JPH06167265A - 燃焼機関のタイミング制御方法 - Google Patents

燃焼機関のタイミング制御方法

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JPH06167265A
JPH06167265A JP5197046A JP19704693A JPH06167265A JP H06167265 A JPH06167265 A JP H06167265A JP 5197046 A JP5197046 A JP 5197046A JP 19704693 A JP19704693 A JP 19704693A JP H06167265 A JPH06167265 A JP H06167265A
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torque
engine
ignition
ratio
speed
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Application number
JP5197046A
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English (en)
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Borys J Melnyk
ジェイ.メルニック ボリイズ
Michael J Cullen
ジェイ.カレン マイクル
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Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/1502Digital data processing using one central computing unit
    • F02P5/1508Digital data processing using one central computing unit with particular means during idling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望のアイドル速度で動作している火花点火
の内燃機関の速度を保持してトルクの乱れから来る機関
速度の変動を補償する方法を提供する。 【構成】 実際のアイドル速度とRPMとして表わされ
た所望のアイドル速度とを用いて所望の最終点火進めを
判断してRPM誤差とトルクとの間の非線形関係を直線
化させるステップと、所望のアイドル速度を保持するた
めにトルク予備値から前記所望の最終点火進めの値へ前
記機関の前記点火進めを変更して前記機関のトルクを変
化させるステップと、前記機関の給気及び点火進めを同
時に変更するステップとを備え、前記給気が前記所望の
最終点火進めの値からトルク予備値へ変更される際に前
記所望のアイドル速度を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の点火タイミ
ングを制御して内燃機関のアイドル速度を安定に保持す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関では安定したアイドル
速度を保持することが望ましい。安定したアイドル速度
を保持することにより、負荷による機関の停止、又はト
ルク変動を最小化することが可能である。
【0003】従来の技術は多くのアイドル速度制御方法
を教えている。例えば、キッセル(Kissel)ほか
に発行された米国特許第4,719,573号は、燃料
/空気混合手段及び空気バイパス手段を備えた機関用の
アイドル速度制御を開示している。点火進めは、機関の
負荷によるアイドル速度制御に応答して点火進め値を遅
らせるか、又は進ませるかにより一時的に変更される。
従って、アイドル速度を目標値に移して、ここに空気バ
イパス装置が応答する機会があるまで保持する。空気バ
イパス・バルブが正しく設定されると、点火進めが再び
安定状態値に変更されてアイドル速度アクチュエータ・
バルブ即ちモータが応答遅れの好ましくない影響なし
に、安定した動作を可能にする。
【0004】カトー(Kato)ほかに発行された米国
特許第4,696,272号は、内燃機関用の点火タイ
ミング制御方法を開示している。この方法は、機関に供
給される混合気のイグニション・タイミングを制御する
ようにされており、機関が所定のアイドリング領域にあ
り、かつ機関の温度が所定値を超えるときは、決定した
点火タイミング値を所定量だけ遅らせるステップと、機
関の動作条件に応答して所望のアイドル速度をセットす
るステップとを含む。更に、この方法は、所望のアイド
ル速度と実際の機関の速度との間の差を所定の係数によ
り乗算して補正値を計算するステップと、かくして計算
した前記補正値によって所定量だけ遅れたイグニション
・タイミングの値を補正するステップとを含む。
【0005】タカオ(Takao)ほかに発行された米
国特許第4,509,477号は、内燃機関用のアイド
ル動作制御方法及び装置を開示している。アイドル動作
中に機関の回転速度を所定値へ制御することは、機関の
回転速度の変動特性を検出し、機関のトルク変動特性を
検出し、かつ機関の回転速度に基づいてこれら前記2特
性間の位相差を検出することにより、実行される。機関
のトルク変動条件は、トルク変動特性のデータ及び位相
差データに基づき現在時点で決定され、次いでイグニシ
ョン・タイミングのような機関の動作パラメータは機関
トルクの変動を最小化する方向へ補正される。
【0006】内燃機関のアイドル速度を制御することに
関連した他の特許には、ダンノ(Danno)ほかに発
行されたRe.第33,027号、オーウチ(Ohuc
hi)ほかに発行された第5,033,432号、ナカ
ムラ(Nakamura)に発行された5,024,1
97号、フジサワ(Fujisawa) に発行された第
5,016,180号、オカノ(Okano) ほかに発
行された第4,933,863号、フルヤマ(Furu
yama)ほかに発行された第4,890,592号、
ヤシキ(Yashiki)ほかに発行された第4,88
3,034号、キグレー(Quigley)ほかに発行
された第4,879,656号、キウチ(Kiuch
i)ほかに発行された第4,676,211号、及びボ
カドーロ(Boccadoro)ほかに発行された第
4,552,109号が含まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1又は2つの
