレイ5に送信
することにより、円筒映像および球面映像について任意
方向の映像を観察することができる。第2の実施例を図
3を参照して説明する。
【0018】第2の実施例は、第1の実施例においてヨ
ー軸にZ軸ジャイロ70Z を追加した円筒映像球面映像
用コントロール装置に相当する。Z軸ジャイロ70Z
ら出力されるヨーレートを積分することにより、観察観
の実際の頭の向きを示すヨー角ψを検出することができ
るところが第1の実施例とは異なるところである。この
ヨー角ψと第1の実施例においてロール角φから変換し
て求めたヨー角ψとを加算部801において加算するこ
とにより、観察観がロール角φを伴なわないで水平面内
で頭を回転させた場合の動きに対しても対応することが
でき、観察者にとってより取り扱い易い円筒映像球面映
像用コントロール装置とすることができる。
【0019】第3の実施例を図4を参照して説明する。
第3の実施例は第2の実施例に、更に、X軸ジャイロ7
X およびY軸ジャイロ70Y を追加した円筒映像球面
映像用コントロール装置の相当する。第1の実施例およ
び第2の実施例においては、傾斜角をY加速度計10Y
およびX加速度計10X による検出信号のみに基づいて
計算しているところから、頭部Hの動きによる加速度変
動がすべて姿勢角に現われ、好ましくない。これを抑制
するに、低域フィルタ20X および20Y を介在させて
いるが、この場合、低域フィルタの介在に起因して応答
特性性が低下する。そこで、第3の実施例は加速度計に
ジャイロを組み合わせて姿勢角を検出している。これに
より頭部Hの周波数の高い速い動きに対してジャイロ7
0が応動して検出し、ジャイロ誤差による角度ドリフト
を加速度計による傾斜角で補正する。これにより、第1
の実施例および第2の実施例と比較して、総合的に応答
特性に優れた円筒映像球面映像用コントロール装置を構
成することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明によれ
ば、加速度計により重力を測定して頭部Hの前後方向の
傾斜角であるピッチ角θを検出すると共に加速度計によ
り測定した重力を水平面内の回転角速度であるヨーレー
トωに変換してこれを積分して水平面内の回転角である
ヨー角ψを検出することにより、廉価な加速度計を使用
した比較的に簡単な構成により任意の方向の映像を観察
することができる。そして、ロール角φをヨーレートに
変換するヨーレート調整ゲインKを調整することにより
観察者の意図に最も適した回転速度、即ち、映像の移動
速度を簡単に調整することができる。また、ロール角φ
が0°付近においてヨーレートωを0とする不感帯を設
定することにより意図しない映像の移動を抑制すること
ができる。
【0021】更に、Z軸ジャイロ70Z を具備してこれ
から出力されるヨーレートを積分して観察観の実際の頭
の向きを示すヨー角ψを検出し、これをロール角φから
変換して求めたヨー角ψに加算することにより、観察観
がロール角φを伴なわないで水平面内で頭を回転させた
場合の動きに対しても対応することができ、観察者にと
ってより取り扱い易い円筒映像球面映像用コントロール
装置とすることができる。また、X軸ジャイロ70X
よびY軸ジャイロ70Y を具備してY加速度計10Y
よびX加速度計10X に組み合わせて姿勢角を検出する
ことにより、ジャイロ70が頭部Hの周波数の高い速い
動きに応動検出し、ジャイロ誤差による角度ドリフトを
加速度計による傾斜角で補正する構成を採用することに
とり、第1の実施例および第2の実施例と比較して、総
合的に応答特性に優れた円筒映像球面映像用コントロー
ル装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を説明する図。
【図2】第1の実施例のブロック図。
【図3】第2の実施例を説明する図。
【図4】第3の実施例を説明する図。
【図5】円筒映像および球面映像を示す図。
【図6】従来例を説明する図。
【図7】他の従来例を説明する図。
【符号の説明】
