JPH06167155A - 自動車用ドアロックの制御装置 - Google Patents

自動車用ドアロックの制御装置

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JPH06167155A
JPH06167155A JP34092992A JP34092992A JPH06167155A JP H06167155 A JPH06167155 A JP H06167155A JP 34092992 A JP34092992 A JP 34092992A JP 34092992 A JP34092992 A JP 34092992A JP H06167155 A JPH06167155 A JP H06167155A
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latch
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重松  孝一
Junichi Shimada
淳一 嶋田
Fumio Kobayashi
二三雄 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアロックの解除操作を確実にし、しかも、
駆動手段の損傷を防止し、品質向上を図る。 【構成】 ドア開扉操作手段(11、13)が作動すると、駆
動手段(30)が中立位置から作動位置に移動して、ロッキ
ングプレート(3)が解除位置に移動して、作動検知スイ
ッチ27が、ロッキングプレート(3)の解除位置に対応す
る作動位置を検知すると、駆動手段(30)への電源供給が
停止されるべく制御され、ロッキングプレート(3)は、
ドア(A)が開けられるまで解除位置に保持される。この
状態でドア(A)が開くと、駆動手段(30)が作動位置から
中立位置に復帰移動し、それに伴いロッキングプレート
(3)が解除位置から係合位置に向けて移動して中立位置
に移動すると、中立検知スイッチ26が中立位置を検知し
て、駆動手段(30)への電源供給が停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア開扉操作手段の操
作により、電気的にドアロックの噛み合いを解除し得る
駆動手段を備えた自動車用ドアロックの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上述のような従来の装置は、ストライカ
と係脱可能なラッチ及びラッチに係脱可能なロッキング
プレートから構成させる噛合機構を備えたドアロック
と、ドアロックのロッキングプレートに連結されたラッ
チ解除用のアクチュエータと、ドアを開扉するとき操作
するドア開扉操作手段と、ドアを施錠又は解錠するとき
操作する施錠、解錠用スイッチと、施錠、解錠用スイッ
チの操作に応じて、ドア開扉操作手段の操作を無効にす
る施錠状態と、ドア開扉操作手段の操作を有効にする解
錠状態のいずれかを記憶する制御部とを備えて、制御部
が解錠状態にあるとき、ドア開扉操作手段の操作によ
り、バッテリーの電源をアクチュエータに供給制御し
て、アクチュエータを解除作動させて、ドアを開くこと
がことができるようになっている。(例えば、特開昭60
-148974号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の装置は、ドア開扉操作手段の操作により、
ドアロックの噛合機構とストライカとの噛合を解除する
場合、その解除作動が確実におこなわれるようにするた
め、ドア開扉操作手段が操作されている間は、アクチュ
エータに電源を供給して解除状態に保持するようにする
か、または、ドア開扉操作手段が操作された後、所定時
間、アクチュエータに電源供給されるようなタイマーを
設けて、所定時間、アクチュエータを解除状態に保持す
るような手段を講じる必要がある。しかし、何れにして
も、噛合機構を解除状態に保持するためには、アクチュ
エータに電源供給をし続けなければならないため、解除
状態が保持時間が長くなると、アクチュエータの焼き付
きを招いて、故障発生の原因を招く虞がある。本発明
は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、ド
アロックの解除操作を確実にし、しかも、駆動手段の故
障発生を防止した自動車用ドアロックの制御装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の装置は、ストライカと係脱可能なラッチ及
