JP2016225803A - ヘッドマウント・ディスプレイを用いたコンテンツ視聴システム - Google Patents

ヘッドマウント・ディスプレイを用いたコンテンツ視聴システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが、人気がある放送局コンテンツをリアルタイムに把握可能とする、ヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)を用いたコンテンツ視聴システムを提供する。【解決手段】各々が別個のHMDに接続される複数のコンテンツ視聴装置と、ネットワークを介して複数のコンテンツ視聴装置に接続されるサーバ装置とを備える。各コンテンツ視聴装置が、仮想空間に配置された複数の仮想ディスプレイをHMDに表示させる表示部であって、HMDが具備する検出器で検出される動きに応じて任意の仮想ディスプレイが選択可能である表示部と、受信した複数の放送局コンテンツの各々を、仮想ディスプレイの何れかに関連付けて再生する再生部と、サーバ装置に送信するために、特定の仮想ディスプレイ上で再生されている放送局コンテンツのユーザ視聴データを取得する視聴データ取得部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ヘッドマウント・ディスプレイを用いたコンテンツ視聴システムに関するものである。より詳細には、ユーザの頭部に装着されるヘッドマウント・ディスプレイを用い、頭部を動かすことによる簡単なユーザ操作を通じて、ユーザが仮想空間の視界内にある仮想ディスプレイのコンテンツを視聴可能とすると共に、サーバ処理を通じて各ユーザの視聴状況をリアルタイムに把握可能とするコンテンツ視聴システムに関するものである。
ユーザの頭部に装着され、眼前に配置されたディスプレイ等によってユーザに仮想空間における画像を提示可能なヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)が知られる。特に、特許文献1に開示されるようなHMDでは、仮想空間に360度のパノラマ画像を表示可能である。このようなHMDは通例、各種センサ(例えば、加速度センサや角速度センサ)を備え、HMD本体の姿勢データを計測する。特に、頭部の回転角に関する情報に基づくことで、パノラマ画像の視線方向変更を可能にする。より詳細には、HMDを装着したユーザが頭部を回転させると、それに併せて360度のパノラマ画像の視線方向を変更することにより、ユーザに対し、映像世界への没入感を高め、エンタテインメント性を向上させる(特許文献1の段落〔0003〕,〔0033〕,〔0034〕および〔要約〕参照)。
加えて、特許文献1には、頭部の動きによるユーザ・ジェスチャとHMDでの画面の操作(例えば、表示画面切り替え)を予め関連付けておき、頭部の傾きや加速度に基づいてユーザのジェスチャを特定した際に、該ジェスチャに関連する画面操作を実施することが開示される。これにより、ユーザがHMD装着時に手元が見えないことに起因したコントローラ操作の不便性を解消する(同文献の段落〔0080〕〜〔0083〕参照)。
しかしながら、特許文献1の上記開示は、センサにより取得される頭部動作の情報について、単に、パノラマ画像の視線方向特定のために、またはユーザ・ジェスチャの特定のために使用しているに過ぎない。近い将来、HMDを使用した各種アプリケーションが数多く開発され、HMDがより広範に普及することが見込まれるが、その際に、頭部動作の情報は、上記に限られずアプリケーション起動中の様々な場面で適用されることが期待される。その一例として、以下では、仮想空間に配置されたマルチ仮想ディスプレイをHMD上に表示するアプリケーションを想定する。特に、当該仮想ディスプレイが仮想テレビであり、テレビジョン受像機で受信した放送局コンテンツ(テレビ番組)を仮想空間内で再生し、HMDを装着したユーザが、放送局コンテンツを視聴するようなアプリケーションを想定する。ここでは、HMD本体の頭部動作を、現実世界のテレビ番組交代等のコントローラ(リモコン)操作全般をHMDの動作で代用させることが期待される。
現実世界のテレビでは、ユーザがテレビ番組を視聴する際、ユーザがリモコンを操作してチャンネルを切り替える、所謂ザッピングと称される操作を実施することが多々ある一方で、ユーザがHMDを装着して仮想空間に没入している場合は、ユーザは手元を観察することができず、誤ったリモコンボタン操作を生じさせることになる。非透過型のHMDを使用することにより、ユーザが全視界を覆われるような場合には、ユーザは外界を全く観察することができないから尚更である。また、現実世界のテレビでは、人気がある放送局コンテンツがどれかについてリアルタイムにユーザが把握することは困難である。例えば、視聴率データは放送終了後に第三者機関により公表されるため、放送局コンテンツを視聴しているユーザがリアルタイムに当該放送局コンテンツの視聴率を把握することはできない。
特開2013−258614号公報
本発明は、仮想空間に配置されたマルチ仮想ディスプレイをHMD上に表示するアプリケーションにおいて、従来のリモコン操作の代替としてHMDによる頭部動作を適用することを目的とする。特に、仮想空間のマルチ仮想テレビ環境内でテレビ番組を放送するアプリケーションにおいて、従来のリモコン操作によるザッピングをHMDの頭部動作で実施させることを目的とする。
また、ネットワークを介してユーザ視聴情報をサーバに送信し、サーバが放送局コンテンツの各ユーザの視聴データをリアルタイムで集計してユーザにフィードバックすることにより、ユーザが、人気がある放送局コンテンツをリアルタイムに把握可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のHMDを用いたコンテンツ視聴システムは、各々が別個のHMDに接続される複数のコンテンツ視聴装置と、ネットワークを介して複数のコンテンツ視聴装置に接続されるサーバ装置とを備え、各上記コンテンツ視聴装置が、仮想空間に配置された複数の仮想ディスプレイをHMDに表示させる表示部であって、HMDが具備する検出器で検出される動きに応じて任意の仮想ディスプレイが選択可能である、表示部と、受信した複数の放送局コンテンツの各々を、仮想ディスプレイの何れかに関連付けて再生する再生部と、サーバ装置に送信するために、特定の仮想ディスプレイ上で再生されている放送局コンテンツのユーザ視聴データを取得する視聴データ取得部とを備え、上記サーバ装置が、各コンテンツ視聴装置から送信される各ユーザ視聴データに基づいて、視聴データ特性を決定する視聴データ特性決定部を備える。
当該コンテンツ視聴システムは、更に、各コンテンツ視聴装置が、ネットワークを介してサーバ装置から視聴データ特性を受信し、該視聴データ特性を複数の仮想ディスプレイの内1つ以上に関連付ける視聴データ特性関連付け部を備える。
