JPH0616656Y2 - 打込機の連結止具収納給送装置 - Google Patents

打込機の連結止具収納給送装置

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JPH0616656Y2
JPH0616656Y2 JP1988160640U JP16064088U JPH0616656Y2 JP H0616656 Y2 JPH0616656 Y2 JP H0616656Y2 JP 1988160640 U JP1988160640 U JP 1988160640U JP 16064088 U JP16064088 U JP 16064088U JP H0616656 Y2 JPH0616656 Y2 JP H0616656Y2
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stopper
magazine
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JP1988160640U
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彰 宇野
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は釘、ステープル等の止具を打込む打込機におい
て、止具を軸線に対し平行に直線状に連結した長尺状連
結止具を収納すると共に該収納された連結止具を射出口
内に送る打込機の連結止具収納給送装置に関するもので
ある。
〔考案の背景〕
第10図、第11図は従来の長尺状連結止具用のマガジ
ンを有する打込機の例を示すものである。連結止具4を
マガジン2内に装填する動作及び止具の送り動作を説明
する。まず図示しない送りバネによって常に前方に付勢
されているネイルフィーダ3を後方に引き、フィーダロ
ック6で固定し、次に連結止具4をマガジン2の上方開
口溝5からマガジン2内に装填し、その後ネイルフィー
ダ3をフィーダロック6から外し、ネイルフィーダ3で
連結止具4を止具打出部7に送る。
また第12図、第13図は従来の打込機の他の例を示す
ものである。まずマガジン2後方の後方開口部6から連
結止具4をマガジン2内に差し込み、次に送りバネによ
って常に前方に付勢されているネイルフィーダ3を後方
に引いて既に装填してある連結止具4の後方まで移動さ
せ、連結止具4の後端にネイルフィーダ3に引掛け、連
結止具4を止具打出部7に送る。
上記のように従来の打込機は、連結止具4をガイドする
溝を有したマガジン2内に連結止具4を装填し、常に送
りバネで前方に付勢されたネイルフィーダ3で連結止具
4を止具打出部7に送る構造であるため、連結止具4の
装填のたびにネイルフィーダ3を後方に移動させる必要
があり、連結止具4の装填に時間がかかる欠点があっ
た。また常に送りバネで前方に連結止具4を付勢してい
るため、最前列の止具が打出されると次の止具が自動的
に止具打出し部に給送されるため、1本の止具を多数回
の打込打撃で打込む多数回打撃打込機には採用できない
という欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、こ
の種の打込機の連結止具の装填操作を簡便にするとこと
及び1本の止具を多数回の打撃で打込む多数回打撃式の
打込機にも採用可能な連結止具収納給送装置を提供する
ことである。
〔考案の概要〕
本考案は、打込機の止具打出し部付近に、圧縮空気で往
復動し止具を1本づつ射出口内に給送する止具送り手段
を設け、更に止具送り手段の後方に連結止具をガイドす
る案内面と、後方に開口した止具差込口を有した案内溝
を有したマガジンを設ければ、マガジンの止具差込口か
ら連結止具を差し込むだけで連結止具の装填ができるこ
とに着目し、止具送り手段、マガジンの構造を工夫した
ものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を実施例図面を参照して具体的に説明する。
第1図は本考案装置を採用した打込機の全体構成を示
し、第2図〜第4図は夫々第1図のAA線、BB線、C
C線断面を示す。第5図、第6図は本実施例において使
用される連結止具4を示す。連結止具4は、周知の如
く、例えばプラスチックから形成されるシート状の連結
部材31及び該連結部材31に保持される多数の止具3
0から構成される。連結部材31は、止具30の軸線と