固定値の点火遅れのみを用いた従来の戦略は、これらの
戦略の自由度を制限するものであり、点火進めの複雑な
挙動を速度及び負荷の関数として粗く近似させるに過ぎ
ない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、内燃機
関のアイドル速度を保持することにある。
【0009】本発明の他の目的は、アイドル・フィード
バック点火制御装置を用いることにより内燃機関のアイ
ドル速度を保持することである。
【0010】更に本発明の他の目的は、トルクに基づく
所要の点火進めの計算を用いて負荷の乱れを補正するこ
とにより、内燃機関のアイドル速度を保持することにあ
る。
【0011】本発明の前記目的並びに他の目的及び特徴
を実施するために、トルクの乱れから来る機関の速度変
動を補償するように所望のアイドル速度で動作している
火花点火の内燃機関の速度を保持する方法を提供する。
前記機関は、メモリを有する電子制御装置に従った制御
戦略により制御される。この方法は、RPM誤差比とし
て表わされた実際のアイドル速度及び所望のアイドル速
度を用いることにより、所望の最終点火進めを決定して
前記制御戦略を線形にするステップを含む。好ましい実
施例において、前記RPM誤差比は、前記トルクの乱れ
とトルク比として表わされた作動機関のトルクに等し
い。前記トルク比は前記トルクの乱れを補償するために
必要なトルク補正量を表わしている。
【0012】本発明の戦略は、点火進め調整により機関
のRPMを制御するために、直観的に理解可能である。
しかし、これを達成するための課題は2つの非線形によ
り複雑である。第1に、点火進めとトルクとの間の関係
が非線形である。第2に、機関のRPM誤差とトルクと
の間の関係も非線形である。
【0013】戦略はトルク比の公式化の利点があるの
で、本発明による利点は無数である。第1に、本発明
は、必要なトルクを正確に送出するのを確実にするため
に、RPM誤差と点火との間の関係を直線にする。第2
に、機関RPM及び負荷のような機関作動条件と無関係
に、所望のトルク補償は正しい。最後に、本発明の戦略
は、戦略が要求に基づき供給するトルク量を効果的に定
める1パラメータによる較正可能である。そのトルク予
備を供給する作動点火は、付加的な較正作業なしに計算
される。
【0014】本発明の前記目的及び他の目的、特徴及び
効果は、添付する図面と関連させたときに本発明を実施
する最良の態様についての以下の詳細な説明から当該技
術分野において通常に習熟する者により容易に理解でき
るであろう。
【0015】
【実施例】図1に示すように、空気及び燃料は機関12
に供給され、機関12はRPM出力及び変速機14に供
給されるトルク出力を有する。機関12及び変速機14
は電子制御モジュール16に接続されている。電子制御
モジュール16は、好ましくは、特に示されていない複
数のセンサから機関12及び変速機14の動作に関する
データを受け取り、従って以下で更に詳細に説明するよ
うに、本発明の燃焼機関のタイミング戦略を実行する。
【0016】ここで図2を参照すると、本発明の燃焼機
関のタイミングを制御する方法を説明するハイ・レベル
のフローチャートが示されている。これは、アイドル時
にトルクに基づくフィードバック点火を実行するもので
ある。好ましい実施例において、フィードバック点火戦
略は機関のアイドリング中に動作し、かつ点火進め調整
により機関のトルクを増減することにより、所望の機関
アイドルRPMを保持するように試行する閉ループ制御
戦略である。点火進め調整は、このような調整を可能と
する速度のために好ましい調整である。点火調整により
トルクの乱れが除去されると、給気を変更することによ
り所望のアイドル速度を保持することができる。例え
ば、所望のアイドル速度は、給気を増加させ、かつ進角
装置を遅らせることにより保持することができる。従っ
て、次のトルクの乱れに備えて、給気を変化させるに従
って点火進め調整を行なう。
【0017】特に、電子制御モジュール16は、点火進
めの調整による所望のアイドルRPMからのRPM誤差
に応答する。従って、アイドルRPM制御は、電子制御
モジュール16により実行される標準アイドル速度制御
及び燃料戦略に関連して、達成される。これらについて
は、本発明の目的からして詳細に説明する必要までもな
い。本発明は、点火進めが機関のトルク出力に直接影響
する電子制御モジュール16の最も早い応答出力なの
で、トルク変動中の機関のアイドリング速度を保持する
ために進角装置を使用している。
【0018】以下はこの開示を通して使用する用語につ
いての略語集である。 AM=空気の質量流量 AMDES =所望の機関アイドルRPMにおける空気の質
量流量 AMCAL =システムに印加した較正負荷による空気の質
量流量の増加 AMLDD =印加されたトルクTLDによりNCAL を保持す
るために必要なAM AMNLD =印加されたトルクTLDなしに、NCAL を保持
するために必要なAM APT=部分スロットル時に;−1=スロットル閉じ;
0=スロットル部分開放;1=スロットル全開放 BGTMR =バックグラウンド・ループ時間 DNDSUP =遅れニュートラル/ドライブ・フラグ;0
=ニュートラル及び1=ドライブ DSDRPM =アイドル速度制御の所望RPM DRBS=ドライブにおける所望のベース機関速度 FBS ENTCOMP=フィードバック点火状態完了への
エントリ FBS ENTTC=フィードバック点火へのエントリの
歩調を取る時間定数 FBS ENTOK=フィードバック点火状態へのエント
リの開始可 FBS EXCOMP=フィードバック点火状態へのエント
リの開始可 FBS EXOK=フィードバック点火状態から抜け出し
の開始可 FKEXIT=フィードバック点火状態から抜け出す歩
調を取るフィルタ定数 FUNC=図3に示すように、機関が
【外1】 からSPKMBT へ動作中のトルク比を計算する関数 INVFUNC=第4図に示すように、所望のトルク比
の関数として点火遅れ(°)をSPKMBT から戻す関数 ISCFLG =ISCモードの表示フラグ;−1=ダッシ
ュポット・モード、0=ダッシュポット・モード;1=
閉ループRPM制御モード;2=RPM制御へのエント
リ禁止 K=空気の質量流量、トルク及びRPMに比例して関連
する定数 KSPK =誤差を制御するために印加される比例ゲイン LAST LDMBT =負荷がSPKMBT の時に持つ値に