また、当該コンテンツ視聴システムにおいて、視聴データ特性決定部で決定される視聴データ特性が、所定のタイミングで格付けされる放送局コンテンツ視聴率であり、視聴データ特性関連付け部において、放送局コンテンツ視聴率が高く格付けされた放送局コンテンツを再生している仮想ディスプレイに対して、仮想空間における視覚上の処理を実施して、前記表示部においてHMDに表示させる。
更に、当該コンテンツ視聴システムにおいて、上記放送局コンテンツ視聴率が、サーバに送信されたユーザ視聴データの個数と、各ユーザ視聴データから集計される放送局コンテンツ毎の視聴ユーザ数に基づいて計算される。
本発明によれば、HMDを装着し、仮想ディスプレイで放送局コンテンツを視聴するユーザに対し、視聴データ特性をリアルタイムに把握しつつ、効率的な放送局コンテンツの切り替え操作を提供することができる。つまり、HMDを装着したユーザの頭部の簡易な動作により、仮想空間におけるアプリケーションの所定の操作を実施可能とする。特に、マルチ仮想ディスプレイに対し、従来では考えられなかったザッピングの操作態様をユーザに提供することができる。より詳細には、ユーザの頭部の動きによる動作により、仮想空間に配置されたマルチ仮想ディスプレイに対して、何らのリモコン操作を必要とせずにユーザのザッピング操作を実現することができ、実世界とは異なる画面操作性をユーザに提供することができる。
また、サーバとの相互作用を通じて、マルチ仮想ディスプレイで放送局コンテンツを視聴しながら、放送局コンテンツの視聴率やユーザ・グループのメンバがどの放送局コンテンツを視聴しているかといった視聴データ特性をリアルタイムに把握することを可能とする。
本発明の上記の、及び他の特徴及び利点は、この発明の実施例の以下のより詳細な説明、添付の図面、及び特許請求の範囲の記載から明らかになるであろう。
図1Aは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで使用される一例のHMDシステムの概略図である。 図1Bは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで使用される他の例のHMDシステムの概略図である。 図2は、図1Bで使用される赤外線センサによって検知される、HMD上に仮想的に設けられた複数の検知点の概要図である。 図3は、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システム全体の機能的構成に関するブロック図である。 図4は、図1Aまたは図1Bに示したHMDを装着しているユーザの頭部を中心に規定される3次元空間上の直交座標系を示す。 図5Aは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで実現される、仮想空間におけるユーザと仮想ディスプレイの一配置例を示す立体概要図である。 図5Bは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで実現される、仮想空間におけるユーザと仮想ディスプレイの他の配置例を示す立体概要図である。 図6Aは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで実現される、仮想空間におけるマルチ仮想ディスプレイの放送局コンテンツ表示例を示す一例の平面概要図である。 図6Bは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで実現される、仮想空間におけるマルチ仮想ディスプレイの放送局コンテンツ表示例を示す一例の平面概要図である。 図7Aは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで実現される、仮想空間におけるマルチ仮想ディスプレイの他の放送局コンテンツ表示例を示す一例の平面概要図である。 図7Bは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで実現される、仮想空間におけるマルチ仮想ディスプレイの他の放送局コンテンツ表示例を示す一例の平面概要図である。 図8Aは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで実現される、仮想空間におけるマルチ仮想ディスプレイのコンテンツ表示例に関し、視聴データ特性の一例が反映された平面概要図である。 図8Bは、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムで実現される、仮想空間におけるマルチ仮想ディスプレイのコンテンツ表示例に関し、視聴データ特性の他の例が反映された平面概要図である。 図9は、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムが備えるコンテンツ視聴装置が備えるコンテンツ視聴部における機能的構成のブロック図である。 図10は、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムが備えるサーバ装置が備える視聴データ特性決定部における機能的構成のブロック図である。 図11は、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムにおけるコンテンツ視聴に関するHMDとコンテンツ視聴装置との間の処理の流れの一例を示すフロー図である。 図12は、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムにおけるコンテンツ視聴に関するコンテンツ視聴装置とサーバ装置との間の処理の流れを示す一例のフロー図である。 図13は、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴システムにおけるコンテンツ視聴に関するコンテンツ視聴装置とサーバ装置との間の処理の流れを示す他の例のフロー図である。 図14は、本発明の実施の態様による、コンテンツ視聴アプリケーションで実装された一例の画面イメージである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態による、ヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)を用いたコンテンツ視聴システムについて説明する。図中、同一の構成要素には同一の符号を付してある。