1 ヘッドトラッカー 10X X加速度計 10Y Y加速度計 20X 低域フィルタ 20Y 低域フィルタ 3 スクリーン 30 姿勢角計算部 4 画像発生器 40 不感帯設定部 41 不可視光 5 ヘッドマウントディスプレイ 50 φ−ω変換処理部 60 積分処理部 6a 不可視光線発光器 7’赤外線カメラ 7 姿勢角検知部 70X X軸ジャイロ 70Y Y軸ジャイロ 70Z Z軸ジャイロ 8 表示座標算出器 80 表示角度算出器 801 加算部 9 中央処理装置 H 頭部 K ヨーレート調整ゲイン θ ピッチ角 φ ロール角 ψ ヨー角 ω ヨーレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F105 AA10 BB08 BB17 5B087 BC05 BC12 BC13 DD03 5C082 AA00 AA21 BD01 BD02 CB01 DA87 MM08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像発生器の発生する画像信号をヘッド
    マウントディスプレイに入力して円筒映像或いは球面映
    像を観察する円筒映像球面映像コントロール装置におい
    て、 頭部の前後方向の傾斜角であるピッチ角を検出し、 頭部の左右の傾き角度を示すロール角を検出し、検出し
    たロール角を頭部の水平面内における回転角速度に対応
    するヨーレートに変換出力し、ヨーレートを積分してヨ
    ー軸回りの回転角度であるヨー角として出力し、 ピッチ角およびヨー角に基づいて映像の表示角度を算出
    することにより任意方向の映像を観察することを特徴と
    する円筒映像球面映像コントロール装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される円筒映像球面映像
    コントロール装置において、 中央処理装置を具備し、 側頭部にY加速度計を取り付けると共に前頭部にX加速
    度計を取り付けた姿勢角検知部を具備し、 X加速度計の検出する重力加速度信号に基づいて頭部の
    前後方向の傾斜角であるピッチ角を計算すると共にY加
    速度計の検出する重力加速度信号に基づいて頭部の左右
    方向の傾斜角であるロール角を計算出力する姿勢角計算
    部と、ロール角を入力してヨーレートに変換出力するφ
    −ω変換処理部と、ヨーレートを積分してヨー軸回りの
    回転角度であるヨー角を出力する積分処理部とを有する
    表示角度算出器を具備し、 中央処理装置は表示角度算出器から入力されるロール角
    およびヨー角に基づいて画像発生器に送出する画像信号
    を更新することを特徴とする円筒映像球面映像コントロ
    ール装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載される円筒映像球面映像
    コントロール装置において、 姿勢角計算部とφ−ω変換処理部の間に不感帯設定部を
    介在させてロール角に不感帯を付与することを特徴とす
    る円筒映像球面映像コントロール装置。
  4. 【請求項4】 請求項2および請求項3の内の何れかに
    記載される円筒映像球面映像コントロール装置におい
    て、 φ−ω変換処理部において変換処理結果にヨーレートを
    調整する定数であるヨーレート調整ゲインを積算付与す
    ることを特徴とする円筒映像球面映像コントロール装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4の内の何れかに
    記載される円筒映像球面映像コントロール装置におい
    て、 更にZ軸ジャイロを具備し、Z軸ジャイロから出力され
    るヨーレートを積分して求めたヨー角をロール角から変
    換して求めたヨー角に加算して出力することを特徴とす
    る円筒映像球面映像コントロール装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5の内の何れかに
    記載される円筒映像球面映像コントロール装置におい
    て、 Y加速度計およびX加速度計のそれぞれと姿勢角計算部
    の間に低域フィルタを介在させたことを特徴とする円筒
    映像球面映像コントロール装置。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし請求項5の内の何れかに
    記載される円筒映像球面映像コントロール装置におい
    て、 更にX軸ジャイロおよびY軸ジャイロを具備し、 X加速度計の検出信号に基づいて求めたピッチ角とX軸
    ジャイロにより求めたピッチ角とを加算出力し、 Y加速度計の検出信号に基づいて求めたロール角とY軸
    ジャイロにより求めたロール角とを加算して出力するこ
    とを特徴とする円筒映像球面映像コントロール装置。
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