補正された最後のパスからの負荷 MINMPH =閉ループRPM制御に入るための最小速度 N=機関のRPM NACT =現在の動作条件による実際の機関のRPM NCAL =較正ロード(AMCAL )試験を行った時のRP
M NDES =所望のアイドルRPM NLDD =トルクTLDにより機関を負荷させたときのRP
M;較正試験中はNNL D =NCALNLD =機関がトルクTLDにより負荷されていないとき
のRPM;較正試験中はNNLD =NCAL NUBS=ニュートラルにおける所望のベース機関速度 SPK=計算された点火 SPK ABSLIM =好ましくは超えてはならない絶対
点火限界 SPKCTRL=点火フィードバックを入力してもよいベー
スDSDRPM より上のしきい値
【外2】 =トルク比計算により計算したSPKMBT からの点火増
分オフセット;SPKMBT −SPK ABSLIM に等し
い SPK FBSGAIN=フィードバック点火制御比例ゲイ
ン項:通常はトルクの乱れを正確に補償するために
“1”に較正される;単位なし SPK FLEXLIM =トルクがフィードバック点火又
は機関のトルク振動変調のような戦略により必要なとき
に少し超えることが可能な所望の点火限界 SPK LOADRES =フィードバック点火の計算が機
関に対するトルクの乱れを補償するために供給すること
が可能な所望のトルク(負荷という);単位なし SPKMBT =最大制動トルクに必要な点火進め SPKST=フィードバック点火の使用を定義する;0=
フィードバック点火を使用しない;1=フィードバック
点火へ遷移;2=フィードバック点火を使用、3=フィ
ードバック点火から遷移 SPKTMR =フィードバック点火への遷移の歩調を取る
ために用いるタイマT=機関のトルク SPKTAR =スロットル角の変化速度 TACT =現在の動作条件による実際の機関のトルク TP=瞬時スロットル位置 TPLST =TPの前のA/Dの読み TRAV=進み点火により用いることができるトルク比 TRCOR =トルクの乱れに対応し、かつこれを補償する
トルク比補正量;点火進めにより加算する
【外3】 =トルク比の変化が
【外4】 以下のときに、フィードバック点火へ又はフィードバッ
ク点火からのエントリを完了する TDES =所望のRPMのときの機関のトルク TLD=印加された負荷の計算トルク TLDD =試験負荷を掛けたときに機関から供給される総
トルク。TLDD =TNL D +TLDNLD =試験負荷(TLD)を掛ける前に機関から供給さ
れる総トルク TRENG =機関から供給されるトルク比 TRRES =SPKMBT 以下に点火を遅らせることにより
発生するトルク予備 TR RESLAST=TRRES の最終パス値 tr resDES =所望の予備トルク比 tr flex=柔軟性のある点火限界の時のトルク比 V MODESETUP =1=VIP動作モード用に標準点
火を使用 VSBAR =ろ波された車両速度
【0019】「小文字」としてこの明細書及び図面に現
われる用語は、電子制御モジュール16内の種々の一時
レジスタに格納される一時的な変数を表わし、一方「大
文字」として現われる用語は、値を電子制御モジュール
16内の固定レジスタに格納する変数を表わすことに注
意すべきである。
【0020】ここで図3及び図4を参照すると、本発明
は、好ましくは最大制動トルク(以下、「MBT点火」
という)に必要な値からオフセットした点火、又は遅れ
た点火にそれぞれ関連するFUNC及びINVFUNC
とラベル付けした一対の関数を用いる。この種の関係の
存在は、本発明がトルク比に基づく計算により、アイド
リング時に機関に印加される負荷の乱れを補償できるよ
うにし、これが更に必要な点火進めを直接計算できるよ
うにする。
【0021】戦略は、好ましくは、以下に示すように、
計算手順から得た実際のマッピング・データに基づいて
おり、かつデータをテーブルIに登録する。このテーブ
ルは好ましくは、電子制御モジュール16のROMメモ
リに格納される。
【0022】
【表1】
【0023】ここで図3を参照すると、水平軸に示す入
力は、点火がMBT点火から遅延される量であり、度
(°)で測定される。垂直軸に示す出力は、特定の点火
進めで送出された機関のトルクと、機関がMBT点火で
動作中のときに送出された機関のトルクとの比である。
換言すば、機関がMBT点火で動作中のときに、トルク
比は1.0である。また、動作点がMBT点火から遅れ
ているときは、その結果のトルクが0.80又は0.9
0のような次元のない端数値となる。
【0024】以上のテーブルIに示す点火/トルク関数
テーブル値は、機関マッピング・データから得られ、与
えられた機関設計用の典型的な数値を表わしている。こ
れらの数値を得るために、例えば、機関を所望のアイド
ル速度及び特定の給気(即ち、負荷)で動作させ、かつ
点火進めをMBT点火の時にセットした(SP
MBT)。制動トルク及び摩擦トルクはこれらの初期条
件で観察され、かつ記録された。次に、点火進め値は所
定値(SPKX )、例えば5度(5°)だけ遅延され、
再び制動トルク及び摩擦トルクを観察し、かつ記録す
る。この処理は多数回反復され、テーブルIの結果とな
った。
【0025】指摘したトルクは制動トルクと摩擦トルク
との組合わせであることに注意すべきである。指摘した
トルクからトルク比を以下のように計算することができ
る。
【数6】
【0026】図4を参照すると、INVFUNCとして
ラベル付けした他の関数がグラフ表示されており、これ
も点火及びトルク比に関連している。図4に示す関数は
図3にグラフ表示する関数の“鏡像”又は負の反転であ
ることが理解される。同様に、以下、テーブルIIに示
し、INVFUNCを表わす値のテーブルは、電子制御
モジュール16のROMメモリに格納されている。
【0027】
【表2】
【0028】トルク比により機関の挙動を表わす関係の
導出をまず述べた後、所望のアイドル点火を保持するた
めに必要な点火判断の詳細な説明をする。
【0029】本発明の戦略は、所望のアイドル点火を保
持するように機関から供給されるべきトルク比を判断す
るために用いられる。以下で更に詳細に説明するよう
に、INVFUNCを用いてTRENG を点火進めに変換
し、かつこの点火進めをMBT点火値に加算する。TR
ENG は、得られるトルク比(TRAV)、トルク比の逆数
(TRRES )及びトルク比補正(TRCOR )から以下の
ように決定される。即ち、
【数7】 TRENG =TRAV−TRRES +TRCOR (2) この関係を図5にグラフにより示す。
【0030】得られるトルク比TRAVは、機関がMBT
又は絶対点火限界で動作していたときに、供給されるト