図1Aは、本発明の第1実施例による、コンテンツ視聴システムで使用される一例のHMDシステム100の概略図である。なお、HMDシステム100はクラアント・システムであり、ネットワークを介してサーバ・システムと通信可能である。図示のようにHMDシステム100は、ディスプレイ112およびセンサ114を搭載するHMD110、並びに制御回路部120を備える。HMD110が具備するディスプレイ112は、ユーザの視界を完全に覆うよう構成された非透過型の表示装置であり、ユーザはディスプレイ112に表示される画面のみを観察することができる。非透過型のHMD110を装着したユーザは、外界の視界を全て失うため、制御回路部120において実行されるアプリケーションにより表示される仮想空間に完全に没入することになる。
HMD110が具備するセンサ114は、ディスプレイ112近辺に固定される。センサ114は、地磁気センサ、加速度センサ、および/または角速度(ジャイロ)センサを含み、これらの1つ以上を通じて、ユーザの頭部に装着されたHMD110(ディスプレイ112)の各種動きを検出することができる。特に角速度センサの場合には、HMD110の動きに応じて、HMD110の3軸回りの角速度を経時的に検出し、各軸回りの角度(傾き)の時間変化を決定することができる(図4において後述)。
また、制御回路部120は、コンテンツ視聴装置として、ユーザ端末内に具備される。ユーザ端末は、デスクトップ・コンピュータやラップトップ・コンピュータ等の一般的なパーソナル・コンピュータとすることができ、プロセッサ、メインメモリ、外部メモリ、ユーザ・インタフェース、通信部、およびディスク・ドライブ等を備え、バスを介して電気的に相互に接続される。なお、他の例では、制御回路部120は、HMD110内部に搭載してもよいし、コンテンツ視聴装置の機能をユーザ端末およびHMDで分散させてもよい点に留意すべきである。また、コンテンツ視聴装置の何れか1つ以上をサーバ装置として機能させるように構成してもよい点に留意すべきである。
図1Bは、本発明の他の例による、HMDシステム100’の概略図である。図1Aと比較すると、図1Bの例では、制御回路部120に通信可能に接続される赤外線センサ130を備える点で異なる。また、HMD110は図1Aのセンサ114を備えてもよいし、備えなくてもよい。赤外線センサ130はポジショントラッキング機能を有する。ポジショントラッキング機能は、更に図2に例示的に示すように、HMD110上に仮想的に設けられ、赤外線を検知する複数の検知点についての実空間内での位置をユーザの動きに対応して経時的に検出する。そして、赤外線センサ130により検出された実空間内での位置の経時的変化に基づいて、HMD110の動きに応じた各軸回りの角度の時間変化を決定することができる。
なお、図1Aおよび図1Bには図示していないが、HMDシステム100,100’は、HMD110またコンテンツ視聴装置(制御回路部120)にヘッドホン116を内蔵することができる。勿論、ヘッドホン116は内蔵型ではなく外付け型としてもよい。また、仮想空間内の仮想テレビにテレビ番組の放送を受信するために、HMDシステム100,100’では、コンテンツ視聴装置においてテレビジョン受像機115を内蔵するか、または外付けされる。更に、HMD110のコントローラとして、ユーザにより保持される公知のスマートフォン等の携帯端末を使用することができ、制御回路部120に通信可能に接続して相互作用することができる。
図3は、本発明の実施の形態による、HMDを用いたコンテンツ視聴システムの全体概要についての機能のブロック図である。図示のように、コンテンツ視聴装置(制御回路)120、および複数のコンテンツ視聴装置120に接続されるサーバ装置500がネットワークを介して相互作用する。複数のコンテンツ視聴装置のそれぞれに対し、別個のHMDが接続される。コンテンツ視聴装置120は、視界生成部210、動き検出部220およびコンテンツ視聴部(表示部)230を備え、空間情報格納部250やコンテンツ情報格納部260等の各種テーブルと協働する。また、サーバ装置500は、視聴データ特性決定部510を備え、集計視聴データ格納部520等の各種テーブルと協働する。
コンテンツ視聴装置の視界生成部210は、空間情報格納部250に格納された3次元仮想空間情報、およびセンサ114/130から取得した視野方向の検出情報に基づいて、3次元仮想空間に没入したユーザから見える視界を生成する。当該視界は、360度パノラマ画像の一部とすることができる。動き検出部220は、センサ114/130からの動き情報の入力に基づいて、ユーザの頭部に装着されたHMD110の動きデータを測定する。本実施の形態では、特に、角速度(ジャイロ)センサにより経時的に検出された角度情報データを決定する。
そこで、角度情報データについて図4を参照して説明する。図示のように、HMDを装着したユーザの頭部を中心として、XYZ座標を規定する。ユーザが直立する垂直方向をY軸とし、Y軸と直交しディスプレイ112の中心とユーザを結ぶ方向をZ軸とし、Y軸およびZ軸と直交する方向の軸をX軸とする。角速度(ジャイロ)センサでは、各軸回りの角度(即ち、Y軸を軸とした回転を示すヨー角、X軸を軸とした回転を示すピッチ角、Z軸を軸とした回転を示すロール角で決定される傾き)を検出し、その経時的な変化により、動き検出部220が視界情報として角度(傾き)情報データを決定する。
図3に戻り、コンテンツ視聴装置のコンテンツ視聴部(表示部)230では、仮想空間に配置された複数の仮想ディスプレイをHMDに表示させる。併せて、本実施の形態では、コンテンツ情報格納部260に格納されたコンテンツ情報および動き検出部220で決定した傾き角度に基づいて、3次元仮想空間に配置した複数の仮想ディスプレイの内1つを選択により特定する。更にそのコンテンツを再生して、ディスプレイ112およびヘッドホン116に出力する。なお、当該コンテンツは、静止画や動画、音声等、如何なる形式にもすることができる。本実施の形態では、特に、コンテンツはテレビジョン受像機115で受信したテレビ番組の放送局コンテンツとするのがよい。
一方、サーバ装置の視聴データ特性決定部510は、ネットワークを介して各コンテンツ視聴装置から送信される各ユーザ視聴データを集計し、該ユーザ視聴データに基づいて視聴データ特性を決定して、集計視聴データ格納部520に格納する。また、視聴データ特性をコンテンツ視聴装置に戻すように送信する。更に、サーバ装置500において各種ユーザ情報や所属グループの管理、ユーザ視聴データ履歴の管理等も実施する。
なお、図3において様々な処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の集積回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされた各種プログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせによって実現できることが当業者に理解される(後記する図9および図10のブロック図についても同様である)。