平行に延び、所定ピッチで設けられた送り孔を有する垂
直片及び該垂直片の上下端から直角に折り曲げられ、所
定ピッチで設けられた止具保持溝を有する水平片から構
成される。前記止具30はその軸部が止具保持溝に挿入
されて連結部材31に保持される。打込機本体1内には
図示していないピストンが設けられており、トリガ9を
操作することによりピストンが自動的に上下往復動を繰
り返し、射出口17内に供給されている止具を多数回の
打撃で打ち込む。
ノーズユニット13に設けられた前記射出口17の一側
方には開口した止具案内溝11を設けてあり、止具案内
溝11の側方には通路22からの圧縮空気の入排気によ
り往復動するフィードピストン15及び該フィードピス
トン15の先端に装着され、一部が前記止具案内溝11
内に突出されて前記連結部材31の送り孔に係合して連
結止具4を送る送り爪16等から構成される止具送り手
段が設けられており、射出口17内の止具30を打込ん
だ後、打込機本体1外かく表面に設けた止具送りバルブ
10を操作することにより、フィードピストン15が前
方に移動し、送り爪16で連結止具4を引掛け射出口1
7内に止具を送る。
またノーズユニット13の後方には前記止具案内溝11
とほぼ同一断面形状の案内溝を有するマガジン2が設け
られている。該マガジン2は、第2図〜第4図に示す如
く、打込機本体1側に位置し、連結部材31の垂直片の
ガイドとなる背板、該背板の上端から水平に延びた上板
及び前記案内溝を介して背板に対向した前板により形成
されている。これら背板、上板及び前板は本実施例にお
いては一体に形成されている。前記前板は第1図に示す
如く長手方向において2分され、反射出口側後半分の鉛
直方向長さが短くされ、射出口側前半分の鉛直方向長さ
が長くされ、その内面に止具30の軸部に接触する突出
部を有している。前記案内溝は、前記背板、上板、前板
により形成され、連結止具4の側方を案内する側方案内
面19、連結止具4の上方を案内する上方案内面20、
連結止具4の下方を案内する下方案内面21及び後方開
口部8を有している。前記背板の側方案内面19は連結
部材31の垂直片のガイドとなり、前板の反射出口側後
半分の側方案内面19は連結部材31の上方水平片のガ
イドとなり、また前板の反射出口側前半分の側方案内面
19は連結部材31の水平片上下端のガイドとなると共
に止具30の軸部に接触してガイドとなる。前記下方案
内面21は前記背板の射出口側前半部に設けられ、連結
部材31の垂直片下端をガイドする。前記射出口17の
射出口前壁18からマガジン2後端までの長さL1は、
連結止具4の長さL2とほぼ同一寸法となるように設定
されている。前記案内溝12の幅は、第3図、第4図に
示す如く、射出口側前半分で止具30の軸に接触する側
方案内面19の存在により狭く、反射出口側後半分で広
く形成されている。
前記送り爪16は、バネ25により常に止具案内溝11
側に付勢されており、マガジン2内からの連結止具4の
進入に従い、連結止具4に押されて止具案内溝11から
後退し、連結止具4の装填後、送り爪16は復動し、連
結止具4と引掛ける構造となっている。
連結止具4の装填は、マガジン2の後方に設けた後方開
口部8から連結止具4を案内溝に差し込んだ後後方から
押し込んで連結止具4の先頭止具が射出口17に入れば
連結止具4の装填は完了するが、マガジン2の前板の反
射出口側後半分の鉛直方向長さを短くしているので後方
開口部8が広くなると共に下方案内面21がなく、案内
溝12の幅が上記した如く広く形成されているので連結
止具4の装填が非常に容易になる。また案内溝12の幅
が射出口側前半分で狭く形成されているので、連結止具
4を確実に給送できるようになる。更に射出口前壁18
からマガジン後端23までの長さL1を連結止具長さL
2とほぼ同寸法としてあるため、連結止具4を後方開口
部8から案内溝に押し込む際、連結止具4の後端を押し
込む手がマガジン後端23に当たるまで押し込めば連結
止具4の装填が完了するため装填操作が更に容易になる
等の効果を奏し得る。
第7図〜第9図は本考案の他の実施例を示すもので、連
結止具4は、第9図に示す如く、いわゆる針金連結部
材、チップレス連結部材またはプラスチック連結部材と
よばれる従来周知の連結部材31によって軸部が連結さ
れ、給送方向に対して所定角度傾斜している。この実施
例における下方案内面21は第8図に示す如く止具30
の頭部の底をガイドし、また側方案内面19は止具30