ルク比である。TRRES は、好ましくは、トルク比とし
て表わされるトルクの逆数であって、MBT以下の点火
進めを遅らせることにより発生される。このトルクの逆
数は、図1に示す制御装置10がトルクの乱れを補償す
るために利用できるようにされ、戦略の較正部分のみが
本質的なものである。MBTから遅れて作動することに
より逆に保持される所望のトルクは、パラメータSPK
LOADRES により較正される。TRCOR はトルク量
であって、トルク比で表わされ、このトルク比は機関R
PM誤差により測定されたトルクの乱れを反映してい
る。このトルクはトルクの乱れを補償するものであり、
機関から点火値を進める結果として供給される。
【0031】混合気に含まれるエネルギ、従ってエア・
フロー速度に対する機関の仕事率に関連させることが可
能である。仕事率はトルク及びRPMにより表わすこと
もでき、2つの手段を下記比例定数により基本的に関連
させることができる。即ち、
【数8】 N*T=K*AM (3)
【0032】本発明は比を利用する方法なので、Kが等
式から外れ、特殊な値を持つ必要がないことが理解され
るであろう。この関係の有用な再定義は:
【数9】 である。
【0033】図3に示すように、FUNCはMTB点火
を参照する。このために、損失したトルク比量、従って
得られるトルク比量を知る必要がある。なぜならば、点
火計算の他の部分がMBT点火以下を要求するため、即
ち:
【数10】 ためである。FUNCを直接用いると:
【数11】
【0034】トルクを加える能力を備えてトルクの乱れ
を補償するために、トルク予備は設計に入っており、常
時利用可能である。トルクの固定値としてこの予備を定
義することは好ましいことである。しかし、トルクは制
御モジュール戦略において測定できないのであれば、空
気の質量流量及びRPMから判断してもよく、予備は点
火を遅らせることにより発生される。トルク量を決定す
るために、空気の質量及びRPMに注目して、較正器が
標準のアイドリングで機関を作動させる手順が推奨され
る。その場合に、較正器は所望の負荷リジェクションを
表わしている負荷を加える。機関は印加する負荷により
同一のRPMに対して安定可能にされると共に、印加さ
れる負荷及び新しい空気の質量が注目される。空気の質
量の増加をAMCAL として較正し、試験を行ったRPM
をNCAL として較正する。空気の質量の流量及びRPM
に基づくトルク比の導出は次のようである。式(4)か
ら、
【数12】 及び
【数13】 式(8)から式(7)を引算すると、
【数14】 定義により、
【数15】 AMCAL =AMLDD −AMNLD (10) かつ
【数16】 TLD=TLDD −TNLD (11) 前述の較正を実行するために、
【数17】 NCAL =NLDD −NNLD (12) と置くことができる。次いで、式(9)〜(12)を組
合わせることにより較正された定数TLDを得る。
【数18】 トルク予備比の逆数TRRES を以下のように定義するこ
とができる。
【数19】 式(7)及び式(13)を用いると、
【数20】 ただし、分子は一定となり、分母は動作条件により変化
する。書き改めると、
【数21】 となることが理解される。
【0035】このような関係において、トルク補正を供
給する能力は、RPM降下からシステム負荷のトルク比
を推定する能力を意味する。式(4)から、
【数22】 かつ、
【数23】
【0036】式(17)及び(18)を互いに関連させ
るために、空気の質量が式(17)及び(18)におい
て同一となるように定義されることに注意すべきであ
る。これと共に、スロットル・プレートで音波流が保持
されている限り、空気の質量流量はRPMのディプ(d
ip)中に変化してはならない。
【0037】定義により、
【数24】 式(17)及び(18)を式(19)に置換すると、
【数25】 であることが理解される。式(20)を簡単にすると、
トルク比の補正を
【数26】 と表わすことができる。
【0038】式(6)、(16)及び(21)を式
(2)に置換することにより、利用可能なトルク比を得
ることができ、次式の結果となる。
【数27】 必要ではないが、KSPK は、較正のために比例ゲイン項
として導入される。
【0039】TRENG に対応するアイドル点火値即ち点
火進めは、INVFUNCから得られる。即ち、
【数28】 SPK=SPKMBT +INVFUNC(TRENG ) (23)
【0040】従って、本発明の戦略は、好ましくは、式
(22)及び(23)により表わされた関係を実現す
る。この方法には2つの利点がある。本発明は比例制御
装置を線形化し、これが動作条件に無関係に正しい点火
補正量の送出を可能にする。特に、これは、アイドル発
振に至るいくつか動作条件による過補正を防止し、かつ
トルク負荷がアイドリングで機関に印加されるときに大
きなRPMディップに至る他の条件による補正不足を防
止する。線形化は、制御パラメータN(即ち機関速度)
を、非線形である従来の{NDES −NACT }ではなく、
線形である{1−NACT /NDES }に公式化することか
ら来る。線形な本発明は、点火進めとトルク比との間の
非直線関係に対する公知の補正にも関係している。
【0041】本発明の公式化の第2の利点は、較正器が
所望の負荷レベル(即ち、トルク・リジェクション)を
較正することを可能にすることである。本発明は、全て
の動作条件により適当な点火遅れを計算し、全ての動作
条件により適当な負荷リジェクションが発生するのを保
証する。同時に、過度の負荷リジェクション機能が防止
される。過度の負荷リジェクション機能は過度の点火遅
れから来るものであり。これは燃料を増加させると共
に、アイドリングの品質を劣化させる。
【0042】図6〜図14を参照すると、式(23)の
アイドル点火の判断を説明するフローチャートが示され
ている。図6は所望の予備トルク比の判断を示す。トル
クを加えてトルクの乱れを補償する能力を備えるため
に、本発明は常時得られるトルク予備を利用する。前述
のように、このトルク予備は、好ましくは、トルクの固
定値として定義される。しかし、電子制御モジュール1
6は、トルクを測定する戦略を実行しないときは、トル
クの代わりに給気(AC)を用いることができる。なぜ
ならば、これらは互いに直接比例しているためである。
トルク又は給気は、ここでトルク比という等価な無次元
比として表わされる。即ち、
【数29】 比を用いるときは、多く簡単化が得られることを理解す
べきである。
【0043】好ましい実施例において、トルク予備の較