びラッチに係脱し係合位置及び解除位置に移動可能なロ
ッキングプレートからなる噛合機構を備えたドアロック
と、ドアロックのロッキングプレートに連結され、ドア
開扉操作手段の操作による解除信号の出力に基づいて、
電気的に噛合機構を解除作動させる駆動手段とを備えた
自動車用ドアロックの制御装置において、駆動手段にロ
ッキングプレートの係合位置及び解除位置に対応する中
立位置及び作動位置を検知可能な中立検知スイッチ及び
作動検知スイッチを設け、中立位置検出スイッチが中立
位置を検出しているとき、ドア開扉操作手段の操作によ
り駆動手段を作動位置に移動させて、作動検知スイッチ
が作動位置を検出したとき、駆動手段の電源供給を停止
してロッキングプレートを解除位置に停止させ、さら
に、ドアが開いたとき、駆動手段を逆転させて中立位置
検出スイッチが中立位置を検出したとき、駆動手段への
電源供給を停止させる制御部を設けたことを特徴として
いる。
【0005】
【作用】ドア開扉操作手段が作動すると、駆動手段が中
立位置から作動位置に移動して、ドアロックのロッキン
グプレートが解除位置に移動する。作動検知スイッチ
が、ロッキングプレートの解除位置に対応する作動位置
を検知すると、駆動手段への電源供給が停止されるべく
制御され、ロッキングプレートは、ドアが開けられるま
で解除位置に保持される。この状態でドアが開くと、駆
動手段が作動位置から中立位置に復帰移動し、それに伴
いロッキングプレートが解除位置から係合位置に向けて
移動して、駆動手段が中立位置に移動すると、中立検知
スイッチが中立位置を検知して、駆動手段への電源供給
が停止される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付図面に基づ
いて説明する。(1)は、自動車のドア(A)に固着され、
車体側に固着されたストライカ(1b)と係脱可能なドアロ
ック、(20)は、正逆回転可能なモータによりドアロック
(1)とストライカ(1b)との係合を解除作動させる駆動手
段をなすアクチュエータ、(30)は、ドアロック(1)に連
結されたクロージャーで、ドア(A)の閉力を軽減するた
め、ドア(A)がハーフラッチ状態になると駆動して、ド
ア(A)をシール反力に抗して強制的にフルラッチ状態ま
で移動させ得るようになっている。
【0007】ドアロック(1)の箱状のボディ本体(1a)
の内部には、図5に示すように、車体側に固着されたス
トライカ(1b)と係脱可能なラッチ(2)と、ラッチ(2)に
係脱して、係合位置及び解除位置に移動可能なロッキン
グプレート(3)が設けられ、ドア(A)の閉止動作時に、
ラッチ(2)の係合溝(2a)にボディ本体(1a)内に相対的
に進入してくるストライカ(1b)が係合することによりド
ア(A)を閉止状態に保持するとともに、ドア(A)の開放
動作時にラッチ(2)の係合溝(2a)からストライカ(1b)
が離脱することにより、ドア(A)を開閉し得るようにな
っている。
【0008】ラッチ(2)は、ボディ本体(1a)にラッチ
軸(4)により枢着され、係合溝(2a)が、ストライカ(1
b)の進入方向を向いてストライカ(1b)の相対的な進入を
待機する図6に示すオープン位置と、係合溝(2a)にス
トライカ(1b)が辛うじて係合し、かつロッキングプレー
ト(3)の爪部(3a)がラッチ(2)のハーフラッチ係合部
(2b)に係合した図7に示すハーフラッチ位置と、スト
ライカ(1b)が係合溝(2a)の奥部まで完全に係合し、か
つロッキングプレート(3)がフルラッチ係合部(2c)に
係合してオープン位置方向への回動を阻止して、ドア
(A)を閉鎖位置に保持する図5に示すフルラッチ位置と
に回動することができる。
【0009】また、ボディ本体(1a)の内部には、第
1、2クローズレバー(5)(6)が軸(5a)上によりそれ
ぞれ独立して回動可能に枢着されている。第1クローズ
レバー(5)は、リンク(8)を介してラッチ(2)の連結部
(2d)に連結されてラッチ(2)に連動し、また、第2ク
ローズレバー(6)の当接部(6a)は、ボディ本体(1a)の
側面に軸(7a)により枢着された図11に示す第3クロー
ズレバー(7)の一端に形成された押動部(7b)に当接可
能に設けられている。第3クローズレバー(7)は、他端
に形成された連結部(7c)がワイヤー(30a)を介してモー
タ(30b)駆動により作動可能なクロージャー(30)に連結
