JPH0616717Y2 - 切込み装置 - Google Patents

切込み装置

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JPH0616717Y2
JPH0616717Y2 JP9397288U JP9397288U JPH0616717Y2 JP H0616717 Y2 JPH0616717 Y2 JP H0616717Y2 JP 9397288 U JP9397288 U JP 9397288U JP 9397288 U JP9397288 U JP 9397288U JP H0616717 Y2 JPH0616717 Y2 JP H0616717Y2
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JP
Japan
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sealer
male
film
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JP9397288U
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JPH0215890U (ja
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昌弘 吉田
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Omori Machinery Co Ltd
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Omori Machinery Co Ltd
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、軟質なフィルム、合成フィルム、紙等に一部
結合状態で円、四角、三角形等の切込みを形成する切込
み装置に関する。
(従来の技術) 従来、軟質なフィルム、合成フィルム、紙等内に被包装
物を挿入し、その前後端を接合接着したピロー包装体、
四方シール包装体等といわれる包装体がある。
この包装体を販売、展示するに当って吊り下げて陳列す
るとの要請から前記包装体に形成された前後端シールの
一部に吊り下げ用の切込みを形成する。
係る切込みを形成する方式としては、高価で加工精度が
要求される一対の雄雌型を作成して、この雌型内に雄型
を挿入することで切込みを入れるものがある。
また、安価で加工精度が要求されない弾性復元力のある
ゴム等の材質を受け型として、この受け型に雄型を押し
当てて切込みを入れる方式もある。
さらには、加工精度があまり要求されない穴を形成し、
この穴より小型の雄型を挿入して切り込みを形成する方
式もある。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来の高価で加工精度が要求される一対の雄雌
型で切込みを入れる方式の場合には、雄型と雌型が摺接
することにより摩擦熱が発生し、この摩擦熱のために雄
雌型が損傷する。そしてこの雄雌型は、一対で構成され
ているために、交換時には、高価な雄雌両型を一対で交
換しなければならない等の問題がある。
また、安価で加工精度が要求されない弾性復元力のある
ゴム等の材質を受け型として、この受け型に雄型を押し
当てて切込みを入れる方式の場合には、短時間で受け型
の弾性復元力が劣化して長時間使用することができない
等の問題がある。
さらに、加工精度があまり要求されない穴(雌型の替わ
り)を形成し、この穴内に、穴より小形の雄型を挿入し
て切込みを入れる方式の場合には、延伸性のない材質の
場合には切込みを入れることができるが、軟質で延伸性
のあるフィルム等の場合には、前記穴内は空洞であるた
めに切込みを入れる時に前記穴上にある内周フィルム等
は内部に押し伸ばされ確実に切込みを入れることができ
ない等の問題があった。
本考案は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、高価で加工精度が要求される一
対の雄雌型を使用することなく、短時間で弾性復元力の
なくなるゴム等の材質を受け型に使用することなく、安
価であまり加工精度が要求されずに、延伸性のある軟質
なフィルム等でも一部結合状態の円、四角、三角形等の
切込みを確実に形成することのできる切込み装置を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するため、本考案に係る切込み装置
では、エンドシール装置を構成する上下一対のシーラー
の一方のシーラーの先端面側に形成した孔内に上下移動
可能に雄型を配置すると共に、他方のシーラーの先端面
側に前記雄型に対向して受け部材を収納配置した。そし
て雄型は、少なくとも先端を断面凹状にするとともに一
側に縦溝を有し、前記受け部材は、前記雄型の内形より
小形の小形部と大形部で断面凸状に形成した。さらに前
記小形部の先端を、前記他方のシーラーの先端表面と略
同じ高さに配設するとともに、前記雄型を前記受け部材
に対して摺動自在に配設した。
(作用) 一対のシーラーがフィルムをその上下から挟持し、シー
ルする。同時に一方のシーラーに挿入配置した雄型がフ
ィルムに対して前進移動し、他方のシーラー内の断面凸
状の受け部材に対して摺動し、フィルムに雄型の平面形
状に沿った切込みを形成しようとする。この時、上述し
たごとくフィルムは一対のシーラーの先端面同士にて切
込み箇所の外周はしっかり挟持されており、更に、受け
部材に形成された小形部がフィルムの切込み箇所の内方
部を下から延伸性を阻害するように支えるために、内外
周共に張った状態となる。よって、フィルムが軟質であ
っても確実に切込み部が形成される。
(実施例) 以下、本考案の好適な一実施例について添付図面を参照
にして説明する。
まず始めに、第1図を基にして本考案が使用される自動
包装機の概略について説明する。
ロール状に巻かれた原反フィルム1を複数のローラー2
間を通過させて連続帯状フィルム3として引き出し、更
に、引き出し途中に配設された製袋器4にて筒状とし、
この帯状フィルム3の長手方向両側重合端5を縦シール
装置6に溶着を施して筒状フィルム7を形成し、一方被
包装物8を前記筒状フィルム7内に所定間隔毎に供給す
る供給コンベアー9を前記製袋器4の後方に近接配設し
ている。
この供給コンベアー9は前後のスプロケット10、1
0′間にエンドレスチェーン11を張設し、このエンド
レスチェーン11にフィンガー12を所定所定間隔毎に
多数装着して前記被包装物8を後方より押送搬送できる
ようになっている。
前記筒状フィルム7内に供給された被包装物8は前記縦
シール装置6の前方に配置された搬送ベルトコンベアー
13にて搬送され、次段に配設されたエンドシール装置