正は、全ての速度−負荷の組合わせでほぼ一定のままで
あり、遅れ点火により発生される。所望のトルク予備量
を判断するために、好ましい手順は標準のアイドリング
で機関を作動させ、かつ負荷及び機関のRPMを記録す
ることである。そのときに、所望の負荷リジェクション
を表わす外部トルクの乱れを印加することができる。次
に、機関は以前のようにRPMへの安定化が可能にさ
れ、このRPMを保持するために必要な所望のトルク増
加について判断する。負荷におけるこのような増加はS
PK LOADRE S により較正される。勿論、かなりの
負荷リジェクションを得るために必要な点火遅れ量は、
アイドリングで非常に大きな点火遅れが必要となり得
る。その結果、まずアイドル速度を安定化させるため
に、フィードバック点火を用いることになり得る。
【0044】従って、図6のステップ100において、
所望のトルク(負荷として表わされる)と、MBT時に
その等価値に補正された負荷(即ち、LAST LD
MBT )とを用いることにより、所望の予備トルクを判断
する。
【0045】ここで図7〜図11を参照すると、点火状
態(SPKST)の判断を説明するフローチャートが示さ
れており、これによって本発明におけるフィードバック
点火の使用を定義される。この実施例では、4つの
(4)点火状態が存在する。SPKST#0はフィードバ
ック点火を使用しない状態に対応する。SPKST#1は
フィードバック点火状態への遷移に対応する。SPKST
#2はフィードバック点火の計算の使用に対応し、SP
ST#3はフィードバック点火からの遷移に対応し、以
下で詳細に説明する。
【0046】図7を参照すると、SPKST#0へのエン
トリを説明するフローチャートが示されており、これに
よって変数FBS EXCOMPにより表わすフィードバッ
ク点火からの遷移の完了が記録される。ステップ202
において、電子制御モジュール16は、トルク予備(T
RESLST )の最終パス値と現在のトルク比予備
(TR RES)との間の差の絶対値が所定の較正定数
【外5】 より小さいか否かを判断する。この較正定数
【外6】 は、トルク比予約からの偏差を表わしており、フィード
バック点火状態SPKST#2へのエントリを制御してい
る。従って、ステップ204又は206において、電子
制御モジュール16は、この判断に基づき、FBS
COMPの値をセットする。
【0047】ここで図8を参照すると、SPKST#1に
対するエントリ条件を説明するフローチャートが示され
ており、これによってフィードバック点火の計算状態へ
の遷移が記録される。SPKST#1に入るために、好ま
しくは、変数(FBS ENTOK)により表わされるフ
ィードバック点火の計算へ遷移するための一定の条件が
満足される。ステップ208及び210において、電子
制御モジュール16は、トランスミションがドライブ・
ギア(DNDSUP =1)にあるのか、又はニュートラル
(DNDSUP =1)にあるのかを判断し、かつ所望のア
イドル速度制御(DSDRPM )と所望のベース機関速度
(ドライブのときはDRBS、ニュートラルのときはNU
BASE)との差が変数SPKCTRLの値を超えるか否か
を判断する。この変数SPKCTRLはDSDRPM より上の
しきい値を表わしており、DSD RPM 以下ではフィード
バック点火を入力することが可能である。ステップ21
2において、電子制御モジュール16は、エア・フロー
制御モードを表わすフラグISCFLG の状態を判断す
る。これらの判断の結果、ステップ214又は216に
おいて、電子制御モジュール16はFBS ENTOK
値を“1”の値にセットして、SPKST#1への遷移を
表示する。
【0048】図9を参照すると、SPKST#2へのエン
トリ条件を説明するフローチャートが示されている。こ
の点火状態はフィードバック点火の計算状態の使用に対
応する。ステップ218において、電子制御モジュール
16は、フィードバック点火への遷移の歩調を取るタイ
マSPKTMR の値と、フィードバック点火へのエントリ
の歩調を取る所定の較正時間定数(FBS ENTTC
とを比較する。電子制御モジュール16は、先のステッ
プ202で既に説明した比較を実行する。従って、ステ
ップ220又は222において、電子制御モジュール1
6は、これら比較のうちの少なくとも一つに基づき、F
BS ENTCOMPの値を“1”の値にセットしてフィー
ドバック点火状態2へのエントリが許可されたことを表
示する。
【0049】図10を参照すると、フローチャートがS
PKST#3へのエントリ条件(即ち、フィードバック点
火の計算から抜け出す、又はエントリ・モードから抜け
出す遷移の開始)を示している。ステップ226又はス
テップ228においてフィードバック点火抜け出しの変
数(FBS EXOK)の値をセットする際に、ステップ
224において電子制御モジュール16は、変数APT
が負でない値を有するか否かを判断し、APTが負の値
を有するときは、ろ波した車両速度(VSBAR)と、閉
ループRPM制御に留まることが許される最大車両速度
を表示する較正定数(MINMPH )とを比較する。この
較正定数は、好ましくは、車両速度センサ(VSS)を
有する装置に入力されると共に、オートマティック・ト
ランスミッションを有する車両がブレーキを加えること
なくドライブ・ギアに従って走行する速度以下にセット
される。その作用は駐車場操作中にRPM制御へのエン
トリを阻止することにある。MINMPH の典型的な値は
約3MPHである。
【0050】図11を参照すると、点火状態遷移のロジ
ックを説明するフローチャートが示されている。図示の
ように、新しい点火状態は、現在の点火状態と、図7〜
図10を参照して判断された種々のフィードバック・エ
ントリ及び抜け出し変数の値とに基づいて判断される。
【0051】ステップ230において、フィードバック
点火が未使用状態であり、かつ点火状態1へのエントリ
条件が満足されるときは、ステップ232において電子
制御モジュール16は現在の点火状態を“1”にセット
し、SPKTMR の値を“0”にセットする。ステップ2
34において、制御装置10がフィードバック点火(即
ち、SPKST=1)へ遷移中であり、かつフィードバッ
ク抜け出し条件が満足されるときは、ステップ236に
おいてSPKSTは“3”にセットされ、点火タイマはカ
ウントが許可される。
【0052】ここで、図11を引き続き参照すると、ス
テップ238において、電子制御モジュール16がフィ
ードバック点火へ遷移中であり、フィードバック点火へ
のエントリ遷移が完了していれば、ステップ240にお