これより図5A以降を参照して、本実施の形態により、上記コンテンツ視聴部230によって実施されるコンテンツ視聴処理について説明する。図5Aおよび図5Bは、3次元仮想空間に没入したユーザ1と仮想ディスプレイの配置関係例をそれぞれ模式的に示す。点線で囲まれる複数の仮想ディスプレイの各々は全天球の球面3に沿うように配置され、各仮想ディスプレイ上に各放送局コンテンツA〜Iが表示される。図5Aおよび図5Bは、仮想空間中、ユーザが球体の中心に仮想的に位置するか、中心から離れて位置するかの点で異なる。なお、図5Aは、図1Aに示した例のHMDシステム100を採用した場合、図5Bは、図1Bの他の例のHMDシステム100’を採用した場合に相当する。つまり、図1Bの例のように赤外線センサ130によるポジショントラッキングを実施する場合は、球体の中心にユーザが位置する必要はなく、ユーザは、赤外線センサ130とHMD110の位置関係に基づいて、球体内の平面上を移動可能となる。
図5Aおよび図5Bに示すように、3次元仮想空間の半径Rの全天球の球面3に複数の仮想ディスプレイが配置される。より詳細には、球面に沿うように複数の格子2が設けられ、当該格子に併せて9つ(3×3)の仮想ディスプレイが関連付けられて配置される。ユーザの視野に含まれる全ての仮想ディスプレイに関連付けられた放送局コンテンツA〜Iは、初期状態として同時に制限付きで再生されている。放送局コンテンツの制限付きでの再生とは、一例として、放送局コンテンツにおいて、ビジュアル・コンテンツのみを再生し、オーディオ・コンテンツは無効化(ミュート)するような態様である。
次の図6Aにも示すように、HMDを装着したユーザには、9つの仮想ディスプレイ上で各放送局コンテンツA〜Iのビジュアル・コンテンツが同時に見えている。ユーザは、その後、頭部を幾分か回転させ、HMDを傾けることにより、上記9つの仮想ディスプレイの内何れかを選択により特定することができる。上記のように、図5Aおよび図5Bでは、左上の格子に配置された仮想ディスプレイの方向にHMDを傾け、特定の方向を指向することにより、図6Aに示す格子#1(1)に関連付けて配置された仮想ディスプレイが特定されている。図6Aに示す「×」印はHMDが指向する上記格子上の点を示すが、実際にHMDに表示しても、非表示としても何れでもよい。
図6Aの例では、格子#1(1)の仮想ディスプレイが特定され、該仮想ディスプレイが例えば太枠と網掛けで活性表示されると、その放送局コンテンツAが(制限なしで)再生される。即ち、現在、放送局コンテンツAは、ビジュアル・コンテンツのみならず、オーディオ・コンテンツが有効化されて再生している状態となる。なお、その間、格子#1(1)の仮想ディスプレイ以外のディスプレイ上の放送局コンテンツB〜Iは、引き続きビジュアル・コンテンツのみが同時に制限付きで再生されている。更に、例えば、ユーザが頭部を動かしてHMDを傾けることにより、別の仮想ディスプレイ(例えば#3(3))が特定され活性表示された場合は、今度は、コンテンツAのオーディオ・コンテンツを無効化(ミュート)すると共にコンテンツIのオーディオ・コンテンツを有効化して再生することになる。
このように、ユーザは、装着したHMDを傾けて、何れかの仮想ディスプレイを指向して特定することを通じて、再生するオーディオ・コンテンツを逐次切り替えることができる。つまり、仮想空間に配置されたマルチ仮想ディスプレイに対するユーザのザッピング操作を、何らのリモコン操作を必要とすることなく、HMDを傾ける動作のみによって実現可能とする。
本発明の実施の形態によれば、更に、ユーザが図6AのコンテンツAを視聴した状態を一定時間継続した場合、図6Bの状態に移行させることができる。より詳細には、図示のように、コンテンツAを、ユーザの視界の中心部に相当する格子#2(2)に関連付けられる仮想ディスプレイ(メイン仮想ディスプレイ)上の表示に移行することができる。その代わり、それまで格子#2(2)に関連付けられる仮想ディスプレイで制限付き再生されていたコンテンツEを格子#1(1)に関連付けられる仮想ディスプレイ(サブ仮想ディスプレイ)での表示に移行することにより、ビジュアル・コンテンツの入れ替えも行う。当然、オーディオ・コンテンツとしてはコンテンツAのものが再生される状態が維持される。当該移行処理は、一定時間視聴状態が継続されると、ユーザはザッピングから視聴動作に状態遷移しているものと想定でき、視界の中心部に視聴コンテンツを表示すべきであるという考察に基づくものである。
引き続き、ユーザが更に頭部を動かしてHMDを傾けることにより、別の仮想テレビ(例えば格子#3(3)に関連付けられる)が特定され活性表示された場合は、更に、メイン仮想ディスプレイ(格子#2(2)に関連付け)とサブ仮想ディスプレイ(格子#3(3)に関連付け)のコンテンツ入れ替えを実施する。その際、ビジュアル・コンテンツを入れ替えるのよりも先に、オーディオ・コンテンツを切り替えるのがよい。即ち、ビジュアル・コンテンツを入れ替えるのよりも先に、メイン仮想ディスプレイで再生しているコンテンツAのオーディオ・コンテンツを無効化(ミュート)すると共に、サブ仮想ディスプレイのコンテンツIのオーディオ・コンテンツを再生するように切り替えるのがよい。
代替として、オーディオ・コンテンツを切り替える際に、メイン仮想ディスプレイのコンテンツAのオーディオ・コンテンツをいきなり無効化(ミュート)することなく、メイン仮想ディスプレイのコンテンツAのオーディオ・コンテンツとサブ仮想ディスプレイのコンテンツIのオーディオ・コンテンツをそれぞれの音量を調整しながら同時再生するようにしてもよい。例えば、それぞれのオーディオ・コンテンツのボリューム比を所定の値となるように調整してもよく、または、時間経過と共にメイン仮想ディスプレイのコンテンツAのオーディオ・コンテンツを徐々にボリューム・ダウンすると共にサブ仮想ディスプレイのコンテンツIのオーディオ・コンテンツを徐々にボリューム・アップしてもよい。それ以外にも、例えば、メイン仮想ディスプレイとサブ仮想ディスプレイの配置関係にしたがって、それぞれのオーディオ・コンテンツの出力をヘッドホン115の右耳出力と左耳出力に対応付けてもよい。
上記図6Aおよび図6Bに相当する他のマルチ仮想ディスプレイの配置例および放送局コンテンツ表示例を図7Aおよび図7Bに示す。図示のように、各仮想ディスプレイは任意の距離を離して配置してもよく、また、ユーザの視界の中心部に配置するメイン仮想ディスプレイは、サブ仮想ディスプレイよりも大きくなるように任意の大きさで配置してもよい。つまり、本実施の形態のマルチ仮想ディスプレイは、各仮想ディスプレイが全天球の球面3に沿うように設けた少なくとも1つの格子に関連付けられるのであれば、任意の位置、大きさおよび/または形状で配置することができ、これらはユーザ設定可能とするように構成してもよい。