され、不作動位置から矢示方向に回動した作動位置との
間を往復運動することができる。
【0010】(9)は、ボディ本体(1a)に固定されたハ
ーフラッチ検知スイッチで、第1クローズレバー(5)の
カム部(5b)に当接して、ラッチ(2)がハーフラッチ位
置とフルラッチ位置との範囲にあるときオン動作して、
ドアロック(1)におけるラッチ(2)のハーフラッチ位置
を検知し、また、ドアロック(1)がオープン位置からハ
ーフラッチ位置になったとき、それを検知して、クロー
ジャー(30)に駆動指令を出力してラッチ(1)をフルラッ
チ位置に強制的に移動させる。なお、クロージャー(30)
については、本発明の要旨に直接関係しないので、詳細
な説明は省略する。
【0011】アクチュエータ(20)は、図3に示すよう
に、ケース(20a)内に収納された正逆回転可能なモータ
(21)と、ケース(20a)内に軸(22)により枢着され、かつ
モータ(21)の回転軸に設けられたウォーム(21a)に噛合
して正逆回転可能な減速機構をなす回転体(23)と、基端
部がケース(20a)に軸(24)により枢着され、ロッキング
プレート(3)の係合位置に対応する中立位置と、同じく
解除位置に対応する作動位置との間を移動可能な作動レ
バー(25)と、回転体(23)とケース(2a)の間に設けら
れ、作動レバー(25)の中立位置を検出する中立検知スイ
ッチ(26)と、作動レバー(25)の作動位置を検出する作動
検知スイッチ(27)とを備えている。
【0012】中立検知スイッチ(26)は、作動レバー(25)
が中立位置にあるとき、作動レバー(25)の側面に固着さ
れた可動接点(28)によって、ケース(20a)に貼設された
アース接点板(29)と導通することによりオンして、作動
レバー(26)の中立位置を検出し、作動検知スイッチ(27)
は、作動レバー(25)が図4に示す作動位置に移動したと
き、可動接点(28)によってアース接点板(29)と導通する
ことによりオンして、作動レバー(25)の作動位置を検出
する。
【0013】作動レバー(25)の回転体(23)に相対する面
側には、回転体(23)に突設された突起部(23a)が係合す
る係合溝(25a)が形成され、回転体(23)が正転(図3にお
いて時計方向)又は逆転(図3において反時計方向)する
ことにより、突起部(23a)が係合溝(25a)に係合移動し
て、作動レバー(25)を中立位置と作動位置とに移動させ
る。(25b)は、ケース(20a)から突出して作動レバー(25)
と一体的に移動して、作動レバー(25)と同じく中立位置
と解除位置とに移動する解除レバーで、作動位置への移
動により、ロッキングプレート(3)の突起部(3b)に当
接して、ロッキングプレート(3)を図5に想像線で示す
解除位置に押動して、ロッキングプレート(3)の爪部
(3a)をラッチ(2)の係合から外すべく解除作動させ、
ラッチ(2)とストライカ(1b)との係合を外して、ドア
(A)の開扉を行うことができる。
【0014】図8及び図9に示す(11)は、ドア(A)のア
ウターパネル(A1)に設けられた車外のドア開扉操作手
段をなすアウトサイドハンドルで、エスカッション(11
a)に所定量回動可能に枢着され、その端部(11b)には、
アウトサイドハンドル(11)が矢示方向に回動操作された
ことを検出するアウトサイドスイッチ(12)の検知レバー
(12a)に連結されている。図10に示す(13)は、ドア(A)
の車内側のパネル(A2)に配設された車内側のドア開扉
操作手段をなすインサイドハンドルで、パネル(A2)に
所定量回動可能に枢着され、その端部には、インサイド
ハンドル(13)の操作を検出する図1に示すインサイドス
イッチ(14)に連結されている。
【0015】(15)は、ドア(A)の車内側に設けられた施
解錠操作スイッチ(施解錠操作手段)で、タッチ操作で施
錠操作及び解錠操作が可能であり、施錠操作により施解
錠操作スイッチ(15)の施錠スイッチ(15a)がオンする
と、その施錠信号を図1に示すメイン制御部(CPU)(4
0)の入力ポートに入力し、また、解錠操作により解錠ス
イッ(15b)がオンすると、解錠信号をメイン制御部(40)
の入力ポートに入力して、施錠または解錠操作により、
各操作に応じた識別色が発光するダイオードが組み込ま
れている。
【0016】図1に示すメイン制御部(40)は、施解錠操
作スイッチ(15)の施錠スイッチ(15a)がオンすると、そ
の操作を記憶して施錠状態を記憶するとともに、施錠状
態のとき、解錠スイッチ(15b)がオンすると、施錠状態