いて電子制御モジュール16はフィードバック点火の計
算(即ち、SPKST=2)の使用を開始し、点火タイマ
はカウントが許可される。
【0053】ステップ242において、フィードバック
点火の計算が使用されており、フィードバック点火の抜
け出し条件が満足されるときは、ステップ244におい
て点火状態が“3”にセットされ、点火タイマはカウン
トが許可される。しかし、ステップ246において、電
子制御モジュール16がフィードバック点火から遷移中
であり、かつフィードバック点火エントリ条件が満足さ
れたときは、ステップ248において、電子制御モジュ
ール16は点火状態を“1”の値にセットし、点火タイ
マは“0”にセットされる。
【0054】ステップ250において、電子制御モジュ
ール16がフィードバック点火から遷移中であり、フィ
ードバック点火抜け出し条件が満足されているときは、
ステップ252において、点火状態は“0”にセットさ
れ、点火タイマはカウントが許可される。点火状態の値
と、フィードバック点火のエントリ/抜け出し値との他
のいくつかの組合わせが存在するときは、ステップ25
4において、点火タイマはデフォールトとしてカウント
が許可される。
【0055】ここで図12a〜図13bを参照し、予備
トルク比の判断を説明しよう。図示のように、予備トル
ク比ルーチンは、所望の予備トルク比ルーチン及び点火
状態ルーチンにおいて前に判断した情報を用いる。ステ
ップ302において、電子制御モジュール16は、MB
T点火がSPK ABSLIM より大きいか否かを判断す
る。このSPK ABSLIM は爆発、トルク限定又は標
準点火条件による絶対点火値限界を表わしている。MB
T点火がこの絶対点火値限界を超えているときは、ステ
ップ304において、電子制御モジュール16はFUN
C(図3に示す。)を用いて可能トルク比TRAV、フレ
ックス・トルク比tr flexを判断する。MBT点
火が絶対点火値限界を超えないときは、ステップ306
において、電子制御モジュール16はMBT点火がSP
FLEXLIM を超えているか否かを判断する。MB
T点火がSPK FLEXLIM を超えていないときは、
ステップ308において、電子制御モジュール16は絶
対トルク比を“1”にセットし、かつFUNCを用いて
フレックス・トルク比tr flexを判断して制御フ
ローがステップ312にジャンプする。ステップ302
及び306における判断がいずれもノーのときは、ステ
ップ310において電子制御モジュール16はTRAV
びtr flexを共に“1”の値にセットする。
【0056】図12aを参照し続けると、ステップ31
2において、可能トルク比及びフレックス・トルク比を
用いてベース・トルク比予備(tr resBS)を判断
する。ステップ314において、電子制御モジュール1
6は、このベース・トルク比予備をtr resDES
比較することにより現存のトルク予備比及び所望のトル
ク予備比のうちの大きい方を選択し、従ってステップ3
16又は318においてtr resをセットする。
【0057】図12bを参照すると、ステップ320に
おいて、電子制御モジュール16はスロットル位置の変
化を判断する。スロットル位置の変化が負のときは、ス
テップ322においてSPKTAR が0にセットされ、か
つ前のスロットル位置が瞬時スロットル位置にセットさ
れる。しかし、スロットル位置における変化が正のとき
は、ステップ324においてSPKTAR が図示の式を用
いて判断される。係数“9.57”はアナログ・ディジ
タル・カウントから回転角への換算係数である。ステッ
プ328、332、336及び338において、電子制
御モジュール16は、それぞれステップ326、330
及び334において点火状態の判断に基づき、トルクの
乱れを補償するために利用可能なトルク予備比を判断す
る。好ましくは、ステップ336において判断したFK
EXITの値をFKEXITMINと“1”との間の値に
制限する。従って、SPKST#1へエントリする際に、
TRRES は、好ましくは、ローリング平均化ルーチンを
用いてtr flexの値からtr resの値へ指数
関数的な傾斜が付けられる。TRRES は、戦略がSPK
ST#3を介して、SPKST#0へ抜け出すまで、tr
resの値を保持しており、その時点ではTRRES がス
ロットル角に基づきtr flexの値へ減衰してい
る。一般的に、スロットル速度が大きければ、それだけ
減衰が速い。
【0058】ここで図13を参照すると、トルク補正T
COR の判断を説明するフローチャートが示されてい
る。図示のように、このルーチンは点火状態ルーチンか
らの情報を用いる。ビット・フラグV MODESETUP
が“0”に等しいときは(ステップ402)、電子制御
モジュール16は所望のアイドル速度RPM(DSDRP
M )、実際の機関RPM(N)及びフィードバック点火
制御比例ゲイン項(SPK FBSGAIN)に基づいてt
corを計算する。制御装置10がフィードバック
点火へ遷移中であるときは(ステップ408)、ステッ
プ410において電子制御モジュール16は、tr
or及びFBS ENTTCに基づきローリング平均を用
いてトルク補正量を判断する。しかし、制御装置10が
現在、フィードバック点火を用いているときは(ステッ
プ412)、ステップ414において、電子制御モジュ
ール16はtr corの値に等しいトルク補正をセッ
トする。ステップ416において、点火状態が“0”又
は“3”に等しいときは、トルク補正量は“0”にセッ
トされる。
【0059】ここで図14を参照すると、アイドル点火
の判断、即ち所望のアイドル速度を保持するためのトル
ク補正量に対応した点火進めの判断を説明するフローチ
ャートが示されている。前述のように、アイドル点火ル
ーチンは予備トルク比ルーチン及びトルク補正ルーチン
からの情報を用いる。ステップ502において、電子制
御モジュール16は、TRAV、TRRES 及びTRCOR
用いて機関(TRENG)が供給するトルク比を判断す
る。前述のように、TRAVは絶対点火限界から計算さ
れ、TRRES はMBT以下に点火を遅らせることにより
発生したトルク比であり、TRCOR はRPM誤差に応答
するために必要なトルク比補正である。
【0060】ステップ504において、電子制御モジュ
ール16はMBT点火及びINVFUNCに基づいて点
火フィードバック値(即ちSPKFB)を判断する。次い
で、ステップ506において、点火フィードバック値は
最小点火フィードバック値(SPKMIN )と比較され
る。ステップ508又は510において、電子制御モジ