図7Aの例では、中央部のメイン仮想ディスプレイを中心に合計7つの仮想ディスプレイが配置され、ユーザのHMDは放送局コンテンツAを表示しているサブ仮想ディスプレイを指向している。この場合、放送局コンテンツAがオーディオ・コンテンツおよびビジュアル・コンテンツの両方が再生され、他の放送局コンテンツB〜Fは制限付きでビジュアル・コンテンツのみが再生されている(オーディオ・コンテンツは無効化される)。そして、図7Aでユーザが放送局コンテンツAを視聴した状態を一定時間継続した場合、図7Bの状態に移行させることができる。より詳細には、図示のように、放送局コンテンツAを、ユーザの視界の中心部に相当するメイン仮想ディスプレイ上での表示に移行する。その代わり、それまでメイン仮想ディスプレイで制限付き再生されていた放送局コンテンツDをサブ仮想ディスプレイでの表示に移行することにより、ビジュアル・コンテンツの入れ替えも行う。当然、オーディオ・コンテンツとしては放送局コンテンツAのものが再生される状態が維持される。
このように、HMDを装着したユーザの頭部の簡易な動作により、マルチ仮想ディスプレイに対し、従来では考えられなかったザッピングの操作態様をユーザに提供することができる。即ち、ユーザの頭部の動きによる動作により、仮想空間に配置されたマルチ仮想ディスプレイに対して、何らのリモコン操作を必要とせずにユーザのザッピング操作を実現することができ、実世界とは異なる画面操作性をユーザに提供することができる。
図7Bに引き続き、図8Aおよび図8Bを参照して、本実施の形態による、各ユーザの視聴状況をリアルタイムに把握可能とするマルチ仮想ディスプレイのコンテンツ表示例について説明する。図7Bは、1人のユーザがHMDを装着して視聴しているマルチ仮想ディスプレイの表示例であるが、図8Aおよび図8Bでは、多数ユーザが同様のアプリケーションを用いてそれぞれHMDを装着してマルチ仮想ディスプレイを視聴していることを想定する。各ユーザが視聴しているマルチ仮想ディスプレイのコンテンツ視聴データは、コンテンツ視聴装置120を用いてネットワークを介してサーバ装置500に所定のタイミングで(例えば定期的に)送信される。特に、メイン仮想ディスプレイ上で再生されている放送局コンテンツ(ここでは、放送局コンテンツA)の情報を取得して、ユーザIDと共にサーバに送信するのがよい。
各コンテンツ視聴装置からコンテンツ視聴データを受信するサーバは、放送局コンテンツのコンテンツ視聴データを集計して、放送局毎の視聴率のような視聴データ特性を計算し、それに対して格付けを行って各コンテンツ視聴装置にフィードバックする。一方、格付けされた視聴データ特性を受信した各コンテンツ視聴装置では、視聴データ特性を複数の仮想ディスプレイの内1つ以上に関連付ける。より具体的には、仮想空間において、高く格付けされた放送局コンテンツを再生している仮想ディスプレイに対して、視覚上の処理を実施してHMDに表示させる。図8Aは、フィードバックを受けて視覚上の処理を実施したマルチ仮想ディスプレイの表示例である。図示のように、ユーザは、メイン仮想ディスプレイの放送局コンテンツAを視聴している。その一方で、同時に当該コンテンツ視聴システムを使用している複数のユーザの間では、放送局コンテンツC,E,Bの順に多く視聴されている点がサーバからフィードバックされる。コンテンツ視聴装置においても、当該放送局コンテンツC,E,Bを表示している仮想ディスプレイに対し、太枠表示(C)、太枠破線表示(E)、太枠点線表示(B)のような視覚表示を施すことによって、視聴率が高い人気コンテンツであることをリアルタイムにユーザに提示可能となる。
また、図8Bの表示例は、図8Aに加えて、更にサーバ装置側でユーザ・グループ管理を行う場合である。例えば、本コンテンツ視聴装置120を使用しているユーザは、ユーザ1〜3と同一グループに所属しており、サーバ装置側でユーザ管理されていることを想定する。サーバ装置500は、コンテンツ視聴装置120からコンテンツ視聴データと共に受信したユーザIDに基づいて、同一グループに所属するユーザ1〜3のコンテンツ視聴データを抽出して、同じく抽出したユーザ1〜3のアイコン画像と共に送り返す。その結果、コンテンツ視聴装置では、図8Bのように、ユーザ1,3が放送局コンテンツAを視聴し、ユーザ2が放送局コンテンツCを視聴していることを、各ユーザ1〜3のアイコン画像を仮想ディスプレイ近辺に表示することによって、リアルタイムにユーザに提示することができる。このようにして、本実施の形態によれば、サーバとの相互作用を通じて、ユーザは、マルチ仮想ディスプレイで放送局コンテンツを視聴しながら、放送局コンテンツの視聴率やユーザ・グループのメンバがどの放送局コンテンツを視聴しているかといった視聴データ特性をリアルタイムに把握することを可能とする。
図5A〜図8Bを参照して上述したコンテンツ視聴に関する処理の詳細について、これより図9〜図13を参照して更に説明する。図9は、図3で説明したコンテンツ視聴装置が備えるコンテンツ視聴部230を構成する詳細な例示の機能ブロック図である。また、図10は、図3で説明したサーバ装置が備える視聴データ特性決定部510を構成する詳細な例示の機能ブロック図である。一方、図11は、コンテンツ視聴処理に関するHMDとコンテンツ視聴装置の間の詳細な例示のフロー図である。また、図11および図12は、コンテンツ視聴処理に関するコンテンツ視聴装置とサーバ装置の間の詳細な例示のフロー図である。
図9に示すように、コンテンツ視聴部230は、ビジュアル・コンテンツ(制限付きコンテンツ)再生部301およびオーディオ・コンテンツ再生部302を含むコンテンツ再生部300、仮想ディスプレイ選択部303、コンテンツ視聴判定部304、コンテンツ入替部305、出力部(表示部)306、ユーザ・コンテンツ視聴データ取得部307、および視聴データ特性関連付け部308を備える。再生部300は、テレビジョン受像機で受信した複数の放送局コンテンツの各々を、仮想ディスプレイの何れかに関連付けて再生する。ビジュアル・コンテンツ再生部301は、HMDに表示された複数の仮想ディスプレイにおいて、各々に関連付けられるコンテンツについて、同時に、ビジュアル・コンテンツのみの制限付き再生を行う。特に、テレビジョン受像機を通じて受信されるテレビ番組の動画コンテンツ(放送局コンテンツ)に対し、オーディオ・コンテンツを無効化(即ち、ミュート)して、ビジュアル・コンテンツのみを再生する。