14にて被包装物8間毎を横方向にシール、カットが施
されて包装体15として次段に搬送される。
前記エンドシール装置14は公知のボックスモーション
式といわれるシール装置であるので、構造等の詳細は省
略するが、要部を説明すると、筒状フィルム7の進行方
向と直交方向に上シーラー取付台16と下シーラー取付
台17を離間配設し、前記上シーラ取付台16の略中央
上部に中間板18を固着立設配置し、この中間板18に
流体シリンダー19を載置して固着配設している(第2
図、第3図参照)。
前記上下シーラー取付台16、17、の略中央位置に矩
形状の上シーラー20、下シーラー21を一体に固着配
設している。
前記筒状フィルム7を横方向に切断するカッター22は
上シーラー取付台16、上シーラー20の帯状フィルム
進行方向に対して略中央で所定幅に形成されたスリット
溝23内に収納され前記流体シリンダー19の摺動端2
4に結合された固定板25に一体的に固着されている。
下シーラー21には、前記カッター22が挿入できるよ
うに所定幅の凹状溝26が貫通形成されている。
尚、このエンドシール装置14に配設された前記上下シ
ーラー取付台16、17は同期移動し、上下動、横移動
ができ、更にシール時間を長く取れるようにシール時に
平行移動ができるように構成されている。
次に本考案に係る切込み装置について第2図〜第4図を
基にして詳述する。
吊り下げ用の孔27(第4図参照)を形成する切込み装
置30は、上シーラー取付台16と上シーラー20に、
所定の第一の貫通孔31を形成し、この第一の貫通孔3
1内に先端内部を所定深さで切除して断面凹状の鋭利な
切断刃32とし、この切断刃32の円周状の一部を所定
幅で欠損した縦溝33を形成した雄型34を若干シール
面より引っ込んで挿入配設して前記固定板25に固着配
設している。
前記下シーラ21には、前記雄型34が挿入可能な第二
の貫通孔35を形成し、この第二の貫通孔35内に前記
雄型34の先端が所定深さで切除された内径より小径と
した小形部36を所定厚さで形成し、更に、小形部36
の下方に大径で前記第二の貫通孔35と略同寸法の大形
部37が形成された断面凸状の受け部材38を挿入配置
して構成されている。
次に本考案の作用について説明する。
被包装物を内包して移送されてきた筒状フィルムはエン
ドシール装置に達し、その後、被包装物間を上下シーラ
に咬持されつつ移動し、シール、カットが施される。
この咬持されつつ移動時に作動する流体シリンダーによ
り固定板に一体結合された雄型も下方に移動することと
なる。
この時に、筒状フィルムは上下シーラーにて切込み箇所
の外周はしっかり挟持されており、更に、第二の貫通孔
内に挿入配置された断面凸状の受け部材に形成された小
形部が切込み箇所の内方部を下から延伸性を阻害するよ
うに支えるために、内外周共に張った状態で切込みを行
なうことができる。
尚、雄型の駆動源に流体シリンダーを用いたが、上下動
する上下シール取付台にカム等を配設して駆動源として
も良く、駆動源は流体シリンダーに限定されず種々のも
のを使用することができる。雄型と受け部材の上下関係
は逆にしても良い。
本考案は、一部結合状態の円形状の切込み形成について
説明したが、雄型と受け部材の形状を換えることにより
四角、三角形等種々の形状をも切込み形成することがで
きる。
(考案の効果) 以上のように、本考案に係る切込み装置では高価で加工
精度が要求される一対の雄雌型を使用せず、短時間で劣
化する弾性復元力のあるゴム等の材質を受け型として使
用せずに、安価であまり加工精度等が要求されない構造
の切込み装置で延伸性のある軟質なフィルム等に一部結
合状態の円、四角、三角形等の切込みを確実に切込み形
成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な一実施例を示す概略構成図、第
2図、第3図は断面要部拡大図、第4図は一部結合状態
の円形の穴を切込み形成した包装体の一部斜視図であ
る。 32……切断刃 33……縦溝 34……雄型 35……第2の貫通孔 36……小形部 37……大形部 38……受け部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンドシール装置を構成する上下一対のシ
    ーラーの一方のシーラーの先端面側に形成した孔内に上
    下移動可能に雄型を配置すると共に、 他方のシーラーの先端面側に前記雄型に対向して受け部
    材を収納配置し、 かつ、前記雄型は、少なくとも先端を断面凹状にすると
    ともに一側に縦溝を有し、 前記受け部材は、前記雄型の内形より小形の小形部と大
    形部で断面凸状に形成してなり、 さらに前記小形部の先端を、前記他方のシーラーの先端
    表面と略同じ高さに配設するとともに、前記雄型を前記
    受け部材に対して摺動自在に配設したことを特徴とする
    切込み装置。
JP9397288U 1988-07-18 1988-07-18 切込み装置 Expired - Lifetime JPH0616717Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9397288U JPH0616717Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 切込み装置

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JP9397288U JPH0616717Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 切込み装置

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JPH0215890U JPH0215890U (ja) 1990-01-31
JPH0616717Y2 true JPH0616717Y2 (ja) 1994-05-02

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JP9397288U Expired - Lifetime JPH0616717Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 切込み装置

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JP4620874B2 (ja) * 2001-01-09 2011-01-26 株式会社川島製作所 包装体への切込み形成用カッタ
JP2011121126A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Ishida Co Ltd テープ用孔あけ機

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