ュール16は前記比較に基づいてアイドル点火の値をセ
ットする。従って、点火進めが調整され、かつ機関は所
望のアイドル速度を保持するために必要なトルク比を発
生する。
【0061】前述した本発明の形式は本発明の好ましい
実施例をなすが、以上の説明は可能とする全ての形式を
示すことを意図するものではないことは、勿論、理解す
べきである。更に、使用した語は限定ではなく、説明の
語であること、及び請求の範囲に従って解釈されるべき
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変
更を行なうことができることも理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる制御装置のブロック図。
【図2】図1に示す制御装置用に本発明の方法を説明す
るハイ・レベルのフローチャート図。
【図3】MBTからの点火オフセット対トルク比に関連
する関数のグラフを示す図。
【図4】図3に示す関数の負反転のグラフを示す図。
【図5】機関から供給されるトルク比についての判断の
グラフを示す図。
【図6】所望の予備トルク比についての判断を示すフロ
ーチャート図。
【図7】点火状態についての判断を示すフローチャート
図。
【図8】点火状態についての判断を示すフローチャート
図。
【図9】点火状態についての判断を示すフローチャート
図。
【図10】点火状態についての判断を示すフローチャー
ト図。
【図11】点火状態についての判断を示すフローチャー
ト図。
【図12】aは予備トルク比について判断を示すフロー
チャート図。bは予備トルク比について判断を示すフロ
ーチャート図。
【図13】機関の所望アイドル速度を保持するために必
要なトルク補正の判断を示すフローチャート図。
【図14】トルク補正量を得るアイドル点火についての
判断を示すフローチャート図。
【符号の説明】
10 制御装置 12 機関 14 変速機 16 電子制御モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 43/00 K 7536−3G

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクの乱れから来る機関の速度変動を
    補償するように所望のアイドル速度で動作している火花
    点火の内燃機関速度を保持すると共に、前記機関がメモ
    リを有する電子制御装置により実行される制御戦略に従
    って制御される燃焼機関のタイミング制御方法におい
    て、 前記制御戦略を線形にするためにRPM誤差比として表
    わされた実際のアイドル速度及び所望のアイドル速度を
    用いることにより、所望の最終点火進めを決定するステ
    ップを含むことを特徴とする燃焼機関のタイミング制御
    方法。
  2. 【請求項2】 前記RPM誤差比は、 【数1】 であり、NA は実際のアイドル速度を表わし、ND は所
    望のアイドル速度を表わすことを特徴とする請求項1記
    載の燃焼機関のタイミング制御方法。
  3. 【請求項3】 前記RPM誤差比はトルク比として表わ
    された前記トルクの乱れ及び作動している機関のトルク
    に等しいことを特徴とする請求項1記載の燃焼機関のタ
    イミング制御方法。
  4. 【請求項4】 点火進め及びトルク比に関連する第1の
    非線形関係を用いて、最大点火進め時に用いることが可
    能なトルク比を判断するステップを更に備えていること
    を特徴とする請求項3記載の燃焼機関のタイミング制御
    方法。
  5. 【請求項5】 最大点火進めから遅れた値の時に標準点
    火進めを保持してトルクの乱れを補償するトルク比予備
    を発生させるステップを更に備えていることを特徴とす
    る請求項4記載の燃焼機関のタイミング制御方法。
  6. 【請求項6】 前記トルク比予備は前記トルクの乱れを
    補償するために必要なトルク比補正量を表わしているこ
    とを特徴とする請求項5記載の燃焼機関のタイミング制
    御方法。
  7. 【請求項7】 前記トルク比予備は所望のトルク予備
    (TDES )及び前記作動機関トルク(TENG )から判断
    されることを特徴とする請求項5記載の燃焼機関のタイ
    ミング制御方法。
  8. 【請求項8】 前記トルク比予備(TDES )は、 【数2】 として表わされることを特徴とする請求項7記載の燃焼
    機関のタイミング制御方法。
  9. 【請求項9】 可能な前記トルク、前記トルク比予備及
    び前記トルク比補正を用いて、所望の作動機関トルクを
    判断するステップを更に備えていることを特徴とする請
    求項6記載の燃焼機関のタイミング制御方法。
  10. 【請求項10】 前記作動機関トルク(TRENG )は
    式: 【数3】TRENG =TRAV−TRRES +TRCOR から得られ、TRAVは可能トルク(比)を表わし、TR
    RES は前記トルク比予備を表わし、TRCOR はトルク比
    補正を表わしていることを特徴とする請求項9記載の燃
    焼機関のタイミング制御方法。
  11. 【請求項11】 所望の作動機関トルク比をトルク比及
    び点火進めに関連する第2の非線形関係に適用してMB
    T点火から点火補正を得るステップを更に備えているこ
    とを特徴とする請求項9記載の燃焼機関のタイミング制
    御方法。
  12. 【請求項12】 前記MBT及びMBT点火から点火補
    正を用いて、所望の最終点火進めの値を判断するステッ
    プを更に備えていることを特徴とする請求項11記載の
    燃焼機関のタイミング制御方法。
  13. 【請求項13】 前記所望のアイドル速度を保持するた
    めに、前記機関の前記点火進めを前記最終点火進めの値
    に変更して、前記機関から供給される前記トルクを変更
    させるステップを更に備えていることを特徴とする請求
    項11記載の燃焼機関のタイミング制御方法。
  14. 【請求項14】 前記RPM誤差比は機関負荷の減少に
    よるトルクの乱れ中に前記所望のアイドル速度が保持で
    きるように符号付けされた比であることを特徴とする請
    求項1記載の燃焼機関のタイミング制御方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の比線形関係は前記第1の比
    線形関係の負の逆数であることを特徴とする請求項10