オーディオ・コンテンツ再生部302は、仮想ディスプレイ選択部303で選択される仮想ディスプレイに関連付けられ、ビジュアル・コンテンツ再生部301で無効化されたオーディオ・コンテンツを有効化することにより、コンテンツ全体を再生する。即ち、コンテンツ再生部300は、ビジュアル・コンテンツ再生部301で再生されている複数のオーディオ・コンテンツ、およびオーディオ・コンテンツ再生部302で再生されている1つのオーディオ・コンテンツを重畳させて、出力部306に出力し、ユーザに視聴させる。仮想ディスプレイ選択部303では、HMDが具備するセンサ(114/130)で検出される動きに応じて、任意の1つの仮想ディスプレイを選択する。より詳細には、上述のようにセンサは角速度センサとすることができ、検出されたHMDの動きが傾き情報を含む。そして、図5A〜図7Bのように、全天球の球面3上において、HMDの傾きおよび位置に従って、複数の格子を特定することにより、その格子に関連付けられる仮想ディスプレイを選択により特定することができる。
コンテンツ視聴判定部304は、オーディオ・コンテンツ再生部302において、有効化して再生されたオーディオ・コンテンツについて、ユーザが一定時間継続して視聴したかを判定する。即ち、その放送局コンテンツが所与の時間継続して再生されたかを判定する。コンテンツが所与の時間継続して再生されたということは、ユーザの動作がザッピングから視聴モードに移行ものと判定することを意味する。その場合、コンテンツ入替部305において、再生されている放送局コンテンツを所定の位置に配置された仮想ディスプレイに関連付けられた放送局コンテンツと入れ替え、そして出力部306に出力する。特に、視界中心部に相当するメイン仮想ディスプレイの放送局コンテンツと入れ替えるとよい。
ユーザ・コンテンツ視聴データ取得部307は、メイン仮想ディスプレイ上で再生されている放送局コンテンツのユーザ視聴データを所定のタイミングで取得し、ユーザIDと共にサーバ装置に提供する。ユーザ視聴データは、メイン仮想ディスプレイ上で再生されている放送局コンテンツの放送局情報やコンテンツ番号、また、メイン仮想ディスプレイおよびサブ仮想ディスプレイの放送局コンテンツ配置順等を含むのがよく、また、所定のタイミングは、サーバからトリガ・メッセージを受信したタイミングとするのがよい。しかしながら、本発明はこれらに限定されないことが当業者にとって理解されるべきである。
視聴データ特性関連付け部308は、ネットワークを介してサーバ装置から視聴データ特性を受信した後に、視聴データ特性を仮想空間内の複数の仮想ディスプレイの内1つ以上に関連付ける。視聴データ特性は、例えば放送局コンテンツ視聴率を含む。そして、視聴データ特性関連付け部308は、放送局コンテンツ視聴率が高く格付けされた放送局コンテンツを再生している仮想ディスプレイに対して、図8Aに例示したような仮想空間内の視覚上の処理を実施して、HMDに表示させる。または、視聴データ特性は、同一のユーザ・グループに所属している他のユーザが彼/彼女の仮想空間でメイン仮想ディスプレイ上に表示している放送局コンテンツ情報である。この場合は、視聴データ特性関連付け部308は、図8Bのように、他ユーザが視聴している放送局コンテンツを再生している仮想ディスプレイの近傍に、当該他のユーザのアイコンを表示するような仮想空間内の視覚上の処理を実施して、HMDに表示させる。
最後に、出力部306では、仮想空間に基づく視界全体をHMDのディスプレイ112に表示させると共に、仮想空間に配置された複数の仮想ディスプレイのビジュアル・コンテンツを仮想空間画像と共にHMDのディスプレイ112に、オーディオ・コンテンツはHMDのヘッドホン115に更に出力する。
一方、図10に示すように、サーバ装置500が備える視聴データ特性決定部510は、端末トリガ部511、視聴率計算部512、格付けデータ生成部513、ユーザ管理部514、およびユーザ視聴情報管理部を備える。端末トリガ部511は、毎分等の所定のタイミングで各コンテンツ視聴装置にトリガ・メッセージを送信して、各コンテンツ視聴装置を同期させる。また、各コンテンツ視聴装置にユーザ視聴データを取得するように命令する。なお、各コンテンツ視聴装置を同期できるタイマ等の他の手段を各コンテンツ視聴装置が備えていれば、サーバ装置500側に端末トリガ部511を備えなくてもよいことが当業者にとって理解されるべきである。
各コンテンツ視聴装置から各ユーザ視聴データを受信すると、視聴率計算部512では、所定のタイミングで放送局コンテンツ視聴率を計算して視聴データ特性を決定する。当該タイミングは、端末トリガ部511でのトリガ・メッセージの送信タイミングに併せて毎分等とするのがよい。また、計算される放送局コンテンツ視聴率は、サーバに送信されたユーザ視聴データの個数(即ち、ユーザ視聴データを送信したアクティブ・ユーザ数)、および各ユーザ視聴データから集計される放送局コンテンツ毎の視聴ユーザ数に基づくことにより、例えば次のように計算される。
放送局コンテンツ視聴率 = (視聴ユーザ数 / アクティブ・ユーザ数) × 100
なお、放送局コンテンツ視聴率計算態様は上記には限定されない。例えば、ユーザ管理部514に格納したユーザ情報に基づいて、性別、年齢層や居住地域等に応じた計算としてもよいし、また、特定のユーザ・グループに限定して、グループ内での放送局コンテンツ視聴率を計算してもよい。
視聴率計算部512で放送局コンテンツ視聴率が計算されると、次いで、格付けデータ生成部513において、放送局コンテンツ視聴率に基づく格付けがなされる。例えば、視聴率による放送局コンテンツの順位付け、過去の放送局コンテンツ視聴率との対比による放送局コンテンツの順位付け等である。ユーザ管理部514は、各種ユーザ情報を管理する。ユーザ情報には、例えば、ユーザID、グループID、ユーザ・アイコン画像、ユーザ認証情報等が含まれる。ユーザ視聴情報管理部515は、各ユーザIDに関連付けられるユーザ視聴データやその履歴情報を格納し、各ユーザのユーザ視聴データを検索および取得することができる。
図11に示すように、コンテンツ視聴に関するユーザ側の情報処理は、HMD110およびコンテンツ視聴装置120との間の相互作用によって実施される。最初にステップS201では、アプリケーション上でコンテンツ視聴モードをオンにして、仮想空間の視界を決定する。これにより、HMDを装着したユーザは仮想空間内で図5Aや図5Bの状態となる。ステップS202では、初期状態として、視界内に配置されている全ての仮想ディスプレイのビジュアル・コンテンツをビジュアル・コンテンツ再生部301で制限付きで再生して、出力部306に出力する。
ステップS202を受けて、ステップS101では、図6Aや図7Aに示したように、HMD110は、出力部306に出力された視界内の全ての仮想ディスプレイ上で再生されたビジュアル・コンテンツを表示する。ビジュアル・コンテンツが表示されている間、HMD110はまた、ステップS102においてセンサ114/130からHMDの動き情報を取得して、コンテンツ視聴装置120に当該情報を供給する。特に、角速度センサ114による頭部の回転(傾き)情報データおよび/または赤外線センサ130による仮想空間内の位置情報データを取得する。