をリセットして解錠状態を記憶する施解錠記憶回路(41)
を有している。施解錠記憶回路(41)は、解錠状態を記憶
しているときは、アウトサイドハンドル(11)またはイン
サイドハンドル(13)が操作されて、アウトサイドスイッ
チ(12)またはインサイドスイッチ(14)がオンすることに
より、メイン制御部(40)の出力ポートからハイレベルの
出力信号を出力して負荷制御部(16)をオン状態にし、ア
クチュエータ(20)のモータ(21)に電源供給して、モータ
(21)を正転制御してドア(A)の開扉操作を可能に制御す
る。
【0017】アクチュエータ(20)のモータ(21)に正転制
御させるべく電源が供給されると、解除レバー(25b)が
作動レバー(25)とともに中立位置から作動位置に移動し
て、ドアロック(1)のロッキングプレート(3)をスプリ
ング(3c)の付勢力に抗して係合位置から解除位置に移
動させる。作動レバー(25)が解除レバー(25b)とともに
作動位置に移動すると、可動接点(28)がアース接点板(2
9)を摺接しながら移動して、中立検知スイッチ(26)から
離れて作動検知スイッチ(27)に接触し、中立検知スイッ
チ(26)がオンからオフに切り替わるとともに、作動検知
スイッチ(27)がオフからオンに切り替わって、解除レバ
ー(25b)の作動位置を検出する。すると、アクチュエー
タ(20)のモータ(21)への電源供給が停止され、その状態
で、解除レバー(25b)は、作動位置に保持され、これに
より、ロッキングプレー(3)がラッチ(2)から離脱した
解除位置に保持される。
【0018】ドア(A)の開扉動作に連動して、ラッチ
(2)がストライカ(1b)から離脱して、フルラッチ位置
からハーフラッチ位置を越えたオープン位置方向に移動
すると、ハーフラッチ検知スイッチ(9)がオープン位置
を検出してオン状態になり、アクチュエータ(20)のモー
タ(21)に逆転させるべく電源供給され、解除レバー(25
b)及び作動レバー(25)は、作動位置から中立位置に復帰
して、中立検知スイッチ(26)がオンすると、モータ(21)
への電源供給が停止され、中立位置に停止する。
【0019】また、施解錠記憶回路(41)が施錠状態を記
憶しているときは、アウトサイドハンドル(11)またはイ
ンサイドハンドル(13)が操作されて、アウトサイドスイ
ッチ(12)またはインサイドスイッチ(14)がオンしても、
アクチュエータ(20)のモータ(21)への電源供給を不能に
して、ドア(A)の開扉操作を無効に制御する。(17)は、
自動車に搭載されたバッテリー、(18)は、メイン制御部
(40)に所定の電圧の電源を供給する電圧変換部である。
【0020】次に、図2に示すタイムチャートをも参照
して、上記実施例の作用について説明する。ドア(A)が
閉じた状態においては、ラッチ(2)が図5に示すフルラ
ッチ位置にあってハーフラッチ検知スイッチ(9)がオフ
状態にあるとともに、解除レバー(25b)が図3に示す中
立位置にあって中立検知スイッチ(26)がオンで、作動検
知スイッチ(27)がオフ状態にある。この状態で、施解錠
記憶回路(41)が解錠状態を記憶していれば、アウトサイ
ドハンドル(11)又はインサイドハンドル(13)を操作し
て、アウトサイドスイッチ(12)またはインサイドスイッ
チ(14)がオンすると、所定時間遅延されてアクチュエー
タ(20)のモータ(21)に正転方向の電源(17)が供給され、
解除レバー(25b)が中立位置から図4に示す作動位置に
移動する。この解除レバー(25b)の作動位置への移動に
より、可動接点(28)が中立検知スイッチ(26)から離れ
て、中立検知スイッチ(26)がオフになるとともに、作動
検知スイッチ(27)がオン状態に切り替わって作動位置へ
の移動を検知する。また、解除レバー(25b)の作動位置
への移動により、ロッキングプレート(3)が係合位置か
らラッチ(2)から離脱して解除位置に移動する。
【0021】解除レバー(25b)及びロッキングプレート
(3)が作動位置及び解除位置に移動して、作動検知スイ
ッチ(27)が、解除レバー(25b)の作動位置を検知する
と、アクチュエータ(20)のモータ(21)への電源供給が停
止されるべく制御され、解除レバー(25b)は、作動位置
に停止するとともに、ロッキングプレート(3)は、ドア
(A)が開けられるまで、解除レバー(25b)を介して解除
位置に保持される。この状態にあっては、モータ(21)に