の軸部をガイドするようになる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、連結止具の装填は、マガジン後方に設
けた後方開口部から連結止具を差し込むだけで完了する
ため、連結止具の装填操作が容易になる。また圧縮空気
の入排気で往復動する止具送り手段で止具を1本ずつ射
出口に送る構造であるため、止具送り手段への圧縮空気
の供給を本体外かく表面に設けた止具送りバルブの操作
で行う構造を採れば、多数回打撃式の打込機にも採用可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は本考案装置を採用した打込機の全体構成を示す側面
図、第2図は第1図のAA線断面図、第3図は第1図の
BB線断面図、第4図は第1図のCC線断面図、第5図
は第1図において使用される連結止具の一例を示す側面
図、第6図は第5図のDD線断面図、第7図は本考案装
置を採用した打込機の他の実施例を示す側面図、第8図
は第7図のEE線断面図、第9図は第7図において使用
される連結止具の一例を示す側面図、第10図は従来装
置を採用した打込機の一例を示す斜視図、第11図は第
10図における装填例を示す斜視図、第12図は従来装
置を採用した打込機の他の例であって、装填例を示す側
面図、第13図は第12図の装填後を示す側面図であ
る。 図において、1は打込機本体、2はマガジン、4は連結
止具、8は後方開口部、11、12は止具案内溝、12
は案内溝、14は止具送り手段、15はフィードピスト
ン、16は送り爪、17は射出口、19は側方案内面、
20は上方案内面、21は下方案内面である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の止具を軸線に対し平行に直線状に連
    結部材によって連結した長尺状連結止具を収納するマガ
    ジンと、前記連結止具の先頭止具を射出口内に給送し、
    圧縮空気を動力源として打込機本体内のピストンを往復
    動させて射出口内の止具を打込む打込機において、 前記射出口の一側方に開口し、止具の送り通路を形成す
    る止具案内溝、圧縮空気の入排気に従って往復動するフ
    イードピストン及び該フィードピストンの先端に装着さ
    れ、前記止具案内溝に沿って止具を射出口側に給送する
    送り爪から構成される止具送り手段と、該止具送り手段
    の反射出口側に設けられ、前記止具案内溝に連通する案
    内溝を有すると共に連結止具と平行に反射出口側に延び
    たマガジンとを備え、該マガジンを、打込機本体側に位
    置し、止具の軸方向及び連結止具の並び方向と平行に伸
    びた背板、該背板の上端から水平に延びた上板及び前記
    案内溝を介して背板に対向した前板により形成し、該前
    板を長手方向に2分し、反射出口側後半分の鉛直方向長
    さを短くし、射出口側前半分の鉛直方向長さを長くする
    と共に前記案内溝の幅を射出口側前半分で狭くし、反射
    出口側後半分で広くし、射出口からマガジン後端までの
    長さを連結止具の長さとほぼ同じとなるようにしたこと
    を特徴とする打込機の連結止具収納給送装置。
  2. 【請求項2】前記連結部材を、止具の軸線と平行に延
    び、所定ピッチで設けられた送り孔を有する垂直片及び
    該垂直片上下端から直角に折り曲げられ、所定ピッチで
    設けられた止具保持溝を有する水平片から構成されるシ
    ート状連結部材とすると共に前記止具保持溝に止具の軸
    部を挿入して止具を保持し、前記マガジン前板の射出口
    側前半分の内壁に止具の軸部と接触してガイドとなる側
    方案内面を設けて前記案内溝の幅を狭くし、更に該側方
    案内面に対向する前記マガジンの背板の射出口側前半分
    の内壁に前記連結部材の垂直片下端をガイドする下方案
    内面を設けたことを特徴とする請求項1記載の打込機の
    連結止具収納給送装置。
JP1988160640U 1988-12-09 1988-12-09 打込機の連結止具収納給送装置 Expired - Lifetime JPH0616656Y2 (ja)

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JPH0282483U JPH0282483U (ja) 1990-06-26
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