動き情報を取得したコンテンツ視聴装置120では、ステップS203において、仮想ディスプレイ選択部303により、動き情報に基づいて、ターゲットとなる仮想ディスプレイを選択により特定する。より詳細には、一例として、図4に示した角速度センサによる頭部の回転情報に含まれる、ヨー角、ピッチ角、およびロール角から決定されるHMDの傾きデータ、並びに任意で赤外線センサ130による仮想空間内の位置情報データを使用して、HMDの傾き方向(図5Aや図5Bの矢印)のベクトルが半径Rの球体表面3と交わる交点の絶対位置座標を計算する。計算した絶対位置座標が球体面のどの格子の領域にあるかを判断することによって、1つの格子が特定され、当該格子に関連付けられる仮想ディスプレイが特定される。格子と仮想ディスプレイの関連付けは、例えば、コンテンツ情報格納部260にテーブルとして格納しておくのがよい。
ステップS203でターゲット仮想ディスプレイが特定されると、次いで、コンテンツ視聴装置120は、コンテンツ再生部300において当該ターゲット仮想ディスプレイのコンテンツを再生する。ここでは、オーディオ・コンテンツ再生部302においてステップS202では無効化されていたターゲット仮想ディスプレイのオーディオ・コンテンツを有効化して再生する。ステップS204以降、HMD110では、ステップS103で継続的にHMDの動き情報を取得しコンテンツ視聴装置120に供給する。
一方、コンテンツ視聴装置120では、ステップS205で、コンテンツ視聴判定部304においてどれくらいの時間、ターゲット仮想ディスプレイの放送局コンテンツが継続再生されたかをモニタすると共に、所定の時間にわたり継続再生されたかを判定する。所定の時間継続して再生された場合には、ステップS206で、ユーザの動作がザッピングから視聴モードに移行したものと判定して、ターゲット仮想ディスプレイの放送局コンテンツをメイン仮想ディスプレイに表示すべく、コンテンツ入替部305によってターゲット仮想ディスプレイのコンテンツと、視界の中心に相当する球面3上の所定の格子に関連付けられたメイン仮想ディスプレイのコンテンツとを入れ替える(図6Bおよび図7Bも参照のこと)。なお、ステップS206の移行処理は、ターゲット仮想ディスプレイとメイン仮想ディスプレイの各コンテンツを入れ替える処理に限定されない。例えば、入れ替え対象コンテンツについても順にスライドさせたり、回転させたりしてもよい。
次いで図12に、図8Aに対応した、コンテンツ視聴に際するコンテンツ視聴装置120とサーバ装置500との相互作用による情報処理について示す。ステップS301では、サーバ装置の端末トリガ部511は、毎分等の所定のタイミングで当該サーバに現在接続しているコンテンツ視聴装置にトリガ・メッセージを送信する。トリガ・メッセージの受信に応答して、ステップS211では、コンテンツ視聴装置のユーザ・コンテンツ視聴データ取得部307がトリガ・メッセージを受信したタイミングでユーザ視聴データを取得する。特に、メイン仮想ディスプレイに関連付けられる放送局コンテンツの放送局情報やコンテンツ番号を取得する。引き続き、ステップS212では、取得したユーザ視聴データをユーザIDと共にサーバ装置500に送信する。
各コンテンツ視聴装置からユーザ視聴データを受信したサーバ装置500は、ステップS302で、視聴率計算部512によって視聴データ特性を決定する。より具体的には、各コンテンツ視聴装置においてメイン仮想ディスプレイに関連付けられていた放送局コンテンツの視聴率を計算し、格付けデータ生成部513で放送局コンテンツ視聴率の格付けを実施する。決定した視聴データ特性はステップS303でフィードバック・メッセージとしてコンテンツ視聴装置120に送信される。フィーバック・メッセージを受信したコンテンツ視聴装置120は、ステップS213で、視聴データ特性関連付け部によって、当該視聴データ特性を複数の仮想ディスプレイの内1つ以上に関連付ける。より具体的には、放送局コンテンツ視聴率が高く格付けされた放送局コンテンツを再生している仮想ディスプレイに対して、図8Aに示したように仮想空間における視覚上の処理を実施してHMDに表示させる。
図13に、図8Bに対応した、コンテンツ視聴に際するコンテンツ視聴装置120とサーバ装置500との相互作用による情報処理について示す。ステップS302までの流れは図12と同様であり、ここでの説明は省略する。ユーザ管理部514によって、ステップS311でコンテンツ視聴装置から送られたユーザIDに関連付けられるグループIDを取得し、引き続き、ステップS312で当該グループIDに関連付けられる他のユーザのユーザID、および彼/彼女の登録済みのアイコン画像を取得する。ステップS313では、ユーザ視聴情報管理部515によって、他ユーザIDを用いて、サーバ装置に送信され格納された他ユーザのユーザ視聴データ、特に他ユーザのコンテンツ視聴装置においてメイン仮想ディスプレイ上で現在再生している放送局コンテンツ情報を取得する。即ち、他ユーザがメイン仮想ディスプレイ上でどの放送局コンテンツを視聴しているかについてリアルタイムに特定する。次いで、ステップS314では、コンテンツ視聴装置に視聴データ特性を送信するのみならず、他ユーザのアイコン画像およびステップS313で特定した他のユーザの放送局コンテンツ情報をフィードバック・メッセージとして送信する。
フィードバック・メッセージを受信したコンテンツ視聴装置120は、ステップS213で、視聴データ特性関連付け部によって、当該視聴データ特性を複数の仮想ディスプレイの内1つ以上に関連付ける。より具体的には、放送局コンテンツ視聴率が高く格付けされた放送局コンテンツを再生している仮想ディスプレイに対して、図8Aに示したように仮想空間における視覚上の処理を実施してHMDに表示させる。これと併せて、ステップS214で、図8Bに示したように、他ユーザが視聴している放送局コンテンツ情報を現在表示している仮想ディスプレイに他ユーザのアイコン画像を関連付けて、その近辺に表示する。
画面表示例
上記を踏まえて、図14に、本発明の実施の態様に基づいて実装された、HMDに表示される画面例を示す。図14は図8Aに対応し、中央にメイン仮想ディスプレイが配置され、その両側に3つずつサブ仮想ディスプレイが立体的に配置される。