電源が供給されていないので、ドア(A)の開扉動作が異
常に長くなっても、モータ(21)が焼き付いて損傷するこ
とがない。
【0022】この状態でドア(A)を開けると、ドア(A)
の開扉動作に連動して、ストライカ(1b)がラッチ(2)
の係合溝(2a)から離脱して、ラッチ(2)が図6に示す
オープン位置方向に移動することにより、ハーフラッチ
検知スイッチ(9)がラッチ(2)のオープン位置への移動
を検知し、今度は、アクチュエータ(20)のモータ(21)に
逆転させべく電源(17)が供給制御されて、解除レバー(2
5b)が作動位置から中立位置に復帰移動する。それに伴
いロッキングプレート(3)が解除位置から係合位置に向
けて移動して、解除レバー(25b)が中立位置に移動する
と、可動接点(28)が中立検知スイッチ(26)に接触して、
中立検知スイッチ(26)が作動レバー(25)の中立位置を検
知して、アクチュエータ(20)のモータ(21)への電源供給
が停止され、作動レバー(25)及び解除レバー(25b)が中
立位置に停止する。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明にあっては、ドア
開扉操作時に、駆動手段を作動位置に作動させた後、駆
動手段への電源供給を停止させた状態で、ロッキングプ
レートを解除状態に保持するものであるから、ドア開扉
操作を確実に行うことができ、また、解除状態の保持時
間が異常に長くなった場合でも、駆動手段の焼き付き等
による損傷を防止することができ、品質向上が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御回路図である。
【図2】中立検知スイッチ及び作動検知スイッチ並びに
駆動手段との関係を示すタイムチャートである。
【図3】カバーを外した状態の駆動手段の正面図であ
る。
【図4】中立検知スイッチ及び作動検知スイッチの正面
図である。
【図5】カバーを外したフルラッチ状態にあるドアロッ
クの正面図である。
【図6】オープン状態にあるドアロックの要部の作動説
明図である。
【図7】ハーフラッチ状態にあるドアロックの要部の作
動説明図である。
【図8】車外から視たドアの概略側面図である。
【図9】図8におけるC−C線断面図である。
【図10】車内から視たドアの概略側面図である。
【図11】ドアロックの概略図である。
【符号の説明】
(1)ドアロック (1b)ストライカ (2)ラッチ (3)ロッキングプ
レート (9)ハーフラッチ検知スイッチ (11)(13)ドア開扉
操作手段 (15)施解錠操作スイッチ (20)アクチュエー
タ(駆動手段) (21)モータ (23)回転体 (25)作動レバー (25b)解除レバー (26)中立検知スイッチ (27)作動検知スイ
ッチ (28)可動接点 (29)アース接点板 (30)クロージャー (40)メイン制御部 (41)施解錠記憶回路 (A)ドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 二三雄 横浜市磯子区丸山一丁目14番7号 株式会 社大井製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライカと係脱可能なラッチ及びラッ
    チに係脱し係合位置及び解除位置に移動可能なロッキン
    グプレートからなる噛合機構を備えたドアロックと、ド
    アロックのロッキングプレートに連結され、ドア開扉操
    作手段の操作による解除信号の出力に基づいて、電気的
    に噛合機構を解除作動させる駆動手段とを備えた自動車
    用ドアロックの制御装置において、駆動手段にロッキン
    グプレートの係合位置及び解除位置に対応する中立位置
    及び作動位置を検知可能な中立検知スイッチ及び作動検
    知スイッチを設け、中立位置検出スイッチが中立位置を
    検出しているとき、ドア開扉操作手段の操作により駆動
    手段を作動位置に移動させて、作動検知スイッチが作動
    位置を検出したとき、駆動手段の電源供給を停止してロ
    ッキングプレートを解除位置に停止させ、さらに、ドア
    が開いたとき、駆動手段を逆転させて中立位置検出スイ
    ッチが中立位置を検出したとき、駆動手段への電源供給
    を停止させる制御部を設けたことを特徴とする自動車用
    ドアロックの制御装置。
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