    記載の燃焼機関のタイミング制御方法。
  16. 【請求項16】 トルクの乱れから来る機関の速度変動
    を補償するように所望のアイドル速度で動作している火
    花点火の内燃機関の速度を保持すると共に、前記機関が
    メモリを有する電子制御装置により制御されている火花
    点火の内燃機関の速度を保持する方法において、 点火調整及びトルク比に関連する第1の非線形関係を用
    いて、最大点火進め時に用いることが可能なトルク比を
    判断するステップと、 最大点火進めから遅れた値の時に標準点火進めを保持し
    て前記トルクの乱れを補償するためのトルク比予備を発
    生させるステップと、 RPM誤差比として表わされた実際のアイドル速度及び
    前記所望のアイドル速度に基づきトルク比補正を判断し
    て機関RPM誤差とトルクとの間の第2の非線形関係を
    直線化するステップと、 可能な前記トルク、前記トルク比予備及び前記トルク比
    補正を用いて、所望の作動機関トルク比を判断するステ
    ップと、 前記所望の作動している機関のトルク比をトルク比及び
    点火進めに関連する第3の非線形関係に適用してMBT
    点火から点火補正を得るステップと、 MBT及びMBT点火から前記点火補正を用いて、前記
    所望の最終点火進めの値を判断するステップと、 前記所望のアイドル速度を保持するために、前記機関の
    前記点火進めを前記所望の最終点火進めの値に変更し
    て、前記機関から供給される前記トルクを変更させるス
    テップとを備えていることを特徴とする火花点火の内燃
    機関の速度を保持する方法。
  17. 【請求項17】 前記RPM誤差比は、 【数4】 であり、NA は実際のアイドル速度を表わし、ND は所
    望のアイドル速度を表わしていることを特徴とする請求
    項16記載の燃焼機関のタイミング制御方法。
  18. 【請求項18】 前記RPM誤差比はトルク比として表
    わされた前記トルクの乱れ及び作動している機関のトル
    クに等しいことを特徴とする請求項16記載の火花点火
    の内燃機関の速度を保持する方法。
  19. 【請求項19】 前記トルク比予備は所望のトルク予備
    (TDES )及び前記作動している機関のトルク
    (TENG )から判断されることを特徴とする請求項16
    記載の火花点火の内燃機関の速度を保持する方法。
  20. 【請求項20】 前記トルク比予備(TDES )は、 【数5】 として表わされることを特徴とする請求項7記載の火花
    点火の内燃機関の速度を保持する方法。
  21. 【請求項21】 前記RPM誤差比は機関負荷の減少に
    よるトルクの乱れ中に前記所望のアイドル速度を保持で
    きるように符号付けされた比であることを特徴とする請
    求項16記載の火花点火の内燃機関の速度を保持する方
    法。
  22. 【請求項22】 前記非線形関係は前記第1の非線形関
    係の負の逆数であることを特徴とする請求項16記載の
    火花点火の内燃機関の速度を保持する方法。
  23. 【請求項23】 トルクの乱れから来る機関の速度変動
    を補償するように所望のアイドル速度で動作している火
    花点火の内燃機関の速度を保持すると共に、前記機関が
    メモリを有する電子制御装置により制御されている火花
    点火の内燃機関の速度を保持する方法において、 前記機関の実際のアイドル速度を検知してアイドル速度
    信号を得るステップと、 前記実際のアイドル速度と、前記所望のアイドル速度
    と、RPM誤差比として表わされた前記実際のアイドル
    速度及び所望のアイドル速度とを用いて、所望の最終点
    火進めを判断してRPM誤りとトルクとの間の非線形関
    係を線形化するステップと、 前記所望のアイドル速度を保持するために、前記機関の
    前記点火進めをトルク予備値から前記所望の最終点火進
    めの値へ変更して、前記機関から供給される前記トルク
    を変更させるステップと、 前記機関の給気及び点火進めを同時に変更すると共に、
    前記所望の最終点火進めの値から前記トルク予備値に向
    かって前記点火進めを変更する際に前記給気が前記アイ
    ドル速度を保持するように変更されているステップとを
    備えていることを特徴とする火花点火の内燃機関の速度
    を保持する方法。
  24. 【請求項24】 トルクの乱れから来るとする機関の速
    度変動を補償するように所望のアイドル速度で動作して
    いる火花点火の内燃機関の速度を保持すると共に、前記
    機関がメモリを有する電子制御装置により制御されてい
    る火花点火の内燃機関の速度を保持する方法において、 前記機関の実際のアイドル速度を検知するステップと、 点火進め及びトルク比に関連する第1の非線形関係を用
    いて、最大点火進め時に用いることが可能なトルク比を
    判断するステップと、 最大点火進めから遅れている値の時に標準点火進めを保
    持して前記トルクの乱れを補償するためのトルク比予備
    を発生させるステップと、 RPM誤差比として表わされた実際のアイドル速度及び
    前記所望のアイドル速度に基づきトルク比補正を判断し
    て機関RPM誤差とトルクとの間の第2の非線形関係を
    直線化するステップと、 可能な前記トルク、前記トルク比予備及び前記トルク比
    補正を用いて、所望の作動機関トルク比を判断するステ
    ップと、 前記所望の作動機関トルク比をトルク比及び点火進めに
    関連する第3の非線形関係に適用してMBT点火から点
    火補正を得るステップと、 MBT及びMBT点火から前記点火補正を用いて、前記
    所望の最終点火進めの値を判断するステップと、 前記所望のアイドル速度を保持するために、前記機関の
    前記点火進めを前記トルク比予備値から前記所望の最終
    点火進めの値に変更して、前記機関から供給される前記
    トルクを変化させるステップと、 前記機関の給気及び点火進めを同時に変更すると共に、
    前記給気が前記所望の最終点火進めの値から前記トルク
    比予備値に向かって前記点火進めを変更する際に前記ア
    イドル速度を保持するように変更されるステップとを備
    えていることを特徴とする火花点火の内燃機関の速度を
    保持する方法。
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