この状態では、一例として、HMDは、左列下の仮想ディスプレイ方向を指向しており、これをターゲット仮想ディスプレイとして選択しているものと想定する。一定時間、当該ターゲット仮想ディスプレイに対してHMDの傾きを維持すると、画面切り替えが実施され、ターゲット仮想ディスプレイが、中央のメイン・ディスプレイ部分に移行され、そのコンテンツが大きく表示されると共に、オーディオ・コンテンツも再生される。サブ仮想ディスプレイに表示される放送局コンテンツは、制限付きで再生され表示される。ユーザがHMDを更に傾けて、サブ・ディスプレイのいずれかを指向し、一定時間経過した場合には、今度は、指向したサブ・ディスプレイのコンテンツがメイン・ディスプレイのコンテンツと入れ替わることになる。このように、ユーザは、装着したHMDを何れかの仮想ディスプレイを指向するように傾けることで、1つの仮想ディスプレイを特定することにより、オーディオ・コンテンツを逐次切り替えることができる。つまり、仮想空間に配置されたマルチ仮想ディスプレイに対するユーザのザッピングを、何らのリモコン操作を必要とせず、HMDを傾ける動作のみにより実現することができ、実世界とは異なる画面操作性をユーザに提供することができる。
これに加えて、図14では、左列真ん中の仮想ディスプレイには実線枠が、右列下の仮想ディスプレイには、点線枠が視覚表示され、これら仮想ディスプレイに表示される放送局コンテンツの視聴率が高いことを示している。このように、ネットワークを介してユーザ視聴情報をサーバに送信し、サーバが放送局コンテンツの各ユーザの視聴データをリアルタイムで集計してフィードバックすることにより、ユーザは、放送局コンテンツを視聴しながらも、人気がある放送局コンテンツをリアルタイムに把握することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。前述の請求項に記載されるこの発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な実施形態の変更がなされ得ることを当業者は理解するであろう。
1 仮想空間没入ユーザ
2 格子
3 球面
100,100’ HMDシステム
110 HMD
112 ディスプレイ
114 センサ
115 テレビジョン受像機
116 ヘッドホン
120 制御回路部
130 赤外線センサ
210 視界生成部
220 動き検出部
230 コンテンツ視聴部(表示部)
250 空間情報格納部
260 コンテンツ情報格納部
300 コンテンツ再生部
301 ビジュアル・コンテンツ再生部
302 オーディオ・コンテンツ再生部
303 仮想ディスプレイ選択部
304 コンテンツ視聴判定部
305 コンテンツ入替部
306 出力部
307 ユーザ・コンテンツ視聴データ取得部
308 視聴データ特性関連付け部
500 サーバ装置
510 視聴データ特性決定部
511 端末トリガ部
512 視聴率計算部
513 格付けデータ生成部
514 ユーザ管理部
515 ユーザ視聴情報管理部
520 集計視聴データ格納部

Claims (10)

  1. ヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)を用いたコンテンツ視聴システムであって、
    各々が別個の前記HMDに接続される複数のコンテンツ視聴装置と、
    ネットワークを介して前記複数のコンテンツ視聴装置に接続されるサーバ装置とを備え、
    各前記コンテンツ視聴装置が、
    仮想空間に配置された複数の仮想ディスプレイを前記HMDに表示させる表示部であって、前記HMDが具備する検出器で検出される動きに応じて任意の前記仮想ディスプレイが選択可能である、表示部と、
    受信した複数の放送局コンテンツの各々を、前記仮想ディスプレイの何れかに関連付けて再生する再生部と、
    前記サーバ装置に送信するために、特定の前記仮想ディスプレイ上で再生されている前記放送局コンテンツのユーザ視聴データを取得するユーザ視聴データ取得部とを備え、
    前記サーバ装置が、
    前記各コンテンツ視聴装置から送信される各前記ユーザ視聴データに基づいて、視聴データ特性を決定する視聴データ特性決定部を備える、コンテンツ視聴システム。
  2. 請求項1記載のコンテンツ視聴システムであって、更に、
    前記各コンテンツ視聴装置が、前記ネットワークを介して前記サーバ装置から前記視聴データ特性を受信し、該視聴データ特性を前記複数の仮想ディスプレイの内1つ以上に関連付ける視聴データ特性関連付け部を備える、コンテンツ視聴システム。
  3. 請求項1または2記載のコンテンツ視聴システムであって、
    視聴データ特性決定部で決定される前記視聴データ特性が、所定のタイミングで格付けされる放送局コンテンツ視聴率であり、
    前記視聴データ特性関連付け部において、前記放送局コンテンツ視聴率が高く格付けされた放送局コンテンツを再生している前記仮想ディスプレイに対して、前記仮想空間における視覚上の処理を実施して、前記表示部において前記HMDに表示させる、コンテンツ視聴システム。
  4. 請求項3記載のコンテンツ視聴システムであって、
    前記放送局コンテンツ視聴率が、前記サーバに送信された前記ユーザ視聴データの個数と、各前記ユーザ視聴データから集計される前記放送局コンテンツ毎の視聴ユーザ数に基づいて計算される、コンテンツ視聴システム。
  5. 前記仮想空間において前記複数の仮想ディスプレイが球面に沿うように設けた格子上に関連付けて配置され、
    前記検出された動きに従って、球体の球面上で前記格子を特定することにより、前記格子上の前記1つの仮想ディスプレイが選択される、請求項1から4のいずれか一項記載のコンテンツ視聴システム。
  6. 前記検出器が角速度センサであり、前記検出された動きが傾き情報を含む、請求項5記載のシステム。
  7. 前記再生部において、前記選択された1つの仮想ディスプレイ以外の仮想ディスプレイに関連付けられる各前記放送局コンテンツが同時に制限付きで再生される、請求項1から6のいずれか一項記載のコンテンツ視聴システム。
  8. 請求項7記載のコンテンツ視聴システムであって、
    前記放送局コンテンツを制限付きで再生することが、オーディオ出力を無効化して前記放送局コンテンツを再生することを含み、
    前記特定の仮想ディスプレイ上で放送局コンテンツを再生することが、前記放送局コンテンツの前記オーディオ出力を有効化することを含む、コンテンツ視聴システム。
  9. 請求項1から8のいずれか一項記載のコンテンツ視聴システムであって、更に、
    前記選択された仮想ディスプレイ上で再生された放送局コンテンツが所与の時間継続して再生されたかを判定する判定部と、
    所与の時間継続して再生されたと判定された場合に、前記再生されている放送局コンテンツを前記特定の仮想ディスプレイ上で再生されているコンテンツと入れ替えるコンテンツ入れ替え部と
    を備える、コンテンツ視聴システム。
  10. 前記コンテンツ視聴装置の何れか1つ以上が、前記サーバ装置として機能するように構成される、請求項1から9のいずれか一項に記載のコンテンツ視聴システム。
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